2009年02月19日
ヴィカシュ・ドラソー独占インタビュー
「変化を夢見るドラソー」(from FIFA.com)
Vikash Dhorasoo
Birth Place: Harfleur, France
Birth Date: 10/10/1973 (Age35)
Nationality: France
Height: 168cm
Weight: 63kg
Role: Midfielder
Year of Retired: 2008 (Livorno, Italy)
National Career: 18caps, 1goal (1999~2006)
引退した選手へのインタビューを始めて扱いました。僕は恥ずかしながら現役時代のドラソーには「小柄で中盤ならセンター・サイドを問わずにこなせる便利な選手」という程度の認識しかありませんでした。なので最初はあまり気が進まなかったのですが、終わってみればプロサッカー選手の引退後の生活ぶりを知ることが出来る貴重な機会になりました。
FIFAや各クラブが目標を掲げてこうした振興活動に取り組んでいるというのは聞いたことがありましたが、著名な選手やOBと連携してという話はチャリティマッチぐらいしか聞いたことがない気がします。出来れば具体的な活動内容等もっと詳しい話が聞きたかったです。
代表チームを見れば一目瞭然なように移民が多く、またそこから引き起こされる様々な社会問題を抱えていることでも知られているフランス。彼のように遠く離れた土地にルーツを持つ人物はともすれば複雑な立場に置かれがちですが、だからこそ国内外にサッカーの枠を超えた絶大な影響力を発揮することがあるということが良く分かりました。
かなり次元の違う話かもしれませんが、僕はサッカーとの接点が他の都道府県に比べて少ない高知県で生まれ育ったため、少年時代に「サッカー選手になりたい」といった夢を一時でも追うことがなかったことを今になって少し残念に思うことがあります。そのためサッカー文化が根付いていない土地でこうやってサッカープロジェクトを展開していくことの必要性がすごく分かる気がします。
各クラブの幅広いスカウト網によりこれからもどんどんサッカー界での人の移動は活発化して、彼のように複数の出自を持つ選手も今まで以上に多くなるでしょう。それに伴いこうした振興活動も活発に行われることを願って止みません。
posted by willsfield |12:22 |
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2009年02月18日
ファン・セバスティアン・ヴェロン独占インタビュー
「私は私の歴史を築いてきた」(from FIFA.com)
Juan Sebastián Verón
Birth Place: La Plata, Argentina
Birth Date: 09/03/1975 (Age33)
Nationality: Argentina
Height: 186cm
Weight: 80kg
Role: Central Midfielder
Number: 11
National Career: 60caps, 9goals (1996~)
今回はファンから届いた質問をそのまま選手にぶつけるという変わった形でのインタビューです。南米出身の選手に限らず現役の最後は自分の地元のクラブでプレーしたいという選手は多いものの、ヴェロンが地元への帰還を決めた時は、「まだトップレベルで十分やれるはずなのに残念だな」と少し悲しい思いをしたことを覚えています。数年後何気なく見たアルゼンチン代表の試合で中盤で攻撃のタクトを振るう彼を見かけた時は思わず嬉しくなりました。
ヴェロンといえば僕がまだサッカーを見始めたばかりのころ、スキンヘッドに髭を蓄えた強面の選手が華麗なパスを繰り出す姿を見て、「見た目とプレースタイルのギャップが激しすぎだろ!」と突っ込んでしまった程特徴的な外見をしています。ピッチの上でも容易に見つけることが出来ますね。そんなギャップに惹かれた人も多いのではないでしょうか?世代交代の波が押し寄せているアルゼンチン代表で若手に負けないインパクトのあるプレーを見せてくれることを期待します。
posted by willsfield |18:30 |
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2009年02月08日
ミシェル・プラティニUEFA会長、オーナー資産の経営転用規制を示唆
~マンC問題や外資の参入について今一度考える~
ANALYSIS
豊富な資金力を持つクラブが現れることで引き起こされる影響の連鎖
・ 本来チーム補強は収入の中から補強費を捻出してクラブの収支の範囲内で行うべき。
↓
・ 豊富な資金力を誇る人物がオーナーに就任。資産をチーム強化費に転用。
↓
・ 豊富な資金を得たチームは移籍市場でより高額で能力の高い選手を狙い始める。さらに希望の選手を獲得するために市場価格より上積みしたオファーを提示。
(有力選手の市場価格の高騰)
↓
・ より高額で選手を買い取ってもらったチームの財政は潤う。
(中小クラブの場合一般的に市場でのターゲットがビッグクラブと重複しないため、選手を高く売っても新しく狙う選手の市場価格は適正。市場で有利に振舞える。選手を売った資金を元手に第2集団、第3集団の中で優位を築けるという一定のメリットが存在。)
(ライバルのビッグクラブは選手をより高額で売っても、移籍市場でのターゲットが重複し市場価格も高騰する場合が多いためメリットは限られる。また人材には限界があるため、スター選手を引き抜かれれば同じレベルの後釜が見つからない場合も。)
↓
・ ライバルチームが資金力豊富なチームに対抗するためにはさらなる資金が必要。
(借金、クラブの財政を圧迫)or
(より資金力のあるオーナーに身売り、オーナーの資産を注入)
・ 別のチーム強化策。他チームから若手有望株を引き抜き育成。
(若手引き抜き問題の加熱)
REACTION
このプラティニの提案に対し賛否両論の意見が寄せられたようです。まず気になったのが、イングランドの特定チームのみ話題にのぼっていることによる批判や誤解?と思われる意見や指摘です。
・ レアルがC・ロナウドに莫大な金額のオファーを出した時は何も言わなかったのに・・・
・ 特定のクラブを締め出すなどと言うのは権力の濫用である。
・ プラティニはプレミアリーグに偏見を持っている、嫌っている。
しかしここでは純粋に「クラブの収入以上の金額を選手獲得に投資するクラブの欧州カップ戦出場資格剥奪」という彼の提案する制度に関する議論をしたいので以下のような前提を設定させてもらいました。
'①クラブの収支の範囲内で経営を行わないクラブを規制するため。
②特定のクラブを締め出したり、混乱を目的とするものではない。
③導入された場合はUEFA傘下の全てのリーグ・クラブが対象。'
という前提で話を進めます。
この制度に関して意見を述べる上で2つの議論軸が存在します。
外資の参入に肯定的or否定的
プラティニの提案に賛成or反対
この2つの議論軸に沿って意見を3つに分類すると以下のようになりました。
外資の参入に肯定的
・ サッカーがお金を中心に回っているのは紛れも無い事実。自由市場。
・ 今のマンチェスター・シティが辿っているのは多くのビッグクラブがかつて辿ったのと同じ道。
・ もはや外資を巡る駆け引きもサッカーの一部であり切り離すことは出来ない。
・ オーナーの資産を投入することで中小規模のクラブが成り上がれる可能性があるから。
外資の参入に否定的で提案に賛成
・ 金満オーナーによるクラブの私物化には我慢ならない。是非規制して欲しい。
・ 資金力の均衡があってこそ戦力の均衡が図れる。
・ このまま借金によるチーム強化を続ければ破産するクラブが出てくる。
・ 移籍金の高騰を防ぐことで中小チームにも有力選手獲得のチャンスが広がる。
外資の参入に否定的で提案に反対 または別の提案
・ 本当に規制されるべきなのはより資金力のあるオーナーを求めるクラブの身売り。
・ サラリーキャップ(年棒総額の上限)を設けるべき。
・ ブランド力や知名度でそもそもクラブ毎の収入が異なるので戦力均衡には繋がらない。
*「外資の参入自体を否定するわけでは無いが、今回のシティの件は資産の桁が違い過ぎてパワーバランスを破壊するため規制の必要がある」という意見は特定のチームを締め出すことになるためここでは除外。
IMPRESSION
マンチェスター・シティのカカへのオファーは衝撃的でしたね。近年多くの外資がプレミアリーグに参入してきましたが、シティのオーナーの資金力は想定外で桁違いです。このまま規制が敷かれなければ、他のチームに資金力で対抗出来るオーナーが現れない限り遅かれ早かれ優秀な選手がシティへ一極集中する可能性が高いでしょうね。(カカの移籍にはシティが実際にプレミアリーグの上位進出、チャンピオンズリーグでの活躍が可能なのかというのが一番のネックだったようなので、結果が出せればビッグネーム獲得の可能性も十分あると思います)
リバプールも外資の導入こそしていますが、選手の市場価格高騰に乗っかって借金をしての選手補強を行い返済に追われている状況です。また返済に追われるたびに中東のリッチマンによる買収が取りざたされます。
やはり僕はこういった不健全なクラブ経営から脱却するためにはプラティニの提案を受け入れるしかないのかなと思っています。しかしもはや収入以上の金額を選手に投資するのが当たり前になっているので、規制されるとどんな風になるのかなかなか想像が出来ず、不安もあるというのが本心です。みなさんはどう感じますか?
posted by willsfield |11:15 |
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2009年02月06日
ルーカス、エバートン戦の退場を詫びる (from Goal.com)
Lucas Pezzini Leiva
Birth Place: 09/01/1987 (Age22)
Birth Date: Dourados, Brazil
Nationality: Brazil
Height: 179cm
Weight: 74kg
Role: Midfielder
Number: 21
National Career: 4caps, 0goal
Club Career: Gremio(2005~2007) - Liverpool(2007~)
この試合はハイライト動画でしか見ていないのですが、ルーカスが2枚のイエローカードを貰ったシーンはどちらも不用意かつ不必要なファウルだったように見えました。
FAカップ4回戦エバートンvsリバプール(再試合)動画
1枚目49秒付近 2枚目1分46秒付近
若くしてブラジル国内のクラブから引き抜かれ、将来を強く嘱望されるルーカス・レイバですが、みなさん現状ではどのように評価していますか?リバプールファンの方もそうではない方も率直な聞かせて下さい!
ちなみに僕は総合力は高いものの、攻撃面で物足りなさを感じます。もっと相手ゴールを脅かすプレーをして貰いたいなぁと。あと時々淡白なプレーが気になりますね。
posted by willsfield |20:14 |
LIVERPOOL FC |
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2009年02月06日
アンドレア・ピルロ独占インタビュー
「必要なもの全てがここにある」(from FIFA.com)
Andrea Pirlo
Birth Place: Flero, Italy
Birth Day: 19/05/1979 (Age29)
Nationality: Italy
Height: 177cm
Weight: 68kg
Role: Defensive Midfielder(Regista)
Number: 21
National Career: 52caps, 7goals(2002~)
今ではレジスタの象徴のような存在のアンドレア・ピルロはトップ下のポジションからコンバートした珍しいキャリアの選手です。まず守備ありきの選手がほとんどを占める中盤底のポジションで、彼のプレースタイルは異彩を放っています。
インタビューで彼自身もあまり喋る方ではないことを語っていますが、極端に口数の少ないことでも有名な選手のようですね。僕はこのインタビューを訳しながら、ピルロは寡黙ながら自らに自信を持っている性格のような気がしました。世界のトップレベルで活躍する選手はみんなある程度自分に自信を持っているんだろうとは思いますが、インタビューではすごく謙虚で本心を窺い知ることが困難な選手が多い中、ピルロはストレートな表現のいたるところから努力に裏付けられた自信のような物が伝わってきました。
最近のピルロは近年の勤続疲労でパフォーマンスが低下傾向にあると言われていますが、彼ならまだまだやれるはず。南アフリカワールドカップではイタリアはディフェンディングチャンピオンですので例年とはまた違ったプレッシャーに晒されることが予想されますが、復帰したマルチェロ・リッピ優勝監督の下どんなパフォーマンスを披露してくれるのか今から楽しみです。
posted by willsfield |09:24 |
ヨーロッパサッカー |
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