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スパーズ 対 ロケッツ 第6戦

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スパーズ 114 ロケッツ 75

クワイ・レナードを欠き、まだまだ接戦が続くと思われたシリーズは、らしくないスパーズオフェンスの爆発により、大差での決着となった。

◉ダンカンシステム

レナードを欠くスパーズが爆発したのは何故か。それはダンカンシステムが復活したから。いうまでもなくオルドリッジはそのために連れてきた選手。

レナードがファーストチョイスになってからスパーズのオフェンスは微妙に変わった。それでもボールシェアは変わらないし大きな変化ではなかったが、プレイオフになりグリズリーズ戦になるとその違いは明確に出てしまった。ダンカンの不在を今になって感じさせる。

簡単にいえば外からの仕掛けでオフェンスが始まる。パーカーが不安定なのもジノビリが行方不明なのもミルズが活躍するのも極論言えば外の仕掛けから始まるから。

しかし、本来のスパーズはミドルレンジに位置するダンカンにボールを入れる前提からスタートするので、守る方に前後の揺さぶりを掛けてマークをズラす。ギャップを使わせたらパーカーやジノビリは活躍し出す。

奇しくもレナードの不在でオルドリッジを前面に出すこととなり、マークのズレが生まれることになり、ボールも動くが人も動くことになった。

自分にボールが集まり、周囲を動いてくれることで、オルドリッジ本人もギャップを使えるようになる。オルドリッジの本領は高い打点での正確なシュートにある。リングを背にしてのプレーも出来るけど、本来は常にシュートが狙える体勢での勝負をしたい。それが出来たことで止められなくなる。ましてやロケッツは小さいのだから。

FGを26本打って62%決めたオルドリッジ。ハーデンなら余裕の50点ペースだが、34点しか取れていない。それはフリースローが2本だから。接触しないで決めきってしまうのがオルドリッジスタイル。

レナードの不在でオルドリッジにギャップが生まれるという再現するのは非常に難しい状況だった。

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◉ミドル対3P

そんなオルドリッジによりミドルレンジの確率が非常に高くなったスパーズ。3Pとミドルが入る事の違いはミドルが入るとフェイクでペイント内シュートになる。3Pの場合はドライブでゴール下に行く。

ペイント内がスパーズ62ー18と圧倒する。でも、そもそもこのシリーズはどちらもペイント内が多いのでロケッツが少なかった試合。

その理由はスパーズのミドルが入った事。第4戦でロングリバウンドからのトランジションを利用したロケッツだったけど、スパーズのダンカンシステムに悩まされシュートを決められてしまうし、そもそもロングリバウンドが少ない。

かつギャップが出来ている&スモールラインナップによりブロックアウト出来ず、スパーズにオフェンスリバウンドを許す。ロケッツは27本のディフェンスリバウンドをとったが、それに対しスパーズは14本のオフェンスリバウンドをとっている。つまり3分の1を取られた計算。勝てるわけがない。

リバウンドも強いレナードがいなくなって増える謎。再現するのはムリ。

ロケッツの3P自体は33%なのでまぁ良くはないけど、そこまで悪くもない。トランジション出来ずに、インサイドに飛び込めなかった。

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更にスパーズにしては珍しくインサイドのカペラをファールで止める。多少得点されてもネネイいないから疲れさせる目的もあったのかもしれない。 見事にハマったその策はカペラのFG27%に繋がった。フリースローはまぁまぁ。

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