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スティーブ・カーとダントーニ 後編

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スティーブ・カーとダントーニを語る後編です。前編は管理人の評価基準を書いただけで終わってしまいましたので、主題だけなら後編だけ読んで頂ければ十分な構成で書きたいと思います。

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◉前編ハイライト

◯ウォーリアーズオフェンスの源流はダントーニシステムにあると感じた16-17シーズン

ブルズやスパーズでプレーしていたスティーブ・カーが何故あんなオフェンスを構築できたのか疑問でしたが、ダントーニの再登場によりサンズのGM時代の影響だと認識出来ました。

◯「同じシステムの中で複数の戦術を使い分ける」「複数のシステムを同居させる」それが評価したいポイント。どんなオフェンスをセットしてるかなんて重要ではない。

◯スティーブ・カーからはフィル・ジャクソンやポポビッチの影響も強く感じる。

ではやっと本題に入る後編です。

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やっとダントーニが登場します。今回はロケッツの分析ではなく、ウォーリアーズとの共通点を見出していく目的です。ロケッツ自体はカーメロ来てから考えます。

ロケッツはハーデン50点作戦があり、ウォーリアーズはミスを減らしデュラントで競り勝つ作戦など、同じシステムで違う戦術を可能にするオプションがありますが、共通する戦術、つまりダントーニの基本戦術とシステムはこんなイメージです。

「EFG%を上げて110点以上のハイスコアで上回る」

そのためにダントーニシステムが組まれています。

①守から攻への切替とワイドに開いたベリーアーリーオフェンスをシステム化し、イージーシュートを増やす。

②2PFG%を高めるために積極的な3Pでコートをワイドに使い、インサイドのスペースを構築する。

③選手間の意思共有を高めディフェンスの状況に応じた動きと的確なアシストで良いシュートシーンを作る。

大きく分けるとこんな感じです。両チームのデータをみながら触れていきます。

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①守から攻への切替とワイドに開いたベリーアーリーオフェンスをシステム化し、イージーシュートを増やす。

◉7秒オフェンス

ダントーニで有名なのは7秒オフェンスという概念です。早く攻めるわけですが、走れ走れとはちょっと異なります。

◯2秒以内のシュート割合 ロケッツ 5.2%(19位) ウォーリ 4.8%(21位)

◯2秒から6秒以内のシュート割合 ロケッツ 18.3%(3位) ウォーリ 18.5%(2位)

7秒データがないので6秒で代用です。面白いくらいに近所です。速攻が得意なチームの印象があると思いますが、ワンパス速攻やスティールからの速攻は少ない事がわかります。なお、どちらも1位は古巣サンズです。

◯チーム得点のうち速攻が占める割合 ロケッツ 14.5%(6位) ウォーリ 19.5%(1位)

ウォーリアーズは高過ぎです。6秒以内にシュートを打つ割合はロケッツの方が高いのにウォーリアーズの方が得点数で上回ります。単純な話として確率が高いためです。

3Pも非常によく打ちます。ロケッツはアーリーオフェンスの半分以上が3Pです。

◯2秒から6秒以内の3Pシュート割合 ロケッツ 9.8%(1位) ウォーリ 7.9%(2位)

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ダントーニの有名な7秒オフェンスは両チームに共通して現れる現象です。それは速攻というよりはシステムとして構築されたベリーアーリーオフェンスでした。

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「スティーブ・カーとダントーニ 後編」へのコメント

今のNBAの考え方とそのコンセプトをどのようにチームに生かすかの違いがよく分かり勉強になりました(^^)
アービングは決まりましたが、管理人さんのおっしゃるように早くカーメロ決まって欲しいですね、どんなチームになるかかなり楽しみです😊

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