バスケのデータ見ながら語ります。

U19雑感 日本代表

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U19日本の感想です。大会全般として接戦が多く、アンダー世代ならではの拙さがある中で、日本は悪くないシュート確率で十分に戦えました。

この世代は強い、これから期待出来るぞ。という考え方は同時にここからどうして行くのかも考えどころです。サッカー黄金世代はユースで準優勝しましたが、W杯ではグループリーグ抜けるのがやっとです。その時優勝したスペインはシャビを中心にフル代表の強化に繋がった上で次の世代に流れが引き継がれ世界を制しています。 タレントを育てるぞ、だけでなくスペインとは何ぞや、みたいな流れだったわけで。この大会の日本は八村がいた事だけでなく日本とは何ぞやみたいな部分を見せてくれています。それを次の世代に繋げていく事が大切です。

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◉アジア予選と比較してみる。

アジア予選では出場時間順に伊藤領、西田、三上、増田、三森、杉本、シェーファーが中心で杉本、西田、増田が平均二桁得点をとって準優勝しました。本大会では中心だった伊藤と三森がケガ等で抜け、八村、重富、榎本が加わりました。

八村の存在は大きいですが、八村抜きでもアジア予選を突破出来るチームだった事は忘れてはいけません。得点面に関してはしっかりと得点出来ていたメンバーに八村と榎本が加わった形でした。二桁取れたのは八村と西田だけですが、増田9.3点、杉本8.3点なので八村がいなければ二桁取っていたでしょう。

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◉韓国戦で見えてくるもの

前回触れましたが韓国との試合は、それまでの健闘から楽に勝てるか注目していましたが、4Q開始時には11点のビハインドがありました。それを4Qだけで30ー6と圧倒して勝ちました。

この4Qのメンバーは八村、西田、杉本、シェーファー、水野の5人でした。おそらくこのユニットが今大会のメンバーで最も強いユニットです。インサイドは待望の同時起用で韓国は手も足も出なくなりました。日本がリバウンドを取られるたびに「八村とシェーファーを同時に使え」と呟いた人は多かったでしょう。アウトサイドの3人はどこからでもシュートを狙え、ドライブで攻め立てる事も出来ます。隙のない布陣と言えるでしょう。特に重富のシュートには溜息をもらした人も多いはず。3Pを決めた水野とは攻撃力にもフィジカルにも差があります。

しかし、最強の布陣が最適の布陣とは限りません。世界でどう戦うのか、という点で最適のユニットにしたのがスターターの5人+杉本だったと思います。

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重富は水野のようなフィジカルも得点力もありませんが、安定したボール運びと広い範囲をカバーするアジリティがあります。

例えばリバウンドの場面で重富には何も期待出来ませんが、そもそもそれが水野になった所でボールが落ちてくる回数は限られますし、体格の良いカナダやイタリアのガードとの取り合いに勝てるわけでもありません。 それよりも、八村やシェーファーがいるのでゴール下は任せられるため、より広い範囲のこぼれ球を取りに行ける重富の方が適した配置です。ルーズボールの場面で遠い位置から飛び込んでくる重富の姿は多く見る事が出来ました。

同じ事は増田にもいえます。ゴール下のリバウンド争いには勝てなくても早めのヘルプやカウンターの速攻、ルーズボールへの反応はシェーファーより上です。 世界で戦うに当たってリバウンドでの多少の不利は計算にいれつつ、それ以外の部分で上回る事を視野に入れていたはずです。

水野はそれまでほとんど出番がなかったのですが、韓国戦の11分でチャンスを掴みエジプト、プエルトリコ戦でもプレータイムを得ました。活躍した事もさることながら、この3チーム相手だと「それ以外の部分」ではなく純粋に相手のガードとの戦いを制する事が出来そうだった事も関係していると思います。

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