明日の野球界を背負う逸材を求めて

香川県の有力校2016

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高松商  昨秋の神宮大会覇者。しかも、MAX141kmを誇る179㎝右腕の浦大輝が準決勝からウィルス性の腸炎で投げられなくなっての優勝は大きい。その穴を182㎝の右サイド多田宗太郎とリリーフに立った二塁手及び外野手兼任ながらMAX142kmを出した美濃晃成(170㎝・右投左打)が埋め、投手陣の層は厚くなった。美濃は50m6秒フラットと足も速い。野手では4番を打つ捕手の植田響介(180㎝・右投右打)に50m5秒9の俊足で中堅を守る安西翼(170㎝・右投左打)ら、センターラインの守りは堅いが、何よりの強みは、あきらめない姿勢と、確実につなぐバントの精度を高めたこと。県の決勝で小豆島に延長で2-1と惜敗して準Vで終わったことが身に染み、目の色が変わったという。その姿勢が持続しているようだと手強い。さらに楽しみな存在として植田の弟、理久都(177㎝・右投右打)が2年生で一塁を守り、素材は兄以上と言われる。今選抜でも延長⒒回で2-1とサヨナラ負けという惜敗で準優勝。大会中は浦が主にマウンドを守り、136kmをマーク。リリーフでは美濃が登板したのみだが、142kmを計測している。植田兄弟は兄が3割8分、弟が3割9分と高打率を残し、チームの本塁打もこの兄弟が打った2本のみだった。選抜後はちょっと緩みも出たが、5月にはほぼ本来の姿を取り戻しつつある。ただ、エースの浦だけがまだ本来の姿に戻り切っていないのが不安の種か。同じ選抜出場校の小豆島との対決となったチャレンジマッチでは多田が先発し、7-3で敗れており、投手陣は少し心配だ。それを補う投手として期待されている選抜の背番号10の174㎝右腕の大熊達也が選抜では登板機会を与えられなかったが、MAXが2kmアップし、137kmをマークするなどしてさらに成長しているのはプラス材料だ。野手陣のプラス材料は主将の米麦の弟・波留がルーキーで加わったこと。遊撃手として好守好打連発しており、このままレギュラー入りするかどうかは不明も、チームにはかなり刺激を与えている。 ※決勝で尽誠学園に5-1で敗れる。先発した大熊が小刻みに点を奪われながら、7回まで投げるがこの回は1アウトもとれずに5点を失い降板。あとを浦が2回を投げ抜いたが、打線が5安打1得点しか奪えなかった。安西が1番で2安打を放っているほか、2番に入ったサードの米麦波留が2安打しているのが希望の光か。植田兄弟も兄が4番で弟が6番でともにノーヒットだった。

小豆島  昨秋の県優勝校にして、今春の選抜の21世紀枠出場校。130km前後の球を投げる173㎝の左腕エースの長谷川大矩(左打)と受ける捕手の植松裕貴(170㎝・右投左打)のバッテリーが打っても3、4番を打ち、攻守の軸となる。選抜では同じ21世紀枠で出場の釜石に2-1で初戦敗退。長谷川はMAX129kmで120km前後の投球で被安打8の2失点で完投。選抜後は、チェレンジマッチで高松商をまたも下し、高松商キラーぶりを発揮。出場した四国大会では初戦で川之江相手にバントのミスを連発するという、らしくない姿を見せ、2-1で敗れている。

大手前高松  この数年、県では上位に入り、練習試合も甲子園の常連校と数多くこなし、戦力をアップさせてきて、この春ついに県を制した。その中心となるのは、エースで3番を打ち、MAX139kmを投げる門内快航(172㎝・右投右打)。ただ、決勝では2ケタ得点で圧勝したものの、進んだ四国大会では2試合合わせて3点しか奪えなかった。このあたりのムラを伝統の機動力を活かして、なくしていきたい。

英明  190cmの長身を誇り、コンゴ人の父の持つ山田晃という楽しみな素材を持つも、まだ体ができていないのか、一塁を守り、7番を打つ(右投右打)。将来的には投手としてマウンドにも登らせてみたいところだが、投手は181㎝右腕の藤井拓海に170㎝左腕の遠藤夢也の両2年生が軸となり、右の多田が控えとなりそう。昨秋は県3位で四国大会に進んでいるが初戦でこの2人が20安打を浴びて16失点している。ただ藤井は右腕としても右打者としてもスケールは大きく、球速は135kmに、飛距離も抜群。同チームで初めて1年生で4番を任された逸材で、すでにプロも見に来ているほど。秋季大会で打たれたのは夏の大会中に左すねを疲労骨折して故障明けだったのも大きく影響している。頭もよく学校の成績もトップを争うほどだ。この春も4強に入り、準決勝の大手前高松線では9点を奪われてしまったが、6点を返す猛攻を見せている。

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