2008年01月18日

Jリーグの究極目標 「地域活性化」

Jリーグ百年構想の具体的な活動について取り上げてきましたが、
今回はその最終目標を取り上げて、百年構想については今回で終わりにしたいと思います。
後々具体的な活動が起きた時は、速報記事のような感じで作るかもしれませんが。

Jリーグは、様々な行動を行っているというのは今まで取り上げてきたとおりですが、
どの活動もすべてこの目標のためです。
「地域活性化」

現在日本は、地方では人口の流出に悩まされています。
戻ってくるのは仕事を辞めたあとなどで、中央と地方の格差が広がっているというのは昔からいわれていることです。
そんな地方に元気を与えたい。そのためにプロスポーツはうってつけです。

プロのスポーツクラブがあることによって、地域が活性化されることは承知のことだと思います。
Jリーグ百年構想のモデルとなった欧州特にドイツでは、総合スポーツクラブを抱えている町が多くあります。
そこには、サッカーだけでなく多くのスポーツクラブがあることで、町の活性化に繋がっています。
そして、地域の人が身近にスポーツを観戦だけでなく、「する」ことによってスポーツを身近に感じて、
地域のネットワーク作りに役立っています。
そんな、欧州のスポーツクラブを通した街づくりを目指したのが百年構想です。
このような、欧州のスポーツ文化を通したスポーツ文化がJリーグ百年構想の原点であり目標です。

そして、昔の日本はご近所同士でネットワークがあり地域のつながりがありました。
プロスポーツクラブがなくても地域ごとに何か盛り上がることがありました。
今は、そういうつながりもなく地域ごとの盛り上がりは、なかなか難しくなっています。
現代社会の問題点ともいわれますが、近代的な街づくりになるにつれ、ご近所同士・人と人のつながりはだんだんとなくなっていきました。
また、最近では子供達の運動能力の低下が叫ばれています。
これは主に運動不足が原因と挙げられます。
これは、大人でもそうですし大きな社会問題となっています。

ここにプロスポーツクラブがあれば、町の中で人と人とのつながりが生まれ、スポーツクラブを通してスポーツを多くの人が観たり・することによって
運動不足の解消、地域の盛り上がり「活性化」へと繋がっていきます。

「百年構想のモデルであるドイツのスポーツ文化」と「昔の日本」がこの地域活性化という目標の背景にあります。

地域活性化は、サッカーの強化の面でも
スポーツ人口の増加→ユースを含めた下部組織の充実→トップに良い人材が来る→更なる活性化
というように良い循環が生まれていきます。
こんな地域が日本全国にできれば、日本全国でサッカーが盛り上がりサッカーの強化に大きく役立ちます。
それこそブラジルのような盛り上がりを期待できます。

サッカーは、プロチーム数を制限したりしていないので盛り上がる機会のある地域を限定しません。
全都道府県にプロチームを作れば、その盛り上がりは全国規模となり地域活性化が全国の活性化にまでつながります。

そして、↓のエントリーでも紹介した通りサッカークラブは世界と繋がってます。
サッカークラブと日本サッカーピラミッドシステム
サッカークラブはすべて繋がっている。
クラブが繋がっているということはプロスポーツのある地域が世界と繋がっているということになります。
例えば鹿島は、こういっては失礼ですが、かなり規模の小さい市です。
そうなると世界的な交流もあまりなく、知名度も低いというのが実情です。
ですがこの鹿島がJ1で優勝すると、今まで人が出て行く問題があったこの鹿島市が注目を浴びます。
それによって、多くの人が鹿島に入ってくることも予想され地域が活性化されます
これはスポーツクラブがあったからこそです。
ACLにでれば、クラブを通して鹿島という町と世界の町との交流にも繋がり、日本の中だけでなく世界との交流で活性化につながります。

このように地域活性化は、その地域を変えます。
そしてその付属的な効果もサッカーの強化も含め数多くあります。

日本の多くの地域をスポーツを通して、活性化させたい。
これがJリーグの究極の目標です。

Jリーグの究極目標「地域活性化」
これがあるからこそ、Jリーグは地域に根差したスポーツクラブを目指し
百年構想の具体的な行動へと繋がってるのです。

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posted by wert-j |21:48 | Jリーグ百年構想 | コメント(11) | トラックバック(0)
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2008年01月13日

Jリーグ百年構想 「地域に根差す」

Jリーグ百年構想=地域密着というイメージがある人がいるかもしれません。

そういうイメージがあるほど、Jリーグ百年構想は地域密着を目標としています。
その延長線上として総合スポークラブだったり、芝生化スポーツ振興地域貢献なり様々な取り組みへと繋がるわけですが

地域密着とはなんでしょうか。
「ホームタウンである地域を最優先に活動するということ」だという認識が最近のスポーツ界ではあるようです。
ですが、それはプロスポーツとして当然ですしそれこそ「基本のき」でしょう。
地域に目を向けて活動するは当然です。
その上で、どう運営をしていって地域のひとが「おらが町のスポーツチーム」とおもってもらえるようになるかがクラブとしての目標です。
少し前までは、出資をしている企業の意向を最優先にして日本のスポーツ界はうごいていました。(正確にいうといまも動いているといえるかもしれません)
これは、企業スポーツとしてのイメージが強いプロ野球界でそうみえるかもしれませんがサッカー界でもそうでした。
だから、Jリーグは地域に目を向けるという意志表示とそのクラブの運営戦略という意味で
「地域密着」を謳ったのです。

Jリーグ発足から15年が経過しました。
その間、Jリーグは厳しい低迷期を迎えた時もありました。
今は、発足当時ほどの全国的な盛り上がりはないものの平均観客動員では当時並みの水準に回復しました。

要因としては地域密着が挙げられるでしょう。
地域に目を向け活動を行ったことで、サポーターの増加に繋がったのです。
最近、Jリーグではあまり「地域密着」という言葉を使わなくなりました。
その代わり、「地域に根差す」という言葉が使われる頻度が増えています。
前述のように地域密着とは企業スポーツからの脱却を図る意味で作られた言葉です。
もはや地域密着ということばは古くなったのです。
それより上の段階、つまり地域の人々におらが町のチーム・シンボルと思われる存在となるために行う活動、「地域に根差す」が、企業スポーツからの脱却を意味する「地域密着」の更なる発展形として生まれたわけです。

地域密着は当然、問題はどれだけ地域に根差せるか。
だから私は、地域に根差すという言葉しかこのブログで今まで使いませんでした。

Jリーグ百年構想のモデルとなったドイツでは、その街のクラブは地域の代表という存在です。
つまりは町VS町の争いなわけです。(同じ街同士のチームだと街を二分した戦い)になります。
国内でおらが町のチームが一番になったら大げさにいえば、おらが町が一番強いということにもなります。
その上で、欧州CLで優勝すればおらが町・地域は欧州で最強ということにもなります。
こんな存在となる事を目標とするのが百年構想です。

ですが、「地域に根差す」ことは簡単なことではありません。
クラブから行う「地域密着」は、しがらみの問題はありますが自分達の意識で何とかなります。
ですが「地域に根差す」ということになると、地域の人々がクラブを受け入れるかにかかってきます。
最終的な目標としては「地域に同化・共生する」ことが目標となります。
これは「地域に根差す」の更なる発展形です。
そのために、総合スポーツクラブであったり・スポーツ振興地域貢献など百年構想の具体的な活動が必要となるわけです。

すべてはスポーツがもっと身近な存在となるために。

そしてJリーグには究極の目標があります。
それは、サッカーの人気向上でも、日本代表が世界を制することでも、Jリーグが世界最強リーグとなることでもありません。

その究極の目標については、また次回。


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posted by wert-j |21:00 | Jリーグ百年構想 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年01月09日

Jリーグ百年構想 「芝生でスポーツを楽しむ」

Jリーグ百年構想の理念の中で総合スポーツクラブ構想と同じく根幹となるのが
「多くの地域に芝生におおわれた広場やスポーツ施設をつくること」です。

想像してみてください。
あなたの街に芝生におおわれた広場やスポーツ施設があり、そこで地域の方が常につかって、スポーツを楽しんでいるという風景を。

この風景は実際に百年構想となったドイツに存在します。
そこで当たり前のように立派な芝生の広場や施設があり、そこで世代・性別を問わずスポーツを楽しんでいます。

このような環境を日本全国に作るのが百年構想です。
芝生の広場が多くできれば、サッカーの場合スライディングなど思い切ったプレイをしやすくなりますし、怪我予防にも繋がるでしょう。

そしてなにより、芝生の上にいるだけで体験するあの爽快感が味わえます。
それを通じて小さい頃自然の素晴らしさを体感することもできるでしょう。

そんな環境を作るために、Jリーグ・Jクラブが行った活動として最も大きな功績といえるのが
理想のクラブを探して「浦和レッズ編」のエントリーの一部で紹介しましたが
「レッズランド」の誕生です。
このレッズランドは
サッカーピッチ天然芝が3面+野球場と兼用の1面、
サッカーピッチ人工芝1面
ミニサッカー場天然芝3面
フットサル場4面
テニスコート(ハード)5面
テニスコート(クレイ)6面
そしてスポーツ施設と
初めて百年構想の理想が具現化した施設です。
詳しい内容は↓から
http://www.urawa-reds.co.jp/redsland/rl_2007shisetsu.html

それ以外に、多くの学校で芝生のグランドを増やすということもやっています。
その活動状況については↓のサイトの下をご覧ください。
http://www.j-league.or.jp/100year/lawn/

また各クラブが行う芝生に関しての取り組みの模様については、前回も紹介した百年構想サイトのホームタウンレポートのコーナーを見ると分かります。


百年構想ホームタウンレポートコーナー
http://www.j-league.or.jp/100year/report/
その中の芝生についての活動状況ニュース一覧
http://www.j-league.or.jp/100year/report/_/?c=001&n=

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posted by wert-j |23:18 | Jリーグ百年構想 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年01月08日

Jリーグ百年構想 「介護予防事業」

Jリーグ百年構想の理念のもと具体的に行っていることを取り上げます。

今回取り上げるのは、介護予防事業です。

厚生労働省と提携して行っている事業です。
以下Jリーグ百年構想サイトの地域貢献のコーナーから引用します。
http://www.j-league.or.jp/100year/contribution/
これは、昨年施行された改正介護保険法に基づく介護予防普及事業の一環で、Jクラブがスタジアムや練習場を活用した地域に密着したスポーツ教室等を実施し、シニア世代の健康増進や体力向上に寄与することを目指すものです。
 実施にあたっては、このたび厚生労働省よりJリーグに対し、「平成19年度老人保健健康増進等事業」として今年度計4700万円の補助金交付が決定しています。今年度は、Jリーグ31クラブ中、29クラブが介護予防事業を実施する予定です。(うち、25クラブが上記厚生労働省補助事業対象)。

この事業は、Jリーグ百年構想の理想に近づく大きな一歩となるもので
この活動が、浸透すれば百年構想で示されてる、地域の人がクラブのスポーツ施設を日常的に使っており「する」という部分での充実を図る欧州のような地域とクラブとの関係が構築されることとなります。
これによって、スポーツへの関心が高まる、その地域の健康増進・世代間交流に大変役立ちます。
クラブとしても、クラブのスポーツ施設を利用してもらうことによってクラブをより身近に感じることができ、スタジアムへ足へ運んでもらえるようになります。
さらに、サッカーだけでなく他スポーツをやってもらうことによって、多くのスポーツを体験してもらい、多くのスポーツに関心がいくようになります。さらにこれを通じて他スポーツ団体と情報交換を強化することもできます。

この介護予防事業は、高齢者を対象としたものでまだまだ「する」という部分の充実はなされていませんが。
この事業が、前述のように軌道に乗れば多くの人にスポーツを「して」楽しんでもらえる事業へと成長していくことでしょう。

この介護予防事業が、発表されたのが5月で、現在多くのクラブで活動が行われています。
その模様については、百年構想サイトのホームタウンレポートのコーナーでの介護予防事業のアイコンがついているニュースをクリックすれば現在の活動状況がわかります。

百年構想ホームタウンレポートコーナー
http://www.j-league.or.jp/100year/report/
その中の介護予防事業の活動状況ニュース一覧
http://www.j-league.or.jp/100year/report/_/?c=006&n=

ここを見ると具体的な内容が書かれていますので、是非見てみてください。

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posted by wert-j |23:54 | Jリーグ百年構想 | コメント(4) | トラックバック(1)
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2007年12月29日

Jリーグ2007 観客動員数順位表

今シーズンのJリーグの観客動員数の順位表です。

         J1観客動員数順位表 
総入場者数 583万8771人 平均1万9081人 (全34節 総試合数306試合)
 順位  チーム名  平均    合計      増減
 1位	浦和	46667	793347     +1094   
 2位	新潟	38276	647698     -433   
 3位	FC東京	25290	429934     +1194   
 4位	横浜FM	24039	408656     +376      
 5位	大分	19759	335896     -591   
 6位	G大阪	17439	296465     +1180
 7位	川崎	17338	294751     +2998
 8位	磐田	16359	278109     -1643
 9位	鹿島	16239	276058     +806
10位	清水	15952	271180     +1650
11位	名古屋	15585	264939     +661
12位	千葉	14149	240535     +756
13位	横浜FC	14039	238662     +8920
14位	甲府	13734	233476     +1521
15位	柏	12967	220442     +4639
16位	神戸	12460	211822     +5550
17位	大宮	11741	199602     +1507
18位	広島	11423	194199     +243

1チームのホーム試合数は17試合です。
観客動員数の減少は3クラブのみで、15クラブが増加となりました。
J1昇格組をぬいた、昨年もJ1に在籍したクラブで比較しても、15クラブ中12クラブで観客動員数が増加となりました。
これは非常にいい傾向です。
平均観客動員数も史上2位の1万9081人とJリーグバブル当時並みの平均観客動員水準となりました。
来シーズンは、札幌が入りますので観客動員数にどんな影響があるでしょうか。

Jリーグ全体の総観客動員数も859万510人と史上最高となりました。
詳しくは↓
http://www.j-league.or.jp/release/000/00002142.html


以下に「J2の観客動員数順位表」を書きます。
トップページからご覧の方は続きを読むをクリックしてください。

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posted by wert-j |21:00 | Jリーグ情報全般 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2007年12月28日

理想のクラブを探して 「浦和レッズ編」

百年構想の実現と地域に根差したスポーツクラブを目指して、現在Jリーグのクラブ中である一定の成果を上げているクラブを紹介する企画。今回で、最後となりました。
やってみると本当に大変でした。皆さんの激励のコメント、ありがとうございました。

今回取り上げるクラブは「浦和レッズ」です。

最後は、やはりこのクラブ。浦和レッズです。
浦和レッズは、今ではJリーグで一番観客が入るクラブですが、リーグ開幕初年度は、観客動員で最下位でした。

しかし、この最下位であったことが、今の爆発的な人気に繋がっています。
当時はJリーグバブルで努力をしなくてもチケットは売れたので、できるだけ収容人数の多い競技場で試合をすることがベストでした。
そうすることによって収入は上がるわけですので、わざわざ小さいスタジアムでやる必要はありません。
このとき、浦和レッズはできる限り地元での試合にこだわりました。
そのため、収容人数の少ない浦和駒場スタジアムで試合を行い、観客動員数はリーグ最下位となったのです。

このことが現在へと繋がっているわけです。
地域に根差す活動を、最重要として行い収入の確保はあとに考え、地域に愛される存在となるように努力したということです。

1999年にはJ2降格が決定。2000年はJ2でシーズンを行いました。
ここで、サポーターの絆を深められたことが今へ繋がっているのです。
(ちなみに、浦和でもJ2に落ちた時平均観客動員は落ちています)


浦和の観客動員数は、J1復帰以降、埼玉スタジアムがオープンしたのを機に右肩上がりを遂げます。
2002年だけは、平均観客動員数は2001年から約400名ほど減りましたが
埼玉スタジアムでの開催が増えるにつれ、平均観客動員数は増加。
2004年のステージ優勝した時には、3万6660人を数えるほどになりました。
そして初のリーグ優勝を達成した2006年。
Jリーグの観客動員数記録を更新し。2006年は総動員は77万4749人。
今シーズンは79万3347人。ACL・ナビスコカップを含めると100万人を突破したそうです。
平均観客動員数は4万6667人です。

とどまることを知らない浦和の勢い。
それは、収入においても表れています。
初のJリーグ王者となった2006年度は、営業収入70億円を突破。
今年度にいたっては80億円かとも言われています。
Jリーグ平均は30数億円といわれます。
そんな中以下に浦和レッズがぬきんでているかが分かると思います。
ちなみに2位はマリノスで45億円です。
さらに、監査法人デロイトが毎年発表する世界のサッカークラブの収入ベスト20の中で
20位に位置するクラブは、大体110億円規模です。
そう考えますと、30億という差は大きいですが世界のトップのクラブに近づいてきました。

要因としてはサポーターの購買意欲です。
入場料収入はもちろんですが、グッズに関しても購買意欲が高く「サポーターがクラブを強くしている」ということを最も実感するクラブです。
このサポーターに支えられ、収入を増やし強化をしてきました。
その強化によってさらにサポーターを呼び込み、それを地域に還元する。
そしてサポーターもチケットやグッズ収入などでサポートする。
こういう循環が生まれています。
とにかく、浦和レッズに関するものへの購買意欲が凄いです。
このサポーターによって支えられているのが浦和レッズです。
浦和レッズ躍進の最大の理由「サポーター」というのも頷けます。

浦和レッズは、J1復帰後着々と良い選手を獲得し、強化をしていきました。
よく、浦和レッズの他クラブの主力選手を引き抜いて強化をしていく策に批判を聞くことがありますが
地域を大事にしサポーターを増やし、サポーターがチームを強化して、地域に還元した上で、
前述のようなサポーターから得た資金によって、選手を獲得しているのですから批判には当たらないと思いますし
むしろ素晴らしいと思います。逆にこれだけサポーターから援助を受けて強化をしなかったらそれこそサポーターへの裏切りです。
努力して増やした資金で、強化をしているのですから尚更です。
他クラブは、努力をして浦和レッズを越えていけばいいだけの話です。
最初に書きましたように、浦和レッズは昔は弱小クラブでした。
そこから努力してきたのです。他のクラブができないといえないでしょう。

また、浦和レッズのサポーターは国内のアウェーに、大挙としてどんなに遠くても駆けつけます。
あまりの迫力にアウェーをホームの雰囲気に変えてしまうほどです。
今シーズンACLでも海外にも変わらず非常に多くのサポーターが駆けつけました。
浦和レッズがある限りどこへでもついていくというその熱さから、どれだけ浦和レッズが愛されているかがわかります。

以下に「百年構想の実現への取り組みと世界への挑戦」について書きます。
トップページからご覧の方は続きを読むをクリックしてください。

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posted by wert-j |18:33 | クラブの重要性 | コメント(16) | トラックバック(2)
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2007年12月21日

クラブワールドカップの魅力

今回はクラブワールドカップ関しての雑感と可能性についてです。

一番感じたのは、やはりフットボールは全世界で行われているのだということです。
どうしても日本にいますと、Jリーグと欧州サッカーそれも西欧の数カ国のリーグだけに関心が行きます。
ですが、世界は全世界規模で普及しているわけで、その分だけクラブがあるんですよね。
当たり前のことですが、この大会ができてからより一層感じています。

欧州以外のサッカーというとすぐに南米が思い浮かぶわけですが、メキシコなどの北中米、
発展著しいアフリカのサッカー、そしてアジアと。
世界には、まだまだいい選手がいるんですよね。
欧州以外にもJリーグと似た環境の外国のリーグを見ることで新たな刺激を得られますし、非常に面白いです。
ACLでも、普段ほとんど情報が入らない他国リーグを少し垣間見、アジアは広いなーと感じましたが。
CWCの場合、世界は広いとまた新たな奥深さを知れました。
欧州以外のクラブチームの実力やスタイルを知れたのは非常に興味深かったです。

実力的には欧州CLの決勝Tの方が高いかもしれませんが、CWCは多くの国のクラブが参加するのでその分スタイルが違って面白いです。
こういう新鮮な感覚が得られるというのはCWCの最大の魅力だと思います。

CWCは欧州以外の地域にとっては、本当にありがたい大会ですし欧州に挑める唯一のチャンスです。
これだけ、世界で普及しているのに西欧の数カ国だけで世界のサッカーが語られているのではもったいないです。
もちろん、そこには世界中から選手が集まっていますが、言語や環境に合わせることが苦手で外国では開花しにくい、いい選手もいます。
そのような選手にとっては自分のベストを、世界のトップレベルに自分が好きな国内のまま試せるわけでいい機会だと思います。

CWCがもっと盛り上がり、そして欧州あるいは南米の王者を他大陸が何回か準決勝で破ることがあれば、欧州以外の地域に非常に勇気を与えることになり、それこそ全世界のフットボールの発展に貢献すると思います。

もしかしたらワールドカップ以上のビッグな大会になる可能性を秘めているのかもしれません。

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posted by wert-j |22:40 | クラブワールドカップ | コメント(9) | トラックバック(0)
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2007年12月19日

クラブワールドカップ 「浦和対ミラン戦」の収穫と課題

どうもこんにちは。
前回プレビューを書いた翌々日ぐらいからインターネットがつかえない状態でした。

ですので時間的に遅いですがミラン戦を終えての総括といいますか感想です。

試合全体の感想
完全に浦和を応援してみてましたので、はらはらドキドキの展開で、いつ点が入るのか集中してみてました。
これほどTVで試合を集中してみたのはワールドカップ以来ですね。
浦和の攻め込む場面もありましたが、完全にミランペースでしたね。
カカは失点の場面も含め何回か破られましたけど、世界でもカカを試合中完全の抑えるチームはそうはいないでしょうし、よくやったと思いますね。
それよりもセードルフが素晴らしかったです。
あの運動量と攻撃センスは、ピルロも含め恐ろしいほど脅威となりました。
1-0という結果に関して皆さんはいろいろいいたいこともあるでしょうが
なるべくしてなったスコアだと思いますね。
浦和の守備は、全力を出し切ってましたし気合の入り方が尋常ではありませんでした。
それにしても、ピルロを長谷部がチェックに行って・・カカを阿部が・・というを考えるのはなんとも嬉しいことです。
ミランを相手にしているんだなあというのを改めて感じました。
試合開始のシーンは思わず泣きそうになりましたね。

収穫(浦和側から見て)
浦和の守備力は、世界に通用すると証明されたと思います。
特に啓太と闘莉王は相手を抑えていましたし彼等が既にワールドクラスの位置まできていることを示したではないでしょうか。
特に闘莉王はジラルディーノを見事に封じていました。
アテネ五輪のときはジラルディーノの圧勝でしたが
今は闘莉王がジラルディーノを越えてきたのではないかと感じました。
そしてあまり注目されませんが彼は後方からパスでチャンスを作り出す能力があります。
後方からサイドにボールをピンポイントで送るなど。
ほぼノールックで永井へパスを出しワシントンへクロスボールを送るもDFにダイビングヘッドでクリアされたシーンはその闘莉王の良さが表れたと思います。
まあ、カカに抜かれるシーンもありましたが、世界でも1度も抜かれずにカカを抑える選手はそうはいないでしょうしね。
カバーリングと空中戦とボール奪取といった守備能力の高さも光りました。
後半怪我で退場したのは非常に残念でしたね。
とまあ啓太・闘莉王さらには阿部の個人での守備での貢献もありましたが
やはり組織的な守備がよく機能していたといえるでしょう。
日本サッカーにとっても、組織で守る守備が世界の舞台でも長所になると感じたのではないでしょうか。
「組織での守備」がこの夢のミラン戦で手にした最大の収穫といえます。
これで日本サッカーが世界を相手にする場合3バックで通用するのかどうかと理論にある程度の結論がでたといえるでしょう。


課題
やはり攻撃力と個の能力ですね。
もしポンテがいたらと・・考えてしまうんですが。
国際舞台の上を戦う上でやはり浦和の攻撃力に対するポンテの存在は絶大でした。
攻撃に関しては、なんどか攻めあがってのチャンスはありましたが
PA外のミドルシュートあるいはロングシュートもしくはセットプレイ以外にチャンスらしいチャンスはありませんでした。
ワシントンのシュートは、まさかキャッチされるとは思いませんでしたがあれが世界なんでしょう。
なんといってもサイドを突破できず、長谷部にボールを送ってもアンブロジーニ・ガットゥーゾに潰されました。
さらにはカラーゼ・ネスタのチェックもあり、浦和を上回る守備力の前になす術がありませんでした。
ワシントンのフィジカルでは何とか通用していましたが、「推進力」という点で迫力に欠けましたね。
ここにポンテがいれば違ったと思うんですけどね。残念です。
そして「個の能力」。セードルフ・カカ・ピルロ・アンブロジーニのキープ力は素晴らしく激しくチェックに言ってもなかなか取られません。
ガットゥーゾのチェックは前述の通り。
スピード・テクニック・フィジカル。全ての面で上のレベルを言っていましたね。
阿部と啓太と闘莉王の能力と組織力でなんとか対抗していましたが、あの圧力は凄かったです。


とまあ大体こんな感じですかね。
このミラン戦は、クラブレベルで世界のトップと試合することによって収穫と課題を見つけるという目的がありましたので
課題があって良いと思います。
むしろ課題があまり見つからず、なんだか負けてしまったという方が問題ですから。
この試合で、これからJリーグを戦う上で世界にでたら・・あーだこーだと考えるようになり
強化を、遠い世界ではなく近い世界で考えることができます。
そしてACLを多くのクラブが目指すようになり3位以内(来年からこの順位以上はACL出場権獲得)にはいるための順位を争いが過熱し
残留争いとプラスされて、各試合で白熱していくことでしょう。
そうやってレベルが上がっていきます。
そしてアジアも日本のクラブがこれだけやるのだから負けてられないと強化し、アジア全体のレベルも上がっていきます。
南米王者(UEFA杯相当)やAリーグ王者とMLSのチームとナビスコ王者が来年度から試合が行われますし
これからますますJリーグの国際化は深まっていくことでしょう。

やっとJリーグと世界がつながりだしました。
日本サッカーは新たな時代へとこれで突入します。
極東の島国のリーグの挑戦はまだまだ続きます。

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posted by wert-j |22:17 | クラブワールドカップ | コメント(19) | トラックバック(1)
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2007年12月12日

欧州派からJ派になった時からこの時を待っていた… 浦和VSミラン!

さあ、ついにこのときがやってきます。
Jのクラブが欧州のビッグクラブと親善試合ではない公式試合で戦うときが。

ずっとこのときを待ってました。
私が欧州サッカーに衝撃を受け、これが世界のサッカーなのかと思い憧れを抱いてみていた世界最高レベルの欧州サッカー。
そして、スペイン・ドイツを通して地元との深い関係を知り、Jリーグを見つめなおしたあの頃。

Jリーグに目を向けた時、夢がありました。
このレベルを身近でみたい。Jリーグが世界トップレベルのリーグになるということ。

そして、いつかJリーグのクラブが世界のトップと肩を並べて戦うことを。
この一戦が終わってもこの夢は達成されません。
ですが、ようやくスタートラインまでこぎつけたわけです。

ようやくここまできました。
あのミランとやるんですよ。Jのクラブが。あのミランと・・・(泣)
今までアジアでのCLは予選グループすら突破できなかったんです。

そのとき散々言われました。「レベルの低いJリーグ」「アジアですら勝てないJリーグ」と
今回ACLでそれは返上しました。
結局勝てなかった最大の理由は、やる気のなさといわれていますがまだまだあの屈辱の日々は忘れられません。

それがアジア制覇をして、その先にCWCがあり、あの時に思った夢に近づく第一歩である。

浦和VSミラン

が実現したわけです。

世界に出てミランと真剣勝負でやれるなんて・・
信じていた夢が本当に実現しました。
ここで、たとえ負けたとしても、そこから世界への道がどれほどなのか示されます。
いままでは、この道を目指すことすら許されなかったんです。
ようやく、ようやくこの舞台にきました。

遥か遠くにあった欧州サッカー。
けして繋がってはいなかった世界でした。
親善試合でくることはあっても、それはどちらも調整要素があって真剣勝負にはなっていませんでした。
この1戦によって、ようやく繋がるんです。
JリーグとセリエAのレベルの差がどれほどなのか。
フットボールはクラブレベルでも世界と繋がっていると。
日本代表がW杯に出場したフランス大会。

ようやく約10年遅れてJリーグも世界大会に出ました。
そして、世界のトップとやれるわけです。

勝ったら、ものすごいことです。負けてもそこから世界への道が始まるので価値があります。
この試合が行えるところまでキタということにどれだけの価値があることが。

「レベルの低いJリーグ」がついにここまできました。

さあ、負けても失うものはありません。
思う存分ぶつかって欲しい。

Jリーグ・日本サッカーの今までの数々の努力の集大成をミランにぶつける。
極東の島国のリーグが世界を驚かす。
やっとこのチャンスが来ました。


行ってこい。Jリーグ代表。浦和レッズ!!

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posted by wert-j |23:18 | クラブワールドカップ | コメント(8) | トラックバック(0)
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2007年12月08日

理想のクラブを探して 「アルビレックス新潟編」

百年構想の実現と地域に根差したスポーツクラブを目指して、現在Jリーグのクラブ中である一定の成果を上げているクラブを紹介する企画。

今回は「アルビレックス新潟」です。

「理想のクラブを探して」と名前を考えたのは、それぞれのクラブの取り組みの長所を全て持ったクラブが「理想のクラブ」となると思い
この名前にしたんですが、新潟はまさにそれに近いです。

今までの取り上げたJクラブの例で言いますと、甲府のように地域に根差し、湘南のように総合スポーツクラブをめざし、千葉のようにユース年代だけではない下部組織を整備し、川崎のように大胆な作戦を展開し、大分のように地方都市でありながら素晴らしい観客動員を誇るクラブ。
それがアルビレックス新潟です。

新潟県は、アルビレックスが成功を遂げるまで、「サッカー不毛の地」と呼ばれていました。
サッカーへの関心度は低く、県内の高校サッカーも良い成績を収めていませんでした。

新潟が設立された目的は、2002年のW杯の開催地に立候補するため、県内のサッカーの活性化を図るため、プロのクラブが必要であったからです。
その県のサッカーが盛り上がっていなければ、誘致の実現性は低いですし、サッカーに真剣に取り組んでいるということをアピールしなければなりませんでした。
他に立候補した都市はJリーグにクラブがあるチームばかりでしたからなお更です。

既に新潟にあったチームを前身としてスタートしましたが、4年間JFLに昇格することはできず、大変苦労しました。(ここでは短く扱いますがとても長く苦しい4年間だったそうです)
そしてJリーグ2部制度施行を機に1999年J2に加盟。
J2初年度は、平均観客動員数4211人。翌2000年も平均観客動員数4007人。と、
観客動員数は伸びず苦しい経営を余儀なくされます。

ここまでは、今のJ2で苦しむ各クラブと同じような感じで、特別に何かあったということはありませんでした。

転機は、W杯で使用される新潟スタジアムが完成したことでした。
新潟はこのスタジアムこけら落としの試合で、招待券を大量に配布するという手を使うことを決断しました。
その試合では、3万人ほどの観客があつまり、スタジアムは異様な雰囲気が作られました。
その後、新潟はこの1戦だけではなくその後の試合でも配布を続けるという大胆な作戦を展開ました。
その年の平均観客動員数は、16659人。前年度から1万人以上の観客増加となりました。
スタジアムでの興奮を覚えた観客は、サポーターとなりチケットを購入してでも試合に駆けつけるようになりました。
その後の順調に上がっていき、J1昇格を決めた2003年の平均観客動員数は30339人。
総観客動員数にいたっては、当時のJリーグ記録を更新しました。
J2のほうが試合数が多いとはいえ、J1・J2全てのクラブを抑えての記録達成です。
配布当時は半数~8割ほどだった無料入場者が今ではJリーグ公式サイトの観戦者調査報告書によると約1割ほどにまでなったそうです。
ちなみに2007年の新潟の平均観客動員数は、38276人でした。

実はこの無料配布。ただ単に配って、「是非来てください!」というのではありません。
事前に学校や世帯に訪問したときに、試合の日程を見せていける日はどれですか?ときき
いける日時を指定してもらい、当日試合会場にてチケットを交換するというものでした。
これによって、観戦者の都合にあわせることができ、効率的な無料配布が可能になったわけです。

そしてこの無料配布の最大の目的は「夢の空間」をつくることでした。
新潟の社長さんは、W杯の超満員の試合を生観戦した経験があり、あの熱狂的な夢空間を作れば、新潟の方に「非日常」を体験させることができ
サッカーの魅力が伝わると考えたのです。
そのために、スタジアムを満員にすることを考えこの作戦を考えました。
そして、継続的に実施したことにより多くの方に「夢の空間」を体感させることができました。

そしてW杯があったことも要因の一つといえます。
本場の国のサポーターを目にし、世界のサッカーを体感したことで、新潟のサポーターは非常に刺激を受けました。
ちょうど新潟の観客が上がってきたのとW杯の熱気が重なり相乗効果となり、これほどのサポーターを多く生んだのです。

新潟は「サッカー不毛の地」だったのではなく、「サッカー・スポーツを楽しみ機会がなかった」だけだったのです。


以下に「総合スポーツクラブと下部組織」について書きます。
トップページからご覧の方は続きを読むをクリックしてください。


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posted by wert-j |23:56 | クラブの重要性 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年12月06日

理想のクラブを探して 「大分トリニータ編」

百年構想の実現と地域に根差したスポーツクラブを目指して、現在Jリーグのクラブ中である一定の成果を上げているクラブを紹介する企画。

今回紹介するクラブは「大分トリニータ」です。

現在九州唯一のJ1チームである大分トリニータ。
この大分トリニータは、平均観客動員はJリーグ全体で第5位19759人です。
大分より、観客動員が多いクラブはマリノス・FC東京・新潟・浦和です。

人口では全都道府県の中で34位ですから、かなりの人数がスタジアムに足を運んでいることがわかります。

大分は、九州の県ですが、大きなイベントがくるのは大体福岡までで、大分にはなかなかこないそうです。
それより南の地域で行われることはありますが、どうしても大分にまで地理的要因もあってなかなか来ないそうです。

そんな大分に表れた、Jリーグクラブ「大分トリニータ」
チーム発足から、県リーグから地道に上がっていきJFL生活3年を経て、Jリーグ2部制度施行にともない、J2へ。
その後、3年間最終節で昇格を逃すという大変な苦労の末、2002年にJ2を優勝して昇格。
以降、一度もJ2には降格せずにJ1残留を果たしています。
近年では、下部組織が充実し主なユース出身選手として西川・梅崎・福元が上げられます。

大分トリニータの行っている活動で、最も注目しているのが
「大人のためのサッカー教室」です。
日本の場合、欧州や南米などサッカーの盛んな国々と比べますと、サッカーに親しみのある方が少ないです。
サッカーを実際にやると、やる前まではわからなかったサッカーの基本プレイや難しさが認識できます。
そうすると、プロのプレイのどこがすごいのか分かるようになり、サッカーをあまりやったことのない方では一見、凄いとは分からない瞬間的にDFのマークを外す動きの凄さなどが分かってきます。
その後、試合を見たときには、ゴール前でのシュートばかりでない、いいプレーに拍手を送ったりすることできます。
日本では、サッカーに関してサッカー先進国に比べて理解が薄いためなかなかサッカー観戦の魅力が伝わらないという点もあります。
そんな方の為に、「大人のためのサッカー教室」。
あまりサッカーをしたことがない人たちがプロのコーチの指導を受けられ今言った効果の他に新鮮な感覚が得られます。
さらには、百年構想の「する」という部分でも、実現に役立つといえます。
大分は昨年から活発にこの活動を開始し、有料ではありますが好評で毎月行っています。
是非とも他Jクラブも取り組んでほしい活動です。

そんな大分トリニータといいますか大分県は、総合スポーツクラブという点で一つの道を示しているといえます。

現在大分県を中心として活動しているスポーツクラブチームの一覧です。
・大分トリニータ(サッカー)
・大分ヒートデビルズ (バスケットボール) 
・大分三好ヴァイセアドラー(バレーボール)
・バサジィ大分 (フットサル)

全て各スポーツのトップリーグに所属しています。
(大分ヒートデビルズは、bjリーグ所属で、協会管轄のJBLとは違いますが、プロバスケットボールリーグです。この話はいろいろありますので今回は割愛します)
各チーム同士で、欧州の総合スポーツクラブのような緊密な関係はありませんが
一つの都市にいくつものスポーツチームがあるアメリカスポーツのように、横のつながりはあります。
百年構想では、欧州の総合スポーツクラブをモデルに、全てのスポーツの普及・発展を目標としていますが。
この大分のような形も、総合スポーツクラブの形として考えてみてもいいかもしれません。
今後大分で、欧州型とはまた違った、アメリカ型に近い総合スポーツクラブ文化が発展していけば、新たな百年構想の実現の道が開かれるかもしれません。

今後の「大分県」としてのスポーツ文化の発展に期待したいです。

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posted by wert-j |18:26 | クラブの重要性 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2007年12月05日

理想のクラブを探して 「川崎フロンターレ編」

地域に根差したスポーツクラブを目指して、現在Jリーグのクラブ中である一定の成果を上げているクラブを紹介する企画ですが
今回で、残り半分をきりました。

今回取り上げるクラブは「川崎フロンターレ」です。

川崎フロンターレのホームタウンである川崎市は、プロスポーツが根付かない街といわれてきました。
そんな中、この川崎フロンターレは川崎のシンボルとなる存在になろうとしています。
記憶に新しい、ACLでの奮闘そして近年でのJリーグ・カップ戦での好調も重なり、観客動員数は上がっています。
2007シーズンの川崎のリーグ戦での平均観客動員は、17338人。前年度比2998人増です。
J2にいた2001年には平均観客動員は3784人でしたが
そこからは着々と入場者数は増えていきJ1昇格を決めた、
2004年には9148人にまで増加しました。
その後J1でも着々と観客動員は上がり、チームの好調も重なって現在の状況へ繋がっていきました。

川崎フロンターレは、地域に根差すために甲府のように選手を含め地域に積極的に飛び出していったことが現在の人気に繋がっています。

そんな中で、川崎が仕掛けたイベント作戦は非常にユニークです。
J1は、34試合行われます。そのうちホームは17試合。
この17試合の全てをいかに価値のあるものにするかが重要で、クラブの究極的な目標としてはホーム全試合満員にすることです。
川崎が試合ごとに仕掛けたイベントはこのような感じです。

VS 清水エスパルス戦
「エスをねらえ!」清水に勝ちがなかった川崎は、アニメ「エースをねらえ!」をパロディし、本家の主人公の声優さんを宣伝で使うという大胆な作戦を展開。
VS ガンバ大阪戦
25日に試合があることにちなみ「アタック25」をまねた「アタック25日」と題しイベントを決行!CMには本家MCの方のものまねで有名な芸人を起用。
VS 鹿島アントラーズ戦 
チーム名の頭文字KとスキージャンプのK点越えをなぞり 「K点越え」作戦を実行。

その他、2006年WC中断前を首位でおえた川崎はその中断後の3試合が鹿島・ガンバ・浦和であったことから「修羅場3」と命名し、キャンペーンを決行。
さらに、FC東京と共同で考案し、この両チームの一戦「多摩川クラシコ」と題し、対抗心をもりあげ観客動員の増加を狙いました。
さらには、同じ神奈川県の横浜との対戦は神奈川ダービーとなります。

次々と斬新なイベントを考える川崎のフロントはすばらしいものがあります。

根付かないといわれた地域で、必死に努力した川崎、その努力の成果が今現れているといえるでしょう。

それでは以下に「選手と強化」についてについて書きます。
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posted by wert-j |23:32 | クラブの重要性 | コメント(9) | トラックバック(0)
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2007年11月26日

理想のクラブを探して 「ジェフ千葉編」

地域に根差したスポーツクラブを目指して、現在Jリーグのクラブ中である一定の成果を上げているクラブあるいは
JFLのクラブを紹介してきましたが今回はその視点から少しはなれ純粋に「サッカーの強化・育成」という観点から面白い試みをしているクラブを紹介します。

そのクラブは「ジェフ千葉」です。

ジェフ千葉は、Jクラブの中で育成という面に関して、非常に評価されています。
トップチーム選手を育てて強化し、チーム力を上げている千葉は育てる能力が高いです。
このクラブにいて成長した選手は、阿部・水野・水本・巻などが上げられるでしょう。
これは千葉のトップチームの強化やユースなどの下部組織の育成の賜物といえるでしょう。
育成型クラブとして、日本では非常に進んでいる部類に入ることでしょう。

さて、このような育成が充実している千葉ですが、今回はこの千葉のトップもしくはユースとは違う形で育成を図っている千葉の下部組織のチームを紹介します。

そのチームとはJFLに所属する「ジェフ・リザーブス」
このチームの狙いとしては大きく分けて2つあります。
1、現時点ではプロにはなれなくても将来的に才能が開花する可能性のある「遅咲き」の選手にチャンスを与える目的
2、千葉のトップでプロ契約をしていても、なかなか試合に出場できない選手をこのチームに入れることで実戦経験をつませるという目的。

以下にこの解説と続きを書きます。
トップページからご覧のかたは続きを読むをクリックしてください。

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posted by wert-j |23:28 | クラブの重要性 | コメント(5) | トラックバック(0)
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2007年11月24日

ヴァンフォーレ甲府。柏を倒してJ1昇格し、2年後柏に破れJ2降格決定。

なんというめぐり合わせでしょう。
柏を入れ替え戦で倒し夢のJ1へ上がった甲府が、今度は柏に破れてJ2へ降格です。

柏は2年前のあの入れ替え戦で、甲府に落とされました。
そして、柏が1年でJ1復帰。迎えた因縁の甲府のホームでの1戦は
甲府の劇的な逆転劇の末破れました。
やはり、柏は甲府に勝てないのか。そう思ったりもしました。

そして、今度は柏のホームでの試合。

この場所で、J1昇格・J2降格を双方が体感しました。
まさか、こんな形でここで再びこのカードが実現するとは思っていませんでした。

日立柏サッカー場で再戦です。

甲府は負けたらJ2降格の大事な1戦。
一方柏にとっても因縁の相手。
負けられない相手ではありません、絶対負かしたい相手なんです。

甲府に落とされた柏に絶好のリベンジチャンス到来。
今度は、柏が甲府を落とすのか?
そう注目された1戦でした。

結果
柏2-1甲府
柏勝利。 甲府J2降格決定!

あの時と全く逆の、シチュエーションが実現しました。
柏も降格したチームの気持ちは痛いほどわかる。
甲府はこのとき、2年前の柏の気持ちを初めて知る。

これがJ2降格ということです。


因縁の対決というにふさわしい対戦でした。
またいつか、近いうちのこの両チームとの対戦が観てみたいです。
これが、歴史の積み重ねというものなんでしょう。


そして、甲府楽しいサッカーをありがとう。
1年でのJ1復帰を願っています。

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posted by wert-j |23:26 | Jリーグ情報全般 | コメント(5) | トラックバック(0)
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2007年11月20日

理想のクラブを探して 「FC岐阜編」

地域に根差したスポーツクラブを目指して、Jリーグの中で一定の成果をあげているクラブを紹介してきましたが
今回はJクラブではなく、JFLのクラブである「FC岐阜」です。

FC岐阜は、現在Jリーグ入りを目指しているクラブです。
設立の目的も、Jリーグ百年構想に沿ったものとなっています。

FC岐阜は、設立当初の目的として大きく3つのことがあったそうです。

・高校・大学・社会人へと進んでいくにつれ、目標となるチームがない岐阜サッカーを変え、象徴となるクラブになる。
・岐阜は名古屋の属国といわれるほど岐阜に対する帰属意識が低い。そこで岐阜の新たなシンボルとなりたい。
・百年構想で示されている欧州のような地域に根差した総合スポーツクラブを目指したい。

このクラブは、JFLのクラブですが、総合スポーツクラブの実現へ向けて動き出しています。
FC岐阜を運営する、スティックルバック・スポーツクラブは
サッカー・陸上・柔道を持っています。
確かな情報が得られませんでしたがラグビーチームも持っているそうです。

湘南についてあつかったエントリーでも大学との提携について語りましたが
このクラブはそもそも、大学の方が中心となって設立されたものです。

特徴的なのが、下部組織に大学年代のチームがあることです。
大学との提携などで大学年代につながりがあるJクラブはありますが
クラブそのものに、大学年代の下部組織があるのは岐阜だけでしょう。
昨今、大学年代の育成が大変見直されてきている中で、下部組織に大学チームがあるというのは
非常に面白い試みといえるのではではないでしょうか。

岐阜は地域リーグ時代、地域リーグの特性上試合観戦が無料ながら、1万2千人以上集めた試合がありました。
4部相当のリーグで、無料とはいえこれだけ集められるとは、素晴らしいと感心したものでした。

現在岐阜は、ホームで16試合を行い、平均観客動員数は3378人。
J2参入条件の一つでである平均観客動員数の最低数値は、3000人でありますからまずまずといえるでしょう。
といいますか、J2参入条件であまり凄いとは感じませんが
この数値は高めに設定されているもので
JFLでこの観客動員数は充分に素晴らしいものがあるといえます。
順位も、現在(32節を終了)3位につけており、J2参入条件の4位以内をキープしています。
岐阜は、財政状況に関してJリーグから改善するよう求められていますが
例え今年昇格できなくても、充分に地域に根差してからJ2昇格を目指しても遅くはありません。

このような理念があり、JFLでありながらこれだけの観客動員数があるのですから、
昇格が実現した時には、自信を持ってJリーグに上がってきてもらいたいところです。

岐阜はJFLのクラブですし、当然財政状況も厳しいものがあります。
現在Jに属していないクラブながらJリーグ百年構想を実現しようと頑張っている姿は
同じくJFLに所属するクラブや地域リーグのクラブ。
そしてJのクラブにもとても励みになるとおもいます。
また岐阜以外でも、地域リーグの東北リーグに属する
「塩釜FCヴィーゼ」も「する」という部分の充実を目指して
自前でつくった芝生を地域に解放したりして、百年構想を発表する前から
ドイツの環境に刺激を受け百年構想の実現へ向けて頑張っています。
このようなクラブがJリーグに昇格した時Jリーグにどのような刺激を与えられるか。
期待したいところです。

岐阜に、スポーツクラブ文化が根付くのか今後も注目していきたいところです。

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posted by wert-j |22:22 | クラブの重要性 | コメント(5) | トラックバック(1)
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