2007年11月15日

セパハンのACL準優勝の功績

私は、実はプチイランファンなんでまあ軽くイランに関心があります。
W杯のときは応援していました。

さて今回セパハンは準優勝でしたが

これはイランサッカーにとって新たな歴史が動いたといえるかもしれません。
なぜなら、このセパハンは非常に「イランらしくないチーム」だからです。

イランのサッカースタイルの印象としては
・個人能力が高く仕掛けられる選手が多い。
マハダビキア・アリカリミが代表的で、個人で仕掛けられる選手が多いのがイランサッカーの特徴。
・守備よりも攻撃で非常に攻撃力が高い。
イランのスタイルは攻撃サッカーのイランといわれるほど攻撃的で
どんどん攻めていきます。

そして弱点として
・総合力はあるのに肝心なところでまける勝負弱さ。
WC予選などで勝負どころで負け本大会出場を逃すということがよくありました。
力はあるんですがどうも勝負弱い。

やはりこういうイメージがあると思います。


ですがセパハンは本当にイランらしくないチームです。
まず
・チームプレーが素晴らしい。
決勝2試合でもみれましたがゴール前でのパスワークなどかなり洗練されています。
ドリブル突破の攻撃よりもパスでつなぐ攻撃です。
そしてそこで繰り出されるカウンターの威力も鋭い。
次に
・守備力が非常に高い。
川崎戦でも見せたように非常に守備が堅いチームです。
攻撃も決勝第2戦で見せたように高いとはおもいますが。
やはり守備のセパハンです。
そして最後に
・勝負強い
決勝Tで、川崎戦2戦合計で0-0でPK戦の末の勝利。
続く準決勝でも、初戦アウェーで相手退場者が出たのを見逃さず、3-1で勝利。
第2戦も0-0でおわり決勝へ。
勝負強いチームだなという印象が残ったことと思います。

このようにイランサッカーの特徴とまるで違うこのセパハン。

ですが、やはりそこにはイランサッカーの特徴が融合されていました。
まずFWの能力が高いイランらしく、FW陣は得点能力の高い選手がそろっていました。
そしてナビドキアを中心とした攻撃で、普段はパスサッカーですが勝負どころではイランらしく仕掛けていくプレーをしていました。

要所でイランの長所を生かすも基本はイランらしくないサッカー。
こういうチームがリーグに一チームでもいると、非常にリーグ戦が面白くなるものです。
イランの場合資金力の問題でいい選手はUAEに引き抜かれていくんですが
このようなチームが、イラン勢初のACL決勝進出を遂げたことはイランにとって大きな参考となったことでしょう。

欧州ではバルサ対Rマドリーのエル・クラシコ 
南米ではボカ対リーベルのスーペルクラシコが
ダービーとしてものすごい盛り上がりを見せますが
同じようにアジアではテヘランダービーだといわれるほど
ペルセポリス・テヘランとエステグラル・テヘランの1戦は
ものすごい盛り上がりを見せます。
こんなチームがいる中、セパハンはまさに新興勢力として登場してきました。

今後ACLが発展していく中で、サウジ・UAEが西アジアのチームとしてJのライバルとして立ちはだかると思いますが
このイランも、ライバルとして立ちはだかってくることでしょう。

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posted by wert-j |23:38 | AFCチャンピオンズリーグ | コメント(2) | トラックバック(2)
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2007年11月14日

歴史に残る一戦。 浦和レッズACL優勝! 

勝ちましたね!

地上波で放送してくれて本当に良かったです。
個人的には、「ドーハの悲劇」・「ジョホールバルの歓喜」
と並ぶもしくはそれ以上の歴史的な一戦でした。


さあ世界にJリーグ勢が挑むときがきましたね。

いやーしかしポンテはさすがです。
伊達に欧州CLの決勝に出た選手だけのことはあります。
よくキープして攻撃のリズムもつくってました。プレスもよく効いていましたし
浦和はいい選手を取りましたね。日本に来てくれてよかったです。

今までJリーグ勢が、屈辱にまみれてきたACL。
ついに、歴史を変えました。
これで、これからでるJリーグのチームのモチベーションを心配する必要はないでしょう。
アジア各国でもこの浦和の優勝はいい刺激になったことと思いますし。
他Jクラブも、絶対に出たいと思ったでしょう。

思えばGLから、ギリギリの戦いでした。
初戦のインドネシアのペルシク・ケディリのホーム戦は勝ったものの
次のシドニー戦は、(理由は話すと長いのでカットしますが)負けるといきなりGL敗退の危機でした。
そんな中、2点を先制されるもポンテと永井の得点で追いつき引き分け。
そして中国の上海申花とのホームとアウェーの2連戦。
いままで一度もJリーグ勢が全敗してきた中国アウェーで引き分けました。
そして、ペルシクとのアウェー戦。この伏兵のペルシクとのアウェーは3-3でドロー。このチームは最後までGL突破の可能性を残していました。
大会前は、最下位最有力だったチームの思わぬ伏兵の登場でした。
そして最終決戦ホームシドニー戦。凄まじい激闘の中なんとかドローで、GL突破。
本当に激闘の連続でしたね。

そして決勝T。
前回王者全北との一戦は、2戦合計4-1と結果だけ見れば難なく勝ち進んだように見えますが
試合は、韓国勢の対決らしい激しい試合でした。
また準決勝では今度は韓国王者城南との一戦。
アウェーで2-2で俄然有利と思いきや、ホームで2-1で逆転され、一気に敗退危機に。
その後長谷部の1点ですぐさま取り返し、延長戦へ。
一点でも取られれば、事実上の即敗退決定でしたが、足をつりながらもなんとか守りきり。PK戦。
そして見事にPK勝利。そしてついに決勝へ!
決勝の相手はあの川崎を破ったセパハンで、第1戦アウェー1-1で乗り切り
今日の1戦でした。

本当に楽な試合なんて1つもありませんでした。
これが、国際試合なんだと思いましたね。


世界を見渡せば、多くの国のクラブチームが国際試合でしのぎを削っています。
ここにフットボールの真の魅力があったことに日本サッカーは気づいていませんでした。
しかし、川崎のACL挑戦も含め、ついに日本でもクラブの国際試合の魅力に気づきはじめました。

この1戦で浦和は日本のサッカーに「クラブでの新たな道」を切り開きました。

よくやった! 浦和レッズ。

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posted by wert-j |23:53 | AFCチャンピオンズリーグ | コメント(4) | トラックバック(2)
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2007年10月26日

浦和ACL決勝へ。やはりACLは素晴らしい!

もう皆さんご存知でしょうが

ついに、浦和がACL決勝進出を決めました。

1-0(浦和突破)→1-1(浦和突破)→1-2(城南突破)→2-2(延長へ)
→延長→PK→PK浦和勝利
という流れで、手に汗握る素晴らしい試合でしたね。

いや本当によかった。川崎の時はこのPK負けでは、負けてないのに・・・と思いましたが。
浦和は見事勝ちました。川崎の件もあって、もう1度PKとはいえ負けると勝つのでは大きく違うことを痛感しました。

よく勝ってくれました。
しかしあの浦和レッズの応援はやはりすばらしいですね。
普段Jリーグで見ていますが、この大一番ではより一層その凄さが分かります。
是非とも世界でそれを見せて欲しいです。
次はついに西アジアです。すでに川崎がいったことのある地域ですが
浦和レッズサポーターはまた新たな交流を作ることでしょう。

個人的にはMVPに阿部を上げたいですね。
阿部選手は足をつりながらも必死にやり遂げた姿は素晴らしかったです。
最後のPKは、もう気持ちで決めたんでしょう。
試合では守備の番人としてチームの貴重な柱として大車輪の活躍でした。
アシストもしましたしね。
川崎で川島選手を取ってよかったなと感じましたが
浦和も阿部選手をとってよかったですね。

また、ワシントンのゴールはまさにワールドクラスでした。
この重要な試合であのゴールを決められるのは素晴らしいですね
トラップからシュートの動きは完璧でした。
ワシントンがキープしてボールを戻す、徐々に横パスを繰り返してポン手のサイドチェンジからいきなりゴールが決まるとは思っていませんでした。
いやー本当に凄い。

ACL以上に、こんなにハラハラドキドキするものは応援しているチーム以外ではWC本大会の日本代表以外に感じたことがありません。
いやACLの方が断然緊張感がありましたね。
Jリーグ全体・日本の全てのサッカークラブを背負って戦っているというのが感じられたかなと思います。
いやー面白い。試合内容もさすが韓国王者。しぶとい。

素晴らしいゲームでした。まさに最後は気持ちの戦いでしたね。

これで応援しているチームがACLに出てたらもっと面白いんでしょう。
本当に出たいですねこの大会。GLからもどこのチームも本当に必死でした。
1点を取るために・・ シュートを打つために・・
少しでも前にボールを運ぶために・・ ボールを奪うために
1プレーごとにどこも死に物狂いの必死さがありました。
クラブの国際試合は本当に素晴らしいです。

さあ次は決勝。
相手はあのセパハン。川崎が対戦した時は内容では完全に勝っていたと思います。
ですが結果は、結局2戦合計0-0でPK負け。

試合がおわってふと試合前の展望でどのような情報が入っていたかと思い出しますと
守備の堅いチームで、「守備のセパハンと攻撃の川崎の対決」になるというのがありました。
今思い返せば、まんまとセパハンの術中にはまった形になってしまったんですよね。
試合内容もシュートを雨のように打ちましたが0-0。
この時点で「守備のセパハンと攻撃の川崎という対決」は勝者が決まっていたのかもしれません。

セパハンはあなどれません。ですがなんとしても浦和にリベンジしてもらいたい。
相手は、CWC出場権を開催国枠の関係で既に獲得しています。
ただ、準優勝か優勝かでオセアニア王者との開幕戦か、1回戦からでアジア王者として出場かという違いがあるのみです。
もしかしたら、どこかに隙があるかもしれません。

ACL決勝。なんとしても勝ってアジアに浦和レッズ・Jリーグありというのを示しましょう!

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posted by wert-j |23:35 | AFCチャンピオンズリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年10月14日

ACLという国際大会の魅力

「AFCチャンピオンズリーグ」(以下ACL)は
アジアのクラブの頂点を決める大会です。

今年浦和が出場を決めたため俄然注目を浴びたこの国際大会ですが
私は設立当時から重要視していました。
既にアジアクラブ選手権やアジアカップウィナーズカップがあったのは知りませんでしたが
ACLが設立されるということで、そういうのができるんだというJリーグに新たな興味をもったのを覚えています。

重要視していた理由は、クラブの国際大会はそのクラブの強さなどを海外に知らしめることの他
自国リーグの代表クラブでもあるので、自国リーグのレベルの高さを示す戦い。
つまりJリーグの強さを示す大会であると思ったからです。

それ以後、Jリーグクラブは一度も予選リーグすら突破できませんでした。
理由としては過密日程・1位のみ突破という条件・過酷アウェーが上げられてきましたが。
そして今年、2チーム共突破を決めたのを見ますと最大の原因はこれでしょう。
「やる気のなさ」
選手も含め現場はよくやっていたというのは良く聞きます。
ですがクラブフロントあるいはJリーグ・JFAはどうだったでしょう?
今年のように出場クラブにできる限りの配慮をしたでしょうか?
はっきりいいまして、Jリーグ・JFAは特に何もしなかったと思います。
2年連続でACL一次リーグ敗退という屈辱を味わったJリーグ王者マリノスは、現場ではどうやっても解決できない過酷日程という難問に悩まされてきました。
そしてフロント。やる気がなかったとはいいませんが、あまり重要視していなかった感は否定できません。
ACLに出場する場合。今シーズンから初めてアウェー遠征費負担ということがありましたがいままではありませんでした。
しかもそれ以外にもいろいろ出費がかさむACLです。
勝ちすすむほど赤字がでるとして、本気になれないという実情もあったでしょうが
本当に意味でACLの意味を理解していなかったと思います。
やはり最大の原因はこれです。

そして今年、浦和レッズが出場する・CWCとの関連などにより状況は変化しました。
そこで、出場した川崎・浦和は相変わらずまたはそれ以上過酷になったACLをたくましく勝ち抜き
出場国中唯一両チームともGL突破という快挙を成し遂げました。

今年は特に何が何でも勝ち抜かなきゃいけない理由がありました。
・もういい加減GLで敗退するわけにはいかない。
・CWCに開催国のチームがアジア王者として出場しなければ。
そして最後に、Jリーグのレベルを他国に示すために。


以下に続きを書きます。
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posted by wert-j |22:01 | AFCチャンピオンズリーグ | コメント(8) | トラックバック(0)
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