2008年03月10日
ラストエントリー週間の討論ネタ第3弾です。
ラストエントリーは、このブログのまとめなので実質これが最後となりますかね。
今回は「日本の下部リーグ制度」について語ります。
今まで一番の長文になりました。
図だけでも見ていってください。
日本の制度は、サッカークラブと日本サッカーピラミッドシステム
サッカークラブはすべて繋がっている。
でも紹介しましたが
このような制度となっています。
JリーグつまりJ2とJ1については、あまり扱いません。
今回、メインテーマとして取り上げるのはJFL(3部)と地域リーグ(4部)ならびに都道府県リーグについてです。
↑でいう青の部分です。
現在、全国的に地域に根差しJリーグを目指すクラブが誕生しています。
今後もこの流れは加速するでしょう。
その場合、現状の制度では不備が出てくる可能性があるので、そのこととその改善策
私として考える案について語ります。
まず現在JFL(3部)は、18チームですがこのチーム数も含めて話したいと思います。
18チーム自体は妥当だと思いますが
今後、J2との入れ替えが頻繁になることが予想されるので
JFLの下の地域リーグをどうするかが最大のテーマとなるでしょう。
まず、
JFL(3部)の下のリーグに位置する地域リーグ(4部)について説明します。
地域リーグは、全国に9つのブロックがあります。
毎年、その9ブロックから、1位地域によっては2位になることによって
全国地域リーグ決勝大会への出場権を得られます。
地域リーグについて簡単に図にしましたので↓を
そこで、上位になったクラブだけがJFLに昇格できるわけですが
地域リーグからJFLへの昇格システムはかなりきついです。
なぜ、きついのかといいますと
まず前述のように、9つのブロックでの地域リーグで1位に入らなければなりません。
そして、全国地域リーグ決勝大会に進出しても
予選リーグで1位になり決勝リーグに進んで、なおかつ4チーム中2位以内に入らなければなりません。
しかも、この地域リーグ決勝大会は過密日程でして
予選リーグは悪くて金曜、土曜、日曜と連続試合。よくても金曜と日曜の間隔のみ。
そして、決勝リーグに進めば必ず、金、土、日で試合があります。
これは、なんとしても改善しなければなりません。
そして、ご覧のように短期決戦なので必ずしも実力だけで勝ち抜けるわけでもありません。
そして、この大会に出る人によっては一般の社会人の人もいますので
金曜日の試合は仕事で出られないと言うこともあります。
その方が主力選手であれば影響は必至です。
しかも毎年、何位まで昇格か不明です。
去年は熊本と岐阜がJ2昇格し、富山の2チームが合併し、カターレ富山が誕生したので
上位3位チームとも自動昇格となりました。
しかし、この場合JFLから地域リーグへの降格チームはなしでした。
さらに、この入れ替えチーム数も毎年変わるので、場合によっては決勝大会1位でも
入れ替え戦に回り、結果地域リーグからJFL昇格チームがなしということもありえます。
地域リーグの1部に所属するクラブ数は74~76(昇降格の関係で毎年微増減します)。
つまり、今年であっても「74分の3」という競争率です。
Jリーグ入りを目指すチームは、1年1年が勝負ですのでこの競争率で、かつ短期決戦で
決まってしまいますので、きつい状況にあるといえます。
JFLのレベルは、最近の地域リーグの強豪チームのレベルと比べるなら中位まで差ほど違いがあるとは思えません。
現に地域リーグ上がりの熊本が2年。岐阜が1年。であがっています。
もちろん資金力や補強でチーム力が上がったにせよ。
このような短期間で、JFLの上位に入れると言うのはそこまで差がないともいえます。
ここのシステムが未発達であるといえます。
現在、全国各地でJ入りを目指すチームが増えている中でここの改革は不可欠です。
日本の国内リーグが世界へ向けて発展する為にはここの部分の充実は重要です。
少し脱線しますが
下からの日本サッカー改革の動きが出来ていることは非常にいいことです。今までは、日本サッカー界はトップダウン方式で発展してきたわけですが
やはりボトムアップで変革も起きなければ本当の意味での発展はありませんからね。
これは非常にいい流れです。
さて本題に戻りまして
これ以外の問題点として
いきなり地域リーグから全国リーグにあがるとなりますと
遠征費などでチーム運営が急激に変化し、大変苦労します。
前までは全国どころか9つのブロック分けで分けられていた地域のみで試合をしていたわけでそこから
いきなり全国に転戦となると、影響は必至です。
以上のような問題点があるわけですが
私は、その間にワンクッション入れるべきだと思います。
それはつまり、JFLと地域リーグの中間リーグを作ると言うわけですが
そのことについて書きたいと思います。
要するに
J1→J2→JFL→中間リーグ→地域リーグ→都道府県リーグ
のような形を作るのがいいかとと思いますね。
以下に続きを書きます。
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posted by wert-j |21:57 |
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2008年03月09日
ラストエントリー週間後半の討論ネタ第2弾です。
今回のテーマは「Jリーグと代表の正しい関係を問う」です。
それでは早速始めます。
日本サッカー界は、代表が中心でありそれを回る衛星のような感じでJリーグがあるという図式
に事実上なっているわけですが
それは、最近で言えばパンパシなどクラブの行動より代表の行動への優先度が非常に高いことにも表れています。
海外に目を向けるならば、クラブと代表はどちらかに服従と言う形ではなくパートナーとして関係を構築しています。
むしろ国によっては、クラブが代表を率いていると言うところもありますね。
現在Jリーグと代表の関係を見直す時期にきているのではないでしょうか?
近年までは、代表が引っ張り日本サッカーを率いてきましたが浦和レッズのCWC出場
欧州のビッグクラブとの対戦などJリーグのクラブも着実に進歩をつづけています。
しかし、今でも代表>Jという図式は全く変わる気配がありません。
そこまでして、代表を重視する理由としては「W杯で優勝する為」や「日本代表の強化と人気の獲得」および「日本サッカーの発展」が根拠として挙げられています。
では、その点について論じます。
W杯というのご存知の通り、4年に1度しかチャンスはなく、
かつスペイン・オランダクラスでも、現在まで優勝はできないわけです。
つまり、得るものは4年に1度のチャンスで、不確定なおかつスペインオランダクラスがいまだ優勝できないほど、難易度が高い。
これを目指すために国内リーグより優先し、協会が莫大なお金を傾けてまでやるべきなのかでしょうか?
一方クラブは、毎年世界への挑戦権を得られ、そこでよい成績を収めれば人気と強化の面でも大きな収穫が得られます。
仮に1度だめでも来年・再来年…とあるわけで4年に1度あるチャンスとは全く違います。
逆にこの代表に向いている力をリーグに向ければ、リーグのレベルは間違いなくより向上しますし、
何よりリーグのレベルが上がる→選手のレベル向上→代表のレベル向上にまでつながります。
桜の木でいえば、桜の木を日本サッカーとし、桜は日本代表だとします。
その木である幹は国内リーグでそこがしっかりした上で立派な桜が咲くわけです。
現状日本は細い木に、ただ桜が咲いている上に装飾を施したり、人工の桜で数を増やして
見栄えをよくしているような状況だと思います。
これは風がふけばすぐ吹っ飛びます。
この風はW杯終了後と考えれば分かりやすいですが
すぐに実情があらわになるのです。
この桜の見栄えをよくするために、装飾の質や人工桜の質と量をよくするのに力を使っているのが
協会が使う代表への莫大な投資です。
この投資をもし、桜の下の土壌をよくしたり、桜へ栄養や水分を供給し、根を強くすることにつかえば
先ほどの芽生えのいい桜よりは一時的に見劣りしますが、後々立派な桜が「自力」で咲くようになると思います。
そうなれば風などで飛びはしませんし、枯れたとしてもまた1年後立派に桜は咲きます。
この投資をし、現状を打破するためにも、多少は桜の見栄えをよくするべき時代があったと思います。
それで人を引きつけるができた。そして収入を得た。
そこからはついに桜の木自体の成長を促すべきではないでしょうか?
現状JFAはこの桜をどうするかばかり考えているわけです。
もう見栄えだけの桜では何の意味がない段階に入ったのです。
今こそ国内リーグ特にJリーグ以下のJFLや地域リーグの環境改善に力を注ぎ
桜の木を大きく強くしてもらいたいです。
桜の木自体も、自らの手で地道にこつこつ成長を続け始めています。
J未満のリーグでJ入りを目指すチームが地域活性化やその地域の競技レベルの向上をモットーとしたチームが
どんどんとでてきているのがその何よりの証です。
Jリーグ発足という、成長促進剤はもうそこをつきました。
しかしそれがあったからこそ、成長の安定期に入ったのです。
今度は成長促進剤ではなく、環境改善という良質な栄養を送るべきだとは思います。
その木が立派な大木であれば桜がなくてもそれだけで魅力が生まれるのです。
代表とは桜の花のように一過性しかしクラブ・国内リーグは桜の木のように、残ります。
今こそ「代表様のためのJリーグ」から脱却すべきです。
これからは、比重をもっと国内リーグに傾け、Jリーグだけでなく
底辺のリーグの拡大・充実も必要です。
世界の強豪国の下部リーグに目を向ければ素晴らしいほどの充実振りです。
この下部があるからこそ強いのだ。と強く実感します。
これこそ、桜の木の根や幹です。
以下に「クラブの国際試合の重要性」に付いて語ります。
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posted by wert-j |21:00 |
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2008年03月06日
これからは、ちょっと踏み込んだ話題になります。
もしかしたら、荒れるかもしれませんがまあ最後なのでやりたいようにします。
ラストエントリー週間後半は討論ネタです。
今回は「本当に欧州と日本に100年もの歴史の差が存在するのか」を検証します。
まず、よくこういう話が出ます。
「日本はまだプロリーグができて10数年、100年の歴史がある欧州とは100年以上の歴史の差がある」
「日本サッカーはまだ、10年ちょっとの歴史しかない。それに対し欧州は、100年以上」
とまあこういう話が出るわけですが。
前々からおかしいと思っていました。
だって、欧州は100年もプロリーグの歴史ないですし、日本サッカーの歴史が10年ちょっとと言うのは・・過去の歴史まで無視されています。
それでは歴史の差の根拠を検証していきます。
【検証1】 プロリーグ開始年による100年の差
では、まず南米含め主要各国のプロリーグ開始年を見てみましょう。
スペイン 1928年
イタリア 1898(1929)年
イングランド 1888年
フランス 1932年
ドイツ 1963年
アルゼンチン 1931年
イングランド以外でプロリーグ発足から100年以上経過しているリーグはありません。
ドイツに至ってはまだ50年経過していません。
ドイツの場合は、この前にW杯を優勝するほどの強豪国でしたがプロリーグはなく日本のJSLと同じような状態でした。
イタリアが1898年から発足していますが、現状の制度になったのは1929年です。
大体どこのリーグも1920年代後半から1930年代前半にプロリーグ誕生しています。
つまり欧州をプロリーグとして見るならば70~80年ということになります。
さらに、Jリーグ初年度のような体制で最初からスタートしているわけではありませんので
比較という面で見るならば、もう少し歴史は短くなります。
【検証2】プロではなくリーグ・カップ開始年として100年の差
プロで100年ではないのならば純粋にサッカーリーグとしてはどうなのか。
考えてみましょう。
プロではないので公式のデータに載りませんが、各国の協会の設立ならびカップ戦の設立の観点からするならば欧州は100年の歴史です。
プロではなく純粋にサッカーのリーグ・カップ戦
欧州のサッカーの歴史は100年あるということになります。
しかし、ここで日本の歴史を考えてみましょう。
日本は10数年と言われています。
それはプロリーグの誕生からの年月を計算してのものです。
であるならば、日本も同じようにプロではないリーグ戦の開始、そしてカップ戦、協会の設立も年月として計算してみなければなりません。
JFAの設立は、遡れば1921年。
その後戦争の影響もあり、FIFA脱退・再加盟 協会名の変更などありましたが
一番大きいのは全国リーグJSLの設立です。
JSLの発足は、1965年。
発足当時は8チームでのスタートとなりました。
ちなみに天皇杯はJFAと同じ経緯です。
この日本の歴史を、どこから考えるかは難しいところですが
最低限JSLの発足から、日本サッカーの歴史を考えるべきでしょう。
少なくともJリーグ誕生から数えると言うことは出来ません。
Jリーグ以前にも釜本・奥寺・木村など、優秀な選手がおりこの時代に日本サッカーの歴史がないということは
できないでしょう。
つまり、欧州の歴史は100年。しかしそう数えた場合日本の歴史は40年ということになります。
では、リーグ開始年ではないのであればこの100年の根拠はどこからきているのか。
これより2点を検証します。
以下に続きを書きます。
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posted by wert-j |21:44 |
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