山本尚子のスポーツ・ウォッチング

全日本選手権3日目 女子フリーなど

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全日本フィギュア3日目の観戦メモです。

<アイスダンス・フリーダンス>
1安形静流/鈴木健太郎:54.97。92.29。
2中澤千夏/水谷心:45.20。76.47。
3リード姉弟:クリスはひざに不安を抱えているので、ソチ後の2人の動向がとても気になる。87.36。142.87。
4平井絵巳/マリオン・デ・ラ・アソンション組:007。スピードも力感もあってとてもよかった。81.97。134.98。四大陸選手権、出場おめでとう!

フリーダンスの結果はこちら。
アイスダンス・トータルの結果はこちら。

<ジュニアペア・フリー>
1古賀亜美/フランシス・ブードロー組:ジャンプが低くて少しこわさがある。でも一生懸命さが伝わってくる。69.52。107.32・
2須藤澄礼/コンスタンティン・チジコフ組:このジュニアのペアは、高橋/木原ペア同様、佐藤有香・ダンジェンコーチに師事しているので、リンクサイドではダンジェンコーチが見守っていた。古賀ペアも、須藤ペアも、高橋成美選手のように、五輪レベルまで上がってきて、国籍問題で悩むレベルまで育ってきてくれるといいなあ。(いや、国籍問題はすんなり解決するのが一番いいんですが)ツイストリフトがやや危なっかしい。スロウジャンプはきれいに決まった。スピンもそろっている。16歳と20歳のカップルだから、ジュニアのカテゴリーで出られる時間は限られているけれど、頑張ってほしい。高橋/木原組が世界選手権で2枠を獲得してくれるようになったときに……と期待がふくらむ。71.61。111.35。

ジュニアペア・フリーの結果はこちら。
ジュニアペア・トータルの結果はこちら。

<ペア・フリー>
1高橋成美/木原龍一組:6分間練習のときから、成美ちゃんはジャンプが好調で、木原くんが何度か転倒していた。出だしから木原くんの珍演技を見た気がするのだが、一体何が起こったのか。(笑)練習であれほど決まっていた成美ちゃんのジャンプが、本番では全滅。残念すぎる。ジャンプ以外はきれいなんだけどなあ。本番に強そうに見えるけど、メンタルの問題なのかなあ。念願のオリンピック、団体戦でSPだけでなくフリーも滑ることができますように! 94.86。149.48。

ペア・フリーの結果はこちら。
ペア・トータルの結果はこちら。

<女子フリー>
第1グループ。楽しみなメンバーがいると思うのに、カメラが回っていない。。。



1安原綾菜:SP24位。69.84。114.51。
2三原舞依:SP20位。全日本ジュニア2位の中学2年生。軽くトリプルフリップ―トリプルトゥループ、そしてトリプルルッツ。いやあ、まだ跳んで跳んでの感じはあるものの、堂々たるノーミスで、2番滑走からスタンディングオベーションです。本番に強いメンタルの持ち主なんでしょうね。頼もしい。SP106.99。152.50。
3友滝佳子:SP19位。彼女はジュニア時代、いつも惜しいところで国際試合の派遣を逃してきました。そこでよい経験を積めていたなら、今とはひと味違った表現方法を身につけていたのではないかと思うこともあります。90.47。137.50。
4庄司理紗:SP22位。SPのときよりずっと伸び伸び演技している印象。1回の転倒以外、ジャンプは全部下りた。回転不足の心配はあるが、彼女の体の成長がある程度落ち着いて絞れたときを期待してしまう。82.07。127.50。
5西野友毬:SP21位。彼女の実力はこんな順位ではないはず。得意のルッツが2回転。以降は「こうもり」の曲に乗り、スピードに乗って立ち直る。87.93点。133.42点
6國分紫苑:SP23位。ジャンプはところどころで3回転が抜けて2回転になったりしていたが、「オペラ座の怪人」の世界は情感豊かに描き出せていたように思う。86.35。131.51。

第2グループ
7加藤利緒菜:SP13位。ダブルアクセルからのトリプルトーループで転倒したり、3連続ジャンプがなかったり、実力は発揮しきれなかった。国際大会で高い評価を受けるタイプだと思うが、もったいない。しかしそれも実力か。。。98.65。152.37。惜しいところで三原さんの下。
8小槙香穂:SP17位。加藤さんの演技が終わったあと、投げ込まれた花を拾っている途中に、もう一つ投げられた花が当たって顔を押さえていた。87.53。136.24。
9細田采花:SP18位。きょうも長いポニーテールが元気に舞う。溌剌と、ノーミスかな。見守る濱田コーチもニコニコ。103.38。151.24。
10藤澤亮子:SP15位。「ユッコがんばれ!」の声多数。最初のルッツが両足に。どのジャンプも、ジャンプまでの助走があんなに長かったっけ。88.51。138.88。
11村元哉中:SP16位。カルメン。黒いコスチュームに赤い髪飾りがよく似合う。手足がスラッとしていて妖艶さもなかなか。ジャンプは何度か抜けがあった。92.09。141.79。
12松田悠良:SP14位。ベビーピンクのコスチューム。次々と鮮やかにジャンプを決めていくが、回転不足が取られやすいタイプなので心配。しかし107.35点が出て、158.29で暫定トップ。本番に強いなあ。

整氷タイムのあと第3グループ
13上野沙耶:SP12位。97.65。151.92。
14坂本花織:出場最年少ながらSP9位。ジュニアの下のノービスから活躍を続けている期待の実力派。冒頭のルッツで転倒。ダブルアクセルからのトリプルトーループも転倒。さすがに緊張しているか。回転の速いキレ味のいいジャンプを跳ぶ。95.56。151.85。ジュニアの争いも目が離せない。
15中塩美悠:SP11位。ジュニアのカテゴリーでもいい高校2年生。1回の転倒はあったが、彼女も本番に強いタイプだから期待できる。102.21。156.86。
16本郷理華:SP7位。昨年の全日本ではダイナミックな演技で、5位に入った。あれからどんな上積みを見せてくれるか。体はまだ大きくなっているようで今シーズンは折り合いに苦労している様子。きょうはノーミスで滑りきった。ダイナミックさに優雅さがもう少し加わるとさらにいい。116.06。176.31。暫定1位。(最終6位)世界ジュニアが終わったら、シニアかな。
17木原万莉子:SP8位。全日本ジュニア4位。力強さはあまり感じないが、上品さを持った高校1年生。滑り出しこそミスが続いたが、持ち直した。103.75。160.15。暫定2位。
18大庭雅:SP10位。トリプルアクセルに挑むも転倒。そのチャレンジ精神を称えたい。今年からシニアのカテゴリーに移った雅ちゃん、レ・ミゼラブルの音楽に乗って、すごく素敵な演技をするようになったなあ。得点が出るまでかなり時間がかかった。102.10。157.17。

いよいよオリンピックを懸けた最終グループ。6分間練習では、会場のビジョンも6分割。
19宮原知子;SP4位。ふつう第1滑走者は6分間練習の最後の1分は練習を控えて呼吸を整える選手が多い中、最後まで滑っていた。ポエタ。重圧のかかるグループ第1滑走なのに、なんたる堂々たる滑り。きのうよりも慎重になってジャンプに高さが足りないようには思えたが、文句なしのスタンディングオベーションでした。125.06。191.58。あとの選手に大きなプレッシャーをかけた。
結果的に4位となり、五輪には選ばれなかったものの、4年前、村上佳菜子選手が全日本の最終組で五輪の出場枠争いの緊張感を体感して以降、シニアで目覚ましい活躍を続けたのと同様、今後の大きな糧となることだろう。
20鈴木明子:SP2位。続くあっこちゃん、「オペラ座の怪人」。今シーズンベストの演技になりました。4年前の全日本で見せた、演技後にピョンピョン跳ねるあっこちゃんagainです! 私の周囲で涙をぬぐう人多数。144.99。215.18。いや、それにしても140点超えとは驚いた! これ、浅田選手の連覇危うしでしょとすぐに思った。
21安藤美姫:SP5位。6分間練習では体力を温存しながら調子を確かめているように見えた。サルコウが抜けて、そこから少しずつ乱れた。3度目のオリンピックの夢は断たれたが、ママさんフィギュアスケーターとしてのチャレンジの価値を否定されるものではない。ただ準備時間があまりに短かった。岡崎朋美さんという先例もいるし、今後、ママさんアスリートは増えてくるだろうが、オリンピックを目指すのであれば、できれば出産も4年サイクルの中で計画的に考える必要があるのだろうとは思う。106.25.171.12。
22今井遥:SP6位。前夜、スポーツニュースで最終グループの滑走順のフリップで、遥ちゃんは名前すら載せてもらえていなかった。。。ダブルアクセルでお手つきした以外は完璧。雰囲気に飲まれずによくがんばった。はんなりしたチャーミングさが魅力だが、こんな強い遥ちゃんは初めて見た。四大陸がんばれ! 125.53。186.16で最終5位。
23村上佳菜子:SP3位。正直、この時点で「追い詰められてしまったな」と思った。すごいプレッシャーだったと思う。宮原さんの得点を考えると、ワンミスも許されない状態。4年前の中野友加里さんのように、たった一つのステップアウトで長年の夢だったオリンピックを逃すような悲劇は見たくなかった。佳菜子ちゃんは今年は体重も増加したようで、あまりに不調だったので、ノーミスで滑りきれることをイメージしづらかったのだが、土壇場で踏ん張った。佳菜子ちゃんもノーミス返し。135.10。202.52の高得点。終わってみればなんと2位。
24浅田真央:SP1位。グランプリファイナルのフリーのときに感じた元気のなさを引きずっているような演技になってしまった。トリプルアクセルは真央ちゃんのプライドであることは理解できるが、2回入れるチャレンジはあまりにリスキーなのでやはりやめてほしいな。。。3連を失敗したのも痛かった。126.49。199.50。あっこちゃんの得点を見た時点で、連覇は難しいとは思ったが、佳菜子ちゃんにも抜かれまさかの3位。

女子フリーの結果はこちら。
女子のトータルの結果はこちら。

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山本尚子/Naoko Yamamoto 
スポーツビジネス・シンクタンク勤務を経て、スポーツ系ライター&テープリライター&パソコン要約筆記者(要約筆記とは、聴覚障害者の方に文字によってその場の情報を伝えるいわば同時通訳的役割)。
東京生まれの札幌、仙台育ち。スポーツを「わかりやすく伝えたい」がモットーです。
パーソナルコーチでもあり、「コーチング」の視点からスポーツやアスリートを見つめると、また新たな発見があります。
2010年2月、バンクーバー冬季オリンピック大会では、日本代表選手団の本部員として派遣されるという機会を得ました。バンクーバーの選手村で選手たちとともに過ごし、ともに戦った3週間強という日々は、ハードワークながらも、非常に貴重で充実した毎日でした。その経験を、今後のライター生活に活かしていくと同時に、微力ながらも、オリンピック・ムーブメント、スポーツ・ムーブメントに貢献できるよう努めていきます。
 
好きなもの:人物取材 
個人的には北海道日本ハムファイターズ、鹿島アントラーズ、浅田真央ちゃんのファンです。
 

・NPO法人日本オリンピック・アカデミー理事
・NPO法人日本スポーツ芸術協会会員
・財団法人生涯学習開発財団認定コーチ
・社団法人日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
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