山本尚子のスポーツ・ウォッチング

全日本フィギュア2日目 女子SP

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全日本フィギュア2日目の観戦メモです。
今日も、オリンピック出場をねらう選手たちと、ジュニアのカテゴリーの選手たち中心のメモになっています。

そういえば、今回はいつもジャマだと思う「天井カメラ」がなくてよかったなー。
最終グループのときだけどこからか出てくるかと思っていましたが、ありませんでした。(笑)

<女子SP>
第1グループ
1村元哉中:難しい第一滑走。1回の転倒以外、落ち着いた伸びやかな演技。49.70。
2松田悠良:全日本ジュニア3位。中学3年生。小柄だが、大きく見える演技だった。トリプルループ-トリプルループをはじめジャンプの成功率は高いものの、高さがなく、回転不足を取られやすい。50.94。
3國分紫苑:パリは燃えているか。私の好きな曲。冒頭のジャンプが2回転になったが、はかなげな中に強さを感じさせる演技。45.16。
4三原舞依:全日本ジュニア2位。中学2年生。森山直太朗の「さくら」の音楽に合わせた桜色のコスチューム。冒頭の連続3回転は美しくしっかり決めた。次の3回転ループで惜しくも転倒したが、可憐にまとめた。45.51。
5本郷理華:全日本ジュニアチャンピオン。すでに世界ジュニア出場を決めている。昨年の全日本選手権は5位。高校2年生。「ドン・キホーテ」の曲に乗り、ダイナミックなノーミスの演技でスタオベ。59.25。
6藤沢亮子:数年前、ジュニア時代は、村上佳菜子選手の好敵手だった選手。まだまだこれから輝いてほしい。トリプルループでよろめいたが、最後のスピンはトラベリングがなくて素晴らしかった。50.37。

第2グループ
7山田さくら:43.45。
8小槙香穂:48.71。
9細田采花:「死の舞踏」に乗って、長いポニーテールをなびかせての演技。47.86。
10安原綾菜:赤と黒のコスチュームで「マラゲーニャ」。44.67。
11庄司理紗:期待されながらここ2年ほど、体型変化もあってジャンプの回転不足に苦しみ、輝きを潜めていた選手。高校2年生。冒頭の連続3回転は2つめが回転不足。3回転ループは両足着氷。優雅に踊れるだけに乗り越えてほしい。45.43。
12鈴木沙耶:白いコスチュームって氷にとけこみそうで、意外と主張をしてキレイ。どの技もきっちりとしていて、44.11。

整氷タイムを経て、第3グループ



13加藤利緖菜:これからは宮原知子・加藤利緖奈時代が到来すると、私は密かに期待しているのです。技術はしっかりしているのにSPで出遅れることが多いのがもどかしい。きょうも、3Lz-3Tのコンビネーションジャンプをしっかり決めたと思った途端に転倒。町田樹選手のコーチであるアンソニー・リュウに師事しているのですね。世界ジュニアの出場権がかかる中、53.72で本郷選手に次いで暫定2位。
14谷川詩織:41.83。
15木原万莉子:全日本ジュニア4位。織田選手と同じ「コットンクラブ」。56.35で暫定2位。
16坂本花織:今大会の女子選手最年少。2000年生まれの中学1年生。全日本ジュニアで本田望結ちゃんの姉・真凜ちゃん(小学校6年生)に次いで6位。(真凜ちゃんは年齢制限を満たさず出場できず)鮮やかな蛍光オレンジのコスチューム。3Lz-3T、3Loと成功させ、初出場で堂々とノーミスの演技。56.29。
17岡本万柚子:41.10。
18上野沙耶:冬季ユニバーシアードで5位の彼女は、54.27。

第4グループ
19宮原知子:15歳の高校1年生。「オリンピックに行きたい」とはっきり口にするようになって、強さが加わってきたように思う。冒頭のステップシークエンスに続いて、3Lz-3Tをしっかり決め、そのあともノーミス。スタンディングオベーション。66.52。コーチもうれしそう。いろいろ努力をしていて、回転不足が取られにくいよう、ジャンプの高さが改善されてきているようだ。
20山本真由:2つのジャンプミスが痛かった。39.58。
21大庭雅:声援が大きい。身体能力の高い選手。トリプルアクセルにも挑戦中とか。3Sからの3Tなど難なく決めた。(本当は冒頭の3Loをコンビネーションにしたかったらしい)高校3年生。今年はジュニアからではなくシニアからの参戦。毎年、着実にステップアップしている選手。55.07。
22西野友毬:黄昏のワルツ。大学2年。全日本選手権ではいつも強い西野さんだが、きょうはジャンプで大きなミス。45.49。
23中塩美悠:昨年の全日本でとても印象に残った選手。高校2年。足腰に強さを感じる。きょうもミスなくきっちり。シニアでチャンスがもらえるといいな。54.65。
24今井遥:盲腸を薬で散らして臨んでいるという今シーズン。彼女にもオリンピックのチャンスはある。ただあまりノーミスでまとめるという印象がないので心配だったが、きょうのSPはダブルアクセルに始まり、3S-3Tもきれいに決め、彼女のチャーミングさを十分に発揮してくれた。ノーミスでスタオベ。60.63。

整氷を経ていよいよ最終グループ。6分間練習は豪華すぎて、どこを見ていたらいいのかわからないほどでした。
25安藤美姫:6分間練習ではいちばんいいジャンプを跳んでいたように見えた。マイウェイ。3T-3Tから3Lzなど、ジャンプはノーミス。美しくまとめたが、スピード感をあまり感じず、スタミナ的にフリーはどうだろうか。64.87。暫定2位。
26浅田真央:練習ではトリプルアクセルを跳んでいなかった。回避かと思ったが、本番では着氷。ただし回転不足か。73.01。1位
27森衣吹:このグループに放り込まれてちょっと気の毒な高校2年生。手足が長くシルエットがきれい。ジャンプでのミスが残念。43.41。
28友滝佳子:高校3年生。47.03。
29村上佳菜子:スタートまでの間、肩の力を抜こうとしていた。プログラムを2年前の「バイオリン・ミューズ」に戻したSP。そうとう緊張していたんだろうなあ。演技終了と同時に号泣。67.52という得点を見てまた号泣。可愛いな。3位
30鈴木明子:愛の賛歌。なんだろう、佳菜子ちゃんに引き続いて、魂を揺さぶられるような演技でした。70.19。2位

女子SPの結果はこちら。

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山本尚子/Naoko Yamamoto 
スポーツビジネス・シンクタンク勤務を経て、スポーツ系ライター&テープリライター&パソコン要約筆記者(要約筆記とは、聴覚障害者の方に文字によってその場の情報を伝えるいわば同時通訳的役割)。
東京生まれの札幌、仙台育ち。スポーツを「わかりやすく伝えたい」がモットーです。
パーソナルコーチでもあり、「コーチング」の視点からスポーツやアスリートを見つめると、また新たな発見があります。
2010年2月、バンクーバー冬季オリンピック大会では、日本代表選手団の本部員として派遣されるという機会を得ました。バンクーバーの選手村で選手たちとともに過ごし、ともに戦った3週間強という日々は、ハードワークながらも、非常に貴重で充実した毎日でした。その経験を、今後のライター生活に活かしていくと同時に、微力ながらも、オリンピック・ムーブメント、スポーツ・ムーブメントに貢献できるよう努めていきます。
 
好きなもの:人物取材 
個人的には北海道日本ハムファイターズ、鹿島アントラーズ、浅田真央ちゃんのファンです。
 

・NPO法人日本オリンピック・アカデミー理事
・NPO法人日本スポーツ芸術協会会員
・財団法人生涯学習開発財団認定コーチ
・社団法人日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
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