山本尚子のスポーツ・ウォッチング

全日本フィギュアスケートジュニア選手権 女子フリー

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全日本フィギュアスケートジュニア選手権の続きです。

ジュニアやノービスの場合、難度の高い技を持っている選手がSPの不安定さから、フリーに進めないという事態が往々にして起こる。
例えば女子の松野真矢子選手。
JGSにも出場していたのに残念だ。

庄子理沙選手は、友滝佳子選手もかな、ジュニア卒業なのか出場せず。
昨年、世界ジュニア代表となった佐藤未生選手は、なんと西日本ジュニアで失敗して、全日本ジュニアに進めず。

女子第1グループ。
1番:山田さくら選手。
15歳、中学3年生。
柔軟性があるなあと思えば、振り付けのところに「太田由希奈さん」の名前が。
転倒もあったけど、なかなか場が落ち着かないなか、よくがんばりました。

2番:磯邉ひな乃選手。
15歳の中学3年生。
大技を持ちながら、あわやSP落ちかと思われましたが、なんとかフリーに上がってきました。
手足の長さがまだ活かされきっていないか。
ミスが目立ったものの、楽しみな選手です。

3番:大矢里佳選手。
14歳の中学2年生。
ジャンプをふんわりと綺麗に丁寧に飛ぶ選手。
最後のジャンプが1Aになった以外は、目立ったミスはありませんでした。
最後のポーズに入るまでが妙に時間が余り気味だったのは、最後に3連ジャンプを予定していたのでしょうか。
最後のポーズをほとんど取らず、がっくりしたまま終わってしまいました。

4番:竹野比奈選手。
15歳、中学3年生。

5番:河西萌音選手。
13歳、中学2年生。
鮮やかなブルーのコスチュームなのは、「コード・ブルー」の曲だから?
まだそれほどスピードはありませんが、一生懸命「見せよう」としている姿勢は伝わってきます。

6番:阿久津恵深選手。
16歳、高校2年生。
ノービスで成績の良かった選手も出場しているので、小学生もいる中、高校生というのは「ジュニアのベテラン」といった存在感があります。


第2グループ。
このグループにはなんと2000年生まれの小学6年生が2人もいます。
遠目ですが、体つきや身のこなし方で、だれが12歳なのか、すぐわかるものですね。

7番:河西歩果選手。
16歳の高校1年生。
5番の選手のお姉さんか。

8番:木原万莉子選手。
15歳の中学3年生。
ジャンプを決めるたび、リンクサイドの濱田美栄コーチ(?)から「ハイッ」と歓声が上がっていました。
ミスらしいミスもなく、演技後、コーチは笑顔。

9番:紀藤裕香選手。
ホームリンクの選手なので、一段と大きな歓声が上がります。
励ましになるのかプレッシャーになるのか。
2000年生まれだって!
12歳の小学校6年生。
小柄な体、細い足から回転の速いジャンプを繰り出す姿は、宮原知子選手によく似ています。
ビールマンもきれい。
曲調が変わったところでは小柄な体をいっぱいに使って、観客も思わず拍手。
6分間練習ではよく転倒していたのに、ほぼミスなくまとめました。
見る者を笑顔にさせる演技で、楽しみな選手です。
コーチに「すごーい!」「やったー!」と迎えられていました。

10番:坂本花織選手。
彼女も2000年生まれ。
ジャンプ以外にも見るべきところが非常に多い選手。
と思ったら、彼女はノービスのチャンピオンでした。

11番:酒井祐香選手。
13歳の中学1年生。・
ビールマンのときにものすごく足が長く見えた-。
若干、ジャンプが巻き足気味に見えますが、ダイナミックな、回転不足の心配はなさそうな跳び方をしています。

12番:安原綾菜選手。
15歳の高校1年生。

第2グループまではキスクラの前のライトがつかなかったので、テレビ中継は全くないのでしょうね。



第3グループ。

13番:土橋亜海選手。
14歳、中学2年生。
クラシックの曲によく合ってノーブルな感じ。

14番:新田谷凛選手。
15歳、中学3年生。
確実性のある演技と美しいスケーティング。
大きな拍手をもらっていた。

15番:伊藤芽選手。
15歳、中学3年生。
このレベルになると、2A3Tはあたりまえのように跳び、そしてどのジャンプも確実性を増しています。

16番:三原舞依選手。
13歳、中学1年生。
6分間練習では何度か崩れ落ちるようにジャンプに失敗していた小柄な選手。
ひとたび音楽が鳴り始めると、しっかりと着地を決めていきます。
可愛らしい演技。

17番:永井優香選手。
もうすぐ14歳、中学2年生。
サーモンオレンジ、私の大好物の色のコスチュームです。
ホームリンクの選手。
なんでもないところで転倒してもったいない。
泣きながら戻ってきました。
その悔しさが大事だよ。
力を出し切れない悔しさだと思うけど、潜在能力が高そうなのは伝わってきたもの。

18番:鈴木春奈選手。
15歳、中学3年生。
パンツスタイルのコスチューム。
佐藤有香さんの振り付け。
ケガをしていたと聞いていたけれど、やはりまだその影響があるのかもしれない。
いかにも度胸がありそうな面構えが好きな選手なんだけど。


さあ、いよいよ最終グループ。

大柄な2人、中柄が1人、小柄が3人という感じ。
プログラムのプロフィールに、せめて身長ぐらい載せてくれたらいいのに。

19番:大場雅選手。
17歳、高校2年生。
2年前に世界ジュニア選手権出場を果たしている雅ちゃん、今年はJGSでも紅潮うりを見せていました。復活なるか。
あー、SPで2位につけて期するところはあっただろうに、いろいろミスが出てもったいない、

20番:宮原知子選手。
「子」のつく名前、やっと2人目です。
14歳、中学3年生。
リプニツカヤと同じ98年生まれ。
これから、ライバルとしてしのぎ削りながら、女子フィギュア界を背負っていく日がくるのかもしれません。l
トゥクタミシェワと同い年の1学年下。
トゥクタミシェワやソトニコワがこの1年でずいぶん体がふくよかになったことを考えると、2人とも難しい年代を上手に乗り越えていってほしいものです。
ローズピンクのコスチューム。
ロミオとジュリエット。
国際試合の経験豊富な知子ちゃん。
彼女のジャンプは高さがあまりないので、あと何年かしたら回転不足をねらわれやすくなるかもしれないというのが唯一の心配。
しかし、雰囲気や迫力があり、途中から知子ちゃんの体がとても大きく見えてくる不思議。

21番:加藤利緒菜選手。
長野冬季オリンピックの開会式の日に生まれたという14歳、中学2年生。
全日本ジュニアでは2年連続でSPで失敗し、知子ちゃんにちょっと差をつけられていたけれど、大器の片鱗見せてくれた!

22番:本郷理華選手。
16歳、高校1年生。
さて、大人っぽさをたたえた本郷選手。
可憐さが持ち味の日本人選手が多い中で、エキゾチックでダイナミック。(いや、決して可憐じゃないといっているわけではありません。。。)
黒鳥を演じてくれました。
3ループでは転倒しましたが、気力と迫力があってよかったなー。

23番:樋口新葉選手。
なんと2001年生まれの最年少、11歳の小学校6年生。
21世紀生まれじゃないですか。。。
リンクから上がってきたら、その表情は本当にあどけない。
技はすばらしいのでもう少し踊れるようになったらもっといい、楽しみな存在。

24番:松田悠良選手。
14歳の中学2年生。
しかし女子の名前は変換しづらい名前が多すぎる
やっぱり、名前というのはその人のキャラクターを表す大切なツールの一つですからね。

優勝が宮原知子選手、第2位が加藤利緒菜選手、第3位に本郷理華選手となりました。

世界ジュニアの出場枠2の争いは、JGSで活躍した宮原選手、本郷選手、大場選手の三つ巴かと思われましたが、この混戦に加藤利緒菜選手が飛び込んできましたね。
全日本での最終決戦が楽しみです。

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全日本フィギュアスケートジュニア選手権 女子フリー

トゥクタミシェワちゃんと、宮原知子さんは同い年じゃないみたいですね。
リーザちゃんが19996年12月生まれですから、宮原知子さんのほうが1つ年下みたいです。
2人とも、国籍関係なく応援したくなる魅力的な選手です!

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山本尚子/Naoko Yamamoto 
スポーツビジネス・シンクタンク勤務を経て、スポーツ系ライター&テープリライター&パソコン要約筆記者(要約筆記とは、聴覚障害者の方に文字によってその場の情報を伝えるいわば同時通訳的役割)。
東京生まれの札幌、仙台育ち。スポーツを「わかりやすく伝えたい」がモットーです。
パーソナルコーチでもあり、「コーチング」の視点からスポーツやアスリートを見つめると、また新たな発見があります。
2010年2月、バンクーバー冬季オリンピック大会では、日本代表選手団の本部員として派遣されるという機会を得ました。バンクーバーの選手村で選手たちとともに過ごし、ともに戦った3週間強という日々は、ハードワークながらも、非常に貴重で充実した毎日でした。その経験を、今後のライター生活に活かしていくと同時に、微力ながらも、オリンピック・ムーブメント、スポーツ・ムーブメントに貢献できるよう努めていきます。
 
好きなもの:人物取材 
個人的には北海道日本ハムファイターズ、鹿島アントラーズ、浅田真央ちゃんのファンです。
 

・NPO法人日本オリンピック・アカデミー理事
・NPO法人日本スポーツ芸術協会会員
・財団法人生涯学習開発財団認定コーチ
・社団法人日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
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