24時間蹴球宣言

最後に魅せたカーン、そして大会はファイナルへ

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 この人の登場を待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。そう、ドイツのGKオリバー・カーンが、ポルトガルとの3位決定戦で、ついに今大会初めてピッチに立ちました。これまでずっと控えに甘んじていたカーンですが、それでも腐ることなくベンチからチームを鼓舞し続けてきました。こうした彼の献身的な姿勢に対し、クリンスマン監督は最後に見せ場を用意したのです。

 カーンは、パウレタやデコの強烈なシュートを相次いでセーブするなど、何度もピンチを救いました。スタジアムは「オリバー・カーン」コールの大合唱。試合終了間際に1点を失ったものの、それ以外は堅実なセービングや適切な判断でゴールを守り切り、ドイツの勝利に大きく貢献しました。試合後、彼は先頭を切って場内を一周し、サポーターに別れを告げました。

「これが最後の国際試合だ。代表で過ごした時期は、素晴らしいものだった。だが、終止符を打つべき時が来たことを理解しなければならない」
 これがドイツ代表の一時代を築いたカーンの、代表選手としての最後の言葉でした。あなたはこの試合で何を感じましたか?

 さて、これまでたくさんの歓喜や悲しみを創出してきた今回のワールドカップも、いよいよファイナルを迎えようとしています。
“カテナチオ”(かんぬき)と呼ばれる強固なディフェンスと、トッティやデルピエロら多彩な攻撃陣を擁するイタリアが24年ぶりに優勝トロフィーを手にするのか。
 それとも、同じく堅実な守備が持ち味で、1つに結束したフランスが、ジダンの“ラストダンス”を8年ぶり2度目の優勝という最高の形で締めくくるのか。
 そして今大会のMVPに選ばれるのは誰なのか? 皆さんの予想もこれがファイナルです。世界中が注目する決勝戦は、日本時間の10日午前3時キックオフです。



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