2008年10月28日
10月26日の秩父宮ラグビー場は揺れましたね。
関東大学ラグビー対抗戦、明治大学対日本体育学戦は、16対10で日体大が勝利しました。
この勝利は、実に24年ぶりなんですね。ということは、前回、日体大が明治大に勝った時には、グラウンドにいる選手たちは、まだ生まれていないんですね。
この試合後に、日体大の米地ヘッドコーチに話を伺った時には、まだ何年ぶりの勝利なのか、確認が取れていなかったのですが、
「恐らく、20年以上だと思いますよ。私たちの代でも勝っていませんからね。明治は昔から苦手なチームだったんです。本当に今日は選手がよくやってくれました」
と今年40歳になる米地ヘッドコーチも本当に感慨深げにおっしゃっていました。
この試合は、キックオフ直前まで降っていた霧雨がほぼあがった、午後2時にキックオフになりました。
キックオフ前に、両大学の校歌が流れます。初めは明治大です。
そして、日体大です。
いよいよキックオフになります。最初の得点は、8分に明治大学のCTB山口選手が左隅にトライします。GKは外れて、5点を先制。その後の16分にも明治大のFB田村選手が右隅にトライを決め、10対0とリードします。
この時間帯の事を、試合後に、日体大のキャプテンLO柴田選手に聞いてみると、
「皆がボールに集まり過ぎちゃって、外を抜かれ2本取られたので、もう一度、それぞれの役割を確認してディフェンスをしっかりやろうということで、修正しました」
と振り返っていました。
その後、日体大の最初の得点は、25分に日体大SO大澤選手のPGで3点を返しました。この日の大澤選手は、前半ロスタイムにロングPGを成功させるのですが、その予兆はこの最初のキックのときからあったような気がします。
キックしたときの音が、いつも以上に大きく力強い音に聞こえました。
日体大は、28分に日体陣内22メートル付近左サイドのスクラムからNO8が持ち出し、展開して最後は左WTB菊池選手にボールが渡り、約70mを独走してトライを決めました。
得点は10対10の同点になりました。
「菊池のトライが、すごく勇気を与えてくれました」
と試合後にキャプテンの柴田選手が言っていました。
菊池選手は
「同点のトライを決められて良かったです」
と試合後は、満面の笑みで話してくれました。そして、今季は開幕の慶應戦でも、同じような、独走トライを決めています。好調の秘訣を聞いてみると、
「今季は、チームでも本当にまだやるのか?というぐらい走り込みをしているんですよ。個人的には、筋力が付いてきて体重が増えたんです。走るために必要な筋肉が付いたので、今年は今までよりも早く走れているという実感があります。ただ、外で抜ければ走りきる自信はあるんですけど、内も抜いて走りきったトライがないんで、それが課題です。大事な場面で良いトライが獲れるように頑張ります」
と抱負も語ってくれました。
33分に日体大がPGで3点をリードし、その後、ロスタイムに日体大SO大澤選手の61mというロングPGが決まります。
その瞬間の秩父宮ラグビー場は、本当に割れんばかりの大歓声で、多くの人たちが立ち上がって拍手をしていました。
試合後の会見では、日体大の柴田キャプテンが、
「あの場面は、どうするか聞く前にSOがいく(PG蹴る)とレフリーに言っていたので、自信あるんだあと思いました。練習でもあれぐらいのキックは決めているので、自分も成功する可能性はあるだろうと思っていました」
と話していました。試合後に、大澤選手に聞いてみると、
「レフリーにワンプレーと言われたので、迷わずに決めました」
と言っていました。今まで、公式戦で、あんなに長いPGを決めたことがあるのですかと聞いてみました。
「試合では、ないかも知れませんね。笑」
とあっけらかんと答えてくれました(笑)
後半は、両チーム必死の攻防が続き、残り時間が10分ぐらいになってからは、明治大の日体大ゴール前での猛攻が続き、それを必死に凌いだ、日体大が勝利しました。
試合後、キャプテンの柴田選手は号泣していました。
「本当に苦しかったんで、自然に涙が出てきました。今日の試合もですけど、帝京に負けてから、チームの状態を上げるのも大変だったし、でも報われました」
と話してくれました。
ノーサイド間際の攻防をグラウンドレベルで見ていた米地ヘッドコーチは「しびれました」と、そして、前ヘッドコーチの尾関コーチは「心臓がバクバクでした。笑」とおっしゃっていました。
柴田部長は
「昨日のジュニアの試合も、逆転で勝ってすごく良い試合だったんだよ。そのチームの戦いぶりをみて今日試合に出る選手たちも勇気をもらったはずだよ」
と試合前に話してくれていました。まさに、チーム一丸となって掴んだ勝利でした。
一方の、明治大の杉本キャプテンは、共同記者会見の時、落胆しきった表情で、背中を丸めてうずくまるように椅子に座っていました。
その姿から、ショックの大きさが伝わってきましたが、質問には一つ一つ丁寧に答えていました。
藤田監督は「もう開き直るしかないので、残り試合精一杯戦います」とコメントされていました。
次の対戦は、日体大は11月9日に王者早稲田大学戦です。ここ数年はかなりの大差で敗れていますので、今季は好ゲームを期待したいです。
明治大は、宿敵慶應大ですね。11月2日なので、あまり時間がありませんが、ライバル校同士の熱い戦いをしてもらいたいです。
posted by watakana |20:29 |
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2008年10月24日
10月19日(日)は、花園第一グラウンドで行われた、ラグビートップリーグの試合を2試合観てきました。
1試合目は、近鉄ライナーズ対神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦でした。
花園ラグビー場の最寄り駅は、近鉄奈良線の東花園駅ということで、近鉄にとっては、本拠地での戦いということになりますね。駅周辺の色々な店先には、ポスターが飾ってあり「我らがチーム近鉄を応援するぞー」という感じで活気に溢れていました。
そういえば、前の日に近鉄電車に乗った時には、車内アナウンスで、
「皆様にお知らせがございます。明日は花園ラグビー場で、ラグビートップリーグ、近鉄ライナーズ対神戸製鋼コベルコスティラーズ戦が行われます。皆様お誘い合わせの上、近鉄ライナーズへの熱いご声援をよろしくお願い致します」
と放送が流れていました。2試合目のことには一切触れられていませんでした(笑) 余談でした(^^;
さて、試合が始まりました。おなじみの近鉄応援団の皆さんも一生懸命にチームを応援していました。
私が一番印象に残った応援スタイルは、ちょっと点を離されそうになってチームが停滞したときに「信じてる・信じてる」と言っていたように聞こえた応援です。「こんなところで、点を離されてしまうようなチームじゃないと信じているよ」という意味の応援なのかな?と思い温かい応援だな~と思いました。 間違っていたらすみません_(._.)_
そして、この試合は、神戸製鋼のベテランCTB元木由紀雄選手の右アキレス腱断裂後、約10ヶ月振りの復帰試合ということでも注目されていました。
試合中の元木選手は大きな声を出して指示を出したり周りの選手を鼓舞したり、果敢に激しいタックルにも行っていて、ベテランらしく存在感抜群でした。
試合後の会見では、神戸の平尾総監督は、「元木は、思っていたよりバテていなかったね。経験豊富な選手だし声を出してくれるから、後藤キャプテンもやりやすいと思いますよ。なあ」と隣にいた後藤キャプテンに語りかけていました。後藤キャプテンも「はい!」と笑顔で返事をしていました。
グラウンドでは、元木選手がインタビューを受けていました。「皆さんお待たせしました」と挨拶をすると、場内からは大きな拍手が沸き起こっていました。
元木選手の復帰戦は、37対27で神戸製鋼が勝利で飾りました。
2試合目は、ヤマハ発動機ジュビロ対サントリーサンゴリアス戦でした。
試合前の練習の様子も少し見ていたのですが、ヤマハの大田尾選手がとても良い表情をされているなあと思い、1枚写真を撮ってみました。大田尾選手は、この試合のマンオブザマッチを受賞しました。
一方、サントリーの試合前の練習の様子です。激しい練習が行れていました
試合は、前半はサントリーが15対7とリードして折り返しました。
後半26分までサントリーリードで進みましたが、26分にヤマハCTB松下選手のトライで22対22の同点に追いつき、SO大田尾選手のGKが決まってこの試合、始めてリードを奪うと、30分にもヤマハがトライを決めて31対22と突き放しに掛かりました。33分にはサントリーが1トライを返し追いすがりますが、そのままノーサイドとなり31対27でヤマハの逆転勝利となりました。
4点差での6分間の両チームの必死の攻防は見応えがありました。
試合後に、山村キャプテンが「今日の試合は日本一になるためには絶対に落とせない大事なゲームでした。今日はスクラム、ラインアウトなどセットプレーをFW8人でしっかやることができたのが勝因です」と語っていました。
その試合に勝った喜びが試合後のグラウンドで爆発していました。
それにしても、両日共に本当に日差しも強くて、暑かったです。日焼け対策で薄手の長袖の上着は着ていたのですが、腕が真っ黒で、花園の名残が残っています(^^);
素晴らしい対戦をたくさん観られた充実した2日間でした。
posted by watakana |00:24 |
ラグビートップリーグ |
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2008年10月22日
10月第2週の3連休は、連日秩父宮ラグビー場通いをしていましたが、翌週の第3週は、花園ラグビー場で、関西大学ラグビーリーグ戦Aとトップリーグの試合を土日に観てきました。
関西大学ラグビーリーグ戦は、ここ数年ずっと観に行きたいと思っていたのですが観に行かれず、今回やっと初観戦することができました。
会場は、花園第二グラウンドでした。花園の第一グラウンドでは観戦したことがあるのですが、第二グラウンドで試合を観るのは初めてでした。
グラウンドとスタンドの高さがほとんど変わらないので、プレーを間近で観ることができて、とても迫力がありました。
この日は2試合行われました。
1試合目は京都産業大学対関西学院大学戦でした。前半の20分までは、両チーム共に気迫溢れるプレーが続きました。
京産大は、応援団から「今日の京産は気合が入っているなあ。開幕落として追い込まれているから必死になってやっているな」と言われるほどのプレーを見せていたのですが・・・。
21分に京産大ゴール前のラックから、ボールを持ち出した関西学大が先制のトライを奪うと、その後は、関西学大のトライラッシュになり、66対0で関西学大が開幕から二連勝しました。
関西学大の牟田至監督は「まずはディフェンスをしっかりやろうということを言ってきました。それがしっかり出来たので、攻撃に繋げて圧倒することができました」と終始笑顔でおっしゃっていました。
一方の京産大の大西健監督は「一生懸命やっていますが、まだ甘さがあるということです。強くなるためには今まで以上に練習するしかありません」とおっしゃっていました。ひたむきに練習して必ず巻き返してくれることを期待したいです。
そして、2試合目は、同志社大学対天理大学戦でした。
開幕戦では、関西学大に敗戦した昨季関西王者の同志社大ですが、この日は、開幕で京産大に勝利して勢いに乗る天理大に対して28対3とトライを与えず、4トライを奪って今季初白星をあげました。
個人的には、今まで関西の大学リーグ戦の試合を観る機会がなかったので、今回は見慣れないユニフォームを観たりして、とても新鮮な感じがしました。
関西の友人たちからは「関西にも良い選手がたくさんいるよ」と前々から聞いていたので、関西リーグ戦で活躍している選手も観ることが出来て本当に良かったです。
これから、注目して見ていきたい選手も数名見付かったので、また機会を作って観に行きたいです。
posted by watakana |21:43 |
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2008年10月17日
先週は、秩父宮ラグビー場に3日連続で行ってきました。3連休の最終日13日(月・祝)は、トップリーグの2試合を観てきました。
本当に10月なのかしら?と思うぐらいに暑い1日でした。私は東スタンド(バックスタンド側)から観ていたのですが、通常は10月を過ぎた時期だと午後3時を過ぎると、陽が陰ってきて寒くなってくるのですが・・・この日は2試合目が終わっても、まだ暑かったです!^^;帽子をかぶっていて良かったです。日焼けはなんとか防げました!
さて、試合ですが、1試合目は、横河対ヤマハ戦です。前半は、ヤマハが31対0という大差を付けてリードして折り返したので、力の差がかなりあるのかなと思って観ていたのですが、後半は、両チーム共に、トライラッシュ!とても見応えがありました。
マンオブザマッチは、ヤマハのCTBマレ・サウ選手が初受賞しました。3トライと大活躍でした。まだ21歳なんですよね。ヤマハは、23歳のWTBの徐吉嶺選手も3トライ決めて勝利に貢献していました!
しかし・・・私は、トライシーンはまったく納めることが出来ていませんが、、、試合の雰囲気をフォトでお伝えしたいと思います。
2試合目はIBM対サントリー戦でした。こちらも、前半はサントリーが4トライに対してIBMはPGの3点のみで、サントリーが大量リードして折り返しましたが、後半は3トライずつ決めています。コンバージョンはサントリーが1本外しているので、後半はIBMが勝っているんですよね。
サントリーのWTB小野澤宏時選手がトップリーグ通算50トライ目を決める記念の試合となりました。試合後に息子さんから花束をもらったそうです。(私はその場面は見逃してしまいましたが・・・(T_T))それが「とても嬉しかった」と試合後におっしゃっていました。
そして、マンオブザマッチは、サントリーのPRの畠山健介選手が受賞しました。アフターマッチファンクションに行く途中で、囲みの取材を受けていました。特に、社会人になってからスクラムについて日々学んでいる様子を、実技を交えながら熱心に話されていました。
IBMには、昨年、日体大の副将だったPR・HOの野田敬司選手がいるので、少し話を聞いてきました。大学生から社会人になって、コンタクトの強さが大学時代とはすごく違うなあと一番感じるそうです。開幕からずっとリザーブに入っていて試合にも出場しているので、スタメンも近いかなと期待しています。
posted by watakana |23:51 |
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2008年10月15日
10月12日(日)は、秩父宮ラグビー場に行く前に、丸の内で行われた東京丸の内アスリートスタジアムというイベントにも行ってきました!
こちらも、画像中心にお楽しみ頂きたいと思います。とは言いつつ・・・私。。。途中参加の途中退場だったもので、私の観た限りの情報ですが、悪しからずご了承ください_(._.)_
こちらは、トークイベントの模様です。
トランポリン北京オリンピック代表の上山選手と外村選手。
北京パラリンピック車椅子バスケットボール代表男女チームの皆さんが参加されました。
オリンピック・パラリンピックの思い出などを話して頂いたり、2016年東京でオリンピック・パラリンピックをぜひ開催して欲しいという思いも語っていました。
特にパラリンピックは「テレビなどではあまり放送されないので、ぜひ日本で開催してもらって頑張っている姿を見て欲しいです」と上村知佳選手(左から二人目です)が熱く語っていました。
そして、こちらは、車椅子バスケットの佐藤大輔選手です。車輪を斜めにして高さを出しながら、バランスを取るという難しい技を壇上で披露してくださいました。
会場からは「すごーい」という驚きの喚声が上がっていました。
こちらは、体操の体験教室で指導されている元オリンピック代表選手の田中光さんです。
優しい語り口で、こどもたちに丁寧に指導されていました。
そして、陸上のトラックです。東京駅をバックにこんな都会の真ん中にトラックが出現したんですよ!
2008ジャパンパラリンピックに出場された選手の皆さんが爽やか走っていましたよ。
子供たちとの対決もあったりして、とても和やかな中で行われたレースでした。
そして、こちらは、トランポリンの上山選手の演技です。
屋内競技なので、屋外で横の風を感じながらやるのは、難しかったそうですが、素晴らしい演技でした。すごいです!
アトラクションの合間には、選手の皆さんが笑顔でサインや写真撮影にも応じてくれていました。
それでは、最後の画像は、上山選手と外村選手の素敵な笑顔で〆たいと思います。
本当に楽しいイベントでした!
posted by watakana |22:36 |
その他 |
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