2008年01月31日

ワイナイナ選手トークイベント

 先日、行われたオリンピック男子マラソンメダリストのエリック・ワイナイナ選手のトークイベントで、出場した過去3大会のオリンピックでのレースについての思い出を語って頂きました。
 
 初めてのオリンピックの舞台は1996年のアトランタでした。初出場で銅メダルを獲得しました。このレースは銅メダルでしたが、金メダルを獲得した南アフリカのチェグワネ選手との差は8秒。そして銀メダルの韓国のイ・ボンジュ選手との差は5秒でした。金メダルまで手が届きそうだったのですごく悔しい銅メダルだったそうです。
 2度目のオリンピックは2000年のシドニーでした。この大会では、金メダルを獲得したエチオピアのアベラ選手との心理戦も続いていたそうです。二人で抜け出してから、アベラ選手がずっとワイナイナ選手の後ろについていてワイナイナ選手は、風よけのような形になってしまったそうです。そして疲れてきたところで抜かれてしまい、そのままゴールして銀メダルでした。
 そんなちょっと辛い思い出を語ってくれたのですが、ワイナイナ選手は、
「金メダルを二つも取り損ねているんですよ」
と笑顔で話してくれました。
 そして、3大会連続で出場となった2004年のアテネでは、残り10km辺りまでは先頭集団にいたそうなのですが、下り坂が続いたところで他の選手に差を広げられてしまったそうです。
 しかし最後まで諦めずに3大会連続メダル獲得に向けて走り続け、7位まで順位を落としていましたが、その後5位まで挽回しましたが、最終順位は7位でした。
 アテネではメダル獲得はなりませんでしたが、オリンピック3大会連続入賞という素晴らしい成績をあげています。
 
 そして、4大会連続オリンピック出場を目指して、2月17日に東京マラソンに挑みます。沿道で応援してもらうと背中を押してもらっているぐらいのパワーになるので応援をよろしくお願いしますと言っていました。
 
 トークイベントの後は、じゃんけんプレゼント大会が行われました。ワイナイナ選手にケニアではじゃんけんのようなものはあるのですか?と聞いてみたところ、そういうものはないなあとの事で、何かを決める時はアミダくじのような感じで決めることが多いかなとおっしゃっていました。
 じゃんけんは、ぜひケニアで広めたいねと言っていました。そのじゃんけんですが、
「私のじゃんけんは、じゃんけん・ワイですからね」
と言っていました。そしてもちろん会場のお客さんと和やかに《じゃんけん・ワイ》大会が行われました。
 最後に、サイン・握手・写真会などが行われました。お客様一人一人に丁寧にサインをしていました。お客さんや店員さんたちにも、
「いつか一緒に走りましょうね」
と気さくに話しかけていました。スポーツをしている学生さんも本当に嬉しそうに、
「はい。楽しみにしています」
と目を輝かせていました。
 オリンピックでの貴重な話を聞かせて頂いたり、気さくで素敵なワイナイナ選手の素晴らしい人柄を知ることが出来た楽しいひと時でした。
ワイナイナ選手トークイベント
 イベントが終わった後も、スポーツ用品店の各支店に飾るサイン色紙にもサインをしていました。  この日は国立競技場でもサイン会があり、またサイン会の他にもファンに囲まれてサインをしたり、夕方からのトークイベントの最後にもサイン会があり、 「今日は、何枚サインしたかわからないぐらいたくさんサインしたなあ。でも、その代わりに大勢の人からたくさん応援してもらって本当に有難いし嬉しいね」 と言っていました。  ワイナイナ選手はサインをする時には必ず《NEVER GIVE UP!》という言葉をサインと共に書いています。 「この言葉は、本当に好きな言葉で辛い時とかにいつも励まされているよ」 と話してくれました。  東京マラソンでも最後まであきらめない素晴らしい走りをしてもらいたいです。そして北京へと続きますように。
ワイナイナ選手サイン


posted by watakana |00:09 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年01月29日

北京を目指すワイナイナ選手

 1月27日、男子マラソンのオリンピックケニア代表選手として2大会連続でメダルを獲得しているエリック・ワイナイナ選手のトークイベントのお手伝いをしてきました。
 
 この日のワイナイナ選手は大忙しで、午前中は新宿シティハーフマラソンにも出場しました。
ワイナイナ選手サイン会国立
 オリンピック4大会連続出場を目指しているワイナイナ選手は、その出場権獲得を目指して2月17日に行われる東京マラソンに出場します。  3週間後に迫ってきた東京マラソンへの調整をしながら新宿シティハーフマラソンで走りを確認したいね。目標タイムは1時間8分台ぐらいかなとおしゃっていたのですが、目標タイムよりも2分ぐらい早い1時間6分33秒でゴールしました。  レース後に話を伺うと、 「ちょっと早く走りすぎたかな。日陰は寒かったけど楽しかったよ」 と素敵な笑顔で話してくれました。  レース後は、国立競技場内でのサイン会と握手会。そして場所を移動してスポーツ用品店でもトークイベントが行われました。    まずは国立競技場内でのサイン会場となるテントにワイナイナ選手が現れました。すぐに大勢の人たちに囲まれて握手やサインを求められ、笑顔で応えていました。    この日は、午前中に行われたハーフマラソンの他にも午後からは10kmの部などもあり会場にはたくさんの市民ランナーの皆さんが集まっていました。  ある親子の会話が聞こえてきたのですが、 子供「この選手見た事あるよ。有名な人だよね?」 父親「そうだよ。オリンピックのマラソンで二つもメダルを獲っているすごい選手だよ。握手してもらったらお前も早く走れるようになるかもしれないぞ」 等と楽しそうに話していました。その後、握手をしてもらって大喜びしていました。
ワイナイナ選手サイン会国立2
 その後、夕方からはスポーツ用品店に移動してのトークイベントだったのですが、少し空いた時間には、大阪で行われた女子マラソンをテレビ観戦していました。  34Km過ぎ、福士加代子選手がスタミナ切れで足がフラフラになりながらも走ることを止めようとせずに前を向いて走る姿を見ながら、 「こんな状態になってしまったら普通は走るのを止めたくなっちゃうのにね。ゴールを目指す気持ちは失っていないね。あきらめていないね。エライね」 と言っていました。そして、福士選手の後ろから付いて歩き見守っていた監督の姿を見ながら、 「監督も本当は、選手が心配だから止めさせたいはずなのにね。信じて見守っているんだね。エライね」 と言いながらレースの行方を見ていました。そして最後に、 「マラソンはやっぱり難しいね」 としみじみと言っていました。  福士選手がフラフラになりながらゴールしたことに関しては色々な意見があるとは思うのですが、一流アスリートでもゴールをするということがどれだけ難しいことなのかという事を改めて教えてもらいました。    大阪国際女子マラソンを見た後に、トークイベントの行われる会場に移動しました。トークイベントでは、過去のオリンピック3大会での裏話等たくさんのお話をして頂きました。  その模様はまた改めて書かせてもらいます。


posted by watakana |23:56 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年01月25日

村田選手引退

 1月24日・・・ラグビーヤマハ発動機ジュビロの村田亙選手が今季限りで引退することが発表されました。
 日付が変わっているので、今日1月25日に40歳の誕生日を迎えられるということですから、引退も有り得る事だとは思うのですが、ラグビージャーナリストの村上晃一さんのブログにも書かれていましたが、なぜか村田選手が引退というのは信じられない出来事のような気がします。
 
 私事ですが、トップリーグ関係は、まだまだ思うように取材が出来ない状況なので、残念ながら仕事として村田選手に直接お話を伺った事はないのですが、色々なトークイベントなどで村田さんのお話を聞いた事は何度かあります。
 
 その中でも特に印象に残っている話があります。
 約5年ぐらい前に行われたトークイベントだったと思うのですが、村田選手と神戸製鋼の元木選手のベテランお二人とサントリーの小野澤選手と栗原選手の若手お二人の4名がゲストだったと思います。
 そのイベントでの話です。
 ちょっと記憶が曖昧なもので間違っている部分もあるかも知れませんが悪しからずご了承ください。
 小野澤選手が中央大学時代にウェートトレーニングをしていたジムが、その当時村田選手が所属していた東芝府中のラグビー部の近くのジムだったので、小野澤選手はそのジムでよく村田選手を見かけていたそうです。
 その事を小野澤選手が、
「村田さんは昼間からジムに来ていて、仕事しなくて大丈夫なのかな?って思っていたんですけど・・・大丈夫だったんですか?」
とちょっとおもしろい質問を村田選手にしたんです。すると、
「仕事中じゃなくて、昼休みにジムで鍛えていたんですよ」
と村田選手が答えました。会場からは
「おー!!!」
という喚声が起きました。そしてMCをしていた村上晃一さんが、
「さすが、村田選手ですね。そういう地道な努力をしているから、長くラグビーが続けられるんですね」
とおっしゃっていました。観客の皆さんも納得という雰囲気になりました。さらに、村田選手が、
「昼休みに、ウェイトをやっていると食事をする時間がなくなっちゃうので、会社の食堂のおばちゃんにお願いしておにぎりを作っておいてもらってトレーニングが終わった後にそれを食べていました。ありがたかったですね。その後は、午後からもちゃんと仕事をしていましたよ(笑)」
と当時の素敵なエピソードも話してくださいました。
 話を聞いていた小野澤選手も栗原選手もそして元木選手も皆さん感心して言葉も出ない様子でした。

 そんな村田選手にも、引退という日が、もうすぐ来てしまうんですね。本当に寂しいです。でも、試合はまだ残っていますので、村田選手らしい素晴らしいプレーをたくさん見せてもらいたいです。
 そして、村田選手の勇姿をしっかり脳裏に焼き付けたいと思います。
村田選手0708


posted by watakana |01:23 | ラグビーその他 | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年01月12日

大学日本一は早稲田大学

 東京・国立競技場で、全国大学ラグビーフットボール選手権大会決勝戦、慶應義塾大学対早稲田大学戦が行われました。
早稲田大学試合前
慶應試合前
 午前中から降っていた雨は、キックオフになっても止まず、試合の間中降り続いていました。キックオフ直後のモール時には、両チームの選手たちの体は雨ですっかり濡れてしまい湯気が立っていました。  観客席で試合を見つめるファンの方々も、レインコートをしっかり着込み万全の体制で試合を見つめていました。
スタンド
   前半18分頃になると雨がいっそう激しくなりました。その直後にグラウンドでは、早稲田大学が慶應陣内5メートル付近まで攻め込んでラインアウトになりモールで押し込みNO.8豊田選手が先制のトライを奪いました。  GKを蹴るのは怪我明けのFB五郎丸選手ですが、この試合前半の立ち上がりにタッチキックを蹴った時には強い風や雨の影響もあったのかあまり距離の出ないキックになり首をかしげていました。  そんなこともあり、少し角度のある左サイドからのこの試合最初のGKに注目が集まりましたが見事に決めていました。  その後、慶應が37分を過ぎた時間帯に小田選手のPGで3点を入れて7対3。早稲田が僅差のリードで折り返しました。    後半、早稲田は怪我から復帰のCTB長尾選手のトライなどもあり26対6で勝利し2年ぶり14回目の大学日本一に輝きました。  勝利チームのインタビューで「この日のために1年間頑張ってきたので本当に嬉しいです」と権丈キャプテンが涙声で言っていました。
権丈キャプテン
 中竹監督は「(清宮前監督からチームを引き継ぎ)最初は正直言ってプレッシャーもあり苦しいと思うこともありましたが、素晴らしい環境でこの選手たちとラグビーが出来るということが次第に喜びに変わっていきました。今日は優勝も出来て感謝の気持ちでいっぱいです」という内容のことを語っていました。
中竹監督
 試合直後、競技場の大きなスクリーンには嬉し泣きしながらチームメイトと抱き合っている五郎丸選手の表情が映し出されていました。  準決勝の帝京大学戦に五郎丸選手は欠場しました。試合後、早稲田の権丈キャプテンは「五郎丸がいなくてBKの指示を出せる選手がいなかったので苦しかった」とコメントしていました。  この試合では、五郎丸選手が1年生のSO山中選手や2年生WTBの早田選手らに後ろから声を掛けて指示を出している様子が何度も見られました。  一方、慶應はあまりチャンスがなく攻め込まれ防御の苦しい時間が長く続いていましたが、激しい低いタックルが随所で見られました。  ノーサイドの瞬間に私の近くにいた慶應ファンの方々が「力の差は歴然だったけど最後まで諦めないでよく防御したよね。対抗戦の時よりもずっと良い試合だった」と言って選手を称えていました。  決勝戦の行われたこの日の国立競技場は、後半が始まる頃には雨はだいぶ小降りになっていましたが、試合中に風が止むことはありませんでした。  しかし、熱戦だったので試合中はあまり気にならなかったのですが、ノーサイドの瞬間は気が抜けて寒さで体が震えてしまいました。  国立で観戦された皆さんも体がとても冷えていたと思いますので風邪をひかないように温かくして休んで頂きたいと思います。


posted by watakana |23:46 | 大学ラグビー | コメント(7) | トラックバック(2)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年01月06日

アスリートと怪我

 スポーツ取材をしていると、怪我の情報を聞かないことはないと言っても過言ではありません。
 
 1月5日に観に行ってきたトップリーグの試合でも怪我から復帰をした選手が何人かいました。
 
 怪我を克服してグラウンドに戻ってきたある選手はとても嬉しそうにプレーをしているように見えました。しかし試合後に関係者の方に話を聞くと「実はまだ万全ではないんですよ」とおっしゃっていました。
 万全ではない中でもフル出場してチームの勝利に貢献していました。
 
 怪我明けの選手に話を聞くと「試合中は忘れていますが、本当はまだ痛いんですよ。でも、どこも痛いところがない選手なんていませんからグラウンドに出たらそんな事は言っていられません」と、今までにそんな言葉を何人もの選手から聞きました。
 一流アスリートは、強靭な肉体だけではなく強い精神の持ち主でもあります。そして、プレー出来ること試合に出られることが本当に嬉しいんですよね。

 今日は、試合に復帰した選手、そしてやっと練習を再開することが出来るようになった怪我明けの選手の情報が聞けて良かったなあと思っていたのですが、他の選手からは「本当は今日出場予定だったんですが、怪我をしてしまって手術することになりました」と新たな怪我の情報も聞きました。

 1月2日に行われた全国大学ラグビーフットボール選手権大会の準決勝でも怪我で欠場した選手が何人かいました。
 その中の一人が慶應義塾大学の金井キャプテンです。関東大学ラグビー対抗戦のときに怪我をしてしまいましたが、その後は復帰に向けて懸命に努力していたそうです。
 決勝戦までに怪我が回復するのか微妙な状況ですが、その様子をチームメイトたちが見て、キャプテンを大学選手権に連れて行くために必ず決勝まで進もうという気持ちでチームが結束したと、以前林監督がおっしゃっていました。
  
 一方、早稲田大学のバイスキャプテンの五郎丸選手も準決勝は欠場しました。
 五郎丸選手の欠場でかなり厳しい内容になったと中竹監督も権丈キャプテンも試合後にコメントされていましたが、五郎丸選手は決勝戦への出場は濃厚のようですね。決勝戦ではどんなプレーをしてくれるのでしょうか。

 スポーツ取材をする中でこれからも怪我の情報なども聞くと思います。
 そういう情報を聞くのは辛いことですが、怪我と戦いながら懸命に努力して復活していく姿も伝えていけるようにしっかり取材をしていきたいと思います。

posted by watakana |00:10 | ラグビーその他 | コメント(3) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年01月01日

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます!!!

旧年中は本当にたくさんの皆様にこのblogにお越し頂きましてありがとうございました。
今年も現場主義を貫き取材&執筆、リポーター活動を今まで以上に頑張っていきたいと思います。

このblogを通して、また現場でお会いして皆様と共にスポーツの素晴らしさをたくさん共有出来たら嬉しいです。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

皆様にとって素敵な2008年となりますように・・・☆☆☆

posted by watakana |19:42 | その他 | コメント(2) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加