2007年11月26日

大学選手権出場を賭けてラグビー筑波大学対日本体育大学

 11月24日に江戸川陸上競技場で行われた関東大学ラグビー対抗戦の2試合目は、筑波大学対日本体育大学戦でした。
 この両チームの対戦は、ここ数年は大学選手権を賭けて争う戦いになっています。
 2004年度は開幕戦で対戦し日体大の勝利でした。しかし筑波はこのシーズンは上位チームの慶應義塾大学に勝利して3勝4敗。日体大は筑波には勝ったものの青山学院大学に敗れて2勝5敗で筑波大学が大学選手権に出場しました。
 2005年度は両チーム共に4トライを上げ3つのコンバージョンを決めているのですが、日体大はDG2本とPGを1本を決めていて35対26で日体大が勝っています。2006年度はPG1本差の3点差で日体大が勝利しています。
 2005年・2006年度は共に日体大が3勝4敗。筑波は2勝5敗でここ2シーズンは日体大が大学選手権に出場しています。

 そして今季も勝ったチームは5位以内が確定し大学選手権の出場権を得られるという対戦になりました。
 
 試合は、前半4分に動きました。筑波がペナルティで得たチャンスからボールを繋いでPR高木選手が先制のトライを決め、WTB大野選手のコンバージョンも決まって7点が入りました。
 点差を縮めておきたい日体大は、10分に敵陣ほぼ中央からのPGをCTB角田選手が決めて3点を返しました。
 その後は、前半風上の筑波が日体大陣内に攻め込む時間が続き、19分・23分そして前半終了間際の40分にトライとコンバージョンを決め28対3で前半を折り返しました。

 後半は、14分に日体大がボールを繋いでWTB豊前選手のトライとCTB角田選手のコンバージョンが決まって28対10と追い上げます。
 しかし、24分に筑波にトライを決められて33対10と再び点差を広げられ、そのままノーサイドになりました。
筑波対日体大
 ノーサイドの瞬間、筑波の選手たちは「ウォー」という雄叫びをあげて喜んでいました。筑波の4年生にとっては、学生ラストシーズンに初めて日体大から勝ち星をあげることが出来ました。  この試合が今季対抗戦の最終戦だった筑波はシーズンを4勝3敗で終え5位以内が確定し3シーズンぶりの大学選手権出場を決めました。  応援してくれたスタンドの家族やファンの元へ満面の笑みで挨拶に行き、その後クールダウンをする間も選手たちの表情は喜びいっぱいの笑顔でした。    試合後、筑波のキャプテンのFL島選手は、 「今日は、過去の日体大戦での悔しい気持ちも踏まえて、自分たちの全てを出し切ろうという気持ちで試合に臨みました。今季は日体を倒して大学選手権出場という事がうちのチームの最大のテーマでした。この3年間は日体に勝てず、昨年・一昨年と選手権に出られませんでした。その悔しい思いを全てぶつけようという思いでした。最終戦で日体大を倒すという高いモチベーションがあったので最後まで気が緩むことなくやってこられました」 とホッとした表情で大学戦権への思いや対日体大戦への思いを話してくれました。そして、最後に大学選手権に向けては、 「今季は、アタック面ではサポートを早くしてボールを持った選手が孤立しないように、ディフェンス面では内を抜かせないように相手より早くディフェンスの人数を揃えるようにという基本の練習を徹底してやってきました。負けた試合でもその成果が出て得点を獲れるパターンが確立出来ているので自信になっています。筑波のラグビーを全国の舞台で見せたいという思いでやってきたので、大学選手権では力を出しきって思いっきりやります」 と意気込みを語っていました。  今季、関東大学ラグビー対抗戦を大いに盛り上げた筑波大学は、12月16日から始まる大学選手権に臨みます。  一方、敗れた日体大のHOバイスキャプテンの野田選手は、 「今日は接点で負けてしまい最後までディフェンスを崩すことが出来ず自分たちの力を出し切れずに終わってしまいました。しかし、まだ次の試合があるので欠点をしっかり修正して帝京戦に臨みたいです」 と語っていました。後半から出場した1年生SHの柳原選手は、 「後半は攻め込める場面もあり次の帝京戦に繋がるプレーもありました。帝京戦は精一杯やるだけです」 と引き締まった表情で話してくれました。    日体大はここまで2勝4敗です。最終戦は帝京大学と12月1日に熊谷ラグビー場で戦います。  現在3勝3敗の帝京が勝てば4勝3敗で4位が確定します。帝京が敗れると日体大と3勝4敗で並びます。その場合は直接対決で勝利しているチームが上位になるので、日体大が5位、帝京は6位という事になります。  5位までのチームが大学選手権へ出場することが出来ます。帝京対日体大戦も大学選手権を賭けての熱戦になりそうです。 ☆私事のこぼれ話☆ 最近は試合会場で「もしかしてblogの方ですか?」と声を掛けて頂くことがあります。 先日は、選手のご両親さまから、そしてこの試合では選手のお母様から選手の彼女さんを紹介して頂き彼女さんとお友達から「blog読んでます」と言って頂いて嬉しかったです♪ ありがとうございます_(._.)_ これからもよろしくお願いします!


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2007年11月25日

初勝利を目指してラグビー青山学院大学対成蹊大学戦

 3連休中日の11月24日に行われた、関東大学ラグビー対抗戦の2試合を観るために江戸川陸上競技場に行ってきました。この日は、快晴でとても気持ちの良いスポーツ観戦日和となりました。

 1試合目は、青山学院大学対成蹊大学戦でした。この両チームはまだ勝ち星がありません。青学にとっては今季の最終試合となります。初勝利を賭けての熱い戦いとなりました。
 先制したのは、青学でした。前半の開始早々1分に青学のキャプテンCTB清水選手のトライが決まりコンバージョンも決まって7対0。前半はこの得点のみで折り返しました。
 後半に入ると、6分に成蹊が敵陣ゴール前の右サイドのラインアウトからボールを繋ぎPR柳瀬選手がトライします。コンバージョンは失敗して7対5になりました。後半は風上の成蹊は攻め続け、14分にはモールからサイドに抜け出しSHの池田選手が逆転のトライを決めました。コンバージョンも決まり7対12。 その後39分にも成蹊がこの日3つ目のトライとコンバージョンで7対19として今季初勝利を飾りました。
 
 ノーサイドの瞬間、成蹊の選手は両手を突き上げて喜びを体いっぱいで表現していました。一方、最終戦に敗れて7連敗でシーズンを終えることになった 青学の選手はがっくりと肩を落としていました。
 スタンドには、黄色と黒の青学のチームカラーの小旗を振りながら一生懸命応援する家族やファンも大勢駆けつけていましたが、勝ち星を挙げることは出来ませんでした。しかし、大きな拍手を選手たちに贈っていました。

 試合後、成蹊のキャプテンno.8の土井内選手は、
「ホッとしました」
と笑顔で開口一番に話していました。そして、
「前回の筑波戦は、負けはしたんですが良い試合ができたんですよ。善戦出来たことでチームとしては大きな自信になりましたが、今度は必ず結果を残したいという強い思いをもってこの青学戦に臨みました。その通りに結果が残せたので嬉しいというよりはホッとしたという気持ちが今は大きいです」
と語っていました。
「まだ、最終戦の慶應戦が残っているので、今シーズンを振り返るのは早いと思うのですが、対抗戦Aグループの各チームとの対戦は本当に楽しいし、強いチームとの対戦で鍛えられています。最後の慶應戦も思いっきりやります」
と抱負も語ってくれました。
青学対成蹊
 そして、この日は、成蹊大学学内新聞の成蹊スポーツさんも取材に来ていました。女性カメラマン兼記者として一生懸命この試合を追い続けていた彼女も、試合後は本当に喜んでいました。  昨年は立教との入れ替え戦に勝利してAグループ昇格を決めましたが、Bグループで優勝して臨んだ2005年度・2004年度の入れ替え戦では2年連続で青学に敗れ、Aグループ昇格を阻まれてきました。  そんな悔しさを目の辺りにしてきた成蹊スポーツの記者さんにとっても、Aグループで勝利することそして青学に勝つことは3年越しの悲願だったそうです。  彼女も選手と同じように喜びを噛み締めていました。


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posted by watakana |21:52 | 大学ラグビー | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年11月24日

ラグビー超満員だった早慶戦

 11月23日に行われた大学ラグビー対抗戦の慶應義塾大学対早稲田大学戦の行われた秩父宮ラグビー場には、観客24,207人が詰め掛け、メインスタンド・バックスタンド共に大勢のラグビーファンで埋め尽くされました。
早慶満員のスタンド
 最高の雰囲気の中で伝統の一戦が午後2時にキックオフになりました。 ここまで5連勝で全勝優勝を狙う早稲田と開幕戦で筑波大学に敗れたものの、それ以降は3勝1引き分けと調子の上がってきた慶應の対戦。好ゲームが予想されましたが、結果は40対0で早稲田が完封勝利を飾りました。
早慶戦
 試合後の両チームの様子は対照的でした。勝った早稲田の中竹監督は、 「結果的に完封勝利ということになりましたが、点差以上に満足の出来る内容でした。こういうビックゲームになるとミスが出たり反応が悪くなったりという懸念があったが、今日は集中力があり、こぼれ球などに対しての反応も良かった」 と言葉通りに満足気な表情でした。  一方の慶應の林監督は、 「早稲田に勇気をもってチャレンジしようと準備して臨んだのですが、力を出し切れなかった。力を出し切って負けるのならそれは仕方のないことですが、ラインアウトやハンドリングのミスなどが出て、ボールを持つ機会がほとんどないような状態でした。メンタル面でも元気がなかった。残念です」 と語っていました。  対面対決として注目された、早稲田の1年生WTBウィング中濱選手と、慶應のエース4年生WTB14番の山田選手について、早稲田の中竹監督は、 「(慶應の)山田に対しても1年生が4年生に挑むというよりも、早稲田の11番として堂々と挑んでいた。今日は100点です」 と、評価していました。 一方、慶應のバイスキャプテンのCTB中浜選手は、 「山田はいつものプレーは出来なかったが、調子自体は良かったので、山田スペシャルのサインをいくつか決めてあったのですが、自分たちがそこまでつなげませんでした」 と、言っていました。そして、山田選手は、 「今日は良いところがなく終わってしまいましたが、対抗戦の試合はあともう1試合あるので、選手権に繋がるような試合をしたいです」 と悔しそうな表情で語った後、足早にアフターマッチファンクションの会場へ向かって行きました。    慶應は、12月1日に熊谷ラグビー場で対抗戦の最終試合を成蹊大学と戦います。  一方、早稲田は、12月2日。全勝(1引き分け)の明治大学と国立競技場で対抗戦の優勝を賭けて戦います。    ところで、早稲田・明治・慶應という人気チームが属している関東大学ラグビー対抗戦Aグループには、他には、帝京大学・日本体育大学・筑波大学・青山学院大学・成蹊大学が今季は属しています。  今季はこの対抗戦Aグループの5位までには大学選手権の出場権が与えられ、下位の7位8位チームはそれぞれ、対抗戦Bグループの上位2位1位のチームと入れ替え戦を戦うしくみになっています。  4位5位6位争いは、大学選手権の出場権を賭けた戦いになり、7位8位チームの順位争いは、入れ替え戦での対戦相手(A7位のチームはB2位のチームとA8位のチームはB1位のチームと対戦)との兼ね合いを考えると一つでも上位に食い込みたいところです。  11月24日には、江戸川陸上競技場で、大学選手権出場を目指す対戦と、順位争いとなる対戦が行われました。  その模様は、改めて近いうちに書きたいと思います。


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posted by watakana |23:01 | 大学ラグビー | コメント(2) | トラックバック(1)
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2007年11月22日

東京国際女子マラソンを少しだけ観てきました

 11月18日は、東京国際女子マラソンも行われました。
 高校ラグビーの東京都予選決勝戦が行われた秩父宮ラグビー場と東京国際女子マラソンのゴール地点の国立霞ヶ丘競技場は、入口によって若干の違いはありますが歩いて10分弱ぐらいの距離の場所にあります。
ということで、秩父宮で2試合を観た後に小走りで国立に向かいました。
 
 しかし、野口みずき選手のゴールシーンを生で見届ける事は出来ませんでした。国立に向かいながら、携帯のTVで野口選手の優勝インタビューを聞いていました。
「(同学年の)渋井選手と一緒に走れて刺激になって良いレースをする事が出来ました」「試合前からメチャクチャ意識して闘志を燃やしていました」「負けず嫌いですから絶対に負けたくなかった」等のコメントが次々と出てきました。
 北京オリンピックに行くためには絶対に負けられない相手に勝ち好記録も出て、心からホッとして喜んでいるのだなあと思いながら聞いていました。
 
 そして、野口選手の優勝インタビューが終わった直後に渋井陽子選手が国立に帰ってきました。疲れきったその表情を観たスタンドのファンや関係者の方だと思われる人たちから、
「ようこ・ようこ」
という声援が飛びました。しかし、その声援に応える気力もなさそうなほど辛そうな表情をしていた渋井選手は7位でゴールしました。
 ゴールしてすぐにタオルで顔を覆い隠してスタッフに体を支えられながらグラウンドを後にしました。
 その瞬間、国立が一瞬静まり返りました。野口選手の最高の笑顔。そして対照的な渋井選手の痛々しい姿。勝者と敗者の姿がクッキリと浮き彫りになっていました。
 
 国立競技場には、その後も続々と選手がゴールしてきました。疲れきった表情の選手、走りきったという満足気の表情の選手、ゴールをする選手の表情も様々でした。
東京国際女子マラソン


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posted by watakana |00:57 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年11月20日

高校ラグビー 東京都予選決勝戦

 11月18日に秩父宮ラグビー場で行われた《全国高校ラグビーフットボール大会 東京都予選決勝戦》を観に行ってきました。
 この日は、第一地区と第二地区の決勝戦の2試合が行われました。
 
 第一試合は、国学院久我山高等学校対明治大学附属中野高等学校戦でした。
 試合は、国学院久我山が前半5分にトライとコンバージョンを決めて7点を先制します。その後、11分に明大中野がPGを決めて、7対3と点差を縮めます。しかし、明大中野にとってはこのPGが唯一の得点となり、後半は一方的な国学院久我山ペースとなりました。
 得点は40対3。国学院久我山が勝利を収め、17年連続33回目の優勝を決めました。そして大阪・近鉄花園ラグビー場で行われる全国出場を決めました。
 ノーサイドの瞬間は、明大中野の選手たちは地面に崩れ落ちて悔しがる選手もいましたが、国学院久我山の選手たちは喜んでいる様子はなく引き締まった表情のままでした。この勝利の瞬間から全国大会を見据えているかのように見えました。
 スタンドで観戦していた、国学院久我山を応援していたご家族同士で「まあ、通過点だからね。こんなところで喜んでいる場合じゃないですよね」と話していました。
国学院久我山対明大中野
      1試合目の表彰式に続いて2試合目が行われました。対戦は本郷高等学校対東京高等学校戦です。こちらは大接戦でした。  1トライとコンバージョンを決めた東京が7点。そして1トライとDGを決めた本郷が8点。1点差で本郷が優勝。花園行きを決めました。  しかし、インゴール近くまで攻め込み2つ目のトライを獲るチャンスは東京の方に再三ありました。最後のパスがノックオンになったりパスミスになってタッチの外に出てしまうなどのミスもあり2つ目のトライを挙げることは出来ませんでした。  ノーサイドの瞬間は、1試合目とは対称的に、本郷フィフティーンはガッツポーズをしたりして喜びを表現していました。    こぼれ話・・・この日の2試合目を観ていた後半20分ぐらいを過ぎた時間帯に、1試合目の試合を終えて残念ながら敗れてしまった明大中野の選手たちが、私の近くの席にきました。着替えも終わり制服に着替えて各自おにぎりを食べたりしながら2試合目を観戦していたのですが、悔しさが収まらず、ずっと鼻をすすりながら泣いている選手もいました。  そんな選手たちの元にOBの選手が近付いてきて「お疲れ」と優しい笑顔で声を掛けて労っていました。  選手たちの心情を察してか先輩たちも一言だけ声を掛けてその場を離れていきましたがとても微笑ましい光景でした。
本郷対東京
   私は、その後、東京国際女子マラソンのゴール、国立競技場に急いで向かいました。  その模様は、また後日(なるべく早く)お伝えしたいと思います。


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posted by watakana |01:28 | ラグビーその他 | コメント(0) | トラックバック(1)
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