2007年05月10日
車椅子バスケットボール観戦
5月4日に行われた、【第36回日本車椅子バスケットボール選手権】に行ってきました。 車椅子のバスケットボール競技を生で観るのは初めてだったのですが、本当にすごい迫力でした。 ルールは、ほとんど一般のバスケットボールと同じで、同じ高さのゴール(3.05m)にボールを投げ入れて競われます。 難しいルールは、あまりないので、初観戦でもすぐに楽しめましたが、疑問に思った事もいくつかありました。 まずは、トラヴェリングです。子供の頃、体育の授業でやった時に、ボールを持って3歩以上進むと反則と教わりましたが、車椅子競技の場合はどうなるのだろうと思いました。 その答えは、車椅子競技では、車椅子をプッシュする動作1回が1歩とされるために、3回以上プッシュすると反則になるそうです。 その他には、ゴールの高さが、一般競技と同じなので、車椅子競技だと、高さがない分、腕力がすごく必要そうだなと思いました。そんな事を考えながら選手の腕を見てみると、もの凄く太くて筋肉がたくさん付いている逞しい腕でした。 そして、車椅子を操作する技術もとても重要です。そして、激しさのあまりに何度も選手同士がぶつかり合い、また車椅子から転倒する事態も度々起こりましたが、そんな時でも選手は、基本的には自力で車椅子に戻っていました。 その時にも腕力が発揮されていました。初めて見た私にとっては、本当に驚きの連続で、激しいプレーがたくさん起こるので、怪我をしないかとドキドキしていました。 かなり激しい転倒もあったので、試合後、選手に怪我などをしていないかと訪ねてみると、 「あれぐらいの、転倒はしょっちゅうですから、全然問題ないです」 とおっしゃっていました。 そして、大会は、日本全国から予選を勝ち抜いてきた20チームがトーナメントで戦いました。 私が観に行った最終日は、準決勝と決勝、そして3位決定戦が行われました。競技の合間には、エキシビジョンなども多数、行われました。 初めは、ポラリスの会といって、現役を離れた選手などで構成されたチームと若いジュニアチームとの対戦が行われました。ポラリスの会チームは、熟練された技術を多数披露していて、本当に楽しそうにプレーされていました。 前半は、そんな大先輩達に圧倒されていて、元気がないように見えたジュニアチームも後半には、素晴らしいゴールもたくさん飛び出し、白熱した素晴らしいゲームになりました。結果は、ポラリスの会チームが勝利を収めました。 続いて、北京パラリンピック大会予選を戦う、日本代表男子チームが紹介されました。キャプテンの藤井新悟選手が、 「必ず、北京の切符を取って帰ってきます」 と、力強く挨拶していました。 引き続き行われたのは、男子日本代表チームと女子バスケットボールチームJOMOサンフラワーズの選手達が、横に並んで走りながらパスをして最後はシュートを決める夢のコラボでした。 息もピッタリで、選手の皆さん達は、本当に楽しそうでした。最後には選手同士握手をして記念品を交換しあって、コラボは幕を閉じました。 エキシビジョンが終わると、3位決定戦と決勝戦が行われました。 3位決定戦は、準決勝で大接戦の末に2点差で敗れた、宮城MAX対清水M・S.Tの対戦でした。弟2ピリオド終了時まで4点差の僅差だったこの試合でしたが、第3ピリオド以降、点差を広げた宮城MAXが勝ち、見事に3位になりました。 続いて行われた決勝戦は、3連覇を狙う最注目チームの千葉ホークスと、初優勝を狙う東京のNO EXCUZEの対戦でした。 決勝戦も、第2ピリオド終了時点で、28対28の同点でしたが、第3ピリオド以降は、千葉が突き放し、68対48で千葉ホークスが3連覇を達成しました。 試合後、千葉ホークスのベテラン選手で、日本代表選手としても活躍している京谷和幸選手にチームの強さについて聞いてみました。 「うーん。なんでしょうね?」 と少し考えた後に、 「この大会で優勝すると、世界大会の出場権がもらえるんですよね。国内の大会も大切なんですが、世界を相手にした時に、自分達のチームの実力がどれぐらいなのかを試してみたいという気持ちもあるんですよね。そういう上の目標も持ちながらやっているので高いモチベーションで戦えるのかも知れませんね。あとは選手層の厚さでしょうね。有望な若手がたくさんいますからね」 とおっしゃっていました。選手層の厚さは、他のチームからも羨ましがられています。京谷選手のような35歳のベテランから、今大会のMVP18歳の若い香西選手など有望な選手がたくさんいます。 この後は、5月13日から行われる北京パラリンピック大会の予選に向けて、日本代表の戦いが始まります。大会に備えて代表チームは、11日に出発するそうです。 今回は、たくさんの選手や関係者の方に、お話を伺うことが出来ました。そんな中で、皆さんがおっしゃっていたことは、 「バスケットに限らずに、車椅子の競技というものがあって、選手達が頑張っているということを、もっとたくさんの人に知ってもらいたいですね」 とおっしゃっていました。 私も、またぜひ応援に行きたいと思います。 画像は・・・携帯のデジカメと私の技術!?ではこれが限界です(^^; 雰囲気だけでも少しでも伝わればという思いを込めて掲載させてもらいます_(._.)_
- 共通ジャンル:
posted by watakana |16:03 |
バスケットボール |
コメント(0) |
トラックバック(0)


