2006年12月25日

全国大学ラグビー選手権

 ここのところ、本当にバタバタしていまして、blogの更新が滞っていてスミマセンでした_(._.)_
 その間に、12月17日には、大学選手権の1回戦が、12月24日には大学選手権2回戦が各会場で行われ、準決勝に進む4チームが決定しました。
 昨年の覇者、早稲田大学。準優勝の関東学院大学。そして、今年は関西リーグの2校が準決勝へ駒を進めました。
 関西リーグ戦で全勝優勝した大阪体育大学、さらに日本代表の大畑選手やゴールデンブーツ広瀬選手を輩出している京都産業大学です。
 近年の大学ラグビー界は、東高西低の傾向だったので、今年は準決勝に関西の2チームが進み、準決勝以降も楽しみになってきました。
 
 もう、ベスト4が出揃ったこの時期ではありますが、今回は、私が3年間応援しながら追いかけている日体大の1回戦の事を書かせてもらいます。
 
 12月17日。秩父の宮ラグビー場で関東学院大学と対戦しました。
前半、36分までに関東学院が5つのトライとゴールなどで、31対0と大量にリードを奪います。
 しかし前半終了間際の38分に、日体大がターンオーバーから奪ったボールを繋ぎ山藤選手がトライを決め、その後のゴールも決まり7点を返しました。
 この良いムードで折り返したいところだったのですが、その直後に関東学院の中園選手に4つ目のトライを決められ、ゴールも決まって38対7と関東がリードして前半が終了しました。
 後半は開始早々に、関東学院のトライが決まり、その後も関東がトライを重ねて、点差が開いていきますが、日体大も食い下がります。
 22分に相手ラインアウトを奪うと、最後は山藤選手がこの日二つ目のトライを決めて石井選手のゴールも決まり反撃します。
 しかし、その後、日体大は、後一歩のところまでは行くのですが、トライには繋がらず、83対14で敗れました。

 この敗戦で日体大の2006-07シーズンは終了となりました。4年生の選手は、試合後に涙を流す選手もいました。
 バイスキャプテンの小川選手は、「点差開いちゃったんで」と言った後、悔しさがこみ上げてきて言葉にならない様子でした。
 アフターファンクションが終わり、グラウンドの外で、今シーズン最後のミーティングが行われましたが、キャプテンの湯浅選手は号泣していました。
「悔しい。(もっとこのチームで)試合したかったです。アタックの面で自分達のラグビーが全然出来ませんでした。でも、やるだけの事はやってきたんで、そういう意味では悔いはありません」
と少し落ち着いてから話してくれました。
 
 結果は、昨シーズンと同じ大学選手権1回戦敗退でしたが、昨シーズンは、最低限の目標が4シーズンぶりの大学選手権出場という事でしたが、今シーズンは昨年以上の成績が最低限の目標でした。
 それが果たせずに悔しいシーズンの幕切れとなりました。
 尾関ヘッドコーチは、「点差をみれば、同じ対戦だった昨年とあまり変わっていないと思われるかも知れないけど、確実に差は縮まっている。決められたことがきちんと出来た場面では、一瞬でも、あの関東学院を慌てさせる事が出来た。しかし、対戦相手の力を出させないのが強いチームだということだけど、本来の力が出せなくて残念だった。シーズンを通しての課題は、試合中にまだまだ、集中力が足りない。集中力があれば、自然にボールが出てくるポジション取りや早いフォローが出来るが、そういうところが出来なかった」
と今シーズンを振り返りながら、話してくれました。

 しかし、一昨年まで、3シーズン大学選手権に出場出来ない状態に落ち込んでいたチームは2年連続で大学選手権に出場出来る力を付けました。
 来シーズン以降は、大学選手権に出ることは当たり前で、大学選手権で勝ち進むチームになるはずです。
 今シーズンのチームは、スタメンの約半分を4年生が占め、出場している選手は下級生の時から活躍していた選手が多く、来シーズンは、今まで以上にチームが生まれ変わります。
 そんな状況を、尾関ヘッドコーチは「そんな年は、皆が危機感を持ってやるので、必死になるんですよ。そういう年は以外と良い結果が出る可能性があるんですよ」とおしゃっていました。

 生まれ変わる日体大。私は来年以降も目が離せないと思いました。

posted by watakana |01:13 | 大学ラグビー | コメント(6) | トラックバック(0)
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2006年12月12日

大学選手権への最後の切符

 全国大学ラグビー選手権大会の開幕を1週間後に控えた12月10日、ユアテックスタジアム仙台で、関東第5代表決定戦、東北学院大学対日本体育大学戦が行われました。
 この試合に勝ったチームが、関東第5代表として全国大学ラグビー選手権大会に出場出来る事になります。

 地元での試合ということで、東北学院大の応援受付には記帳用のノートが用意され、応援の受付をしてくれた人たちに応援用のスティックバルーンを配っていました。試合中は、そのバルーンを叩く音が響き渡っていました。

 一方の日体大は、ベンチ入りしていないラグビー部の選手やマネージャたちは、早朝4時に横浜のグラウンドに集まり、バスで6時間かけて仙台にやってきました。
 この日は、関東地方とは4℃ぐらいの差があり、震えながらも熱心に応援をしていました。

 試合は、東北学院大のキックオフで始まり、前半の2分に日体大のラインアウトを東北学院大がターンオーバーし、右中間に先制トライを決めます。ゴールキックも決まり7点が入りました。
 しかし、その後は、日体大が攻めます。10分、25分にはモールを押し込みトライ。30分にはスクラムを押し込んでトライを決め、19対7と日体大がリードして折り返します。
 後半も、日体大がモールからトライを決めるなど4トライを奪います。東北学院大も1トライ1ゴールを返しますが、41対14で日体大が勝利を収め、全国大学ラグビー選手権大会への2年連続出場が決まりました。

「今日は、FWの頑張りに尽きますね。でもまだまだ攻めきれないところもあったし、守備も隙があってスッキリしない部分があるので、(選手権の1回戦の)関東学院には、おもいっきりやるだけです。当たって砕けろですね」と尾関ヘッドコーチがおっしゃっていました。
 副将でPRの小川選手は、「試合の前半は、相手に合わせてしまうという自分達の悪いクセが出てしまいました。内容には満足していませんが・・・。とにかく選手権はおもいっきりやります」と決意も語ってくれました。
 この日、スタメンSOで出場しプレースキッカーも務めた2年生の大澤選手は「すごく緊張しました。もし負けてしまったら4年生に申し訳ないですからね。前半は本当になかなか落ち着けなかったのですが、後半からはいつも通りにプレー出来ました。選手権に行かれる事になって本当にホッとしました」と話しながら安堵の表情をしていました。
 
 各リーグでの激しい戦いを制して全国大学ラグビー選手権大会出場権を獲得した16チームの戦いが、いよいよ12月17日から始まります。

posted by watakana |22:06 | 大学ラグビー | コメント(7) | トラックバック(0)
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2006年12月05日

チーム一丸

 爽やかな冬晴れの下、熊谷ラグビー場で行われた、関東大学ラグビー対抗戦帝京大学対日本体育大学戦は息詰る接戦となりました。
 
 両チーム点の取り合いとなり32分には、13対12で日体大が1点リードという場面もありました。しかし、その後は。帝京大が2トライを奪い、逆転。26対13で前半を折り返しました。
 後半が始まり、先制点は、日体大のトライでした。GKも決まり、26対20と点差が縮まります。
 強力FWの帝京大を相手に日体大がモールで押し勝つ場面もあり、応援をしている部員達もいつも以上に力が入ります。ある部員の一人が少し恥ずかしそうに、
「押せ。押せ。」
と声援を始めました。すると応援している部員達と周りに居た日体大を応援するファンの人たちで、
「押せ。押せ。押せ・・・」
の大合唱になりました。この声援は、他の大学の応援では、よく耳にする応援なのですが、今季の日体大にとっては、初めての「押せコール」でした。
 4年生マネージャーの秋葉さんは
「とてもビックリしましたが、出ている選手だけではなくて、応援している選手も含めて全員が一つになれた感じがして本当に嬉しかったです」
と試合後に話してくれました。その日体大の応援席が一番盛り上がる瞬間は16分に訪れます。日体大がトライとGKを決めて再逆転し、27対26とリードした時でした。
 しかし、その後、帝京大が2トライとゴールなどを決めて試合は38対27で帝京大の勝利となりました。

 日体大の尾関ヘッドコーチは、
「本当にこの間(苦戦した立教大学戦)と今日で、全然違うゲームが出来たという事はいかに気持ちが大切かという事なんですよね。今日は本当に惜しかったです。でも後半に逆転した直後のキックオフでミスしてトライに繋げられている。強いチームはあーいうミスはしないんです。まだまだうちのチームはそういう甘さがあるんです。でも、ここまでやれて自信がついたと思う。仙台(関東第5代表決定戦)ではしっかり勝って選手権に臨みたいと思います」
と、おしゃっていました。そして、キャプテンの湯浅選手も、
「惜しかったですね。本当に気持ちが一番ですね。勝てる試合でした。不用意にトライを与え過ぎました」
と悔しそうに言った後、
「でも、今日は試合が進むにつれて、どんどん自信が付いてきて、俺達出来るぞ。勝てるぞ。という気持ちになっていきました。まだまだやれると思いました。この気持ちを次の決定戦、そして選手権に繋げていきます」
と言って、前を見据えていました。
 違うチームの応援かな?と勘違いしそうになるほど、元気に応援をしていた部員にも話を聞きました。
「この1週間で別に特別な事はしていないんです。でも、今日は天気も良かったし、応援も一つになって皆が気持ち良かったから良い試合が出来たと思います」
と笑顔で話してくれました。

 日体大は12月10日、東北仙台の地で、チーム一丸となって大学選手権出場を目指し、北海道・東北地区代表の東北学院大学と戦います。試合会場は、ユアッテックスタジアム仙台。キックオフは午後1時です。

 お近くのラグビーファンの皆様!ぜひ、熱い戦いを観に来てください。

 帝京大は、対抗戦4位で大学選手権出場が決まりました。1回戦の相手は、関西リーグ2位の京産大です。花園ラグビー場で午後12時キックオフです。

posted by watakana |22:20 | 大学ラグビー | コメント(5) | トラックバック(0)
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