2008年07月03日

日本陸上競技選手権大会を観てきました

 6月26日から29日までの4日間、神奈川県川崎市等々力競技場で行われた、第92回日本陸上競技選手権大会に行ってきました。
会場
   この大会は、北京オリンピックの選考を兼ねていましたので、北京オリンピックの出場を目指す選手にとっては本当に重要な大会でした。  そして、観る側の皆さんにとっても、オリンピックに出場する選手決定の瞬間が目の前で観られるということもあり注目度の高い大会でした。    大会1日目から、男子10000mの松宮隆行選手が優勝してオリンピック出場が内定しました。2日目以降も、男子400mHの為末大選手の見事な怪我からの復活勝利、最後まで大接戦となった女子10000mでの渋井陽子選手の優勝、男子ハンマー投の室伏広治選手、男子棒高跳の澤野大地選手の日本記録保持者らしい貫禄を見せつけての優勝など、喜びいっぱいの表情がたくさん見られました。最終日の最終種目となった女子5000mの小林祐梨子選手の優勝インタビューでの嬉し涙も印象的でした。怪我の影響で苦しんでいた昨シーズンのことを思い出したようで号泣していました。  他にも本当にたくさんの素晴らしい戦いがありました。
男子400H
 その反面、期待されながら結果を残せず、第一次日本代表選手には選ばれなかった選手や、オリンピック出場が叶わなくなった選手もいました。  勝負に敗れた瞬間は、目に悔し涙を溜めていた選手もいました。競技終了後には観客席にいる家族や応援してくれた人たちへ謝っている姿なども見かけました。
女子棒高跳
 また、オリンピック出場とは関係なく、それぞれの目標に向けて頑張っている選手も大勢いました。高校生が活躍していた種目もあり、7月29日から埼玉で行われるインターハイでの活躍も楽しみです。
女子円盤投
 この大会期間中は、会場でたくさんの子供たちの姿も見かけました。団体で来ていた川崎市内の小学校や中学校の引率の先生方に少し話を聞くことが出来ました。  今回は川崎市教育委員会からの招待を受けて来たそうです。野球やサッカーのようなメジャースポーツではないので、生で陸上競技を観たことのある生徒はほとんどいなかったとおっしゃっていましたが、スタジアムに行けることになって子供たちは本当に喜んでいたそうです。  混成競技の棒高跳を目の前で観た子供たちは 「ものすごく高くてびっくりしました」 「怖いけどやってみたい気もする」 等と目を輝かせながら話してくれました。  そして、中学で陸上をやっているという子は、トラック競技を目の当たりにして、 「生で観るとスピードがすごいです。今まで見た事のない速さで、日本のトップレベルの凄さを実感しました。自分もいつかこういう大会に出たいなあと強く思ったので、これからはもっと練習をしっかりやらなくてはいけないなと思いました」 と話してくれました。地元の子供たちにも夢を与えてくれる大会でした。
男子棒高跳表彰式
 日本選手権が終わり、北京オリンピック出場が決まった選手、次の大会で出場を目指す選手、次の各自の目標に向けて頑張る選手、そして、これから陸上を始めようと思った子供たちもいるかも知れません。それぞれの熱い夏が始まりますね。  そして、あと約1ヶ月後に迫った北京オリンピックが本当に楽しみです。


posted by watakana |16:58 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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