2007年04月16日
東京六大学野球~素晴らしい開幕戦~
4月14日に行われた、2007六大学野球春季リーグ戦の開幕試合を観に、神宮球場に行ってきました。 何といっても、注目は早稲田大学の1年生の斎藤佑樹投手です。当初は、中継ぎでの登板が有力と言われていましたが、先発での登板でした。 創部が明治34年という伝統チームの早稲田大学野球部の長い歴史の中でも、1年生ピッチャーが開幕戦の先発を務めたことはないそうです。早稲田大学野球部の長い歴史に新たな1ページが刻まれた瞬間でした。 AM11時。いよいよプレーボールとなりました。先攻は東京大学。マウンド上は早稲田の先発、斎藤投手です。 マウンド上での投球練習が始まったときから、歓声が沸き起こっていました。 「おー」 150キロ近い快速球を投げた訳ではありませんでしたが、 「良い球だなあー。手元で伸びるなあー。スピードガン以上に早く見えるなあー」 等と思い思いに感想を述べながら、客席にいた人達は斎藤投手の投球に釘付けになりました。 投球練習が終わり、いよいよ注目の第1球は、140キロのストレートでした。東大の先頭バッター井尻選手がバットを出してファールになりました。 スタンドの皆が注目していた1球目が投げ終わると、何となく不思議な空気が、一瞬漂いました。 斎藤投手が試合後に、 「最初の1球だけは、緊張した」 と言っていた、その初球は、神宮球場にいたすべての人達が同じように緊張しながら見守っていたようでした。 その後は、先頭の井尻選手をファーストライナーに仕留めると、続く2番の森本選手からは、初の三振を奪い、続く岩田選手はショートゴロで、1回は三者凡退に抑えました。 まったく危なげない立ち上がりでした。 その後も、東大打線を三者凡退に抑えていきます。その間、味方は得点を重ねていきました。 5回までに、7つの三振を奪っていたのですが、カウントが有利な時はボール球を振らせて空振りの三振。 そして、この日は、カウントが不利になることは、ほとんどありませんでしたが、唯一フルカウントになったのが、4回の森本選手との対戦でした。ボールカウントは2-3、1球ファールで粘られた後の7球目、インコースに、ズバッとストレートが決まって見逃しの三振でした。 客席からも大きな歓声と拍手が沸き起こりました。 5回の裏の早稲田の攻撃は4本のヒットにフォアボールそして相手エラーなどで長い攻撃となり3点を奪いました。 味方の長い攻撃が終わった直後の6回、この回の先頭バッター東大の大坪選手に2ベースを打たれました。試合後に斎藤投手が、 「失投でした」 と言っていました。味方の長い攻撃後の守りで、下位打線の7番から始まる6回、この試合の中で唯一気が抜けてしまった投球なのかも知れません。 しかし、後続を3人でキッチリ抑えました。試合中に表情も観ていましたが、終始ポーカーフェイスで落ち着いていました。 6回1安打、8つの三振を奪っての見事な大学初勝利でした。 凄いという言葉しか出てこないこの日の斎藤投手の投球でした。次の登板も本当に楽しみです。 そして、打撃の方では、初打席が三塁線への内野安打で出塁しました。運も持っているなあと改めて思いました。 この試合は、開始15分前には、特別指定席が売り切れという異例の状況になりました。 本当に凄い事だなあと思っていたのですが、球場の中に入ると、内野席や外野席は、結構、空いていました。 試合後に、斎藤投手がこの空席の事を気にするコメントをしていました。 「今日は、空席も結構あったので、これからは球場が満員になるように頑張ります」 斎藤投手がそう言うと本当に、神宮球場が満員になる日が近いうちに来るような気がします。 2試合目は、慶應大学対立教大学戦でした。慶應は、期待の4番佐藤選手が大活躍でした。エース加藤投手も力投でした。 立教は、満塁ホームランを打たれるなどで、大量失点したことが響いてしまいましたが、実力差があまりない対戦で、観ていて楽しいゲームでした。 この日に購入したパンフレットを読んだりしながら、観戦しましたが、注目の選手に挙げられている選手が期待通りの活躍でした。 今後の色々な対戦も本当に楽しみだなあと思いました。
posted by watakana |01:28 |
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