2008年01月12日

大学日本一は早稲田大学

 東京・国立競技場で、全国大学ラグビーフットボール選手権大会決勝戦、慶應義塾大学対早稲田大学戦が行われました。
早稲田大学試合前
慶應試合前
 午前中から降っていた雨は、キックオフになっても止まず、試合の間中降り続いていました。キックオフ直後のモール時には、両チームの選手たちの体は雨ですっかり濡れてしまい湯気が立っていました。  観客席で試合を見つめるファンの方々も、レインコートをしっかり着込み万全の体制で試合を見つめていました。
スタンド
   前半18分頃になると雨がいっそう激しくなりました。その直後にグラウンドでは、早稲田大学が慶應陣内5メートル付近まで攻め込んでラインアウトになりモールで押し込みNO.8豊田選手が先制のトライを奪いました。  GKを蹴るのは怪我明けのFB五郎丸選手ですが、この試合前半の立ち上がりにタッチキックを蹴った時には強い風や雨の影響もあったのかあまり距離の出ないキックになり首をかしげていました。  そんなこともあり、少し角度のある左サイドからのこの試合最初のGKに注目が集まりましたが見事に決めていました。  その後、慶應が37分を過ぎた時間帯に小田選手のPGで3点を入れて7対3。早稲田が僅差のリードで折り返しました。    後半、早稲田は怪我から復帰のCTB長尾選手のトライなどもあり26対6で勝利し2年ぶり14回目の大学日本一に輝きました。  勝利チームのインタビューで「この日のために1年間頑張ってきたので本当に嬉しいです」と権丈キャプテンが涙声で言っていました。
権丈キャプテン
 中竹監督は「(清宮前監督からチームを引き継ぎ)最初は正直言ってプレッシャーもあり苦しいと思うこともありましたが、素晴らしい環境でこの選手たちとラグビーが出来るということが次第に喜びに変わっていきました。今日は優勝も出来て感謝の気持ちでいっぱいです」という内容のことを語っていました。
中竹監督
 試合直後、競技場の大きなスクリーンには嬉し泣きしながらチームメイトと抱き合っている五郎丸選手の表情が映し出されていました。  準決勝の帝京大学戦に五郎丸選手は欠場しました。試合後、早稲田の権丈キャプテンは「五郎丸がいなくてBKの指示を出せる選手がいなかったので苦しかった」とコメントしていました。  この試合では、五郎丸選手が1年生のSO山中選手や2年生WTBの早田選手らに後ろから声を掛けて指示を出している様子が何度も見られました。  一方、慶應はあまりチャンスがなく攻め込まれ防御の苦しい時間が長く続いていましたが、激しい低いタックルが随所で見られました。  ノーサイドの瞬間に私の近くにいた慶應ファンの方々が「力の差は歴然だったけど最後まで諦めないでよく防御したよね。対抗戦の時よりもずっと良い試合だった」と言って選手を称えていました。  決勝戦の行われたこの日の国立競技場は、後半が始まる頃には雨はだいぶ小降りになっていましたが、試合中に風が止むことはありませんでした。  しかし、熱戦だったので試合中はあまり気にならなかったのですが、ノーサイドの瞬間は気が抜けて寒さで体が震えてしまいました。  国立で観戦された皆さんも体がとても冷えていたと思いますので風邪をひかないように温かくして休んで頂きたいと思います。


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posted by watakana |23:46 | 大学ラグビー | コメント(7) | トラックバック(2)
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大学日本一は早稲田大学

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お疲れ様でした。私はテレビで観戦。
雨というコンディションの中では、あの戦術しかなかったとは思います。が、やっぱり天気の良い日に、山田も出来れば元気な状況で早慶決戦を見たかったという気もします。
それとやはり今期は関東学院不在だったので、もし関東が相手だったら昨日のようなミスは致命傷だったのではと思います。

ともかく寒い中お疲れ様でした。

posted by タケ | 2008-01-13 09:05

慶應 準優勝!

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両チーム共もっとコンディションのいい中で決勝の晴れ舞台を戦かって欲しかったです。
慶應義塾創立150周年のスタートに「準」は残念ですが、選手の皆はよく頑張ってくれたと感謝しています。特に怪我で出場できない金井主将の無念さは・・・・。中浜君がグラウンドからスタンドに向かって退場の際、深々と頭を下げていたのには涙が出ました。彼も膝に爆弾を抱えてシーズンを戦いましたから。塾は正月超えを毎年できるようにし、これから、早稲田や関東学院のように強くなって欲しいものです。難しいでしょうけど!
それにしても、本当に寒い雨と風でした。取材も大変だったでしょうね!
これからも拝読させて頂きますので、いろんな情報楽しみにしています。頑張ってください!

posted by 楕円球 | 2008-01-13 16:04

期待しております。

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ラグビーを取材するプロフェッショナルな方がたくさん増えることを祈ってます。

当方も一昨年前まで共同通信社のコラムの連載をしておりましたが、本業が忙しくなり、志途中でしたので根気ある掲載楽しみにしております。

稚拙なROCKERのブログですがTBさせてもらいます。

posted by R☆C | 2008-01-14 13:59

大学日本一は早稲田大学

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>タケさん
コメントありがとうございます。
雨だった為に観客数が少なくて少し寂しかったですよね。その辺は早稲田の権丈キャプテンも残念に思っていたようです。
それから、雨で手が滑ったりというミスもあったりして晴れていたらまた別の展開だったのかな?と少し考えたりもしますが、逆に雨だと予想も出来ないプレーがあり、それによって試合の内容が変わるのも雨の中でも行われるスポーツラグビーの醍醐味なのかな?とも考えたりします。
後日ある新聞記事で読みましたが、慶應の林監督は雨を味方に付けて雨用のプレーというものも考えていらっしゃたようですね。
しかし、それも通用しないぐらいに雨の中でも早稲田は強かったですね。さすが大学日本一のチームですね。


>楕円球さん
コメントありがとうございます。
慶應は、金井キャプテンや加藤選手たちが出場出来なくて本当に無念だったと思います。
でも、プレーは出来なくてもリハビリを頑張ってやっている姿はチームを確実に引っ張っていたし、しっかりチームをまとめていましたと林監督がおっしゃっていました。怪我は本当に残念でしたが素晴らしいキャプテンだったと思います。
試合終了後に試合に出場した選手たちを迎える時の表情もとても優しい素敵な笑顔でしたよね。
今年のレギュラーで来年も残る選手がたくさんいて貴重な経験も重ねて来季の慶應は益々強くなりそうですね。
楕円球さんも寒い中での観戦本当にお疲れ様でした。


>R☆Cさん
コメントとTBありがとうございます。
私もblogにおしゃまさせて頂きました。

ラグビー取材に限らずスポーツ取材経験はまだ浅く取材もまだまだ思うように出来ていないような状態ですが、ラグビーは大好きなので、現場に足をたくさん運んでたくさんの情報を収集して伝えていけるように精進していきますので、今後ともよろしくお願い致します。

共同通信さんのコラムの連載をされていたんですか。凄いですね。
本業がお忙しいのは素晴らしいことですね。
益々のご活躍をお祈りしています。

posted by watakana | 2008-01-15 00:06

大学日本一は早稲田大学

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早稲田の優勝は関東学院が出場停止の段階で決まったようなもの。それにしても早稲田がラグビーのみならず、野球・サッカー・駅伝・スケート・卓球etcにかける強化は驚くばかり。
スポーツ科学部まで作って全国から有力選手を無理に集める意図は何なのでしょう?
関東学院や駒沢・山梨学院などが特定のスポーツを強くして、名前を売ることは理解できなくもないが、今更早稲田が「総合デパート大学」を目指す意図が解らない。
明治もスポーツ科学部をつくるとか。こんな調子では大学ラグビーも少子化のなかでの受験生集めの道具になってしまい、本来の目的を見失ってきたのでは?
慶応だけは文武両道を貫いて欲しい。それから早稲田の主力選手たちはちゃんと卒業してるのですかね?

posted by 大学ラグビー気違い | 2008-01-15 10:34

大学日本一は早稲田大学

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もうずーっと前からラグビーが好きです!!
それにしても、高校野球もそうですが、一人の過ちのために全体を罰すると言う方法がどうも納得できないのです!!教育の場であればなおさらだと思うのです。ALL FOR ONE、ONE FOR ALL 日本のスポーツ界ではこのラグビーの理念を自己犠牲と結びつけました。野球のバントなんかもそう言われます。でも、本当に自己犠牲でしょうか?もっと別なことば、そして意味があるのではないか?そうではなく、みんなの中にいる自己、ここに個人主義の原点がありはしないか?そう思うのです。個人一人の過ちから、対外試合禁止、それでいいのでしょうか、つまり、教育の場でこそ、個人というもの、確立すべき個人、自我、こういったものを学ぶ場所だと思うのです。いつも不祥事(こういうことばも嫌いです)がある度に、そう思うのです!! 失礼いたしました。

posted by ラグビー一ファンから一言!! | 2008-01-20 21:38

大学日本一は早稲田大学

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緊張感のない試合でした。
早稲田がこのままスポーツ科学部を使ったスポーツの強化を続ける限り高校の有力選手は早稲田を選び続けることでしょう。
そして、大学スポーツの試合自体はなんの面白味に欠け、緊張感に欠けた試合が増えることでしょう。
それをよしとするのは、マスコミの方々でしょうか?
マスコミの方々は、自分の出身校が勝てばよいのですから・・・

早稲田のラグビー部の人間が高田馬場や新宿や渋谷でいろんな禁止薬物に一切手を出したことがないのでしょうか?
全員が、手を出したことがないのでしょうか?
もし、発覚したら、その部活だけを出場禁止にするだけではだめでしょう。
手を出した人物が、スポーツ科学部に属していたら、スポーツ科学部にいる全員が連帯責任をとるべきではないでしょうか?
仮定の話です。
現状の世の中の風潮に対する逆説的な意見を書かせていただきました。

posted by にこ | 2008-03-11 11:05

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