2007年05月11日

東日本大学ラグビーセブンス大会

 GW最終日の5月6日は、秩父宮ラグビー場に【東日本大学ラグビーセブンス】大会を観に行ってきました。
 前日までの、晴天が嘘なのでは?と思うような、冷たい雨が降りしきる中での大会になりました。
 お隣の神宮球場で行われる予定だった、六大学野球の試合は、開始時刻3時間前の午前8時には中止が決定したそうです。
 しかし、ラグビーは、雨では中止にならないんですよね。大雪の時は中止になるんですけどね(^^;
以前、ある野球選手が、雨の中で練習しているラグビー選手達を観て、
「よくスパイクの中に泥とか入ってプレー出来るよなあ~」
と言って感心していた事を思い出しました。

 そんなコンディションの中で今年の大会は、行われました。
 先日行われた、YC&AC7人制の大会で初優勝した関東学院大学や、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、セブンスが強い東海大学、拓殖大学、そして、私のご贔屓の日本体育大学などが、1回戦に勝ち、チャンピオンシップという勝ち戦のトーナメントに進みました。
 1回戦に負けたチームは、コンソレーションの部というトーナメントに進むのですが、そこに、昨年のこの大会の覇者、法政大学が進んだのは以外でした。

 チャンピオンシップの1回戦で盛り上がったのは、ライバル対決の早稲田VS明治戦でした。結果は12対12の引き分けでしたが、早稲田が抽選でトーナメントを進みました。
 この試合は、終了間際まで、早稲田が5点リードしていたのですが、最後の最後に明治のトライで同点になったゲームでした。
 トライが左隅だったために、ゴールは失敗となり、明治にとっては同点止まりでしたが、粘って追いついた明治の出場メンバーたちへ、スタンドで見守っていた明治の選手たちからは、大きな声援と拍手が贈られていました。
 しかし、同じくスタンドから試合を観ていた藤田ヘッドコーチは、
「この場面では、トライだけじゃだめなんだよ」
と言って悔しそうな表情をしていました。

 チャンピオンシップ決勝戦となった、関東学院対拓殖大学戦も印象深いゲームになりました。
 こちらも、インジュアリータイムに入って1分以上経過した時点まで、拓殖大学が5点リードしていましたが、関東学院のキャプテン中園選手が、ボールを持つと、ステップを切って次々と拓殖の選手を交わしてトライを決め、土壇場で同点に追いつきました。
 そして、サドンデスの延長戦に入りましたが、関東学院のキックオフのミスに付け入りトライを決めた拓殖大学が見事に優勝しました。
 ノーサイドの瞬間は、喜ぶ拓殖大学の選手とは対照的に、関東学院の選手達は、がっくりと肩を落としていました。中園選手も、グラウンドに崩れ落ちて倒れたまま、しばらく起き上がれませんでした。
 しかし、顔を上げて立ち上がると、笑顔で他の部員達の側に駆け寄り、悔し泣きする選手の肩を叩いて慰めていました。
 しんみりとしている選手達に、明るく冗談も交えながら話し掛けている姿は、キャプテンらしいとても頼もしい姿でした。

 そして、日体大は、チャンピオンシップの2回戦で、帝京大学に逆転負けを喫して敗退となりました。
 後半の残り1分半という時間帯まで12対10でリードしていました。しかし、帝京大学がトライを決めて逆転ゴールも決まって17対12で帝京大学が勝利しました。
 後半の、逆転負けについて、キャプテンの岡村選手は、
「最後に逆転を喫したのは、日頃の練習がまだまだ足りないということです。もっとフィットネスを上げていかないといけないですね」
と言っていました。しかし、
「チームの雰囲気は良く、チームの調子も上がってきているので、これから、もっともっと上げていきたいです」
との事でした。
 この時期は、日体大の4年生にとっては、教育実習のためにチームを離れることになり、練習環境は厳しいようですが、
「4年生が留守の間は、下級生を試す事が出来るので、4年生が戻って来た時には、競いながらレベルアップしていけるようにしたいです」
と米地ヘッドコーチがおっしゃっていました。
 2回戦で敗れた日体大でしたが、この大会を振り返って収穫もありました。 チャンピオンシップ1回戦の流通経済大学戦では、前半、5点をリードされていた6分過ぎに、シンビンで選手が一人退場になるというピンチがありました。
 後半も、しばらくは6人での戦いを強いられましたが、
「諦めずに粘って、最後には逆転して勝てたことは大きな収穫です。今後の自信になったと思う」
と米地ヘッドコーチが語っていました。

 今後は、15人制のオープン戦の試合が行われていきますが、12日には、関東学院の釜利谷グラウンドで、日体大OBの春口監督の関東学院との対戦です。
 5月14日から、検査入院される春口監督は、
「12日の日体大戦に、居ないわけにはいかないだろう」
と先日のインタビューでコメントされていました。日頃から、母校の復活を願って気にかけていらっしゃるそうです。そして、
「日体大、いつでも来いよ」
とおっしゃってくださっているそうです。ぜひ12日は、好ゲームを期待したいです。

 雨の中でしたが、今年の【東日本大学ラグビーセブンス】大会も、たくさんの熱戦が繰り広げられました。
 特に、ゲームの終盤に追いついたり、逆転したりという場面が多くあり、同じようなレベルの対戦同士では、フィットネスの差、そしてミスをしないという事が、最後に勝敗を分けるのだなと改めて思いました。
 そして、当たり前の事なのですが、負けないチームがやっぱり強いチームなのだという事を実感した大会でした。
日体大対帝京大


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posted by watakana |00:32 | 大学ラグビー | コメント(2) | トラックバック(0)
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Re:東日本大学ラグビーセブンス大会

コメント投稿者ID :

久しぶりの日体情報ありがとうございます・
先日の関東学院戦、Aチーム勝利との情報ですが、関東はやはりBチームレベルだったのでしょうか?? どちらにしても関東に勝利した事は自信になるのではないでしょうか??
関東戦のメンバーとかわかりますか??お願いします

posted by えっさっさ | 2007-05-14 10:08

Re:東日本大学ラグビーセブンス大会

コメント投稿者ID :

>えっさっささん
関東学院とのオープン戦は観に行けませんでした。
ということで、詳しいメンバーなどはわからないのです。
この試合の関東学院は、知人に聞いた話では、A・Bチームの合同のようなチーム編成のメンバーが、日体大のAチームと戦ったようだと言っていましたが、未確認情報です。
詳細が分かりましたらお知らせします。

一昨年も関東学院と、春に試合があったのですが、その時も、関東学院はA・Bチームの合同のようなチーム編成だったのですが、日体大Aチームは惨敗に近い点差だったんですよね。
それが、今年は同じような状況で勝ったというのは、やはり自信になるのではないかと思います。

posted by watakana | 2007-05-16 17:18

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