2007年09月14日

壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

ポルトガルvsセルビア 試合終了後 2007・9・12


 ポルトガル代表に失望させられたのはいつ以来のことだろうか。
多分、2002年6月14日以来のことだろうと思います。この日、ポルトガルは仁川で”ホーム”韓国に破れて日韓W杯のグループリーグ敗退が決まりました。
ただ、この時はケガを抱えたフィーゴを強硬出場させ、好調のルイ・コスタを外すなど、常に”迷采配”を露呈していた時の監督、アントニオ・オリヴェイラに対して憎悪にも似た念を抱いていたので、「やっぱりね」という感情も少なからずありました。
ただ、現ポルトガル代表監督、ルイス・フェリペ・スコラーリに対して一度も疑問を感じたこともなかったですし、彼が率いるポルトガル代表には全幅の信頼を寄せていました。少なくとも昨日(12日)の夜までは。。。

 ポルトガルは、昨夜(12日)、セルビアと対戦し、1-1のドロー。
また勝ちきれませんでした。これで”天王山”と謳われたホーム二連戦は二引き分け、たった2ポイントの勝ち点を上積みするに止まりました。
この「勝たなければいけない」二試合に向けて、FPF(ポルトガルサッカー協会)が数多のポルトガル警察、ポルトガル共和国軍の協力を仰いで厳戒警備体制を敷き、練習の一般観客エリアや報道陣の取材エリアを極端に制限し、試合前日の練習は「完全非公開」にしてまで臨んだ結果がこのザマなのでしょうか?

 そして、試合終了後に勃発した両チーム入り乱れての乱闘劇(写真)、しかもその引き金になったのはポルトガル代表監督の”暴挙”だと言うのですから呆れて物も言えません。【この乱闘劇の詳しい経緯については、来週水曜日(19日)発売の海外サッカー週刊誌『footballista』(フットボリスタ)9月26日号にて書いておりますのでご参考にしてください】
明らかにポルトガル代表はどこか”崩壊”してしまったようです。

 この日のポルトガル代表のスタメンは、
GK:リカルド
DF:ボジングワ(右SB)、フェルナンド・メイラ、ブルーノ・アルヴェス(CB)、パウロ・フェレイラ(左SB)
MF:マニシェ、プティ(ボランチ)、デコ(トップ下)
FW:クリスティアーノ・ロナウド(右W)、シマオン(左W)、ヌーノ・ゴメス(トップ)

やはり、前回のポーランド戦とほぼ同じでした。予想したクアレスマのスタメン起用というのはありませんでした。
前半10分にクリスティアーノ・ロナウドが倒されて得たFKを見事、シマオンがゴール左に沈めたのですから結果的には選手起用は間違っていなかったのでしょう。しかも、この試合、最初のセットプレーをゴールに繋げたのですから、大量得点を予感させるようないい滑り出しでした。
さらにその10分後、前半20分には、右SBのボジングワが相手DFを振り切ってスピードに乗って右サイドからセンタリング、これにフリーのヌーノ・ゴメスがどんぴしゃでアタマで合わせてヘディングシュート。これは惜しくもゴールポストの左に当たって弾かれてしまいますが、ポルトガルの素晴らしい攻撃が立て続けに展開されます。

 ただ、乱暴な言い方をするなら、この日のポルトガルはここまででした。後半に入ると、意図して攻めなかったのか、攻めあぐねたのか分かりませんが、ゴールにつながるようなプレーはほとんどなかったように思います。
マニシェは相変わらず中盤で良くボールを拾っていましたが、デコがこの日はブレーキ。雨で滑るピッチに足をとられて何度も転んだり、効果的なパスの供給が全く出来ませんでした。後半76分にジョアン・モウティーニョに交代させられてベンチに戻るときの観客のブーイングがそれを物語っているでしょう。
さらに、クリスティアーノ・ロナウドですが、セルビアDF陣に動きを読まれていたように思います。実は3月末のアウェーのセルビア戦でもクリスティアーノ・ロナウドは動きが良くありませんでした。セルビア側は彼の独特のドリブルのリズムや、フェイントの入れ方をよく研究していたようです。
後半65分には当然、クアレスマを投入してきたのですが、このとき交代でピッチを去ったのはヌーノ・ゴメス。スコラーリは、またクリスティアーノ・ロナウドを中央に、クアレスマとシマオンを両サイドに配置する布陣を敷いてきましたが、この日、追加点を重ねるなら、ヌーノ・ゴメスではなくてクリスティアーノ・ロナウドを下げるべきだったのではないでしょうか?
とにもかくにも、後半のポルトガルの低調なパフォーマンスがセルビアの同点ゴールを招いたと言ってもいいかもしれません。

 そして問題の後半87分のセルビアの同点ゴールのシーンです。右サイドから距離のあるFKを前線に蹴ったのはキャプテンのスタンコビッチ、これがパウロ・フェレイラの左足に当たってこぼれたところを押し込んだのがイヴァノヴィッチでした。
ただ、スタンコビッチがボールを蹴った時点で、イヴァノヴィッチは明らかにオフサイドポジションにいました。完全な誤審です。
このオフサイドを見落としてゴールを認めた、主審のマーカス・メルク、実はEURO2004決勝で、ポルトガルがギリシャに屈したときの主審でポルトガルにとっては非常にゲンの悪い審判です。
これが伏線になって、苛立ったポルトガルサイドが、試合終了後の乱闘を引き起こしてしまったのでしょうが、セルビアサッカー協会は”愚行”に出たスコラーリを訴えることを決定しましたし、ポルトガルは、最悪EURO2008予選の残り4試合を”監督抜き”で戦うことになる可能性が出てきました。

 スコラーリのポルトガル代表というのは「選手が監督に全幅の信頼を置いて」抜群のチーム力で成り立っていたチームです。
この一件で、少なからず監督の権威は地に落ちたのではないでしょうか?
「”ミストレ”(監督)のために」とベンチの選手も一丸となって戦っていたポルトガル代表に綻びが生じるのではないでしょうか?
特に、この二戦、監督から最大限の信頼を寄せられていると思っていたにも関わらず、二試合とも外されたカピタオン(キャプテン)のジョルジュ・アンドラーデや、このセルビア戦でベンチ入りメンバーからも外されたティアゴやナニにも少なからず、監督の起用法に不信感が芽生えたとしても不思議ではありません。
ポルトガル代表はこのまま”壊れて”しまうのでしょうか?

ポルトガル応援マフラー(出店) 2007・9・12


 それでも、私はポルトガル代表を応援し続けます。EURO1996でこのチームに魅了されて以来、私が現在、ここポルトガルに住んでいるのは「ポルトガル代表のおかげ」と言っても過言ではありません。
それに、こちらに移住した2004年10月以来、ポルトガル代表の試合は、12試合をスタジアムで観ていますが10勝2分。その2分もこの”天王山”のポーランド戦とセルビア戦の二試合です。
いつの間にか、自分がスタジアムで観るポルトガルは「必ず勝つ」という固定観念があったのかもしれません。余計に目が肥えていたのでしょう。
監督のスコラーリの処遇は気になりますが、EURO2008の予選はまだ望みが絶たれたわけではありません。最終節のホーム、フィンランド戦が最大の山場となりそうですが、その前に10月のアウェー、カザフスタン戦が不気味です。カザフスタンは3月にセルビアを、そして昨日(12日)、ベルギーをホームで下していますから。
少なくともポルトガルという地に住んで、ポルトガル代表を直接取材して、応援出来る者として、ポルトガル代表を応援することは使命だと思ってさらに「ポルトガル愛」を貫いていこうと思います。


posted by 鰐部哲也 |01:22 | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

読んでいてなんだか悲しくなってしまいました。ポルトガル代表、本当にどうしちゃったんでしょうか。
試合はまだ観ていません。
セルビア戦はきっと勝ってくれると思っていましたから、
今夜の録画放送を楽しみにしていたのですが・・・。

posted by せれな | 2007-09-14 04:52

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

waniさんこんにちは。

試合の経過は昨日の朝に携帯でチェックしていたのですが、1点先制していても
前の試合のこともあったので、途中とても心配でした。
勝点3を『絶対』と思っていただけに、終了近くになってからの失点は
物凄いショックでした(>_<)
waniさんのレポートを読んだら、その時の様子が目に浮かびます。
今日の夜の録画放送では、何がどうだったのか自分の目で確かめます。。

ポルトガル代表は、ちょっと歯車がずれているだけなんだと思います。
あと1点多くとっていれば勝っていたのだし。
上位ではフィンランドとの直接対決がまだ残っているので、
それまでは必ず勝点3を積み上げ、逆転出場に向けて一丸となって
欲しいものです。

私も日本に住んでますが、ポルトガルサッカーに魅せられた者として
最後まで『愛』を貫こうと思います(^o^)丿

posted by birrla | 2007-09-14 06:38

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

WANIさんこんちわ。
わたくしも、生中継がなかったので、UEFAのサイトでライブのレポートを読んでましたよ。やはり、先発どころか交代でもアンドラーデ、ミゲウ、チアゴの名前がでてこなかったですね。
レポートだけでは、前半早々に点を入れたが、なかなか後半になっても追加点情報がないので、嫌な予感がしてましたが、やはり終了三分前ぐらいに同点になった情報をみてガックリきました。

でも、実際は、そんなことがあったんですね。

ユーロ96からのポルトガルファンなので、今日まで一番辛かったのが、やはり日韓W杯の韓国戦でしたので、引分でもよしとし、残りの四試合、また楽しいサッカーを見せてくれることを期待してますよ。

絶対的なセンターフォワードがいたら?っていうのは、永遠の課題かもしれませんね。

そういえば、ポーランド戦の前日、深夜のテレビで、コエリーニョ前々?監督、パウロソウザ、ドミンゴスの討論会みたいなことやってましたね。会話はわかりませんでしたが…
なつかしかったです。
パウロソウザすごい、痩せてたような気がします。



posted by まさひこ | 2007-09-14 07:02

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

個人的には、もっとクアレスマが見たかったです。

posted by shimada | 2007-09-14 08:38

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

鰐さんまずは元気を出してください
長く長く内からも外からも観てこられたお立場から大変複雑な感情の中におられると思いますが頑張ってください。ポルトガルどうしたのでしょうか。壊れた…という表現ですがチーム(選手たちどうし)も壊れてしまっているのでしょうか?日本では今夜が録画放送ですが昨日から少しづつニュースも入ってきております。監督の件、最悪の場合は4試合ですか…。鰐さんのレポを読むとこちらもこのホーム2試合のむなしさがドンドンこみあげてきます。勝ちきれないポルトガル、毎回かわるカピタン。世代交代の過渡期や怪我人続出とはいえ安定したものが感じられません。守れるDF陣ではないはずなのに、この試合なぜ攻撃に出なかったのか出れなかったのか?とにかく今夜しっかり試合をみようと思います。
凸の不調は目に見えますが凸のような選手がいてこそのマニシェ復活だとも思います。そしてアンドラーデは怪我なのかと思っていましたが出れるのに出さなかったのですか?なぜナニ・チアゴを除外?ジョアンやメイレレス起用のことなど色々とお尋ねしたいことばかり。またカピタンはゴメスからロナウドだったようですがなぜ彼に?
ロナウドにはぜひ世界1を目指してもらいたい。彼自身が越えなければならない目標のためにチームを背負うCマークはまだ先でよいと感じています。
気になるフットボリスタですが地域限定でしょうか?

posted by koba | 2007-09-14 09:37

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

初めまして!
自分はサイドアタッカーが好きなので優秀なサイドアタッカーを多く擁するポルトガル代表は大好きです!
しかし2戦連続のドローは痛いですね・・・。
EURO2008にポルトガルがいないなんて悲しすぎます。
ほんとにポルトガルにも絶対的なCFがいればとつくづく思います。

posted by エディ | 2007-09-14 09:43

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいています。
ポルトガル、結果も残念ですが、
セルビアだって強いチーム。
どこのチームも番狂わせや低調な試合の時はあるので
くやしいけど仕方のない事だと思います。
ただ、監督がきっかけになった乱闘というのが衝撃的すぎますね・・
これからのポルトガル代表がとても心配です。

クリスティアーノ・ロナウドはUEFAではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれていたみたいですが、
そんなに低調なパフォーマンスだったんですか?

今日の日本での放送を取りあえず観ようと思います。
とても気が重いですが・・

EURO本戦への望みがまったく断たれた訳ではないので、
ファンができる事は、苦しい時こそ応援してチームを支える事かなと思います。

がんばれポルトガル!

posted by Portuguese7 | 2007-09-14 09:46

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>せれなさん
僕もやるせない気持ちでいっぱいでした。
それと代表の試合を取材したという高揚感が全くなかったですね。

日本では今日が録画放送なんですね。
その前に、非常に残念な情報を伝えてしまいましたね。

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-14 10:35

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>birrlaさん
こんにちは。

本当に終了間際に同点に追いつかれるのは、一気に力が抜けてしまいます。
この日は、前のポーランド戦と違って、「追加点を奪いにいかなかった」ツケが同点ゴールにつながったんだと思っています。
でも、贔屓目を抜きにしてもこの同点ゴール、オフサイドだったんですが。。。

そうなんです。星勘定ではまだEUROの本選出場が絶たれたわけではないんですよ。
ただ、このホーム二戦で、「何をどう準備して臨んだんだろう?」という疑問は残りますよね。
非常に後味は悪いです。

もう一回、代表も応援するほうも頭をリフレッシュしてさらに声援を送らないといけませんよね。

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-14 10:41

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>まさひこさん
ブルーノ・アルヴェスも悪くないんですよ。
でも、ジョルジュ・アンドラーデも練習では全く悪くない。
それだったら、選手にも信頼度抜群、コンビネーションも良いアンドラーデを普通、使うんじゃないでしょうか?
僕は累積でイエローカードを一枚もらってるからポーランド戦は温存させたのかな?とも思ってたんですが、スコラーリの考えはそうではなかったみたいですね。
ボジングワ、ブルーノ・アルヴェスのポルト勢のDFを使うなら、なぜ、ウィングにポルトのクアレスマを使わないのかも謎です。

絶対的なセンターフォワードの不在はこの代表の課題ですが、ヌーノ・ゴメスだって最後まで使ってたらゴールを決める可能性はあったと思いますよ。彼は決定率が良いFWではありませんから、何度もシュートを撃って1本、貴重なゴールを決めるタイプです。
まぁ、結果論ですが。

パウロ・ソウザは、ポーランド戦を放送した国営放送RTPのメイン解説でしたね。
最近、U-16代表の監督を辞めたばかりです。
白髪が増えたので、めっきり老けたように見えますよね。

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-14 10:50

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>shimadaさん
僕もクアレスマをスタメンで予想してました。
ただ、このセルビア戦では持ち味を発揮というところまではいきませんでしたね。

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-14 10:51

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>kobaさん
だいぶ落ち着いてきました(笑)。

選手同士の関係は全く壊れてないと思いますよ。
ただ、推測ですが、監督と選手の信頼関係が壊れ始めてるんじゃないかな。と思っています。
監督の求心力が少しずつなくなりつつあるんじゃないかと。

アンドラーデは全くケガしていません。
確かに移籍したユヴェントスでのパフォーマンスもまだ本調子ではないのかもしれません。
(これは試合すらあまり出ていないティアゴしかりです)
でも、アンドラーデにはこの代表では、絶対的な安心感と安定感があると思っています。
こういうプレー以外の要素も重要です。
もちろん監督が判断した調子の良い選手を起用するのは何も間違っていませんが、ポーランド戦、セルビア戦のホーム二連戦はそういうギャンブルに出る試合だったのか?という疑問は残りますね。
ジョアン・モウティーニョとラウール・メイレレス投入は「1点を守りに入った」んでしょう。

クリスティアーノ・ロナウドのカピタオンですが、ヌーノ・ゴメスが交代のとき、たまたま渡したんでしょう。
ただ、スコラーリの中でのカピタオン候補は、ジョルジュ・アンドラーデ、ヌーノ・ゴメス、クリスティアーノ・ロナウドの三人のようです。
この三人が合宿では個別に呼ばれると、アンドラーデが話してくれたことがあります。

「フットボリスタ」は首都圏限定発売なんです。
一応、地方在住の方はネット注文がWEBサイトのほうから出来ますが。

というわけで、もう一回前を向いてポルトガル代表と向き合うことにします。

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-14 11:04

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>エディさん
はじめまして。

本当にサイドアタッカーだけはどの世代も充実してるんですが。。。
このポジションにフィーゴやクリスティアーノ・ロナウドのようなヒーローがいるので、ポルトガルの子供たちがみんなこのポジションをやりたがる傾向があるようです。

CFも今、考えるとパウレタの存在は大きかったなと思います。こういう厳しい断続的な予選では必ず点を獲ってくれていましたから。

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-14 11:08

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>Portuguese7さん
はじめまして。
いつもご覧いただいてありがとうございます。

おっしゃる通り。セルビアだって強いチーム、ポーランドだって強いチームなんです。
でも、本選に出場するためにはこの同グループの「強いチーム」をホームでは叩きのめさないといけないと思うんです。
今までのポルトガルはこういう「強いチーム」からW杯やEUROの予選では、ホームではかならず勝ち点3をもぎ取っていたので、余計にがっかりしたんです。
二試合続けて、終了間際に追いつかれてドローに持ち込まれるのはやはり、ポルトガルに何かしらの原因があるはずだと思っています。

クリスティアーノ・ロナウドは低調なパフォーマンスというわけではなくて、「読まれていた」と思うんです。
確かによく動いていましたし、セットプレーを誘うファウルも数多くもらってましたし、貢献度が低かったわけではないと思います。
ただ、この日は「効いていなかった」のは事実ですね。

とにかく、僕も今は前向きに応援しようと頭を切り替えています。
ぜひ、これからもポルトガルの応援、よろしくお願いします!

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-14 11:17

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

はじめまして、デコがブレーキ。
ここを読んで・・がっくりです。
今夜の放送は録画してほとぼりがさめてから見ようかな・・。
日本に練習試合に来てくれて、(もちろんバルサでですが)その最初の来日のときに一生懸命やっている姿を見て、すっかりサッカー選手としての(笑)彼のファンです。
今期こそ、期待してるんですが・・。
ポルトガルはやはり日韓の頃からのファンです。
あきらめませんよ。サッカーは何が起こるかわかりませんものね。これからも楽しみに読ませていただきます。

posted by りん | 2007-09-14 14:25

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

う~ん
ドローかぁ~
なかなか結果が出ないなぁ~
サッカー程一点に泣くスポーツも無いハズ。
野球は一発逆転のチャンスがあるし
他にもいろいろあるけど
とにかくサッカーは難しいな
でもここでくよくよしててもダメです!
次だ!未来は誰だって白紙なんだから
(バックトゥザフューチャー3より)
中3のガキの意見でありました
じゃ

posted by FIGo! | 2007-09-14 16:24

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

日韓W杯の試合見ていましたか?自分はあのときポルトガルには失望は全くしませんでした。審判に失望しましたね。あの試合確実にコリアには勝ってましたから。
でも今回はさすがにね・・・ポルトガルはずっと好きなんでなんとか波にのってもらいたいです・・・

posted by BEAR | 2007-09-14 21:58

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

こんにちは。
翌日、O JOGOを見ましたが、乱闘の発端は「相手選手がクアレズマを殴ろうとしたから」とあり、文字情報ではスコラーリに感心したのですが。
後半攻めあぐねたことなどは新聞にはあまり強調されておらず、実際に試合をご覧になられたwaniさんの言葉でしかわかりませんね。

確かにジョルジュ・アンドラーデを起用しないのには疑問です。waniさんのレポートを見る限り今は怪我を抱えているようではなさそうですし。
ロナウドに関してはウイング3人を併用したい嬉しい悩みなのと、試行錯誤中なのが伺えますね。ただそれをその点差で試すべきか。
デコはブランクがありますし、ある程度は仕方がないのでしょう。彼には皆が信頼してますから、結果論だと思います。


スコラーリ采配は当初はEUROが始まるまで、ずっとブーイングを浴び続けていました。
今になってそれに戻ってほしくはないですね。

posted by Shin.t | 2007-09-14 22:38

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

またメルクかー!!!!!もうこの審判いや。治療だけしてりゃいいのに・・・

引き分けを知って以来、何か頭の中が真っ白になりました、次にまたも終了間際に追いつかれたと知ってガックリ、最後のパンチは乱闘騒ぎ・・・どうしたんでしょう。2002年の時も審判と監督(とパク)に失望しましたけど今回はそれとはまた違うような感じがします。WSDエクストラでも鰐さんがおっしゃってたようにこのチームは監督と選手のクリアな関係、5年間築きあげてきた信頼関係が特徴であり自慢できる所であるはずです。
選手起用については問題はあまりないと思います。ティアゴもユーべでは先発を外れてましたし、ナニも好調ですがウイングの層の厚さでは仕方ない面もあるのでしょうか。
まあ選手たちも悔しい思いと危機感を強く感じているでしょうし、まだ自力突破の可能性がありますし鰐さんの言うとおりどんな事があろうと僕もポルトガル愛を貫こうと思います

posted by ハルヒ | 2007-09-15 00:36

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>りんさん
はじめまして。

デコは今回、二試合とも調子は良くありませんでしたね。もちろん、マニシェを前に行かして、自分は引いてのプレーが多かったので、攻撃面で目立たなかったので余計そう見えるのかもしれませんが。

最初、僕がポルトガルに来たときは、代表の練習を観に行ってもデコはあまりファンサービスをしてくれなかったので、「ちょっと難しい選手」なのかな?と思っていましたが、取材するようになって単にシャイな選手だけだったということが分かってきました。
バスから降りて練習場に向かうときも、口数は少ないですがこっちを必ず見て親指を立てて合図してくれますしね。

まぁ、今季の初めはバルサはアンリを獲得して攻撃陣の層が厚くなりましたから、デコといえどもイニエスタと併用されている感じで本人もそこが不満なのだとは思います。

でも、現在のポルトガル代表にはデコの存在無しには語れませんから、ぜひ来月までにトップフォームに戻って欲しいです。

これからもよろしくお願いしますね。

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-15 02:32

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>FIGoさん
そうですね。
次の試合(未来)が明るくなるような結果になるように頑張って欲しいですね。

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-15 02:33

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>BEARさん
日韓W杯の韓国戦はテープが擦り切れるぐらい何度も見ましたよ。憤りも感じました。
確かに「不可解な審判の判定に泣かされた」のは事実です。同じ韓国と対戦したイタリアやスペインと同じく。
ただ、ゴールを決められたのも事実ですよね。ゴールを決めたパク・チソンのシュート自体は素晴らしいものでした。(もちろんこのゴールはポルトガルDFのミスではありません。相手のシュートが一枚上手だったということです)
僕はこの日韓W杯に臨むポルトガル代表(首脳陣)の態度にひどく失望していたんです。高温多湿なマカオで直前合宿を張ったり、本選では、ルイ・コスタを外したり、このアントニオ・オリヴェイラという監督に対して失望していたんです。
だから、韓国戦で一次リーグ敗退が決まったとき、その失望がMAXになったわけです。

というわけで、今回の件で、「チームが崩壊」しないことを祈ります。来月の中央アジアのアウェー二戦ですっきり勝って再び上昇気流に乗って欲しいですね。

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-15 02:45

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>Shin.tさん
「相手選手がクアレスマを殴ろうとしたから」と言うのは残念ながらスコラーリの言い訳です。
まず、最初に当事者のドラグティノヴィッチを小突いたのがクアレスマで、その後、左カウンターパンチをお見舞いしたのがスコラーリでしたね。
RTPの映像がちゃんと捉えていました。

ジョルジュ・アンドラーデとブルーノ・アルヴェスを比べた場合、同じぐらいのコンディションならキャプテンシーも選手の信頼もあるアンドラーデを使うのが王道だと思います。僕も。
アンドラーデは実際、ユヴェントスでもレギュラーで試合に出てるわけですから。
ウィング3枚を並べるのも、おっしゃる通りで、この点差で実戦で試すのかという疑問は残りますね。もし、1点を守りきる作戦だったなら、相手は高さのあるジギッチを投入してきたわけですから、こちらもセットプレーのクリア要員としてウーゴ・アルメイダを投入しても良かったわけです。結果論なんですが。

ただ、このまま途中で監督辞任なんてことにはなって欲しくないです。
もう一回「スコラーリのセレサオン」でEURO本選の切符をもぎ取って欲しいですよね。

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-15 02:56

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>ハルヒさん
本当におっしゃる通り!
この審判(マーカス・メルク)、本業は歯科医ですからね。よくご存知ですね。

僕が危惧していた「監督と選手の信頼関係」ですが、今日、今回のポルトガル代表に招集された23名の選手全員の連名で「監督のスコラーリは、私たちにとっていつでも賛美すべきリーダーであり、人間的にも素晴らしい尊敬に値する人物である。私たち選手は全面的にスコラーリ氏を支持します」との共同声明を発表しましたから、やはりこの代表は一枚岩のようですね。少し安心しました。

選手起用については外野がとやかく言うことではないのでしょうが、今回の起用についてはこれまでの代表への「貢献度」が軽視されていたように感じたので、腑に落ちない部分もありますね。

おっしゃる通り、それでも「ポルトガル愛」を貫きましょう!

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-15 03:07

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

こんばんは。
セルビア戦の顛末は、本当に予想外。
あの暴動は、「え??」の世界で、誰しも予想していなかったのではないでしょうか?
監督も人間であり、「魔がさしてしまった」のかもしれませんね・・・
しかしながら、フェアプレーを常に提唱している監督が、まさかの行動・・・
でも、何があったとしても、暴力は、やはり許されざる行為だと思います。とても残念ですが・・・
来週の水曜日の処分決定を、見守りたいと思います。
選手達、この逆境を糧に、ますます団結を固め、今度は「監督」を支え、彼の分まで何かやってくれそうな気がします。
そして、スコラリ監督抜きの、ポルトガルを見るのは、ユーロが終わってから・・・そう祈っています。
最後まで、代表を応援し続けたいと思います。

posted by GIRAS+SOL | 2007-09-15 06:59

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

ですがアルメニア戦とポーランド戦で勝てなかったのも問題ではないでしょうか。その二戦で勝っていて、ポイントを突き放していれば今回引分でもそこまで切羽詰っていなかったと思います。セルビアはベルギーに負けてたりして向こうも躓いていたのに…。どうもチャンスを物に出来ませんね。そしてセルビア戦のあのザマ、これは監督への批判や不信感が囁かれても仕方ないと思いますよ。まあ1-0の後の追加得点が入らなかったポルトガルも運が悪かったですが。

ドラグノビィッチというより、スラブ民族は容姿は良いけど気性が荒いの多いですからね。セルビアホームの試合でも危ないファウルとかよくあったし。
クアレスマもスコラーリも下手に何かしない方がよかったかもしれません。

posted by れな | 2007-09-15 09:23

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

再び、私も雨の中スタジアムに向かいました。同点に追いつかれたときは本当にがっかりしましたが、いろいろごたごたがあって僕は応援し続けたい気持ちになりましたよ。

スコラーリは「処分」という形で代償を払うことになるので、僕はあまり殴ったこと(殴ろうとしたこと)についていろいろと言う気にはなりません。気持ちは理解できるので。前日の記者会見からイライラしてましたよね。

フランスもスペインも苦しんでますよね。強豪国といえど、なかなかうまくいかないものです。

ロナウドについては私も読まれていたな、と思いました。ロナウドのような選手はディフェンダーとの「相性」がありますから、うまく行かない時もあると思います。

デコはこの試合も良くなかったですね。

でも私がこの試合一番がっかりした選手はパウロ・フェレイラです。勝負できない、パスできない、力づくでボールを奪われる。それで度々危ないシーンになっていたように思います。

試合前日のサッカー番組では「クアレズマか、シマオンか」という投票を行っていましたよね。クアレズマが圧倒的に支持を得たなか、シマオンがフリーキックを決めた時には、「いい話」になるなあ、と思っていたのですが、、、。

今まで結果を残してきた監督に対する選手の気持ちはそう簡単に変わるものではないと思います。私はこの一件で選手が結束すると、ポジティブに考えています。しかもユーロへの道は、星勘定だけ見れば、黄色信号さえ点灯していないと私は思います。

ボジングワはまたまた良かったですね。

posted by リスボエタ | 2007-09-15 09:55

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

ワニさんお久しぶりです
ポルトガルも勝ちきれない決定力不足が目立ちますね。
惜しい場面はあったんだけどなぁ・・・。
あがったサイドからカウンターで崩されてルーズボール拾われてミドルって感じが多かった気がしますね。
監督にはちょっとがっかりでした。
どんなことがあっても暴力はいけませんね。。

posted by ひろ | 2007-09-15 13:11

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>GIRAS+SOLさん
おはようございます。
ポルトガルサイドからすれば、あの主審がオフサイドの得点を認めた上に、ロスタイムに早目にタイムアップの笛を吹きましたから、もう怒り心頭だったのは分かります。記者席も沸騰寸前で怒号が飛び交うような状態でしたから。

クアレスマにしてみればインプレーの状態でなぜ笛を吹くんだ!という気持ちだったと思います。それを逆撫でするようにポルトガルベンチの前でクアレスマに詰め寄ったセルビアのドラグティノヴィッチ。日本人の僕でも観ていてぶん殴りたくなります。 でも、実際にそれを実行に移してはやはりダメですね。最悪です。気持ちは痛いほど分かりますが。。。

選手も監督ももう一回、絆の確認をして新しい気持ちで残り4試合戦って欲しいですよね。最後までポルトガル代表、応援しましょう!

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-15 15:53

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

鰐部さん、こんにちわ。
いつか公開練習について教えていただいたぴろです。お陰様で9日の練習と、セルビア戦を観戦することが出来ました。

それにしても、皆さんも既に多く書かれている通り試合についてはがっかりでした。このことに関してはもうあえて記載しません。

監督の処分については気になるところです。9日の公開練習に行った際にスコラーリ監督からサインを貰いました。その時私は小さい色紙を持って行ったのですが、それを見て監督は後ろにいた関係者に「これは日本のサインをするための紙なんだよ」と(おそらく)言っており、私が「そう日本のものですよ」と言ったら、「私もジュビロ磐田で監督をしてたんだよ」と、とても陽気に言っていました。
その少し前の方で連れがサインを貰っており、「日本から来た」と告げたところ、「コーバンワ、コバンワ、コンバンワ、コンバンワ・・・」と言いながら私の方へやってきました。

監督という職業において常にイメージを考慮しているかもしれませんが、その時の監督の感じは大らかな人間性を表しているように思えました。

11日にも練習場に行き、シャットアウトを食らって少し憤ったのですが、それでもやはりこれからもスコラーリ率いるポルトガル代表を応援したいと思います。

posted by ぴろ | 2007-09-16 18:28

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>れなさん
そうですね。
アルメニア戦で勝てなかったのは問題ですね。
しかし、「アウェーのアルメニア戦」はフィンランドもポーランドも足元を掬われているように、このグループAで非常に難しい試合なんです。
ポーランド戦についてもこのブログですでに書きましたが、ポルトガル自体は良いサッカーを90分通してやりましたので、乱暴な言い方ですが、勝てなかったのは「運がなかった」と思っています。

だからこそ、このセルビア戦では、追加点を奪えずに、(オフサイドながら)相手に同点に追いつかれたのは、やはり特に後半の低調なパフォーマンスのせいだと思ってるので、勝てなかったこと、さらに試合後にあんな最悪の乱闘劇を起こしてしまったことに憤りを感じてしまいました。

とにかく、選手、監督が頭に血が昇ってしまったのはよく分かりますが、相手の挑発に乗ってしまった感は否めません。
後は、4つ全部勝ってくれることを祈るだけですね。

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-16 23:18

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>リスボエタさん
あの雨の中、またスタジアムに足を運ばれたんですね。
僕はキックオフ1時間前に着いたんですが、客足は鈍かったですよね。

おっしゃる通りで、パウロ・フェレイラの出来は悪かったです。右サイドのボジングワのスピードに乗ったオーバーラップが余計に目立ったからかも知れませんが、左サイドでパウロ・フェレイラがボールを持つと、そこでプレーが止まってましたね。常に出しどころに躊躇して結局、後ろに戻すような消極的なプレーが多かったです。

選手は共同声明を出して、監督のスコラーリを擁護しているみたいですから、チームとしては崩壊してないようですね。あとは、スコラーリへの処分を待ちたいと思います。

星勘定ではまだ、自力でEURO出場権をもぎ取れる位置にいるんですからね。

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-17 01:33

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>ひろさん
ご無沙汰してます。

おっしゃる通り、ポルトガルの決定力不足は永遠の課題ですね。
ただ、もうちょっとCFを長い時間、我慢して使って欲しいような気がします。
パウレタのときは、必ず90分フルで使ってましたから。

この日のセルビアには確かにクロスは上げられましたけど、3月のアウェーの試合のように速いクロスはそんなに上げさせなかったので、DFはちゃんと対応出来ていたとは思います。

国際試合で暴力は最悪ですよね。
ポルトガルサイドにも言いたいことはたくさんあるでしょうが、これで発言権はゼロですからね。

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-17 01:39

Re:壊れた夜-ポルトガルvsセルビア

>ぴろさん
無事、練習も試合も観られて良かったですね。
試合内容は残念でしたが。

9日の練習に行かれたということは、ポーランド戦の翌日でレギュラー組が全員お休みだったときですね。
サインをもらったということは、最後までいらしゃったんですね。この日は、練習後に選手たちがトラックを横切ってファンのところまで来てサインとか写真に応じてくれてましたよね。
実は、僕はその横でジョルジュ・アンドラーデとしゃべっていました(笑)。

コメントにも書かれてますが、スコラーリはいつも最後まで残ってファンサービスをしていますよね。良くファンに話しかけたりしますし。
すごい気さくな方です。
だからこそ、今回の件は残念ですが、逆に人間くさい監督だからこそ。とも言えますよね。

11日は僕も肩透かしでした。
フィジカルトレーニングが終わったところで、僕ら記者連中も追い出されましたから。
ポルトガル代表の練習で非公開なんて初めてです。

posted by 鰐部哲也 | 2007-09-17 01:45