2008年10月31日

「オブ・ザ・ピッポ、バイ・ザ・ピッポ、フォー・ザ・ピッポ」ミラン2-1シエナ

ようやくフィリッポ・インザーギに出番が回ってきた。

ミッドウィークの試合で、連戦のための布陣かもしれないが、
あのオトコがやってくれた。
昨シーズンまでしのぎを削ったジラルディーノは
フィオレンティーナで大爆発。
出番が多くなるかと思いきや、
さらに今年はロニーとシェフチェンコが入ってきて、
パトもいてスタメンになるのも至難の業なのが現状のようだ。
そんな中でも、
自分らしいプレーでゴールを決めるのが
ピッポの良いところ。
オフサイドギリギリで全速力で裏に飛び出す勇気と判断力。
どこでも良いから体に当てて
どんな不細工なキックでも良いからゴールに放り込む泥臭いシュート。
ロニーやカカ、パトのような華麗なテクニックにはない、
ついつい応援したくなるドキドキ感を与えてくれる。
この試合のゴールで、
出番が多くなることを期待したい。

不思議なことに、
弟のシモーネも、ラツィオでスーパーサブの座。
風貌もさることながら、プレースタイルもそっくりだ。

そういえば日本にも
千葉の巻誠一郎と名古屋の巻祐樹という
フォワード兄弟がいるが、
この2人も動き方や位置取りなども似てるなぁ。

posted by wani_toto |23:00 | イタリア・セリエA | トラックバック(0)
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2008年10月28日

「レッズの強さは本物?」チェルシー0-1リバプール

レッズがブルーズのスタンフォード・ブリッジでの無敗記録を止めた。
どちらのチームも勝ち点をとり続けて、
負けナシの状態でのぶつかり合い。
個人的にはリバプールのファンであり、
いろいろと話題に豊富なチェルシーに勝ったのはうれしい限りだ。

しかし、まだ安心できないし、
なんか素直に喜びきれないというのが本心だ。

どちらのチームも、エースストライカーが不在。
本当ならドログバとフェルナンド・トーレスの得点の奪い合いが見たかったし、
エッシェンとカイトのサイドの上がり勝負も、
このマッチメイクにおける楽しみのひとつだ。

チェルシーが慢心していたのかわからないが、
どうも「最低でも引き分けで逃げ切れる」というような雰囲気が感じられた。
さらにリバプールも、
CLの後の試合なので、
あきらかに選手のキレがなかった。
ジェラードのキックもイマイチだったように感じる。
それでも勝ったということは、称賛に値すべきだろうが、
この強さが本物かどうかは、
水曜日の試合で分かるのかもしれない。
相手は監督問題でゴタゴタのポーツマス。
ロビー・キーンとバベルの爆発に期待したい。

posted by wani_toto |23:30 | イングランド・プレミアリーグ | トラックバック(0)
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2008年10月26日

「慎重と落ち着き」2008年10月25日 京都0-0東京V

残留争いに巻き込まれないためには、
ホームの京都にとっても、アウェイの東京ベルディにとっても、
かなり重要な試合だった。
往年はチームメイト同士だったDF監督の争いは、
スコアレスドローに終わった。

守りきった、ともいえるのだが、
実際はどちらにも勝つチャンスはあった。
しかしそれを阻んだのが、
クロスバーとゴールポスト。
決定的チャンスは、全てそれに弾かれて終わっていた。

惜しいシュートとして済ませられない、
何かがそこにあると思う。

この日の他の会場でも同様に、
ゴールマウスからあと数センチ遠いチャンスが見られた。

嫌われた、という表現は適切ではないのでは?

むしろ、
あと数センチを決めきるための
度胸と能力が足らない、そういう風にしか思えない。

その原因は何か?

シュートの時に、キーパーの位置を確認するのは、
選手経験のない私にも分かる、基本中の基本。
ストライカーはキーパーの体重のかかり方、
あいているマウスの箇所を見極め、
そこにボールを送り込もうとする。

バスをフィードされ、
カラダを寄せるディフェンダーをフェイントでかわしつつ、
きれいな弾道でゴールネットを揺らす。

確かにこれは理想的なビューティフルゴールだ。
このプロセスで得点し、試合に勝てばヒーローになれるだろう。

しかし現実はうまくいかない。

どんなに息のあった選手同士でも、
練習通りのことができないのが試合である。
いつもは足元にピタッと収まっていても、
実際は1センチズレただけで、シュートがマウスから外れる。
ドライブのかかったフィードができていたとしても、
スリッピーなコンディションではスピードが止まってしまったり、
ちょっとした芝生のめくれで数センチボールが浮き、
いつもと当たり所が変わってしまう。

瞬間的にあわててしまったり、
練習場と違うピッチコンディションであれば、
先ほどの基本中の基本ができなくなってしまうのだ。

そういうときには、より「慎重に」なろうという心理が起こりやすく、
・キーパーの届かないより安全な場所を狙う
・シュートではなくパスを選択してしまう
・ゴロよりも浮かせた弾で撃つ
と必要以上に心がけてしまう。

しかしこれらこそが、
マウスを外しポストやバーに嫌われる原因、
決定力不足に陥る原因になっているのではないかと推測する。
この「慎重に」こそが、何よりも曲者なのだ。
同じような意味の言葉に
「落ち着いて」というのがあるが、
この2つは全く違うことを表す。
それは
「慎重に」とはどちらかというとネガティブシンキング、
「落ち着いて」はポジティブシンキングに基づいた
行動であるといえるからだ。

「慎重に」なる時は、
「失敗をしたらどうしよう…」という心理が働いていることが多いと思うし、
それがネガティブシンキングだという理由である。
逆に
「落ち着いて」やるときは
「失敗しないようにしよう」という気持ちに起因していることが多い。

落ち着いてやろうと心がける時は、
良い結果が現れることが多いのだが、
慎重にやろうとすればするほど、
ドツボにはまるといえる。

「落ち着きすぎて失敗した」という表現をすることはまれで、
そういうときはほとんどの場合、
「慎重になりすぎた」という言葉を使うはずだ。

サッカーのシュートシーンも同様で、
慎重になればなるほど、マウスを外すことが多くなる。
また残留争いや優勝戦線から離脱しないための戦いの場合、
落ち着いた行動よりも、
慎重なプレイが多くなるのはしょうがないこと。
しかしそこにこそ、
マウスを外す可能性が潜んでいるといえる。
試合という「特殊なシチュエーション」においてはなおさらだ。

ではなぜそんな状況でも、
外国の選手は外さないのか。
そこに考えられる理由のひとつは、
技術レベルの違いだといえる。
しかもそれは「原初的な経験」にあると私は考える。

サッカー大国と呼ばれる強豪国は、
サッカー自体が子供の遊びになっていて、
キレイに整備されていないピッチからサッカーを始める。
道具だって満足のいくものがないケースも多いだろう。
我が国はどうか?
日本は遊びとしてのサッカーではなく、
最初から整備されたピッチ、新しくきれいなシューズ、
美しいボールで「スポーツ」としてサッカーを始める。
つまり、技術レベルが追いつけない原因には、
日本サッカーの恵まれすぎてる環境にあるともいえるだろう。

環境が整っているというのは素晴らしいことなのだが、
瞬間的な適応力を付けるためには、
あえて環境を悪くしてみるというのはどうだろうか?
ガタガタのピッチでパス回しやシュート練習をする、ということ。
さらに、ラグビー並みのフィジカルコンタクトをプラスして、
とにかくがむしゃらに走り回ってゴールを目指す。

これから大事な試合なのに、
ケガの心配があるような状況はいかがなものか、
という意見もあるかもしれないが、
ケガをしないためにも、
こういう環境での練習が重要になると思う。
練習通りのことができないというのが、
試合という現場なのだから。
原初的な違いの隙間を埋めるためには、
もっとシビアなトレーニングが必要かもしれない。

posted by wani_toto |01:53 | Jリーグ | トラックバック(0)
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2008年10月24日

「ダブルでガッカリ」2008年10月21日 マンチェスター・ユナイテッド3-0セルティック

オールド・トラッフォードの試合。
アウェーに弱く、地力の差が歴然。
ファーガソン×ストラカンの試合でもあり、
日本人にとっては、
あの聖地での日本人の活躍を期待していたはず。

セルティックにとっては、
昨年の覇者はあまりにもデカ過ぎる相手。
試合内容については、ある程度予想通りだろう。
最初からテベスが出ていたら
7点差ぐらいで負けていたかも。
ヤンもサマラスもいないグラスゴーのチームは、
ほとんど決定機を迎えることなく試合を終えた。
日本のファンタジスタも、
連戦のツケか、
見せ場なく途中交代。
その内容は、
昨年のレギュラーシーズンで
優勝を諦めかけた頃と同じようにちぐはぐだった。
やる気と焦りが空回りする音が聞こえる、そんな感じである。

そして今日、
また衝撃的なニュースが飛び込んできた。

「中村俊輔、横浜Fマリノスへ復帰へ」

非常に残念である。
もともと何の興味も抱かなかった、
スコットランド・プレミアリーグを見るようになったのも
中村俊輔がいるからこそ。
時折サッカー場の隙間から見える、
スコットランドの自然の美しさにビックリして、
一度訪れてみたいと思っていた矢先のニュースだ。

さらに残念なのは、
これで日本代表の力がまた下がると推測されることだ。
日本に一番足らないのは、
「世界レベルでの経験とタフさ」に他ならない。
最初のうちはあっさりとボールを奪われ、
タックルで転がされ続けた中村俊輔も、
イタリアで頑張り、
スコットランドへ渡ってたくましく進化した。
稲本潤一も、松井大輔もいるが、
チームは欧州CLに出られるほどの力がない。

日本のJリーグ、
横浜Fマリノスの状態もよく分かるが、
ここで引き戻すのは得策じゃない。
水野晃樹もいるのだが、
日本人として世界で今のところ通用しているのは
プレスキッカーとしてのポテンシャル。
足の速さやスタミナに関しては、
完全に後れをとっているのは明白だ。

個人的な事由があるという話もあるというし、
W杯予選での欧州とアジアの往復が、
かなりの負担になるのは分かる。
だったらレンタル移籍という道は残っていないのだろうか?
予選が終わったら、
またセルティックへ戻って欲しい。

そして仮に(ファンの方に申し訳ない内容だが)
横浜FマリノスがJ2落ちしてしまったらどうなるのだろう?
それでも帰ってこいというのだろうか?

もし私が逆の立場、
そちら側に近い立場のチームオーナーで、
サッカー協会の働きかけで、
2部リーグ落ちしたチームに主力選手をとられるような状態であれば、
2度と日本人選手をとらない。

またこのことは、
残留争いをしている選手・監督にとって
相当のプレッシャーになるはず。

今回の復帰の話は、
どう考えてもネガティブなことしか思い浮かばない。
この時期に浮上してきたのも疑問が残る。

そしてそれは、
日本サッカーの未来にとってもしかりだ。

posted by wani_toto |13:06 | 欧州CL | トラックバック(0)
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2008年10月23日

「歯車と地力」=ACL準決勝・ガンバ大阪3 - 1浦和レッズ

浦和レッズが負けた。

前半戦を見ている限り攻勢に見えたし、
ガンバとの破壊力の違いは歴然だった。
選手も必死だったし、
監督も一生懸命だったと思う。

しかし先日のJリーグから
何か歯車が噛み合っていない。
サポーターとの関係?
監督に関するさまざまな憶測?
トップの選手が点を取れない?
戦術がうまくいってない?

それぞれが正解ではあるが、
原因の全てではないだろう。
ポンテが走ってフィードして、
高原がうまく受け取っても、
ゴールには結びつかない。
高原の調子が上がっていない、と決めつけるのは、
高原が可哀想かもしれない。
攻撃にゆとりがない、ムリがあるように感じてしまうのだ。
いわば、ギリギリのバランスで立っている「ジェンガ」のようである。
だから、ポジションのちょっとした変化が、
大きくバランスを崩す原因になっていると思えてならない。

一方、ガンバ大阪。
バレーこそ抜けてしまったが、
個々の選手の能力はJリーグのトップレベルであるし、
地力の高さは皆の知るところ。
ちょっとバランスがずれていることが分かれば、
ラクラクと守備の穴をこじ開けてしまう。
それが後半の3得点、そしてこの点差になったといえるだろう。
Jリーグも残り6試合。
拮抗したポイントの中で、
どこが優勝し、どこがACLの出場権を得るのか。

歯車がずれず、地力のあるチームが、
混戦を抜け出せるということは間違いないはず。

posted by wani_toto |22:17 | ACL | トラックバック(0)
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2008年10月20日

「バルサがまた、面白くなってきた」ビルバオ 0-1 バルセロナ(2008年10月19日)

確実に面白くなった「FCバルセロナ」。
グアルディオラの就任のせいか?
それともロナウジーニョの退団が理由か?

多分答えは「両方」だろう。

グアルディオラの選手起用は、
解説の方などもいっているように、
気配りがあって選手のやる気を起こさせる。
それを肌で感じて率先しているのが、
もはやベテランのアンリと
監督と同じカンテラ出身のプジョルではないか。
見ていてもチーム内の雰囲気の良さを感じさせ、
楽しそうに見えてくる。

そういうチーム作りができるきっかけは、
何といっても無頼なロナウジーニョの退団だろう。
昨年のチームの試合を見ていると、
何か引っかかるものが多かった。
ロナウジーニョが出ているときは、
明らかにロニーがその元凶だったし、
出ていないときはライカールとの采配ミスを感じさせることが多かった。

そういう部分では確実に良化していると思う。

しかしながらまだ問題も山積。
特に守備面は、連携ミスとかでヒヤヒヤしどおしだ。

この試合は得点が少なかったけれど、
せっかく攻撃的な監督が来たのだから、
2点とられても3点とって勝てるチームにして欲しい。
負けなければ良いんだし。

posted by wani_toto |20:58 | リーガ・エスパニョーラ | トラックバック(0)
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