2009年02月10日
「噂の選手!ロニーとベツ(カム)」セリエA・ミラン1-1レッジーナ
どうしてこんなに評価が分かれたのだろう? かたや「負けの伝道師」みたいな扱いを受けていて、 もう一方は「救世主的なシンデレラ」のように称讃されている。 もちろん前者はロナウジーニョのことで、 後者はベッカムである。 確かにFWの駒は足りているし、 ベテラン選手は後半に変えられることが多いのは、 戦略的にもしょうがないことだろうが、 それはベッカムも同じこと。 この試合の前半のロニーは、 彼個人としては昔の輝きを少し取り戻していたように見えた。 しかし同じブラジル人のカカやパトをはじめ、 連携がうまくいってなかったように感じた。 プレーに「気遣いと優しさ」を込められるベッカムは、 何度もロニーにチャンスを上げていたのだが、 それも最終的な結果(得点)へとはつながらなかった。 一方のベッカムは、 先ほどの「気遣いと優しさ」が感じられるプレーはもちろん、 セットプレーのうまさはピカイチ。 ピルロのいない試合では、 ベッカムがいないとダメと思わせるほどの 素晴らしいボールを上げていた。 守備もしっかりとやるし、 ポジションチェンジについても積極的だ。 この辺は相当な優等生だと言えるだろう。 でも、ここ数試合を見ると、 ベッカムが来たから格段に強くなった、という結果は出ていないのも事実。 一番期待されたフィリポとのコンビネーションも未だ不発。 中盤の選手がケガで手薄になったその隙間を埋めるのには充分で余りある選手なのだが、 セットプレー以外での輝きが戻ってきたかというとそうも言い切れない。 それでもマスコミは ベッカム残留について書き立てている。 個人的には、 ベッカムは残った方が良いと思うが、 これまでミラニスタのハートをつかんできた、 ピルロやガットゥーゾ、ネスタとの連携や人間関係はどうなのか、 その点にはちょっと不安が残る。 優等生の転校生を、 これまでの人気者がすんなりと受け入れているかというと、 あまりそんな風には見て取れないのだ。 ベンチで見せたロニーの表情からは、 そんな悔しさとうらやましさすらも感じられた。 多分アンチェロッティはそんな微妙なズレを感じているだろうし、 それをどう打開するか、 頭を悩ませているのではないだろうか。 あと、 ミランはこのところ失点が多いけれど、 その原因はどこなのだろう? ガットゥーゾとネスタの穴は、 全然ふさがっていないのも事実なのでは? 話題性は豊富だけど、 イマイチ波に乗っていない。 そんなミランがちょっと心配である。
posted by wani_toto |22:50 |
イタリア・セリエA |
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