辛口G党の戯れ言

立ち合いの変化について考えてみてほしいこと。

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こどもの頃はチャンネル権が自分にないのは仕方ない。学校から帰れば必ず大相撲中継。 最初はすごく見るのもイヤだった。大きなお尻を丸出しでほとんど裸でぶつかり合う、つまらない格闘技に見えてしまったからだ。 しかし親が熱心に力士を応援していくうちに、その魅力に徐々にハマっていった。

「ブラウン管」にはいつも北の湖と輪島がいた。 周囲では長嶋だ王だと巨人の人気が高かったがこの頃は自分にとっては大相撲だったのだ。

私にとって横綱とは滅多に負けない存在。 それゆえに波乱があったときは大興奮。おもしろかったなぁ。 特に北の湖は憎たらしいほど強い。しかも土俵から転落した相手を振り向きもせずすぐに懸賞金をいただく「テガタナの準備」。 輪島とは対照的に見えた。 こどものときの記憶だからあいまいだけど、輪島は紳士的なふるまいだったように記憶している。

琴風が北の湖にたまに勝ったときなんかは座布団が舞い、茶の間のボクも興奮した。 北の湖はあえて自分がヒール役に徹していたのだろうか。 この頃は猪木・馬場の人気絶頂であり、タイガー・ジェット・シン、フリッツ・フォン・エリックとかアブドラーザ・ブッチャーとか悪役がたくさん。北の湖はそういうこともあり、その道を選んだのだろうか。

さて今回のテーマである「立ち合いの変化」。 私を含め、多くのファンは立ち合いのときに変わってはたきこみなどで勝負がつくのを「男らしくない」とか思って観ているようだ。 先日の照ノ富士vs琴奨菊での一番には琴奨菊に大関返り咲きの芽が残っていただけに、罵詈雑言を浴びせる光景もあったと聞く。 野球でも「隠し球」というプレイがある。「クセモノ」と言われた元木(巨)も何度かあったが、そのたび敵チームのファンから「汚ねぇぞ」など罵声が飛んだ。

ただこれも正式な技の一つで何一つ反則ではない。 でもお客さんの反応が悪くなる、いわゆる「興ざめ」的な要素を持っている。

大相撲においては柔道と違い体重別でのハンデが無い。 それゆえに小兵力士が大型力士に対しての引き技や立ち合いの変化には「ハンデ」を含めた意識があり、拍手はあっても罵声は無い。

そうして考えた場合、体格差でのハンデは線引きが難しいが、番付で差をつけるのもよい。 例えば、基本的に立ち合いの変化は禁止としながら、番付が平幕に限れば対象外というのはどうだろうか。 前頭の力士が小結以上の力士に対してのハンデのようなもの。

こうすれば小結以上はすべて正攻法しかない。それでも勝つからこそ値打ちがある。そういう考え方もできるかもしれない。 でも微妙な判定もある。 相手が突進してきたがあまりにも猪突猛進だったのでちょっと叩いただけで倒れてしまうケースとか。 こうした場合は物言いをかけて審議しても良いのでは?

照ノ富士だって、そういう決まったルールがあれば今回のようなことはなく、すんなり優勝していたかもしれない。 若貴時代から人気が下降してきた大相撲もルール改正も含めて検討してもらいたいと思う。

長い間の慣例を破ることはタブーかもしれない。

まったく別の話だが、朝日放送のアタック25でいつも不満に思うことがある。最初はわかっている問題でもわからないフリをしてボタンを押さずカドを取れる展開になって初めてボタンを押すパネラー。誰が考えてもそのほうが有利に展開するのだ。その分真面目に答えている回答者がワリを食ってしまうケースがよくある。 圧倒的に答えている回数は多いのに終わってみればパネルの獲得枚数はわずか2枚とか。 一方で要領よく答えて正答数4問だけなのに優勝する回答者に対してすごい何かイヤな感情が生まれてしまうのだ。 このことで私は以前ほかのコーナーで提案した。 「正答数」×1万円の賞金。でもパネル獲得枚数が一番多いのが優勝のルールは変えない。これなら文句も無いのではないか・・・と。 すると「今これで人気があるんだからこのままでいいじゃないか」という答えが返ってきた。

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立ち合いの変化について考えてみてほしいこと。

相撲ナンバーさん、コメントありがとうございます。やられる方も悪い、確かにそういう考え方もあるかもしれませんね。

立ち合いの変化について考えてみてほしいこと。

立ち合いの変化については、変化されて一瞬で負ける力士が悪いというのが私の考えです。変化された力士が対応した場合(今場所では高安-貴ノ岩や稀勢の里-照ノ富士の本割)は、勝負が一瞬で決着しないためそれなりに面白い取り組みになり、ブーイングは起きにくいからです。しかし一般的には、立ち合いの変化で一瞬で勝負が決まった場合、能動的に動いた側である変化した力士が責められます。照ノ富士は、非難を受けることは覚悟の上で確実な勝利を取りに行ったと思います。立ち合いの変化に非常に弱い琴奨菊に対して変化するという事はそう言う事だと思います。力士にとっては白星と同様に人気も重要です。

私は変化について特に明文化する必要はないと思います。変化に弱い力士に対して変化するかどうかも心理戦として楽しめます。注目の取り組みで変化が起きた時の毎度毎度のごたごたを含めて大相撲だと思います。

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