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ブロックから見た「ハイブリッド6」

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 もう一点、今度はブロックのデータを被Running Set率と比べてみたいと思います。被Running Set率とは、相手チームのRunning Set率のことで、日本のブロックが相手のチームのアタックにどれだけついていけていたのかを表したものです。データを以下の図2-1と図2-2に示します。

図2-1 図2-2

 このデータの場合、被Running Set率が低いほど、つまり、図中の左側にデータがあるほど良い成績であることを示します。

 日本の成績はどうかというと、真ん中よりやや左よりなので、平均よりも少し良いといった成績でしょうか。この傾向は2014年もそれ以前でも大きな違いはありません。

 以上の結果を総合すると、ハイブリッド6を導入した2014年のWGPでの日本のブロックは2013年以前のチームと遜色ない水準にあったと見ることができます。

世界選手権のデータから

 次に、同様のデータを世界選手権で見てみたいと思います。まずはブロックとディグのデータを以下の図3-1と図3-2に示します。

図3-1 図3-2

 グレーの●が全チームの試合ごとの記録を、日本は、オレンジの◆が1次ラウンド、赤の◆が2次ラウンドの試合ごとの記録となっています。

 WGPと同じく、図3-1と図3-2の日本のデータは全体的に右寄りで、ディグが多いことを示しています。それではブロックはというと、図3-1のブロック得点が下の方にあるのはWGPから見られた傾向なのですが、実は図3-2のリバウンドも下の方にあることを確認できます。今回の世界選手権でのリバウンドは、大会参加チームの中でも平均以下といえる結果です。

 続いて、被Runnning Set率のデータを以下の図4-1と図4-2に示します。

図4-1 図4-2

 日本の被Runnning Set率は左右に広くなっていることが確認できると思います。これは試合によって被Runnning Set率が高い試合もあれば、低い試合もあったことを示しており、簡単に言えばあたり外れが大きかったといえます。

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世界選手権 女子2014
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