2009年01月10日
神戸学院大学での講演内容4
3回で終わると言っていたのですが、予想外に長くなったので同タイトルの4回目です。これで一応最後のエントリーとなります。 「トラブル(失敗)の時こそ、チャンスである」という精神を浸透させ、失敗を失敗として改善せずに放置することなく、次の成功に生かされるようにすぐ考え、行動を起こすことが大切です。神戸の場合でしたら、J2へ降格したときです。J2降格という失敗をチャンスに捉えて、神戸をゼロから作り直せる良い機会と捉えていました。実際にそういったことをスポンサー様の前でも言いました。 J2降格となると選手の移籍が例年より多くなるのですが、「本当に神戸でプレーしたい選手のみと契約」をしていきましたし、離れていくスポンサー様もいらっしゃったのですが「苦しいときこそ支えてくださるスポンサー様」と共に、より地域を密着した活動を重視し、共にJ1への道を歩んで参りました。余談なのですが、J2降格の際に「出て行く」といった選手に対しては一回も「出ていかないでくれ」と言いませんでした。こういう精神を私は持ち合わせるようにしていますので不思議なことに人生において挫折を感じたことは一度もありません。人生の70㌫は思い通りいかないもので、残りの30㌫はうまくいくのです。うまくいかないときに「負けんぞ」と思うことが大切だと思います。なので私はサインを求められて書かせてもらうときには「念ずれば花開く」と書きます。 大久保の移籍についても悲観することはなく、むしろ新しい選手を連れてこれるという認識です。選手の移籍等もまたサッカーの1つの楽しみと言えるでしょう。 最後に「羊は群れをなせば、狼をも倒す」ということについてです。目標を設定することにも少なからず関係してくることなのですが、この言葉はヴィッセル神戸設立以来のチーム哲学です。設立当初の状況(震災直後だったという状況)を鑑みて、助け合う心(チームワーク)を重視するという考えを表現していると言えます。私が関西学院大学の学生だった頃に先輩の引退を祝う宴があったんですね。その場である先輩から「おまえらが全国大会に行ったら裸で街を歩いてやる」と言われたんですよ。それがもう悔しくて‥(笑)そこで練習をずっとしたんですよ。すると全国大会に行けたわけです。当時の関西学院のサッカー部というのは今とは全然違った悲惨な状況で、関西選抜に選ばれたヤツは誰1人としていなかったんです。でも我々はチームワークで何とか勝ち上がっていきまして…すると早稲田大学と対戦することになったんです。当時の早稲田には川渕名誉会長や鬼武(現・チェアマン)などがいたりしてオールスターなチーム。そんなチームとチームワークを武器に戦ったら勝ったんです。ちなみにその年は全国優勝をしたんです。そうした自身の経験からも「羊は群れをなせば、狼をも倒す」という言葉は非常に興味深い言葉なのです。この言葉も私の考える組織論にとって重要な言葉です。 最後に‥ ヴィッセル神戸は1995.1.17…つまり震災の日に生まれたチーム。 震災からはい上がってきた街「神戸」を本拠地とするチーム。 2003年に民事再生法が適用された後、復活を遂げたチーム。 J2降格からわずか1年でJ1に復帰し、アジアを‥世界を目指すチーム。 練習でも試合でも、常にベストを尽くす絶対に諦めないチーム。 これがヴィッセル神戸というチームです。 神戸学院大学とのパートナーシップ協定に基づくこの講義は今年度で最後だと聞いているのですが、これからもどうぞヴィッセル神戸というチームをよろしくお願いいたします。 (1/8 神戸学院大学にて) また徐々に編集していきます。 最後になりまたが、このエントリーは数名の協力者(神戸学院生含む)のおかげで書くことができました。協力者してくれた彼らに感謝多謝。 これ以外にも加藤寛氏の講義とかもあったそうです。 最後にもう一度‥ このエントリーについて、信じるか信じないかはあなた次第です。 それではwktkしながら18日まで悶々としたヴィッセルライフを送りたいと思います。 また、次回の更新でお会いしましょう。
(1/10 7:20) この4回に渡るエントリーの内容は、本年1/8に神戸学院大学有瀬キャンパスで行われたヴィッセル神戸提携講座で安達社長が講義された内容を簡単にまとめたものです。受講されている方には「こんな内容やった!」と、受講されていない方には「こういう事を講義したんや」とわかるように編集しました。
posted by visselkobe |00:17 |
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