2008年05月17日
Merci,Sterchele!!
あれからもう一週間以上経ちました。 シマウマ人間さん、さとりさん、レスもせずにここをほったらかしにしてしまい申し訳ありません。当日は、何がなんだか訳が分からないまま一日を過ごしました。気持ちを整理してすぐに…と思っていましたが、自分自身、思いの外ダメージが大き過ぎました。 誰のコメントだったか忘れましたが、「チームメイトとかではなく、大切な親友を一人失ってしまった」というコメント。 ヴェルマンの気丈な記者会見と、あまりにも対照的すぎるマタイセンの、マタイセン自身までもが死んでしまうのではないかと思うほどのショッキングな会見。 週末の試合のクルブのセレモニー。 泣き崩れるスタイネン。 レコのステルシェルに捧げる強烈なFK。 ゴールが決まっても全く喜ぶことのないマタイセン。 ソンクのゴール後の天への祈り。 チームフラッグがかかった棺おけ。 激突した木に捧げられている弔いのチームフラッグ。 そして、ステルシェルのあの笑顔。 今こうやって思い出すだけでも涙が出てきます。 僕はご存知の通りユナイテッドファンです。 週末には優勝が決まりました。 もちろん、それはそれで嬉しかったです。 ただ、何か純粋に喜べない。 ありきたりな表現ですが、どこかにぽっかりと大きな穴が空いたままになっている気がしていました。そして現在もそれは変わりません。 葬儀は火曜日にしめやかに行われたようです。 シモンスなども列席していました。 なんというか、運命というのは本当に非常に残酷なものだと今回は痛いほど思いました。誤解を恐れずに言えば、現役プレイヤーの死というのは非常に辛すぎます。 ステルシェルが亡くなってから、あっという間に一週間以上過ぎました。正直、ステルシェルがいなくなったなんて未だに信じられませんし、何かをどこかに忘れてきてしまったような思いです。 でも、その逆で、もう遠い昔の出来事かのようにも感じてしまいます。もしかすると、それだけ信じたくないという気持ちが強かったのかも知れません。ただ、そう感じるのは非常に怖いことだと思います。 あれほど悲しかった出来事が、おそらく一年後にはそこまでの思いを感じなくなるのではないか。ステルシェルという存在を忘れることはありませんが、いつしかそのプレーぶりやゴールシーンや彼のパフォーマンスなどを徐々に忘れてしまうのかと思うと、自分自身にゾッとしてしまいます。 ステルシェルを見てきた期間は非常に短いもので、本当はこれから代表でも活躍の場を増やして、記憶に残っていくプレイヤーになると思っていました。 その活躍ぶりを見ることができなくなったことは非常に残念ですが、それでも、彼のあの笑顔。あの素敵な笑顔だけは絶対に忘れることはありません。 ジュピラーリーグのトップディヴィジョンでプレーしたのはわずかたったの3シーズン。 シャルルロア、ヘルミナル・ベールショット、そしてクラブブルージュと、それぞれに在籍したのはたった1シーズンずつ。 そのフットボール人生が象徴するかのように、あまりにも慌ただしく生涯を駆け抜けていってしまいました。 フランソワ・ステルシェルのご冥福をお祈りいたします。 短い間だったけど、本当にありがとう。
posted by vincenzo |01:46 |
ベルギー |
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この記事に対するコメント一覧
Merci,Sterchele!!
だいぶ落ち着きました。
それでも、時々激しいつらさに襲われて、涙がこぼれることもあります。
しかし、泣きそうになることがある反面、なんだか嘘だったような気がするときもあるのです。
やっぱり、現実を認めたくないのでしょう。
全てを受け入れることができるのは、まだまだ先になりそうです。
けれど、最近になって、彼のプレーや笑顔を悲しみの記憶ではなく、素晴らしい記憶としていつまでも残しておきたい、という思いが生まれてきました。
できる限り、これからは涙を封印して、笑顔で彼を思い出そうと決めました。これを、素晴らしい時間をくれた彼へ対する、自分なりのお礼にしたいです。
そう書きながらも、悲しみは押し寄せてきます。
だけど、がんばります。いつの日か、彼のことを笑顔で語り継げるようになれるように。
フランソワ、ありがとう!
君の事は、ぜったいに忘れないよ!!
posted by さとり | 2008-05-25 21:13
Merci,Sterchele!!
>さとりさん
コメントありがとうございます。
僕もやっと落ち着いてきました。僕の場合はユナイテッドに助けられた部分が大きくありますが。
僕は現実に直面した当日よりも、最近の方がむしろ信じられないという気持ちが強く感じています。
そして、これからイタリアとの親善試合に向けたメンバーのエントリーを書こうとしているところですが、元ネタのsport.beでメンバーを見た時に、ふとステルシェルの名前を探してしまうのです。こうやって書くと嘘っぽいし、安っぽい三流ドラマみたいな場面ですが、あるはずのない名前を探してしまいます。この心理はなんなんでしょう。
僕も同じく、全てを受け入れるのは到底無理みたいですが、良くも悪くも時間が解決していくのだろうと思っています。
そして、やはり笑顔で彼を思い出すことが一番の供養になるのだと思います。涙で思い出しても、やっぱり悲しくなるだけですもんね。それが例え生きている者のエゴだろうと、僕にはそれしかできませんし、大事なのはそういう想いを持つということだと思います。
イタリア戦、「ステルシェルのために勝て!」などといったことは望んでいません。ただ、各メンバーがほんの少しでいいので、彼のことを想ってプレーをしてほしいなと思います。
posted by vincenzo | 2008-05-27 01:06


