2016年、中村俊輔がシャーレを掲げる

横浜F・マリノス

結局、両思いだっただけ(横浜FM対磐田 J1・第6節)

還って来た。ホームスタジアムと言えばここだろう? 4万人近い観衆のそこかしこで、あるタイミングでブーイングが聞こえる。自分がボールを持ったタイミングでのものだった。 ショックは、ない。この移籍を決めた時から、こうなることは分かっていたから。動揺したとも思わないし、勝てるつもりだった。 試合前に、古巣とはまだ思えない、まるで紅白戦のようだと言ったのも本音だった。名波監督が、34試合のうち1試合く......続きを読む»

2017年の幕開けに寄せて

兵藤慎剛へのエールを書きかけて、やめてしまいました。 背番号10に続いて7も空き番になりました。そして11の齋藤学の去就がまだ明らかにならない中で、本日の新体制発表会を迎えます。 磐田のユニフォームが飛ぶように売れて、名波監督の横に座る俊さんの表情はどことなく煩悩から解放されてスッキリしていました。 それを見ると、この移籍が正しかったかどうかはまだ分からないとしても、少なくとも避けられなかった......続きを読む»

前略 中村俊輔様

レジェンドだったドゥトラが引退した時と同じように、世界で私が一番好きなフットボーラーの退団という節目を受けて、筆を執ります。 私や貴方がまだハタチそこそこの頃、すなわちまだシドニー五輪よりも前、日本で流行した有名な恋愛小説の書き出しに擬えると、こんなでした。 中村俊輔は、私たちの全てだった。 あの左足も、あの真っ直ぐな瞳も、不意に見せる少年のような笑顔も。 もしもどこかで俊輔が辞めたら、私た......続きを読む»

榎本哲也のゴッドセーブを愛していた

横浜の守護神という言葉が本当に似合っていた。2016年、あれほど決定機を止めたゴールキーパーが日本にいたでしょうか。 他の追随を許さない集中力と反射神経が哲也の武器。GKとして恵まれているとは言い難い体躯の全てを使って、止め切る。我が身のこの白い線だけは絶対に破らせない。 1試合に何度かは、失点を覚悟する瞬間というのがあります。GKが1対1になってしまった時、狙ったオフサイドが取れなかった時、......続きを読む»

今日この日

この時期は、土日の先々の予定が立てられなくて困ります。 試合がある日までは分かっても、ホームなのかアウェイなのか、キックオフの時間も分からなくては友達との飲み会すら入れられません。 上半期の旅行日程を左右する大事な試合日程ですから、毎年、某掲示板で漏れてくる情報が大好きです。半分以上はデマなんですけどね。 ところが、さっさと開幕戦のカードが報知に掲載されました。 仙台―札幌 鹿島―FC東京......続きを読む»

年末年始の我が家の話題

新年明けましておめでとうございます。 穏やかな正月、弊ブログも5月で5年目となります。細々と続けてまいりましたが、存続の危機に陥っています。 いったいこのブログはどこへ向かうのか。はっきり言えばそれは私にも分かりません。 報道通りの移籍が発表されたら、もう自己矛盾の塊のようなタイトルは、おそらく甘い思い出とともに散るしかありますまい。 ですから元日の決勝の行方がどうであっても、我が家で繰り広げら......続きを読む»

2016年よ、サヨウナラ(天皇杯準決勝・鹿島戦)

立ちはだかった鹿島アントラーズ。その攻撃の効率の良さは、一見、マリノスが押し込んで多くチャンスを作っていたように見せて、実は掌で踊らされていたのではというゲームでした。 途中出場の俊輔が蹴ったフリーキックを、中澤佑二がわずかにさわったボールを曽ヶ端より速く金井貢史が押し込みます。これが惜しくもオフサイド。 その直後に中澤とパス交換していた新井一耀のパスミスが2失点目につながってしまいました。 ......続きを読む»

長居は行けぬが、きっと勝つ(天皇杯準決勝・鹿島戦 展望)

あと2勝です。 2013年シーズン。今は無くなった国立競技場の夕焼けと、中村俊輔が天皇杯を空にかかげる姿は美しかった。 あの時、過去2年連続で準決勝の壁に泣かされていました。準決勝の相手は鳥栖で、下馬評ではシーズン終盤に強さを誇った鳥栖が有利。ただ最後まで運動量が落ちなかったのはマリノスの方で、兵藤慎剛と俊輔のゴールで振り切ったのでした。 それでもルヴァンも合わせると、やはりファイナリストにな......続きを読む»

対 鹿島、準決勝、不安要素は多いけど

マリノスは優勝した2013年以来、3年ぶりのベスト4ですが、鹿島も一昨年はソニー仙台、昨年は水戸に足元をすくわれ早々に姿を消していましたから、久々の4強だそうです。 確かに今年は、世界2位ともてはやされるだけの結果を残しましたが、天皇杯はまた別。チャンピオンシップから蓄積された疲労も、そろそろピークかと思いますがどうでしょうか。 その鹿島に、マリノスはまだ天皇杯で勝ったことがありません。鹿島絶......続きを読む»

4強進出!待っているのは最高の年末だ!(天皇杯準々決勝・G大阪戦)

直前に同点弾を浴びたマリノスにとって、長澤に高いボールを集めるのが脅威なのは変わらず。パクジョンスを投入したものの、アデミウソンを軸としたガンバの優勢な攻撃は止まりません。 またしても90分で決着をつけられないのでしょうか。今年、日産スタジアムでガンバと戦うのは3度目ですがいずれも土壇場で追いつかれていたからです。 前田直輝が、マルティノスが、齋藤学が、サイドを攻め上がってチャンスを作るマリノス......続きを読む»

俊輔がピッチに帰ってくる(天皇杯準々決勝・G大阪戦 展望)

今年5度目のガンバとの対戦がやってきます。1勝3分と、負けてないのに、なぜだかやられた感じがするのは、やはりルヴァン杯の準決勝で2分なのにアウェイゴールの差で敗退したからでしょう。 ルヴァン杯時、中村俊輔と齋藤学を欠いた影響は小さくありませんでした。直前の天皇杯・東京V戦で復帰したばかりなのに負傷させられてしまった俊輔と、代表に選ばれたものの出場機会のなかった学。 その結果、一時は伊藤翔が足をつ......続きを読む»

いろんな思いが交錯して

鹿島が白い巨人に挑む。クラブW杯の決勝戦に日本勢として初進出。 CSの是非はともかくとして、ワンチャンスをものにして、ついに勝ち上がった鹿島は素晴らしいですね。 歴史に名を刻むというのはこういうことでしょう。 2016年の鹿島よりも、歴史上強かった鹿島はたくさんいたのではないかと思いますが、ともかく万一レアルマドリードを倒すようなことがあれば、とんでもないことです。 と、なんとなく別の話題で切......続きを読む»

勝てばよかろうの天皇杯。内容と結果のコントラスト(天皇杯4回戦・新潟戦)

92分に受けたファウル、天野純がボールを蹴るまでに時間は93分を超えていました。もうこれがラストプレー。延長か、それとも…。 ゴール裏の最上段から見ていて、新潟の壁と、そこに挟まる中澤佑二や金井貢史らがみごとなブラインドを作っています。所在無げな新潟のGK守田の動きを見ていると、「枠にさえ飛ばせば入るのでは」という予感がありました。 ニアを塞ぐ選択をした守田の狙いを見透かした天野純の狙いはファ......続きを読む»

残されたのは、あと7冠。戦いは終わらせられない。

去年の神戸ノエスタ。あっけない幕切れでした。負けたら終わりの天皇杯は、シーズンやチームの終わりをも意味します。 今日ベスト8が決定し、恒例の年末に準々決勝、準決勝と続き、元日へ。 特異なのはその行き先が、大阪であること。吹田スタジアムへの決勝に燃えるのは、当然ホームチームのG大阪でしょう。 しぶといというか、サブ主体の清水を相手に120分で辛くも勝利。でも、ルヴァン杯で、マリノスに立ちふさがっ......続きを読む»

監督交代は既定路線なのか

「情けない」には、情け、つまり思いやりがない。無情だ。という意味と、一般的に使われる、みっともない、みじめであるという意味があるんですね。辞書に載ってました。 愛はきっと奪うでも、与えるでもなくて、気がつけばそこにあるもの と歌ったのはMr.Childrenの桜井和寿ですが、それは情けがある場合の話がしれません。 契約更改の面談がスタートする中、連日選手達のコメントが漏れ聞こえてきます。 ......続きを読む»

雑念と雑音を吹き飛ばす、日本の齋藤学

来年も一緒にやろう、とチーム統括本部長が契約更改の席で、中村俊輔(の代理人)に繰り返し伝えるとはなんともナンセンスの極みです。本来、そんなレベルの話からスタートしている場合ではないのに。 今年のナンセンス大賞と言えば、やはりハリルホジッチ監督でしょう。GKの身長の件とか、いろいろありましたが、オーストラリア戦で勝ち越し点が欲しい場面にも関わらず、齋藤学を起用しなかった理由として、「経験がない選手......続きを読む»

俊輔とシャーレ。それをまぶたに焼き付けるまでは死ねないだけ

一つには6年前の松田直樹らの記憶。 もう一つは、名古屋でこの1年に起こったこと。小倉監督就任に伴い闘莉王ら功労者が次々に退団し、その編成が1年後に降格を招く、重要なターニングポイントとなったこと。 こうしたことから、悪い方に考えるな、というのが無理な話かもしれません。 功労者とは何でしょう。企業なら退職金にもう少し報奨金みたいなものがついて、おさまるのかしら。小林祐三の契約非公開が私たちに衝撃......続きを読む»

振り返ればいつも右には小林祐三

忘れられるはずもない、背番号13の勇姿。金狼の比類無き1対1の強さよ。 守備の人から、膠着を打開するビルドアップへの進化。 天皇杯決勝での齋藤学のゴールをお膳立てしたのは小林の突破からでした。翌年のACLでは、アジア最強の攻撃陣を擁する広州恒大のムリキを封じる至高の対人守備が光りました。 さあ行け、小林、オー小林祐三。行くときは行く。されども、いつも右サイドには小林祐三。あるいはマリノスのセ......続きを読む»

ピッチ外がうるさかったとしても(2nd16節・鳥栖戦 展望)

ご無沙汰しております。またおかげさまで午前様が続く季節になりまして、更新が止まってしまいました。 本当は、我が家の俊介が、俊輔にリフティングのコツを習ったトリコロールフェスタの話とか、書くことがなかったわけじゃないんですが。記念写真を撮るときに、息子に向かって、「しゅん、笑って!」と言ったら、世界のナカムラまでつられて笑ってくれたのは一生の思い出です。シュンという呼びかけに自分のことだと思ったよ......続きを読む»

まぐれでタイトルは取れない(ル杯準決勝2・G大阪戦)

この準決勝敗退は、単なる1試合の勝敗の問題ではなく、クラブとしての在り方の敗北であったと思います。非常に根の深い問題だと。 一つには選手層。俊輔や齋藤学を欠いて万全の体制で戦えないことはよくあることです。 貴重なバックアッパーだった選手たちはこの2年に相次いで移籍し、予想以上にけが人の連鎖が続き、ついには2種(ユース)のメンバーをベンチ入りさせなければならないほどでした。 バックアッパーの1......続きを読む»

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2010年5月に生まれた息子にしゅんすけと名付けました。謁見の際にご本人から「光栄・・・なのかなぁ(苦笑)」とのお言葉をいただきました。
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(12月14日現在)

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