2016年、中村俊輔がシャーレを掲げる

この悔しさを力に変えよう(2nd13節・川崎戦)

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泣きじゃくる齋藤学。

追いついたことが並大抵のことではなく、それでもなお川崎の執念がマリノスの粘りを上回った試合でした。

長い長いアディショナルタイムの末に生まれた、地獄から天国、天国から地獄のジェットコースター。

決定機にはほぼ全て学が絡んでいました。彼の存在そのものがチャンスであり、例えばマルティノスと比べた時にその差は明らかでした。

ハーフウェイラインでボールを持った時に、一人でチャンスを作ってしまうのが学で、捕まってボールを失うのがマル。

マルがもう少し周囲を生かせたから、という後悔はないわけではありませんが、マルが普通で学が異常なのだと思います。

まさかの3点めを争う展開になりました。94分までには想像もつかなかった展開です。そして、川崎にだけ3点めが生まれました。

失点直前にマルティノスが左サイドを駆け上がった末のクロスの精度が低く、GKに簡単にキャッチされてしまいました。フルオープンの中盤で、この時、イケイケのマリノスは中央で待つ選手がいました。もう少し精度があったなら、大逆転劇が成っていたかも。

とは言え、川崎に決定機の数でも大きく上回れていたのは確かです。小林祐三が間一髪かき出した小林悠のシュートや、バーを叩いた中村憲剛のシュートは完全にやられていました。

2点めはパス交換のミスから。1点め、3点めはクロスへの対応が後手をとっての失点。苦しい体勢から押し込んできたヘディングは見事だったというしかありません。

でも結果的に空砲になってしまったマリノスの2ゴールも、意地であり、底力だったわけです。特に2点めの相手のパスミスをさらう時の学の動き出しはすごい。ゴールを塞がれて、一旦はゴールから遠ざかるドリブルをしたものの、冷静にフリーの伊藤翔を見つけてラストパス。

あの気迫のインターセプトも、試合後の号泣も、等々力での嫌な記憶の中に埋もれて、やがて忘れられてしまうのでしょうか。

泣きじゃくる齋藤学の姿。敗者の涙が美しいだなんて言わない、 このゲームにかけた思いの大きさ。届かなかった悔しさと不甲斐なさ。

でも、これは学がまた進化して、より化け物になってしまう前触れです。それだけのエネルギーをあの涙は秘めています。

チームを勝たせられる選手になる、というのが学の口ぐせで、昨夜それはかないませんでした。

でもまだシーズンが終わったわけではありません。リーグも4試合ありますし、タイトルまで残り3試合のルヴァンと、4試合の天皇杯があります。

いかなる理由があっても、登録を外れた選手がこのような大事な試合中にSNSを投稿する神経は理解できません。

逆に悔しさを発露して、今度こそ!と戦える選手の背中を押したい。昨日のアウェイ側のスタンドの雰囲気は本当に良かったと思いますけど…届かなかった。

残念ながら、「まぐれ」の起こる確率が高い2ステージ制でも、結局は上位の壁を破れないのが今の実力。

まぐれでもいいから、タイトルを獲りたい。獲らせたい。

あの涙とともに、学とともに、絶対に強くなりましょう。


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「この悔しさを力に変えよう(2nd13節・川崎戦)」へのコメント

マリノス側の応援は確かに気合入っていたとは思いますがね。
キックオフ前のセレモニーの時くらい静かにしませんか?

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