2016年、中村俊輔がシャーレを掲げる

俊輔がシャーレを掲げると断言する

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もしも、世界で最も美しい弧というものがあるのなら。 私は中村俊輔が描く弧を推したい。 並外れた強い意志を持った弧。あれほどまでに力強く、しかも美しい曲線を足で紡ぐことができるなんて。

「横浜F・マリノス Advent Calendar 2015」という所縁のあるブログが登場するイベントが行われています。(12月1日から25日まで) (http://www.adventar.org/calendars/1022) 背番号10にちなんで、本日10日を本ブログが担当する栄誉に預かりました。

しかし俊輔の2015年は、J1リーグ戦に19試合出場。これはプロ入り後、最低の数字でした。

開幕前の左足首を苦しめていた遊離軟骨の除去手術と、復帰後の右太もも肉離れが大きな原因だったことは事実。

それに加えて出場試合数が伸びなかった理由は采配でした。欠場中にまた一つ年齢を重ねて37歳になって再復帰した主将、背番号10。しかしポジションはベンチ。エリク・モンバエルツ監督の方針もあって、トップ下の座を取り戻すには相当の時間を要しました。

まさか本調子の俊輔がスタメンを外れるなんて。 サポーターの間にすら、これは「終わりの始まり」という見方も少なからずあったと記憶しています。

彼はそれでも自らの価値を、自らの左足で示します。万博、ビハインドで後半AT。 敗色濃厚なチームを救った、あれこそ彼にしか蹴ることのできない特別なフリーキックです。

東口を責めることなんて意味がないでしょう。だって、蹴ったのは中村俊輔なんだから。

これは俊輔がトップ下をついに取り戻した瞬間でもありました。エリク監督が進めてきたチーム作りの中ではスピードのない俊輔は異端であったかもしれませんが、少なくとも運動量は監督の求める水準を上回ったと言っていいのではないでしょうか。

鹿島で途切れるまで続いた2ndステージの快進撃は、そっくり俊輔の好調期とリンクします。結局は彼が最も存在感を放っていた試合が多数。

あの輝きは本物か。浦和戦での圧勝劇やFC東京戦での決勝アシストと上位クラブに勝った時、ターニングポイントには必ず俊輔のプレーがありました。

これらもまた彼にしかできないプレーの数々。怪我に泣かされたのに、不遇だったのに、それでも返り咲いたその力。

このパスを引き出し、確実にゴールネットを揺らせる人。一般的にはストライカーと呼ばれますが、そのスペシャルな選手がいることが、本当に本当に大事です。もちろん外国人選手でいい。

そうすれば今考えられる、下記の最強シナリオに近づくことができます。

2016年12月、開催国枠としてクラブW杯に駒を進めたYokohamaの行く手を阻むのは、欧州王者にして世界最強と言われる、バイエルンミュンヘン。当然、ゴールマウスを守るのはバロンドールに最も近いGKであるマヌエル・ノイアー。

日本代表のGKを次々と沈めた俊輔の相手が世界最高のGKだったら。あの長身かつ素晴らしい反応力を持つノイアーの手をかすめてネットに突き刺すゴールが見たくありませんか。体の毛穴という毛穴が逆立つこと必定。

世界はこう言うでしょう。セルティックパークで、オールドトラフォードで、ユナイテッドを震撼させた彼が10年の時を経て、ドイツの現欧州王者を相手に、またもや伝説を作った。と。

ひょっとしたらACL制覇よりものすごいインパクトかもしれない。

繰り返しになりますが、その実現のための最低条件は、2016年こそシャーレを彼の頭上に。そして、まずは来年こそ俊輔が一年中、健康で活躍できますように。

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