2006年10月08日
ヤンキースの前に立ち塞がる壁
ゴジラの前にまたあの男が立ちはだかった。 ヤンキースとプレーオフで戦った、デトロイト・タイガース。 そのチームの捕手、イバン・ロドリゲスだ。 プエルトリコ出身の34歳。 座ったままの送球で盗塁を刺す強肩と、10年連続でゴールドグラブを受賞した経験を持つ、メジャーを代表する捕手の一人である。 打撃面でもほぼ毎年3割の打率を残す好打者。しかも通算100盗塁と、捕手らしからぬ走塁面での技術も持っている。 そして02年には当時球団身売りで揺れるマーリンズをまとめ03年にワールドチャンピオンに導き、03年にシーズン119敗を喫していたタイガースを今期地区優勝に導いたリーダーシップの強さも魅力だ。 彼は松井のメジャー1年目の03年、ワールドシリーズでフロリダ・マーリンズの中心選手としてヤンキースの前に立ちはだかった。 この時は彼の活躍もあり4勝2敗でマーリンズが勝利。 松井のルーキーイヤーでのワールドチャンピオン獲得の道は閉ざされた。 あれから3年、今度はプレーオフ1回戦で松井とヤンキースは彼と対した。 そして先勝しながらも3連敗でヤンキースは敗退。 またもや彼がワールドチャンピオン獲得に目指す、ヤンキースと松井の前に立ちはだかったのである。 今度彼がリードするのは、先発のバーランダーとセットアッパーのズマイヤという若い豪速球投手を軸とした投手陣。 バーランダーは150キロ台の速球を武器にシーズンで17勝をマークし、新人王の有力候補の一人。 ズマイヤはプレーオフ第2戦、160キロ超の速球を連発しヤンキース打線を力で捻じ伏せ、チームを勢いに乗せた。 この二人以外にもボンダーマン、ロジャース、ロバートソンといった先発陣が10勝以上をマークしている。 レベルの高い投手陣と言えるだろう。 彼らを擁しヤンキースを下したイバン・ロドリゲスが、またもや逆境から始まったチームで、彼自身2度目となるワールドチャンピオンの栄冠を掴むことは果たして出来るのだろうか? ヤンキースは敗れたが、まだ大リーグから目を離すことは出来ない。
posted by コフィー |10:18 |
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