2007年01月30日
AFC CL 川崎編
AFCアジアチャンピオンズリーグ2007が始まります。 日本からは 浦和レッズ 川崎フロンターレ の2チームが出場します。 今回は昨年に比べ 主力が抜けるなどの弱体化が見られないチームが選ばれています。 川崎フロンターレは昨年と比べると 主力のマクロンと後半戦ゴールを守り続けた吉原が抜けます。 だが日本代表に選ばれた中村憲剛、MFで二桁得点の谷口、ツートップの我那覇・ジュニーニョは残る。昨季Jリーグ最多得点の攻撃陣は健在です。 少々失点は多いが、それを跳ね返すだけのポテンシャルを秘めた攻撃陣。これが爆発するかどうかが上位進出の鍵を握ります。 対戦相手とカードはこちら 3月7日 アウェイ アレマ・マラン(インドネシア) 3月21日 ホーム バンコク大学(タイ) 4月11日 アウェイ 全南ドラゴンズ(韓国) 4月25日 ホーム 全南ドラゴンズ(韓国) 5月9日 ホーム アレマ・マラン(インドネシア) 5月23日 アウェイ バンコク大学(タイ) このブロックは川崎と全南に絞られそうです。 アレマ、バンコクは未知の存在ですが、2チームを脅かすほどのポテンシャルがあるとは考えづらいと思います。 川崎は3戦目が重要となります。 ここで敗れると全南を勢い付かせてしまいますが、勝ち点を1でも取れるとその後の戦いを精神的な優位を持って戦うことができます。3、4戦目で勝ち点4を取れれば予選突破は見えてくるはずです。 ただ川崎はチームとしてややむらがあることが少し気掛かりな部分です。全南に勝てても、他の2チームに取りこぼしがあるということも考えられます。そこをしっかり出来るかも、予選突破の鍵となるでしょう。
posted by vantan_career_school_kohiyama |11:01 |
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2007年01月30日
AFC CL レッズ編
AFCアジアチャンピオンズリーグ2007が始まります。 日本からは 浦和レッズ 川崎フロンターレ の2チームが出場します。 今回は昨年に比べ 主力が抜けるなどの弱体化が見られないチームが選ばれています。 今までより期待できるのでは? 特に浦和は期待大。 彼らは層の厚いチーム。 リーグ戦に主力を出したとしても、あまり戦力ダウンすることなく戦うことができます。 (下手をしたら小野、阿部といった所が控えの可能性も) 細貝、赤星といった実力ある若手にとってはアピールするチャンスにもなり、彼らを試す機会が増えチーム活性化にも繋がるというプラス面もあります。 そして彼らの最大の利点は、ホームでの圧倒的なサポーターの後押し。 アジア諸国にあれだけの応援をするチームはあまり無く、相手チームにかかるプレッシャーは大きい筈。その為ホームでの試合は有利に進めることができるはずです。 監督がブッフバルトからオジェックに変わりましたが、彼は90年代弱小レッズを立て直した名将。 最初からフィットはしないかも知れませんが、監督によってチーム力は落ちないと思われます。 そして今のレッズは、身体能力の高いDF陣が揃った非常に守備が堅いチーム。組織的な守りも出来ており、アウェイでも簡単に大量失点をする可能性は少ないはずです。 これらの理由から彼らには上位進出が期待されます。 対戦相手とカードはこちら 3月7日 ホーム ペルシク・ケディリ(インドネシア) 3月21日 アウェイ シドニーFC(豪州) 4月11日 ホーム 上海申花(中国) 4月25日 アウェイ 上海申花(中国) 5月9日 アウェイ ペルシク・ケディリ(インドネシア) 5月23日 ホーム シドニーFC(豪州) シドニーは一昨年のトヨタカップで一勝を挙げ、上海はAFCチャンピオンシップの常連。決して油断できる相手ではありません。 このブロックはレッズ、シドニー、上海の3つ巴の展開になると考えます。 決して相手に恵まれたとは言えないですが、日程には恵まれたと思います。 初戦にこのブロックで最も力が劣ると見られるペルシクとホームで当たるということは勝ち点3を取れる可能性が高く、他の2チームが潰しあうためまずその後の戦いを優位に進められるはずです。 そして2~4戦目で多少つまずいたとしても、5戦目にはペルシク戦があり、最終戦は自信のあるホームでの試合です。5戦目までで、首位がシドニー、勝ち点2差でレッズという展開も考えられるだけに、最終戦がホームでできることは大きなアドバンテージとなるはずです。 ただこのブロック、ペルシク相手に取りこぼしたチームが落ちることになりそうです。そう考えると、案外ペルシクがこのブロックの鍵を握っているのではないでしょうか。
posted by vantan_career_school_kohiyama |04:54 |
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2006年10月08日
ヤンキースの前に立ち塞がる壁
ゴジラの前にまたあの男が立ちはだかった。 ヤンキースとプレーオフで戦った、デトロイト・タイガース。 そのチームの捕手、イバン・ロドリゲスだ。 プエルトリコ出身の34歳。 座ったままの送球で盗塁を刺す強肩と、10年連続でゴールドグラブを受賞した経験を持つ、メジャーを代表する捕手の一人である。 打撃面でもほぼ毎年3割の打率を残す好打者。しかも通算100盗塁と、捕手らしからぬ走塁面での技術も持っている。 そして02年には当時球団身売りで揺れるマーリンズをまとめ03年にワールドチャンピオンに導き、03年にシーズン119敗を喫していたタイガースを今期地区優勝に導いたリーダーシップの強さも魅力だ。 彼は松井のメジャー1年目の03年、ワールドシリーズでフロリダ・マーリンズの中心選手としてヤンキースの前に立ちはだかった。 この時は彼の活躍もあり4勝2敗でマーリンズが勝利。 松井のルーキーイヤーでのワールドチャンピオン獲得の道は閉ざされた。 あれから3年、今度はプレーオフ1回戦で松井とヤンキースは彼と対した。 そして先勝しながらも3連敗でヤンキースは敗退。 またもや彼がワールドチャンピオン獲得に目指す、ヤンキースと松井の前に立ちはだかったのである。 今度彼がリードするのは、先発のバーランダーとセットアッパーのズマイヤという若い豪速球投手を軸とした投手陣。 バーランダーは150キロ台の速球を武器にシーズンで17勝をマークし、新人王の有力候補の一人。 ズマイヤはプレーオフ第2戦、160キロ超の速球を連発しヤンキース打線を力で捻じ伏せ、チームを勢いに乗せた。 この二人以外にもボンダーマン、ロジャース、ロバートソンといった先発陣が10勝以上をマークしている。 レベルの高い投手陣と言えるだろう。 彼らを擁しヤンキースを下したイバン・ロドリゲスが、またもや逆境から始まったチームで、彼自身2度目となるワールドチャンピオンの栄冠を掴むことは果たして出来るのだろうか? ヤンキースは敗れたが、まだ大リーグから目を離すことは出来ない。
posted by コフィー |10:18 |
メジャーリーグ |
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2006年10月02日
戦略!!
日本時間で午前0時35分に出走した、第85回凱旋門賞。 人気・実力とも高評価でこのレースに乗り込んだ、日本の最強場ディープインパクト。しかしその名前通りの大きな衝撃を与えることなく3位で敗れ去った。 そして勝ったのは、昨年の同レースを制したハリケーンランでも、そのハリケーンランに勝っているシロッコでもなく、ダークホースといわれていた3歳馬レイルリンクだった。 残り200メートルまでは、直線で抜け出したディープインパクトがトップだった。しかし彼をマークし、その後についたレイルリンクが200メートル付近で彼をかわし、そのままゴール。 ハリケーンランをマークし、直線で彼をかわす戦略を立てていたであろう武豊。そのディープインパクトをマークし、ゴール直前で彼をかわす戦略を立てていたであろう、レイルリンクのS・パスキエ騎手。 レースで勝ちたくない者はいない。その為にそれぞれが戦略を持って臨む。そしてその戦略が上手くはまった者が勝つのがこの競技。特に今回のように、馬ごとの力の差があまりない場合はなおさらだ。 他のスポーツでもこの戦略は大事である。 例えば相撲。一瞬で勝負が決まる競技ではあるが、その一瞬は非常に濃い。まず立ち合いで変化するか、そのまま突っ込むか、まず廻しを取りに行くか。それらいくつもの戦術を、相手そして今の自分の状態などを織り交ぜながら考える。それがはまった時は、前頭の力士が横綱を倒すこともあるので非常に重要なのである。 今回のレース、武豊の戦略ははまらず、S・パスキエ騎手の戦略がはまった。この日この時の勝利の女神は、彼に微笑んだ。それが勝敗を分けた、大きな要素ではないだろうか?
posted by コフィー |06:04 |
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2006年10月01日
プロ野球 寂しいニュースから
9月が終わり、プロ野球の世界でも選手の入れ替えが始まる。 ドラフトで胸を踊らせ、新たにプロの門を叩くものもいれば、戦力外通告という形で首を切られ球団または球界から去っていく者もいる。 一昨日3球団、12人の選手が戦力外通告を受けた。 楽天 佐竹学外野手(31) 永池恭男内野手(32) 日本ハム 横山道哉投手(29) 岩下修壱投手(33) 井場友和投手(30) 矢野論投手(28) 佐々木貴賀投手(25) 森章剛外野手(27) 横浜 村西哲幸投手(25) 森大輔投手(24) 福本誠内野手(30) 田中一徳外野手(24) 決まったことはしょうがないが、個人的にはとても残念に感じる。村西・佐々木・田中は自分と同じ年、森大輔は一つ下でいずれも自分が高校の時から全国に名前が響いていた選手。 村西は滋賀・比叡山高のエースとして春夏連続出場。右上手から、最速146キロの速球と切れ味の鋭いスライダー、そしてこの手の本格派では珍しくナックルという武器も持っていた。また臆さず向かって行く強気な投球を見せ、ピンチを次々と切り抜けていく姿に何度もこの年最強の投手は彼だと感じたものだ。夏の滋賀大会では無安打無失点試合を達成するなど、33回無失点。甲子園では春夏共に初戦で敗れたが、共に大会の優勝校とぶつかり、春1失点・夏2失点と好投していた。 だが当時から故障が多く、プロになってからもそれが響いてかあまり大成しなかったようだ。昨年生き残るために下手投げに改造し、かわす投球をする彼の姿からは残念ながら高校時代の凄み・迫力を感じることができなくなっていた。 佐々木は香川・高松西高出身。彼は甲子園に出れず、しかも出身校は無名校。だが投手を始めたのが高校入学後というキャリアの短さながら、150キロの速球を投げる左投手ということで話題になった。 日ハム入団後、一度左の中継ぎ投手としてほぼ一年間投げ続けたこともある。その時は速球の速さ、勢いを生かし相手を捻じ伏せる投球を見せていた。しかし当時から欠点として言われていたコントロールの悪さが響いてか、その後あまり使われることは無かった。その欠点を結局は克服出来なかったのか?スケールの大きさを感じさせる投手なだけに残念である。 田中はPL学院の1番打者として3度の甲子園を経験している。甲子園史上最高の名勝負と謳われた、1998年夏の準々決勝、横浜対PLの一戦でPL側の選手として当時2年生ながら最も活躍した選手と言ってもいいだろう。 彼はこの試合1番打者として出場し、横浜の松坂(現・西武)から4安打を放ち苦しめる。また延長で追いついた時、ヘッドスライディングでホームインし、土で顔が真っ黒になり雄たけびをあげていた気迫溢れる姿が印象に残る。 彼の特徴は50メートル5秒9の俊足を生かした守備範囲の広い外野守備と走塁、そしてミート力の高さだ。この武器を持って2年夏は松坂を苦しめ、3年春は覚前(元・近鉄)、七野(元・横浜など)とともにチームをベスト4に導いた。この学年では最も名前が知れた野手の一人として、横浜にドラフト1位で入団。 しかし入団後は165センチ67キロという小柄な体系のせいで、または木のバットに対応仕切れなかったのか?打撃の力不足が響いてかあまり試合に出ることが出来なくなった。いい1番打者になる素質を持っていただけに、横浜での7年間は彼にとって残念なものになってしまった。 森は石川の七尾工の左腕エース。彼自身は甲子園出場の経験は無い。しかし左腕から繰り出される最速149キロの威力のある速球、鋭く落ちるスライダーを持っていた彼はスカウトの注目を集めていた。また3年夏の1回戦では23奪三振で無安打無得点試合を達成。その快挙から一気に全国区の注目選手となった。(彼はこの夏2回戦で負けるのだが、2回戦はリリーフして無失点。1点も取られることなく最後の夏を終えている。) しかしその後の彼の野球人生は、苦難の連続だったようだ。社会人三菱ふそう時代は、「ベーブルース杯」MVPなど活躍をしたが左ヒジの故障にも悩まされた。それでも素質を高く買った横浜に自由獲得枠の高評価で入団。だがその頃から制球を意識するあまり、ひじに痛みが生じるという投球恐怖症に悩まされる。それが無くなった後、今度は投げる感覚を取り戻すことが出来ずに苦しんだ。そのため彼は1軍ではもちろん、2軍でもほとんど投げることが出来なかった。 球団も期待をして取ったが、このような選手を長く置いておくという決断が出来なかったのだろう。しっかり投げられれば、今苦しい投手陣の台所事情を救える可能性を持った選手だっただけに残念である。またもしこのまま終わってしまうのなら、彼にとっても悔いの残る野球人生であったのではないか?とも思える。 彼らの中にはそのまま野球から身を引くもの、他の球団に拾われる者、トライアウトを受ける者、社会人・クラブチームなどでプレーを続ける者と分かれるだろう。また上記で紹介した選手達は、まだ若くどういう道を進んだとしても、目の前は可能性で満ちている。どの道を選ぶにしても、本人の悔いの残らない道を模索して欲しい。
posted by コフィー |08:43 |
プロ野球 |
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2006年09月30日
ドラフト外伝 球界の宝を苦しめた男達
東洋大姫路・林崎、青森山田・野田。 この二人には二つの共通点がある。 一つは楽天にドラフト一位指名を受けた田中投手を擁し、今年の夏準優勝という成績を残した駒大苫小牧高を追いつめたこと。 同校を応援した人にとって、この二人は決して忘れられない名前だろう。 そしてもう一つは、プロ志願書を提出しながら指名に洩れたことだ。 林崎は今年の夏、甲子園ベスト8の実績を残したチームの主軸選手。 173センチ74キロという決して大きくない体で、夏の甲子園優勝経験のある名門校の、3番遊撃手を勤め高校通算24本の本塁打を放った。 その24本目が準々決勝で田中から放ったもの。(実は今年の甲子園で田中から本塁打を放ったのも、1試合3安打猛打賞を打ったのも彼だけなのだ。) その試合チームは彼の本塁打など序盤で4点をリードするが、中盤6回に同点とされ7回に決勝点を入れられ敗れ去った。 しかし十分過ぎるほどの存在感を残した。 彼は7年前に母を亡くしている。 子供の頃から母に「毎日バットを振りなさい!」と教えられてきた。 それが彼の野球の原点だ。その誓いを守り、父とバッティングセンターに通いつめるなど誰よりもバットを振ってきた。 その成果は甲子園3試合、打率5割2本塁打という結果として現れた。「おかんが見てくれている。」というコメントも、甲子園での1打席1打席で、天国の母に恩返しをするという気持ちを忘れなかったから出たものだろう。 そんな彼は甲子園後の日本高校選抜の一員としてアメリカに渡った。 そこで「自分は野球が好きなんだ」と実感し、プロ志願書を提出した。今回その夢は叶わなかったが、次の目標はプロと決まったことだろう。近い将来どこかのチームのユニホームを着て、甲子園球場で本塁打を放つ彼の姿を見られるかもしれない。 野田は今年の夏、甲子園3回戦でエースとして駒大苫小牧と相対した。186センチの長身から繰り出す、140キロ台の速球とカーブ、スライダーを駆使した投球が彼の持ち味。 1回戦は春夏連続出場の延岡学園を完封している。 その勢いを持って臨んだ駒大との試合。チームは4回表まで6点のリードを奪う。しかしエースである彼が終盤捕まり、9回逆転サヨナラ負けを許す。 だが16安打を打たれながら最後まで淡々と投げ続けた姿は、多くの高校野球ファンの心に深く残るものだった。 そんな彼の投球は粘り強さが持ち味。 1回戦の完封勝ちも9回中1回しか三者凡退が無かった。 それを支えるのは回の先頭打者を抑える投球、それが出来ているからだ。 事実彼は2試合18回で3回しか先頭打者を出していない。 なぜ彼がそういう投球が出来るのか? 彼は1年の秋から多くの試合に登板し続けている。 だが柳田(現・千葉ロッテ)という大黒柱が先輩にいた為、第二投手としての投球であった。 しかし東北大会でほぼ全試合先発するなど、第二投手というよりダブルエースとして考えられていた。 昨春の甲子園で登板したこともいい経験になっているはずだ。 そして新チームになり、重要な大会・試合の多くに先発し完投してきた。 その経験から、勝つためには先頭打者を抑えるという考えに繋がったのかもしれない。 「昔からプロでやるのが目標」と語る彼もプロ志願書を提出。指名を受けることは無かったが、彼の経験に基づいた投球に魅力を感じている大学・社会人のチームは多いだろう。数年後、一回りスケールアップした彼を是非プロのマウンドで見たいものである。 高校時代活躍しながらプロに行けなかった、または行かなかった選手は過去に多くいる。 元巨人の江川のように、高校でプロに行かずスケールダウンしてプロに入った選手もいる。 しかしヤクルトの石川、ソフトバンクの和田のようにアマチュアを経験し大化けした選手もいる。 ロッテの久保のように遠回りしながらも、プロで結果を残している選手もいる。 今指名を受けなかったことは、決してネガティブな意味だけではない。球団スカウトが彼らを今が旬ではないと、判断したからかもしれない。 3年または4年という月日が彼らをどのように進化させるのだろうか?彼らが次に指名を受けるドラフトを楽しみに待ちたい。
posted by コフィー |01:29 |
高校野球 |
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2006年09月27日
ヒールスターの最後
昨日の夕刊、衝撃的なニュースが飛び込んできた。 元ウルグアイ代表FWダリオ・シルバ右足切断。 同国で交通事故を起こし、手術で右膝下を切断したということだ。 現在33歳で、クラブチームを探していた(昨年イングランドのポーツマス所属。現在無所属。)彼の選手生命は、残念ながら思わぬ形で断ち切られてしまった。 この選手は175センチ73キロと小さいが、スピード・得点能力・ポジショニングに優れた名FW。そして南米の選手特有のずる賢さを持っていた。代表として49試合で14得点。02年日韓W杯出場に大きく貢献した。 彼について印象深いのが同W杯のフランス戦。 韓国で行われたこの試合、スタジアムは優勝候補フランスを応援するサポーターで溢れかえっていた。試合は有利と思われていたフランスが点を取れずに苦戦。エース・アンリが前半で退場したのも響いた。ウルグアイも守ってからのカウンターという、自分達のサッカーを展開し善戦していた。 そんな中彼はフランスの攻守の要、ビエラに対し後から危険なタックルを仕掛けた。レッドカードをもらわないように、クールにそして巧妙に。結果彼はイエローカードで済み、ビエラは足を痛めた。 後半15分で交代し、ピッチを去る時にはスタジアム全体からと言ってもいいほどの大ブーイングを受ける。しかし彼はまるで臆することなく、ニコリと不敵な笑みを浮かべながらピッチを去った。まるで「どうだアマちゃんども。これが俺達のサッカーだ!」と言わんばかりに。その姿はまさに極上のヒールスターであった。 そんな彼ももうピッチに立つことは無いだろう。 世界にはこんな悪い奴がいると教えてくれた選手。それだけに彼が、こういう形でいなくなることは実に寂しい。
posted by vantan_career_school_kohiyama |03:03 |
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2006年09月22日
高校生ドラフト 「甲斐の心優しき豪腕」
今年は夏の甲子園大会が例年に比べ盛り上がり、 その時活躍した選手の去就に注目が集まった。 だが甲子園に出られなかった選手にも実力者が多い。 静岡・島田商高の仁藤拓馬投手もその一人だ。 もし彼がドラフトで選ばれたとしたら、静岡の高校生として21世紀初となる。 99年の近鉄・高木投手(静岡高)、横浜・鈴木投手(掛川西高)以来だ。 では最近同県はレベルが低くなったのか? しかし夏の甲子園、21世紀7大会で初戦敗退が1度しかない。 決して弱い県とはいえないだろう。 だがその反面好投手・強打者を擁して強烈な印象を残すことも無い。 レベルの高いチームは多いが、突き抜けた存在がいない。 それが21世紀の静岡県の野球だった。 そこに久しぶりに登場したのが、仁藤投手という訳だ。 では彼はどのような投手なのか? 182/80という大きくがっちりした体から、MAX145キロの威力のある速球を投げ込む本格派右腕。春の県大会では投球回数以上の三振を奪い、10試合登板して5試合が無四球試合と制球力もある。その高い実力と素質を「東海ナンバーワン」と評価するスカウトもいる。 そして性格は、さながら心優しい田舎の野球少年みたいだ。 今年の夏の予選では、優勝候補チームの好投手と注目を浴びたが「実感が無い。」とあまり意に返さない。それよりも「みんなで甲子園に行きたい。」と言い続けた。また夏の大会中も正捕手が怪我した時も、「あいつが戻ってくるまで絶対に負けない!」と力強く語っている。そんな彼についてチームメイトは「エラーしても怒らなくて、むしろ自分のせいにして謝るような奴。」という。 自分のことよりも、仲間と楽しく野球をすることの方に喜びを見出すようだ。 そんな彼の性格。個人的には大好きなので、是非頑張って欲しい。しかし弱肉強食のプロの世界でいけるのか?そんな不安はある。 そんなことを考えながら、彼が静岡県高校生として21世紀初のプロ入りを果たすことが出来るのか?注目してみたい。
posted by vantan_career_school_kohiyama |22:56 |
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2006年09月20日
日本柔道の星
パリで行われた柔道のW杯。 日本は女子が3位、男子が5位と惨敗を喫した。 だが日本柔道の将来を担うであろう、有力な若手選手がいた。 女子48キロ級、中村美里17歳。現役の高校生である。 身長156センチの小さな体。 柔道選手の厳つさを全く感じさせないような、あどけなさを残すかわいらしい童顔。 ルックスだけでも、人気者になれる要素がある。 しかし彼女の試合中の表情、柔道はそんな外見のイメージとは違うものである。 試合中の彼女は全く表情を変えない。 勝っても負けてもその場で喜びを表すことは無い。 2回戦、急に場内で歓声が起きても 準決勝、自らに対しブーイングが起きても 彼女はどこ吹く風といった感じで、全く表情を変えないのだ。 それだけ試合に集中してるのか?マイペースなのか? 17歳とは思えない貫禄、ふてぶてしさがあり頼もしく感じられる。 そして彼女は自分から前に出て、相手を崩しに行く柔道。 初戦では開始1分足らずで一本勝ちを収め、準決勝ではアテネ五輪の銀メダリスト、フランスのジョシネに対しても臆することなく前に出て彼女を追いつめた。 こちらは若い選手らしく積極性に満ちている。 だがそんな彼女にとっても今大会は悔しさが残る大会であった。 二回戦は序盤からペースを掴み、有効・効果などのポイントを何個も奪いながら、残り1分50秒で技有りのポイントを取られ、それが響いての逆転負け。 準決勝も序盤から攻め続け、アテネ五輪の銀メダリスト相手にポイントをリードする。しかし残り1分、相手に肩車を決められ逆転での一本負け。 5分間集中し続ける集中力、スタミナという課題が見えてきた。 それだけにまだ若い彼女にとっていい経験になったはずだ。 しかし彼女は課題を残したまま終わる選手ではなかった。 3位決定戦。敗戦の原因を冷静に分析し、それを試合に生かす彼女がいた。 試合当初は相手の動きを冷静に見極め、あまり前に出ない。そして相手が焦って前に出てきた所に小外刈りで技有り、さらに焦る相手から冷静に一本。攻めるだけでなく、しっかり相手を見ながらの冷静な柔道を展開した。 敗戦のショックを引きずっててもおかしくない、同じ日の試合で成長した姿を見せたのだ。 こんなこと誰もが出来ることではない。 なぜそんなことが出来たのか?それには身体能力、柔道センス、若さだけでなく彼女の性格、環境が関係しているようだ。 彼女は男勝りで強気、怖いもの知らず、大の負けず嫌いだということ。大会前一度負けたジョシネについて、「もう一度やれば勝てる」と答えたことからもそんな性格が伺える。どんな環境、どんな相手に対しても臆することが無く、もう負けないようにと努力する強い精神力を持っているという裏づけにもなる。 また週に2度三井住友海上の柔道部に通っている。そこはアテネ五輪70キロ級の金メダリスト上野や52キロ級の銀メダリスト横沢のいる強豪柔道部。そんな中できつい練習に耐え、上野や横沢とも積極的に乱取りをするという。 高校生にして社会人の道場で練習し、スポーツ選手にとって大切なハートを持っている。そして1日の間に課題を修正できるほどの、早い成長を見せている。 谷亮子が長年君臨してきた48キロ級。そこに生まれた新たなエース候補。YAWARA2世と呼ばれる彼女は、元祖YAWARAを越えられるのか?今後の成長が楽しみだ。
posted by vantan_career_school_kohiyama |01:28 |
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2006年09月18日
ロッテの新兵器
今日9月18日、やや曇り空が包む千葉マリンスタジアムのデーゲーム。 千葉ロッテマリーンズ対オリックスバッファローズの一戦。 4位が確定したロッテと、5位か6位かのオリックス。 正直、消化試合といえる試合。 結果は4-0でロッテの勝利に終わる。 ただロッテにとって、来期に向け大きな成果のある試合だったといえる。 その理由はこの日のヒーローの活躍にある。 成瀬善久21歳。高卒3年目の左投手。高校時代は横浜高校で選抜準優勝の経験を持つ。 そんな彼が今日、オリックス打線を散発5安打に抑えての完封勝利。 毎回のように走者を出すが、後続をしっかり抑える危なげのない投球。とても21歳の選手とは思えない貫禄を見せた。清原・中村・北川ら大砲不在のオリックス打線相手ではあったが、十分評価できる投球である。左投手の少ないロッテ投手陣にとって、この日の彼の投球は来期に向け間違いなく明るい材料である。 そんな彼の投球成績を見ると意外なことが分かる。 この日は9回投げて8奪三振。今日現在78回3分の1投げて、83奪三振。奪三振率は9.54。 これは現在パリーグの奪三振王の、ソフトバンク斉藤和巳投手(奪三振率9.00)よりも優れた数字なのだ。当然ロッテのローテーション投手の中ではダントツの数字。(清水7.43、小林宏7.48、久保7.61など) もちろんまだ数字だけで評価できるだけの実績は持っていないが、三振の取れる投手だということに間違いはないだろう。 しかし彼の球速は130キロ台後半。変化球はスクリュー、カーブ、スライダー、チェンジアップなどあるが、空振りを取れるだけの変化がある訳ではない。事実今日の三振のほとんどはストレート。オリックスの打者達のバットは、130キロ台のストレートに何度も空を切った。 そんな彼の特徴はコントロールの良さ。四球を出さないコントロールではなく、コーナーを攻められるコントロールだ。ど真ん中付近ではなく、コーナー付近に球を配しいいカウントを作る。それに変化球でタイミングを狂わし、最後は厳しいコースにズバッと速球を投げ込み三振。球は遅くとも緩急を付け、コントロールされた速球があれば三振も狙えるということなのだ。 140キロに満たない速球で三振を取る、サウスポー成瀬。そんな彼の来期の活躍に是非期待したい。
posted by vantan_career_school_kohiyama |23:56 |
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