Jリーグについて-素人の勉強部屋

1シーズン制はメジャーなんでしょうけれど。

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随分以前にリーグの平均入場者数の微減がニュースに出ていましたが、私はイレブン・ミリオンプロジェクトにあわせて、リーグはクラブに集客活動を求めるだけでいいのかと疑問を持っています。
私は国の顔である1部リーグは世界標準を目指しても(目指さなくても)良いのですが、2部リーグについては集客の視点から試行錯誤してよいと思いますし、日本人はそういうことが得意であり、世界に貢献が出来る可能性があるのではと大げさに考えたりもします。その精神においては残念ながらKリーグに先行されているかもしれません。
ですが、モノをいう前に(って言った後ですね。)まず、いつものように調べてみる事にします。今回はテキストであり、ウィキペディアの記事の範囲でヨーロッパと中南米のトップリーグについてですので、皆さん、既知な内容ばかりであるかもしれません。その時は済みません。で、表。

1


欧州では1シーズン制が、南米では2シーズン性がポピュラーなようですが、例えば、欧州でも2部ならイングランドやイタリアもプレーオフを採用しています(上位2クラブが自動昇格で、その下の4クラブによるプレーオフで残り1枠を決める)。そして、他にも、恐らくは集客を観点に決められているのだと思いますが、変則的なリーグの構造を採用している国が結構ありますね。
それらは

1年のシーズン数(1か2)
リーグ分割数(1~3グループ)
プレーオフの有無とその方法

でカテゴライズできます(今回プレーオフを拡大解釈してポスト・シーズンマッチ全体を指す事にします)。
例えば、欧州でも特殊なスコティッシュ・プレミアリーグは1シーズン+1リーグ+リーグ戦のプレーオフと見ることができます。
韓国は2シーズン+プレーオフ(しかもワイルドカードを採用)から1シーズン+プレーオフにシステム変更をしていますが、このプレーオフは変則的なものになっています。
2シーズン制でも南米で多いのはアルゼンチンの年間優勝を決めないプレーオフの無いタイプなのでしょうか。前期と後期がそれぞれ1回戦の総当りになりますが、これをホームゲームの不公平と捉えず、トーナメントによくある偶然性のドラマとして受け入れられているのではと想像します。これは偶然有利な組み合わせになる可能性をどのクラブも長い歴史の中では公平に持つということですよね。面白いと思います。
降格や国際リーグへの選抜はアルゼンチンの場合は複数シーズンの総合成績で決めているようです。
複数リーグは試合数の少ないサッカーでは無理かと思ったら、サンマリノとメキシコが採用しており、メキシコに至っては2シーズン制で成立させています。
メキシコは対戦カードを拘束しない3リーグ方式とかなり変わっていて、3つのグループに分けるんだけれど対戦は全チームの1回戦総当り。リーグはプレーオフへの勝ち抜けチームを決める枠組みなんですね。何となく八百長というか、わざと負けると得するカードが存在しそうで怖いです。

勉強してみると(もちろん、複雑ならより優れているというわけでもないのですが)、スポーツ・マネジメントの観点から最も進化したシステムはアメリカMLBの1シーズン+「3カンファレンス(地区グループ)からなる2リーグ」+プレーオフ型だと感じます(更にインターリグで盛り上がる)。
年間試合数の少ないサッカーでも前述のようにサンマリノやメキシコはこのタイプに近い形態をとっています。また、韓国のKリーグは日本のプロ野球のリーグを模したような形態を取っています。

他にも変わったシステムを採用する国をご存知でしたら、教えていただきたいと思いますが、
さて、皆さんはJリーグのシステムは満足されていますか?どのようなシステムが良いと思われますか?
思いつきでもコメントいただけたら幸いです。いかがでしょうか。





追記
Jリーグで行われていた2ステージ制ですが、表で2シーズンのグループに配ていましたので、訂正いたしました。
Jリーグが現行の1シーズン制に移行したのはクラブ増加により各ステージごとのホーム&アウェーが保てなくなったという事が大きかったと思います。各ステージを1回戦総当りとすれば、現在も可能ですよね。
韓国で行われていたように、前後期優勝者とそれ以外の成績優秀者によるプレーオフ方式であれば以前の2ステージ制の欠点を概ね乗り越える事が出来ると思います。ただし、連戦の効かないサッカーで、日本の今の過密日程ではちょっと難しいかなと思います。
090916

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ムギさま

度々コメントしていただきまして、ありがとうございます。
随分時間を掛けていただいたようで・・・。天皇杯改革案のほうも見ていただいたんでしょうか(涙)。
このブログでは色々提案をしているのですが、天皇杯もナビスコ杯もリーグも3つ以上して、その比較まで出来れば理想だと思います。
なので、ムギさん案も整理・発展させて形になればうれしいです。

ムギさんの案、ナビスコ杯は東西グループ内のグループ分けは抽選でしょうか。対戦カードとしての魅力と公平性としてはそれ位が良いのかもしれません。東西に分けるのは移動の軽減でJ2への配慮でしょうね。数字は追いきれていないんですが、リアリティとしてはうまい落としどころなのかもとも思います。
一方、天皇杯ですが、J1、J2のシード枠の絞りとか、その他思い切ったご提案がありますね。Jリーグの枠は前年のリーグ成績で決めると昇降格クラブの扱いが難しそう。JFLのシード枠のように前期で決める案も思いつきましたが、成績低迷クラブは16位よりは17位で天皇杯を免除されたいかもしれない。ただ、スケジュールがムギさん案であれば、心配無用かも。JFL未満の部分については本大会を拡大して予選を取り込むイメージでしょうか。その方がニュースとして多くのクラブが全国に触れる良い機会かもしれませんね。運営が大変でしょうが、そこまで天皇杯が成長すればいいなと思います。

私は最近カップ戦は地域ブロックの形成を提案していたんですけれど、それは、平日でもアウェーサポがなんとか観戦できる(かも)という事と、決勝ラウンドも引き続き地域ブロック代表を応援してもらいたいという事と、地域ブロック強化の気持ち(体制&サポート)が芽生えるかという事の3点によります。より広域なスポンサーの獲得や、場合によっては発展的なクラブの統合(これは無いか)やレンタル選手のやり取りのなどの提携関係、地域サテライトの形成など、なにかしらのリアクションがあるかもしれません。どうかな、連携ではなく、対抗していくのかな。でも、盛り上がりはあるのではないでしょうか。
ただし、地域ブロックでナビスコ杯を組み合わせるとJ2のみのブロックとか不公平感が結構でるでしょうね。それを地域性として皆さんに納得していただけるかなんですが、どうでしょうか。賞金が絡む話ですからね・・・。

天皇杯は抜本的に改革が必要に思う

ナビスコカップのグループ分けは、東西で分けるだけで十分に思います。
まぁ東海(神奈川含む)北陸地域は、毎年どちらかに降り分けさせられることになるかもしれませんが。
ラウンド16まで原則東西で分ける。ただ、ACL参加組は、それぞれ東西振り分けを行い、2位扱いとしてアウェイ側で行う。
西J2勢は浦和や鹿島とやりたいのだと思うけど、それはナビスコを勝ち進むか、J1に昇格してやればいいと思うので。
そのためにも、J2のチーム数は20が私の理想です。
このとき、GLに変則5チームのところが2グループできますけど、リーグ戦38節+6節の44節が試合期間的・興行的によいのではないかと。

あと、提案されていた天皇杯ですが、私は参加資格をカテゴリーリーグの成績毎に設けて行うようにしてほしいです。
リーグ成績に価値を持たせ、天皇杯の価値を吊り上げるために。
J1.J2は、前年度16位までの32チーム
都道府県1部リーグの2位・9地域1部リーグの2位JFL8位という風に。
現在の都道府県予選の出場は大学チームがほとんどです。
大学チームではイマイチ地域の代表クラブとしては盛り上がりに欠けるように思うのです。
大学チームは、別途枠を設け大学地域リーグの1位や大学の大会の優勝チームに参加資格与える形にする。
大会を春から開催する。
1回戦は都道府県リーグ同士(対戦相手は9地域内で行う)
勝ち上がるごとに格上のチームとの対戦になる形ですが。
9月にJリーグ32チームと勝ち上がってきた32チームで試合を行い、10月にベスト16を、12月にベスト8・ベスト4を行う。

ムギさま

コメントありがとうございます。
私もJ2ナビスコ杯参戦は同じような事を考えていて、過去記事にしていますので、よろしければそちらもご覧頂き、感想を伺いたいですね。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/valpon/article/5
天皇杯ベスト4以上をシードにしてプレシーズンから初めては?と提案していますが、ACLとラップさせるのも一案ですよね。現行ではラップさせず競合させない考え方みたいですけれど、所詮予選ラウンドですから、他サポの注目度も低いでしょうし、ムギさんのスケジュール案は一つの有意義なご提案だと思います(GWのリーグ連戦も集客の谷間が出来たりしますし)。
ラウンド16一発勝負は賛成です。トーナメントを1回増やすと参加クラブを一気に増やす事が出来ます。来シーズンJ2クラブがまた増えそうで、そうなると2回戦総当りが決まっていますから、J2クラブは収入減になりますよね。真剣に考えて欲しいと思います。
地域ブロックを形成すると、そこの代表クラブを応援しだしますよね。例えば中四国のファンが贔屓クラブと同時に広島を応援するようになれば、決勝以外も満席に近い盛り上がりになってくるかもしれません。
場合によってはリーグを平日にナビスコ杯決勝ラウンドを休日にするアイディアもリアリティが出てくるかもしれません(ナビスコ杯がより広域から集客をめざすならね)。
来年から実行するべきですよね!

1シーズン制はメジャーなんでしょうけれど。

J1に関しては、現在の方法でよいように思います。

というのも、ACLの出場枠拡大により上位勢(鹿島・G大阪・浦和・川崎など)と新興勢(新潟・清水・FC東京・名古屋など)、そしてその他勢力という図式ができつつあるからです。

現状改革してほしいのは、J2です。
入れ替え戦を行えば、多少の露出は増すでしょうが、それは一時のものに思います。
興行としては、入れ替え戦よりナビスコカップへの参戦を切望します。
その際、現行のベストメンバー規定を廃止し、J2のエントリー数をJ1と同じ18人にした上で実地してほしいです。
ナビスコカップ参戦の場合は、現行のリーグ3順ではなく、2順で行い
グループリーグの中には、最低1チームはJ1クラブを入れるとして、J1対J2の図式を作り出し、もしくは近接の地域同士のダービー色を出すようにしてほしいです。
これで、J2勢のリーグ昇格だけの目標ではない新たな目標を持たせることにより、チーム・選手・サポーターともにモチベーションも上がり、興行としても盛り上がると思うのです。
ナビスコGL1節を3月のACLの谷間の土日開催として開幕をアピールし、3・4節もしくは4・5節を4月4週水曜日・5月1週水曜日のGWのACL裏開催にすれば、観客入場数も上がると予想します。
決勝Tは現ACLのように16は一発勝負、8・4をH&Aにして、擬似ACLにすればいい予行体験になると思うのです。

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