Jリーグについて-素人の勉強部屋

J1とJ2、戦績比較のラフスケッチ

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素人が数字を並べて何か言ってみるブログです。今回はJ1とJ2の戦績比較。サンプルはJ1は08年、J2は06-08年の平均値。チームを順位で上位、中位、下位の3カテゴリーに分けて対戦戦績をみようという試みです。
本気でキチンとしたことが言えるとは思っていません。遊び心でラフスケッチを行うノリです。J2はもともとを少し追いかけようと思い3年分データ化していたのですが、それぞれのシーズンでかなりばらつきがあり、サンプルの選定に迷うところです。今後修正できればとは思いますが、有力なご助言がいただければ助かります。
では、表です。

1


数字はカテゴリー列の成績です。対戦カテ列はあくまで対戦カテ。対戦カテの勝率が見たい場合は同じ行の負率を見てください。数字は%で行の勝・分け・負を足すと100%になります。

同一カテゴリーの対戦
同一カテゴリー対戦は勝敗数が等しくなりますので、注目は引分け率。カテゴリーが上位に行くにしたがって引分け率が低下しています。

別カテゴリーの対戦
上位対中位、中位対下位、上位対下位の順に勝率が上がり、すべてJ1<J2。勝率がクラブ格差を表してくれるのであればJ1よりJ2の方が格差が開いた状態といえるでしょう。
J2では下位との対戦勝率が上位60%、中位59.5%とほぼ等しく、ここで結果に差が出ないほどこの2つのカテゴリーと下位では格差が大きく開いているといえるのでしょうか。
J1でも上位対下位では勝率60%でここは実力さがかなり出ています。
ここで、08年のJ1では札幌以外のクラブで格差が小さかったと言われている事に注目したい。上位対中位が46%、中位対下位が51%の勝率、負けが共に26%。札幌の成績を引いてみたり色々な検証の仕方はあると思いますが、上のカテゴリーの勝率が50%を切ったくらいの状態で格差が小さいと感じるという目安になるかもしれません。
つまり、「順位が6位下のクラブと対戦した場合、2回に1回はなんとか勝てそうだが引分けや負けで勝ち点を失う可能性も充分ある。」という状態でリーグとしては接戦。ということか。本当かな?

次にホームとアウェーを分けた数字を比較して見ます。で表。

2



同一カテゴリーの対戦
ここではホームの優位度が分かると思いますが、勝率を見るとおおよそ上のカテゴリーほどホーム優位となっています。

別カテゴリーの対戦(ホームとアウェーを比較)
表では見難いのですが、同じ対戦ではホームの勝率が高くアウェーで負ける率が高いです。J2の下位でもホームの優位性が得られていてよかったです。

別カテゴリーの対戦(ホーム)
J2では勝率が63~68%、負け率が14~16%で上のカテゴリーの安定した優位性が出ています。
J1では上位対中位は勝率47%、引分け31%。中位対下位の勝率52%、引分け25%とあわせて、判断が微妙なところです。じつはアウェーと比べてそれ程勝率が上がるわけではありません。
一方、上位対下位は負けが6%で下位は全然勝てていませんし、勝率67%で3回やって2回勝つというのはちょっと大きいですね。

別カテゴリーの対戦(アウェー)
J1・J2とも上位対中位は中位がかなりがんばっていて、おおよそ3回に1回は勝つ。実はJ1は上位対下位、中位対下位でも下位が同じくらい勝っていてホームの優位性が出ている。
J2の上位対下位は勝率57%で負け15%、中位対下位も勝率55%、負け21%と実力差が出ています。

まとめ
同一カテゴリーの対戦について、J2下位~J1上位まで見ていったときに、J2下位に近いほど引分けが増え、J1上位に近づくほどホーム勝利が増えるようです。
別カテゴリーの対戦について、J2では下位カテゴリーがホームでも勝率が低いところに格差が出ています。一方J1では上位対中位、中位対下位の対戦では上のカテゴリーが5割程度の勝率を確保しますが、
勝率はホームとアウェーでそれ程変わらず、ホームで負けが14-15%、アウェーで負けが31%とここにホームの優位性が出ています。

ただし、08年J1のような余りクラブ格差が現れないリーグの場合はその時のチーム状態の方が影響が大きいと思います。
つまり、これを勝敗予想のようなもので参考になるのは、J1に対しては上位がホームの際の下位との対戦のみでしょう。
それでも、こういう数字を眺めて見る事自体に興味を持っていただければ幸いです。(私はちょっと楽しかったのですが・・・。)
J2では有用だと仮定して次回からはJ2に絞って少し掘り下げてみたいと思います。

いかがでしょうか?





今回の検討でサンプルを選ぶ際、直近のデータをより信頼するのか、直近の数シーズンを平均したものをより信頼するのか難しいところだと思います。昨年の傾向が今年も出ると予想した場合前者が、歴史があったり安定して数シーズン同じ傾向が見られるなら、後者がより信頼性が増すように思います。
今回は、昨年のACL改革の影響を考えJ1は単年、構造的な格差を抱えるJ2は平均を選択してみましたが、統計的には両者の比較が不自然でアンフェアにも思えます。
この辺りを遊びと称していますが、皆さんのイメージに近い数字が得られていますでしょうか?

表を書き換えました。090602

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記事カテゴリ:
Jリーグ/格差(上中下位群)
タグ:
J
対戦
勝率
下位
カテゴリー

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この記事へのコメントコメント一覧

ルイ・コス太さま

コメントありがとうございます。
もし、toto予想で使っていただけるのであれば、使い勝手をフィードバックしていただければと思います。
ちょっと思ったのですが、サンプルは似た傾向のシーズンの平均が一番いいかなと。しかし、J1ではACLの影響を見なくても1シーズン制が5年目ですし、なかなか難しいです。J2は新規参入クラブのあるシーズンということにすると少し違うかもしれませんね。

>J2は3年分のデータがあるなら、それぞれ優勝クラブ、平均的な成績のクラブ、最下位をそれぞれ参照として抽出した上で各カテゴリーと比較すると何かが見えて来るかもしれませんよ。

その通りだと思います。上位と下位の幾つかのクラブをピックアップして、そのシーズンを評価した上で全体を見ていくのが良さそうです。今回も去年のJ1を接戦と評価てやっと文章が書けた訳なので・・・。

J1とJ2、戦績比較のラフスケッチ

シーズン毎のバラつきは昇降格クラブが違う事も要因に加わって分析するのに骨が折れますよね^^;
ただ数字は大筋でイメージに則した物になっていると思います。
イメージと違う所は寧ろ私の感覚がズレている部分なのヴァル・ポンさんの数字を踏まえた上でtotoの予想などをする時に的中率が上がりそうです(笑)

>統計的には両者の比較が不自然でアンフェアにも思えます

これはJ1・J2での直接対戦がある訳ではないので気になさる必要はないと思います。

J2は3年分のデータがあるなら、それぞれ優勝クラブ、平均的な成績のクラブ、最下位をそれぞれ参照として抽出した上で各カテゴリーと比較すると何かが見えて来るかもしれませんよ。

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