2009年09月29日

NFL第3節までを気ままに振り返る。秋ですねぇ……

       「1Q84」を読むことは有意義だったのか?

いやぁ、また長い間サボっちゃいました……
スポーツ観戦もさることながら、話題の「1Q84」を読んでいた。
もう古いって言われるのかなぁ。
にしても、長いのなんの。
結構時間をかけて熟読したけれども、私のような思慮浅き者には“村上春樹ワールド”はまだ理解しがたい部分が多い。
売れに売れまくっているらしいけれども、みんな好きなんですよね。
確かに面白い。でも、よくわからん…… みたいな感じが受けるのかな。
まぁ、久しぶりに大作を読書したということで、自己満足しちゃっとこう。
私は、小説の評論家でもなければ、批評家でもないので、とやかく言うつもりは毛頭ございません。
でも次は短編ものにしとこう。
読書でほとんど自由時間がかなり奪われてしまうから。


        私の時季時計にはNFLが組み込まれている

さて、本題のスポーツといこう。
スポーツ観戦にも時間を割いているつもりだが、いかんせん「1Q84」に生活のリズムを崩された。
それだけ作品に魅力があったということにしておこう。

そのおかげで、今週はニュースやネットでの結果を観るのが主になってしまった。
今週唯一ガッチリ観戦できたのは、NFLのサンディエゴ・チャージャーズVSマイアミ・ドルフィンズ。
朝5時からの生中継はかなり辛い……
ウツラウツラしながらもなんとか最後まで観戦できた。
もうちょっと、白熱した展開になってくれると眠気も吹き飛ぶんだけども、ライブで観てそこまで求めるのはちょっと欲張りかな。


        実に頼もしくもあり、お世話になっているサイト

そこでNFLファンには役に立つサイトがある。
nfljapan.comでは全16試合のダイジェスト版が観れる。
大体1試合4、5分だから全部観るのには1時間強かかってしまうが、たったそれだけの時間で全試合を網羅できるのだから、こんなありがたいことはない。
選りすぐりのシーン(主にビックプレー)ばかりだから疲れるし、試合展開は読みづらいのだが、とても気に入っている。


       たった3試合で大勢が見えてくる。それもNFL

NFLのシーズンはもう第3節まで終わってしまった。
“たった3試合かよっ”と突っ込みを入れられそうなものだが、これでももう序盤戦が終わったというくらいでしょうか。
なんせ、1シーズン1チームが戦うゲームはたった16試合だから。
プロ野球やMLBでいえば、30試合消化したくらいに相当してしまうのである。
だから、早くもプレーオフに黄信号、みたいなチームも出てきている(いわゆる3戦全敗)。

逆に、幸先よく3連勝を飾ったチームもある。
今年はなんと7チームが現時点で全勝している(裏返せば全敗のチームも多いのかもしれない)。
AFCはジェッツ、レイブンズ、コルツ、ブロンコス、NFCはジャイアンツ、バイキングス、セインツ。
この中でも、ジェッツ、ブロンコスあたりは前評判が高くなかっただけに大健闘である。
この勢いを維持できたら、昨年のアリゾナ・カーディナルスのように、とはまだ気が早いか。


       40歳の老兵と22歳の若造がNFLを揺るがしている

その中でもブレッド・ファーブが電撃加入したバイキングスの躍進は目にとまるところだ。
長年QBの人材に苦しんできたチームであり、ひとり入っただけでこれだけチームが強くなってしまうのだから面白い。
今週のゲームも残り数秒でファーブが劇的なTDパスを決め、大逆転勝利を収めた。
もしかしたら、スーパーボウル史上最高齢QBも、なんて考えたりもするけどそれもまた気が早いっつうの。
NFLシーズンを待ちわびていただけにどうも頭の中が先走ってしまう傾向にあるようだ。
ちょっとクールダウンせねば。

もうひとりアメリカで話題になっているのは、ジェッツの新人QBマーク・サンチェス。
決して戦力が充実しているとは言えないジェッツで、開幕3連勝に導いた彼はスター性充分。
プレーもさることながら、その端正な顔立ちもあり、早くも魅了されているファンも多いらしい。
これからの彼の活躍にも要注目である。


       32チームもあるから余計に目移りしてまうんや

今季はご贔屓チームのレイブンズとセインツと49ersが絶好調なので、私はより盛り上がってしまっている。
ファーブの存在だけで、今年はバイキングスまで応援しようしているのだから、八方美人もいいところだ。
まぁアメリカのスポーツはどこも地元じゃないのだから、好きな選手と好きなチームを勝手に見つけて応援していたらいいのだ。
と、赤塚不二夫先生よりも奔放なことを言っている私だが、NFLそしてアメフトがたまらなく好きということだけは変えようのない事実。
日本のXリーグや大学アメフトも開幕したことだし、アメフトシーズン到来は秋の訪れより心ときめく。


        全国にNFLファンはどのくらいいるんだ?

なんか結果報告になってきた。
そして、ひとりアメフトにうっとりしている自分が虚しくなってきた。
いや、こんな人が全国には結構いるはずだ。
まだまだ日本ではマイナースポーツの域を出ないが、これからも見守っていこう、そしていきましょう。
私は生涯アメフトファンを貫くとここに誓う!

 
       スポーツは絶対観る!でも読書も必要不可欠なもん

と意味のない宣言をして、今日はこれにて。
やっぱり、長い時間読み手側にまわっていたから、書き手側になるとどうもしっくりこない。
まぁ、のんびり気長にいましょ。

にしても、アメフトのシーズンが来たとはいえ、読書の秋でもある。
本離れが叫ばれて久しいが、たった1回の短い人生。
読まなきゃ損々という想いにふけながら、今年の秋は最低5冊はいったろう! と思う次第である。
「1Q84」は2冊にカウントしてもええんかな(上下巻なもんで)……
いや、ケチくさいこと言わんで、10冊くらいいったたらええねん。
それっくらい読んだら、もうちょいましな文章が書けるようになるんかな?
いや、読むんと書くんは別もん。
だって、何百冊って読んできたのに全然成果あがってへん!

変な欲をかいてはいけないということだ。
読書とは人間の奥行きを作るもの。
と肝に銘じながら、明日本屋に向かうことを誓う。

自分で言うのもなんだが、読書とスポーツ観戦の両立は結構難しいと思う今日この頃。

食欲の秋は…… 金欠野郎は諦めざるをえません……

posted by uzura176 |23:54 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年09月24日

タイガース党が贈る最初で最後のジャイアンツ賞賛記

        ぐうの音も出ないとはこんな時に使うのか

吾輩はトラ党である。
イコール“アンチジャイアンツ”は言うまでもない。

そのジャイアンツが昨日セリーグ優勝を果たした。
本来なら、悔しくて腹立たしくて飯も喉を通らないはずである。


        昔の面影すら消えたようなジャイアンツ

なのになんだろう、この清々しさといったらない。
これまでのジャイアンツは、ぶっちぎりで優勝したところで、“所詮、金の力やん”という慣用句で片付けていた。
ドラフトの制度までもひん曲げ、FA権の理念をはなから覆すやり口、それを利用して若い有望選手をかっさらい、各チームのエースと4番をかき集める。

今まで“そんなチームの優勝に価値なんてない”と他の5球団のファンは揶揄してきたはず。
タイガースファンに限らず、他の4球団のファンも同様の気持ちがあるに違いないと思うのだが、どうですか?
少なくとも私は20年以上プロ野球を見守り続けて、ジャイアンツが優勝した時は胸糞悪い想いと、この慣用句で片付け、言い逃れてきた。

だが、今年のジャイアンツの戦いぶりには、非の打ちどころも、そんな不貞腐れた言い逃れさえも許さないものがあった。
今季ほどプロ野球を観なかった年もないのだが(タイガースが不甲斐ないというものあるかもしれないが)、ニュースで観るジャイアンツは、過去何十年さかのぼろうともまた違った野球をしていた。
日替わりのようにヒーローが変わり、ベテランや若手や外国人選手の垣根がないチームだった。

        認めざるえないんです

要は、素晴らしいチームだった。
憎たらしいほど強いジャイアンツは、これまで幾度となく観てきた。
しかし、今年のジャイアンツは強いプラス、プロ野球チームの理想型のようなチームだった。

私は今年東京に越して来たが、東京ドーム近くでジャイアンツのユニホーム姿のファンを見る度に、“なんでこんな金満球団を応援できるんだ”という気持ちになっていたことを白状せねば。
そのファンたちに詫びたい。
あなたたちは、あんな魅力的な野球をするチームに心惹かれていたんですね。
純粋な野球ファンとして、その気持ち本当によくわかる。

話を元に戻すが、今年のジャイアンツの魅力は若手選手の躍動感とチームの一体感にあったのではないだろうか。
年俸の安い選手が這い上がり、数億円プレーヤーの座を脅かす。
それに負けじと名声をすでに得ている名選手が、必死の若手に呼応するようにチーム内のレギュラー争いに加わる。
そしてその中に、外国人助っ人が絶妙なスパイスとなってチームの軸をつくる。
そんな選手たちを掌握して、コントロールする首脳陣たち。
その首脳陣は、1軍2軍問わず若い選手を育てあげ、そしてチャンスを与える。

すべてが過去ジャイアンツでは想像もできなかった姿である。
でも、現実としてこれぞ“チーム力”というものを如何なく見せつけたジャイアンツの姿がここにある。
育成選手が始まった頃なんて、ジャイアンツには無縁の話だと思っていたファンも多いのではないでしょうか。
それが今や、もっとも育成選手が花開いたチームであり、その名のごとく“育成”してきたチームであったことを証明した。

       
        今年のジャイアンツにはやってもらわにゃ

いやはや、もう文句のつけようがございません。
見事なチーム、そしてチーム作りである。

それでも、まだ今シーズンが終わったわけではない。
クライマックスシリーズ、日本シリーズが待ち受けている。
以前の私なら、一昨年のようにプレーオフで敗れ去るジャイアンツを期待していただろう。
だが、今年のジャイアンツには負けてもらっては困るという想いがある。
理想のチームと理想の結果を残したチームが、理不尽な負け方をしてしまったら“ペナントレースって何?”ということになりかねない。
スポーツは、いいチームがいい結果をもたらすことが本来の姿であると思う。
そこに理不尽な要素は組み込まれるが、ここまでのチームがあっさりなんてことはあってはならないと思う。
おそらく、一生に一度しか言わないだろうが、“ホンモンの日本一になれ!ジャイアンツ”という気持ちである。


        行き場のない私。トラさん…… 頼みまっせ

にしても、我がタイガースは情けないといったらない。
なにも成績が奮わないことを指しているのではない。
そんなもの90年代に嫌というほど観てきたのだから。
そんな万年最下位のチームでも私は、郷土愛というちょっと卑怯な決まり文句で許してきた。
そして支持し続けた。

でも、ここ数年のタイガースときたら、私がもっとも嫌っていた頃のジャイアンツの野球を踏襲しているだけのお粗末なチームに成り下がってしまっている。
ホンマ情けない……
いつから、アラフォートリオがいなければ何もできないチームになってしまったの?
野球は投手からというのなんて、子供でも知っているのに、何故若い投手が全然でてこないの? 育たないの?
もうやめとこう…… 虚しくなるだけだ。

今年のタイガースは、たとえ3位を獲得してプレーオフに進めたとしても(5割以下で日本一の可能性があるシステムにも問題ありなのだが)、応援できない。
かと言って、ジャイアンツを心の中から応援する私なんてありえないだろう。
ということは、プロ野球がもっとも面白い時期に、私は横目でチラチラみることになるのかな?
いや、パリーグもある。
って、いきなりパリーグファンになったら、パリーグを長年応援してきたファンに怒られそうだ。
だからやっぱり、心ここにあらずの状態で見守るしかない。


      ジャイアンツを賞賛するのは今年が最後?にはならんやろなぁ……

ジャイアンツ、そしてジャイアンツファンの方々、ホンマにおめでとう。
あんたら強かった。ほんで何回もしつこいけど、ええチームや。

来年のこの時季は、180度違う内容のことを書いていることを願って。
1年でそうなるほど、プロ野球は甘くないんやろなぁ……

posted by uzura176 |08:59 | 野球 | コメント(16) | トラックバック(1)
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2009年09月21日

明朝からNFLを満喫。役者が大仕事をやってのける

        世間とは逆行してしまうアホな俺

土曜日から世間は“シルバーウィーク”たるものに盛り上がっているようだが、スポー
ツ狂の私にとってそんなものどこ吹く風。
なんか、世の中から取り残されたような気がしないでもないが、ここぞとばかりに、色んなスポーツが繰り広げられているから“よし”としよう。

そんな私は、やっぱりスポーツ観戦三昧に明け暮れる。
あと、2日あるけど観て観て観まくろうと思う次第である。
なんと寂しい三十路のオッサンだ…… とちょっと自戒する。

今日は、朝5時起きでNFLの生中継を観戦。
眠い目をこすりながらの観戦だが、強豪同士の対決、ご贔屓チームが出るとあって、そんな眠気も始まってすぐ吹き飛んだ。


        世界一ややこしいリーグ、それがNFL

にしても、NFLというかアメフトは予想のつきにくい競技である。
たった16試合のシーズンの第1節が終わった段階で、優勝候補が危機にさらされたりするのだから。
これは、どの競技にも言えることだが、やっぱり怪我が恐い。
特に、コンタクトがもっとも激しいと言われるNFLは尚更だ。
主力選手がたった1試合でシーズンアウトなんて、ザラだから。
みんな必死こいて、シーズン前は予想合戦を展開するが、怪我までは予想できない。
ちなみに私の予想は…… ってやめとこう、どうせ当たらないんだから。
こんなNFLだから、昨年のカーディナルスのようなアンダードッグがスーパーまで勝ち上がったり、優勝候補筆頭のペイトリオッツが大黒柱のブレイディを失って(しかも第1節の1Qで)苦渋を味わうなんてことがある。
でもだからこそ、NFLは面白いんだけども……
選手たちにとっては、本当に命懸けの仕事であるから面白いなんて言ったら失礼かな。


         いきなりの好カードに胸躍らす

今日のカードは、AFCのスーパーボウル候補、サンディエゴ・チャージャーズVSボルチモア・レイブンズ。
ファンの方ならおわかりでしょうが、これは早起きして観る価値ありのカードでしょ。
あっ、最終的にはここで結果まで書いちゃうので、これからの観戦を楽しみにしていたり(録画している人)、結果を知りたくない方は、ここでご退散を。
まぁ、この国はNFLファンが少ないのでそんな心配も杞憂に終わるのでしょうが……
嬉しいような、悲しいような……


        やっぱり外れたヘボ予想……

いやはや、この1試合に関してだけでも、私の予想していた展開とは大違いだった。
通ぶっても所詮はこんなもんだ。
もう何がなんだかわからん。
NFL1、2位の守備を誇るレイブンズと攻守ともスター揃いのチャージャーズ。
強豪同士、守備が強い者同士の戦いは、どうしてもロースコアになる。
はずだったのだが……
いやはや、凄まじい打ち合い、そしてド突き合いのゲームとなった。
ファンからしたら、たまらないゲームにはなったのだろうが、レイブンズ守備が大好きな私にとっては、なんとも複雑な気分だった。


        早くも苦境に立たされたはずのチャージャーズがなんと……

この試合のキーは、冒頭でも言っていた怪我が大きいファクターをしめた。
なんとチャージャーズのオフェンス陣は、第1節で4人もの怪我人が出て今日出場できなかった。
しかも、その中にはエースRBのトムリンソンも……
全盛期を過ぎたとはいえ、NFLトップクラスのRBを失ったチャージャーズにはかなり痛手だった。
しかも、5人オフェンスラインのうち3人ものレギュラー選手が出れず、控え選手ばかりの急造オフェンスライン。
試合前にこの情報を聞いて、これはレイブンズディフェンスの餌食になると踏んだ。
もしかしたら、ワンサイドゲームも予感したりもした(あてにはならん感だが)。
特に、ラインに守ってもらうチャージャーズのQBリバースにとってはかなり厳しい厳しいだろうと。

ところがどっこい、リバースがここで大奮起。
えげつないロングパスを通しまくりで、キャリアハイの記録(獲得ヤード)が叩き出した。
レイブンズセカンダリー陣の不甲斐なさも情けなかったが、それでもあの苦境であれだけのパスをヒットさせるのは、これは一皮むけた感がある。
近年のQBには珍しい激高型の彼は、日本でも結構人気者。

対して、レイブンズQBフラッコは2年目にして、クールガイ。
アウェーにもかかわらず、冷静なクォーターバッキングを展開。
しかも、オフェンスコーディネ―ターが3枚のタイプの違うRBを見事に使い分ける。
必然的に、チャージャーズディフェンスは消耗させられ、フラッコにプレッシャーをかけられず、フラッコは楽な環境でできる。

序盤いきなりのビックプレーでチャージャーズが先制タッチダウンを奪うが、その後は終始、レイブンズがボールをコントロール。
しかも、着実に点数を重ねる。
終盤までレイブンズがリードし、しかもボール(タイム)コントロールも完璧。
ディフェンスのチームから脱皮し、今年は攻撃陣がゲームをつくることもできそうだ。


         いきなり終盤の勝負所へ

それでも、リバースのロングパス、ビックプレーが次々と決まり、チャージャーズも食らいつく。
そして、レイブンズ5点リードで迎えたラスト2分の攻防が見ものだった。
タッチダウンを奪わないと勝てないチャージャーズは、リバースの下ドライブを繰り出し、レッドゾーンまで攻め込む。
しかし、今日の試合ではここからレイブンズディフェンスが踏ん張るということが、序盤から繰り返されていた。


         やっぱり役者が違う、おいしいとこ総取り、その名も

そして、試合時間残り40秒敵陣20ヤード4thダウン2ヤード。
チャージャーズのギャンブル(4thダウン蹴らずに攻めること)。
この試合のすべてが決まるワンプレー。
ここでチャージャーズは、今日切れに切れまくっていたトムリンソンの代わりにRBに入っていたスプロールズに託す。
タッチダウン狙いではなく、残り40秒を考えて、まずはファーストダウン狙いの作戦に出た。

スプロールズは、リバースからボールを受け取った刹那、レイブンズディフェンスの中央からひとりが飛んできた。
そして、スプロールズをまさしく一瞬でしとめた。
通の方なら、ちょっと想像がつくかもしれない。
そう、LBのレイ・ルイス!
もう34歳の大ベテランがここで大仕事。
つーか、やっぱりレイ・ルイスはレイ・ルイスだ。
レイブンズをディフェンス王国に仕立て上げた男は伊達じゃなかった。
あのタックルは1勝分の価値のあるタックルに値した。

やっぱ、仕事人はちゃうなぁ。
私は、男の色気すら感じてしまったルイスファンである。

結局は、このちょっと大雑把な試合を最後に締めて、そして最後に全部持っていったレイ・ルイスはホンモンとゆうことでしょう。

結果はルイスの“瞬殺”タックルで、攻撃権を奪ったレイブンズがそのままゲームを流し31対26で勝利した。

今年のレイブンズはやってくれそうや。
もうおわかりの通り、私はレイブンズを推してますから。

     
       アメフトのゲームレポートは超難解

あぁ、なんの脈力もない観戦レポートを書いてしまった。
シーズンのたった1試合でこの体たらくぶり。
これから、プレーオフに向けて日々精進し鍛えていかねば。
と、都合の言い訳をして今日はこれにて。

アメフトの魅力伝えるんって難しいもんや……

posted by uzura176 |23:23 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年09月19日

悩みの中の雄星。どっちを選んでも彼の道

ペナントレース終盤真っただ中だが、どうも気持ちが来年に向いてしまう。
虎さんに元気がないことが要因かもしれないが……
今年のタイガースは勝ち負けの前に、なんか心震わせる雰囲気が今年はないのが残念だ。


       やっぱり君のことは気になる。そして尊敬もしてしまう。

前回の工藤選手からうって変わって、今回は若者にスポットを当てようと思う。
私なんかがとやかく言わなくても、世間では騒がれまくっているようだが、菊地雄星選手(花巻東)。
46歳にも多くのドラマがあるが、その半分にも満たない18歳にもこれから数えきれないほどのドラマが待っているのだろう。
ファンはそれを何十年と見守っていくことになる。
それがファンにとっての喜びでもあるのだから、彼には早くも多くのものを背負っていることになる。

もちろん彼の出す結論を、世間は固唾をのんで見守っている。
メジャーリーグか?プロ野球か?
彼の決断ひとつで、これからの日本野球界の未来が変わってくると言っても過言ではない。
どちらが正しいわけでもない。
だから、彼には自分と向き合い、納得する答えを出してほしい。


        どちらを選んでも君の選択は正しい

当初は、将来メジャー志望でありながらも、まずは日本のプロ野球でという意向をあらわしていた彼が、今本当に五分五分というところまでメジャーに傾きつつある。
どういう心境の変化があったのかはわからないが、自分の未来を真に考える18歳に三十路のオッサンは、感心しきりである。
だって、そうじゃないですか。
皆さん、自分と照らし合わせてみたらどうですか。
18歳で海を渡り、言葉も通じず、文化もまったく違うところへチャレンジしようとする勇気がありますか。
私が18の頃なんて、親のすねをかじり大学に通い、食わせてもらい、実家でヌクヌク暮らすことが当たり前に思っていた大たわけ者であります。
もし、自分が今の彼の立場に置かれたら、多くの人に求められるという嬉しい反面、発狂してしまうような不安に苛まれているに違いない。
そんな自分と彼は今、真に向き合っている。
自分の納得いく答えを周りに振り回されず、自分のペースでじっくり考えてほしい。
彼自身の人生なのだから。


        やっぱりオファー殺到。なぜならそんだけの器だから

彼がメジャーを選択肢に入れてからというもの、彼にはメジャー球団が殺到しているらしい。
なんとその数10チーム。
夏の甲子園では、怪我や納得できないピッチングでもあっただろうが、この期待のされようである。
私も春・夏と甲子園まで足を運び生で観てきましたが、やはり凄い匂いとオーラを漂わせていた。
野球経験者とはいえ、投手をしたことのないド素人が言うことだからあまりあてにはならないだろうが、あの球速と角度、そしてあの負けん気の強さは、並みの投手でないことがヒシヒシ伝わってきた。
私が観に行ったときは、初戦の長崎日大に3本の本塁打を浴びるという散々な出来であったにもかかわらず、彼にはそのグラウンドには誰も持ち合わせていない何かがあった。
甲子園のバックネット裏もスカウト陣とおぼしき人たちが、スピードガンをもってごった返していた。
もし、日本でやることになっても5球団以上は競合することになるのだろう。
野茂選手以来の8球団ってのも、ない話ではない。
だって、それくらいの器の選手なのだから。


        日本のプロ野球よ。もうみっともない姿をさらすのはよそう

個人的な気持ちとしては…… やめておこう。
どんな選択であれ、彼の考えや意見が絶対なのだから。

ただ、ひとつ危惧することがある。
もし、彼がメジャーへの挑戦を決めると、日本のマスコミやファンは、必ず“流出”という言葉を使いたがるだろう。
しかも、プロ野球への大打撃ということを銘うって。

でも、本当に彼がメジャーに挑戦することが、日本プロ野球の空洞化につながるのだろうか。
最近はめっきりプロ野球を観ることが減ってしまった私だが、たまにテレビで観るプロ野球には熱心なファンが山のように詰めかけている。
特に、パ・リーグファンは、何か賭けているようなものがあるような気がしてならない気迫を感じる。
20年以上プロ野球を見守ってきた者からすれば、信じられない光景であるのだが。

ひとりの逸材がメジャーに挑戦するだけで廃れるようなものであれば、とうにプロ野球なんてなくなってしまっているはずである。
プロ野球機構からすれば、菊地投手に限らず、人材の流出は由々しき事態なのだろうが、本当にプロ野球は選手あってのものと考えているのだろうか。
もし、そうだったら大間違いのような気がしてならない。
ファンや地域によって支えられる、それが本来あるべきプロチームの姿ではないか。

1流選手が本場で力を試したい。
これは至極当然の考えであって、もしそれを止めたいのであれば、プロ野球を世界一のリーグにするしかないのだ。
12チーム以上は増やさない、企業中心の運営方針、といった暗黙の了解があるような世界ではそれも夢の話だが……

田澤選手がメジャーに挑戦する際、プロ野球機構が掲げたルールなんて、ホンマに馬鹿げている。
自分で自分の首を絞めているようなものだ。
あんなアホなことばっかりやっていると、これからもどんどん選手たちがプロ野球という組織に魅力を感じなくなってしまうことは見え見えなのに。
付け焼刃の対策で、流出を防ごうという考え自体が安易である。
しっかりせえよ、プロ野球さんよ。


        やっぱり彼はそういう星の下に生まれた

話が逸れまくってしまったが、菊地選手の行く末にはやっぱり大注目である。
プロ野球で野球の厳しさや上下関係を勉強するもよし、現時点で1流でありながらアメリカで底辺からチャレンジするのもよし。
どっちゃでもオッサンは君の決断を尊重するで。

ただ、どちらでも“チャレンジ”“トライ”する精神だけは忘れてほしくない。
“オマエが言うな”と突っ込まれそうだが、彼の良さはその才能だけでなく、才能に溺れないハングリー精神だと思う。
だから、メジャーへの想いも芽生えてきたのではないか。
そこを大事していけば、どんな舞台だろうと、彼は成功すると私は信じている。


にしても、“雄星”ってええ名前やなぁ。
雄星君。カッコエエ名前と丈夫な体を授けてくれた両親に感謝せねば。
って、これも私なんかに言われる筋合いはないのだが……
あっ、そうや、彼はチームや指導者やチームメイトにも恵まれていた。
ホンマええチームだったから、花巻東は。
やっぱ、彼はなんか持っている。
そういう星の下に生まれたんでしょうなぁ。

その強運無駄にするな。
そして、実力でつかみ取れ!

って、俺は星一徹か……

posted by uzura176 |10:48 | 野球 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年09月17日

工藤公康ほど”お疲れ様”が似合わない選手はいない

        人間は老いる、だからいいんじゃないか

時と年齢とは、残酷なものだ……

“時”と“年齢”と“経験”が人を成すと信じているが、アスリートの世界ではそこに“老い”というネガティブなものも混ざり込んでくる。
そこが、ややこしくもあり、不条理な世界。
勝負と実力の世界に甘ったれた感傷論は無用なのかもしれない。
でも、スポーツにはそんな感傷的な儚さもあるから、観ている側も心揺さぶられるのではないだろうか。


        工藤選手に突きつけられた現実

わけのわからん前ふりが長くなってしまったが、横浜ベイスターズの工藤公康投手の戦力外通告は、“やはりか……”という気持ちと、“まだまだいけるだろ”という気持ちが交錯した。
複雑な気持ちと言うより、自分のことのような悔しさが溢れた。

46歳に突きつけられた残酷な通知。
もう1度言いたい、46歳!
中年の星なんて軽い言葉では片付けたくないくらいの生き様なのではないだろうか。
その年齢ばかりが取り沙汰されるが、私は今でも彼の投げる球もフォームも好きだし、そして野球に対する想いは尊敬に値すると感じている。
こんな若造が言うのも失礼なのは承知だ。
でも、好きなもの好き。
そして、羨望の眼差しで彼を見続けてきた。
“前を見続ける”ことは、言葉にするほど簡単ではない。
それを、年齢に捕らわれず、何事もないように実践する彼は、老若男女問わずヒーローのはずである。


        “若返り”って言葉が虚しく響く

この時季になると、優勝争いやクライマックスシリーズ争いの裏で、下位チームのお家騒動というかリストラの嵐。
プロの世界は甘くないので当然のことかもしれないが、それが“チームの若返り”なんて安っぽい言い方をするから余計に虚しい。
というか、“そんなことばっかり言っているから勝てないんだよ”とベイスターズファンは怒っているのはないだろうか。
平均年齢下げて、勝てるくらいない高卒ルーキーたちだけのチームが強いのか、と……
安易すぎまっせ。
若い者は、上を見て育つ。
これはプロ野球に限らず、どの世界でも同じでしょ。
言い分が情けな過ぎる。
“給料に見合う活躍、数字が残せていない”という方が、よっぽどプロである。
それを遠まわしな言い方をするから、ファンにも変なわだかまりが残る。
ちなみに競技を問わず、プロスポーツで「チームの若返り」って言葉を何のてらいもなく言うチームが、その近いうちに結果を残した例を私はほとんど見たことがない。
だから、死後というかタブーのような気もするのだが、今でもプロ野球の世界では当たり前のように使われる。
いくら、WBCで世界一になろうが、こんなことを言うチームがあちらこちらにあるようでは、まだまだプロ野球のレベルが疑われても仕方のないことだ。


         それでも歩みを止めない男

タイガースファンの大阪人が文句ばかり垂れているが、当の本人がこれだけ辛い現状でも、前を向く姿勢がまったく衰えていないのは嬉しい限りである。
声がかかるのを待つ、それでも駄目ならトライアウトも受けるという、相当な意気込みらしい。
うん、それでこそ工藤公康だ。
私のような非現実主義者は、最高峰のリーグにチャレンジしてくれとも思うのだが、そこまで求めるのは酷なんでしょうか。
高橋選手が海を渡って成功した時はリアル“オールドルーキー”と称賛を受けていたが、もし46歳で初めてメジャーのマウンドに立つことになるなんてことを想像すると…… 想像するだけでも身震いがする。


        どんな状況でも感謝を忘れない。それが大人でありプロ

彼のブログを見ると、3年間のベイスターズへの感謝の言葉が綴られていた。
そして、あと20試合プロとして最後まで全力で戦うことを誓っていた。
卑屈になりそうなこんな状況でも、そのユニホームを着ている限りは、プロとして決して手を抜かない。
そんな男らしさとプロ意識の塊のような文章だった。
事実、昨日はマウンドに上がり、それを体現するピッチングを披露したそう。
ここまで昇りつめ闘い抜いてきた人は、有言実行も忘れない。
やっぱり、純粋に人として男としてプロとして“かっこええ”の一言に尽きる。

そして、そういう人には必ず支えという存在がいる。
彼にとっては、それは家族にほかならないのだろう。
現役にこだわり続ける彼に、「もう充分だよ」とも「まだがんばってほしい」とも言わない。
ただ、「好きにしてほしい」という一言だけ。
こんなにも、単純明快だけど大きな支えになる言葉はないのだろう。
ひとりの偉業は決してひとりでは叶えられない。
それが切にわかる。
私がひとりもんだから余計に……


         イチロー選手と無縁とはどうしても思えない

愛工大名電の後輩であるイチロー選手は、先日前人未到の領域に達した。
私のような凡人には賛辞の言葉すら思い浮かばない。
しかし、遠く離れた島国ではその高校の先輩がイチロー選手とは違った形で闘い続ける。
同じ出身校というだけでなく、野球を通じてこのふたりはどこかつながっているような感じがしてならない。
ふたりの進む道は違えど、その道は険しくそしてたくましく乗り越える。
ふたりの侍は、果てしなき道を突き進んでいく。

         
         私には、まだあの大きなカーブが脳裏に浮かぶ

工藤投手が来年マウンドに立っているかどうかは、まだわからない。
ただ、224勝以上に、ファンは多くのもの彼からもらったことは違いないだろう。

工藤選手。
あなたの生き様は決して忘れない。
そして、できたらそれを今年で見納めにはしたくない。
ありえないが、ずっとずっと彼を見続けたい。
少なくとも、あなたが最後の一球を投げる日まで私はあなたを見続ける。

お疲れ様とはあえて言いません。
来年の彼のユニホーム姿がまだ目に浮かぶから。

posted by uzura176 |12:53 | 野球 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2009年09月16日

やっと来たぞこの季節が。なぜならあのリーグが動き出すから

        NFLのシーズンが、きたぁーーー!

待ちに待った開幕がやってきた。

夏が終わると、私にはNFLが待っている。
暑さに異様に弱い私が、残暑残る9月を嫌いになれないのはこれがあってこそ。
夏に多くのスポーツに夢中になりながらも、この日をどれだけ待ちわびたことか。
9月10日、昨年チャンピンオンのピッツバーグ・スティーラーズと昨年最高勝率のテネシー・タイタンズを皮切りに、1チームたった16試合しかないシーズンが始まった。


        やっぱり今年もなんかありそうだ。いや、あるはずだ!

しかも、開幕戦からオーバータイムに持ち込まれるプレーオフさながらのゲーム。
結果、王者スティーラーズが勝利したが、今年も32チームどこがスーパーボウルに出てもおかしくない戦力拮抗のシーズンになりそうだ。

なんてったって、昨年のスーパーボウルに駒を進めたのが、あのアリゾナ・カーディナル(リーグのお荷物チームと言われ続けていた)なんだから。
長年、NFLを観てきた私ですらまったく予想できない出来事だったし、目の肥えたアメリカのファンですら、誰もこんな大波乱は予想できなかったのではないか。
当の本人たちでさえ、目標にはしていても、それを現実のものとしてとらえてなかったはずだ。
そのカーディナルスがスーパーボウルの残り2分までは、あのロンバルディートロフィーを手に入れる間際までいったのだから。
文章にはしがたい、素晴らしいゲームだったことは、もう言う必要もないかぁ。
アメフトの魅力プラス、どこが勝っても不思議ではない、この面白さがNFLなのである。


        今季ほど話題豊富な年は近年にない

そして、今年もNFLは話題にことかかない。
いや、むしろ例年よりも今季の話題は豊富だ。

マイケル・ビックが2年振りに帰ってきた(フィラデルフィア・イーグルス)。
ブレッド・ファーブの2度目の電撃?復活(なんとあのミネソタ・バイキングス)
T・Oことテレル・オーウェンスの移籍(バッファロー・ビルズ)。
ジェイ・カトラーがすったもんだの末のトレード(シカゴ・ベアーズ)。
大怪我からカムバックしてきたトム・ブレイディは過去の輝きを取り返せるか(ニューイングランド・ペイトリオッツ)。

もう挙げ始めたらきりがないくらいの見どころ満載の状況。
また寝れない季節がやってきた。
辛いけど、なんか嬉しい。時差12時間を乗り越えるのも日本のNFLファンの宿命なのかもしれない。
これを乗り越えてこそ真のNFLファン、いやフリークと言えよう。
ただ、体には良くない。これだけは確かだ。


        プロや専門家の予想はどうせ当たらない。だったら自分勝手にやろ

今季はどんなシーズンになるのだろうか。
下馬評通りならAFCはペイトリオッツ、スティーラーズ、コルツ、チャージャーズ、NFCはジャイアンツ、バイキングス、ファルコンズ、カーディナルスあたりがスーパーボウル候補なんだろうが、それじゃ面白くない。
昨年のようにダークホース的なチームの躍進に期待したい。
個人的には、古豪チームだが昨今低迷を続けているフォーティーナイナーズ、レイダース、ラムズ、カウボーイズあたりに期待しているのだが、戦力的にちと厳しそう。
いやいや、昨年のカーディナルスの例もあるし、何が起こるかわからん。

当方がずっと好きなレイブンズももちろん見逃せない。
こやつらの鬼ディフェンスが、強豪チームを次々と食い尽くす姿は観ていて爽快。
玄人好みのチームとだけ言っておこう。
AFC NORTHのスティーラーズ戦の2試合だけは絶対見逃せない。
No1ディフェンスVS鉄のカーテンは、実はアメフトって守備の方が大事ってことをまざまざと魅せつけてくれる。
アメフトに興味がない人には面白くないかもしれないけど、超お薦めカード。


        まだまだネタはあるが、書ききれない

あぁ、もうきりがないなぁ。
アメフトが好き過ぎてどうにかなってまいそうや。
日本のXリーグや学生フットボールも見逃せんし、どないしましょ。
ちまちまと、そしてコツコツ観戦してレポートしていこっと。

野球もポストシーズンで、Jリーグはここからが大詰めで、欧州リーグも続々と開幕。
9月、10月はせわしない。
いや、私のスポーツラグは年中せわしない。


        あなたは衛星派? それともケーブル派?

これは、恐ろしく私ごとだが、引っ越しした影響をモロに受け、今年からBS放送が観れなくなった。
それがどうしたと言われそうだが、NFLファンにとってはとてつもなくイタい。
その変わり、ケーブルテレビでの観戦はできるようになった。
「じゃ、ええやん」と片付けないで下さい。
だって、放映権の絡みがあって、BSとケーブル(GAORA)では、カードまったくと言っていいほど逆になる。
どちらのカードがいいとか悪いとかはないが、これはNFLファンにとっては結構な大ごとなんだ。
だから、同じNFLファンでもBS派とGAORA派では、観ている試合が違うので話がかみ合わないなんてことも多々ある。
どちらも観れるに越したことはないが(かなりうらやましい)、どっちも全力で観戦してしまうと体がもたない。
二兎を追う者は体を壊す。
これは、NFLの定説……じゃないが、間違いないことだ。
今季はケーブル派として、私は闘うことになった。
スーパーボウル(日本時間2月8日)だけは、せっかく東京に来たんだから恵比寿のプレイングビューでコアなファンたちと共に盛り上がるつもり。
っつーか、月曜日の朝イチに集まる彼らこそ、NFLファンを超えたNFL狂なんでしょうね。
今季は、初めてその狂乱に参加させてもらおう!

        日本のNFLファンには暗黙のルールがある

ちなみに私は開幕戦とあと2試合しか観れていない。
今日の夜、ファーブの記念すべき復帰戦をテレビ観戦だ。
せやねんなぁ……
NFLをおもいっきし観戦しようと思ったら、丸々1週間NFLのニュースを見れへんのですわ(結果がわかってしまうと面白さ9割引きだから)。
だから、コメントで結果を書き込むのだけはご勘弁を。
ってか、このブログの人気とNFLファンの少なさからいってその心配はなさそう。
でも、日本にもコアなファンはいっぱい隠れているので、そんな人は是非是非ここのコメントに好き放題言い合って、そしてわかち合いましょう。
私たちのNFLを思う存分満喫だぁ!
“ルールがわからん”で片付けるのはあまりにも惜しいのにねぇ……
なんで、日本ではアメフトもNFLもマイナーの域を出ないんでしょうね。
もったいないことこの上ない。
ありとあらゆるスポーツの虜になっている、お馬鹿が言うのだから間違いないんですが……
まぁ、少しずつでもファンが増えていけば、嬉しいかぎり。

これからも、スーパーボウルまではちょくちょくとアメフトの話題は書いていくつもり。
私は評論家でもなければ、経験者でもないので、謙虚にNFLそしてアメフトの魅力を少しでも伝えればと思っている。


        偉そうなことばかり言いながら、自覚が欠如している男

今日の深夜観戦の前に飲み会……
この調子で大丈夫なんかいな? と自問自答しながら締めとしよう。
あぁ、心配…… 自分が……

posted by uzura176 |20:35 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年09月10日

アフリカの雄ガーナを下す。日本サッカー捨てたもんやない

         今日の勝利は結果以上に大きいものをもたらしたのでは

いやぁ、強豪ガーナ相手に見事逆転勝ち。

日本代表が2点のビハインドを跳ね返すのを観るなんて、いつぶりだろうか。
オランダ戦で完膚なきまでにやられたモヤモヤを、たった3日で吹き飛ばしてくれた。

今日は本当に久しぶりに2トップで挑んだこともあって、勝ちにいっていたのがわかった。
結果4-3という大味なスコアだが、格上相手にド突き合いの勝負を挑んだことに価値がある。
1-0で勝とうというサッカーは、日本サッカーが目指す道ではないだろうから。
今日は、選手交代も4枚使い、なんとか体力的にももった。


         岡田采配は冴えわたった

2点差をつけられたことによって、岡田監督も吹っ切れた部分があったのかもしれない。
怪我の功名とは、こういうことを言うのかもしれない。
選手交代には消極的な岡田監督の采配がこれだけビタッと決まったのは、あのジョホールバル以来のような気がする。
出てくる選手出てくる選手結果を残すなんて、監督冥利に尽きることだろう。
今日は“岡田マジック”(ヒディングじゃなくて)といったところか。

まぁ、本番に切れるカードは3枚までなんで今日の結果は鵜呑みにできないが、“走るサッカー”は言いかえれば“消耗するサッカー”という諸刃の剣の一面をもつ。
選手交代が命運を握ると言っても過言ではない。
本番ではもっと厳しい決断を迫られるときがくるだろう。
その時が岡ちゃん采配の腕の見せ所。
選手にとっても、今回の欧州遠征ほど貴重な経験はなかっただろうが、岡田監督にとっても非常に大きい経験になったのではないかと思う。


        やっぱり防げない点もある。でも言い訳ばかりでもダメなんだ

岡ちゃんを絶賛するばかりではなく、ちゃんと試合も振り返ろう。
今日も、オランダ戦同様、前半から互角の戦いを見せてくれた。
相手に先制を許した1点目のハンドでのPKは仕方ないで片付けてはいけないだろうが、ああいうシーンは本番でも想定内でなければならないし、ありえることだ。

ただ、2点目3点目のやられ方は非常に厳しい現実を突きつけられた。
縦1本からの個人技での2点。
やはり、アフリカ勢の身体能力は、今さらながらだが恐るべし。
中村憲剛選手や岡崎選手がインタビューで「速い」「強い」を強調していたことがそれを物語っている。
あの中沢選手を簡単に置き去りにする力は、やはり世界の力ということだろう。
ただ、“集中力”で防げる失点でもある。
90分間持続することはかなり難しいが、その高いノルマを超えなければ日本のベスト4という高い目標は儚いものになるだろう。
日本の守備が機能してようが、プレスがかかっていようが、やられる時はやられる。
それが、世界レベルのサッカーと言うしかない。
だからって、このまま放っておくわけにはいかない。
対策はやはり必要だろう。

   
        今日の4得点は長きに渡った鬱憤を吹き飛ばしてくれた。

ただ、そのやられることが大前提を関係なしにしても、今日の日本の4点は素晴らしいものだった。
相手が終盤にタレたということを加味しても見事な得点ばかりだった。
すべての得点が流れの中で生まれたものであって、日本十八番のセットプレー頼みのものではない。
課題と言われるFWも2得点しましたしね。
今日の日本人選手はFWに限らず、皆ゴールへ向かう意識とシュートへの意識が高かった。

途中出場の本田選手は結果を残せなかったが、彼の言動や意識が代表にもたらしているものは、実は大きいのかもしれない。
久しぶりの2トップで挑んだことも、監督の得点に対する想いが選手に伝わったということでもある。
オランダの選手に「日本の攻撃はゴール前20mから驚異を感じなかった」とまで言われたことが、まるで嘘のようだった。
できれば、今日のような姿勢をオランダ戦でも見せてほしかったというのが本音だが、それは欲張りか。
本番、もしもオランダと当たるようなことがあれば(ベスト4を掲げるのあればない話ではない)あのときの台詞を倍返しにしてやりたいところだ。


         ヤンチャなイメージから脱皮した稲本選手

今日、活躍が目を引いたのは、途中出場の稲本選手。
1得点(抑えとコントロールの効いた見事なミドル)1アシスト(超ピンポイントのクロス)と、たった30分でおいしいところをすべてもっていってしまった印象だ。
代表の試合に出れない鬱憤もあっただろうが、私は彼が冷静で大人の選手になっていたところが印象的だった。
もちろん、年齢的にベテランの域に入っていることもあるだろうが、私には長い間欧州リーグで培われてきた経験と洞察眼がものを言ったような気がする。
もし日本でずっとプレーしていたら、ベンチからのスタートであれだけ分析してからピッチに立つこともなかっただろうし、それを途中出場という難しい立場で実践することできなかったであろう。
たくましい、そして大人になった稲本選手を今日観た。

これで、中盤のポジション争いは更に激化することになるのだろう。
遠藤、長谷部、稲本、中村憲などボランチは最激戦区。
ここだけは、世界でも胸を張れるレベルに達しつつあるような気がしないでもない。


        こんな選手がチームには絶対必要なんだ

それでも、今日の殊勲者として長友選手を挙げたい。
そう、1失点目のハンドを犯した張本人である。
でも、彼の今回の遠征でのプレーは、特筆ものなのではないでしょうか。
サイドバックという体力的に非常に厳しいポジションで、岡田監督は2試合とも彼をフル出場させたあたり、彼への信頼の表れなのではないだろうか。
本当に彼の体力は無尽蔵。
そして、1点目のポカを取り返す精神力。
サイドバックは、上下運動量だけでもかなりきついもののはずなのに、彼はその中で当たりにも強く、しかも積極的に前からプレッシャーをかけ続けていた。
今日も、直接的なパスやシュートではないが、幾度となく彼の激しいプレッシングから得点シーンが生まれていた。

しかも、それを2試合通した180分間(しかも中3日)ぶっ続けでやっているのだから、たいしたものだ(オランダ戦は結果として伴わなかったが)。
私はサッカー経験者ではないが、経験者の方々からしたら、私以上に理解に苦しむくらいのものなのではないだろうか。
今や代表にはなくてはならない存在になっていて、そのポジションを確固たるものにしている。

中村俊輔選手や遠藤選手のプレーは美しく、派手で綺麗である。
でも、チームには必ずと言っていいほど、彼のような汚れ役が不可欠になる。
前監督のオシムが「水を運ぶ人間」と表現していたが、長友選手は正にそれを体現しているのではないか。
しかも、私にはその水の量が半端ない量に感じてならない。
これからも、地味でもいいから多くの水を代表に供給して下さい。
1ファンとしてのお願いでした。
いや、彼にそんな希望は無用。
だって、何も言わなくても走り続けてくれるだろうから。


        この経験は何物にも代えがたい

なんにせよ、今日の勝利はいい経験になった。
そして何よりかけがいのない自信にもなったに違いない。
オランダ戦での挫折、ガーナ戦での自信、たった2試合にもかかわらず、今回の欧州遠征は収穫の多いものだった。
9か月後に必ず活かしてほしい、というか活かさなアカンでしょ。

まぁ、玄人目線の方には、“今日のガーナは日程とコンディション的なものが厳しかったので、この結果は鵜呑みにできない”“本当のアウェーではないから(相手も同様にアウェー)”と言われるかもしれませんが。

9か月は長いようで短い。
この期間にどれだけ今の代表が変貌し、成長できるか。
本番と同じくらい楽しみに拝見させてもらおう。

posted by uzura176 |01:20 | サッカー | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年09月09日

アレン・アイバーソンの出す”アンサー”はいかに?

      何故この男には運がないんだ……

不遇の男である。

A・Iことアレン・アイバーソン(デトロイト・ピストンズ)。
今の彼には、この言葉がぴったりと当てはまってしまう……
数年前までは、“ポストMJ(マイケル・ジョーダン)”とまで謳われた彼が、今苦境に喘いでいる。

身長が183cm(実際はそんなにはないらしい)の彼は、NBAファンの私に限らず、日本人ファンには偉大かつ心揺さぶられるプレーヤーである。

人気だけではない。
得点王4回、シーズンMVP1回、2000年からオールスターに10回連続出場(しかもそのほとんどがファン投票)。
2000-2001年シーズンには、チーム(フィラデルフィア・シクサーズ)をファイナルまで導いた。
しかし、まだチャンピオンズリングを手に入れることはできていない……
高校時代はアメフトプレーヤーとしても数々の記録をもつ。
数々の栄光と記録、そしてあのプレイスタイルの記憶。
すべてが超1流であることを証明している。

今年34歳の彼にファンはなにを求めるのだろう。
波乱万丈のNBA生活の中でも、彼にとって今季は進退を賭けた年になるのかもしれない。

昨季のファイナルから早3か月。
このシーズンオフ、各チーム補強やドラフトやトレードで、着々と来季に向けてのチーム作りが進んでいる。
ビンス・カーターやシャキール・オニールなど大物も、移籍市場を賑わせている。
そしてもう、各チームの来季のスタメンや戦術は固まりつつある。
 

       行き先が決まらない苦しみ

しかしである。
これだけ移籍市場が動くさなか、A・Iの立場はまだ宙ブラリンの状況である。
皮肉なもので、NBA人生初のFA権を得た今季、彼にはまだ移籍先が決まっていない。
デトロイトに残留という可能性は限りなくないに等しい。
ピストンズは、彼と同じポジションで同じスタイルのベン・ゴードンをブルズから獲得し、A・Iは戦力外、は言い過ぎだが、お払い箱状態にある。

もうひとつネックになっているのは、彼の年俸。
全盛期に比べればかなり抑えられたものになっているが、サラリーキャップ制が採用されているNBAでは、彼の給与は決して安いものとは言えない。

そしてもうひとつ。
多くのチームが彼を獲得したがらない理由のひとつに彼のプレイスタイルがある。
ここ数年のチャンピオンチームは、チーム力や総合力でその栄光を手にしてきた。
昨年チャンピオンチームのレイカーズのコービー・ブライアントでさえ、今やチームの得点リーダーという役割ではなく、チームを引っ張る真のリーダーに変貌している。

それに引き替え、A・Iといえば、未だそのプレイスタイルがいい意味でも悪い意味でも全盛期のままなのである(ある意味この年齢であの1on1をやり続けることは凄いのですが)。
13年間、彼がチャンピオンリングを手にしていないということは、“彼のような選手がいるとチームは優勝できない”ということを暗にほのめかしているようなものなのかもしれない。
だから、彼を欲しがるチームが少ない。
これは、ある意味必然であるのかもしれない。


     彼をみつめるファンの気持ちは複雑だ

ただ、ファンにとってはこんな悔しいことはない。
確かに、勝利も優勝も大切だ。
“結果がすべてではない”なんて甘っちょろいことは言いたくない。
でも、彼の見せてきたプレー、そして心意気(背の低いものが高いものに立ち向かう)やその姿勢を、“結果が出ないから”という一言ではどうしても片付けたくない。
それに誰よりも勝利を欲しているのは、彼自身であることをみんなわかっている。
それは13年間であれだけの成績を収めながら、一度もリングを掴んでいない彼だから尚更であろう。


彼の残りのバスケット人生は少ない。
プレイスタイルや体格、そして怪我の多さを考えると、ジョーダンやシャックのような年齢までというわけにはいかないだろう。
喉から手が出るほど欲しいチャンピオンリングを、彼は残りの現役生活の中で手に入れることができるのだろうか……

そこには、多くのハードルがある。
まずは、彼のプレイスタイルを変える必要性。
そして、チャンピオンを狙えることのできるチームへの移籍。
そして、ベンチプレーヤーであることをのむ必要性。
どれも、ファンからすればあまり観たくない彼の姿である。
でも、理想と現実を天秤にかけると、彼が変わらなければならない点は多い。


       彼の人気にあやかりたいチームは多い

実は彼の獲得に名乗りを挙げているチームがないわけではない。
むしろ、虎視眈々と彼を獲得しようとしているチームは少なくない。
だが、そのどのチームも決して優勝争いに絡んでくるようなチームではない。
唯一可能性があるのは、マイアミヒートくらいだろうか。
そして、そんな弱小チームたちでさえ、彼をベンチからスタートなどの条件や安めのサラリーを彼に飲むように迫っているような状況である。
ちなみに、現時点の最有力候補はメンフィス・グリグリーズらしい(昨年の成績でいえばウェスタンカンファレンス・サウスウエストでダントツの最下位……)

彼を獲得しようとするのにはわけがある。
だって、彼の人気は未だ絶大なものだから。
いわば、“優勝も狙えない”“チームの人気もイマイチ”のチームたちが、彼を客寄せパンダとして彼を獲得しようとしているのである。

こんな悲しいことはないし、由々しき事態だと思う。
だが、これが今の彼に付きつけられた現実であり、現状である。


       それでも皆彼の闘う姿を望んでいる

私は彼のどんな姿が観たいのか…… わからなくなってきた。
もちろん、彼には一度はあのトロフィーを掲げる姿をこの目に焼き付けたい。
でも、それはベンチスターターの彼でもないし、チームメイトに合わすことに腐心している彼ではない。
全盛期のようにまではいかないが、大男たちに立ち向かい、そして華麗にかわし、そしてフロアに叩きつけられても何事もなかったように立ち上がる彼の姿。
いい意味でも悪い意味でもエゴイストの彼。
そう、背中でそしてプレーでチームメイトを引っ張り、闘う姿を彼が引退するまで見続けたい。

おそらく、こんな感傷論に浸っていては、彼がチャンピオンになる姿を観ることはできないのだろう。

でもそれでもいい。
媚びて、スタイルや生き方を変えた彼の姿は見たくない。
私にとって彼はヒーローだから。


       その答えは彼が決めること

“The Answer”(彼のニックネーム)
彼の答えはどこにあるのだろうか?

今はわからない。
ただ、私は最後まで彼の雄姿を見続けたい。
それがどんな答えであれ……

A・Iに言いたい。
君のことを認めないファンはいるだろう。
でも、君のことを嫌いなファンはいない。
少なくとも私は会ったことがない。

君の明るい未来をみんな望んでいるんだ!

彼の残り現役人生に幸あれ。

posted by uzura176 |23:52 | バスケットボール | コメント(0) | トラックバック(1)
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2009年09月06日

代表は格上にノーガードの打ち合いを望んだ。もっとこズルくやってもええのに

       ホンマに完敗だったの?

手も足も出ない惨敗であった……

とは、思わなかった。
0対3というスコアを踏まえても、私にはそう思えてならない。
サッカーファンや詳しい方には、「なに馬鹿なことを言っているんだ」と揶揄されることもわかっている。
事実、3点差というのはサッカーにおける決定的な実力差を意味するものだろうから。
それでも、試合を観ていてチンチンにやられたという印象は受けなかった。

なぜだろう?
単純明快な話である。
試合開始からの60分間は、世界3位と互角に張り合えたのだから。
ただ、悲しいことにサッカーの試合は90分間である。
60分間の試合であれば、という仮定がついている時点で、もう負けているのかもしれない。


       日本サッカーのスタイルは確立しつつあるが……

日本サッカーは、そのスタンスとやり方ができつつある。
もちろん、それは運動量に裏付けされたものが必要不可欠であることは言うまでもない。
だが、それを90分間持続し続けることができない時点で、それはまだ本物のサッカーではないのかもしれない。
ただ、体格に劣る日本人がやるサッカーはそれしかないというところも、本当のところだろう。
私は、日本が目指すサッカーが決して間違っているとは思えない。
それをまだ実践できないだけの話だ。

今回初めて対戦するオランダは、アジアの国に対して本気で勝負をしてくれた。
それは、先発メンバーもみても明白である。
サッカー大国の意地もあるだろうし、ホームでみっともないゲームはできない。
多くの理由があるだろうが、オランダが本気でやってくれたことは、感謝しなければならない。
そして、日本の弱点がオランダの手によって明白になった。
これだけでも大きな収穫なのではないか。
ありがとう、オランダ!

よくよく考えれば、ここ数年の日本サッカーのコンセプトは変わっていないように思う。
それは、批判しているわけではない。
むしろ、日本人の体格やメンタリティーに合ったサッカーだと思う。

簡単に言ってしまえば、“走る”しかない。
運動量だけは、絶対負けれない。

ドイツW杯での3試合でも、日本はゲームの前半非常にいいサッカーをしていた。
だって、1分2敗に終わったにもかかわらず、3試合とも前半は1度もビハインドを背負ってないのだから。
ただ、それを残り半分持続できなかっただけの話である。
オーストラリア戦に関しても、集中力や采配のことがよく取り沙汰されるが、私は急激に落ちたその運動量に敗因があると考えている。
前半と同じように後半も走れたらどの試合も勝つチャンスはあったのではないか。
まぁ、それこそ“たられば”で、それができなかったのだから後からとやかく言っても仕方ないのだが。

そして、今日も前半は互角の戦いができた。
いや、むしろ相手を押し込む時間すらあった。

今回わかったことは、日本というチームは60分間であれば、フルで走れ、プレスをかけられるチームということである。
でもやっぱ悲しいかなサッカーの試合は90分間である。
じゃ、どうしたらいいのだろうか?
この走れなくなってしまう30分間をどうしのぐのか。


       身勝手な提案をひとつ

ここは、サッカーに無知な人の酔狂だと思って聞いたほしいのだが、「30分間はチンタラやればいいんじゃないんでしょうか」。
90分間走りまくろう、という高い志はわかる。
でも、現実問題それはできない。
今日嫌というほど痛感させられた。
ワンマッチの今日でさえそうなんだから、本番の過激なスケジュールを考えれば少し考えなければならない。
というか、ドイツW杯の時点でもわかっていたことだ。


幸いにも、日本にはキープ力に優れたボランチ(遠藤選手のような)数多くいる。
最終ラインを含む6人(キーパーも含めると7人)でチンタラボール回しをする時間をもって、“休む”ということも大事なのではないだろうか。
もちろん、相手が追っかけ回してくれなかったら、相手も休ましてしまうことになるけど、それでも60分間は確実に激しく走れるチームなのだから、この30分間の時間の使い方で結果も大きく変わってくるのではないだろうか。

非常に後ろ向きな作戦だと思うし、相手サポーターから激しいブーイングも受けることだろう。
でも、60分間フルに戦い抜くためには、こういう“したたか”さも、ときとして必要なのではないだろうか。
世界でトップ10に入るチームは、確かに個々の能力もあり、チームとしての力もあり、歴史もある。
でも、ただ単に強いだけではなく、90分間というゲームでどのようにサッカーをし、最終的にどのようにして終わるのか、というところまで考えてサッカーをしているような気がしないでもない。
もちろん、大差をつけて勝つに越したことはない。
だが、最高にして最低の絶対条件が勝利なのである。

今の日本代表を観ていると、ただ単に自分たちが追い求めるサッカーを信じてやり続ける、という風に見えて仕方ない。
試合前から結果が見えている選手や監督なんていないだろうが、それを想像しながらするとしないでは大違いだ。
理想は大事! でも現実はもっと大事という感じでしょうか。


       岡田監督の目標は、今のやり方だと非現実的に聞こえる

岡田監督の世界のベスト4という目標は、中途半端なようにも聞こえるし、無謀な感じもするし、なんとも言えない目標である。
でも私は、結構この無謀感と中途半端感の狭間の目標が嫌いではない。

じゃ、これをどれだけ現実として受け入れているのだろうか。
岡田監督の目指すサッカーの運動量はかなりのものだと推測できる。
でも、W杯でベスト4ということは、リーグ戦3試合、決勝トーナメント2試合を3週間以内で消化しなければならにことになる。
しかも、決勝トーナメントは勝ち以外にない。
今のこの走り回るサッカーで、このスケジュール、私には非現実感の方が断然強い。

おそらく、岡田監督は日韓W杯での韓国サッカーを想像しているのではないだろうか。
確かにあの時の韓国代表の運動量と監督の采配は、神がかり的なものがあった。
でも、それはホームという絶対的な後押しがあって初めて成り立つもの。
日本代表がアウェーに乗りこんで、あの5試合をするのは不可能と言ってもいいのではないだろうか(実際韓国は7試合も戦ったが。羨ましい……)。


世界のベスト4を現実にするには、単に決定力が上がるとか、スーパースターが出てくるだけでは追い付かない夢の話だと思う。
そんな好条件が揃っても無理だったら…… なんて思うと気が重くなる。

だから私は、“チンタラサッカー”や、もっと悪く言えば“手抜きサッカー”を覚えていく方が、近道に思えてならないのである。
これは、チームとしてやらなければならないことだし、その時間帯の選手間の意思疎通も非常に大事になってくる。
たった9か月でどうにかなるのか?
わからないが、色んなテストマッチで試していってもらいたい。
サポーターやファンからしたら、つまらないゲームになってしまうかもしれないが、負けるよりは断然マシだと思うのだが。

これからの岡田監督の采配や、日本代表のサッカーのスタイルがどのように変わっていくのか。
その辺に注目して観ていきたい。
だって、今のままだったら絶対目標は達成できないことが今日わかってしまったんだから。


      私は日本人、だから絶対見捨てたり諦めたくない

にしても、左サイドの長友選手だけは90分間走り抜いていたなぁ。
ちょっと私の考えを超越したものだった。
でも、彼が11人いれば、目指すサッカーができるってわでもないし、サッカーってのは奥が深いもんですね。

次はガーナ戦。
これっまた強敵。
また60、70分間は善戦して、あとはガス欠なんて勘弁して下さいね。

ワンマッチでこれだけ体力もてへんって、本番どうなるんや……
もう1年切ったわけだから、本番に向けて考えていってほしい。
と、今日痛感しました。

それでもあえてこの無責任な言葉贈りたい。
ガンバレ、日本! (更に走れってことやないで)

posted by uzura176 |05:10 | サッカー | コメント(10) | トラックバック(0)
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2009年09月04日

無骨なソルジャー、テディ・ブルスキがフィールドを去る

       私にとっての“男の中の男”がフィールドを去る

ニューイングランド・ペイトリオッツのテディ・ブルスキ選手が引退を決めた。

3年前にこちらのブログで紹介したことを昨日のことのように思い出す。
その時(2004年シーズン終了後)彼は、脳出血で倒れた。
選手生命どころか、命の危機に瀕した彼は、なんとその次のシーズンに劇的な復活を遂げる。
ほんの数か月前までは、頭にメスを入れ、杖がないと歩けないような状況であったにもかかわらず、彼は何事もないように帰ってきた。
そこにはアスリートとしての誇り、そして家族の支えがあった。
彼が復帰した試合にゾワッときた鳥肌は未だに忘れられない。


        彼の実績は決して目立ったものではない。でも……

ここで彼の経歴を少し紹介しておこう。
ポジションはインサイドラインバッカー(ILB)で、キャリア13年間の中でスーパーボウル優勝に3度も輝いている。
特筆すべきは、サラリーキャップやFA制度で頻繁に移籍が繰り返されるNFLの中で、ペイトリオッツで現役生活をまっとうしていることである。
QBやRBなどのスーパースターであれば、チームが是が非でも手放さないのでそういうケースも稀にある。
だが、LBというポジションでひとつのチームで10年以上プレーするのは、かなり珍しいことである。
彼のチーム対する忠誠心もうかがえる。
その現役時代のほとんどを支えた名将ビル・ベリチックからの信頼も絶大なものであった。


        縁の下の力持ちがいて初めてチームは成り立つ

私にとって、いやファンにとっても彼は決して華のある選手ではなかった。
ディフェンスの選手のビックプレーといえば、インターセプトやQBサックというところだろう。
だが彼が務めていたILBというポジションは、そういうビックプレーのシーンでは滅多にお目にかからない。
ILBは、ディフェンス11人の中心にドスンと居座り、ディフェンスの司令塔のような役割も果たす。
彼は、背中でチームメイトを鼓舞する選手だったので、正にうってつけのポジションだった。

そして、ILBというポジションの最も重要な使命は相手ランニングバック(RB)のビックランを未然に防ぐという大事な役割がある。
中央のランプレーというのは、大体、2、3ヤードは出る。
それは、相手オフェンスラインが押しこんでくるので想定内のことでもある。
ただ、ILBのラインを突破されてしまうと10ヤード以上のビックゲインにつながる。
ここで、きっちりタックルをすることが、相手ラン攻撃を防ぐ重要なキーにもなる。
もちろん、スタッツ上1タックルという記録はつくのだが、地味で地道でことを求め続けられるポジションであることは言うまでもない。
彼は、その地味で地道な作業をなんの見返り求めず、ただひたすら黙々とこなす男であった。
派手なプレーはほとんどない。
ただその無骨なプレーと精神はファンの心に残ったに違いない。


      精神力だけでも超一線級で戦えることを証明してくれた選手

彼の選手生活での実績は30.5サックと12インターセプト。
189試合も出場した選手にしては、あまりにも地味過ぎるスタッツであろう。
でも、彼が相手ランを喰いとめた回数は、どのくらいなるのか。
いや、あえて数字にすること自体安っぽいことなのかもしれない。
あのハードタックルはファンの脳裏に刻み込まれているだろうから。

にしても、脳出血を患った後も彼のプレースタイルは変わらなかった。
やっぱり男の中の男である。

彼はスピードに秀でているわけでもなく、パワーに優れているわけでもなかった。
ただひたすら、突進してくるRBも身をていしてタックルする。
しかも、恐怖心がありながらも、必ず頭から。
才能だけでいえば、決して恵まれていなかった。
あったのは、その男気とその無骨な精神そのものである。

私はブルスキのプレーに心を打たれたのは1度や2度じゃない。
なにか彼のタックルには、彼自身の生き様のようなものを感じてならなかったから。


今シーズン、絶対的エースのトム・ブレイディが復帰するペイトリオッツは押しも押されぬ優勝候補筆頭のチームである。
彼がまだチャンピオンズリングに固執すれば、その実績から現役生活を続けられたであろう。

ただ、彼は自身の体力に限界を感じ、身を引いた。
その潔さもまた男らしい。


         あなたの雄姿は忘れない

13年間お疲れさまでした。
できれば、あなたのようなハートをもった選手の育成に尽力してもらいたい。
でも、わかっている。
それは、育てられるものじゃないことを。
だから少しゆっくりして下さい。
散々、家族に心配もかけたことだろうから。

私は絶対忘れない。
あの無骨でハートの詰まったタックルを。

posted by uzura176 |19:14 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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