2009年08月27日
サボるうえに遊びまくるドあほ
あまりにも長い休みをとってしまった……
本人は“お盆休み”のつもりでいたが、これじゃ“大盆休み”。
グータラ人間をぶり返し、かなり反省……
ブログをサボっている最中は、故郷大阪へ帰省していた。
関西、そして甲子園を満喫できるのもこれが最後と決め、思う存分夏を謳歌してきた。
と言っても、今年は冷夏で関西特有のあの茹だるような暑さは影を潜め、ちょっと拍子抜け。
それでもやっぱり故郷はいいもんだ。
東京に来る前は、身近に感じていた甲子園。
だから、夏の選手権大会も年に1,2回行けばいい方だったが、今年は5回ほど通うことになった。
実家は、京都よりで決して近いとは言えないのだが、私にとって甲子園は我が家のようなもの。
“来年からは気軽にこれへんねんぞ”と肝に銘じながら、とその聖地をかみ締めてきた。
ついでに京都で寺巡り。
こちらも大阪に住んでいると近過ぎて頻繁に行かないものだが、この機を利用しないわけにいかない。
当然、甲子園と日程的にも時間的にもカブってしまう。
その部分は、ラジオを聞きながらカバー。
バチあたりな行為なことは百も承知ながら、そうせざるえなかった。
なんせ、お寺や神社は閉まるのが早いもんで。
荘厳な観音様や菩薩様、そして日本画や屏風を鑑賞しながら、耳では球児たちの熱闘を視聴。
これはこれで、かなりおつなものだった。
こんな不届き者極まり行為をしながら、立ち寄る寺々でありとあらゆるお願いごとをしてきた。
当然、御利益はないだろう(賽銭もチマチマと出していたら尚更だ)。
それでも私にとっては、かけがいの夏になったと勝手に自負している。
大阪に生まれ育ってよかったと、やや感傷的になりながら東京行きのバスに乗った。
やっとこさ本題へ
ここは、スポーツ専門ブログだ。
いつまでも、帰省録を語っていても仕方ないので、本題に入ろう。
帰省している間、夏の甲子園、そして世界陸上と多く楽しませてもらった。
朝から高校野球で夜中は世界陸上。
遊ぶのも中々もって大変だぁ。
やっぱりどこにいても、私はスポーツ狂であり、スポーツは世界の共通言語だと思う。
それでも、今回の帰省の大きな理由は、甲子園を一生分(私にとっては最後なので)楽しむこと。
お盆だというのに、親孝行もせず(むしろ世話をかけて迷惑がられる)、ご先祖さんも放ったらかし。
要は、お盆とか帰省という体のいい言葉を利用しているだけだ。
世界陸上は、ウサイン・ボルト一色となった。
もう、理解できない領域に達しているし、ここでも多く語られていることだろうからスルーしよう。
甲子園が聖地なのは高校生だけではない
やっぱり、自分が最も謳歌してきた、そして自分にとって最後になるであろう甲子園を語り尽くしたい。
とはいえ、あの15日間をたった1回のブログで語り尽くすのは容易ではない。
自分が生で観てきたものを中心に、独りよがりかつ主観的にいこう。
今年の特徴としては、好投手が揃う大会だった。
花巻東の菊池雄星選手を中心に、150キロを超す速球を放る投手がわんさか出てきた。
あまり球速に一喜一憂するのは好きではないが、これだけの数字を見せつけられるとやはりレベルの高さを認めざるえない。
特に気になったのは、西条高校の秋山投手。
その豪快に体格から繰り出される速球は、速さだけでない重みを感じさせる。
惜しくも豪打を誇る明豊に敗れはしたが、あの球はプロに行けば、木のバットを何本もへし折りそうだ。
同郷の宇和島東出身の平井投手(元オリックス)を彷彿させる。
ストッパーとしてなら150キロ台後半の球を投げるかもしれない。
投手としてだけではなく、4番としてもシュアなバッティングを見せていたので、もしかしたら、打者として大成する可能性もある。
これからが非常に楽しみな選手。
彼だけでなく、明豊の今宮投手(彼も野手としてプロ入りしそうだが)、常葉橘の庄司投手、智弁和歌山の岡田投手、長崎日大の大瀬良投手、東北の佐藤投手、県岐阜の山田投手、敦賀気比の山田投手、立正大淞南の崎田投手などなど。
まだまだ挙げたらきりがないくらいいい投手が揃っていた。
球速だけでなく、ボールのキレやコントロールで勝負する投手も多く多種多彩。
今年の高校生ドラフトは投手豊作の年になる予感大。
その中でも、やっぱり菊池投手は別格なんでしょう。
実際、あの球を生で観たら、その将来性を感じずにはいられない。
左であのスピードであの角度、成長したらどんな投手になるのか。
バックネット裏は、各チームのスカウト陣でいっぱいだった。
メジャーの数チームも動いているようだし、彼のこれからの動向はいやがおうにも注目してしまう。
さぁ、彼はどこに選ばれるのか、いやもしかしたら選ぶ方になるのか。
顔や体格を見てもどのユニホームも似合いそうだ。
それでも打高投低は変わらない
これだけ好投手が顔を揃えながらも、相変わらず夏の高校野球は打高投低だ。
それは、決勝戦を観ていても嫌というほど実感できる。
いやはや、金属バットの威力恐るべし。
古き良き時代の高校野球を知るファンは、この打ちまくる高校野球を憂いているかもしれない。
“何県が強い”はもう古い?
そして、今年際立ったのは東高西低の構図。
昔は、地域格差がこれでもかというほどあったが、今やそんなものは存在しない。
駒大苫小牧が優勝を果たした4年前から、それは如実に表れている。
高校野球にも群雄割拠の時代が到来したわけだ。
嬉しい反面、いつも上位を賑わす地元近畿勢やシブい野球をする四国勢や広島のような“地域色”がなくなりつつあることは、何か少し物悲しい気持ちにもなる。
それだけ、自分が歳を喰ったのだと納得しないと仕方ない。
頭の凝り固まったオヤジは嫌だ嫌だ…… と言わないで。
それでも、甲子園に出てくる高校は、各都道府県の誇りであり希望じゃないですか。
やっぱり、その地域の色は大事にしていってほしいと思う。
時代の変化についていけないおっさんより。
それでも私はやっぱり公立高校が好き
今年は、公立勢の活躍も目をひいた。
千葉大会で“ミラクル”と呼ばれ旋風を起こした八千代東。
その八千代東を1回戦で破った西条(ナイスゲームだった)。
そして、東西の両横綱PL学園と帝京を下し、4強に名を連ねた県岐阜商。
県岐阜は、岐阜大会でも下馬評が低かったにもかかわらず、大物をどんどん喰う。
公立びいきの私は、このチームの試合を生でテレビでと全試合観戦したが、試合を追うごとに成長し、上手くなっていくさまが手に取るようにわかった。
甲子園って場所は、ただの球場ではないと感じずにはいられなかった。
プレーも、そして人としても成長していく。
球児にとって夢の舞台でもあり、不思議な場所でもあり、聖なる地でもある。
それは観ている側にとっても同じ。
甲子園には魔物も棲んでいるが、神も存在する。
これは、今までの歴史が証明している。
だからやめられない。
また始まった、独りよがり駄文が
ここからは更に主観的にいこう。
ここまで読んだ人は、もう少し私の気ままにお付き合い下さい。
私にとっての今大会ベストゲームは九州国際大VS帝京。
もちろん観戦しに行っていたこともあるが、双方プロの域に達しているようなレベルで圧倒された。
走・攻・守すべてにおいて高レベルのこの試合は、勝った方が優勝を予感させるものだった。
でも、そのどちらもが優勝できないのも高校野球。
優勝した中京大中京もそうだが、帝京の選手の体のゴツといったらなかった。
なんであの打力、投手力を持ちながら優勝できないの?
その帝京を粘り強さがウリの県岐阜が下すのだから面白い。
一発勝負の怖さをまざまざと思い知る。
にしても、帝京の1年生ピッチャーの伊藤投手は147キロ。
もう、理解に苦しむ……
そして末恐ろしい。
この試合も、彼の救援が流れを変え、帝京の逆転勝ちをもたらした。
こんなに1年生が活躍する年は松井、高橋が1年生の頃以来
あっ、伊藤君で思い出したが、今年ほど1年生が多く出場していた大会も珍しい。
帝京や県岐阜のショートのレギュラーは1年生だった。
入学してたった4か月で強豪校のレギュラーポジションを奪うなんて、ホンマえげつない才能なんでしょうね。
しかも、要のポジションでということは、それまで2年半血眼になって頑張ってきた先輩を差し置いて。
努力ほど尊いものはないとわかっているけれど、やっぱり才能があるって羨ましい。
そして、その彼らが活躍しまくっていたのだから、2年後の甲子園はハイレベルな大会が予想される。
といっても、その2年後はもうじっくり甲子園を楽しめないのだが… 無念。
著者の独断と偏見で選んだベスト3チーム
ここからは私の心を揺さぶったチームベスト3。
本当はベスト10にしたいくらい迷いに迷った。
第3位は県岐阜商。
もう先ほど書いたのだが、このチームの成長力、そして内野外野鉄壁の守備には、もう称賛しかない。
特にセカンドの藤田選手の守備は、何度もチームを救った。
ゴロをさばく技術はもちろんのこと、中継プレーでも3塁やホームへ矢のような返球で走者を刺していた。
投手の山田投手の我慢力と忍耐力も高校生とは思えないものだった。
PLや帝京打線に対して臆せず、外角低めを丁寧につき続けるのは、言葉で言うほど簡単なことではない。
だって、相手のあの体格を見たら、普通はひるむもんだから。
準決勝も旋風を起こした日本文理を2点に抑え込む。
もしかしたら、今大会一番印象に残った投手かもしれない。
2位は龍谷大平安。
1回戦負けのチームをここに入れてはいけないのかもしれない(その相手は優勝した中京大中京だったのでご勘弁を)。
でも、私には非常に印象深いチームだったので、ここに挙げさせてもらった。
特に私の心を惹きつけたのは、試合前のノック。
甲子園はノックの品評会ではないので、そこにスポットを当てるのはおかしい。
ただ、観戦しに来ているコアなファンは、実はこのノックを楽しみにしている。
龍谷大平安のノック、それはまるで芸術作品のようであった。
内野陣は、ノッカーから打球が放たれて、ボールを捕球するまで、腰が一度も浮き上がらないすり足。
それはまるで忍者のような足さばきで、捕ってからの送球も一連の流れにひとつの滞りもない。
特に素晴らしかったのは、ショートを守る坂本選手。
彼は試合でも何度も捕球していたが、エラーをする可能性すら感じさせない。
プロの選手でも、あそこまで安心感のある捕球をする選手は稀だ。
ファインプレーはもちろん、難しいゴロを簡単なプレーに見せる技術。
試合も好ゲームだったが、彼のプレーに釘付けにされた。
家に帰ってデータを調べるとたった165cmで、まで2年生。
こりゃ、将来楽しみだ。
でも打順は9番で本当に守備だけでレギュラーを勝ち取ったことがわかる。
そりゃ、あの平成の牛若丸をアルプスには置いとけないわなぁ、と勝手に監督と気持ちを共有。
私に選ばれても嬉しくもなんともないだろうが、今大会遊撃手ベスト1(守備だけだが)。
そして、栄えある1位は、花巻東!
最後の最後でベタベッタかい! と突っ込まれるかもしれない。
でも、実際現場でこのチーム観てしまうとそう思わざるえない。
もちろん、きら星のごとく輝く菊池選手の存在があることもある。
でも、このチームのベンチの雰囲気は、これぞ高校野球と思わせる。
レギュラーも控えも関係なく、皆、腹の底から声を出しまくりチームメイトを鼓舞する。
ミスや失敗に対しても(なぜかハイタッチ)笑顔を絶やさない。
観ているこっちが気持ちいい。
そして、もうひとつ。
全力疾走!
どんなに変凡なゴロやフライを打ち上げても、1塁ベースを通り抜けても10m以上その全力疾走をやめない(たぶんそういうプレーをした選手は変えられるんでしょうね)。
観に行った人ならわかると思いますが“天理大学”の看板まで駆けていくチームは49チームの中でこのチームだけでした。
アウトはアウトだし、そういう青臭いことを言っていては、野球ファン失格なのかもしれない。
でも、普段プロ野球やMLBで1塁まで行かず、ヘルメットを脱いだりしている姿を観ると、この花巻東の野球が新鮮で、そして気持ちよく思えてならない。
菊池選手以外は決して秀でた力をもつ選手はいなかった。
でも、このチームがもたらした伊吹は今年の甲子園に欠かせないものだった。
“熱闘甲子園”でも取り上げられていたが、センターを守る佐藤選手はなんと155cm。
観ていたら、本当に大人の中に子供が混ざっている感じ。
でも、その彼が花巻東になくてはならない存在だったことは、観ている誰もが感じていたはず。
自分の中でできることを精一杯、そして全力でやり尽くす姿は、観ているこちらの心を熱くする。
彼のあの姿勢。
観ているこちら(私のようなエエ加減なオッサン)は見習わなアカンと肝に銘じる。
決勝の名勝負を蔑ろにしてしまう愚かさ
決勝に残った2チームのことをほとんど書いていない。
失礼極まりない奴である。
でも、あの豪快な決勝、そして勝ち上がりを観てきた人にとって多く語ることもないと、独断と偏見でこういう形にした。
新潟県初の日本文理は、雪国のハンデをものともしない、あの打力は特筆ものだった。
そして、決勝の2アウトからのあの猛攻。
新潟の人々にまた新たな誇りになったことだろう。
そして、中京大中京。
生で観たが、1番から9番までスイングが速い。
そして、その打球が異様に速い。
優勝候補の呼び声も高かったが、それを現実のものにする実力。
簡単なことじゃない。
1966年以来の優勝。
そして、春夏通算11回目の優勝。
本当におめでとう!
ホンマに強かった。
それしかない。
サボる奴に高校野球を語る資格なし! と自戒する
もう、ええ加減終わりにしよう。
こんな熱くて激しい甲子園を1回こっきりでまとめようとする方が無茶なんだから。
にしても、久しぶりにキーボードを打つ手が重いのなんの。
“継続は力なり”とはよく言ったものだ。
我が師も言っていた。
その心得を簡単に破る弟子は、やっぱり超出来が悪い……
「先生、破門だけはご勘弁を」
これからは、もちっと継続しますんで……
と、あまり懲りてない馬鹿弟子でした。
あぁ、サボりまくった分書きたいこと山ほどあるなぁ。
でも、私の脳と手は中々ついてきてくれない……
posted by uzura176 |14:25 |
高校野球 |
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2009年08月10日
甲子園関係者と私の憂い
降るわ、降るわ、挙句の果てには台風出現と……
甲子園も2連続順延。
長い間観てきているが、こんなことは何年振りだろうか。
昨日出場予定だった8チームは、コンディションの調整が難しいだろうなぁ。
1度負けたら、即終わりの舞台だから、メンタル的にもMAXにもってきているはず。
それを最高潮にもっていったり、クールダウンさせたりと。
逆に、このアクシデントを楽しめるくらいになってほしい。
当の私は、本日夜から帰省なのですが、台風も直撃みたいなので先が思いやられる。
各種交通機関にも影響が出るんでしょうね。
お盆で高い料金はらって、最悪の環境での帰省。
なんか、割りが合わん。
まぁ、甲子園が俺を雨で迎えてくれていると、都合のいい思い込みでもしておこう。
コメントが熱いの、大いに結構。でもちょっとした配慮も
そういえば、このブログで前回前々回とMLBをテーマにして書いていたのだが、多くのコメントを頂いた。
私が浅識で無知な駄文を投稿するばっかりに、かなりのご批判もあったが、それはそれで嬉しい。
もう、私の手元から離れて、投稿者同士のディベートまで展開されてました。
ここは、私のテーマがよかったからだと、勝手に自画自賛(アホです)。
でもその中で、せっかく立派なご意見をもたれているのに、言葉遣いひとつで損されている方がいくらかいました。
言葉って、ホンマに奥が深い。
私は、人と同じ意見を共有する必要もないと思っているし、批判もありだと思う。
でも、そこには相手を尊ぶ心がなければ、ただの文句垂れになり下がってしまう場合もある。
ため口禁止とまでは言わないが、顔も名前も知らない人へ、いきなり上からものを言っちゃ誰でも気分を害するもの(私は結構慣れてきたのであまり気にしないが、投稿者同士のやりとりをみてると)。
コメントを残す方は、その辺も考慮に入れて頂ければと思う。
と、敬語の“け”もできてないやつが言っても説得力ないか……
スポーツ雑食男でもこの気候じゃ気分が乗らん!
雨の日(梅雨が明けたと思ったら今度は台風かい!)は、書くのにも心が乗ってこない。
昨日は日曜で、スポーツのことなんていくらでも書けそうなものなのに。
世界水泳も終わり、今度は世界陸上も始まる。
サッカーも野球も全部全部楽しみたいし、そのつもりでおるのに雨が憂鬱な気分にさせる。
家に閉じ込められ状態の私は、ネットでスポーツ検索をポチポチっとやっておったのだが、やっぱり気になるニュースは国内サッカーのところ。
久しぶりにサッカーのことを書きたくなった
VVVフェンロの本田選手がまたやったみたいだ。
開幕戦に続き、2戦連続ゴール。
“得点”という、この競技で一番難しい結果を、ステージが上がってもなお続けるこの男は、やはり進化を続けているのだろう。
彼のプレーはオランダ渡ってからはちゃんと観れていないが、彼はここまでゴールへの執着をもった選手だったろうか。
変身した彼の姿をもっとちゃんと観てみたい。
J2でも東京Vの大黒選手が大暴れしているようだ。
日本人選手でありながら、得点王争いに絡んでいる。
ガンバ時代から、抜群の嗅覚をほこっていたので、今の成績はなんら不思議ではない。
でもやっぱり、今最も注目集めている選手はF東京の石川直宏選手であろう。
何度もニュースで彼の得点シーンをお目にかかっているが、もう神がかっているとしか言いようがない。
なんでも、もうゴールへの道筋が見えるらしい。
こんな大それた発言、結果を残している人間にしか言えません。
前回帰省した際、ガンバ戦(結果は4-1でガンバ勝利。この時東京は絶不調でした)で初めて彼のプレーを生でみたのだが、ピッチにいる22人の中でも、ひとり別次元のスピードだったのを思い出す。
“キレキレ”って、こういうのを言うのだろうなぁ、なんて思いながら観戦してました。
後出しで恐縮だが、こんな選手が代表にいたら面白いのに……って、思ってました(この時は今ほど注目を集めていなかったので)。
岡ちゃんの悩みは尽きない
それにしても、岡ちゃんは次から次へと新しい選手が出てきて頭を悩ましていることだろう。
嬉しい悲鳴でしょうが、立場上喜んでばかりもいられないはずだ。
だって、W杯1年前って、一番デリケートな時期じゃないですか。
もう、チームの基盤をしっかり据えて構築していかないと、本番に間に合わない。
かといって、ずっとずっと同じメンバーや戦術であれば、チームに倦怠感も生まれてきてしまう。
サッカーに限らず、国の代表監督はよく倒れられるが、その苦悩は凡人の想像を絶するものなんでしょうね。
こんな激務は他にはそうない。
だからこそ、やりがいもあるのだろうが、簡単に“岡田じゃ勝てない”などという意見を聞いていたら、“じゃ、君がおやりなさい”なんて思ったりもする。
オシムさんのこともあるので、岡田さんには体だけには気をつけて下さい、と言いたい。
これは1サッカーファンとしてではなく、1人間として。
それでも、頭の中はメンバーや戦術のことでいっぱいになってしまっているんだろうなぁ。
あっ、雨やんだ。
このまま、夜までもってくれよ! ってなわけにはいかんのやろなぁ……
帰省前の気分転換に、髪でも切ってサッパリしてこよっと。
明後日は甲子園だぁっ!
注目カード目白押し。
混むこと必至だが、せっかく順延が重なって観れるようになったカード。
満喫してきたろっと。
あっ、帰る準備なにひとつできてない……
posted by uzura176 |12:39 |
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2009年08月08日
やっと開幕したおれの夏
とうとう始まった。
私の夏が。
海水浴?プール?花火大会?お祭り?
全部、ちゃうちゃう。
甲子園が始まらな夏やない。
私はそういう教育は受けてないが、そう思い込んで生きてきたお馬鹿さん。
でも、それでいい。
そんな自分がきらいではない。
だって、三十路のオッサンはこの時季だけ少年に帰ることができるのだから。
高校野球の裏事情も、朝○新聞の思惑も、高野連の時代錯誤感も知っている。
それでもいいんだ。
白球を追う球児を観ていたら、そんなダークな部分も忘れさせてくれる。
彼らにはそんな力がある。
彼らにとっては、一瞬の夏(なんかそんなタイトルもあるが)。
一瞬、一球、黒土、絨毯のような青々とした芝、アルプスの大声援、モクモクした入道雲、彼らにはそんなひとつひとつを謳歌してほしい。
地方大会で涙を飲んだ仲間の分まで。
“負けたら終わり”そんな儚さをかみ締めながら。
その姿は多くの人たちに生きる活力を与えるんやで。
少なくともひとりそんなオッサンがここにおる。
今年は初めて東京で観る甲子園。
昔は、あんなに身近に感じていたのに……
なにか、仲の良かった友達が転校してしまったような気分だ。
だから、お盆には会いにいこう。
やっぱり、離れれば離れるほど会いたい。
来週には行くからな。
待っててや。
さぁ、オッサンの感傷はこれくらいにして、今日開幕からファンにとっては、中々の好カードが揃った。
開会式もほぼ満員だった。
やっぱ、待っとった人多かったんや、と実感させられる。
九州国際大付VS常総学院
開幕ゲームから、優勝候補同士と言ってもいいほどの好カード。
簡単に言えば、九州国際大の強力打線と常総の継投を使った“守”の対決だった。
でも、開幕の緊張からか、九州国際大の選手たちの動きが堅い。
それに乗じた、甲子園のベテランとも言える常総が一気に4点を先制。
これは、一方的なゲームになるのかぁ、と戦況を見守っていたが、やはり九州王者は短い時間で蘇った。
打つわ、打つわ。しかも、打球が速い。
伊達にみんな体がゴツくありません。
これには、名将木内監督(木内マジック)も手が打てず。
東北高校時代に決勝で涙を飲んだ若生監督が6年前のリベンジを果たしたわけだ。
個人的には、常総の捕手羽鳥選手に注目しながら観戦してみた。
彼は、今大会屈指の捕手という評判でしたから。
ただ、私は彼のリードには少し疑問をもってしまった。
確かに、キャッチングもいい、肩も強い、相手をよく研究したリード。
でも、彼が主役になったリードになっていやしないか。
配球で勝てば、ほとんど投手が勝つと言われる。
それはよくわかる。
ただ、そこにこだわり過ぎて、この日の投手の一番いいボールを要求してあげれていなかったような気がする。
捕手は“女房役”とはよく言ったものである。
あくまでも、捕手が黒子に徹する。
それが、良い捕手の鉄則なのかもしれない。
なにはともあれ、九州国際大の選手は、スイングが鋭くよう打ちますわ。
特に3番打者は体格も打球も凄かったなぁ。
今風のチームといえば、そうなのかもしれない。
ほんまに久しぶりの福岡の栄冠あるかもしれません。
明豊VS興南
どちらも春の選抜大会にも出場した九州対決。
この試合もかなり白熱したゲームとなった。
特に、両チームの投手戦は見応え十分。
興南2年生エース島袋選手のボールは、角度とキレが抜群。
あれで2年生とは末恐ろしい。
おそらく、来年はドラフトの目玉になるだろう。
対して明豊も負けていない。
打っても長打力抜群(でもゴツくない)の今宮選手は、投げても150キロ。
でも、荒い……
そして、5回3失点で降板(でも、本職は遊撃手のよう)。
今日の主役は、5回から登板したエースナンバーの野口選手だった。
決して、特筆した玉を放るわけではないが、低め・コースを丁寧に投げ分け、劣勢のチームの中で我慢。
しかも、打つ方でも9回サヨナラ打。
両先発投手に注目が集まっていたが、おいしいところを彼ひとりでもっていってしまった。
結果、明豊が逆転のサヨナラ勝ち。
でも惜しいのは興南の守備(決してこちらを贔屓にしていたわけではありません)。
決して打力があるチームではないので、あれだけ守備に乱れが出てしまうと、どんなにいい投手を擁していても勝てない。
2年生中心のチームなので、島袋選手も含め来年が楽しみ。
そして、勝ち上がった明豊は、何か大人びた雰囲気を感じるチームだった。
選抜の経験もあるだろうが、なにか大学生くらいの落ち着きであの大舞台をプレーしていたのは凄い。
決して、勢いだけで逆転勝利を収めたわけではない。
さぁ、この大人びたチームはどこまで勝ち上がっていくのか。
上に行くには、勢いや流れも必要だから、その辺を手に入れていくと結構ダークホースになるのかな。
西条VS八千代東
この日、私が最も注目していたカード。
いやぁ、私の期待にものの見事に応えてくれた。
まず、このゲームを見守ってて思うこと、それは“古き良き時代の甲子園”。
互いに公立ということもあるが、試合のリズム、選手の動き、アルプスの雰囲気、その多くはラッキーゾーンがついていた頃の昭和の匂いが漂っていた。
この試合を観て、そう感じた方も多いのではないでしょうか(私の思い過ごし?)。
そして、なんと両チームともメンバー全員地元選手で固められていた。
こんなケースは、現代高校野球では非常に珍しいのではないだろうか。
それが、あの懐かしい雰囲気を醸し出すのに一役かっていたのかもしれない。
どちらも応援することができなかった。
それは、どちらとも非常にいいチームに思えたから。
そして、あのレトロな雰囲気。
だから、試合内容や誰がどうだこうだ言うのは無粋なような気もする。
結果は西条が僅差をものにした。
にしても、高校野球の世界では“愛媛”という県は、毎年素晴らしいチームを送り込んでくる。
失礼だが、みかんくらいしか有名なものもない地域だが、高校野球にはなくてはならない存在。
西条高校、私は応援し続けると思う。
千葉という強豪私立が揃う地域で、ミラクルを起こし続けた八千代東。
チームのスタイル、アルプスの八千代市民を観ていて、それは奇跡だけじゃないのだと感じた。
やっぱり、偶然だけが重なり合って甲子園まで漕ぎつけたともどうしても思えない。
普段の行い、そして彼らの持っている何かが野球の神さんによって甲子園に導かれたのだろう。
でも、2年前の佐賀北のようなミラクルは甲子園では起きなかった。
非常に似た雰囲気をもったチームだったが、そのミラクルは千葉予選の8試合でもう全て使い果たされていたのかもしれない。
なんにせよ、今年の甲子園に彼らはなくてはならない存在だったことは間違いない。
はぁ、1日目にして体力、労力、を使い過ぎてしまったような気が……
このペースで15日間は確実に持たん。
でも、わかっててもそうなってしまう。
それが甲子園なのかなぁ。
選手同様にきつい甲子園(だから私は冷房をつけて観戦は絶対しない)。
まぁ、あと2週間もあるゆっくりのんびりできたら、と思う。
好きなもの観るって、シンド……いもんや
と、自分に言い聞かす。
posted by uzura176 |22:03 |
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2009年08月06日
反省を通り越して情けない……
いやぁ、参りました。
前回、生半可な気持ちでMLBの“ドーピング問題”に手を出してしまったら、多くのご批判コメントを頂戴することになってしまった。
こんな事態も少しは覚悟していたのだが、ちょっと迂闊な書き方をしてしまったと、猛省している次第であります。
主観性とエゴに溢れるものを書いちゃいけませんね。
人それぞれ色んな想いがあるのだから、自分の安っぽい視点だけでものを語っちゃならん。
ひとつひとつに返事を書きたいことは山々なんですが、本人も反省しているので、ここで返事と代えさせて頂こう。
弱いハートを折られて苦しいこともありますが、その反面、皆さんがこれだけドーピング、いや野球に対して、いやスポーツに対して、熱い想いがあることも知ることができ、実はかなり嬉しい気持ちでもある。
捨てたもんやない。
野球だけじゃなく、他の競技にも関心をもってもらえたら、更にうれしい。
やっぱり、野球とサッカー以外のことは反応が薄いですから。
ここのブログはアクセス数がカウントされるので、スポーツの格差(人気)が如実に出てしまうもんで……
全く懲りてない男
これだけご批判を受けたにもかかわらず、また独りよがりなものを書こうとしている自分が恐い……
しかも、連続で。
恐いもん知らずもええとこだ。
でもまぁ、この身勝手さが自分のスタイルだから、許して下さい。
あまりにも気分が悪くなられた方は、途中で辞退して頂ければ。
私は野球が好きである。
しかも、前回あれだけ文句を垂れておきなが、メジャーリーグも大好きな男でもある。
だからこそ、今回の(ドーピング)騒動によってやるせない気持ちになり、あんな大それたことを書いたのかもしれない。
だって、テレビで観ていても最高じゃないですか。
あのスタジアムの雰囲気。
向こうでは、“ボールパーク”と呼ぶらしいが、その意味がよくわかる。
ファンも選手も勝負という大前提がありながらも、“楽しむ”ことを決して忘れていない。
だから、公園のようなほのぼのした雰囲気が常にある。
それが、メジャーの魅力でもあり、醍醐味だと思えてならない。
メジャーに挑戦する日本人選手が、“世界最高峰の舞台で自分の力を試したい”という言葉をよく口にする。
よくわかる。
でも、それだけじゃない魅力をメジャーに感じているのではないだろうか。
それは先ほど書いたような“ボールパーク”の雰囲気を、野球人生の中で1度は味わいながらプレーしたいと。
だから、メジャー1年目の選手の目は何かキラキラして、童心に帰ったような柔和な目でプレーしている。
それを観て、また新たに日本人プレーヤーがメジャーを目指す。
これを簡単にプロ野球の空洞化なんて言葉じゃかたづけられないと思う。
嫌なもんは嫌!
そんな、野球を愛するものなら誰もが憧れるメジャーリーグだが、どうしてもいただけないことがある。
あらかじめ言っておくが、予告していた通りここからは私の一方的な主観論に充ち溢れたものなんで、気分が悪くなりそうな方は、ここで途中下車して下さい。
テーマは“デッドボール”。
別にこれ自体に文句があるわけではない。
ただ、悪意に満ちたデッドボールがあることも見逃せない。
野球は基本的に投手と打者の1対1の勝負。
その中で、不可抗力のデッドボールがあることは、致し方ないことだ。
当てられた打者が痛いのはもちろんのこと、当ててしまった投手もやすやすとファーストベースを明け渡すという罰がまっているのだからお互い様である。
よくできたルールだと思う。
ただ、メジャーリーグの試合を観ていて、デッドボールがあると必ずといっていいほど相手チームが当て返す。
これは、MLBの定番になっている。
簡単にいってしまえば“報復”である。
これを、観てしまうと悲しいというか、虚しい気持ちになってしまう。
最近では、日本のプロ野球でも、よく見られる光景になりつつある。
スポーツにおける“やられたらやりかえせ精神”や“反逆心”も大事だと思う。
ただ、それはあくまでもスポーツという土俵でやるべきことなのではないだろうか。
点を取り返す、陣地を奪い返す、相手の記録を抜く、競技によってそれは多種多様だが、そこには勝負という本当の生き様が垣間見える。
ただ、当てられたら当て返せというのは、まるで子供の喧嘩のように見えてならない。
いや、子供の喧嘩の方がまだ正当な理由が存在するような気がする。
しかも、投手と打者は、攻撃と守備のときではその役割が反転するわけだから、それはお門違いの報復とも受け取れる。
メジャーでは、チームメイトがやられたら、やり返さないといけないという暗黙のルールがあるようだ。
こんなことでしか、チームプレイ、チームワークを証明できないものなのだろうか。
当て返した投手が退場でベンチに帰る際、ベンチでチームメイトとハイタッチをしているシーンなども見かける。
あまりにも情けない。
私は、なにも高校野球のように帽子を取って謝れとは言わない。
実際、プロ野球やメジャーではそれをやってはいけないという、これまた暗黙のルールみたいなものがある。
でも実は、当ててしまって悔しくて後悔している人間が、帽子を取って謝るという行為自体、とてもスポーツマンらしくて清々しい行為なのだと思うのだが……
現実は違う。
そこにはなにも生まれない
報復は何も生まない。
9・11同時多発テロのあと、アメリカは多くのざれ言を並べ報復の戦争を始めた。
それから、何年経っただろうか。
そして、その報復が何をもたらしたのか。
もう、みなまで説明しなくても皆さんご存じだと思うので、不要な説明はしません。
報復(デッドボール)は観ていて見苦しい。
それを観ていて喜ぶファンもいるのかもしれないが、それが本当のスポーツ観戦なのだろうか。
贔屓にするチームの選手が当てられた。
だから当て返せ、なんていうのはあまりにも悲しい観戦じゃないですか。
それが、勝利につながるというのなら話は別ですが、決してそういうわけではない。
ただ、やり返すのが筋だと、やる側も観る側も思いこんでしまってはいやしないだろうか。
最近では、アンパイアが事前に注意を喚起したり(双方のチームに)するようだが、あまり効果があるとは思えない。
必ずと言っていいほど“当て合い”になってしまう。
アメリカの人が、日本の高校野球を観る機会はないだろう。
でももし、観る機会があって、当ててしまった投手が謝罪の意味を込めて帽子を取る姿を見たらどう思うのだろうか。
“そんなことくらいで謝るな”と思うのか、それとも“なんて素晴らしい姿勢なんだ”と思うのか。
私にはわからないが、1度見てもらいたいと思う。
それがベースボール文化、アメリカ文化なんだと言われればそれまでですが、あの不要な行為を良しと思っていないアメリカのファンもいると思うんですがね。
ついでだから、もうひとつ言わせてもらおう。
私は“乱闘”も観ていて不快な気持ちにさせられる。
日本でも、珍プレーとして乱闘シーンを面白おかしく紹介するのをよく見かける。
でも、あれって野球になくてはならないものなのでしょうか。
殴り合いをしたいのなら、また違う舞台があるでしょうが。
いくら興奮したからといって、自分の商売道具でもある手や足を使って暴力をふるう。
それは、野球でもなんでもないし、そんな選手が怪我に細心の注意を払っているとはどうしても思えない。
報復のデッドボールや乱闘を、野球のありものだと考える風潮はどうしても好きになれないし、納得できない。
未来へつながる、そんな野球を観ていたい
度々でしつこいが、私は野球が好きである。
でもその中には、いいものばかりではなく、不要なものや見苦しいものも混在している。
ダボダボズボンやペッペペッペと唾吐きなど挙げればきりがない。
スポーツは文化だ。
文化は過去から引き継ぎ、そして未来へ渡さなければならない。
その中で、余計なものは削ぎ落とされ、価値あるものは引き継がれていく。
私は今の野球には、引き継いでいってほしくないものが多くある。
未来の野球が観ていて惚れ惚れする競技になっていることを、現代を生きる野球ファンとして切に思う。
とりあえず、報復デッドボールはやめましょうよっ!
と声を大にして言いたいところだが、前回のイタい失敗もあるので小声にしとこう。
将来、メジャーリーグを観ていて、デッドボールを当てた投手が打者に頭を下げたり、帽子を取っていたりしたら、色んな意味で感動するんやろなぁ。
その可能性はかなり低いですが……
観れるかもしれないから、見続けよう。
ファンにできることはそれくらいだ。
また、いっぱいご批判コメントもらってまうんかなぁ……
posted by uzura176 |12:49 |
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2009年08月04日
野球じゃないニュースばっかのMLB
今、シーズンも終盤に入り佳境を迎えているはずのMLBだが、今年はなにか様相が違うようだ。
本来なら、ポストシーズンにむけての順位や個人成績にスポットが当たるのだが、現実は“薬物問題”に揺れに揺れている。
今に始まった話ではないと思う人もいることだろう。
だが、今年は野球どころではないほどの在り様にまで陥っている。
ことの発端は、2003年にMLBが初めて実施したドーピング検査の結果が、公になってしまったことに他ならない。
実は、この検査は結果、大リーグ機構と選手会の間で“非公開”にするという合意があったのだが、その結果が次々と明るみに出てしまったのだ。
まず、非公開にして検査がすること自体ナンセンスだと感じるのだが……
陽性が出た人数は104人。
この数だけでも驚きだが、そこからあぶり出された名は、そうそうたるビッグネームが出るわ出るわ。
もう挙げるのも嫌になる。
あの興奮、感動を返してくれ
日本人選手が憧れ、そして日本人野球ファンが胸躍らす大リーグが、薬まみれだったのだから、やるせない。
マグワイヤとソーサのホームラン争いに一喜一憂した時間を返してくれ!
“バンビーノの呪い”は薬の力によって解かれたのか?
幾つになっても“ロケット”を放ることに、感涙すら覚えたファンの気持はどうなるの?
ピンポン玉のようにスタンドにボールを運ぶ若き天才も、結局は人間本来の力ではなかったの?
もう言いたいことは山ほどある。
でも、結局日本の1ファンがほざいたり嘆いたりしてても何にもならない。
日本とアメリカの価値観の違い
まず、日本人とアメリカ人では、絶対的な薬物に対する姿勢が違う。
薬物は、是か非か。
日本ではもちろん“非”である。
これを認めた時点で、スポーツそのものの意味すら問われる。
そのくらい、国民の薬物に対するアレルギーは強いものだろう。
もし、日本人選手が薬物の検査にひっかかったりしようものなら、1億2千万総バッシングになることは目に見えている。
ところが、薬物の本場アメリカ(これは揶揄する意味かもしれないが、実際そうだから)はその観念自体が希薄である。
なんだったら、自ら薬物の使用を自ら認めた選手に称賛の拍手が贈られたりする。
謹慎期間が長過ぎると抗議運動が起こったり、謹慎が解けた選手がスタジアムで拍手をもってむかえられたりと。
大リーグが薬物根絶に腰を上げたのは、ほんの数年前だから、それ以前の使用は“悪”ではないということらしい。
はっきりいって、日本でスポーツを愛してきた男には理解できない。
それでも、現実がそうなのだから仕方ない。
と片づけてしまって、本当にいいものなのだろうか。
今までの記録は?
それまでの成績は?
すべて虚構の世界のものであったと、私のような単純な人間は思ってしまう。
それで野球の未来はあるのか
とりわけ野球(特にMLB)の世界では、薬に対する観念が薄い。
ボールゲームで、その効果がどれだけあるのか、疑わしいという面もあるだろう。
でも、実際使用され、使用していた人間がとてつもない成績を叩き出し、そして途方もない年俸を手に入れる。
こんな世界にアメリカンドリームがあるのか。
もし、それを良しとするのであれば、今の子供たちはどのような気持ちになるのか。
“あぁ、薬の力を借りても結果さえ残せば、そしてばれなければいいんだ”。
こんな風に思われてしまったら、野球、そしてスポーツの未来はなくなってしまうのではないか。
今、メディアは躍起になって薬物報道に追われている。
でも、それはスクープを得るのに夢中になっているだけであって、決してスポーツ、野球の未来を考えたものではないような気がする。
“ドーピング”
こんなえせコラムじゃ、とてもじゃないが語り尽くせもうない。
でも、スポーツ狂の私は絶対認めない。
イチロー選手や松井選手がもし薬物に手を染めているのであれば、私は金輪際野球を観ない。
そう言い切れる。
だって、私(たち)のヒーローたちは、そんな安っぽい価値観で野球をしていないはずだから。
私が高校野球や草野球を好むのは、そういう汚い世界とは無縁であるからだからかもしれない。
そんなものにビクつきながらスポーツを楽しめますかいな。
偉そうに言わせてもらうが、もう1度アメリカの人々は原点に帰らなければならないと思う。
スポーツって何?野球って何なの?
だって、こんな素晴らしいボールゲームをあなた達が教えてくれたのではないですか。
そんな、あなたたちが、その根源を揺るがすような大問題に寛容な姿勢でいいの。
もし、そんな姿勢ならベースボール発祥の地を返上してください。
私たちがベースボールの意志を引き継がせてもらいますから。
野球はおもろい。
最高や!
でも、薬でやる野球は最低や!
posted by uzura176 |09:31 |
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2009年08月01日
答えは出た
英雄は決断を下した。
2月に2度目の引退宣言をしたブレッド・ファーブ。
彼の決断は“No”だった。
この“No”は復活しないという意味だ。
昨年の1度目の引退宣言後、彼は電撃的に(というか、かなりのすったもんだの末)復活を遂げた。
そして、今年も引退を発表した。
が、その後、彼の周りは昨年同様に騒がしくなったことは、今さら説明の必要もない。
他のNFL選手が辟易とするくらい、全米は彼の復活があるのか、それともないかに揺れに揺れた。
アメリカでは日常茶飯事のことだから
アメリカのプロスポーツにおける引退撤回は、よくあることである。
マイケル・ジョーダン、チャールズ・バークレイ、ロジャー・クレメンス、マリオ・ルミュー、多くのスーパースターがその決断を翻してきた。
そして、スターの電撃復活を国民は期待する。
これは、アメリカにおける極々ありふれたことなのである。
日本でこういうケースは少ない。
なぜなら、本意を覆すという行為自体、一貫性に欠けると捉われるだろうから。
おそらく、国民もコロコロと決断を変える選手に称賛はしないことだろう。
だが、アメリカ国民はそれを期待する。
ファーブの人気は大統領級
ブレッド・ファーブといえば、押しも押されぬ全米の大スーパースターである。
そして、グリーンベイ市民の誇りでもある。
誰かと比較するのはよくないが、マイケル・ジョーダンと双璧の人気と実績を誇る。
しかも、彼は39歳。
その実績や人間性だけでなく、倒されても倒されても起き上がる不屈の精神(事実、QBの連続出場記録をもつ)が、アメリカ国民の心を揺さぶる。
彼は昨年、長年親しんだ、そして市民の誇りだった町グリーンベイを離れた。
グリーンベイでは、子供に「ブレッド」という名をつける親が非常に多い。
そのくらい、彼の存在はグリーンベイでは絶大なのである。
ニューヨーク・ジェッツに移籍し、最終的には肩の故障でプレーオフを逃すものの、その衰え知らずのプレーで数々の強豪チームを打ち負かした。
今年、引退宣言をした理由は単純だ。
昨年、痛めた肩が限界だということだった。
QBとしては、致命的ある。
この時、メディアも今回の引退に間違いはないと悟って、昨年ほどの騒ぎにはならなかった。
しかし、彼が肩の出術を行うという噂が流れてから、事態は一変した。
事実、彼は復帰を期して5月に肩にメスを入れた。
そこからの報道合戦は常軌を逸したものになった。
昨年と、いやそれ以上の報道の嵐だった。
彼が、高校で指導(プレーもした)したことで大騒ぎになり、復帰すると移籍先なるミネソタ・バイキングスのHCが彼の訪問に行く行かないかでまた大騒ぎ。
しかも、今回復帰するとなると、彼はグリーンベイへの同地区で最大のライバルチームバイキングスとの移籍となるから、これがまた憶測を加熱させた。
昨年も彼は、バイキングスに移籍するという話はあった。
むしろ、彼もそれを望んでいた。
しかし、パッカーズフロント陣は、それだけは絶対させないと阻止した。
しかも、引退を撤回してもグリーンベイにはもういらないという宣告をして。
この昨年の因縁もあり、彼は地元で英雄のグリーンベイに一泡吹かせたかった。
この“リベンジ”を望む姿勢が、また多くのアメリカ人の関心を引いたのは言うまでもない。
復讐なんて生易しいものではない。
グリーンベイの誰もが崇拝してやまない彼が、ミネソタに移籍するということはとんでもないことなのである。
長嶋茂雄選手が引退後、阪神で復活することになんてなると、日本中がひっくり返っていただろう。
それくらい、彼がミネソタ・バイキングスに行くということは衝撃的なのである。
勝手に日本人ファーブファンを代表して言わせてもらおう
私は彼の大ファンである。
もう、抱かれてもいいくらいに(失敬……)。
でもそれくらい、彼の生き様、そしてプレーに心惹かれてやまない。
だから、彼がフィールドに帰ってくることを望んでいた。
しかし、彼は帰ってこなかった(実際のところ手術をしても1年肩がもたないというところが本当のことらしい)。
本来であれば、残念で悔しくて仕方ないはずだ。
自分でもそうなると思っていた。
でも、不思議なものだ。
彼が、復活をしないことにホッとしている自分がいる。
彼の多くのプレーは、今でも私の頭の中に鮮明に残っている。
そして、彼はもう39歳(10月には40歳になる)。
おそらく、復帰すれば、オヤジの頑張る姿に心打たれはするだろう。
だが、衰えそして全盛期のプレーや名誉を汚すようなことになる可能性も大いにある。
私の中で英雄の彼が、そんな尻つぼみで選手生活を終えることをどうしても見たくなかった。
それが本音かもしれない。
しかも、彼を愛してやまない町グリーンベイ(NFL唯一の市民チーム)への復讐劇なんて、英雄のすることではない。
人格者の彼には、この言葉は似合わない。
私以上に、グリーンベイ市民は胸をなでおろしていることだろう。
これでいい。
彼のプレーは観たい。
でも、もう十二分に彼の雄姿は魅せてもらった。
ファーブよ、あなたが刀を鞘にしまった決断に心から尊重させてもらう。
そして、本当に長い間ご苦労さまでした。
あなたの雄姿は一生忘れない。
これから、何十年も彼の栄光は、全米そしてグリーンベイの誇りとして語り継がれていくのだろう。
そこに、“復讐”の文字はいらない。
私はアメリカ人でもなければ、グリーンベイ市民でもない。
でも彼の栄光を一生記憶し、アメフト不毛の地である日本で語り継いでいこう(誰も望んでくれないかもしれないが)。
NFLのひとつの歴史が幕を閉じた。
でも、そこには快い風が吹き抜けた。
私はそう信じている。
ファーブとファーブファンのこれからに幸あれ!
もしかしたら、ホンマに大統領選に出てたりして……
posted by uzura176 |15:38 |
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