2009年06月29日
コンフェデレーションズカップが閉幕した。
強いもんは強い
やはり、ブラジルはブラジルだった。
準決勝も冷や冷やもんだったし、決勝に関しては2点のビハインドをきっちり45分で逆転。
でも、どこか余裕を感じさせる。
決勝も決して薄氷を踏む想いでの勝利には見えなかった。
ここは、素直に相手アメリカの健闘を讃えたい。
とりあえず第一関門はクリアか
今回のコンフェデ杯は、日本がアジアチャンピオンとして出場できなかった残念さはあるが、テレビ中継もあって非常に注目度が高かったような気がする。
現地、南アフリカではチケットが売れないゲームもあり、中々大変な一面もあったようだが、概ね来年の本番に向けてのプレ大会としては、成功ということになるのだろうか。
でも、観てるこちらは中々大変だった。
現地に足を運ばずとも、この時差。
来年は32チームが1か月をかけて死闘をひろげる。
こちらの体が持つか? と今から気合を入れている次第。
今からいれこんでいても仕方ないが、日本の出場が決まった今、“あと1年もある”なんて悠長なことは言ってられない。
初のアフリカ大会、やっぱり何か雰囲気が違う
それにしても、選手やチームや国だけでなく、観戦者としても収穫の多い大会だった。
南アフリカという国自体、日本ではまだまだ馴染みが浅い。
“準備が滞っている”とか“治安が悪い”というところばかり取り上げられているが、そんな単純なものではなさそうだ。
まずは気候。
やっぱり南半球の大会だ。
ここ数回は真夏の北半球の大会が連続で続いていたので、2010年は今までと違った趣の大会になるのだろう。
消耗戦というより、どれだけ北半球の国々が適応できるかが重要なファクターになりそう。
もちろん、みんな馬鹿じゃなのだから、1か月以上前から現地に入りして順応していくのだろうが、長年染みついた体のサイクルはそう簡単に変えられるものではない。
おそらく、今回のコンフェデ杯を制したブラジル、そして欧州チャンピオンのスペイン、アルゼンチン、イングランド、イタリアなどが優勝候補に当然のように挙げられるのだろうが、各国々のコンディション作りには要注目したい。
もちろん、我が日本も疎かにはできない。
むしろ、この部分で他国より秀でてくれたら、いい結果も待っているかもしれない。
そして、今大会を観ていて気になったのはピッチコンディション。
決勝もそうだったが、決していいものとは思えなかった。
秋冬の芝は、どんなに改良を加えたといっても、春夏の芝よりムラでるだろう。
日本が目指すサッカーは、結局のところ体やフィジカルが劣るわけなのだから、デリケートなサッカーだ。
走ることに支障はきたさないだろうが、パスサッカーをするうえで芝生のコンディションは致命傷につながりかねない。
今大会優勝候補のスペインが優勝できなかったのは、モチベーションの問題やコンディションの問題などもあるだろうが、やはり華麗で繊細なサッカーをするチームほど、南アフリカにピッチは厳しいのかなとも感じてならなかった。
この辺は、南アフリカの実行委員会にも期待したいが、日本も独自に対応策を考えなければならないのかもしれない。
なにせ、日本には恵まれた環境がある。
この1年でどれだけ、自ら厳しい環境に身を置き、順応していくのか。
岡田監督は現地に視察に行ったようだが、その辺の気持ちを是非聞いてみたいものだ。
協会と連携して、アウェーの国際試合を目一杯経験する必要があるような気がしてならない。
にしても、今や南アフリカでのサッカー観戦で定番になった“ブーブーゼラ”。
強烈なインパクトを残してくれた。
選手たちにはかなりの不評だったようだが……
あのやかましさだから当たり前か……
日本代表の試合は、どうなるのだろう。
おそらく、また熱烈な日本人サポーターが現地に駆け付けるのだろうが、あのやかましい楽器対策も必要か?
まぁ、会場の雰囲気は別にして、選手間同志のコミュニケーションや声の掛け合いは当然なのだから、これを気にしていても始まらないか。
相手も同条件でだし。
むしろ日本はアウェーじゃない雰囲気で戦える可能性が高いので強欲は禁物。
W杯は観る方も戦いだ
それにしても、たった2週間足らずの大会でも疲れる。
やっぱり、国と国との真剣勝負って、観てる方もなにかを奪われるような気がする。
本番では、いい意味での虚脱感を味あわせてくれることを願う。
それには、やっぱり日本の躍進が必要だ。
と、それこそないものねだりになってしまうのかな……
頼んだぞ、日本代表!
来年の今頃は、こちらに寝る暇なんて与えない興奮を。
以上、コンフェデとは関係なしにブログのサボり癖がまたぶり返している奴の勝手な観戦記でした。
posted by uzura176 |16:19 |
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2009年06月26日
シーズンの余韻冷めやまぬ中、大型トレード
NBAシーズンが終わって間もない、そしてドラフト会議が始まる1日前に衝撃が走った。
フェニックス・サンズの“シャック”こと、シャキール・オニールがキャバリアーズに電撃トレード。
ホンマになんちゅうタイミングや……
こちらは、ファイナルが終わって、ホッと一息ついていたところなのに。
サンズファンの私からすれば、悪いニュースではない。
なにせ、ラン&ガンで一世を風靡したサンズの歯車が狂い始めたのは、シャックが移籍してきてからだからだ。
これで、サンズも“走りまくる”コンセプトに戻せそう。
トレードで補強した選手がベン・ウォレスというのも嬉しい。
私の好きなセンターのひとりだ。
サンズは全員で点が取れるチーム。
ひとりくらいシュートが下手くそな選手がいてもいい。
むしろ、みんなザルのディフェンスで孤軍奮闘してくれたら、素晴らしいケミストリーが起こるかもしれない。
今年の台風の目になるぞ。
止めるぞぉ! 王朝レイカーズを。
世紀の愚策に…… ならなければいいが
にしても、キャブスは思い切った策に出た。
これが、吉と出るか凶と出るか?
蓋を開けてみないとわからないが、個人的にはとんでもない愚策だと思っている。
今季ファイナル進出が確実視されていたにもかかわらず、カンファレンスファイナルでマジックに足元を救われたのは、もう説明するまでもない。
本当に敗因を分析したのだろうか。
そして、その結論がシャックの獲得だったとしたら、今季のキャブスにも嘆かわしい結果が待っているような気がする。
私は、何もシャックの存在を否定したいわけではない。
むしろ、大好きな選手でもある。
37歳とはいえ、まだまだ動けるし、なにしろ彼には輝かしい栄光の足跡と大きな経験がある。
ルーキーからプレーしたマジックでは、手のつけようがないセンターだった。
1度ファイナルも経験している(スイープを喰らってしまったが)。
そして、レイカーズ時代はコービーと黄金期を築き上げた。
3度のチャンピオンリングと3度のファイナルMVP。
これだけでも殿堂入りは確実だろう。
そして、コービーとの確執からヒートに移籍。
お払い箱をくった感もあったが、その移籍先ヒートでも、自身4度目のチャンピオンに輝く。
そして、NBAでの風物詩ともなったオールスターでの彼のパフォーマンス。
最高のエンターテナーでもある。
年齢以外は言うことなしではないか、と思われるファンもいるかもしれない。
事実彼の栄光の日々には、最高のパートナーたちがいた。
レイカーズではコービー(世間では色々言われていたが)、ヒートではウェイド。
彼の存在感もさることながら、彼は超一流のパートナーたちと最高の結果をもたらし続けた。
だがしかし、ことレブロン・ジェームズとなるとどうなのだろう。
彼の売りは、その強烈なドライブ。
インサイドでドデンと構えて動かないシャックが邪魔になってしまわないのだろうか。
コービーやウェイドはシューティングガードでしなやかなアウトサイドシュートがあった。
インサイドを制圧するシャック、そしてアウトサイドのオールラウンドプレーヤー。
これが、相手チームに脅威を与え続けていて、そして最高の結果をもたらしていった。
レブロンのシュート力も昨年劇的に改善されたとはいえ、やっぱり彼も怒涛のドライブがある。
彼が切れ込んで行った際、インサイドが満員電車状態になってしまう恐れもおおいにある。
そして、このふたりは共通の弱点抱えている。
もうお気づきかもしれないが、“フリースロー”。
“ハックザシャック(シャックにわざとファールしてフリースローを打たせる戦術)”という言葉があるくらい、シャックはNBAでもトップクラスのフリースローの苦手な選手だ。
そして、レブロン唯一の弱点といえば、フリースロー。
こんなふたりが同じチームでプレーして、ゲームの終盤大事なフリースローを立て続けに外すなんてことはないのだろうか。
私は今から想像できてしまうのだが……
そういえば、マジックに敗れた際、レブロンのフリースローは大不調だった(それが敗因とも言われている)。
これにシャックが入るなんてことになると、えらい事態が想像できてしまう。
というか、キャブスは元々インサイドの弱いチームではない。
イルゴウスカスやバルジャオと言ったNBAでも屈指のセンターがいる。
むしろ、補強点としては、レブロンの負担を減らすためのアウトサイドシューター(3Pシューター)ではないのか。
こんなセンスのないトレードを見るのは久しぶりだ。
そして、トレードで安易に成績が上がるというわけでもない。
そんな失敗例はごまんと見てきた。
今季マイク・ブラウンHCは最優秀HC賞に輝いた。
でも、それは成績が反映されただけのものであって、私は彼の手腕を評価していない。
キャブスほど戦力であれば、大概のHCは結果を残せるだろうから。
そして、今回のトレードが彼の本性が出たと言ってもいい。
キャブスファン、そしてレブロンファンには申し訳ないが、あえて言わせてもらう。
今季、昨年の悔しさをバネにしてキャブスがファイナルに進むこと、そしてチャンピオンに輝くことは、
「ないと思います」。
サッカーや野球と違って、ボールゲームは足し算じゃない。
だから面白いのに。
良いところをさらわれてしまったドラフト
今日は、この電撃トレードの余韻冷めやまぬままNBAドラフトがあった。
私が大注目していた、スペインの“神童”リッキー・ルビオはティンバーウルブスへ。
もうちょっと、骨のあるチームへと期待していたのだが、こればっかりはウェバー制では如何ともしがたい。
数年後、彼がNBAで大旋風を起こすことを期待しよう。
NBAの話題は当分休もうと考えていたのに、やっぱり人気プロスポーツにオフはない。
休めるのは選手だけや……
posted by uzura176 |14:03 |
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2009年06月24日
中村俊輔選手のスペイン1部リーグ、エスパニョール移籍が決まった。
本人の希望が反映されたという報道を見て、なにかホッとさせられた。
サッカーの移籍市場は、本人たちとは別のところで、大きなものがうごめいているような気がしてならなかったので。
なんにせよ、自分の希望が叶ったわけだから、これで言い訳はできない。
彼自身、サッカー生活の中で1度はリーガでプレーしたいという夢を捨てられなかったのでしょう。
世界最高峰リーグでの活躍を心から祈ろう。
それにしても、横浜FMサポーターの失望といったらないだろう。
お気持ち、ご察し致します。
でも、マリノスには優秀なMFが沢山いるし、何年か先のことはわからない。
個人的には、やっぱり俊輔選手はマリノス(日本で)で選手生活を終わらせたい気持ちもあると思うので、気長に待ちましょう。
こんな悠長なことを言っていたら、お叱りを受けそうですが……
本人が期待をもたすことを言っちゃうもんだから、余計に期待だけが大きくなってしまった感もある。
ちゃんと、そういうオファーがあれば、そちら(リーガ)に優先順位が行く(重きがいく)、という説明も欲しかったのも確かだ。
これって“バブル”じゃないの?
ここ数日の欧州サッカーの移籍市場を追っていると、本当に目が回る。
その活発さはもちろんだが、移籍金の額をみていると、なにかゲームの世界のような気がしてしまう。
また“銀河系軍団”ができるようだし。
賛否両論のようだが……
本当に今、世界大不況の真っただ中なのか?
アメリカの博打社会が生み出した大恐慌だが、サッカー界はどこ吹く風。
むしろ、このバブル、マネーゲームがいつ破綻しないか、1スポーツファンとして気がきがではない。
いや、これが世界一のスポーツが成せる業か。
でも、やっぱり異常な世界に突入しているとしか思えない。
適正な相場ってどこにあるんですかね。
学生の頃、経済を学んでいたにもかかわらず、この世界だけはまったく見えてこない。
資本主義と言われればそれまでですが。
“神の見えざる手”っていうけれど、私には本当になにも見えない。
国内か海外か?奥の深い二者択一だ
余計な話はこれくらいにして。
今回のテーマは日本人にとって、海外リーグでプレーすることとJリーグでプレーすること、どちらがいいんでしょう?
一概には言えない面も多いが、今回の俊輔選手の移籍報道を見て、改めて考えさせられた。
彼が日本でのプレーを視野に入れていたのは、当然1年後に控えたW杯を見据えたものだったろうから。
海外リーグでも充分レギュラーをはれそうな、遠藤選手や中村憲剛選手や中沢選手や闘莉王選手は、Jリーグに主戦場を置いている。
当然、海外でのプレーも視野に入れている(いた)のだろうけど、やはり“代表”のことを思うと、国内にとどまる方を選択しているのかもしれない。
片や中村俊輔選手を代表するように、日本人選手の海外リーグでの活躍が、日本サッカーの未来につながると考える選手も多い。
稲本選手のように今回の移籍で4カ国も渡り歩くような選手もいるし、長谷部、松井、森本、本田選手たちのように、チーム内で確固たる地位を築いて成功している選手も多い。
大久保選手のように海外国内問わず、自分が活きる場所活路を追い求める選手もいる。
なんにせよ、今サッカー界には国境という垣根はないに等しい。
海外と代表で活躍する難しさ
個人的には、国を問わず海外でのチャレンジをする日本人選手を畏敬の念を感じてしまう。
サッカーで勝ち抜く(チーム内のレギュラー争いを含め)のも大変なのに、言葉や文化の違いにも立ち向かう姿勢は称賛に値すると思う。
だから、ジーコが代表の監督をしていた時、海外リーグでプレーする選手を重宝していたのは、実力どうこうを別にして理解できる部分もある。
彼自身海外リーグでは、フラメンゴ時代に比べてパッとしなかったというコンプレックスもあったのかもしれない。
でも、日本人選手について回るのは“代表”というしがらみなのかもしれない。
なにしろ、日本という島国と欧州の時差はすごい。
私は世界を股にかけて仕事をしたことなんてないが、たった1日で昼夜が逆転しまうというのは、体にたいして相当な負担がかかると想像できる。
ましてや、体が資本のアスリートともなれば、その影響は常人の理解を超越したものになるに違いない。
だから、国内リーグで代表に専念したいという気持ちも痛いほどわかる。
そういう意味では、時差や怪我を言い訳にせず、代表で活躍していた、そして日本人選手が海外リーグで活躍するパイオニアでもあった中田英寿選手は“鉄人”だ。
彼がチーム内で浮いていたり、周りの選手に厳しかったのには、自身が相当厳しい環境でプレーしているという自負もあったのではないか。
岡ちゃん!腕の見せどころです
答えは出そうにない。
海外で自分を磨くのも一考だし、無理をして(海外でプレーをして)代表で満足いくパフォーマンスができなくなるのも困る。
ブラジルやアルゼンチン代表ともなると、ほぼ全選手が海外でプレーしているのだから、コンセプトは決まっているだろう。
だが、日本代表に関しては、Jリーグでの選手と海外リーグでプレーする選手の融合が不可欠になる。
どちらかに重きを置いて、チームが崩壊してしまうようなリスクは非常に高いと思う。
それは、ドイツW杯でチームや選手たちが空中分解してしまったように。
だから、日本代表監督というのは、ただチーム力を上げるということだけでなく、絶妙なバランス感覚も求められる。
岡ちゃんも大変だぁ。
でも、大変だからこそやりがいを感じるのでしょう。
私は岡田監督のその手腕に大いに期待している。
オフトにもジーコにもオシムにもないもの。
それは、“日本人観”。
岡田監督には日本人ならではの仕事ができるのではないだろうか。
もうたった1年。
待ったなし!
岡田監督に多くの不満をもつサポーターもいるようだが、もう彼に委ねるしかないのだ。
文句ばっかりじゃなく、期待し、そして応援しよう。
にしても、どっちがいいのか?
結論が出ませんなぁ……
“本人の資質による”という無茶な結論で終わってしまおう……
posted by uzura176 |23:28 |
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2009年06月21日
今日は雨中の秩父宮へ。
3位決定戦とチャンピオンを決める決勝。
こんな豪華なカードを東京だけで独占していいものなのかと、全国のファンに、ちょっと気が引けるような気がしないでもないが。
お昼頃、スタンドに足を踏み入れると、雨だというのにかなりの客入り。
ラグビーファンはこの日を待ちわびていたのだから、天気なんてお構いなし。
屋根付きの席はすでにパンパン状態。
そら、そうだ。
私も“傘なし観戦”という甘い思惑を捨て、バックスタンドに足を向ける。
ここらの席の人たちは合羽を着こんで完全装備。
傘一本で駆け付けた自分を呪う。
梅雨をも吹き飛ばしたラグビーの神
でも、決勝が始まる頃には雨が止む。
ラグビーの神様が最高の舞台を用意してくれた。
雨の中のラグビーは、ノックオンやミスが増えつまらない展開になることも多い。
選手にとっても観客にとっても最高のプレゼントだ。
私も集中して観戦できそう。
至高のゲームが始まる
ニュージーランド対イングランド。
チャンピオンを決めるのに、この上ないカードだ。
そして試合前、オールブラックス(ニュージーランド)恒例の“ハカ”が始まる。
準決勝で見て、あれだけその荘厳さに心奪われたのに、何度見ても、あの迫力は言葉では言い尽くせない迫力がある。
決勝ということもあって、準決勝以上の気合いだったということもあるのかもしれない。
そして、キックオフ。
戦前の予想通り、パワーとフィジカルのイングランド、そして奔放な展開ラグビーのオールブラックス。
序盤は、全く違うスタイルだというのに、ほぼ互角か。
いや、接点や球際の力強さでイングランドに分があるように観えた。
事実、FW戦で押され気味のオールブラックスの反則が目立ち、PGでイングランドが着実に得点を重ねる。
客席は8:2くらいでオールブラックスファンだったので、なんとも言えない微妙な空気が流れる。
しかし、前半20分を過ぎた頃から、空気が変わり始める。
オールブラックスの展開ラグビーが徐々に機能してきた。
もちろん、百戦錬磨のイングランド守備陣を簡単に突破できない。
だが、タックルを受けても素早いラック、そして、素早い球出し、そして流れるようなBKのボール回し。
これを連続で繰り出す。
体格に上回るイングランドだが、そのあまりにも速い展開についていけなくなってくる。
ワンプレーごとにイングランド選手の数が減っていくような感じだった。
そして、鮮やか極まりないトライ。
観ていて惚れ惚れする。
というか、“ラグビーってこうでなきゃ”と心底思えた。
前半リードして折り返したニュージーランド。
後半もそのリズムや勢いは変わらなかった。
イングランドは、何とか肉弾戦に持ち込みたい。
でも、ニュージーランドはグラウンドの横幅を目一杯使い、縦横無尽に走り回る。
点差は詰まるどころか広がる。
イングランドが、苦労して1本返しても、ニュージーランドは、いとも簡単に取り返す。
むしろ、自分たちの展開に持ち込めないイングランドは、走らされ続けて体力をどんどん奪われている。
そして、ノーサイド。
スコアは44対28でニュージーランドの快勝。
イングランドも素晴らしいチームだった。
でもそれ以上に、オールブラックスは素晴らしいプラス魅せることもでき、そして強かった。
私の凝り固まった頭をほぐしてくれた
この試合を観て思ったことは、ラグビーはやっぱり“ボールゲーム”なんだということ。
最近の私も、ラグビー格闘性ばかりに目が行きがちで、その原点を忘れていたような気がする。
でも、今回のオールブラックスは、ラグビーが本来持つ“ゲーム性”そして“楽しさ”を思う存分に魅せつけてくれた。
その中でも、きちんと戦うところは闘う。
それを忘れてしまっては、本当の楽しいラグビーは展開できない。
今日の観客たちは、この“魅せるラグビー”に心奪われていた。
それは、リアクションや歓声でもわかる。
試合が進むごとに、ニュージーランドファンが増えていくような雰囲気だった。
日本ラグビーに突きつけられた課題
ここで、思い出したのが秩父宮で行われた日本代表の3試合。
確かに、どの試合もその気合いと根性は充分に伝わってきた。
でも、全て敗れた(今日の試合は勝ったようです。これで最下位は免れた)。
日本選手はもちろん体格に恵まれていない。
そして、世界のトップに比べて技術も劣っている。
それは、はなっからわかっている。
しかし、彼らの試合を観ていて思うことがある。
どう見ても、試合に出ている彼ら自身がゲームを楽しんでいない。
そして、その試合を観ている観客も日本を応援はしているけど楽しめていない。
“神風精神”“怪我をいとわない低いタックル”“根性論”など、日本特有のラグビー精神は、長年ファンをし続けて分かっているつもりだ。
でも、本当にそれが真のラグビーなのだろうか、とふと思った。
もちろん、競技である以上勝ちにはこだわらないといけない。
それには、先ほどの精神論が、体力や体格に劣る日本に不可欠だろう。
でも、世界のラグビーはどんどん先に進んでいるのではないだろうか。
そんな中、日本のラグビーはその時代の流れに置き去りにされていやしないだろうか。
日の丸を背負い、桜のジャージの誇りを持ち戦った選手や関係者に、失礼なことを言っているのはわかる。
でも事実、ホームでありながら16チーム中15位という結果を、どう受け止めるのか。
これからの、日本ラグビーの課題は山積である。
ちなみに、優勝したニュージーランドは2位のイングランド、3位の南アフリカ、4位のオーストラリアより体格で劣っていた。
この4強に入れとは言わない。
ただ、頭ひとつ抜けたこの4チームの中で、最も体格の小さい国が優勝したということも事実なのである。
“体格が劣る”。
言い訳は、もしかしたら日本ラグビーの最大の敵なのかもしれない。
オールブラックスたる所以がわかった
ラグビーは、フィールド上の格闘技と言ってもいい。
でも、サッカーや野球やバスケのようにやっぱり“ボールゲーム”という原点があることを今回の20歳以下であるが、オールブラックスが教えてくれた。
また、ラグビーが好きになりそうだ。
優勝を決めた後、ニュージーランドのすべての選手によって上半身裸で、勝利の“ハカ”が行われた。
その“ハカ”は私が観た前の2回とはまた違った趣があった。
この日、大観衆が一番盛り上がったときかもしれない。
バックスタンドにいたので、彼らの背中しか見えなかった。
でも、一生忘れないと思う。
ニュージーランド、優勝おめでとう!
そして、ラグビーの素晴らしさを再認識させてくれて、本当にありがとう!
posted by uzura176 |22:38 |
ラグビー |
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2009年06月19日
一昨日、秩父宮までU20ラグビー世界選手権準決勝を観戦に。
何を今さら……というかんじもしないでもないが、20歳以下とはいえ、オールブラックス(ニュージーランドVSワラビーズ(オーストラリア)というゴールデンカード。
もう1試合のイングランドVS南アフリカ(こちらもすごいカード)は、サッカーを観るため泣く泣く諦めたのだが、1試合でも充分元をとれるほど満喫できた。
2試合目はちゃんとテレビの再放送で観戦しときました。
秩父宮へは、もう2桁を超すほど足を運んだので、もう慣れたものだ。
最初の方は、迷いまくりだったので……
いつものように、バックスタンド側から入る。
さすが、準決勝。
キックオフ30分前だというのに、結構な客入りだ。
隣の席の兄ちゃんが醸す異様なオーラ
ひとり観戦のメリットは、特等席にポツンと空いた席に潜り込むことができることだ。
ゾロゾロ連れだっていくと、こうはいかない。
いつものように、角度高さとも申し分ない浮いた席をひとつみつけ、そこに潜り込む。
この日は、日本代表の試合はない。
だから、客席をよーく観察すると、なるほど玄人っぽいファンが多い。
隣の席の兄ちゃんも真っ黒に日焼けして、腕の太さ首の太さが尋常じゃない。
私と背丈は同じくらいなのに筋量が20倍くらい違う。
しかも、かなりの男前ときた。
なんか、闘ってもいないのに敗北感を味わう。
ん?
なんか、みたことがある。
絶対ある。
でも、思い出せない。
まぁ、いっか。
生“ハカ”に感激
そして、両国家の国歌斉唱。
この国際試合ならではの、厳かな雰囲気は好きだ。
そして、ニュージーランドの“ハカ”が始まる。
今日のお目当てのひとつ。
生で観ると、とてもつもない迫力だ。
巨人たちの荘厳の舞。
腹の底から湧き出る大音声。
たった数十秒にもかかわらず、彷徨の気分を味わう。
やっぱり20歳以下でもオールブラックスはオールブラックス!
そして、キックオフ。
なるほど、このレベルの高さは、国際舞台で日本が部外者扱いされるのも無理ない。
若干、オールブラックスに分があるように見えるが、それも微々たるものだ。
私の後ろに座る大学生たちも興奮し、皆ウンチクを並べる。
さっきの隣の兄ちゃんも、連れの友人たちに基本中の基本やルールを解説。
ほとんどの客は経験者なり、ラグビー通なのだ。
やっぱりタダ者じゃなかった
あっ!
やっと気付いた。
というか思いだした。
さっきから、いちいち的を得た解説をするとなりの兄ちゃん。
トップリーグの某強豪チームで活躍するA選手じゃないか。
しかも、現役バリバリの日本代表……
そら、凡人離れしている体格をしているはずだ。
ジーパンにTシャツだとわからないものなんですね。
でも、今日本代表はフィジーにいるはずだ。
やっぱり人違いなのか? と、帰って彼のブログを観ると、怪我明けということ。
なるほど納得。
実力的に彼が代表に招集されないなんてこと考えられないですから。
間違いなく本人でした。
それにしても、凄い人の隣で観ることになったものだ。
しかも、フィールド上では、緊迫したレベルの高いゲームが粛々と行われている。
もう、どこを観ていいものかわからない。
A選手に握手を求めたい衝動に駆られるが、今試合の真っただ中で、しかも彼は友人との観戦。
失礼のないよう、グッと抑える。
まぁ、彼は私が応援している神戸製鋼コベルコスティラーズのにっくきライバルチームに所属する選手。
ミーハー心があるとはいえ、「頑張ってください!応援してます」なんて嘘はつけない。
神鋼ファン20年の名が廃る。
とはいえ、やっぱり気になって仕方ない。
そして、私の後ろで観ている大学生3人の会話が面白い。
「オレもあんなキック一度はしてみてーよ」
「ドロップキックがなんであんなに飛ぶの?」
「オレと一緒にサークルでやってる奴高校時代花園出てたんだよ」
「ドロップゴール狙えよ!」
と自慢話ともつかない、通ぶった話を延々としている。
その度、私は心の中で“いや、この隣の兄ちゃんの方がすごいぞ”と突っ込まなければならない。
斜め前だから、気づいてもいいものなのに……
それとも、こんな有名な選手を知らないのか?
じゃ、ラグビー通じゃないやないか! とまた心の中で叫ばなければならない。
もう、こんないい試合が目の前で繰り広げられているのに頭に入ってこない。
そうこうしているうちに、ハーフタイムへ。
同点。
ナイスゲーム!のはず……
ここで、隣の有名選手が席を立つ。
私もここでやっと気が抜ける。
でも、帰ってくるなり、おにぎりを一口で食うわ、ポッキーを5、6本まとめて口に突っ込むわで、また度肝を抜かれる。
やっぱり大物は違う……とちょっと的外れな意見。
でも、やっぱり豪快だ。
これだけ見せつけられても、相変わらず後ろの大学生は気付かない。
こいつら、ラグビーどうこうの前に鈍感過ぎるだろ!
結局、ゲームのことはひとつも書けなかった。
まぁ、2日も前のことだし、テレビ観戦もあったことだし、いいでしょ。
と、スポーツブログとは思えない思想だぁ……
こういうのを開き直りというんでしょうね。
でも、やっぱり一番目についたもの、気になったものを書く。
と、自分を慰める。
この日は、オールブラックスのハカと勝利を見届けた。
そして、初めて有名選手の隣で観戦した。
これだけで大満足。
ちなみに、A選手は私が気付いていることに気付いたらしく、2人の間には微妙な空気が流れていました。
気を使わして申し訳ない……
最後くらいは真面目観戦するぞ!
明後日も秩父宮。
なんか雨っぽいが、これだけ足を運んで決勝戦をキャンセルってわけにはいかない。
世界一はオールブラックスか、はたまたラグビー母国のイングランドか?
下馬評は、やはりオールブラックスですが、W杯では毎回優勝候補に挙げられながら結果を残せないオールブラックス。
プロ選手を揃えるイングランドだから、一筋縄ではいかないような気がする
決勝くらいは、ちゃんとラグビーのことを書きたい。
でも、また違うことに気を取られたりして……
現場に足を運ぶと予想だにしないドラマがある。
だから、スポーツ観戦はやめられない。
posted by uzura176 |22:39 |
ラグビー |
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2009年06月18日
強行スケジュール決行!
今日は迷いに迷った。
秩父宮に行くか、サッカーのオーストラリア戦を観るか。
秩父宮ではU20ラグビー選手権準決勝。
もの凄い組み合わせ、オーストラリアVSニュージーランドと南アフリカVSイングランド。
ちょっと強引だが、サッカーで言えば、ブラジルVSイタリアとスペインVSアルゼンチンみたいなもん。
20歳以下とはいえ、それを生で観れるチャンスなのだから。
そして、昼ごろに出した結論は、どちらも観る! だった。
本当は秩父宮で2試合観戦のはずだったのだが、1試合で切り上げ、猛ダッシュで家路に。
我ながら、無茶なスケージュールだ。
おかげで、サッカーは最初の20分を観れなかった……
でもまぁ、とりあえず成功と自らを慰める。
そして今、再放送の南アフリカVSイングランド戦を見終えたところ。
いや、どちらも素晴らしいゲームだった。
日曜の3位決定戦と決勝も楽しみだ。
こちらはきちんと2試合観戦するぞ!
そして今日、秩父宮では超サプライズもあった。
それは、後日にでも書こう。
自らハードルを上げてしまったような気がしないでもないが……
課題多し。ええじゃないか。
さて、やっと本題へ。
当然、皆さん結果はご存知でしょうが、またオーストラリアにやられた……
ドイツW杯のリベンジどころか、返り討ちにあった格好に。
でも、私は全く悲観していない。
むしろ、今日の敗戦は日本に多くのものをもたらしたような気がしてならない。
アジア最終予選の最終戦、再認識できたこといっぱいあったのではないか。
日本代表は、世界で4強どころか、アジアレベルでも図抜けていない。
いつも出場していない選手中心でも、コンセプトは変わらずできる。
俊輔、遠藤、中沢の3本柱がいなくても、変わりの選手が充分やれる(今までは彼らに依存し過ぎていた)。
日本は、レベル云々は別にして選手層は非常に厚い。
世間が言うほど、本来のレギュラー組と控え組の力量差はない。
その控え選手たちのモチベーションの高さ。
高さに対するアレルギーはまだまだある。
セットプレーに強いが、セットプレーに弱い(ハードパンチャーが打たれ弱いのと似ているような気がする)。
決定力は…… はこの試合に限らずか……
ケーヒルの顔はもう見たくない(かなりの余談)
等々
本来であれば消化試合にもかかわらず、これだけわかっただけでも十分な収穫である。
もちろん、負けは負け。
悔しくないと言ったら嘘になる。
結果がすべての世界で、ポジティブ過ぎるのも問題かもしれない。
でも、先日のバーレーン戦などよりは、得るものは多かったと私は思う。
ボールポゼッションや細かいパス回しができなかったことが取り上げられているが、そもそもアウェーの試合で、しかも力量差が同等もしくはそれ以上のチームに、それは容易ではない。
ウズベキスタン戦を観てもそう。
スペインやアルゼンチンのような、個々が完璧なスキルをもち、長年培ってきたスタイルがある国と一緒にすること自体無理がある。
そういう意味で日本は、アウェーで、そして格上と対戦するケースのスタイルを確立していかなければならない。
だって、ホンチャンはアウェーなのだから。
しかも、日本より弱い国を探す方難しい(そんな組に入りそうな予感)。
事実、今の日本代表は、持ち味を殺されると(ボールを支配する)、脆い選手が多い。
だから、劣勢にならざるえない時に、活きる選手をもっともっと試していた方がいいのかもしれない。
個人的には、今日出ていた今野選手や橋本選手のように目立たないけど、押される展開に強い選手が日本には不可欠だと。
上手いだけがサッカーじゃないですから。
夢は捨てない。でも時間もない。
多くのことを踏まえても、やっぱりこれだけ1位と離されての本戦出場は寂しい。
アジアでトップを取っても仕方ないとか、したたかに権利を取れたのだから良し、という意見もあるでしょうが、オーストラリア(世界の中堅国)にこれだけの力差があるのは……
ベスト4かぁ……
イカン、イカン。
夢や希望は大切。
サッカーなんて実力と結果が反映しないスポーツなんだから。
以上、90分間ちゃんと観てもないので、説得力ゼロだ……
posted by uzura176 |04:18 |
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2009年06月17日
先日、本田圭佑選手のことを書いたのですが、自分でも信じられないくらいの多くの反響があり、驚きと共に彼の注目度を窺い知ることができました。
嬉しさ反面、皆さんのご意見を隅々まで読んでいると、自らの見識の甘さ、浅はかさに思い至り、情けない気持ちにもなってしまいました。
メールでの転送でパソコンもパンク状態……
なんにせよ、多くのご意見感謝致します。
ありがとうございました。
これからも、本田選手の活躍(言動も?)には注目していきたい。
皆さんのご意見をまとめると、“アスリートたるもの言葉より結果を!”ということ。
昨年のオランダでの活躍は、目覚ましいものでした。
今季のさらなる飛躍を心より願って。
岡ちゃん、日本には活きのいい若い選手がいっぱいいます。
是非是非、多くの選手を試してやって下さい。
本当は、時間も試合数(特に真剣勝負の場は)は足りないと思う。
それでも、“ベスト4”は今のままじゃ、正直かなり苦しいはず。
救世主までとはいかなくても、南アフリカには世界を驚かす掘り出し物を持っていこうっ!
一転、話はNBAへ。
この八方美人ぶりには、自分でも少し引いてしまう……
レイカーズは真の王者に相応しい
とうとう、オーランド・マジックは力尽きてしまいました。
これで2008/2009シーズンは終焉を迎えた。
願わくば、今日の第6戦までは楽しみたかったのですが……
今季のチャンピオンはロサンゼルス・レイカーズ!
文句のつけようのない強さでした。
ファイナルの戦績は4勝1敗。
しかも、アウェーで2勝1敗なのだから、マジックとの力量さは相当のものだった。
唯一の1敗もマジックが100%の力を発揮し、レイカーズが多くのミスを起こしてのもの。
それでも、マジックは四苦八苦しての勝利だったので、その3戦目で両者の実力差が出ていたのではないだろうか。
そして、最終戦となった第5戦。
序盤、あとがないマジックがトップギアに入れて攻めたてたが、第1Qまで。
その後は、終始レイカーズがゲームを支配。
唯一マジックがアドバンテージを握っていると思われていたインサイドすら、レイカーズのガソル、バイナムの奮闘で互角。
こうなってしまうと、如実に実力差が出てしまう。
しかも、この日はレフリーが笛を吹かない(ファールを取らない日)。
こうなると、ホームの利も活かせないマジック、そしてディフェンス力で上回るレイカーズに分があるのは致し方ない。
これまでのマジックのホームゲームでは、コービーひとりが孤軍奮闘でしのいでいた感があったが、この日のレイカーズの攻撃は非常にバランスがとれていた。
控えのオドムを含む6人誰でも点が取れる。
そんな余裕の試合運びでした。
ここで感嘆させられるのは、MVPを獲得したコービー。
オフェンスに力を割かなくてもいいとなると、ディフェンスでチームを引っ張る。
この日、一番ディフェンスが冴えわたっていたのは、間違いなくコービー。
彼が何本のターンオーバーを誘発したことか。
単なるスタッツだけで、MVPを取ったのではなく、間違いなくオフェンスディフェンス両面でチームをプレーで引っ張っていた。
背中でチームメイトを鼓舞するとは、こういうことを言うのでしょう。
7年間チームと共にくすぶり続けた“執念”のようなものを感じました。
コービーとジョーダンと比較するのはナンセンスだし、もう飽き飽きしている。
でも、今の彼はジョーダンを意識するレベルにまで来ていることを、彼自身感じているかもしれない。
そのくらい彼は成熟期に入ってきているし、チームも6回優勝したブルズに負けないくらい洗練されたチームになりつつある。
黄金期が来るのか?
レブロン、ウェイド、カーメロなどの次世代を担う選手やチームたちが、どうやって止めるのか?
今季大躍進を果たしたマジック、昨季の王者セルティックスの巻き返し。
安定感抜群のスパーズやピストンズ。
来季からは、“ストップレイカーズ”が全チームの合言葉になりそう。
それにしても、レイカーズのフィル・ジャクソンHC。
なんとHCとして10個目のチャンピオンリングを手に入れた。
正に生きる伝説。
ジョーダン、コービー、シャックなどのスーパースターに恵まれたとはいえ、穴のないチームをいとも簡単に作りあげてしまう。
今プレーオフでも動揺した素振りを一切見せず。
チーム力の勝利であるのと同時に、そのチームを築き上げたHCの勝利とも言えるのではないでしょうか。
マジックの快進撃にも拍手を
そして、勢いそのままにファイナルへと駒を進めたマジック。
やはり、勢いでだけでどうにかなるほどファイナルは甘くなかった。
でも、彼らの健闘には拍手を贈りたい。
若さや経験値の足りなかった彼らには、今回のファイナルは、もしかしたらレイカーズ以上の財産になったのかもしれない。
ハワードは、5戦目で完膚なきまでレイカーズディフェンスにやられました。
彼は、NBA歴代ナンバー1センターになる資質がある。
今回の経験をいい意味で糧にしてもらわねば。
フリースローの重要性も、今回のファイナルで痛感したでしょうから。
もし、彼がフリースローの安定感を増したなら、マジックは常にEASTの優勝候補筆頭になるはず。
更なる飛躍を願って。
今日から、猛特訓! と言いたいところですが、まずは体をゆっくり休めて。
バンガンディHCの采配やPGのネルソンの起用法などが取り沙汰されているようですが、それは結果論に過ぎません。
もし、彼らが最高の働きをみせていたとしても、今回の結果は覆らなかったような気がする。
そのくらいレイカーズは強かったし、全く隙がなかった。
勝者を称賛しよう。
シーズンが終わったあとの儚さ
これで、シーズンが終わった。
どんなスポーツでもそう。
最後に最高潮の盛り上がりをみせてシーズンを終える。
この物悲しさったらない……
来期のNBAにはどんなドラマがまっているのか。
もう開幕が待ち遠しい。
ちょっとどころか、かなりの勇み足……
今日は、サッカー日本代表のオーストリアとの天王山。
観たい……
でも、その時間は秩父宮でU20ラグビー世界選手権の準決勝。
垂涎のカードばかりだ。
でも、時間ががっちりカブってしまう……
非常に迷う。
というか、神様のイケズとしか思えない。
秩父宮に足を運ぶか? それとも家で、未来のサッカー日本代表へ想いを馳せるか?
まだ、迷ってる……
最後は、あみだクジででも決めようか、と優柔不断満載の締めで終わります。
posted by uzura176 |08:44 |
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2009年06月15日
日本がW杯出場を決めて、早1週間が経つ。
最終予選の残り2試合が消化試合になっていることを、喜んでいいものか、悪いものか、サポーターたちも測りかねているのではないだろうか。
事実、ホームで行われたバーレーン戦は、選手、サポーター共々、文字通り消化不良のゲームになってしまった。
言い過ぎる男
そんな中、その試合に出場していた本田圭佑選手の発言が波紋を呼んでいる。
当事者だから言えることなのか、それとも当事者なのになにを偉そうなことを言っているのか、ととるのか?
彼のビックマウスは周知の知るところ。
北京五輪でのときもそうだし、今回もそうだ。
挙げ始めたらきりがないくらい、多くの問題発言(は言い過ぎだが)を吐いてきている。
なんにせよ、優等生タイプではない。
ネットの品格
そして、その度にネット内で叩かれる。
私は、こういうブログという媒体を使っているから言うわけではないのだけれども、どうもネットで暴力的な発言をする人は品位が欠けると常々思う。
匿名性を思う存分利用し、顔が見えないのをいいことに言いたい放題。
そして、そういう人たちに共通しているのは“言葉使い”。
別に、言葉の乱れのことを言いたいわけじゃありません。
ただ、「です、ます」も使えない人が、人の悪口を平気で言う。
「~~ねーよ」「~~のか?」「~~わ」等々。
もう、大前提に上から目線。
相手の年齢や立場も知らないのに、しかも自分の素姓を隠して……
それが、ネットの世界だと言われればそれまで。
でも、面と向かって言えないことをネットの中だけで言うことは、卑怯以外の何物でもない。
便利な世の中になったとはいえ、恐いものだ。
私は、長くブログをやっていますが、コメントを残してくれる人で言葉使いが綺麗な人は、内容がそれに伴っている。
本当に、心洗われるし、参考にもなり勉強にもなる。
決して、肯定的とか否定的ということではない。
汚い言葉使いの人は、絶対と言っていいほど人を見下したスタンスをとっている。
「~~です」「~~ッス」「~~よね」で、充分じゃないですか。
決して敬語と言える代物ではない。
でも、相手を馬鹿にしていないことをまず伝える。
人と対話をするうえで、それは非常に大事なこと。
こんな、偉そうなことを投げかけている私も、実は敬語なんて全然きちんと使えていない。
「~~ですわ」「~~ですね」「~~はりますね」と大阪弁訛りも抜けない酷いものが多い。
だから、中々人にコメントも残せないし、コメントに対するお返しもしないようにしている(素晴らしいお言葉を残して頂いた方には非常に心苦しいのですが……)
でも、常に相手に敬意をもって投げかけるよう努力している。
この歳になってやっと“人を敬えない人間は誰からも慕われない”ことに気付きましたから。
遅すぎ……
言葉はその国の文化であり、アイデンティティーでもある。
そして、日本には“敬語”という、どの国にもない誇れるものがある。
私たち日本人が、その敬語を大事にしていきましょうよ。
と、こんな大それたことを書くと、批判的な記事を書き辛くなってしまうから、自分の首を絞めることにもなりかねないのですが……
そういう意味では、本田選手や大久保選手も決して言葉使いが綺麗とは言えない。
でも、彼らは名前も顔もさらけ出しての発言なんだから、卑怯でもなんでもない。
むしろ、リスクを背負ってああいう大それたことを言えるのだから、その度胸と器の大きさに、私のようなヘタレオヤジは畏敬の念さえ抱いてしまう。
そして、その発言やコメントが個性となって、彼らのキャラクターをつくっている。
話がだいぶ逸脱してしまった……
こんなところで、普段の憂さ晴らしをしてしまうところが、私がまだまだ子供なところ。
日本代表に欠けているもの
今の日本代表は、とてもいいチームだと思う。
W杯出場を決めたからではなくて、純粋にそう思う。
でもでも。
“W杯でベスト4”という目標だけを聞くと、首を傾げたくもなる。
目標や夢は大きいにこしたことはないが、ナンバー1と言えない中途半端さもそうだし、その信憑性にも欠ける。
良くも悪くも、今の日本代表は監督を含め選手皆が優等生。
だからこそ、本田圭佑のような存在が、いい子ちゃん揃いの代表に何をもたらすのか。
バランスのとれた味にピリッと効いたスパイスとなるのか。
それとも、築き上げてきたものを壊してしまうジョーカーとなってしまうのか。
ドイツW杯の中田英寿のように……
もちろん、前者を期待する。
でも、後者になる可能性も否定できない。
今、日本代表のリーダーは紛れもなく中村俊輔である。
岡田監督も彼と心中するくらいの覚悟でいるように思える。
俊輔自身も、リーダーシップを発揮しようという姿勢が見える。
でも、本当に彼はチームを引っ張っていくタイプの選手なのだろうか。
彼は、創造性溢れるプレーを自由奔放にするタイプの選手のように思えてならない。
今の役割を担っているのは、チームに真の柱がいないからではないだろうか。
私は、日本代表のようなまとまったチームのメンタリティーの核となる選手は、協調型ではない、と感じている。
今の代表に必要なのは、“まとめる選手”というよりも“無理矢理にでも引っ張る選手”なのではないか。
現時点で、日本代表はよくまとまっているし、チームの方向性も統一されている。
私も団体競技における“和”の重要性は、いやというほどわかっているつもり。
でも、それと“ベスト4”はまた別の問題だ。
普通にやって、普通にベスト4を狙える実力があるのなら、何もこんなことは言わない。
でも、日本の実力は到底ベスト4を目標に掲げるのは厳しいというのが現状だ。
ならば、1度チームを“壊す”くらいの勇気が必要なのではないか。
壊すと言ってもすべてではない。
でも、そのくらいの覚悟がなければ目標は決して近づかないだろう。
それに最も適した存在が、本田圭佑という男なのではないだろうか。
どうせなら、更なる変貌を期待
個人的には、彼のメンタリティー、エゴイストぶりを見るとFW(なんだったらセンターフォワード)で使ってみたら面白いと思う。
日本に有能なFWがいないということを言いたいのではない。
彼にやってもらいたいだけだ。
どうせ、今のポジションでやっていても、俊輔を中心とする有能なMFの中に埋もれてしまうのが目に見えているのだから。
だったら、新しいポジションで新境地を開く。
彼にはそのくらいの気概でやってほしいし、あれだけ言いたいことを言えるのだから新しいチャレンジもいとわないことだろう。
じゃないと、すべての発言を撤回してくれ。
足も速くない、運動量も少ない、ドリブラーでもない、身長が高いわけでもない、ボールを追わない、ポストプレーができるわけでもない……
これだけ並べていると、決して彼がFW向きではないことがわかる。
でも、あの強烈なシュート力、そしてあのゴールに対する姿勢、そして何よりあの傲慢なエゴイズム。
これらは、今の日本代表FWにもっとも欠けているものではないか。
もし、彼がレギュラーの座を射止めなくとも(FWとして)、今試合に出ているFWたちに、物凄い影響力を示すと思うのだが。
今の個性も大事にしてくれ
彼はまだ23歳。
それで、あの風格とあの雰囲気だ。
日本サッカーは南アフリカが終わりではない。
これからの日本をああいう、豪快かつ自信家に背負っていってもらいたい。
と、勝手に思っている。
以前、某大新聞で彼の幼少期からのストーリーを読んだ。
かなりの苦労と挫折を味わってきている。
それでも、彼は1度もその苦しい境遇をネガティブに捉えず、前向きにその歩を進めてきた。
だから、今の彼の形や発言があると思う。
彼の発言は多くの人に誤解も与える。
でも私は、彼のサッカー人生を温かい目で見ていく。
そして、なにより応援させてもらう。
本田圭佑よ!
今のままでいい!
我を通せ!
我がままであれ!
変わるんじゃないぞ!
以上、本田選手以上に傲慢な男からの勝手な思い込みコラムでした。
posted by uzura176 |13:20 |
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2009年06月14日
昨日は、秩父宮に足を運んだあとに、夕方からバスケ。
ちょっと無理のあるスケジュールに、帰って床で眠りこけてしまった……
ラグビーらしくない環境が波乱を予感させたが……
秩父宮は暑かった。
観客席は茹だるような暑さで、ビールや清涼飲料水もとぶように売れていた。
“これは現役だな”と思わせる客も多くいたが、その真っ黒に日焼けした彼らすら、ヘバッてたくらいだから。
あんなラグビー観戦は、初めてかもしれない(普通寒い時期がメインの競技)。
だからこそ、ホームの日本は勝ちたかった。
でも、現実を思い知らされる結果となってしまった。
日本は負けた。でも何故か悔しさは湧かない
スコットランド戦のスコアは5対12。
これだけみれば、“惜敗”の言葉が浮かぶだろう。
事実、ボール支配率も優位に立ち、相手陣内でのゲーム運びを観ていて、“これは”と思ったファンも多いはず。
FW、BK、オフェンス、ディフェンスどれをとっても日本が決定的に劣っていなかった。
でも、スコアは現実を思い知らせる。
私はどこか冷めていた。
日本がいくら攻め込もうと、相手スコットランドは余裕をもって受け止めていたように見えてならなかったからだ。
個の力で劣る日本は、1次攻撃では突破できない。
必然的に2次、3次攻撃で期待したいのだが、相手ディフェンスラインはいっこうに減らない。
そうこうしているうちに、日本がハンドリングミスをする(彼らもギリギリのところでプレーしているので)。
そして、ブレイクダウンの攻防で競り負けて、ターンオーバーを食らう。
そして、せっかく進めた地域をひとつのキックで挽回される。
後半、慣れない気候に相手は確実にバテている。
そして、日本がたて続けに攻める。
でも、前述の展開の繰り返し。
観ていてもどかしいとは、このことを言うのではないか。
押しているはずなのに、相手はバテているはずなのに、なぜか相手に余裕を感じる。
結局のところ、個の力で劣ればその繰り返しになるのかもしれない。
ということを、思い知らされるゲーム。
だから、体格に劣る方は勝てないのか、という気持ちになって、日本人として悔しい気持ちでいっぱいになった。
ラグビーは体格か?
こう問われて、日本のラグビーファンは“No”と言いたいんだ。
でも、その現実と向き合わされる。
そんな、試合だった……
目標は2勝だったのが
私は、スコットランド戦より、スコットランドを下したサモア戦の方に可能性を感じた。
サモアは、したたかで相手ペースに合わせるチームではなく、自分たちのスタイルを貫き通すチームだ。
そんな彼らに、ジャパンは相手のリズムに合わすラグビーをした。
結果、惜敗。
そして、スコットランドにも惜敗。
同じ敗戦でも、また違った意味合いがあったと思えてならない。
イングランド戦のように惨敗でないのが余計に悔しい。
でも、点差の問題だけで、その力量差は測れない。
私には、スコットランドと何度やっても勝てないような気がした。
ファン失格かもしれない。
でも、私が冷静さを失うようなラグビーにはならなかったというのが本音。
もちろん、ジャパンはよくやった。
先発、控え問わず、自分たちの力を存分に発揮した結果が3戦全敗。
それは、受け止めなければならない。
そして、また前に進む。
「前へ」と。
ラグビーは前進する競技。
それは、協議に限らず、すべての意味なのかもしれない。
順位決定戦が残っているので、まだ“お疲れ様”とは言ってあげられない。
そして、次回のU20世界選手権の出場権を失った。
それでも、後ろを振り返ることはできない。
やっぱり、前を向くしかないのだ。
残りの試合も全力全霊で前へ進もう。
メンタリティーだけの限界
試合前や試合後、日本選手やコーチらのコメントから多くの“精神論”が語られる。
そう、ラグビーは“ハート”のスポーツでもある。
でも、最高に高めたハート、そして最高のシュチュエーション(母国開催)で、この結果なんだ。
じゃあ、どこを変えれば、どこを治せば……
時間がかかるんだろうなぁ。
いつの日か、気持ちの部分は口にしなくてもいいような時代がくることを願ってやみません。
それが極々当たり前のことになって、その次のステップを見ているということ。
そこで留まっていたら、“前へ”は進まないのだから。
でも、プライドは持て!
日本のラグビーは世界でもかなりの人気がある。
怪我を厭わないタックル、そして団体競技ならではの団結精神。
私もそこには誇りを持っている。
でも、勝てないんだ。
そして、勝ちたいんだ。
サッカーファンや野球ファンが、「日本のラグビーは、体格差があるのだから世界で勝てるはずがない」と言う。
こう言われると、血の涙が出るくらい悔しい。
でも、何も言い返せない。
いつの日か、“ラグビーは体格だけじゃない”と言い切れる日が来てくれ!
頼んだぞ、ジャパン!
posted by uzura176 |04:04 |
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2009年06月12日
もったいない……
レイカーズの2勝1敗で迎えたファイナル4戦目、マジックホーム・アムウェイアリーナ。
3戦目は、ホームの力を借りて四苦八苦しながらの勝利。
そして、今日もオーバータイム(同点の末延長)に持ち込まれる接戦。
勝ったのは…… もう言いたくもない!
ハワードはアンタッチャブルな存在になりつつある
マジックはインサイドを完全に支配。
ドワイト・ハワードはレイカーズインサイドの2枚看板、ガソルとバイナムを完膚なきまで叩きのめした。
今のハワードは2人をもってしても止められない。
ファールで止めるのが精いっぱい。
必然的にレイカーズは、ファールトラブルに陥る。
しかも、それが前半からだ。
こうなると、レイカーズはベンチプレーヤーでハワードを抑え込むしかない。
でも、NBAトップレベルのセンター2人が止められないのに、ベンチプレーヤーに勢いに乗ったハワードを止められるはずがない。
それにしても、互いにシュートが入らなかったことを抜きにしても、1Qでの11リバウンドは異常な数字だ。
気分屋のハワードが息を吹き返したのは、マジックにとって非常に大きい。
前半はハワードの活躍もあって、マジックの10点差リードで折り返す。
油断大敵とはよく言ったものだ
私は前半が終わったとき“もう、今日は決まったな”と思い込んでしまった。
そのくらい、前半のマジックはレイカーズを圧倒していた。
10点差で済んだのが不思議なくらい。
この点差で済んだのは、コービーがなんとか凌いだからだろう。
ということは、終盤のコービーはバテる。
第3戦のように。
この私の気の緩み。
スポーツ観戦者としてまだまだだ。
そして、私と同様気が緩んだマジック。
ファイナル進出チームとしてまだまだだ。
そして、ハーフタイムでレイカーズの逆襲を予期していなかったバンガンディHCもまだまだだ。
でも、やっぱりレイカーズを褒めなきゃなりません。
ハーフタイムのたった数十分で、別チームに変えたフィル・ジャクソンHCは、どんなマジック(ややこしい……)を使ったのか。
後半のレイカーズが変わったところ。
それは、ディフェンス。
もっと言えば、マジックのアウトサイドシュターたちへの執拗なプレッシャー。
各々が、ものすごい近い間合いでついていた。
あれは一種の賭け。
あれだけ間合いを詰めれば、抜かれるリスクも増えるし、体力的にもかなりきつい。
でも、レイカーズの各選手は3Qの頭からビタビタにつく。
終盤のことなど頭にはないと言わんばかりに。
これが功を奏す。
3Q伏兵アリーザのシュートが面白いように決まり逆転。
単に逆転しただけではない。
ここで大エース・コービー・ブライアントの体力を温存できたことが大きい。
ここでコービーが楽できたことが、先々でものをいうことになる。
そして、大ベテランのPGデレク・フィッシャーが4Q
残り4秒とオーバータイムに決定的な3P。
正に“職人芸”。
彼は、この試合、相手PGアルストンにいいようにやられていたのに……
経験というものは、こういう大舞台には本当に大きい。
やるべきことをきちんとやらねば
マジックは勝てた。
これだけは、負け惜しみでも何でもなく言える。
そのくらい、チームの調子は悪くなかった。
敗因はふたつ。
バスケットボールで絶対やってはいけないことをしてしまったこと。
フリースローを落としつづけたこと、そしてターンオーバーを20も喫してしまったこと。
このふたつに集約されている。
これらがなければ、前半で20点近い差をつけられたはず。
そして、後半になってもリードしている気の緩みからか、修繕してこなかった。
これらは、技術や体力ということよりも、どれだけ気を使うか、配れるかで改善できる。
それを怠った選手、そしてHC。
今さら悔やんでも悔やみ切れないだろう。
大事なところでのターンオーバー。
大事な局面でのフリースローミス。
結局後半に入ってもそのままだった。
ターンオーバーは、単純に考えれば4点の差がつく。
それを20もやってしまったら勝てる試合も勝てない。
フリースローは、点数もさることながら、相手のファール(ミス)が成功になってしまう。
ファールをした選手の安堵感、そしてフリースローを外してしまった選手の喪失感、詳しく説明しなくても想像がつくことでしょう。
ここからは感情論しかない
いずれにせよ、マジックは負けた。
これでレイカーズの3勝1敗。
チャンピオンリングにリーチがかかった。
しかも、残された3戦のうちレイカーズのホームは2試合。
もう言うまでもない。
九分九厘レイカーズに栄冠は輝くのだろう。
恐いのは、気の緩みくらい。
だが、NBAナンバー1の名将、そして経験豊富な選手たち。
そこに期待するのは無理がある。
マジックが残り1%をものにするには……
もう“開き直り”しかない。
とりあえず、自分たちのバスケをする。
インサイドには絶対的存在がいる。
そして、高精度のシュターたちもいる。
100%の力を残り3試合で発揮することができたら、奇跡が起こらないとも言い切れない。
私は、スポーツで多くの奇跡を観てきた。
選手はもちろんだが、私もまだまだあきらめていない。
まずは第5戦のホームを自分たちらしいバスケで勝つ。
そこからでしょう。
にしても、マジックは本当に惜しい星を落とした。
ファイナルが終わったあと、キーはこの第4戦にあったということになるような気がしてならない。
少なくとも、6戦目まではいってくれ。
マジックよ、こういうのを日本では“意地”って言うんだぞ。
日本時間15日の第5戦、マジックの“意地”を観たい。
posted by uzura176 |14:24 |
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