2009年04月27日
自分はNFLの大大大ファンだと思っていた。
でも、まだまだ甘い。
一昨日、昨日とNFLドラフトが行われた。
すべての指名が終わるまでに16時間弱。
そら、2日に渡るはずです。
私を含め日本の皆さんは、“ドラフト会議”といえば、プロ野球のドラフト会議を想像するでしょう。
ホテルの大広間に各チームが丸テーブルを囲み、淡々とそして厳かな雰囲気の中で進められる会議を。
でも、さすがエンターテイメントの国アメリカ。
そして、そのアメリカでダントツの人気を誇るアメフト(NFL)。
規模もスケールも、その演出も日本のドラフトとはかけ離れた世界。
まず、ドラフト会議にまで観客が入ることに驚かされる。
現地ニューヨークでは、ジェッツファンが大挙したようです。
そして、指名ごとに客が拍手喝采の場合もあれば、大ブーイングが起こる場合もある。
それだけ、ファンの目が肥えていて、贔屓チームの指名には厳しい視線を向けている。
フロント陣も必死になるわけです。
もうひとつ日本ではお目にかかれない演出といえば、各チームが指名するごとにチームのテーマソング的なものが流れるようです。
ニューオリンズのチームならジャズ、南西部のチームならカントリーミュージックと。
厳かというよりも、華やかな雰囲気で行われる。
ブロードウェイは言い過ぎなんでしょうが、そのショーアップは見てて(ダイジェストですが)見事。
こういうファンを楽しませる姿勢、日本にもぜひ取り入れてほしい。
プロスポーツは、ファンや地域あってのものですから。
さて、ここからはちょっと中身も掘り下げよう。
今年の栄えある1巡目1位指名は、ライオンズに指名されたマシュー・スタッフォード(QB)。
彼は、今年ナンバー1QBとして話題にのぼっていた。
1位指名になんら不思議ないと思いたいところだが、ライオンズファンからは大ブーイング。
ファンは、QBよりもディフェンスの選手の指名を望んでいたようです。
私も、昨季0勝16敗にチームに1年目のQBでは荷が重いように感じます。
これで、私が勝手に目論んでいたマイケル・ビック、ライオンズに電撃トレード、そして電撃復活は泡と消えた。
さて、今年のライオンズはどうなる?
今年のドラフトのサプライズといえばジェッツ。
なんと、トレード5位で指名権を得て、マーク・サンチェス(QB)を獲得。
ファーブが引退して空席だった正QBを指名権のトレードまで利用して埋めた。
サンチェスは、スタッフォードに負けず劣らない評価を得ていた選手なので、ジェッツにとっては大成功。
これには、地元ファン(ジェッツファンは熱狂的で知られる)も大喝采。
サンチェス自身もジェッツ入りを望んでいたこともあり、チーム、ファン、当人皆が満面の笑みを浮かべる結果に。
そして、今年のドラフトの特徴といえば、OT(オフェンスタックル)豊作の年。
他のスポーツに例えようがないが、ゲーム中OTの動きに目を凝らしている人なんて、よっぽどのアメフト通です。
だって、OTって、ひたすらディフェンスの選手からQBやRBを守り抜くことが仕事。
ゲーム中ボールを触ることは99%ないポジションです。
そのOTに注目が集まるのだから、やはりアメリカ人は目が肥えているんでしょう。
QBばかり紹介してしまいましたが、今年のドラフトの上位指名選手は、ほとんどボールを触らない選手が多い。
よくよく考えれば、アメフトって球技にもかかわらず、そのほとんどの選手がボールに触れない。
一度もボールに触らず、試合を終える選手がほとんどなわけです。
球技の要素が半分、そして格闘技の要素が半分、そら面白いし、熱狂してしまうわけです。
挙句に、極限の騙し合い、駆け引きを行っているのだから、1度はまってしまうと、もう抜け出せません。
でも、面白いことにシーズンが始まってみると、1巡目指名の選手より、下位指名の選手が活躍するなんてことが多々ある。
大学でのスターが、NFLでスターになれるとは限らないのです。
そして、大学で埋もれていたり、弱い大学でスポットが当たらなかった選手がNFLで大ブレークなんてこともあるから、一概に指名順を鵜呑みにできない。
蓋をあけて見るまで、誰も何もわからない。
だから、ドラフトっておもしろいのかもしれない。
その結果がわかるのは9月までおあずけ。
いや、2,3年経ってみないとわからない。
それでも、9月の開幕が楽しみ。
移籍市場も活発だし、あぁー待ちきれん!
posted by uzura176 |15:02 |
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2009年04月26日
NBAプレーオフが盛り上がってきた。
本命WESTレイカーズEASTキャブス以外はどんぐりの背比べか。
いや、そんな言い方は失礼だ。
プレーオフに勝ち残ったチームたちの壮絶な戦い。
思う存分楽しませてもらってます。
でも、8つもの戦いを全部網羅するのは至難の業だ。
つーか、できん!
ここは、カンファレンスファイナルくらいまで、おとなしくしておこう。
この時期になると、リーグ戦での各賞が発表される。
実は、これを毎年楽しみにしているファンが意外に多い。
昨日もシックスマン賞が発表された。
なんか、響きが“補欠”っぽいですけど、バスケ(特にNBAのような高レベル)では6人目7人目8人目の役割が非常に大きい。
ベンチプレーヤーを軽んじて観る人は、真のバスケファンとはいえないと断言できるくらいに。
今年はマブスのジェイソン・テリー選手。
記者たちの投票で決まるこの賞ですが、ほぼ満場一致で決まったようです。
まったく関係ない私も異論なし。
というか、テリーをベンチからスタート出すなんて、贅沢な話だ。
新人王はブルズのデリック・ローズ。
こちらもけちのつけようがない。
新人なのに、今やチームの柱です。
そして、私が毎年もっとも楽しみにしている賞。
それが、“最優秀守備選手”。
今年は、マジックのドワイト・ハワード選手。
史上5人目のリバウンド王、ブロック王を獲得。
当然といえば当然の結果。
納得!
っと、言いたいところだが、ここで天の邪鬼の私は少し異を唱えたい。
今季のハワードに関しては仕方ないが、なぜ毎年”ビックマン“たちばかりにスポットが当たるのか。
もう、10年近くビックマンばかりが受賞している。
確かに、センターやパワーフォワードたちには、目に見えるスタッツがある。
リバウンド、そしてブロックと。
こんなわかりやすいデータはない。
でも、経験者から言わせてもらうとディフェンスのいい選手、そして頑張っている選手って、以外に数字に表れない部分での貢献が多い。
それは、同じコートでプレーしている選手や玄人にはわかる。
でも、数字に表れない部分が多いゆえにわかりにくい。
1試合を通じて相手チームのエースにへばり付く選手。
味方のカバーが上手い選手。
相手選手の心理を読み尽くして、チャージング(オフェンスファール)を誘発できる選手。
スティールでターンオーバーを奪う選手。
ルーズボールへの執念が凄い選手。
こういう選手たちに、あまりにもスポットが当たっていないような気がしてならない。
すっぽんマークでいえばスパーズのボウエン、ホーネッツのポージー。
スティールの名手、ホーネッツのクリス・ポールやウェイド。
チャージングを取るのが上手いバルジャオ(センターのくせに)。
他にも、PGのハインリックやカルデロンの腰の低いひたむきなディフェンスも見応えがある。
そして、何よりあのコービー(攻撃力ばかりが取り沙汰されるが)もかなりのディフェンス力を持っている。
こうやってみていくと、数字では表れないが、NBAではディフェンスの名手がかなりいる。
でも、ここ数年はわかりやすいビックマンたちが“最優秀”の栄冠に輝く。
もちろん、ゴール下を支配するビックマンたちが、攻撃側にとって脅威なのはわかる。
でも、バスケは大型選手だけで守っているわけではない。
“最優秀”はひとりなのだから、仕方ないことも理解できる。
でも、こう何年も続けられると、バスケファンとしては何か物悲しい。
バスケ王国アメリカなんだから、通好みの人選もたまにはお願いしたい。
昔は、ジョーダンやピッペンのような、決して大型ではないけど、ひたむきなディフェンスをする選手たちが、この名誉ある賞を獲得していたもんなんですがねぇ。
ちなみに、今季の2位はレブロン・ジェームだった。
確かに彼、もえげつないブロックショットをする時がある。
でも、ほんまにディフェンスという意味で、彼が2位でいいのか?
私は、記者さんたちに物言いをつけたい。
もっと、観るプロとしてのプライドを持ってくれ。
じゃないと、ファン投票にしてくれ。
これだけ、ビックマンたちが“最優秀守備選手賞”を独占することを良しとしないと言っておきながら、ムトンボの引退(最優秀守備選手賞4回受賞)を誰よりも悲しんでいる馬鹿バスケファンからの意見でした。
また、ひとつの時代が去った……
私がバスケットボールを愛し始めた時代の選手が、ドンドンいなくなっていく。
ムトンボはNBA最高齢選手だったので、それも当然か。
時代の流れは早いなぁ……
と感傷に浸るオジサンからの地味な愚痴でした。
自分が怪我してると愚痴っぽくなるんかな?
posted by uzura176 |22:39 |
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2009年04月25日
いよいよ、ドラフトが明後日に迫ってきました。
完全ウェバー制のNFLドラフトは、専門家泣かせ。
みんな必死に予想を立てているようですが、こればっかりは蓋をあけてみないとわからない。
今日も大型トレードがあった。
チーフスの顔で名TE(タイトエンド)のトニー・ゴンザレスがアトランタ・ファルコンズに電撃トレード。
チーフス一筋(12年。10回もプロボウルに出ている)の彼にとっては、とても複雑な心境のようです。
やはり、選手生活の中で1回は、スーパーボウルに出たいというのも本音。
かといって、カンザスシティに対する想いも相当なもの。
でも、弱い……
移籍が、吉と出るか凶と出るか?
みものです。
話は変わってマイケル・ビック。
今日は彼がメインです。
まずは、彼の人物像から。
NFLファンなら誰しもがご存知の元スーパースターQB(クォーターバック)。
”元“と言っても、引退したわけじゃありません。
実は、現在服役中……
昨年、アメリカでは法で禁止されている“闘犬賭博”で起訴され有罪。
アメリカは日本より動物愛護精神が強い国なので、かなり厳しい判決が予想されたが、起訴前に自ら罪を認めたことにもよって、服役期間もかなり軽減された。
そして、今年の7月に晴れて出所する予定。
でも、単に違法行為に手を染めただけで収まらない。
服役中に自己破産を申請。
その申請も却下されてしまったそう。
負債が数千万ドル(円で換算すると数十億円)にもかかわらず申請が下りなかったのは、彼がNFLナンバー1の高給取りだったからです。
2004年に彼は、ファルコンズと10年間1億3千万ドル(約130億円、もうよくわからない額ですが)もの、(当時、今もですが)巨額の契約を結んだのです。
これで、当時彼がどれだけスター選手かわかってもらえたのではないでしょうか。
マイケル・ビックは、フットボール大国アメリカの“QB概念”を根本から変えてしまった選手です。
だから、忘れ去られたようで、実は今でも根強い人気がある。
普通QBの主な仕事は、パスを投げること。
もちろん、彼もその仕事をする。
でも、です。
彼は、とんでもないモビリティー(機動力)のあるQB。
ボールを持って走るポジションは、RB(ランニングバック)なのですが、彼はひとりでその二役をこなしてしまうという、とんでもない選手だったのです。
言葉にすると、イメージが湧きづらいものですが、彼のプレーは観る者すべてを魅了しました。
だって、NFLのQBはほとんど2m近くあり(だからノロくて当然)、パスを投げるか、もしくは相手ディフェンスにサック(パスを投げる前にタックルをされる)を受けるかという、天国か地獄のどちらかが相場だったわけです。
たまに、QBが自ら持って走る場面(スクランブル)もありますが、それは文字通りパスコースがないときの苦肉の策でもある。
彼にとってスクランブルは、その意味を成さなかった。
QBがボールを持って走り、何十ヤードも走ってしまう姿は、当時のアメリカでも衝撃的だったのです。
そんな彼は、NFLから無期限の出場停止処分を受けている。
でもそれは、彼が出所と同時に解除されることが、暗黙の了解で決まっている(と思う)。
でも、彼が所属するファルコンズは、新人ながら昨季大ブレークしたマット・ライアンというQBが確固たる地位を築いている。
彼の帰る場所はなくなってしまい、高額年俸もあいまって(NFLはサラリーキャップ制があるので、超高給取りが補欠というわけにもいかない)トレードに出されることが決定的です。
そこで問題となっているのが、彼の移籍先。
どのチームも、こんな大きなトラブルを起こした選手を獲得するのに二の足を踏む。
ただ、彼の驚異的な能力も捨てがたい。
特にQBが固定されてなく、成績の芳しくないチームにとっては彼が気になって仕方ない。
だって、彼はひとりでチームを劇的に変化させる可能性を秘めているのだから。
そこで、最初に出てきたドラフトに立ち返りたい。
今年の1巡目1位指名権は、昨季0勝16敗という不名誉な記録を作ったデトロイト・ライオンズ。
どうでもいい話ですが、なんとやけになったファンが胸に「2008 0-16」というタトゥーを入れていた(すごいファンがいるもんです)。
アメリカでは、「今の大恐慌よりもひどいのはライオンズくらいだ」という言葉が流行ったくらい、ライオンズは散々な成績だったわけです。
そのライオンズがドラフトで、どのポジションの選手を指名するのか?
これが今、アメリカでもっとも注目を浴びている。
栄えある1位というだけの問題ではない。
もし、ライオンズがQB以外のポジションを指名するということは、イコール、マイケル・ビックを狙っているということになるからです。
1位は誰だ?
ビックはどこへ行く?
が、明後日のドラフトで見えてくるわけです。
アメフト大国が、ビックの移籍先に注目していないわけがない。
だから、今回のドラフトは例年以上に大注目なんです。
個人的には、ビックがライオンズで復活する姿を観てみたい。
幸いにも、彼も今回の罪を深く反省し、NFLでの復帰を望んでいる。
だったら、0からの出発という意味で、ライオンズほどうってつけのチームはない。
昨年、アメリカの笑い者だったライオンズで、アメリカ国民を失望させたビックが来期大躍進する。
こんな、出来すぎたストーリーはないかもしれない。
でも、スポーツとは“筋書きのないドラマ”ともいう。
事実、昨年のドルフィンズはそんなサクセスストーリーを実現させた。
今年は、ライオンズとビックが何かを起こす。
NFLファンの私は、そんな夢物語を描いています。
ほんの2年前までは、ビックから木下典明へのパスが通ることを夢見ていたのですが、それはもう実現不可能に近いですから。
NFLやアメフトにまったく興味のない方も、ビックのこれからに注目してほしい。
そして、彼が復帰したら彼のプレーを目に焼きつけてほしい。
ホンマ、度肝抜かれるはずですから。
最後にビックへ私から一言(届くはずもないですが)。
はよ、帰って来い!
待っとるぞ!
posted by uzura176 |01:08 |
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2009年04月24日
仁志選手の「引退報道」には驚かされた。
開幕して2週間程度で引退なんて、ほとんど例にないから尚更です。
真偽のほどはわからないが、本人が否定しているあたり誤報の可能性が高いのか。
もしこの誤報が事実なら、こんなに悲しいことはない。
「スポーツ報道」の在り方について、改めて考えさせられる。
(スポーツ)報道とは何か?
(スポーツ)ジャーナリズムとは一体何なのか?
難しい話はよくわからない。
ただ、これを最初に出し抜いた記者、そして新聞社はこのことについてどれくらい責任を感じているのだろうか。
私は、“スポーツが舐められている”と感じた。
許し難い。
正直、腹が立った。
アスリートにとって、「引退」は人生の大きな分岐点である。
誰しもが人生には、大きな転機がある。
でも、アスリートの引退ほど大きなものではないだろう。
収入面にしてもそうだし、勝負の世界から普通の社会に放り出されるわけである。
私のような一般人には想像もつかないほど、不安に苛まれることだろう。
だから、アスリートは自らの引退のタイミングに心を削るし、会見などを開いてその心のうち明かし、涙する選手もいる。
そんなアスリート、いや、“人の人生”を軽はずみな報道で汚してほしくはない。
私は“アンチジャイアンツ”の野球ファンでありながら、仁志選手のいぶし銀のプレーには、一目置いていた。
ベイスターズに移籍してからも、もうひと華咲かせてほしいと(本当に陰ながらですが)、応援していた。
だから、今回の報道にはショックを受けた。
選手誰しもがスランプに陥ることはあるし、調子を落とすこともある。
彼は、確かにベテラン(37歳)の部類に入るが、この短期間調子が奮わなかったという理由だけで、引退を決意するものだろうか。
これはあくまでも推測ですが、これを報道した人間は彼の年齢とその成績だけをみて、憶測に近い形で表沙汰にしてしまったのではないだろうか。
裏を取っていたと言いはったとしても、本人がその気がないのであれば、それは明らかな誤報になってしまう。
人より1秒でも先にスクープを取りたい記者の気持ちもわかる。
でも、そこには人の人生や生き様が関わっていることを忘れないでほしい。
アメリカでは、「引退会見」や「引退発表」をした選手が、電撃復活する場合が多々ある。
マイケル・ジョーダンしかり、ブレッド・ファーブやロジャー・クレメンスなど多くのスーパースターたちが、自らの出した決断を覆している。
チャールズ・バークレーなんて5回くらい引退を発表しているんじゃないでしょうか。
身勝手な話だが、私はこれらの嘘(は言い過ぎですが)は大歓迎。
だって、1度萎えた心を奮い立たせるのって、容易なことじゃない。
逆に称賛したいくらい。
起ち上がるって、言葉にするほど簡単じゃないし難しい。
日本ではこういう事例はかなり少ない。
だから、伊達選手が数年ぶりに復活を決めたとき、「彼女は“日本人の枠”に縛られていないなぁ」と感じました。
彼女やアメリカのスターのように、もっともっとこういう復活劇を日本でも見てみたい。
報道、記者泣かせなのかもしれないが、プロスポーツはファンあってのもの。
ファンが“あり”というのならそれは“あり”なんでしょう。
報道する側は、責任だけが重く割に合わないのかもしれなが、そういう因果な商売だと割り切ってもらうしかない。
引退報道は、本人がきちんとした形で口にしてから。
これを大原則にしてほしい。
うって変わって、どうでもいい私の話。
今日、曲がらない膝を引きずりながら病院へ。
レントゲンまで撮ってもらいました。
幸いにも、骨には異常なし。
でホッと胸をなでおろしていたのも束の間、外側靭帯が……云々。
それに連動して、半月板も傷んでいるという、ありがたくくないお話をされた。
水も相当溜まっていたらしく注射3本分。
自慢げに医者に注射器の中に入った血を見せつけられました(そんなもん見たくないわ!)。
そら、痛いわけです。
私生活に差し支えなくなるのが、3週間。
バスケットボールをするのに6週間くらいと……
やるなっ!と言われれば言われるほどやりたい。
最近、バスケばっかり観ているので、この衝動はどう押さればいいものか。
でも、痛い……これも、現実だ。
まずは、階段の上り下りくらいまともにできてからや。
怪我で引退を余儀なくされる選手の気持ちが、1%くらいわかりました。
あと、曙の気持ちもだいぶわかりました。
こんな運動不足が祟って怪我した男と一緒にしたらアカンのですけど……
なんにせよ、“引退”って言葉、ホンマに寂しい響きです。
だからこそ、この言葉を軽はずみに使わないでっ!
posted by uzura176 |01:20 |
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2009年04月22日
今回の「Number」はストライカーを特集したものだった。
なるほど、隅々まで見て、読み応えたっぷり。
これには、皮肉も込められている。
日本の「ストライカー論」を読めば読むほど、どうどう巡りに感じてならないのである。
これは私の勝手な思い込みだが、21世紀中、こんな議論が繰り返されるのではないだろうか。
ストライカー、簡単に言っちゃえばフォワード、もっと簡単にしちゃえばゴールを奪う人。
簡単と言いつつ、実に奥が深い。
現代サッカーのストライカーには、多くのものが求められる。
得点を取ることはもちろん、スピード、体格、ドリブル力、キープ力、ゴールへの嗅覚(こぼれ球への反応など)、決定力、高さ、強さ、狡猾さ、突破力、ポストプレー、スタミナなどなど。
挙句の果てには、最前線に位置するにもかかわらず、献身的な守備能力まで求められる。
もう、挙げ始めたらきりがない。
これを全て兼ね備えている選手なんていない(実際、世界にはそれに近い選手もいるからすごいのですが)。
全員攻撃、全員守備が当たり前の時代には、ポジションの観念さえ崩れ始めている。
すごい時代になってしまったものです。
私だけでしょうか。
各ポジション(フォーメーションも)があやふやになって、頻繁にポジションチェンジを繰り返す昨今、10年前よりフィールドが狭く感じてしまうのは。
ぐだぐだと並べてきましたが、私は結局のところ、日本のストライカーに求めるものは「メンタリティー」だけでいいと思っている。
もちろん、それだけではない。
でも、日本のストライカーを語るときは、そのひとつに絞ってしまっていいのではないかと。
プラス、ストライカーに必要な技術的、フィジカルの要素が1つ2つあれば。
日本は、100年に1度の大不況といえど、世界的にみれば、裕福な国である。
現在、世界の名だたるストライカーのほとんどは、ハングリー精神の中で育ってきた連中です。
“成り上がりたい”“稼ぎたい”“家族を守りたい”その一心で、サッカーをしてきた選手がほとんどなのではないでしょうか。
小さい頃から、何もかも揃った環境に身を置く日本の子供たちとは、圧倒的に違う。
日本も戦後のように貧しい国に戻れば……なんて暴論ですし、サッカー(しかもストライカーに絞って)のためだけに日本を衰退させちゃ、マズイ。
こんなことを言ったら、今の日本を築き上げてきた団塊の世代の方に、お叱りを受けます。
じゃあ、裕福な日本で、どうしたらハングリーなストライカーが育つのか?
裕福な国で、ハングリー精神を培うのは難しい。
私は思う。
だったら“アホ”でいいんじゃないでしょうか。
誤解を招かぬように言っておきますが、大阪では親しみを込めてこの言葉を使う。
いい意味で使われる場合もある。
今回は、そういう意味であえて乱暴に聞こえるこの言葉を使った。
あくまでも、ストライカーに関してだけです。
11人全員“アホ”じゃ、サッカーになりません。
“考える”意味の大きさを教えてくれたオシムさんにも失礼です。
でも今の日本人FW選手は、考えれば考えるほど、ゴールが遠のくように感じてならない。
私は、“ハングリー”に対抗できる“アホの力”だと思う。
勤勉さと知的がウリの日本人が“アホ”になるのは、とても難しい。
でも、たった3人(いやひとりでも十分)が、自らのエゴや身勝手さをもってくれたら、何かが変わるような気がする。
ジーコがシュートの極意は「ゴールへのパス」だと言っていた。
なるほど、実際それで多くの栄光と結果を残してきた選手だから説得力があるし、含蓄もある。
でも、それは遠い昔の話である。
現代サッカーで国を背負い(クラブチームでも多くのサポーターの気持ちを背負っている)、命を賭けるような戦いの中で、そんな裕著な場面などそうお目にかかれない。
そして、“パス”とはあくまでも人(味方)にするもの。
そこには、相手への思いやりや呼吸、そしてメッセージが込められている。
でも、“ゴール”とはその性質が全く違うもの。
相手を叩きのめす、相手を不幸のどん底に突き落とす、そんな意味が込められたボールと、味方に想いを込めて託すボールが、私には到底一緒だとは思えない。
自らが「ヒーローになる」そして「相手をぶちのめす」意味のあるボール(ゴール)には、“念”のようなものが必要なのではないか。
綺麗ごとだけでは、如何ともしがたいもの、それが“ゴール”なのである。
「Number」の中で、釜本さん、森島さん、戸塚さん(スポーツライター)の対談があった。
皆さん、本当に日本のストライカーについて、真剣に語られていました。
私が気になったのは釜本さんのコメント。
「ドーンと打て」とか「何回でもシュートをトライしろ」とか「難しく考えるな」など。
言葉にすると、決して知的なものではない。
私のような小人が、こんな偉大な人に“アホ”だなんて口が裂けても言えない。
ただ、その言葉の端々に、彼の強烈なエゴやFWの自尊心が感じられる。
今日本人ストライカーに求められるものを、現役を退いてなお、彼は持ち続けている。
さすが、日本史上最高のストライカーと呼ばれるだけはある。
「Number」の中では、高原選手、森本選手、大久保選手を推す声が非常に多かった。
確かに、彼らには自由奔放さや傲慢さがあり、FWのメンタリティがあると、私も思う。
もし、彼らが普通の社会人であれば、確実に浮きます。
だからこそ、期待したい。
チームのことなんて考えなくていい。
良いサッカーとか、綺麗な崩し方なんてどうでもいい。
彼らだけは、“自分だけが結果を残せばいい”なんて傲慢な気概でピッチに立ってほしい。
それが、ハングリーに負けない心なのではないでしょうか。
個人的には、大久保選手に期待したい。
でも、それは今の彼の姿ではない。
いい意味でも悪い意味でも、彼は大人になりつつある。
でも、私は数年前のあのギラギラした獣のような雰囲気の方が好きだ。
熱くなりすぎて退場になったり、子供のように拗ねてラフプレーをしてみたりと……
そして、九州弁と大阪弁が入り混じった、感覚だけで受けこたえるインタビューも。
アスリートとして褒められたものではない。
でも、当時の彼には、ストライカーの匂いがプンプンしていた。
今でも彼は、サイドに張ったりMFをやらされて文句をたれる。
らしくていい。
まだ、あの幼さや傲慢さは充分残っている。
どんどん、我がままに、そしてエゴをむき出しでいてくれ。
私だけが思っているかもしれないが、彼は昔の匂いを消さないことが成長なのだから。
こ賢くなるな!大久保よ。
日本にはFWが育ちづらい土壌がある。
それは変えようもない事実である。
それはなぜ?なんて、私が一言で答えれる問題ではない。
でも、セットプレーでしか点が取れないのは、岡ちゃんのせいだけにすることほど、馬鹿げたことはない。
“超新星”を待つだけってのも、なんか虚しい。
もっともっと、みんなで議論しなければならない問題なのでしょうね。
教育、政治、経済とも無縁ではないと思う。
なにせ、プレイするのは“人”なのだから。
観る側が、ブーイングをするだけじゃ駄目だ。
観る側は、しっかり“考えねば”。
そして、私の出した結論が“アホの力”。
私が一番アホや……
posted by uzura176 |00:02 |
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2009年04月21日
今日も観てしまった。
1990/1991年NBAオールスターゲーム。
今シーズンのNBAはプレーオフも始まって、最初から波乱も起こりつつある。
これは、「プレーオフに集中しなきゃ」と思いつつやめられない。
これが、オールスターの魔力か……
だって、20年近く経った今観ても面白くて仕方ない。
しかも、この時代のプレーヤーは皆思い入れがあるので尚更です。
90年代に入ると、今のオールスターに近い雰囲気になってきます。
長めのパンツ、アリーナの雰囲気、観客の雰囲気と。
でも、“勝負”の意識は今よりかなり高く感じられます。
選手皆で、審判に詰めよるなんてシーンもありました。
特にチャールズ・バークレーは目がマジ。
プレーも、「シーズンよりハッスルしてない?」というくらい激しかった。
この辺は、エンターテイメント色が強い21世紀のオールスターとは、ちょっと違う感じでした。
このオールスターの1年後に、バルセロナ五輪のドリームチームが結成される。
とあって、ほぼそのメンバーがこのオールスターに出場していました。
学生のレイトナー、晩年のバード、まだ頭角を現していないピッペン(このシーズンで初めてブルズがチャンピオンになり、彼にスポットが当たる)以外は全員出ていました。
ジョーダン、マジック、バークレー、ユーイング、ロビンソン、ストックトン、マローン、ドレクスラー、マリン。
なるほど、彼らのプレーを観ていると、栄えある初代ドリームチームに選出されたのがよくわかる。
スター選手の中でも、一段上のプレーをしているし、何よりバランス重視という感じがします。
その中でも、MJとマジックに関しては別格ですね。
コートの中でも、彼らにはまるでスポットライトが当てられているかのようなオーラを感じる。
だから、2人をどうしても目で追ってしまう。
マッチアップなんかされると、もう全体が見えない。
それくらい、彼らの醸し出す世界は特別でした。
結果は最後のブザーがなるまでわからない接戦。
ものにしたのは、ジョーダン率いるEAST。
得点トップはジョーダンだったのですが、リバウンドを荒稼ぎしたバークレーがMVP。
なるほど。
NBAも、“バスケットボールは得点だけでかることのできない競技”であることをよくわかっている。
というか、アピールしているのかもしれない。
非常に、玄人好みの選出だと感じた。
今日はその次のオールスターも放送するようだ。
翌1時からって……遅すぎるし、1日で2回もオールスターはきつい。
でも、ビデオのない私は観なきゃ、しゃーない。
かなり辛いけど、絶対観てやる。
だって、翌年のオールスターは、マジックが本気でプレーする最後のオールスター。
彼は、90/91シーズン後に、HIVに感染していることを告白し、そして引退を発表します。
でも、その翌年オールスターのファン投票でなんと1位に選ばれて、しかも出場してしまうのだから、どれだけファンが彼を待ちわびていたかがわかる。
挙句、その後の五輪にまで出ちゃうんだから(これもファンの後押しなしでは考えられません)、そのカリスマ性は、日本人である私なんかにはちょっと推し量れない。
もし、日本のスターが同じような状況に陥ったら、日本人はどういう反応を示すんでしょうか?
あってはならないことだけど、ちょっと気になります。
どうでもいいことですが、私の膝は未だ芳しくない。
月曜日に整骨院に行って診てもらったのですが、「これは半月板ですねぇ……」と。
「うちは写真が撮れないので、病院を紹介しましょうか?」と。
どれも耳が痛い言葉ばかり。
意固地になって、「明後日もう1回来ます」と。
入念にマッサージをしてもらったおかげか、痛みもほんのちょっと和らいだし、曲がる角度も少し増えたような気がする。
これは、重傷じゃないと自分に言い聞かせる。
でも、やっぱり病院送りなんかなぁ……と明日に向けて心の準備をしている次第です。
こんなにも、スーパープレイを見続けているのに、自分は私生活もままならない。
あー情けなぁ……
そしてなにより、バスケがしたい。
だって、頭の中ではノールックパス出しまくりなんですから。
posted by uzura176 |23:51 |
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2009年04月19日
情けないを通り越して、もう恥ずかしい……
右膝が壊れた……
30度以上曲がらない。
しかも、右足をつくたびに激痛が……
階段の上り下りもままならない。
私は今、階段を“地獄への階段”と呼んでいる。
何がカッコ悪いって、昨日のバスケでやってしまったのではない。
その前日、ご迷惑をかけまいと、少し体を動かしていた時にやってしまった……
完璧に忘れていた。
自分の年齢と、それまでの堕落した生活を。
バスケという、過酷な競技をする権利がないのかもしれない。
今の自分の骨と皮と脂だけの体では。
だから、練習初日から見学。
自己紹介のとき「こいつは一体何をしにきたんだ?」という視線を一身に浴びる。
自分の愚かさを笑うしかない。
明日、朝一に病院に直行。
この激痛は、全治何週間なんだ?
行くのも、結果を聞くのも恐い……
でも、私生活にも支障をきたす状態なので、行かなしゃーない。
靴下もズボンを履くのも四苦八苦の状態ですから。
こういう時、ひとりもんは余計に辛い。
とまぁ、家から出ることもできず、今日は家でテレビ観戦。
こんな悲しい状態ながら、競馬の皐月賞(大本命がぶっ飛んだ波乱劇となりました)とプロ野球中継と色々楽しめた。
そして、最も楽しみにしていたbjリーグの生中継。
WESTの同率2位同士エヴェッサ大阪VS高松ファイブアローズの直接対決。
今日の1戦が、プレーオフのホームゲームアドバンテージを大きく左右する試合とあって(WEST2位3位はこの2チームで決まっている)、想像以上に白熱した戦いになりました。
結果、我が大阪の辛勝。
1度は20点差以上付けられたにもかかわらず、なんと4Qに追いつかれる。
高松のこの試合にかける意気込みは、相当なものだった(昨日も大阪に負けて追い付かれたので)。
私も“これは楽勝だ”と気を抜いていたところ、一気に目を覚まさせられる。
私の膝はさらにうずき始める。
でも、そこから流れを取り返した大阪。
選手たちの気迫もさることながら、ブースター(bjリーグではファンをこう呼ぶ)の後押しを、非常に感じることができる試合でした。
これが、地域密着型bjリーグの魅力でしょう。
多くのプロスポーツも見習いたいところだ。
互いにこの後、2試合ずつ残っているが、大阪は2位を死守しそう。
どちらも下位チームの戦いを残すだけですから。
ということは、この2チームのプレーオフは、大阪で行われる可能性が高い。
まだ、日程は決まっていないが、ゴールデンウィーク中だと思う。
ここは、“故郷大阪に帰って応援”と、意気込んでいる次第です。
が、人の応援の前に己の膝がどうなることやら……
まぁ、そこまでには私生活に支障ないくらいには、治っているだろうと高を括っています(あまいかなぁ……)。
bjリーグは、JBLより外国人助っ人の規制が緩い。
だから常に、コートには6人の外国人選手がいる状況。
確かに、これじゃ日本のプロリーグとして機能していないのではないか?と感じる人もいることでしょう。
でも、上位を賑わすチームには、必ず日本人のキープレーヤーがいる。
外国人選手におんぶに抱っこのチームは、はっきり言って弱い。
今、両カンファレンスでダントツの勝率を誇る沖縄ゴールデンキングスは、ポイントガードの澤岻選手(#1)、シューターの金城選手(#6)が、外国人選手より存在感がある。
でも、日本代表には絶対呼ばれることがない今のシステムは、本当にどうにかならないものでしょうか。
もどかしい。
リーグは2つでも、心はひとつになりましょうよ、日本バスケ界の皆さん。
bjリーグは、単に外国人選手の良し悪しで、チーム力を測れるわけではない。
NBAのプレーオフも目が離せないが、bjリーグも目が離せない。
4月、5月はバスケを楽しまにゃ損。
バスケ好きの私は、2か月間しっかりウォッチしていこうと思っています。
とまぁ、ゲームリポートもまともにせず、大半を自分の不幸話に費やしてしまった。
普段は意識しないが、怪我や病気をしてしまうと、精神的にも滅入ります。
こういう状況になると、“健康”の尊さを嫌という程思い知らされる。
私のような凡人でもこうなってしまうのだから、体が商売道具のアスリートは、どういう心境になってしまうのか。
だから、アスリートの怪我の情報が入ってくると、自分のことのように辛い気持ちになる。
今日も、サッカーの小野選手が大怪我をしたというニュースが……しかも膝……
皆さんも、お体大切に。
posted by uzura176 |22:44 |
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2009年04月17日
NBAも佳境に入ってきました。
プレーオフ進出チームは決まったようです。
上位チームの顔ぶれは、昨シーズンと変わりないようですが、今季はデンバー・ナゲッツとポートランド・ブレイザーズが台風の目になりそう。
でも、やっぱりファイナルへは、昨年ファイナリストのレイカーズ・セルティックス・そしてレブロンのキャブスが中心。
やっぱり、急には変わらないんでしょうね、NBAは。
そして私は性懲りもなく、今日(日付としては昨日ですが)1987・1988年のオールスターを観てしまいました。
実は、観ないと言いながら、月曜日の1986・1987年のも観ていました。
もう困っています。
他のスポーツを観ながら、こんな魅力的なVTRを連日放送されたら体がもちません。
でも、まだ自分がNBAをちゃんと観ていない時のものだから、かなり勉強になる。
そして、なにより歴代のレジェンドたちの競演。
面白くないはずがない。
私のようなスポーツ狂が観ないはずがない。
だから困る。
この時期になると、1992年バルセロナ五輪のドリームチームのメンバーも多く出場している。
マジックにバードはもちろん、ユーイングにバークレー、ドレクスラー、カール・マローンと。
ドリームチームの半分くらいは、もうこの時期に確固たる地位を築いていたんですね。
でも、やっぱりやっぱりマイケル・ジョーダン。
この時はまだ、チャンピオンリングを手に入れていないのですが、とんでもないプレーを連発。
というか、宙に浮いてました。
バスケ経験者のひとりとして、理解に苦しむ。
“空中遊戯”といいましょうか。
空中でやりたい放題なんです。
バスケの守備は、基本的に相手を跳ばした方が有利な局面をつくれるものですが、彼は跳ばしてしまったらもう終わりという感じです。
じゃあ、どうやって守るの……
って、守れないから“神”なんですけど。
この年は、シカゴで開催されたので、ボールが集めてもらったという事情もあるようです。
その前の年は、若いくせにシーズンで活躍し過ぎるので、ボールを回してもらえないという小さなイジメにも合っていたようですが……
この時はまだ、あの代名詞の“スキンヘッド”ではなかった(実はハゲが理由という悲しい事実もあるのですが)。
この時期は、今ほどスキンヘッドが当たり前ではなかったようです。
実際、スキンヘッドの選手はジャバーだけでした(彼もジョーダン同様の理由でした)。
その他にも、オラジュワン、ドミニク・ウィルキンス、アイザイア・トーマス、ジャバー、モーゼス・マローン、ドッグ・リバース(昨年チャンピオンHCにもなった)などなど。
そら、オールスターやから当たり前なんですが、もんの凄い面子。
ドリームチーム2に選出された選手も多くいました。
もう、ひとりひとりのプレーを紹介していたらきりがないのでやめときます。
この中継をより魅力的にしているのは、解説の北原さんの存在。
本当にお詳しい。
色んな裏事情を知っているから、あきません。
実況の人もかなり興奮していました。
というか、勉強になります。
北原さんが、普段の解説以上に饒舌だったのは、彼自身も当時のVTRを楽しんでいたのでしょう。
解説の人が楽しむ。
それが視聴者に伝染して、いい意味での相乗効果をもたらす。
いい解説ってこういうことなんですよね。
勝敗は138対133でEASTの勝利。
もちろん、MVPはジョーダン!
アリウープにダブルクラッチにダンクに華麗なジャンプショットに空中遊泳のようなレイアップ。
もう全て魅せてくれました。
そして、中継でも言われていたのですが、何より男前過ぎ。
ホンマ世界中の男の憧れです。
でも私(あえて玄人の方もと言わせてもらいます)が一番魅了したのは、WESTの“マジック”。
この名前は、彼が高校のときに記者につけられたそうですが(そんな時からアメリカ中で注目されていたこともすごい)、その名にたがわぬプレーぶり。
彼の出すパスほとんどが“ノールックパス”。
実際プレーしていて、あんな冒険的なパスは非常に恐いものなんですが(だってミスになるとかなり白い目でみられますから)、彼はあたかも「見るパスは誰でもできるから」と言わんばかり。
正しく“マジック”。
オールスターという華やかな舞台では、彼のプレースタイルが非常に映える。
私、ジョーダンを崇めていますが、実はマジック派なんです。
今週の土曜日(もう明日だ)、バスケットボールに参加させてもらえることになりました。
もう、イメージトレーニングは完璧です。
あくまで“イメージ”だけですが……
オレの体よ。ちゃんと俺のイメージについてこいっ!
と、無茶な願望を、自分の衰えた体に求めている次第です。
やっぱ、ちゃんと基本に忠実に相手見てパスしよっと……
それでも、足ひっぱるんやろなぁ……
posted by uzura176 |00:37 |
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2009年04月16日
雑な表現だと思う。
でもやっぱり、「イチローはイチロー」だった。
今日、彼の2009年シーズンが開幕した。
いきなりの5打数2安打、4打点、1得点、1盗塁。
そして、満塁ホームラン!
本人は、謙遜の言葉を述べていたようですが、天の邪鬼な彼のことだから、相当自信を持って今日に挑んでいたような気がする。
今日の満塁ホームランで、張本勲選手の持つ歴代最多安打記録3085本に並んだ。
この偉業が、彼にとって通過点中の通過点であることが、更に彼の偉大さを物語る。
今日は、張本さんも激励にシアトルまで赴いたそう。
35歳で追いつかれたら、もう悔しいを通り越して、祝福の気持ちしかないと思います。
試合もマリナーズの快勝。
あのマリナーズが、イチロー抜きで5連勝していたことに、まず驚きです。
今年のMLBの台風の目はマリナーズか?
今季から、彼の憧れの選手ケングリフィーJrと同じユニホームであることも、イチローの気持ちを押し上げた要因のひとつかもしれない。
WBCでの大不振(結局最後はやってくれたのですが)、日の丸を背負う重圧からの急性胃潰瘍と、ファンも一様に「彼もやっぱり人間なんだ」と、思われていたのではないでしょうか。
本人もインタビューで、そう答えていました。
改めて、国を背負う重さを実感させられた。
でも、今日のあの活躍を観ると、やはり彼はただの人間でもなく、ただの1アスリートでもない。
“神”とまでは言わない。
ただ、彼には何かやどっているような気がしてならない。
自らがWBC優勝後に「やはり自分は何かをもっている」という発言を聞いて、本人自身そういう目に見えない何かを、自らに感じていたのではないか。
そう勘ぐっても仕方ないくらい、今日の復活劇は鮮烈なインパクトを残した。
もちろん、そういうものは、普段からの行いや練習に対する姿勢があってこそのもの。
“天才”という言葉ほど、安易で簡単な言葉はない。
“才能”なんてものは、トップアスリートのほとんどがもっている。
でも、そこからのプラスアルファは、先ほど書いた目に見えない何かや、普段からの精進がものをいう。
“努力”とはまた違う。
自分を見つめ、突き詰めるものがなければ、こういう境地には達しない。
彼は、それらをもっているからこそ、何かがやどるのだと、感じてならない。
話は変わりますが、彼はDL(故障者)リストに入って、今季最初の8試合に出場できなかった。
8年連続200本安打を達成し、9年連続の歴代新記録を達成するためには、この8試合が非常に“痛い”と考える人も多いと思う。
でも、私はこの8試合の休養を、いい方に捉えている。
元来、彼はスロースターター。
8年間の中でも、彼が4月から安打を重ねたということは、ほとんどない。
でも、今日の活躍を観ると、今季は最初からトップギアに入っている。
まるで、不調の時期をWBCで、もう消化してしまったかのように。
私は、8試合の休養が9年連続200本安打の足枷になるとは思えない。
むしろ、胃潰瘍という体の病気が癒えたことプラス、メンタルのリフレッシュをはかれた今季の方が、記録には近づいたと感じる。
いや、もっと欲をかいてしまう。
例年、開幕から出場してヒットは少なからず放っているもの、スロースターターゆえに、“打率”という意味では、かなり損をしている。
でも、今季に関してはたった8試合の休養とはいえ、確実に“打数”が減る(もちろん安打数も減るのですが)。
しかも、不調の時期の打数が減るわけです。
ということは、今季にかんしては、かなり首位打者が近づいたと、考えてもいいのではないか。
いや、もっと欲をかこう。
おそらく、これから今季怪我なく過ごすことができたら、来季は開幕からスタートするはず。
でも、今年はゆっくりスタートしたにもかかわらず、トップギアから、自らの開幕を迎えた。
ということは、夢の4割を目指すチャンスは、今季が最初で最後の年と言ってもいい。
確かに9年連続200本安打も偉大過ぎる記録。
是が非でも達成してもらいたい。
でも、4割は偉大を越えて“夢”の世界でもある。
そして、その“夢”を達成する可能性がある選手は、現時点で彼だけだろう。
近づく選手はいるかもしれない。
でも“達成”という可能性を秘める選手は、やはりイチローをおいて他にはいない。
私だけでなく、誰もがその“夢”の目撃者になりたい。
そして、今年ほど千載一遇のチャンスはない。
その夢が果たされたとき、何かがやどるや、何か持っている選手ではなく、“神”としての地位を得るのではないか。
マイケル・ジョーダンが初めてチャンピオンズリングを獲得してから“神”の称号を得たように。
私は、もう“日本の誇り”としての彼は、卒業していいと思っている。
世界のイチローであり、バッターの“神”としての称号を是非とも今期に。
四球を選ばない、そしてチームのことを考えていないという批判は、現地アメリカでは多い。
うるさいっ!
弱いチームの主力選手をやり玉に挙げることが、本当に辛口とか報道というのだろうか。
昨シーズンまでのマリナーズは、イチロー選手どうこうの前に、とんでもなく雑な野球をしていた。
彼が、チームの成績より個人成績を優先するのはいわば必然。
だって、いい野球はひとりじゃできないですから。
今年マリナーズが躍進するようなことがあれば、イチロー選手もヒットより出塁を大優先する。
それは、打率のアップにつながる(打率の面で四球が多いに越したことはない)。
もしかしたら、4割の大快挙は、マリナーズの成績いかんにかかっているのかも。
にしても、今やMLBには日本人選手がわんさかいる。
喜んでいいものか、嘆いていいものかわからないけど、これが日本野球の本当の実力。
WBCで優勝しなくても、もうとっくに証明済み。
もう、プロ野球もメジャーに組み込んじゃえ、と暴論を言えばファンに怒られるでしょうか。
今年は“夢”の4割打者の目撃者になる。
イチロー選手がどう思っているかわかりませんが、私はそのつもりでいます。
posted by uzura176 |20:29 |
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2009年04月15日
このシリーズはNFLのQBに絞って始めました。
かなり、人気ない……
でもこれを始めてから、なぜか日本のオヤジどもの頑張りが非常に目立ちます。
スキージャンプの岡部孝信選手(38歳)が、数年ぶりにW杯で優勝。
阪神タイガースの“アニキ”こと金本選手(41歳)なんて、えげつない活躍をしています。
私のブログとは全く関係していないのですが、嬉しいかぎり。
最近のスポーツマスメディアは、何かと若い選手ばかり注目する。
自分の年齢のせいもあって、私はやっぱりベテラン選手に目がいってしまう。
もっともっとオヤジたちにスポットを(活躍いかんに関係なく)、と思う次第です。
今回は、マイアミ・ドルフィンズのチャド・ペニントン。
一昨季の1勝15敗のドルフィンズを、昨年プレイオフにまで導いた。
といっても、実は彼リストラ組。
前回紹介した、ブレッド・ファーブがニューヨーク・ジェッツに電撃トレードされたことによって、正QBのペニントンが押し出されてしまったわけです。
しかも、同地区にトレードされるということは、どれだけジェッツが彼を“舐めて”いたかが、よくわかります。
確かに、彼が正QBだった頃のジェッツも、かなり芳しくない成績だったことは確かですが……
リストラでもライバルチームに出されるほど屈辱的なことはないと思う。
そんな彼だからこそ、私は応援していた。
だって、中年の星じゃないですか。
古巣を追い出され、そのチームにリベンジを果たすなんてかっこよすぎです。
もちろん、彼だけの活躍だけでドルフィンズの躍進があったわけではない。
“ワイルドキャット”という、古典的でありながら、現代にあってはかなり斬新な作戦(QBの位置にRBが入り、WRの位置にQBが入る)をとって、一世風靡したチームです。
その作戦に、彼はほとんどいって関係していない。
だから、ドルフィンズが強くなった要因は、彼と関係ない部分(コーチの戦術や他選手の活躍)が多い。
それでも、チームはたった1年で奇跡の大躍進を遂げたわけだから、彼がそこに貢献していないはずがない。
私は今でも、彼の肩はQBの中でもかなり弱い方だと思うし、モビリティーがあるわけでもないし、判断力が格段長けているとも思わない。
でも、彼のハングリー精神、古巣への反逆心は目に見えない部分で、充分に発揮されていたのだと信じている。
なんだかんだ言って、スポーツにおけるリベンジ精神は、とてつもなくモチベーションに影響するのだから。
今季のドルフィンズとペニントンがどうなるかといえば、わかりません。
どちらかというと、私は今年の成績に満足してしまって、また弱小チームに戻るような気がしています。
“ワイルドキャット”は1年しか使えないですし(各チーム対策を練ってくるので)。
それでも、見事古巣にリベンジを果たしたペニントンには、拍手を贈りたい。
彼、まだ33歳なんですけど、オヤジのくくりに入れたらマズかったかな……
いや、“逆襲”という部分だけはピッタリやから、よしとしよう。
posted by uzura176 |23:24 |
アメフト |
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