2009年02月28日
やはり、多くのご批判コメント頂きました。
裏を返せば、今回これだけ批判を受けたこと自体、この国の野球に対する熱を感じることもできました。
でも、私自身“野球を愛する”が故の批判もあっていいと思っています。
前回ので“ただの野球嫌いな人・知らない人”ととられてしまったのは、無念です…
それは自分の拙い表現のせいでもあるので、真摯に受けとめさせてもらいます。
私も、幼い頃はスタジアムやテレビで無垢に野球を楽しんでいたんですけどね。
大人になるって、なんか切ないもんです。
見たくないものまで見えちゃいますから。
いい意味で童心は忘れてはいけない、と自身に言い聞かせているしだいです。
で、今回も懲りずに野球の話で恐縮なんですが。
15秒ルールが波紋を呼んでいるようですね。
ファンの方々からは、「今さらかいっ!」とまたお叱りを受けそう。
投球間の制限については実は、昔からルールがあったようです。
年を重ねるごとにその時間は狭められていったようですが、かなり曖昧なままほうったらかしにされていたというのが、本当のところのようです。
で、今回その部分を明確にしよう、というわけなんですよね。
それこそ“今さら”ということが、野球ファンの方々の大勢を占めているわけだと思います。
事実、選手の間でも首脳陣の中でもかなり戸惑いの声があがっていますね。
私は、この際やってしまった方がいいと、感じています。
曖昧なまま放っておくくらいなら、厳格なルールに縛られる“ベースボールらしい”のではないでしょうか。
単に、時間短縮や省エネなんてことだけではありません。
そんなことは、違う部分でも十分できることですから。
タイムの制限、投手交代のスピードアップ、攻守の交代の円滑化など、時間を削れるところなんて数限りなくありますよね。
私がいつも辟易とさせられるのは、投手コーチがのんびり歩いてマウンドに行く姿なんですが、皆さんはあれをどう思っているのかちょっと聞いてみたい気もします。
その点、プロ野球や国際試合がアマチュア野球から学ぶことも多いと思います。
今回、疑問を呈したプロ選手や監督もアマチュア時代があってこそ今の彼らがある。
プロに入ってから「野球にならない」と言ってしまったら、自分の若かりし頃の野球人生を否定することになりかねない。
私は、プロもアマも“野球は野球”“ベースボールはベースボール”だと思っているので、尚更そう感じざるえません。
もちろん、野球は“間”を楽しむスポーツだということは、重々承知しています。
ボールゲームの中でも、野球は数少ない時間で区切らない競技です。
であってでもです。
野球の50年後100年後を考えると、ないがしろにはできないのではないでしょうか。
WBCしかり、五輪(次回からは廃止)しかり、国際大会は、世界の人々にベースボールに触れてもらえるチャンスです。
今、世界の多くの国はフットボール(サッカー・ラグビー)を国技としている。
フットボールの魅力は、息をつく間ももたせないスリリングさ。
フットボールに魅了される人々に、ベースボールの素晴らしさを伝えるには?
まずはルールの難解さもある。
と同時に、この人たちがもっとも感じてしまうのは、ベースボールの“倦怠感”なのではないでしょうか。
元々、“間”を楽しむ文化がない人々にそれを伝えるのは難しい。
でも事実、日本という国にはサッカーも野球も楽しむ基盤ができつつある。
これを世界に広めれないものかと…
15秒ルールが、その足がかりになってくれないか、と単細胞な私は考えてしまうわけです。
WBCは紛れもなく、“世界一決定戦”でなければならないことは言うまでもありません。
でも、目的はそれだけじゃないはず。
サッカーが、W杯を1世紀以上の歴史を積み重ね世界に広めたことのように、WBCにもその重責を担ってほしい。
時間が解決するのかもしれません。
でも、やっぱり先を見据える気概。
これは非常に大切だと思います。
Jリーグの“100年構想”を聞いた時、どこかうらやましく感じた野球ファンも多いのではないでしょうか。
明らかにプロ野球の方が歴史があるはずなのに、危機感を感じてしまう。
そんな気概をこのフレーズから感じずにはいられません。
もう、話があらぬ方向にいってしまっています…
ただ、“15秒ルール”の議論が、野球の未来を考えるいいきっかけになれば、と私は考えています。
決してその是非だけを問うのではなく、あくまでも“未来”につながる何か?
それを感じるだけでも、この議論の意義はあるんだと信じたいです。
野球ファンの皆さんは、「野球を知らない人に無理に知ってほしくない」と思っているはずがない。
自分の好きなものを、もっともっと多くの人と共有したい。
それはスポーツに限らず、皆共通した想いなのではないでしょうか。
私は野球が好き!
だから、多くの人にその魅力を知ってもらいたい。
無理からですが、これで締めさせてもらいます。
主張が本筋と離れてしまったこと、我ながら恥ずかしく思っています。
自ら非を認めますので、どうかご批判はご勘弁を…
posted by uzura176 |02:01 |
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2009年02月27日
コメントを頂いた方、返事を書けなくて申し訳ないです。
貴重なご意見、参考になることばかりで、返事を返したい気持ちは山々なんですが、どうも拒否されてしまって…自分のブログなのに…
お恥ずかしい限りです。
ここで、お詫びにかえさしていただきます。
さて、本題に。
先日、WBC日本代表の強化試合がありました。
どこが強化だったのか、かなりの疑問符はつくのですが。
親善試合や練習試合の方が適切だと、感じた方も多いのではないでしょうか。
相手のオーストラリアチームは、草野球顔負けのプレーを連発してました。
実況では「試合勘」という言葉が頻繁に出てましたが、私には都合のいい響きに聞こえてしまいます。
“興行試合”というのが、本当のところかもしれません。
チケットは完売。
主催者の「読売」さんはウハウハですね。
まぁ、野球日本代表の“金”にまつわる汚い話は、数限りないのでここでしつこく突っ込んでもきりがない。
これくらいにしておきます。
そんな裏事情も知りながらも、超一流選手たちが手抜きなしでプレーしていた。
と綺麗にまとめたいもんです。
ライバルスコアラーたちは、ええネタいっぱい持って帰ったんやろなぁ。
にしても、本番を見据えた“強化”試合のはずですよね。
屋根付き、人工芝でやってましたが、これは1次ラウンドに向けた強化ということなんでしょうか?
1次ラウンドは9分9厘通過して当たりまえのはず。
1位を韓国と争うわけですから、2位以内は特に問題がないと思います。
「世界一奪取」を掲げるチームが、何故こんな状況で“強化”をうたうのか?
不思議でなりません。
日本には、第2ラウンドから使用されるような素晴らしいスタジアム(屋根なし天然芝)のグランドもいっぱいあるんですけどね。
不思議とそういう素晴らしいスタジアムって、都心から離れて、交通の便が非常に悪い。
今、アメリカのグラウンドにもっとも近いスタジアムは神戸にあるはずなんですが。
ここがまた行くん大変なんっすよね…
それでも大阪でやるんやったら、そっちでお願いしますよ。
主催者の方々は、「もしも客が入らなかったら」ことを考えて、京セラドーム(おもいっきし大阪市内でこの名もいただけないんですが)を選んだでしょうね。
こんなとこにも、やっぱり“お金”の匂いがプンプンするところが、1スポーツファン、野球ファンとして悲しいところです。
事実この2試合でも、天然芝ではありえない打球を数多く観ることができました。
天然芝と人工芝では、道具が違うと言っても過言ではないくらい、野球の質が変わってしまいます。
人工芝は芯に当たった打球が内野手の頭を超える、逆に天然芝はイージーゴロ。
天然芝は、これの全くの逆。
芯がイージーゴロで、ドン詰まりが内野安打なんてことが多々あります。
イチロー選手が、メジャーリーグで安打を量産しているのは、彼があえて打球を“つまらせる”ことができる技術があるからだ、と考える玄人の方も多いでしょう。
“イチロー選手の不振”を掲げる報道も多いようですが、彼はもうだいぶ先を見据えているのではないでしょうか。
人工芝で結果を残したって…なんてしたたかなことをまた考えていそう。
実は、強化(勉強)できたのは、相手のオーストラリアだったりして…なんて天の邪鬼な私は考えてしまいます。
まぁ、親善試合とか強化試合という名目で、代表を利用してしまうのは、どの競技にも共通していえることかもしれないですね。
本当に“強化”を大前提としているなら、まずガチガチのホームではないはずですから。
日本はスポーツに限らず、なんでこうも内弁慶なんですかね。
“もっと外へ”“世界へ”“海外で”。
そうなっていきましょうよ。
WBCはあくまでも勝負の世界だと思います。
でも、本当にそれでベースボールの未来はあるのか?
これは、また機会があればと思います。
あっ!またエライ時間になってもうた……
ラグビー日本選手権の決勝を日曜日と勘違いしてただけでも大誤算やのに…
なんか、2月中にやらなアカン理由でもあるんですかね。
まぁ、えっか。
28日(土曜日)、秩父宮で思う存分楽しんでこよっと。
posted by uzura176 |03:32 |
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2009年02月23日
今日は、いえもう昨日ですね。
代々木第二体育館まで足を運びWJBLプレーオフ・セミファイナル第2戦を観戦してきました。
ラグビーの日本選手権準決勝や競馬のJ1レースもあったのですが、二兎どころか、三兎を追うわけにもいかず、もっとも自分が熱く観戦できるものを選択した次第です。
私の選択は間違っていなかった。
と、断言できる。
今日の客は、私を含め大得です。
2試合とも最後のブザーが鳴るまで、全く予断を許さないゲーム。
1試合ならまだしも、2試合だとさすがに脱力感でエライことになりました。
まず、彼女たちの姿勢に感服。
彼女たちは、まぎれもなくプロリーグに所属する選手で、プロ選手でもある。
でも、現実に彼女たちのサラリーは、決してプロアスリートといえるものではない。
そんな彼女たちが、必死にボールを追い、リングを目指す姿は、“真のプロとはなんのなのか?”を考えさせられる。
年俸、いやもっとドぎつい言い方をすれば「金」と“プロ意識”は比例しない。
綺麗ごとと言われようが、私はそう信じている。
そして、彼女たちのプレーを小中高生のバスケットプレーヤーに見てもらいたい。
私も、中学時代からNBAに夢中になっていたので偉そうなことは言えないが、彼女たちのプレーから学ぶべきことは本当に多いと思う。
所詮、ダンクやスーパープレーばかり観てても、自分のプレーにはあまり参考になりませんから。
彼女たちの技術や戦術は、本当に若い世代に参考になると思います。
と言っても、こんなブログは子供たちが見るわけないので、この声はとどくはずもないんですが…。
これを読んでくれた、お父さんお母さん方に、この安っぽい言葉を託します。
アホのくだらないごたくはこれくらいにして、試合を振り返りたい。
第1試合はJOMOサンフラワーズVS富士通レッドウェーブ。
昨年ファイナルの死闘を演じた(一昨年やったかな?)、屈指の好カード。
一昨日の試合は観てないのですが、1点差でJOMOの勝利のこと。
また、とんでもないゲームをしてたんでしょうね。
昨日の試合は、終始富士通がリードとリズムを奪う展開。
前半は、どちらもレギュラーのPGを欠いていることもあり、ターンオーバーの連続でちょっとしまりのない試合。
第1Qは富士通のFGが面白いように決まり、いきなり9点リード。
でも第2QからJOMOがマンツーマンから2・3ゾーンへ。
特に、前の2人・吉田選手と内海選手が必死に足を動かして相手のアウトサイドにくらいついて、リズムを作ってました。
これが功を奏し、富士通のインサイドにパスが入らない。
結局、外でタラタラボール回しをして、苦しまみれの3P。
やっぱり、それは入らない。
富士通はターンオーバーで速攻を許す展開。
それでも、7:3で富士通のペース。
そんな中、30対24の6点ビハインドで折り返したJOMOは御の字というところでしょうか。
そして後半。
JOMOのゾーンは更に激しさを増し、富士通はターンオーバーを連発。
しかも、JOMOにそれをことごとく速攻からの得点につなげられ、一度は逆転。
でも、そこから富士通のエース矢野良子選手が本領発揮。
4連続3Pを含む14連続ポイントで一気に流れを奪い返す。
第3Q終了時点で53対42で富士通が11点リード。
ここで勝負あり、と会場中にそんな空気が流れました。
でも、4Qにドラマが待っていました。
序盤から、JOMOの吉田選手の激しいドライブでチームを鼓舞する。
周りの選手もそれに呼応するようにシュートが決まりだす。
明らかに富士通がリードを守る姿勢に、つけ込むかたち。
たった、5分で一気にビハインドを跳ね返し同点に。
ここからは、互いにディフェンス合戦の一進一退の攻防。
そして、残り3分、富士通のインサイドを攻守ともに支えてきたCの畑選手が、痛恨のファールアウト。
最後のファールは、彼女のミスというよりも、4つしてしまっている彼女へのチームメイトのフォローが遅れた。
相手が、彼女を狙っていることが明らかだっただけに、チームの意思疎通が行き届いていなかったか。
それでも、残り3分でまた5点リード。
セフティーリードとまでは言えないが、十分に逃げ切れるはずだった。
でも、ここでも富士通はゲームコントロールを見誤る。
24秒ゆっくり使えばいいものを…
これには、富士通中川監督(今大会で勇退。全日本のHCになる)も地団駄を踏んで激怒していました。
そして、富士通3点リードの残り20秒。
JOMO内海選手の起死回生の3Pが決まり同点に。
延長戦は、もう勢いの差。
圧倒的なJOMOペースになって富士通はジ・エンド。
最終スコアは74対64でJOMOの勝利。
絶対的エース大神選手抜きでのファイナル進出は立派です。
その彼女の代わりを見事務めた吉田選手がこの試合のMVPでしょうね。
PGとしてはまだまだですが、彼女のハッスルプレーは勢いをもたらす。
PGの仕事は“ゲームを作る”とよく言われますが、ああいうタイプのPGがいてもいいですよね。
この試合の明暗を分けたのは、先ほど書いた畑選手の退場と富士通のPGだと思います。
先発に抜擢された富士通・浦谷選手は後半ほとんど出場機会がなかった。
チームの中では、若手のようですね。
若い選手が、PGとしてベテラン選手を引っ張ることは難しい。
ああいう一進一退のゲームを任せられるほど、彼女は監督から信頼を得ていなかったのかもしれません。
勝負所で先発PGがベンチにいるチームはやっぱり厳しい。
私としては、彼女を最後まで信頼して使ってあげた方が、彼女の将来につながったのではないか、とちょっと中川さん批判をしておきます。
なんにせよ、富士通は勝てる試合(ほとんどが富士通ペースだったから)を落としてしまった。
という気がしてなりません。
もう2試合目って感じではなくなってきましたね。
もうちっと、簡単に済まします。
トヨタ サンフラワーズVSシャンソン化粧品Vマジック。
リーグ1位と4位の対戦ですが、第1戦目は4位のシャンソンがとったようです。
これも、1点差だったらしいので内容が気になります。
でも、今日の試合はリーグ戦の実力通りだったような気がします。
どの部分においても、トヨタが一歩上回っている。
ラスト30秒で終始劣勢だったシャンソンが追いついたのですが、ラスト1秒でトヨタ田代選手の3Pブザービーター。
劇的な結末で、63対60でトヨタの勝利。
と言っても内容的には、点差以上の差があったと思います。
シャンソンは若い選手の思い切ったプレーをもっと見たい。
超ベテランPG相澤選手ばかりが攻守に目立っていました。
彼女のプレーは長年見ていますが、年々キレ味が増してますね。
歳のことを言ったら怒られそうですが、もう30代中盤のはずです。
私も、同じ30代として勇気をもらいました。
だからこそ、若い選手がやってもらわないとこれからのシャンソンが心配。
トヨタは、攻守、インサイド・アウトサイド、どれをとってもバランスのとれたチームですね。
リバウンドではシャンソンを圧倒していました。
特に#23の鈴木選手は上手い。
そして、バスケをよく知っているオールラウンドプレーヤー。
まだまだ若いみたいだし、これからの日本代表を引っ張ってほしい。
それくらいの器を感じる選手でした。
明後日に第3戦が行われる。
かなりの実力差を感じましたが、今度こそ一発勝負。
女神はきまぐれなもの。
どっちに微笑むのか?
観に行くことはできないけど、結果が楽しみ。
個人的には、ファイナルはJOMOとトヨタの方が盛り上がると思っています。
でも、オールドファンとしてシャンソンとJOMOの伝統の一戦も捨てがたい。
めちゃ複雑な気持ちです。
ヤバい。
もう朝や。
ちゃっちゃと寝ます。
来週は秩父宮でラグビー日本選手権決勝だぁ!
posted by uzura176 |03:43 |
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2009年02月16日
今日は朝からNBAオールスター。
毎度毎度しつこいんですが、どの競技や団体のオールスターとは比較にならない密度の濃さ。
NBAファンでない人も、是非1度観てほしいものです。
いつも感心させられるのは、“社会貢献”を取り上げるところ。
単なるお祭りだけで済ませない、そんな心意気を感じざるえません。
組織としてだけでなく、選手個人個人にその精神が根付いていることがうかがえる。
まさしく“スター”なんです。
現代のスターは、社会的地位や給与の高い人を指すと思う。
そんな、彼らが社会に向け、社会的地位の低い人たちに何ができるのか?
“ヒーローが弱者を守る”
これは、世界共通、いや全人類共通の美徳なんでしょうね。
子どもたちが一番わかっているのかもしれません。
日本のプロスポーツが、プロアスリートが“社会貢献”を疎かにしている、と言っているのではありません。
多くの選手たちが、世の中に向けてやっている活動も知っています。
でもやっぱり、もっと真剣にひとりひとりが考えるべき議題だと思います。
貧富の差が日本の何倍もある国に負けちゃいられませんよね。
ハーフタイムのNBA制作のCMは素晴らしい出来でした。
複雑にこねくり回すのではなく、選手と子供たちが交互にメッセージを連ねていくだけのもの。
ほとんど聞き取れなかったのですが、何か心に響くものがありました。
改めて“言葉の力”を感じるCMでした。
堅苦しい話ができるほど人間ができていないので、本題に入りましょう。
やっぱり、バスケを楽しまなきゃ損、損。
やっぱりエンターテイメントの国ですね。プレーだけじゃなく、その都度空く間も全部楽しませるのにひと工夫。
どんな不景気でも、その部分においては金も労力も惜しみませんね。
コートサイドの面々も最高!
往年の名プレーヤーから、なんとモハメド・アリまで。
もう客席まで巻き込んで“オールスター”やってる感じです。
今年も、華麗な技の連続に魅了されました。
でも、オイシイところは、全部彼がもっていっちゃいました。
もちろん“シャック”ことシャキール・オニール。
私の中で、彼は世界一エンターテイメントを体現できるアスリートだと思っています。
彼はこの日のため用に、ネタ帳を作っているような気がしてなりません。
本当は出場するのもおこがましい前半の成績なんですけど、そこがNBAの“粋”なところ。
“粋”は日本だけのものじゃない。
自らも言っていたように、今年が彼にとってオールスター最後の年。
世界一のエンターテイナーを出さないわけにはいかんでしょ。
ファン投票1位だったのかな?
もう、彼がベンチから立ち上がるだけで会場が沸きますから。
彼がコートに出ていたら、選手や監督を含め、会場すべての人から“笑顔”が絶えません。
これって、簡単なようで本当に難しい。
若手芸人たちもシャック精神を見習ってほしい。
今年は例年以上に見せましたね。
試合前からプロダンサーに混ざってダンス。しかも、かなり練習したあとがうかがえました。
つーか、あれっくらいフリースローも上手くなってほしいもんですが、もう練習しても無駄って感じです。歴代最低記録は彼で間違いないでしょうね。
そんなミスすら“画”になるところが、スターたるゆえんです。
そういう意味では、清原選手とダブる部分があります。
独特のオーラを放ち、三振やヘボフリースローまでが、“魅せる道具”になってしまうんですから。
そういう、どんなプレーでも“魅せる”選手が年々減っていっているような気がして、少し感傷にひたってしまいました。
一昨年はレッグスルーからの1対1で会場を沸かせていましたが、今年のネタの多いことなんの。
まずは、リバウンド後のノールックタッチダウンパス。
相手の股を抜くパス。
そして、またドンくさいレッグスルー。
そして“シャックアタック(彼のダンクの愛称)”からのリングでの懸垂(本当はしちゃダメです)。
噂では、NBAのリングは彼の体重を基準に強度を計算しているくらいですから、リングボードを作ってるメーカーは冷や冷やモンだったでしょうね。
そして、なんといってもコービーとの5年振りの同じチームでのプレー。
試合前のVTRでグダグダの1ON1(もちろんシャックがですが)も流されていました。
ベンチでも隣同士で仲良くおしゃべり。
そして、ふたりでMVP同時受賞。
もう、筋書き通りって感じですね。
いつも思うんですけど、MVPが複数人選ぶことほど、言語道断なことってないですよね。
でも、それも“ちゃめっ気”ってことで目をつぶりましょう。
“粋”だけじゃなくて、“愛嬌”も必要です。
ルールあってスポーツだけど、そんな遊び心をファンは望んでいるんですから。
確かに、スタッツだけみたら断然コービーですけど、あれだけ魅了した選手になにもやらんわけにはイカンでしょう。
他にも語りたい選手はいっぱいいるんですけどね。
クリス・ポールは普段使用(真剣勝負のゲーム)のプレーがそのままオールスター使用になる。
彼もやはり“魅せれる”選手のひとりです。
アイバーソンも、やっぱり欠かせない。
せっかくのトレードマークの編みあげヘアーをバッサリ。
ほぼ、坊主です。
はっきり言って前の方が断然いい。
でも、彼を愛する私も感化されてバッサリやってやりました。
彼以上に似合わない自分にビックリ。
スーパープレーの連続で逆に目立っちゃう地味なティム・ダンカン。
彼もある意味必要な選手のひとりです。
あのプレースタイルでゴールドのバッシュはないような気がしますが。
あの“空気読めない感”も私は結構好きです。
そして、EASTで唯一気を吐いた「キング」ことレブロン・ジェームズ。
あのドライブは、ある意味反則です。
もう、相手が弱いベーゴマみたいにはじけ飛んじゃいますから。
「めちゃ強いベーゴマ」なんて言っても、若い人には意味不明かもしれないですね…自分の歳をこんな時に実感しちゃいます。
ファールにいった方が怪我しちゃいそうなパワフルドライブです。
だからオールスターに限らず、スローVTRで見るとみんな逃げがちです。
そして、その対極にいるのがコービー。
レブロンと同じ、スコアラー兼オールラウンドプレーヤーなのにスタイルが全く逆なのがおもしろい。
コービーのプレーは「しなやか」そのもの。
よく、数字でしかスポーツを見れない人が、コービーとレブロンを比較したがりますが、ちゃんとプレーを見てる人はそんなナンセンスなことはしませんよね。
このふたりと比較される「神」ことマイケル・ジョーダンなんて、もう説明しようがないです。
だって、説明できたら「神」じゃないですから。
って、ことで逃げさせてもらおう。
でも冷静に見たら、1ON1に限っていえばコービー、レブロンともジョーダンを上回っている可能性が高いですよね。
でも、それは時代の違いだし、互いのピークが交わらなかったということであえてこの議論も避けましょう。
まぁ、なんにせよ今年はシャックの年でした。
彼以上のエンターテイナーがNBAにまた現れることを願って、これにて締めさせてもらいます。
追伸
たけぞうさん。返事できななくて本当に申し訳ない。
本当に嬉しくて山のように書いてたんですけど、全部拒否されちゃうんです。あんなに心打たれたことを伝えただけの内容なのに、長すぎて中傷メール扱いされているのかもしれません。悔しい!
実はタケゾウさんのブログにも、昨年のウィンブルドンの決勝の感動を共有したくてコメントした時もそうでした。もう何千字がぶっ飛ぶんで本当にショックです。今度はちゃんと貼り付けて挑戦せねば。
本当に申し訳ないです。
気づいてくれるかなぁ…
posted by uzura176 |22:58 |
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2009年02月15日
先週、今週と秩父宮に足を運びました。
やっぱり、ラグビー専門のスタジアムはいいですよね。
“花園も負けてない”と言いたいですが、やはり秩父宮にも歴史と伝統、そして独特の雰囲気がありますね。
まぁ、どちらにも共通していえることは“こぎたない”ところなんですけど、そこがまたいいんですよね。
なにごとも“近代的であればいい”という考えは、スポーツの世界ではナンセンスだと、改めて思いました。
先週は、楽しみにしていたマイクロソフトカップ決勝。
せっかくのプロ日本一決定戦なのに、とんでもない強風でゲームが壊れがちになってしまったのは少し残念。
でも、勝った東芝、負けた三洋、そんな悪環境の中、自分たちのスタイルを貫き通したことは立派。
あの悪環境の中で、ラグビースタイルが東芝に向いたということ。
決して三洋が力で劣っていたわけではない。
あんな不祥事があった東芝に“スポーツの女神”が微笑むというのもまたおもしろい。
むしろ、その気まぐれさがスポーツの魅力でもある。
前半、圧倒的な向かい風の中、6点のビハインドで折り返した三洋選手たちは意気揚揚とロッカーに引きあげていたのを見たときは、「これは15点差くらいで三洋かな」と思っていたのですが…
後半、完璧に頭を切り替えて東芝フィフティーンの精神力の素晴らしさったらありません。
後半は、風を利用されてSOトニー・ブラウンのキック地獄を予想していたはずなのに。
でも、後半にブラウンが退いたことによって(怪我なんでしょうね)、より自信を深めたような気がします。
三洋は、後半勝負をかける予定だったのに、ブラウンが退かざるえなくなったことで、フィフティーンに動揺が広がっていたのが、そのプレーに現れていました。
前半の魂のディフェンスをしていたのが、嘘のようでした。
代わりに入ったSOもFBもキックの前に迷いが見えました。
しかも、早々と逆転してキックを中心にして陣地を有利に進めるプランが、ズルズルと時間だけが経過して、得意のキック攻撃もできずじまい。
あれよ、あれよと40分が過ぎてしまった感じでした。
改めて、ブラウンがただの1選手ではないことがこの試合で証明されたような気がします。
私は、ハーフタイムのロッカールームが勝負の鍵になったような気がしてます。
そこで、どのようなやりとりがあったのかは、こちらからは測りかねますが…
この試合は、風下のチームが持ち味を発揮した、ラグビーでは稀な試合だったと思います。
東芝の選手は素直に喜べない(事実、日本選手権は辞退)でしょうが、チャンピオンチームとして胸を張っていいと、私は思います。
後半のプレーを観た人たちは誰も文句言わんでしょ。
そして、今日の日本選手権2回戦。
トップレベルの試合を2試合も観れて、千円強で見れるのはオイシ過ぎますよ。
他の競技も見習ってくれたら、こっちは本当に助かります。
なんで、同じプロスポーツでこんなに差があるんでしょうか。
第1試合はリコー対NEC
下馬評は圧倒的にNEC
でも、結論から言っちゃうと、27対26の1点差でリコーの勝利。
細かいところを言い始めるときりがないですが、一言でいうと「モチベーションの違い」が勝敗を分けたと思います。
メンバー表を見ても圧倒的にNECの有利は揺るがないと、誰も思うはず。
それは、スタンドだけでなく当事者たちはもっとわかっていること。
だからこそ、リコーの選手たちは奮い立った。
FW戦でも劣勢ながら、最後の一線は越えさせない。
そんなディフェンスをしていました。
攻撃でも、外人頼みながら要所を抑えるものでした。
SO河野選手の的確なタッチキックや創造性あふれるグラバーキックも攻撃の起点になっていました。
初めて観る選手でしたが、中々おもしろいプレーヤーですね。
に、対してNEC。
どこか、チグハグで緩慢なプレーばかりが目立ちました。
相手のトライも、ほとんどが自分たちのミスからターンオーバーで一発でとられる。
ハンドリングミスも多々あったし、反則もくだらないものを繰り返してしまう悪循環。
せっかくFWが優勢で縦が出ているのに、あまってもいないバックス展開をして、下がったり、ボールを奪われたりと。
後半に控え選手を全員つぎこんで打開を図るも、控え選手のプレーも精彩を欠いていたというしかありません。
結局は、先週の神戸製鋼スティーラーズに勝った時点(これも一応アップセットです)で、次の次の三洋電機に目を向けてしまっていたような気がします。
“トーナメントはひとつひとつの積み重ねである”。
その教訓を今日思い知らされたのではないでしょうか。
なんにせよ、後半はスタンドまで巻き込んでしまうようなリコーのゲーム運びを称賛しなければならないんでしょう。
来週はもっともっと厳しい相手。
今日以上の“当たって砕けろ”を期待しています。
でも、今日で燃え尽きちゃったかなぁ…
第2試合
サントリー・サンゴリアスVS早稲田大学
ラグビーファンなら誰もが知っている因縁のカード。
元早稲田監督・清宮監督VSその清宮さんから後釜に指名された中竹監督の様相もあり、スタンドの雰囲気も第1試合とはまた別のものでした。
早稲田の4年生たちは1年だけ清宮さんの指導を仰いでいるんですね。
だから、4年生のプレーは相当気合いが入っていたと思います。
でも、いくら煽ったところで“社会人”と“学生”。
もちろん、サントリー優位は揺るぎない。
結果はその通りのものとなりました。
もう、FWの接点での勝負が目に見えてあきらかでした。
清宮さんは主力3人を控えに回すあたり、相変わらず食えない人です。
いくら、思い入れのある相手とはいえ、「これが社会人と学生との違いだよ」と言葉じゃなくメンバーで表現したかったのかもしれませんね。
だから、清宮早稲田最終年のトヨタ自動車を撃破した試合は、“奇跡”としか言いようがないんでしょうね。
その時も、清宮さんは「然るべき勝利」的なニュアンスのことを言っていたのを思い出しました。
やっぱり、くえない人です。
それにしても、早稲田のプレー振りにはちょっとガッカリさせられました。
実際、20点差以上の中、ペナルティゴールを選択するあたり、勝負以外の部分を楽しみしていたファンはため息ものだったと思います。
バックスの選手はよく前に出て必死さが伝わってきたんですが、FWは味方のタックルの後、全然ボールに絡みにいかない。
その余裕がないくらい実力差があったといえばそうなんですが、あれじゃ奇跡は起こらない。
ラグビーは陣取りゲームである前に、ボールゲームなんだから。
ボールを奪う姿勢が見えないチームに勝利はない。
その中で目についたのが、早稲田のHO有田選手。
2年生ながらとんでもない運動量でボールに絡みにいっていました。
味方の大3列がもっとしっかりせな。
そして、個の力で何度もターンオーバーを誘発していました。
フッカーは元々走力のある選手が多いですが、あそこまで走れるフッカーは日本人で見たことがない。
確か、3年前東福岡高校のNO8で、花園で大活躍していた記憶があります。
その時は個人の突破力がとり立たされていましたが、今の彼は黒子役にも徹することができている。
将来のジャパンを担うことは間違いないでしょうね。
楽しみです。
以上、かなり適当な先週と今日のレポートでした。
再来週の決勝も行くぞ!
明日はNBAのオールスター。
どんな競技でのオールスターも勝負っ気がなくてただのお祭りだけど、これだけはやっぱり違う。
絶対観なアカン!
posted by uzura176 |20:02 |
ラグビー |
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2009年02月15日
明けましておめでとうございます。
すいません。
もう2月の半ばです。
しかも、私は2年ぶりになってしまいます。
その間のことはさておき、多くのものを失くしてしまいました。
で、色んなものが削ぎ落とされ、残ったものは“スポーツ狂”だけになりました。
だから、真の意味で「スポーツ追道」しかできなくなってしまったわけです。
そして、今日が新たな第一歩です。
またこのブログを始めること、不安と期待でいっぱいです。
以前、付き合っていただいた多くの方々を裏切る形になってしまったので、これからそれを少しでも取り返せるよう精進します。
三十路にして、文章、そして編集の学校にも通い始めました。
この歳にして、「夢」追うを愚かさは重々承知していますので、どうぞ中傷のコメントは勘弁して下さい。
“ドアホ”は、他の誰よりも本人が自覚していますので。
2月から大阪から東京に移り住みました。
まだまだ、故郷が名残惜しいところでもありますが、スポーツはそんな小さい枠に捉われず世界中どこでもやっているので、その点での不安はありません。
むしろ、こちらの方がスポーツ文化における分野でも、多く勝っている部分があることを実感させられて、郷土愛の強い自分は少し悔しい気持ちでもあります。
これから、毎週スポーツの現場に足を運び、こちらでレポートできたらと思っています。
先週と今日は秩父宮で観戦してきたので、それは後ほど。
「スポーツ追道」これからよろしくお願いします。
posted by uzura176 |18:44 |
スポーツ全般 |
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