2006年06月30日

機械オンチゆえに苦労が耐えない。まさか、W杯にも影響するとは…

私は極度の機械オンチです。

27という年齢にはめずらしいアナログ人間。この何の工夫を感じられないブログを見て頂ければ、それも納得してもらえるだろう。

テレビゲーム全盛期に生まれたのに、のめりこんだ時もない(飽き性だし私には難し過ぎる)。携帯電話も操作を覚える自信がないので機種変更もできない。取説アレルギー。パソコンでも使えるソフトはワードとエクセルくらいだ。

自分でも情けなくなる。時代に乗り遅れた原始人…

そんな私がつい先日買い物をした。W杯の中盤辺りで、HDDレコーダーを購入したのだ。これで歴史に残る名勝負を永久保存できると…

甘かった…

まず、取説が3冊…嘘やろ…。とても全部は覚えきれないが、なんとかハードディスクに録画する所まで辿り着いた。

後は、録画した映像をDVDに焼く方法を覚えるだけだ。と浮かれていたのだが、そうは問屋がおろさない。

なんと、それができないのだ。

私はもちろん高画質のデジタル放送で撮っていた。でも、ワンスコピーなんやらシステムというものがあるらしい。地デジの放送はDVDに焼くことができないのだ。HDDから経由でも駄目みたいなんです…(それがこの名前の由来らしいが)。

何が悔しいって、こんなことすら知らなかった自分に腹が立つ。今まで機械から逃げてきたツケがこんな所に回ってきてしまった。

どうしよう…もう10試合以上撮ってHDDの容量がパンパンになってきているのに…

そして何が納得できないって、なんでそんなことすらできへんの?
これでもかってくらい、CMで地デジを薦めている、いや押し付けているくせに。なんだったら、映像が悪くてもアナログの方が使い勝手がいいじゃないか。じゃ、無闇やたらにデジタルを薦めるなよっ!

やっぱり、アナログ人間にはアナログがお似合いなんですね…

とはいえ、W杯は後8試合も残っている。そんな容量は残っていない。しかも、デジタルで撮ってしまった映像は、もう本体から出すことはできない。

これは、困った…なけなしのお金を出して買ったハイテク機器に振り回されっぱなし。

そして、今日は開催国ドイツVSアルゼンチンの注目カードがある。これを撮らないわけにはいかない。どうせなら、デジタルで撮りたい(全く懲りてない…)。さて、どうしたのものか…

まぁ、なんとかなるか。


このままでは、スポーツブログでもなんでもないので、その注目カードについて少し。

ドイツは、今や優勝候補にのし上がってきた。ドイツ国民もその気になっているみたいです。

片や、鼻っから優勝候補アルゼンチン。そして、前評判通りの試合っぷり。やっぱ強い。

私は、アルゼンチンに肩入れして観戦することになりそう。おそらく、スタジアムはドイツ一色でしょうし。マラドーナとともに水色のシャツを振り回します。

そこで、キーマンとなるのがサビオラ。この試合はアルゼンチンの俊敏性対ドイツの力強さという構図がある。メッシやテベスの方が注目度は高いが、彼らは相手DFを前においてドリブルからの勝負を仕掛ける選手。裏へのスペースを有効に使うセンスはサビオラの方が優れている(おそらくドイツは4バックでDFラインを高めに設定すると考えられる)。

ドイツに先制点を奪われて、引かれてしまってはやり辛いが、それまでは彼の役割は大きい。なんだったら、サビオラとメッシ、テベスのどちらかを併用するというのも手。これだけのスピードタイプを揃えられると、大型選手の多いドイツは混乱するの可能性が高い。彼らのことは全て知り尽くしているペケルマン監督がどんな策を練ってくるのか?楽しみです。

ドイツの攻撃陣は好調だと騒がれているが、所詮相手が相手ということもあった。アルゼンチンの守備を崩壊させるほどの破壊力はない。やはり、セットプレーの占めるウェイトが大きくなりそうだ。

どちらにせよ、長所が違う歴代優勝国同士の戦い(ドイツ3回、アルゼンチン2回)。見所は数多くあるし、激戦になることは必至だ。

あっ!そろそろ始まる。

やっぱり、デジタルで撮ろっっと。もうなんとでもなれ!

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posted by uzura176 |23:25 | ドイツW杯 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月30日

W杯公式球から紐解く、日本代表の決定力不足を探る。 後編

それともうひとつ。ボールの話からは少しそれますが、今大会素晴らしいミドルシュートが多く決まっていることは先程紹介しました。ただ、私はドーンと蹴ったシュートにあまり感動できない。確かに、キック力には感嘆しますが、ほんまにあそこのコース狙ってたん?と思うゴールも多い。とりあえずおもっくそ振ったらゴールの角っこいったみたいな…

ちゃんと狙ってスーパーゴールを決めた選手、ごめんなさい…

でも、違う所で唸らさされている。
ミドルシュートのワンタッチ前のテクニックに感動させられるのだ。パスをもらった直後のトラップでもいい。ドリブルでの最後のワンタッチでもいい。ミドルシュートを決める選手は、そのコントロールが抜群に上手くて、ばっちりと決まっているのです。これからはスポーツ番組で頻繁にスーパーゴール集なんてものをやっているでしょう。是非、そこに注目あれ。


そう考えると日本人選手の決定力不足も納得できる部分がある。確かに、日本人はシュートレンジが狭いとか、単純にキック力がないとか、正確性にかけるとか言われ続けている。うんっ。どれも正解であって間違いない。

でも、どうだろう。単純にシュートだけの問題?それ以前にも多く問題があると思いませんか?
そう、シュート前のトラップやラストワンタッチがグダグダなんです。だから、シュート以前の問題。よく、日本人の技術は優れているなんて聞くが、あのカカやロシツキーの美しいトラップを見せられると、ほんまかいな?と思わないこともない。

今大会での日本の3試合を思い出してください。ミドルシュートが何本枠内に行きました?そして、枠内に行ったシュートはトラップの無しのダイレクトシュートではなかったですか?(ほとんど中田選手でしたが)。

ロシツキー(チェコ)やカカ(ブラジル)のようにワントラップからのミドルシュートは枠に行っていないはずです。この時点で雲泥の差が世界とはあるのです。

そう考えると今回のボールは、決定力、シュート力、トラップ力に欠ける日本に向いてなかったのかも…すごい情けない言い訳ですが…他のチームも条件一緒やっちゅうねん。


ちなみに私はサッカー未経験者です。
でも日本代表が毎日のようにしていた、ジーコから緩――いパスや優し~~いパスを受けてのシュート練習を繰り返しいるのを見て、これが本当にプロなの?国を代表する選手たちがする練習なの?と1人思っていました。高校時代の弱小サッカー部がやっていたことと大差ないんですもの。

基本が大事なのもわかります。でも、時間が無い無いと言いながら、子供たちもやっている練習に大半の時間を割いてよかったんでしょうか…あんな練習は個人練習でも充分ことたると思うのですが…

まぁ、それを黄色い声援を送りながら観戦しているファンもどうかと思いますが…

ジーコは練習を大盤振る舞いでマスコミに見せてしまう人でしたが、あの部分だけでも非公開にしてほしかった。普通、非公開練習は極秘中の極秘(例えばセットプレー練習)の時にするものですが、ある意味あの練習は、代表に期待を寄せているサポーターに見せてはいけない。こっちが自信失くしてしまいます。

ちなみに今の日本代表に合うサッカーボールってどんなものなんでしょうか?


私はサッカー未経験者ですが、フットサルは何度かしたときがある。でも初心者ゆえに、苦しくなったらすぐにトゥキックでパスを出したり、シュートを打ってしまう。キック力がないので、小さい振りでも速いボールが蹴れる方を無意識に選んでしまうんですよね。この蹴り方は無回転で飛んでいくことが多いので(ボールの中心を蹴るので)結構揺れる。だからパスを出した味方にはかなり不評だが、相手GKにはかなりどころではないほど嫌がられたものだ。だから、必然的に私はストライカーです(自己中な性格が合っているという意見もあったが…)。

もしかしたら、今回のW杯公式球は日本代表より、私向きだったのかもしれない。

最後に、私はフットサルをもう引退しました。理由は体力の限界…いや、つま先の限界…です。

ちなみに、日本代表にトゥキックコーチという役職があって、私がその要請を受けたら、快く引き受けようと思っています。

最後は、オチョケてしまいましたが、「決定力不足・決定力不足」と言い続けるのは簡単だ。でも、その理由を本気で考えていかなければ、日本はこの問題を後何十年も引きずるような気がしてならない。

今回の私の観点は的外れかもしれない。

でも、色んな角度から考察していくことに意義がある。と私は信じている。

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posted by uzura176 |22:17 | ドイツW杯 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月30日

W杯公式球から紐解く、日本代表の決定力不足を探る。前編

ベスト8が出揃い、残り試合もあと8試合。

このハードスケジュールから開放される喜びと、もう終わってしまうという一抹の寂しさが残る複雑な気分。

今日から始まる準々決勝の見解でもやろうと考えていたが、もうそんな安っぽいものはいらないような気がしてきた。それこそ、至高の戦いのお邪魔虫になるだけなんでやめときます。

各国4試合も消化しているので、おそらく皆さんも一通り見ているだろうし、サッカースタイルも把握されているでしょう。

その分、マッチレポートは気合を入れてやろうと考えています。ただ、量だけ多くて全然マッチレポートになっていないのが現状です。お叱りを受けてもおかしくない所ですが、読む気が起こらない量なのか、それとも気を使っておられるのか、それとも内容がなさ過ぎるのか、未だそのような報告は届いていない。

それをいい事に今まで以上に身勝手で主観的なコラムに終始していこうと考えている次第です。もう馬鹿につける薬はありません。まぁ、自己満足から始まったブログなんで、しょうがないと諦めて下さい。


それはそうと、今回のW杯公式球はえらく話題を集めています。えっ?遅い?そうですよね。

大会序盤から、ミドルシュートが多く決まっている。ある程度予想されたことだろうが、FIFAもここまでの効果は考えていなかったのではないでしょうか。

なんでも縫い目が少なく、無回転のボールを蹴ると、空気抵抗が大きくなり、ボールが左右に揺れたり急激に落ちたりするそうだ。それは、蹴った本人が予測もできないくらいに…野球の球種で言えば、ナックルボールかな?捕手にとっても迷惑なボールだとは思いますが…

もちろん、各国GKにはすこぶる評判が悪い。スーパーセーブを連続した我が国の守護神川口選手も大会前から嘆いておりました。

事実ブラジル戦では、ジュニーニョ・ベルカプーノ選手(世界一のフリーキックの名手)に、今大会最もボールが揺れたであろうミドルシュートを決められた。試合後に「あのシュートは今の自分の実力では止められない」というコメントに、彼の潔さと男気を感じてしまいました。

と、ここまでは他の記事でも見られた方も多いと思う。でも私はこのボールでいくつか気付いたこともある。


まず、ミドルシュートが多く決まる反面、FKでのゴールが極端に減ったと思いませんか?ベッカム様と韓国のイ・チョンス選手のゴールくらいだと思います。

それとも、ペナルティエリア付近のファールが減っただけ?いや、そんなことない。直接ゴールを狙うFKは今大会も頻繁に見かける。でもほとんどがゴールの上を通過してしまうんです。

あれ?確かこのボールはよく落ちると評判だったはずです。でもFKでは落ちが悪い。不思議なもんです。無回転でドーンとインフロント(足の甲)で蹴るボールはよく落ちるのに、本来であればもっと落ちるはずのインサイドで擦りあげるボールが落ちないんですから。回転するボールに対しては、縫い目の少ないボールはツルツル過ぎて空気抵抗を受けにくいんですよね。だから、落ちにくいし曲がりにくい。

これには、各国のフリーキッカーも頭を悩ませているんではないでしょうか。その中でもFKから見事な仕事を何度も見せているベッカムはやっぱり別格?

皆さんは、流れの中で決まるミドルシュートとセットプレーからのフリーキックで決まるゴール。どちらが好きですか?

私は後者の芸術的な軌道を描くゴールが好きなので、今大会のボールはお気に召していません。

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posted by uzura176 |20:50 | ドイツW杯 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月30日

新監督?誰でも一緒!こんなことをやっている限りサッカー大国にはなれない。後編

続きです。こっから盛り上がっていけばいいが…

日本サッカーは迷走を続けているように感じてならない。
私はその要因がここにもあると考える。日本人は、日本(らしい、独特の)サッカーを日本代表監督が作るものだと思い込んでいる。だから、「ジーコジャパン」「トルシエジャパン」「加茂ジャパン」「オフトジャパン」なんて、あたかも代表監督が日本サッカーの主と言わんばかりのネーミングをつけたがる。こんな呼び方をするのは、日本だけだそうです(とあるスポーツライターの方が書いておられました)。

確かに、「エリクソン・イングランド」(どこぞやの会社名?)。「パレイラ・ブラジル」(新種のお米の名前?)。「ペケルマン・アルゼンチン」([ん]多過ぎやっ)。なんて意味不明だし、ダサ過ぎますもんね。こんな風に言ったら、その国の人々に怒られるでしょう。「あいつ1人の代表ちゃうぞっ!」って…


でも、これって凄い日本人らしい発想なんですよね。WBCで世界一に輝いた日本代表は何て呼ばれていたか覚えています?そう「王ジャパン」です。もうここまで来ると日本の癖です。いや、これが文化かも…

で、世界一の称号を得た日本ですが、あれが王監督の采配が冴えわたったからでなはい。運も味方したし、この国の野球のレベルも高くてそうなる可能性・資質を充分秘めていたわけだから。どちらかというと、監督の采配に関しては、選手の足をを引っ張っていた感もある。

でも、この考えは一理ある。だって、野球なんですもの。選手交代は一回さがった選手が出てくる以外はほぼ自由だし、ゲーム中にサインを出して選手に意思を伝えることもできる。なんだったらゲームを中断させて、グラウンドに入って選手と会話をすることもある。野球における監督は、ゲーム自体に多く関与し、勝敗に与える影響も大きい。

バスケやアメフトの監督(HCの方が正しいか)なんて、試合時間を止めて作戦タイムをとることだってできる。


どれも、サッカーでは考えられない。サッカーという競技の特性上、ゲームが始まってしまえば、監督の手出しはほとんどできないのだ。あるのは、ハーフタイムに指示を与えることと、たった3人の交代枠で意思を伝えることしかできないのだ。よくサイドラインギリギリまでよって、叫び狂っている監督がいるが、その時の指示が勝敗のポイントになったことがあるのだろうか。ほとんどないだろう。

それだけ、サッカーの監督が出来ることなんて高が知れているんです。

強豪国の監督や強豪クラブチームが監督人事で揉めるのは理解できる。実力差が均衡していれば、高が知れている監督の仕事といえど、勝負を分ける重要なファクターになるのだから。ただ、日本は監督如何で優勝や躍進を狙える国でない。

逆に言えば、監督がちょっと手を加えただけでどうにかなるほど甘くないというのが、サッカーの難しい所でもあり、面白い所でもあるんですよね。


そして、今の日本サッカーを作り上げたのは、日本協会や日本代表監督ではない(その要素もないわけでは言わないが)。選手たち自身でもあるだろうし、選手たちにサッカーの楽しさを教えた指導者たちでもあるだろうし、そういう環境作りをしていた人かもしれない。多くの人間が関わり、築き上げてきたものだと思う。

そういう人たちの努力や苦労を蔑ろにして「~~ジャパン」とだけ言いたがる人間は、真のサッカーファンではない。


もういい。中断中とはいえ、W杯を邪魔するなと言っていた人間がこれ以上W杯以外のことでグダグダ言うのはやめよう。

ここで書いたことは極論が多いことも承知している。私だって、監督が誰でもいいなんて思ってはいない。

ただ、今の状況はあんまりだと思う。今回の騒動に便乗している人に限って、サッカーを愛してるだの、サッカー通ぶったりしていませんか?

私はサッカーが好きだ。でもサッカー通でもなければ、熱烈なサッカーファンでもない。

ただ、今回のW杯は楽しみにしていた。それを邪魔されるのが我慢ならないだけだ。


最後に。
オシムさん。あなたはこんなサッカーに対して幼稚な国の監督を、引き受けようとされています。あなたの監督としての技量は申し分ないと思います。65歳にして、そのバイタリティーには感服せざるえません。

ただ、あなたをもってしても2年や4年のスパンでは、日本が劇的に強くなるとは到底思えない。それはあなたもわかっているはずです。

でもそうなった時、この国のサッカー文化は、必ずあなたを第一の戦犯として叩くでしょう。そう、核心を蔑ろにして1人の人間に責任転嫁してしまうんです。

あなたは若くない。この理不尽なサッカー途上国のやり方に、あなたの体や心はもちこたえることはできるのでしょうか?かなり心配です。

熟考されてご決断下さい。

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posted by uzura176 |00:00 | サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月29日

新監督?誰でも一緒や!こんなことをやっている限りサッカー大国にはなれない。前編

今回のコラムは、多くのサッカーファンを敵に回すかもしれない。
でも、やらしてもう。

ここ数日の異常ともとれる、日本代表監督人選の報道。

まずは、率直な意見から言おう。
うるさい。くだらない。誰でもええって。


W杯で何の見せ場もつくれなかったチームが何をゴチャゴチャ言うてるんでしょ。W杯はまだ続いているんです。もう大会に参加することができない国が、別れ話の後の捨て台詞を吐くようなことは勘弁願いたい。今現在、世界一を目指して真剣勝負をしている国々に失礼です。


これは、川淵キャプテンが口を滑らしたことが原因とされている。でもそれがなくとも、W杯真っ最中にこの下品な報道と推測は飛び交っていただろう。

なんだったら、川淵氏の意図的な策略だという意見もあるそうです。へぇーー、そうなんや。だから?サッカー界の好きな言葉「マリーシア」ということで片付けたら。欺くことに美徳を感じる競技でもあるんでしょ。

もっとひどいのは、今回の日本代表の散々な結果を川淵氏が解任することによって責任をとるべきだ、という考え方があることだ。

今回の日本代表が惨敗したのは、サッカー協会のお偉いさんだけのせいなんですか?確かに、監督人事や若手育成、プロリーグの運営にも携わる。責任が全くないというのは嘘だろう。でも、勝負の場に立っていたのは選手でしょ。まずは当事者からでしょ。彼らをよく頑張ったと褒め称えながら、プレーすることもままならないオッサンを紛糾してどないするんでしょ?


その日本人らしい体質が、監督への責任転嫁にもつながっている。日本代表が惨敗したのはジーコ監督のせいらしいです。

そりゃ、そうだ。監督ですもんね。ってオイッ!
あまりにも馬鹿馬鹿しすぎて、できもしない乗り突っ込みをしてしまったわ。

こんな結果論ってありますか?皆、W杯前は「ジーコジャパン」ってもてはやしていませんでしたっけ?今、ジーコの悪口を並べまくっている人たちは、4年前から辞任を要求するような発言をし続けていましたか?
こうなることを、予測していた、もしくはそれもできていなかった人が今更何を言うてんねん。

ちなみに、ジーコのせいで負けた日本代表ですが(もう面倒なんで乗っかってやります)どの監督であれば、日韓大会以上の成績を残せたんでしょうか?

話題のオシム?それとも日本で大人気のベンゲル?トルシエの続投?ヒディングをオーストラリアより先にとっとけばよかった(プライドもくそもないが)?それとも何10億出してマウリーニョ?

誰が監督を務めようが大差なかったであろう。少なくとも決勝トーナメントに進出することはなかった。

確かに、監督の手腕は大きい。その存在の意味がないとは言わない。でも、それはサッカーにおいては強豪国に限ることだと思う。今の日本代表は、監督の技量如何で、結果(勝負)が左右されるレベルに至ってない。

ちなみに今回はアジアの4チームが1次リーグで散った。その中でも健闘したのは韓国。スイス、フランスという強豪と同居する中、勝ち点4をもぎ取った(場合によっては2位に滑り込める数字です)。これは、監督の手腕が大きいと考えますか?違うでしょ。アドフォカート監督がそんな見事なチーム作りや采配をしていたとは到底思えない。ジーコが韓国代表監督でも同様の結果が得られていたはず。確かに、韓国が前回大会ベスト4に進んだのは、ヒディングの力によるものが大きい。でも、相応の力も蓄えていたし、ホームでもあった(それが誤審騒動をうんでしまったが)。監督だけの力で、結果がよくなるほどサッカーは甘くない。

後編へ続く。

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posted by uzura176 |23:05 | サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月29日

ガーナ戦を観てその強さを垣間見た。でもこんなブラジル好きですか?

ブラジルVSガーナの一戦は期待していた展開にはならなかった。

まさに横綱相撲。これほどワンサイドゲームは決勝トーナメントではめずらしい。

それは3-0というスコアがそう思わせたわけではない。この試合を通じて、歴代ブラジルには感じることができなかった得体の知らない底力を感じた。


ブラジルといえば、歴代5度の優勝を誇る名実ともサッカー界での大横綱だ。今回も優勝候補筆頭です。前頭(何枚目かは知らないが)の日本も、金星は夢のまた夢と思わざるえないくらい、激しく土俵に叩きつけられた。

そうなんです。今までのブラジルの強さというのは、相手を問わず、全力で相手を潰すサッカーだった。対戦した相手が立ち直れなくなるくらい、完膚なきまで叩き潰すサッカー。

でも、このガーナ戦は一味違った。先取点をあげた後は、あのチェコすら苦汁を舐めた死のグループE組を突破した新興勢力のガーナを子供扱い。あのグループで2位に入る時点で、ガーナは三役の力があることは証明されている。ある意味、ブラジルがガーナに敗北したとしても金星でもなんでもない。

そんな警戒すべき相手に何の苦も感じず勝利したのだ。


そして先程書いたように、今までのブラジルというチームは、相手に圧倒的な力を誇示することで、その地位を示していた。でも、この日のブラジルは、そのフィジカルに物を言わせ攻めてくるガーナに胸を貸していた。

ナンボでも来なさい。全部受け止めてあげるから。と言わんばかり。これから出てくる芽にぶつかり稽古の相手をしてあげている大横綱の如く。

そして、これからトーナメントで当たる大関クラスに対して予行練習かの如く。

事実、ガーナ戦の終盤は前がかりになるガーナに対して、カウンターの練習をしていた。ノックアウト方式の決勝トーナメントで、未だに調整をしている状況なんです。


こんな余裕のブラジルは今まで例を見ない。ここ4戦を終えて、圧倒的な攻撃力で叩き潰した相手はいない(実力差があり過ぎて点差が広がっている場合もあるが)。まだ、百獣の王はその爪を研いでいる状態。


実は、ブラジルが優勝を逃した大会というのは、大会序盤から大勝を重ねていた。そして、大会終盤にのぼせ上がっている所でカウンターパンチをもらう、もしくは疲労が蓄積してガス欠に陥るパターンが多い。1986年ジーコ擁する黄金のカルテットで絶対的な優勝候補になっていた時もイタリアに足元をすくわれたし、1998年の決勝前夜にロナウドが原因不明の発作を起こしたときも、序盤から圧倒的な試合展開が多かった。


そして、ここ4戦のブラジルはすこぶる評判が悪い。優勝候補と奉ったものたちにとって、これまでの戦いぶりは満足いくものではないだろう。ブラジル国内でも戦犯を誰にするか、舌舐めずりをしているように感じる(今の所は肥満児ロナウドだが)。

だが、今回のブラジルは過去の失敗をも糧にするゆとりがある。その余裕は、確固たる自らの実力へ対する裏づけに感じてならない。

ゲーム内容のことはあえて書きませんでした。それがこれからの試合に対して何の参考にもならないと思ったので。


言うまでもないが、今回のブラジルは強い。いや、強過ぎる。

しかし、こんな小ざかしい、そしてこなれた戦い方をするブラジルは見たくない。どうせ王者になるんやったらKO勝利目指さんかいッ!(あれ?ボクシングになった…)。ちょこちょことジャブ出して、判定勝ち?そんなスケールの小さいブラジルは好きになれんっ!

私はこんなに強い大横綱だからこそ、座布団が舞う状況を期待してしまうんです。

判官贔屓と言われようが、天邪鬼と言われようがそれが自分のスポーツを観る上での基本スタイルだから。


私の予定では千秋楽ではなく、14日目あたりを予定しています。

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posted by uzura176 |21:21 | ドイツW杯 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月28日

フランスVSスペイン。確かに名勝負かもしれない。でも素直に喜べない

スピード感溢れるショートパスを繋ぐスペインとフランス伝統のシャンパンサッカー。

両チームの華麗なるサッカー、スタイルの祭典にサッカーファンは酔いしれたはずだろう。


だが、私はこの試合を見ていて終始煮え切らないものを感じていた。

これだけ美しいサッカー、そしてあれだけの選手たちが織り成すテクニックを魅せつけられて、なんの不満があるのだろうか?と自分でも思う。でも心のそこから楽しめなかったのは事実だ。

フランスの皇帝ジダンは負けると引退試合、スペインの至宝ラウルも負けると代表引退試合。レアルのスター2人のどちらかが代表ユニホーム着る最終戦ということもあり、感傷的なムードにも包まれていた。もちろん、私もこの2人のプレーを嫌いなはずがない。どちらも負けるなっ!みたいな安っぽい感情を抱いていたのも本音だ。でもそれだけではない。


私は、試合前この試合はスペインが勝つべきだと考えていた。日本にはスペインサッカーやリーガが好きなサッカーファンは多いが、私は格別スペインファンというわけではない。でも、この試合にフランスが勝つ権利はないと。


これは両国の姿勢や信念が、そうさせたのかもしれない。スペインは国内リーグでも海外選手をどんどん招きいれ、そして発展している。今や世界No1リーグとも言われる。そして、海外選手が流入している中でも、彼らのサッカースタイルは変わらない。そこにこだわりや信念を感じられるからだ。

一方、フランスは自国開催の1998年W杯2000年のユーロを連覇(史上初)してからというもの、体たらくが続いていた。自国開催のW杯までは選手の育成に力を入れ、そして成功もさせてきた。しかし多くの栄光に輝いた後は惰性で、ことを進めてきた。前回のW杯、欧州予選と1次リーグの戦いぶり、8年前のW杯と6年前のユーロとほとんどメンバーが変わらないことからも、それを物語っている。


しかし、勝利したのはフランスだった。

サッカーとは不思議なものだ。目標や理念を掲げることと、勝負は全く別物なんですから。だからこそ、おもしろいのかもしれないが。


私は、この試合でフランスが8年前の輝きを取り戻したとは思っていない。確かに、ベテランのジダン、ビエイラ、マケレレのベテランの運動量は賞賛すべきものだったし、最終ライン(こちらもかなり高齢ですが)の集中力も見事だった。

ただ、あのサッカーがプラティニの頃から築き上げ、そして98年に完成したシャンパンサッカーには到底思えない。

結果的には3点を奪ったが、攻撃の軸としていたのは、ワントップのアンリが相手最終ラインの裏へ飛び出して、そこにボールを放り込むこと。これが、シャンパンの気泡のように、人が次から次へと湧いてくるという意味の「シャンパンサッカー」なのか?泥臭く守り(よく言えば組織的だが)、ひとりのストライカー依存してしまうことが、あのフランスサッカーなのか?冗談じゃない。

でも、この自分たちのスタイルをかなぐり捨てたことが、勝利の要因とも言えなくもないが。

過去の栄光にすがり続けるメンバー構成(先発メンバーの平均年齢は32チーム最高齢ではないだろうか)とあのドメネク監督の手腕では、この大会でシャンパンサッカーを取り戻すことはないだろう。



そして、今や過去の産物とも言われかねないフランスに完敗したスペイン。

逆に彼らは自らの理念を全うしたのかもしれないが、やっぱり変われなかった。

今回のスペインは一味違うぞ!とここ数回のW杯では言われている。もちろん、今回もそれに違わなかった。事実、ユース世代で、世界の舞台で結果を残している選手を多く起用。今回は、いつも地元のクラブチームしか応援しないスペインサポーターも、代表を応援する為にひとつになっているとも報道されており、期待もされていた(いつもは期待すらされていない)

でも、変わらかった…変われなかった…いや、変わる気がなかったのか…


それは、この試合のサッカーを見ていて嫌というほどわかる。相変わらずボールが目まぐるしく動く華麗なサッカー。攻撃時でもコンパクトに保ち、人と人との距離は近い。にもかかわらず、パススピードはメチャ速い。

でも人の動きは少ない。動いていないは言いすぎだが、ちょこまかしか動かない。そこにダイナミックな展開や長い距離を走るとか、ガツガツと相手にぶつかることはない。あくまでもスマートで魅了するサッカーなんです。

これはちょっと言い過ぎだろうが、私はスペインの選手全員が攻撃時のボランチのように見えた。皆がパスを味方へ正確に供給する。だが、それはあくまでも自分たちの技術を魅せつけるためであって、貪欲にゴールへ向かう、そして勝利を掴み取るものには感じられない。

「これから美しいサッカーを見せマース。どうぞ、皆さん見ていって下さい」というような。

同じく個人技やテクニックをふんだんに織り込んだサッカーを展開する、オランダ、ポルトガル、アルゼンチンにメキシコ。これらのチームの試合で感じたものは、今日のスペインには全く感じられなかった。

それをなにかと問われれば、私には上手く説明できない。ただ、ひとつ当てはまる言葉があれば「必死」だろう。

今日のフランスは恥も外聞も捨てて、必死だった。ポルトガルやオランダは世間の批判を承知の上で、汚いサッカーをし勝利をぶん取りにいった。この試合のスペインは、何かを犠牲にしたのだろうか?

必死って、かっこ悪い。でも、サッカーの大事な部分はかっこ悪いことが大半を占める。それを知ろうとしない限り、スペインは世界一に輝くことはないだろう。それをわかっていてもやらないのが、スペインサッカーの美学かもしれませんが…

私はスペインサッカーが好きだ。幸いにも、トーレス、セスク、ビジャ、セルヒオ・ラモスなど若い選手が今回結果を残した。そして経験も積んだ。若手の躍進という意味では、世界随一だ。彼らが今回の結果を受けて、どう変わっていくかのか。今から楽しみだ。私は新スペインサッカーが出来ることを期待している。


最後に、この試合にのめりこめなかった理由をひとつ。

互いにワントップ気味の布陣だった。しかし、互いのエースストライカーはアンリとトレスはセンターフォワードタイプではない。彼らの能力は申し分ないが、彼らは自由に動き回ってこそ(好きなポジションをとってこそ)の選手。試合中、真ん中にいとけっ!と言われているのか、窮屈そうに見えて仕方なかった。

両国ともお国柄か、ロナウドやクレスポやファン・ニステルローイやジラルディーノやトニのようなセンターフォワードは、中々出てこない。それはそれでしょうがない。でも、だからといって才能豊かな選手をそういうポジションに無理やりはめ込む(押し込める)のには疑問が残る。

両監督の采配は、良いものを潰してしまっているようにしか見えなかった。どうしても、ワントップやスリートップにこだわるのなら、フランスにはトレゼゲがいるし、スペインにはモリエンテス(メンバーから外れたが)がいる。

監督のエゴや好みのせいで、選手が個性を出せない。私がスポーツ観ていて一番悲しい瞬間だ。



1回戦で一番期待していたカードでもある。

でも一番裏切られた感のあるゲームでもあった。

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posted by uzura176 |23:49 | ドイツW杯 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月28日

今大会No1の驚きを与えたスイス。その結幕はあっけなかった…

やっとW杯も小休憩。3週間地獄のような日々でした。

FIFAは選手のコンディションも大事だが、ファンの体調も考慮してほしいものだ。

とはいってもこの2日間で、今までサボってきたものを取り返さなければ…サッカー馬鹿に休む間なし。

後8試合。つーか、もう56試合消化しているんですね。もう終盤の中の終盤ですね。


まずは、スイスVSウクライナ戦。

なんて言ったらいいんでしょうか…

欧州の中堅国同士らしい、堅ぁぁい試合になりました。

0-0で120分を終えたからって、面白くない試合というわけでもなかったんですが…お互いがやるべきことをしっかり、そして堅実にやった結果だ。でも、多くの人は物足りなさを感じたことでしょう。


PK戦の末敗れたスイスは、私にとって今大会最も大きいサプライズでした。2年後のユーロでオーストリアとの共催を控え、若手の育成に力を入れているとは聞いていた。そして、その若手(ユース世代)が世界大会で結果を残しているし、A代表でもその若い力が還元され、欧州予選のプレーオフでは前回3位のトルコを破っての本戦進出です。


でも、所詮はベスト8あたりを目指す国だろうと高をくくっていた。だが、この大会でみたスイスは素晴らしいサッカーを見せてくれた。少なくとも、同組のフランスの何倍もいいサッカーをしていた。上手いことやれば、2004ユーロでのギリシャの再現があってもおかしくないほどの実力を秘めていた。

FWのフレイはフランスリーグ得点王で、CBの21歳センデロス、19歳ジュルはその若さでアーセナルに素質を見出されている。21歳にしてエース・フォンランテンの怪我による直前離脱で急遽代表に収集され、チャンスを得たハカン・ヤキンもラッキーボーイになった(パスセンスは中村俊輔以上のレフティーでした)。とにかく若い目の勢いが凄い。

キャプテンでボランチのフォーゲルがチームをまとめ、サイドバックの大胆なオーバーラップからの攻撃力もある。そして、4試合を完封しただけの守備力。

冗談抜きで弱点が全くない。

でも結果一回戦敗退…

私はモチベーションのもっていきかたに問題があったと思っている。

もし、本気で優勝を狙っているのであれば、この試合であれだけ堅い試合運びにはならなかったはず。なぜならこの試合の勝者は、次戦で2時間前に行われ勝利したイタリアと対戦する。その優勝候補相手に120分間の疲労を蓄積して、戦うのは圧倒的不利なのはわかっている。先々のことを考えているのであれば、もっと積極的に攻めて90分でケリをつける戦い方に徹したはず。その中で、延長、PKをも良しと考えたスイスには、優勝を意識する余裕はなかったと考えられる。それだけの実力があるだけに、もったいなく感じられてしまうのだ。


でも、このチームは2年後のユーロと五輪、そして4年後の南アフリカW杯での活躍は確約されたようなもの。それだけ若い選手の躍進が素晴らしい。その選手たちが、今回こんな大きい経験をしたのだから。絶対覚えておいて損はないチームだと思う。

それにしても、1次リーグの韓国戦でのセンデロスのヘディングシュートは衝撃的。彼自身も相手選手も頭がぶつかって大流血。シュートの後、互いに歓喜と失望の中での、血まみれの表情の対照的なこと。サッカーのシビアさを象徴するようなコントラストでした。私は相手チームが韓国ということもあり「パッチギシュート」と名付けています。



そして、勝利したウクライナ。スイスとは逆で、この試合に賭ける勝負運びが功を奏した。前線からのプレッシャーのかけ方は後先を考えたものではない。この勝負だけに集中していた証拠でもある。


昼間の試合でなかったことも幸いした。緒戦のスペイン戦では暑さにやられて0-4の完敗。そこから3連勝したのは、炎天下の戦いがなかったことが大きい。次戦のイタリア戦も夕方の戦いだから、大丈夫!といいたい所だが、今日の試合で出がらしになっていそうで心肺。次こそが最後だと思って闘ってほしい。


このチームの詳しいことは、イタリアVSウクライナ見解の時にやろうと考えている。


ああぁぁ、ナンボ振り返っても頭に浮かぶのは、もったいない。

スイスの人が一番思っているでしょうね。
千載一遇のチャンスやったのに…って

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posted by uzura176 |22:35 | ドイツW杯 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月27日

サッカーは本当に恐い…ただ、それを何の分析もせず美談にするな

イタリアVSオーストラリアはサッカーの恐さを思い知らされるゲームになりました。


試合が終わった後の脱力感といったら、なんて説明していいものかわからない。オーストラリアの選手やベンチは、それ以上に放心状態になっていました。


この試合はいい試合か否かでは片付けられない。当然だが、イタリアファンにとってはナイスゲームだろうし、オーストラリアファンにとっては悪夢のようなゲーム。まさか残り数10秒(下手したら1桁だったかも)の同点の中、PKの笛が鳴り響くなんて…誰が想像できようか。


まず、この試合はどちらペースで進んでいたのか?

私はイタリアに退場者が出る50分までは、オーストラリアペースだったと思う。もっと単純なロングボールばかりで攻めると思われていたが、しっかり中盤からパスが繋げていた。イタリア守備も面食らった、ように私には見えた。もっとオーストラリアは力づくの攻撃をしてくると、イタリアは考えていたのかもしれない。


オーストラリアは守備面でも冴えていた。なにせ当たりが強い。特に守備時のハイボールや並走してのショルダータックルは強烈。イタリアほどフィジカルに優れる国はないと思っていたが、その面ではオーストラリアが有利に立っていた。

もちろんゲームの流れ的には、イタリアの方がチャンスを多く作り、押しているようにも見えるが、実力差から考えてもオーストラリアが大健闘していた、といった方が正しい。


そして、イタリアのDFマテラッツィが退場になって、数的有利を作った時点から、オーストラリアの更なる攻勢が始まった。

でも私はその中で違和感を感じていた。なぜか、リードも許していなくて、人数がひとり多い中、オーストラリアの攻撃はロングボールが増え始めたのだ。これは状況が苦しいチームが使う戦術であり、この状況でオーストラリアが使うのはおかしい。そして、この戦術は、イタリアが当初予定していたオーストラリアの攻め方(戦術)なんです。


こうなったのは、イタリアが前半の攻撃で、最終ラインを上げる戦術から、自陣にしっかりと引いて守り始めたこと。そのせいでオーストラリアは有効なスペースを見つけられず、単純にトップへハイボールを上げるしかなくなった。

そしてもうひとつの要因は、退場したCBマテラッツィが193cmの長身で空中戦の柱だったからです。それを、オーストラリアは空中戦を制するチャンスととらえてしまったのかもしれない。


幸か不幸か、オーストラリアはイタリアが当初予想していた戦術に、自分からもっていってしまった。もし、退場者が後半始まってすぐではなく、前半終了直前であれば、ハーフタイムにヒディングが対処していたのだろうが…


この試合で、ヒディングが交代枠の3人しか使わなかったことに焦点を当てる人も多いだろう。それは結果論であって、監督を攻めれないという考えを、テレビ中継の解説者は言っていた。おそらく、ヒディングの今までの功績を考えれば、この解説者が言うような、擁護派の意見の方が多いだろう。


しかし、私の考えは違う。この試合で彼はミスを犯している。


まず、彼は延長戦を考えて、選手交代のプランを考えていた。それは、消耗戦に持ち込んで120分間の中で、イタリアにとどめを刺そうと考えたからだ。

しかし、彼は思い切った開き直りとも取れる戦術で成果を残してきた監督です。この常套手段とも言える戦術はあまりにも保守的過ぎないか?

というより、彼の思い切りは苦境によって発揮される。だが、この場面では自チームが有利になって、相手が苦境に立たされていたのだ。まだ同点の状況で、彼は必要以上に勝ちを意識してしまったのだ。だからこそ彼らしくない保守的な采配(交代枠を残す)をしたとも考える。


そして、ヒディングはもうひとつ重要なことを見逃してはいなかったか?イタリアのマテラッツィの退場は、誰の目から見ても不可解なものだった。あれで一発レッドはないだろう、と。そして、それはヒディングからしても同じだろう。だが、彼はこの判定をラッキー、もしくはモウケモンと片付けてしまった。


また、この判定を一番悔いていたのは、おそらく主審だと思う。それは、レッドカード後、イタリアに有利になるような笛を吹き始めたことが全てを物語っている。そこに、ヒディングは何かを感じたのだろうか?彼はそこで危険を察知したのだろうか?もし、彼がそこに目をつけていたのなら、90分間で一気に攻め落とすような選手交代や戦術をとっていたはず。


あのPKは、確かにオーストラリアにとって酷なものです。イタリアサポーターまでもがそう思うような判定かもしれない。しかし、そうなってしまうような前兆は、確かにレフリーから見受けられたのだ。それを気付いていたか否かはわからないが、ヒディングは見過ごした。


ただ、何を言っても結果論です。私はヒディングという監督が本当に好きだし、尊敬もしている。この1試合でその評価が変わることもない。


ただ、いくら名監督、知将、策士であっても、失敗は必ずあるんです。

それは、ジーコやプラティニやロベルト・バッジョのような天才たちが、大事な場面でPKを外すことがあるように。

そのミスを何でもかんでも美談にしたがるのは、日本人の悪い癖。

おそらく、あの采配を一番悔いているのはヒディング本人なんですから。


でも、だからこそサッカーは面白い。そして、難しい。そして、恐いんです。


最後に。
オーストラリアは素晴らしいチームでした。彼らがF組から決勝トーナメントに行って、私は満足している。

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posted by uzura176 |03:54 | ドイツW杯 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月26日

イタリアVSオーストラリア見解。もう開始15分前

またもや、今日の見解が間に合わない。

ちょっと、前のを気合入れ過ぎてしもうた…ホンマ懲りへん奴や…


イタリアVSオーストラリア戦。

イタリア代表VSヒディングとも、ちまたでは騒がれています。もちろん、前回大会でヒディング率いる韓国代表が同じ決勝トーナメント一回戦でイタリアから大金星をあげたからです。このカードが決まった時点で、冴えないマスコミはここばかり騒ぐんだろうなぁ、と想像してましたが案の定です。

オーストラリアと韓国って全く別もんやのにねぇ…しかも、イタリア代表も半分以上メンバー代わってるし、なんやったら監督が違うがなっ。

ただのこじ付けやんっ!

思わず、腹が立って大阪弁に…読み辛くて申し訳ない。

でも、確かにこのゲームは、両監督の采配にも注目するべき所は多い。日本ではヒディング、ヒディングと騒いでいますが、イタリアの監督は、リッピですよ。セリエAでスクデットを何度も獲得しているし、CLも制した経験がある。正に名将中の名将。キャリア的に考えればヒディング以上かもしれません。

今大会でも的確状況判断からの選手交代が目を引く。ビッグネームのデルピエロやインザーギよりも無名のイアキンタを上手く使っている。しかも彼が期待に応え結果を残しているのだから、これは采配の妙と考えるしかないだろう。

どうでもいい話だが、どうもイアキンタという名前が卑猥に聞こえて仕方ない。こんなこと言ってたらもうオッサンの始まりやな…


こんな偉大な監督2人の采配を予想するなんて、無謀な話です。ここは黙って彼らの大胆な仕事を、とくと拝見するまでです。


でも、ひとつだけ言っておきたいのは、試合終盤までもつれるとヒディングのペースだということだろう。そういう展開になれば、また大番狂わせも考えられる。ヒディングの開き直りとも取れる超攻撃的なメンバーチェンジとオーストラリアの強引で無骨なパワープレーは非常にマッチしていると思いますから。

あの巨人を前に4人も5人も置いてハイボールを上げる戦術は、ラグビーのハイパントに似ている。だからこそこの国には合っているんです。ラグビーの豪州代表はほとんどハイパントは上げませんが。

あのパワープレーとカテナチオの対決はかなり見応えがあると思います。大男たちの肉弾戦に興味津々。


オーストラリア代表は、目標の決勝トーナメント進出で、エクアドルのように気持ちが一度切れているだろうが、あの韓国代表のようにヒディングに、もう一度兜の緒を締められているだろう。その辺のマインドコンロール(言葉悪い?)もヒディングが施しているはず。そういう気持ちのもっていき方が上手いのも、彼が名将たる所以ですよね。


ああ、楽しみっ。

どうでもいいが、これって見解?

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posted by uzura176 |23:44 | ドイツW杯 | コメント(0) | トラックバック(0)
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