2010年04月03日

センバツ決勝、球史に残る名勝負だった

         点差がついたのは時のあや

センバツ決勝戦日大三対興南の戦いは手に汗握る熱戦になった。
センバツといえば、閑散とした甲子園が常であるが、この日は雨での順延が続いたこともあり、夏の選手権のような大観衆(おそらく5万人近く入っていた)。
その歓声の対比は、興南8日大三2という感じだった。
まるで、プロでホームタウンとして戦うタイガースが戦っているようだった。
今や甲子園は沖縄県民の第2の故郷のようにもなっている。
興南ナインにとっては、この上ない後押しになったことだろう。
決勝まで残った両チームの力は互角。
勝敗を分けたのは、観客のパワーだったのかもしれない。


      前半の戦いを観て、最後の結末を誰が予想できただろうか

序盤は日大三ペース。
興南の島袋投手の制球が定まらない。
しかも、失策が重なり3回までに日大三が3点を先制する。
日程的にも不利である興南がここで一気に崩れることを予想した人も少なくないだろう。
しかし、ここで終わらないのが今年の興南である。
日大三の山崎投手が絶好調にもかかわらず、初球から強振を繰り返す。
これは、昨年までひ弱だった興南打線ではありえないことだ。
これがチームに流れをもたらす。
そして、ここで目が離せないのは興南の機動力である。
4回5回で5点を奪って一気に逆転したわけであるが、普通に考えれば、3点がいいところである。
そこを積極的な走塁を活かして5点まで奪ったことが、この試合のキーポイントになった。

対して、ここから本塁打、スクイズと大技小技を織り交ぜながら2点を返した日大三もしたたかである。

6回を終わった時点で5対5の同点。
ここからの投手戦になることを誰が予想したことだろうか。
両エースが踏ん張り、そして立ち直り、スコアボードには0が刻まれていく。
島袋投手は連投で疲労があり、前半得点を奪われたような気がするのだが、ここから立て直すということは、冬場の鍛錬がものをいったのだろう。
対して日大三の山崎投手は低めを丹念に突くしぶとい投球。
打ち気にはやった興南打線は、ひっかけて内野ゴロを重ねる。


      延長戦で勝負を分けたのは「甲子園の魔物」

そして、淡々とした流れのまま延長戦へ突入。
ここでも両投手は疲労の中崩れなかった。
そして、延長12回。
最初に崩れたのは日大三の山崎投手だった。
150球を超えていたのでしかたないのかもしれない。
そして、ここで日大三は今大会初めてと言っていいほどの守備の崩れで興南に勝ち越しを許す。
やはり、高校生。1点も許せない場面。
大観衆の前で硬くなってしまったに違いない。
しかも皮肉なもので、その失策を犯してしまったのが、この試合見えないファインプレーを繰り返していたサードの横尾選手。
甲子園には「魔物」が棲んでいるというが、この土壇場に潜んでいたのかもしれない。
「魔物」といえば、この日は甲子園の風も凄まじかった。
ただ強いだけではなく、打者一人毎にその風向きが変わる。
こんな状況を作り出すスタジアムが他にあるだろうか。
高校生にとってはあまりにも過酷でシビアな状況であった。
興南高校が序盤失策を繰り返したのもの、この「魔物」の仕業としか思えない。
そして、最後の堅守日大三の決勝エラー。
野球、いや高校野球、いや甲子園というものは本当に奥が深い。


      興南の強さは「心の強さ」

この球史に残る決勝の勝負を分けたのはどこにあるのだろう。
私は「積極性」にあると思う。
興南の積極的な打撃、積極的な走塁が実力的に負けてない日大三の心を乱したのではないだろうか。
1点を取る前に、ひとつの塁を必死に奪う。
この姿勢が、興南が日大三を秀でていた唯一の部分であったような気がする。


       優勝候補を次々と撃破した興南は「完全優勝」と言っていい

それにしても今年の優勝チーム興南高校は強かった。
倒して来た相手は関西(岡山)、知弁和歌山、帝京、神宮大会の覇者大垣日大、そして決勝の日大三と……
ほとんどのチームが優勝経験をもっていたり、優勝候補である。
組み合わせ抽選のあと、興南の優勝を予想できたものはほとんど皆無であったのではないだろうか。
その優勝候補たちをほぼひとりで抑え続けたエース島袋投手は超高校級といっていい。
夏選手権はレベルの高い沖縄のことだから出場できるかわからないが、島袋投手は高校生投手として、プロのスカウトの目玉に違いない。
球速は140キロ前後だが、上背がないにもかかわらず、その角度が素晴らしい。
ストレート、カーブ、スライダーともすべての球種で角度があるから、中々バッティングマシーンでは体感しにくい。
だから強豪チームたちの強打者たちがことごとく空振りを奪われていた。
昨年の菊池投手とはまた違った魅力のある左腕である。
精神的にもタフな感じなのでプロにいってからも楽しみな投手だ(ちょっと気が早いが)。


      沖縄野球の強さはどこにあるのか?

にしても、沖縄野球のレベルは高い。
今年はセンバツ史上初の2校出場もそうだが、1昨年に続くセンバツの優勝である。
沖縄野球の強さを知るためには、『南の島の甲子園』著下川祐治をお薦めしたい。
沖縄県民の生活にどれだけ野球というスポーツが根付いているかわかる。
野球を楽しむ姿勢は、年代問わず私生活に入り込んでいるようだ。


      また熱いそして儚い夏が4カ月後にやってくる

これで春が終わった。
興南高校、おめでとうございます。
でも、ここからもう夏に向けての戦いは始まっている。

灼熱の甲子園でまた、沖縄勢が躍進するのだろうか。

posted by uzura176 |16:39 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年04月01日

熱さはないが、どこか物憂げなセンバツもいい

       プロ野球開幕もいいが……

プロ野球もセ・パともに開幕した。
開幕ダッシュを決めたチームもあれば、出鼻からコケたチームと悲喜こもごも。
このブログでは、あまり紹介できないかもしれないが(なんせサボり気味なもんで)、その動向をウォッチしていければと思う。


       センバツ大会も残り2日

プロ野球もいいが、やっぱりこの時季は私にとっては、春の選抜。
今年は中々観戦できず、もどかしい気持ちでいっぱいなのだが、もうベスト4が出揃ってしまった……
どのチームも投手力がしっかりしており、センバツならではの顔ぶれになった。


        21世紀のトルネードに要注目

個人的には、興南の島袋投手に非常に魅力を感じる。
打者に背中を見せるほどのトルネード投法は、メジャーリーグを震撼させた野茂投手を彷彿させる。
優勝を期待したいところだが、他のチームの違い一枚看板なので、最後まで連投がもつかどうかが不安なところだ。
だが、このチームは投手力と守備力の守り型チームでもない。
8連続安打の我如古選手など、1番から9番まで切れ目ない“打”のチームでもある。
そして見逃せないのが、各選手の走塁の意識の高さ。
盗塁はもちろんのこと、次の塁を奪う姿勢、相手のミスに必ず乗じる姿勢は特筆ものである。
センバツは、夏と違って「細やか」な野球をするチームが勝ちあがる傾向にあるが、その筆頭は興南ではないだろうか。
今日は、神宮大会を制した大垣日大との対戦。
両チームとも、高校生とは思えない、野球を知り尽くした野球をするので、レベルの高い攻防を期待したいところだ。
私はやはり興南に肩入れしてしまうだろう。


      どうした近畿勢!高校野球のメッカとして情けないぞ

それにしても、今大会の悲しいところは我が近畿勢のていたらくぶり。
高校野球と言えば関西であり、ホームという理があるにもかかわらず、ベスト8に1校も名を連ねなかった。
関西人として、大阪で野球をしていたものにとって、こんな悲しいことはない。
地方都市への選手の流出、各都道府県の戦力の均衡など、様々あげられるが、これからの関西野球を憂いてしまう今日この頃である。


       ここからの戦いはひとつのミスが致命傷になるサバイバル

さて今日からはベスト4である。
どのチームも4強に残るだけあって、レベルの高い野球を展開する。
4チームではあるが、戦力は均衡している。
2試合とも1点を争う手に汗握る試合になることは間違いなさそうだ。


       今年のセンバツのキーワードは「雨」なのかもしれない

栄冠に近いのは1試合目の勝者だろうか(日大三と広陵)。
今年は雨で2日もの順延があり、ベスト8の戦いが1日に収められた。
ということは、大垣日大が決勝に進めば4日連続の試合になる。
かなり苦しい日程である。
投手が2枚いるとはいえ、こと優勝となると厳しいのかもしれない。
ただ、今日明日と関西は雨予報らしい。
大垣日大にとっては恵みの雨になるのかもしれない。
せっかくここまで勝ち上がってきた4チーム。
どうせなら、日程での有利不利がないように戦わせてあげたい。

もし、今日か明日雨で延期となると、決勝は週末に持ち越される。
センバツとは思えない大観衆が予想される。
ただでさえ日程が押して頭を悩ませる高野連は、観客動員をとるか日程を取るかでさらに頭を悩ませそうだ。
個人的には、自分が観たいのもあるので、雨で順延をちょっとばかり期待してしまうのだが。

そういえば、昨年はセンバツを観る為に帰省していた。
ベスト8から4日連続甲子園に足を運んだのだが、やはり東京で観る甲子園は寂しい。
私にとって甲子園は青春そのものであり、スポーツにのめりこむきっかけにもなったものである。
どこか、遠い存在になってしまったようでやっぱり物悲しい。
お盆はやっぱり帰省して甲子園に足を運ぼうと決める。
じゃないと、私のスポーツ熱は上がらないのだから。


       今も昔も鍵は「捕手」と感じているのは私だけ?

個人的な話はこれくらいにしよう。
あとはベスト4の戦いを楽しむだけだ。
私の予想は、願望も込めて広陵対興南の対決。
両チームとも私好みの繊細かつ攻撃的なチームである。
優勝のカギは当然投手力を含めた守備となってくるのだろうが、私は捕手を中心として観ていこうと思う。
「野球は投手力」という慣用句もあるが、こと高校野球に関しては「野球は捕手力」と言っても言い過ぎではない。
毎年、優勝するチームには素晴らしい捕手がいる。
そういう意味でもこの4チームの捕手は、ベスト4に値する素晴らしい選手たちである。

さぁ、残り2日間。思う存分高校野球を楽しもう。

posted by uzura176 |09:40 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年08月27日

自堕落ブロガーがおくる甲子園観戦記

     サボるうえに遊びまくるドあほ

あまりにも長い休みをとってしまった……
本人は“お盆休み”のつもりでいたが、これじゃ“大盆休み”。
グータラ人間をぶり返し、かなり反省……

ブログをサボっている最中は、故郷大阪へ帰省していた。
関西、そして甲子園を満喫できるのもこれが最後と決め、思う存分夏を謳歌してきた。
と言っても、今年は冷夏で関西特有のあの茹だるような暑さは影を潜め、ちょっと拍子抜け。
それでもやっぱり故郷はいいもんだ。


東京に来る前は、身近に感じていた甲子園。
だから、夏の選手権大会も年に1,2回行けばいい方だったが、今年は5回ほど通うことになった。
実家は、京都よりで決して近いとは言えないのだが、私にとって甲子園は我が家のようなもの。
“来年からは気軽にこれへんねんぞ”と肝に銘じながら、とその聖地をかみ締めてきた。

ついでに京都で寺巡り。
こちらも大阪に住んでいると近過ぎて頻繁に行かないものだが、この機を利用しないわけにいかない。
当然、甲子園と日程的にも時間的にもカブってしまう。
その部分は、ラジオを聞きながらカバー。
バチあたりな行為なことは百も承知ながら、そうせざるえなかった。
なんせ、お寺や神社は閉まるのが早いもんで。
荘厳な観音様や菩薩様、そして日本画や屏風を鑑賞しながら、耳では球児たちの熱闘を視聴。
これはこれで、かなりおつなものだった。
こんな不届き者極まり行為をしながら、立ち寄る寺々でありとあらゆるお願いごとをしてきた。
当然、御利益はないだろう(賽銭もチマチマと出していたら尚更だ)。

それでも私にとっては、かけがいの夏になったと勝手に自負している。
大阪に生まれ育ってよかったと、やや感傷的になりながら東京行きのバスに乗った。

      やっとこさ本題へ

ここは、スポーツ専門ブログだ。
いつまでも、帰省録を語っていても仕方ないので、本題に入ろう。

帰省している間、夏の甲子園、そして世界陸上と多く楽しませてもらった。
朝から高校野球で夜中は世界陸上。
遊ぶのも中々もって大変だぁ。
やっぱりどこにいても、私はスポーツ狂であり、スポーツは世界の共通言語だと思う。

それでも、今回の帰省の大きな理由は、甲子園を一生分(私にとっては最後なので)楽しむこと。
お盆だというのに、親孝行もせず(むしろ世話をかけて迷惑がられる)、ご先祖さんも放ったらかし。
要は、お盆とか帰省という体のいい言葉を利用しているだけだ。

世界陸上は、ウサイン・ボルト一色となった。
もう、理解できない領域に達しているし、ここでも多く語られていることだろうからスルーしよう。


      甲子園が聖地なのは高校生だけではない

やっぱり、自分が最も謳歌してきた、そして自分にとって最後になるであろう甲子園を語り尽くしたい。
とはいえ、あの15日間をたった1回のブログで語り尽くすのは容易ではない。
自分が生で観てきたものを中心に、独りよがりかつ主観的にいこう。


今年の特徴としては、好投手が揃う大会だった。
花巻東の菊池雄星選手を中心に、150キロを超す速球を放る投手がわんさか出てきた。
あまり球速に一喜一憂するのは好きではないが、これだけの数字を見せつけられるとやはりレベルの高さを認めざるえない。

特に気になったのは、西条高校の秋山投手。
その豪快に体格から繰り出される速球は、速さだけでない重みを感じさせる。
惜しくも豪打を誇る明豊に敗れはしたが、あの球はプロに行けば、木のバットを何本もへし折りそうだ。
同郷の宇和島東出身の平井投手(元オリックス)を彷彿させる。
ストッパーとしてなら150キロ台後半の球を投げるかもしれない。
投手としてだけではなく、4番としてもシュアなバッティングを見せていたので、もしかしたら、打者として大成する可能性もある。
これからが非常に楽しみな選手。

彼だけでなく、明豊の今宮投手(彼も野手としてプロ入りしそうだが)、常葉橘の庄司投手、智弁和歌山の岡田投手、長崎日大の大瀬良投手、東北の佐藤投手、県岐阜の山田投手、敦賀気比の山田投手、立正大淞南の崎田投手などなど。
まだまだ挙げたらきりがないくらいいい投手が揃っていた。
球速だけでなく、ボールのキレやコントロールで勝負する投手も多く多種多彩。
今年の高校生ドラフトは投手豊作の年になる予感大。

その中でも、やっぱり菊池投手は別格なんでしょう。
実際、あの球を生で観たら、その将来性を感じずにはいられない。
左であのスピードであの角度、成長したらどんな投手になるのか。
バックネット裏は、各チームのスカウト陣でいっぱいだった。
メジャーの数チームも動いているようだし、彼のこれからの動向はいやがおうにも注目してしまう。
さぁ、彼はどこに選ばれるのか、いやもしかしたら選ぶ方になるのか。
顔や体格を見てもどのユニホームも似合いそうだ。


      それでも打高投低は変わらない

これだけ好投手が顔を揃えながらも、相変わらず夏の高校野球は打高投低だ。
それは、決勝戦を観ていても嫌というほど実感できる。
いやはや、金属バットの威力恐るべし。
古き良き時代の高校野球を知るファンは、この打ちまくる高校野球を憂いているかもしれない。

      “何県が強い”はもう古い?

そして、今年際立ったのは東高西低の構図。
昔は、地域格差がこれでもかというほどあったが、今やそんなものは存在しない。
駒大苫小牧が優勝を果たした4年前から、それは如実に表れている。
高校野球にも群雄割拠の時代が到来したわけだ。

嬉しい反面、いつも上位を賑わす地元近畿勢やシブい野球をする四国勢や広島のような“地域色”がなくなりつつあることは、何か少し物悲しい気持ちにもなる。
それだけ、自分が歳を喰ったのだと納得しないと仕方ない。
頭の凝り固まったオヤジは嫌だ嫌だ…… と言わないで。
それでも、甲子園に出てくる高校は、各都道府県の誇りであり希望じゃないですか。
やっぱり、その地域の色は大事にしていってほしいと思う。
時代の変化についていけないおっさんより。


      それでも私はやっぱり公立高校が好き

今年は、公立勢の活躍も目をひいた。
千葉大会で“ミラクル”と呼ばれ旋風を起こした八千代東。
その八千代東を1回戦で破った西条(ナイスゲームだった)。

そして、東西の両横綱PL学園と帝京を下し、4強に名を連ねた県岐阜商。
県岐阜は、岐阜大会でも下馬評が低かったにもかかわらず、大物をどんどん喰う。
公立びいきの私は、このチームの試合を生でテレビでと全試合観戦したが、試合を追うごとに成長し、上手くなっていくさまが手に取るようにわかった。
甲子園って場所は、ただの球場ではないと感じずにはいられなかった。
プレーも、そして人としても成長していく。
球児にとって夢の舞台でもあり、不思議な場所でもあり、聖なる地でもある。
それは観ている側にとっても同じ。
甲子園には魔物も棲んでいるが、神も存在する。
これは、今までの歴史が証明している。
だからやめられない。

        また始まった、独りよがり駄文が

ここからは更に主観的にいこう。
ここまで読んだ人は、もう少し私の気ままにお付き合い下さい。

私にとっての今大会ベストゲームは九州国際大VS帝京。
もちろん観戦しに行っていたこともあるが、双方プロの域に達しているようなレベルで圧倒された。
走・攻・守すべてにおいて高レベルのこの試合は、勝った方が優勝を予感させるものだった。
でも、そのどちらもが優勝できないのも高校野球。
優勝した中京大中京もそうだが、帝京の選手の体のゴツといったらなかった。
なんであの打力、投手力を持ちながら優勝できないの?
その帝京を粘り強さがウリの県岐阜が下すのだから面白い。
一発勝負の怖さをまざまざと思い知る。
にしても、帝京の1年生ピッチャーの伊藤投手は147キロ。
もう、理解に苦しむ……
そして末恐ろしい。
この試合も、彼の救援が流れを変え、帝京の逆転勝ちをもたらした。


      こんなに1年生が活躍する年は松井、高橋が1年生の頃以来

あっ、伊藤君で思い出したが、今年ほど1年生が多く出場していた大会も珍しい。
帝京や県岐阜のショートのレギュラーは1年生だった。
入学してたった4か月で強豪校のレギュラーポジションを奪うなんて、ホンマえげつない才能なんでしょうね。
しかも、要のポジションでということは、それまで2年半血眼になって頑張ってきた先輩を差し置いて。
努力ほど尊いものはないとわかっているけれど、やっぱり才能があるって羨ましい。

そして、その彼らが活躍しまくっていたのだから、2年後の甲子園はハイレベルな大会が予想される。
といっても、その2年後はもうじっくり甲子園を楽しめないのだが… 無念。

      著者の独断と偏見で選んだベスト3チーム

ここからは私の心を揺さぶったチームベスト3。
本当はベスト10にしたいくらい迷いに迷った。

第3位は県岐阜商。
もう先ほど書いたのだが、このチームの成長力、そして内野外野鉄壁の守備には、もう称賛しかない。
特にセカンドの藤田選手の守備は、何度もチームを救った。
ゴロをさばく技術はもちろんのこと、中継プレーでも3塁やホームへ矢のような返球で走者を刺していた。
投手の山田投手の我慢力と忍耐力も高校生とは思えないものだった。
PLや帝京打線に対して臆せず、外角低めを丁寧につき続けるのは、言葉で言うほど簡単なことではない。
だって、相手のあの体格を見たら、普通はひるむもんだから。
準決勝も旋風を起こした日本文理を2点に抑え込む。
もしかしたら、今大会一番印象に残った投手かもしれない。


2位は龍谷大平安。
1回戦負けのチームをここに入れてはいけないのかもしれない(その相手は優勝した中京大中京だったのでご勘弁を)。
でも、私には非常に印象深いチームだったので、ここに挙げさせてもらった。

特に私の心を惹きつけたのは、試合前のノック。
甲子園はノックの品評会ではないので、そこにスポットを当てるのはおかしい。
ただ、観戦しに来ているコアなファンは、実はこのノックを楽しみにしている。
龍谷大平安のノック、それはまるで芸術作品のようであった。
内野陣は、ノッカーから打球が放たれて、ボールを捕球するまで、腰が一度も浮き上がらないすり足。
それはまるで忍者のような足さばきで、捕ってからの送球も一連の流れにひとつの滞りもない。

特に素晴らしかったのは、ショートを守る坂本選手。
彼は試合でも何度も捕球していたが、エラーをする可能性すら感じさせない。
プロの選手でも、あそこまで安心感のある捕球をする選手は稀だ。
ファインプレーはもちろん、難しいゴロを簡単なプレーに見せる技術。
試合も好ゲームだったが、彼のプレーに釘付けにされた。
家に帰ってデータを調べるとたった165cmで、まで2年生。
こりゃ、将来楽しみだ。
でも打順は9番で本当に守備だけでレギュラーを勝ち取ったことがわかる。
そりゃ、あの平成の牛若丸をアルプスには置いとけないわなぁ、と勝手に監督と気持ちを共有。
私に選ばれても嬉しくもなんともないだろうが、今大会遊撃手ベスト1(守備だけだが)。


そして、栄えある1位は、花巻東!
最後の最後でベタベッタかい! と突っ込まれるかもしれない。
でも、実際現場でこのチーム観てしまうとそう思わざるえない。
もちろん、きら星のごとく輝く菊池選手の存在があることもある。

でも、このチームのベンチの雰囲気は、これぞ高校野球と思わせる。
レギュラーも控えも関係なく、皆、腹の底から声を出しまくりチームメイトを鼓舞する。
ミスや失敗に対しても(なぜかハイタッチ)笑顔を絶やさない。
観ているこっちが気持ちいい。
そして、もうひとつ。

全力疾走!
どんなに変凡なゴロやフライを打ち上げても、1塁ベースを通り抜けても10m以上その全力疾走をやめない(たぶんそういうプレーをした選手は変えられるんでしょうね)。
観に行った人ならわかると思いますが“天理大学”の看板まで駆けていくチームは49チームの中でこのチームだけでした。
アウトはアウトだし、そういう青臭いことを言っていては、野球ファン失格なのかもしれない。
でも、普段プロ野球やMLBで1塁まで行かず、ヘルメットを脱いだりしている姿を観ると、この花巻東の野球が新鮮で、そして気持ちよく思えてならない。
菊池選手以外は決して秀でた力をもつ選手はいなかった。
でも、このチームがもたらした伊吹は今年の甲子園に欠かせないものだった。

“熱闘甲子園”でも取り上げられていたが、センターを守る佐藤選手はなんと155cm。
観ていたら、本当に大人の中に子供が混ざっている感じ。
でも、その彼が花巻東になくてはならない存在だったことは、観ている誰もが感じていたはず。
自分の中でできることを精一杯、そして全力でやり尽くす姿は、観ているこちらの心を熱くする。
彼のあの姿勢。
観ているこちら(私のようなエエ加減なオッサン)は見習わなアカンと肝に銘じる。


        決勝の名勝負を蔑ろにしてしまう愚かさ

決勝に残った2チームのことをほとんど書いていない。
失礼極まりない奴である。
でも、あの豪快な決勝、そして勝ち上がりを観てきた人にとって多く語ることもないと、独断と偏見でこういう形にした。

新潟県初の日本文理は、雪国のハンデをものともしない、あの打力は特筆ものだった。
そして、決勝の2アウトからのあの猛攻。
新潟の人々にまた新たな誇りになったことだろう。

そして、中京大中京。
生で観たが、1番から9番までスイングが速い。
そして、その打球が異様に速い。
優勝候補の呼び声も高かったが、それを現実のものにする実力。
簡単なことじゃない。
1966年以来の優勝。
そして、春夏通算11回目の優勝。
本当におめでとう!
ホンマに強かった。
それしかない。

      
      サボる奴に高校野球を語る資格なし! と自戒する

もう、ええ加減終わりにしよう。
こんな熱くて激しい甲子園を1回こっきりでまとめようとする方が無茶なんだから。
にしても、久しぶりにキーボードを打つ手が重いのなんの。
“継続は力なり”とはよく言ったものだ。
我が師も言っていた。
その心得を簡単に破る弟子は、やっぱり超出来が悪い……
「先生、破門だけはご勘弁を」
これからは、もちっと継続しますんで……

と、あまり懲りてない馬鹿弟子でした。

あぁ、サボりまくった分書きたいこと山ほどあるなぁ。
でも、私の脳と手は中々ついてきてくれない……

posted by uzura176 |14:25 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年08月08日

この日を待っとたんや!甲子園開幕

        やっと開幕したおれの夏

とうとう始まった。
私の夏が。
海水浴?プール?花火大会?お祭り?
全部、ちゃうちゃう。
甲子園が始まらな夏やない。
私はそういう教育は受けてないが、そう思い込んで生きてきたお馬鹿さん。
でも、それでいい。
そんな自分がきらいではない。
だって、三十路のオッサンはこの時季だけ少年に帰ることができるのだから。
高校野球の裏事情も、朝○新聞の思惑も、高野連の時代錯誤感も知っている。
それでもいいんだ。
白球を追う球児を観ていたら、そんなダークな部分も忘れさせてくれる。

彼らにはそんな力がある。
彼らにとっては、一瞬の夏(なんかそんなタイトルもあるが)。
一瞬、一球、黒土、絨毯のような青々とした芝、アルプスの大声援、モクモクした入道雲、彼らにはそんなひとつひとつを謳歌してほしい。
地方大会で涙を飲んだ仲間の分まで。
“負けたら終わり”そんな儚さをかみ締めながら。

その姿は多くの人たちに生きる活力を与えるんやで。
少なくともひとりそんなオッサンがここにおる。
今年は初めて東京で観る甲子園。
昔は、あんなに身近に感じていたのに……
なにか、仲の良かった友達が転校してしまったような気分だ。
だから、お盆には会いにいこう。
やっぱり、離れれば離れるほど会いたい。
来週には行くからな。
待っててや。


さぁ、オッサンの感傷はこれくらいにして、今日開幕からファンにとっては、中々の好カードが揃った。
開会式もほぼ満員だった。
やっぱ、待っとった人多かったんや、と実感させられる。


      九州国際大付VS常総学院

開幕ゲームから、優勝候補同士と言ってもいいほどの好カード。
簡単に言えば、九州国際大の強力打線と常総の継投を使った“守”の対決だった。
でも、開幕の緊張からか、九州国際大の選手たちの動きが堅い。
それに乗じた、甲子園のベテランとも言える常総が一気に4点を先制。
これは、一方的なゲームになるのかぁ、と戦況を見守っていたが、やはり九州王者は短い時間で蘇った。
打つわ、打つわ。しかも、打球が速い。
伊達にみんな体がゴツくありません。
これには、名将木内監督(木内マジック)も手が打てず。
東北高校時代に決勝で涙を飲んだ若生監督が6年前のリベンジを果たしたわけだ。

個人的には、常総の捕手羽鳥選手に注目しながら観戦してみた。
彼は、今大会屈指の捕手という評判でしたから。
ただ、私は彼のリードには少し疑問をもってしまった。
確かに、キャッチングもいい、肩も強い、相手をよく研究したリード。
でも、彼が主役になったリードになっていやしないか。
配球で勝てば、ほとんど投手が勝つと言われる。
それはよくわかる。
ただ、そこにこだわり過ぎて、この日の投手の一番いいボールを要求してあげれていなかったような気がする。
捕手は“女房役”とはよく言ったものである。
あくまでも、捕手が黒子に徹する。
それが、良い捕手の鉄則なのかもしれない。

なにはともあれ、九州国際大の選手は、スイングが鋭くよう打ちますわ。
特に3番打者は体格も打球も凄かったなぁ。
今風のチームといえば、そうなのかもしれない。
ほんまに久しぶりの福岡の栄冠あるかもしれません。


       明豊VS興南

どちらも春の選抜大会にも出場した九州対決。
この試合もかなり白熱したゲームとなった。
特に、両チームの投手戦は見応え十分。

興南2年生エース島袋選手のボールは、角度とキレが抜群。
あれで2年生とは末恐ろしい。
おそらく、来年はドラフトの目玉になるだろう。
対して明豊も負けていない。
打っても長打力抜群(でもゴツくない)の今宮選手は、投げても150キロ。
でも、荒い……
そして、5回3失点で降板(でも、本職は遊撃手のよう)。
今日の主役は、5回から登板したエースナンバーの野口選手だった。
決して、特筆した玉を放るわけではないが、低め・コースを丁寧に投げ分け、劣勢のチームの中で我慢。
しかも、打つ方でも9回サヨナラ打。
両先発投手に注目が集まっていたが、おいしいところを彼ひとりでもっていってしまった。

結果、明豊が逆転のサヨナラ勝ち。
でも惜しいのは興南の守備(決してこちらを贔屓にしていたわけではありません)。
決して打力があるチームではないので、あれだけ守備に乱れが出てしまうと、どんなにいい投手を擁していても勝てない。
2年生中心のチームなので、島袋選手も含め来年が楽しみ。

そして、勝ち上がった明豊は、何か大人びた雰囲気を感じるチームだった。
選抜の経験もあるだろうが、なにか大学生くらいの落ち着きであの大舞台をプレーしていたのは凄い。
決して、勢いだけで逆転勝利を収めたわけではない。
さぁ、この大人びたチームはどこまで勝ち上がっていくのか。
上に行くには、勢いや流れも必要だから、その辺を手に入れていくと結構ダークホースになるのかな。


      西条VS八千代東
この日、私が最も注目していたカード。
いやぁ、私の期待にものの見事に応えてくれた。

まず、このゲームを見守ってて思うこと、それは“古き良き時代の甲子園”。
互いに公立ということもあるが、試合のリズム、選手の動き、アルプスの雰囲気、その多くはラッキーゾーンがついていた頃の昭和の匂いが漂っていた。
この試合を観て、そう感じた方も多いのではないでしょうか(私の思い過ごし?)。
そして、なんと両チームともメンバー全員地元選手で固められていた。
こんなケースは、現代高校野球では非常に珍しいのではないだろうか。
それが、あの懐かしい雰囲気を醸し出すのに一役かっていたのかもしれない。

どちらも応援することができなかった。
それは、どちらとも非常にいいチームに思えたから。
そして、あのレトロな雰囲気。
だから、試合内容や誰がどうだこうだ言うのは無粋なような気もする。
結果は西条が僅差をものにした。

にしても、高校野球の世界では“愛媛”という県は、毎年素晴らしいチームを送り込んでくる。
失礼だが、みかんくらいしか有名なものもない地域だが、高校野球にはなくてはならない存在。
西条高校、私は応援し続けると思う。

千葉という強豪私立が揃う地域で、ミラクルを起こし続けた八千代東。
チームのスタイル、アルプスの八千代市民を観ていて、それは奇跡だけじゃないのだと感じた。
やっぱり、偶然だけが重なり合って甲子園まで漕ぎつけたともどうしても思えない。
普段の行い、そして彼らの持っている何かが野球の神さんによって甲子園に導かれたのだろう。
でも、2年前の佐賀北のようなミラクルは甲子園では起きなかった。
非常に似た雰囲気をもったチームだったが、そのミラクルは千葉予選の8試合でもう全て使い果たされていたのかもしれない。
なんにせよ、今年の甲子園に彼らはなくてはならない存在だったことは間違いない。


はぁ、1日目にして体力、労力、を使い過ぎてしまったような気が……
このペースで15日間は確実に持たん。
でも、わかっててもそうなってしまう。
それが甲子園なのかなぁ。
選手同様にきつい甲子園(だから私は冷房をつけて観戦は絶対しない)。
まぁ、あと2週間もあるゆっくりのんびりできたら、と思う。

好きなもの観るって、シンド……いもんや
と、自分に言い聞かす。

posted by uzura176 |22:03 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年07月23日

今年も熱く、そして儚い夏がやってきた

全国各地で、夏の高校野球・地方大会の熱戦が繰り広げられている。

甲子園の切符を手に入れたのは現時点で4校。
来週あたりには、続々と各都道府県の代表校が名を連ねることだろう。


      球児の夏は儚過ぎる……

それにしても、夏の高校野球はなんとも儚い。
1日ごとに、何百校の夢が散り、そして何万もの球児の夏が終わる。
秋、春と全国大会はあるが、3年生にとっての夏は高校野球生活最後の舞台。
ノックアウト方式の残酷さを感じながらも、彼らの1球に懸ける姿は、観てるこちらがいくつになろうとも胸高鳴らせる。
汗や泥まみれで白球追う姿は、この国の野球文化の財産とさえ想う。

WBCの2連覇やプロ野球、そしてMLBで活躍する選手たちだけが野球ではない。
そして、そのトップに立つ彼らも必ずと言っていいほど、この高校野球を経験している。そしてそれを糧にして今の野球人生がある。


     公立の雄、そして春の覇者が散る……

昨日、選抜の覇者・長崎の清峰高校の春夏連覇の夢が断たれた。
私は、選抜のベスト4から甲子園に足を運んだのだが、あの冷静沈着で5試合でたった1点しか取られなかった今村投手が3点も奪われるなんて、想像だにしなかった。
優勝候補、春夏連覇のプレッシャーが彼のなにかを狂わせたのか。
それでも、インタビューで「すべてを出し切った」と言い切った彼は立派である。
彼の野球人生はまだまだ続くだろう。
陰ながら、あのクールガイは見守りたい。


     1球の重みが3年間を物語る

ひとつの失投、ひとつの負けがすべてを終わりにする高校野球。
取り返しがつかないし、やり直しも効かない。
負けが決まった瞬間、選手たちの頭は真っ白になるのか、3年間の苦しい練習や思い出が走馬灯に脳裏を駆け巡るのか。
どちらにせよ、それは一生の財産になると私は信じているし、選手たちにとってもそうあってほしい。

最後の最後まで笑えるチームはたったひとつ。
4000校近い高校は、最後の夏を負けて終えるのだから。

燃えて燃えて、燃え尽きるまで最後の夏を謳歌してほしい。


      柳ヶ浦球児よ、君たちは強い!

大分の柳ヶ浦高校が開会式に向かう途中、凄惨な事故にあったことは全国のニュースでもトップニュースとして流れた。
ひとりの球児の尊い命が失われ、そして多くの怪我人も出た。
だが、彼らはベンチメンバーが多くいなくなり、そして心の傷を背負ったまま辞退することなく闘い抜いた。
結果、2回戦で優勝候補の日田林工に接戦で敗れはしたが、どんな精神状態におかれても最後までやり抜く姿勢に、心揺さぶれるものがあった。
そして、彼らには他の球児たち以上に大きな経験と得たものがあったはず。

決してあってはならない事故であることは言うまでもない。
でも、どの高校にも起こりえること。
そんな中、どれだけ自分たちが現実と向き合い、そして立ち向かうかが、彼らの将来を左右するのではないか。
辛い経験をし、そして敗退した彼らを褒めることは、間違っているのかもしれない。
それでも、私は柳ヶ浦高校球児たちに心から拍手を贈りたい。

彼らは勝者にはなれなかった。
でも、君たちは敗者ではない、と届かない声だが言ってあげたい。


      行くの?行かないの?どっち? みなまで言わすな!

個人的には今年から大阪を出たので、選手同様“遠い甲子園”となってしまった。
例年のように足しげく甲子園に通うこともできなくなってしまう。
高校野球観戦、自分のバイブルみたいなものだったので、こんな悲しいことはない。

東京に出てくる時点で、甲子園観戦は諦めるつもりでいた。

でも、やっぱり行ってしまうのだろう……
テレビでも観れる。
幼少期から腐るほど球児たちの姿は見てきた。
もう充分じゃないか、と自分でも思う。
でも、高校野球狂の自分は行ってしまう。
そんな気がする。

お盆だから帰省とか、ひとり暮らしの母を慮って(とんでもない親不孝者のくせに)、と色々な口実をつけて。

甲子園の夏の暑さは尋常なものではない。
私にとって“肌を焦がす”とは海水浴ではなく、甲子園である。
浜風なんて、ただの熱風だ。

今年も暑く、そして熱くなるだろう。
そうだ。
それでいいんだ。
もう覚悟はできている。

だって、それが甲子園、そして高校野球なんだから。

晴れの舞台に駒を進める球児たちよ、今年も高校野球狂のオッサンが君たちの雄姿を見届けるからな。
夢の舞台に来たからといって満足せず、全身全霊のプレイをオッサンに魅せてくれ!


最後に一曲

また巡り来る 夏の日に
心 奮わす人がいる
あれが 確かに 青春と
胸に 瞼に 刻み込む

時よ 止まれよ ただ一度
奇跡 起こした 若者に

雲が沸き立つ 甲子園
君よ 8月にぃーーー、あっつくなっれっーー♪


高校野球ファンの人ならわかってくれるはず。
って、3年前にもこの曲をブログで紹介していた自分が恥ずかしい(でも実は関西人しか知らんらしい)。

この詩ええと思いません?(曲もなかなかのもんです)
高校野球凝縮って感じで。
って思うのも関西人だけなんかなぁ……

posted by uzura176 |08:28 | 高校野球 | コメント(1) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年05月13日

プレイバック、夏の甲子園決勝名勝負

最近、なぜか昔懐かしのVTRや録画放送を見入ってしまいます。

こんなにもタイムリーに、スポーツの熱戦を観れるご時世に不思議なものです。
私も歳を重ねたということなのでしょうか。
いやいや、違うはずだ。
今も昔も良いものはいい。
それだけだと、信じ込もう。

ケーブルテレビで、“夏の甲子園 名勝負シリーズ”というタイトルで連日放送をやっていました。
2005年から昨年2008年の決勝戦を余すことなくやっていた。

その中にはもちろん、あと1世紀は伝説として語り継がれるであろう、早稲田実業VS駒大苫小牧(2006年)の2日に渡る激闘も含まれている。

その当時も1回1回緊迫しながら観戦した覚えがありますが、結果がわかっている今観ても、鳥肌が立ちぱなっしでした。
早稲田実業斎藤、駒大苫小牧田中の投げ合いは、心地よい緊張感の中にも、清々しさと闘志が入り混じった不思議な空間を甲子園にもたらしていました。
そこに、6万の観衆。
1球1球に固唾をのみ、そして大応援団と大歓声。
あの雰囲気は、プロ野球ではちょっと味わえない。

あの名勝負、感動を、マスコミが“ハンカチ王子”などという安っぽい言葉で片付けてしまったことは、残念でなりません。
スポーツや高校野球ってそんなに軽い物なんですか?と当時かなりむかっ腹がたったのも、思い出してしまいました。
流行りや話題性だけでなく、早く本当のスポーツ文化がこの国に根付くことを願ってやみません。


でも、私が思い入れのある決勝戦は2007年決勝、広陵VS佐賀北の試合。
劇的な満塁ホームランで佐賀北が制したのは、高校野球ファンにとって、今でも脳裏から離れないのではないでしょうか。

甲子園は全国各地の高校が、ひとつの場所に集結して行われる。
いわば、ホームゲームアドバンテージはない(地元関西は別にして)。
当たり前のことを言うな!とお叱りを受けそうですが、この試合は広島対佐賀。
どちらも関西のチームではないはずなのに、あの試合に関しては、スタンド全体が佐賀北を押す雰囲気の異様さはすさまじかった。

佐賀北が公立高校で下馬評も低い。
反感びいきの意味もあり、広陵アルプス以外はすべて佐賀北の背中を押していた。
満塁本塁打を放つ前も、アルプスの応援よりもスタンド全体からまき起こる手拍子の方が大きかったくらいです。

広陵選手にはかなり酷な状況だったと思います。
プロ選手ですら、甲子園の大歓声に飲まれるシーンは多々見られるが、高校生が何万人もの相手ファンから受ける威圧感たるもの、想像を絶する世界だと思います。

実はこの試合、観衆だけが佐賀北を押していたわけではない。
そのあまりにも圧倒的な大歓声に、球審までのまれてしまったのだ。
4-0で広陵リード、8回裏佐賀北1アウト満塁のシーン。
ここから押し出しで佐賀北が1点を奪うのですが、そのフォアボールの場面、あきらかに2つのストライクを球審がボールと判定してしまったのだ。
どちらのストライクもほぼど真ん中。

広陵バッテリーは、「どうしたらいいんだ……」という表情で、監督に目で訴えかけていました。
試合後、選手を擁護するために、「あの判定は納得できない」とコメントした広陵監督の姿勢は、勝負に負けた悔しさからではなく、“自分が選手たちの意見代弁してやらなければ”、という想いからだったのではないでしょうか。
本当は、アマチュア野球で審判に講義をするのはタブー。
でも、選手、生徒を守ろうという広陵中井監督の気持ちは痛いほどわかります。

ただ、私はこの球審が意識的に佐賀北びいきをしていたとはどうしても思えない。
あの球場の雰囲気がそうさしてしまったのだ。

そして、高校野球ファンを惹きつけたのは、佐賀北のひたむきなプレー。
ただ単に、反感びいきだけだとは思えない。

特に鍛え上げられた鉄壁の守備。
内野手の守備は特筆すべきものがありました。
それは、華麗な守備ではない。
どんなに届かない打球にも飛びつく、そしてどんなに速い打球も体のどこかに当ててでも前に落とす。
野球経験者ならわかると思いますが、どんなにボールを体に当てようと思っても、その痛みを知ってるがゆえに、体が無意識に反応して逃げてしまう(手だけでボールを取りに行く)。
だが、佐賀北ナインはそういう恐怖心を超越したものを見せていました。
決勝戦という大舞台がそうさせたのではない。
準決勝までも彼らは体でボールを止めにいっていたのを、今でも思い出すことができます。
あの恐怖心に打ち勝つ精神力は、普段どれだけ厳しくそしてきつい練習をしていたか。

そういうものを感じたスタンドファンが佐賀北ナインの背を押す空気を作り出したのだと思う。


毎年思うのだが、ホーム&アウェーがない甲子園だからこそ、どれだけ観客を味方につけられるかが勝負のあやになると感じる。

実力的には、10度やって1度か2度勝てるかどうかの佐賀北。
どの部分をとっても、広陵の力はひとつ上でした。
そんな彼らが、広陵を倒した要因は、甲子園をホームゲームにすることができたからに他ならないのではないでしょうか。

それは、口にするほど簡単なことではない。
彼らの精神力、そしてそれに伴うプレーがそうさせたと、私は思えてならない。


毎年、甲子園では大人の頭で理解できないことが起きる。
ここ数年は、決勝戦でそれが起こる。
甲子園には、“勝利の女神がいる”とか“その女神は気まぐれでもある”とか、私のような無宗教の人間でさえ信じてしまう。


今年も、あと3か月であの甲子園がやってくる。
毎年あの茹だるような暑さには、辟易とさせられる。

でもなぜだろう。
待ち遠しくて仕方ない。

だって、また多くの信じられないことを目の当たりにできるんだもの。

球児たちの夏は、大人の心をも狂わしてしまう。

posted by uzura176 |23:47 | 高校野球 | コメント(2) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年04月03日

センバツ決勝戦観戦記

肌寒い天気を吹き飛ばすくらいのゲームを魅せてくれた球児たちに、まず感謝。

まだ、夏も残っているが、日本一決定戦に相応しい決勝戦を観戦させてもらいました。

昨日は、ブログで軽々しく大差で清峰が勝利すると書いてしまいました。
ところが、私の予想をいい意味で覆す大接戦。
観戦中、くだらない予想をした私は、花巻東高校の選手たちに頭を下げた気分になりました。

結果は皆さん御存知の通り、1-0で清峰高校の勝利。
清峰・今村投手、花巻東・菊池投手の、とても見応えある投手戦でした。

両投手とも大会屈指の豪腕であることは、試合前から言われていたことですが、内面から湧き出てくるものが全く違う。
それは、「心」の“剛”対“柔”。
このコントラストが、非常に観る者を惹きつけたのだと思います。
結果、“柔”の今村投手が勝負を制しました。

ふと、どこかで観た光景だと思いました。
そう、3年前の夏、早稲田実業の斉藤祐樹投手と駒大苫小牧の田中将大投手のコントラストと重なり合いました。
この時も、“柔”の斉藤選手が勝ちましたが、それは時の運だと思います。

試合後、菊池投手が号泣してました。
閉会式でもその涙は止まらない。

私は、ただ負けたことだけに涙していたのではないような気がします。
彼は試合前、心の“剛”を決して途切れさせないように、のぞんでいたと思う。
事実、彼はピンチをその剛球と剛心(こんな言葉はありませんが)を度々乗り越えていた。

でも、改めてその失点シーンを振り返ると、7回2アウトランナーなし。
そこから、“剛心”がふと途切れた。
気が抜けたところでの失点。
あの涙はそんな自分が許せなくて、悔しくて仕方なかったのではないでしょうか。

夏の涙(そこで高校野球生活が終わる)とは、また違うもの。

まだ3年生を迎えたばかりの高校生が、あんなにも自分に厳しく接する姿勢。
オッサンでも自分に甘い自分を自戒せずにはいられませんでした。

菊地君、その涙を糧にまた夏帰って来い。
そして、また更に強い剛心を身に付けた姿をオッサンにみしてくれ。

それにしても、“柔”の今村選手の落ち着きっぷりったらない。
大企業の管理職でも、もうチョイ動転しそうなものなんですが・・・・・・
どうやったら、あんなに平静を保てるの?
すぐにテンパってしまうオッサンとしては、教えを乞いたいくらいです。
あなたも、また夏に観たい。

以上、全くゲームが見えない観戦記でした。

posted by uzura176 |00:01 | 高校野球 | コメント(1) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年04月01日

センバツ準決勝観戦記

今日は(も)甲子園へ。

華の準決勝だというのに、クソ寒くさと芳しくない空模様のせいもあって、例年ほど客は入ってませんでした。
主催者としては辛いところでしょうが、こちらとしては好都合。


1試合目は報徳学園VS清峰
両チームとも倒してきた相手を考えても、事実上決勝戦。

確かに、ノックや序盤戦だけを観ただけでも、そのレベルの高さがうかがえました。
まるで、夏のチームのように洗練されていた。

この試合の見所は、強打の報徳 対 連続無失点投手清峰の今村投手の戦い。
軍配は今村投手。
正に、“春は投手力”を絵に書いたようなゲームでした。

でもなんだかんだいっても、報徳の打線の振りはやはり鋭い。
しかし、ヒットが続かない。
1人に打たれると、今村投手は急に急速も増し、変化球も切れる。
16、17歳にして、もう大人のピッチングです。
速いからとか、スライダーが凄いからとかではなく、間違いなくプロの世界でも通用する素材の持ち主ですね。
しかも、遠目に観ていても漂々としているのがわかる。
伝令(ピンチや投手が動転した時の作戦タイム)も迷惑そうな感じの落ち着きっぷり。
中盤でいきなり雨が降ってきたのに、「だからなに?」って感じ。
ウーーン、やっぱり只者じゃない。

序盤で4点をもらった時点で勝負あり。

清峰の4点は4番打者の山崎選手がすべて叩き出したものですが、その前後のバッターの振りもかなり鋭いスイングをしていた。

打の報徳、守の清峰と言われてましたが、打の方も五分五分だったと思います。

普通公立高校の選手は、体格で私立高校の選手に見劣りするものなんですが、清峰(校名が校名だけに私立と勘違いしている人もいるのではないでしょうか)の選手たちはゴツい。
皆入学当初はガリガリだったんでしょうが、かなり鍛え上げられた体型の選手ばかり。
しかも、基礎もしっかりしてるから、そりゃ強いはずだわ。

報徳もかなり強いチームだと思いましたが、ここまで完膚なきまで叩かれたのは、初めてなのではないでしょうか。
エンドランや盗塁をしかけて、なんとか打開しようとしていたのですが、今村投手が1歩も2歩も上手でした。

4対1というスコアですが、準決勝にふさわしい締まりのあるゲームでした。
特に、両チームとも守備が完璧。
こういう試合は観ていて気持ちいい。


2試合目は利府VS花巻東の東北対決。
初めてじゃないですか?
“春の寒冷地は弱い”が選抜では定説ですから(雪で練習できないと理由から)。
そんな悪条件を言い訳にせず、ここまで勝ち上がってきた両者に、試合前から拍手を贈りたい気分でした。

前評判は花巻東。

序盤、大会屈指の左腕花巻東の菊池投手のストレートが走っていない。
これは、また一波乱ありか?と思わせたが、それ以上に利府打線とは力差があり。

でも、3回1番打者遠藤君の起死回生2ラン。
しかも、右中間(右打者にもかかわらず)にぶち込んだ。
今大会NO1の本塁打だと思います。

それでも、ジワジワと花巻ペースに。
だって、利府エース塚本君が準々決勝同様、我慢のピッチング続けているのに、エラー連発。
結果、1試合で5個も・・・・・・
そりゃ、勝てませんわな。
前日観た、ノックの嫌な予感が的中してしまいました(今日もボール回しの時点で暴投を・・・・・・)。


利府は、大会中問題を起こした(なんかブログでらしいです。私のような平凡人は何を書いても叩かれなくて気楽ですね)チームですが、ベンチもよく声が出て、いいチームだったと思います。
特に打つほうでは、花巻東菊池投手の速球に振り遅れまくりながらも、必死でくらいついてファールを打つ姿が印象的でした。
ベスト4、大万歳と、本人たちも納得しているのではないでしょうか。

対して、岩手県勢初の決勝進出の花巻東。
昔は抽選で“岩手”が相手となると、ほぼ緒戦突破という雰囲気もあったくらいですから、大快挙だと思います。
特に目を引いたのは、ベンチの選手たちの威勢のよさ。
一球ごとに、叫ぶくらい声が出ていた。
「今のは喜んだらアカンやろ」ってとこまで。
ガッツポーズが多すぎるとか、ちょっと度が過ぎるところもありますが、高校生らしい元気一杯のチーム。
“強い”とは思いませんが、私はああゆうの結構好きです。


さぁ、明日は決勝。
楽しみにしている人には申し訳ないですが、私が観て来たところ、大差(6点差くらい)で清峰が勝つと予想しています。
だって、弱点らしい弱点ないんですもん清峰は。
花巻東の弱点は・・・・・・って、花巻東、東北ファンに怒られるのでやめときます。

1試合なので、ちょっとゆっくりいけそう。
あっ、でも今日は夜中にNBAが・・・・・・
終わるの夜中3時って・・・・・・
やっぱり、あまり寝れそうもないなぁ

昨日爆睡したツケですね。
頑張れ!俺!

そして、決勝進む両チーム、晴れの舞台や、ガンバレッ!

って、俺の何百倍もがんばっとるわ。

posted by uzura176 |23:48 | 高校野球 | コメント(1) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年04月01日

1日遅れの選抜10日目観戦記

昨日のゲームの観戦記をレポートする大たわけ者です。

寝ちゃいました・・・・・・アホです。
でも、2試合とも好ゲームだったので、暇な人はどうぞ。


南陽工業VS花巻東
もう結果から言っちゃいます(なんせ昨日ですから)
5対3で花巻東の勝利。
しかも、花巻東はエース菊地選手を先発で使わず温存。
“こんな舐めたことして南陽は怒りよるで”と思いながらプレーボール。
ところが、控え投手の猿川選手が中々のもの。
野手にありがちな、変化球はざるなんですが、かなりの剛球を放る。
南陽は面食らってた感じでした。
結局は、5回3失点で降板したんですが、しっかりと先発の役目をまっとう。
6回からは、エース菊地君が完璧に抑える。
あのスピードボールは、南陽打線にはちょっと厳しい感じでした。

でも、私が一番目に付いたのは南陽のピッチャーの大人びたピッチング。
特に、ランナーを出してからの方が落ち着き払っている(普通の高校生は逆のはずなんですが)。
PL学園を喰ったのも納得です。
でも、7回だけは高めに浮いて痛打を浴びる。
本当にあの回だけ。
疲れなのかなぁ・・・・・・

“通好み”のチームという意味では、南陽工業に魅力を感じました。
また夏に帰って来たら、このチームには注目したい。


2試合目
利府VS早稲田実業
前評判は、圧倒的に早実。
利府は21世紀枠でダークホース的存在だったので。

試合前のノックを観ただけで、これは大差かな?と。
利府ファンには怒られそうですが、甲子園に出てくるチームのノックであれだけグダグダなのは初めて観た。

ところがどっこい。
ゲームが始まると互角の戦い。
それでも、早実が押し気味。

でも、利府の投手塚本選手の投球がおもしろい。
遅い・・・ストレートも120キロにいくかいかないか・・・
しかも、たまにスピードガンで計測できないほど超スローカーブ。
しかも、直球なのに球が少し変化しているよう。
ことごとく、早実打線は芯を外す。
しかも、ランナーを出しても、コーナーを丁寧につく。
こういうピッチングをされたら、えてして真芯でとらえても野手の正面に行くもの。
ピンチの連続なのに、気持ちが切れない。
まさに“我慢力”。

そして5回、利府打線がいきなり目覚める。
連打(しかも短打ばかり)、そしてセフティーバント、スクイズ、盗塁、ありとあらゆる小技を駆使して一気に5点を奪う。
それをものの見事にやってのけた選手たちも賞賛したいが、あそこを勝負どころとみて、一気に仕掛けた監督の采配がズバリ。
初出場やのに、あの采配は見事。

そして、この5点を塚本君がのらりくらりやって守りきる。

スコア5対4で利府の勝利。
大番狂わせ。

たったワンチャンスをものにして、あとは我慢我慢!
“弱いチームが勝つ”教科書のような野球をした利府に拍手です。
早実の選手はいつでも逆転できると思って、プレーしていたのではないでしょうか。
で、気付けばゲームセット。

うーん、高校野球って奥が深い。
って思う試合でした。

以上1日遅れのレポートでした。

posted by uzura176 |21:57 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年04月01日

”新装甲子園”レポート

昨日今日と、“新装甲子園”を初観戦してきました。

さすがに昨日は、夜行バスから甲子園へ直行がかなりきつかった。
帰った瞬間、夢の中へ。
せっかく好ゲームを2試合(今日も含めると4試合です)も観てきたのに、ブログの更新もできずじまい。

と、言い訳から始まったところで、“新甲子園”の感想から。
とりあえず、小奇麗になってました。

と言っても、グラウンドはそのまま。
「甲子園園芸」の腕が、また上がったんじゃないかと思うほどの、芝生の青々しさ。
今までは、外野の低位置の部分は芝が薄くなっている(それが目安になってわかりやすいというメリットもあるんですが)のすらない。
11日も使ってですよ。
遠めに見たら、人口?と思うほどの美しさでした。
もう芸術の域に達してますね。

今日は天気が悪く、なんとお昼12時に照明が点灯されたんですが、それは白みのあるものであるでなく、なんとも言えない暖色系。
リビングのようなホックリした色合いでした。
前は、もうチョイ白っぽかったような気がするのですが、気のせいでしょうか。

銀傘は、1,5倍になったという話ですが、そんなに威圧感もなく、丁度いい感じ。
それでも、今日は横殴りの雨で、銀傘の下にもかかわらず、結構濡れてしまいました。
寒いのなんの。
こうなると、ちょっとドームが羨ましく思う自分がなんか嫌だ(アンチドーム派なもんで)。


そして、何より変わったのはスタンドの中。
三塁側に座っていたのですが、椅子の横幅も少し広くなっていたと思います。
でも、足を置くスペースは狭いまま・・・・・・
行き交いが大変なのは相変わらずでした。
やたらお湯割りを飲んでいたオッサンが、千鳥足で席を離れるときは、皆困った様子でした。

スタンド内部も、小汚い売店がいっぱい並んでいたあの甲子園はどこへ行ったの?と思うほどの出来栄え。
デパ地下は言い過ぎですが、タイアップの店もあり、かなり洗練されていました。
それでも、昔からある“甲子園カレー”の店の行列が一番長かったのがおもしろい。
やっぱり、古きよき時代を思い出したいファンも多いのかな?
プロ野球が始まると、かなり売り上げが上がりそうな感じがします。
だって、食べ物にかんしては、綺麗な店の方が食欲沸きますもんね。
“金欠”の私には、逆に目が痛かった・・・・・・

もっとも驚いたのが売り子さんのスタイル。
みんな、えらいかっこええユニホーム姿。
しかも、売っているものによって(お店ごとかな)違う格好なんですよね。
前は皆、きったないジャンパーで統一されていたのに。
えらい差です。
野球のユニホーム姿の売り子さんたちは、選手たちに負けず劣らず、お金がかかっている感じ。
でも、体のつくりが違うので(特に男性は)、なにか河川敷の草野球帰りのように見えて、ちょっと半笑いに。
「野球のユニホームにバッシュはないやろっ!」と心の中でツッコンでおきました。

でも、売り歩いているものは、昔と大差ない。
あのくそ寒い中(私は震えながら観戦してました)、必死にビールを売り歩く売り子さんたち(なぜか全員女性)には、少し同情しました。

当たり前ですが、トイレも綺麗に。
っつーか、前が酷すぎやったんでしょうね・・・・・・
ここって日本?と疑いたくなるほどの汚さでしたから。

もう、ずっと新球場レポート。
全然、スポーツブログやない・・・・・・

かなり、見応えのあるゲームが多かったので、そのレポートは後ほど。

かなり主観的な見方ばかりですので、期待せずに乞うご期待。
どっちやねん!

posted by uzura176 |21:08 | 高校野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加