2011年02月08日

主観丸出し且つ感情的、2011スーパーボウル回顧

     物足りなさを感じた第45回スーパーボウル

グリーンベイ・パッカーズがNFL45代チャンピオンに輝いた。
ビンス・ロンバルディ杯の奪還、NFL唯一の市民球団、NFC第6シードから快進撃と話題は尽きない。
でも、なぜか今回のスーパーボウルはここ10年で最も見応えのないゲームに感じたのは、思い過ごしだろうか。
31対25というスコアだけで考えれば、“ナイスゲーム”と言いたいのだが、例年のような心臓に鳥肌がたつような感慨はなかった。


     勝者と敗者の間にあったもの

勝負を分けたもの。
このゲームにかんしては、100人中90人以上が「ターンオーバー」と考えるでしょう。
異論なし。
むしろ正解中の正解だと思う。

アメフトという競技でターンオーバーが3(スティーラーズ)対0(パッカーズ)という数字は、何事にも変えがたい意味を持つ。
ターンオーバーを相手より3つも多く喫して、勝利を手にすることは皆無と言っても過言ではない。
チャンピオン決定戦という超ハイレベルで実力も均衡している中ではことさらである。

じゃあ、「ターンオーバー数が同じ、もしくはひとつふたつ差くらいなら勝者は変わっていたのか(得点差から考えて)」と考える。
“たら、れば”の話は意味がないしきりがない。
事実スティーラーズは2つのインターセプトと1ファンブルを喫したのだから。

それでも無理から想像する。
私は、もしターンオーバーというファクターがなくとも、パッカーズが勝利していたと思う。
このゲームの勝敗を分けたものは、もっと目に見えづらい、数字では表れないものだったのはないか。
それは3つのターンオーバーを喫したスティーラーズオフェンス陣(褒められたものではないがその程度の実力だったようにも感じる)ではなく、ディフェンス陣である。


     スティーラーズの強み・恐さとは

スティーラーズディフェンスは名実とも現在NFLナンバーワンである。
それはNFLファンなら皆知っているし、スタッツにも表れている。
だがスティーラーズと同等の、レイブンズ、ジェッツ、ベアーズ、パッカーズ、ジャイアンツ、ファルコンズのように優れた守備力を持つチームは多い。
それでもなぜ、スティーラーズディフェンスが最強なのか。

それは、このチームだけがもつ「凶暴性」にある。
彼らは、OLBのジェイムズ・ハリソンやSSトロイ・ポラマルを中心とした11匹の獣たちの群れだ。

相手オフェンス選手、特にQBやRBというボールを持つ選手の「心を折る」。
これが彼らの最大のミッションなのである。

「心を折る」とはどういう意味なのか。
簡単に言ってしまえば「敵に恐怖心を植えつける」。
というか、そんなことが容易にできるのか?
でも彼らはそれを遂行してきたからこそ、最も恐れられているのだ。

特にQBはオフェンス頭脳の中枢である。
QBの頭の中に「恐怖心」というウィルスを植えつければ、そのチームのオフェンスは間違いなく崩壊する。
それが例え有能な頭脳であっても、そのウィルスに冒されればひとたまりもない。
実際NFLのQBは、試合前日からその恐怖心苛まれ眠れないらしい。

事実、スティーラーズはスーパーボウルに勝ち上がってくるまで、多くのQBやRBの頭脳や心を破壊してきた。


     野獣たちからエースを守り続けたいぶし銀たち

では、なぜスーパーボウルでスティーラーズディフェンスは、パッカーズQBロジャーズに恐怖心というウィルスを植え付けることができなかったのか。
MVPを取ったロジャーズの精神力が強靭であったことは言うまでもない。
彼の成長なしに今回のスーパー制覇は語れない。

でもそれ以上に彼のハートと頭脳を守り続けたオフェンスライン、そして四方から襲い掛かるスティーラーズのブリッツをピック(ブロック)し続けたRB陣たちが、パッカーズのスーパーボウル制覇の立役者だった。
この試合の勝負を分けたもの、それは間違いなくパッカーズの「パスプロテクション」。

彼らは、ゲームを通して名前を呼ばれることすらない。
そして中継(1ショット)で映されることもない。
もし紹介されるようなことがあれば、彼らがミスをしてQBがサックされたり、怪我をしたときだ。
そして、彼らがヒーローになることは絶対と言っていいほどない。
つくづく損な役回りである。

どんな競技でも、強いチームには素晴らしい「汚れ役」や「影の職人」がいる。
このスーパーボウルでは「最強・最凶・最狂」のスティーラーズディフェンス陣から、自軍のエース(QBロジャーズ)を守りぬいたパッカーズオフェンスライン陣にもっと賞賛の声があってしかるべきだと思う。

ちなみに昨年のパッカーズの被サック数は31(リーグ30位)という散々なものだった。
この1年で最も成長したのはオフェンスライン陣なのかもしれない。

ロジャーズはこの試合で3度もサックを受けた。
この数字は決して少なくない。
だが、そのどれもロジャーズの心を折るほどのものではなかった。
しかもひとつ目が、後半の第3Q残り9分という、かなり遅い時間帯である。
それまで(36分の間)にロジャーズは完全な自信を獲得していた。
そして、60分を通して1度も心が折られることはなかったのだ。


     パッカーズが他の31チームより優れていたもの

もうひとつパッカーズの勝因を挙げれば、彼らのチーム力と結束力である。
この試合でもオフェンスのキャプテンWRドライバーとプロボウルCBウッドソンが怪我で試合途中に退いた。
かなりの戦力ダウンになる、はずだった。
しかし、そうはならなかった。

2人のベテランはサイドラインでチームメイトを鼓舞し続け、支持を出し続けた。
本来なら、こういう大舞台で怪我によって退く選手は、その無念さで心ここにあらずというケースも少なくない。
ドライバーに関してはゲーム序盤早々に怪我をしたのに、最後までショルダーパットを外さなかった(フィールドに出られない選手はつけていても意味がないので外すのが普通)。
彼は足にギブスをつけながらも「最後まで俺はオマエたちと一緒に闘っているぞ」という意思をチームメイトに伝えていたのではないだろうか。
こういう姿勢が若い選手のハートに火をつけ、交代選手もそれを粋に感じずにいられなかった。

もうひとつ、パッカーズがNFLの定説を覆したことがある。
NFLで勝ち残る(優勝する)には、怪我人がでないことが絶対条件と言われる。
しかし、今季のパッカーズはシーズン中から怪我人が続出した。
そしてスーパーボウルでも中心選手が相次いで怪我をした。
それでも、日替わりヒーロー、多くのシンデレラボーイやラッキーボーイがその都度出てきた。
しかも無名の選手やドラフト下位指名の新人選手が活躍。

なんか、昨年のロッテ・マリーンズを思い出す。
アップセットの連続という意味でも似ている(パリーグ3位から日本一)。
サッカーアジアカップを制した日本代表のかぶる部分が多い。
共通するのは、怪我人が出ても、他の選手がレギュラー選手に勝るとも劣らないプレイで貢献したことだ。


     お互いが100%の力を発揮したスーパーであってほしかった

最初に書いた、この試合がなぜ凡戦に感じたか。
スティーラーズは「らしさ」をみせられずに終わったこと、パッカーズは「らしさ」どころか実力以上のものをみせつけたことにあるような気がする。
パッカーズはチャンピオンに相応しいチームだった。
でも、どうせなら強くて「らしい」スティーラーズを倒してのものであってほしかった。


     大舞台では体力・知力・気力どれがもっとも大事なのは?

結局最後まで戦術やプレイをそっちのけで、精神的な部分やメンタル面ばかりピックアップしてしまった。

戦術的なところを少し言えば、スティーラーズは最初からランでゴリゴリやってれば(それがこのチームの伝統でもある)、何の苦もなく勝利していたのでは?
わざわざ派手なショットガンやノーバックのようなフォーメーションを繰り返すのは、自分たちの長所を消してしまったような気がしてならない。


     最後の明暗を分けるのはやはり気力

で、結局のところ、毎年勝負を分けるあやは、勝利への貪欲さであったり執着心であったりするんですよね。
20年近くアメフトファンをしているが、最終的にはここに落ち着いてしまう……
それくらい、近年のNFLは戦力が均衡している。
実力的に、20チームくらいには優勝の可能性を秘めている。

それにしても、あのスティーラーズがメンタル合戦で負けるとは思わなかった。
ここ5年で3度目のスーパー進出。
しかも、今回を除く2回がチャンピオン獲得。
自分たちでは気付かないくらいの慢心があったり、勝利への執着心が薄れていた部分があったような気がしてならない。

アメフトとは「準備のスポーツ」とも言われる。
パッカーズは「準備力」という意味でもスティーラーズを上回っていた。


     長々やったのに薄っぺらい……

今回はこれでおわり。
でも、今季のNFLは非常に充実したシーズンであった。
次回にて。

そして、日本のアメフト中継・放送についても考えたい。
今回観ていた視聴者の気持ちを代弁できるとまでは思っていないが、ちょっと救いようがないものだった。
日本のスポーツ報道や中継は本当にあれでいいのだろうか。
作り手の自己満足やエンターテイメント性だけ追求してしまう姿勢が残念に思えてならない。


     第45代チャンピオンは

人口10万の小さな町にあり
そんな朴訥さ表現したような緑と黄色の地味なユニホーム
NFLで唯一特定のオーナーを持たない市民チーム
チームと市民の距離がもっとも近く
下町情緒あふれるホームスタジアム(ランボーフィールド)
20年近く君臨し続けた英雄(ブレッド・ファーブ)から新たな英雄が誕生
NFL随一の伝統と格式があり(初代スーパーボウル優勝チーム)
チームに和と温かみがある
攻守のバランスがもっともとれたチーム

今年のチャンピオン、グリーンベイ・パッカーズは、そんな誰からも愛されるチームだ。

posted by uzura176 |21:36 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年02月06日

超平易スーパーボウル観戦術。アメフト嫌い必見?

     ただひたすらに反省

私は長らく冬眠期間を過ごした駄目ブロガーである。
開き直ってシレッと再開しようという魂胆お許しを。


     今日は何の日?

さぁ、書くぞ!
何を?
そりゃ、この時季のスポーツっていやぁ、あれしかないでしょ。

アメフト、NFL、いやあえて断定させてもらう。
スーパーボウル!
2月の第1日曜(日本時間では月曜日の早朝)はアメリカの人々、そして世界のアメフトファンにとって、特別な日なのである。
残念ながら日本では、特別な日とは認知されていない。
悲しい……

だからこそ今日はアメフトに感心がない人のために書こうと思う。

こんなノリだと「アメリカかぶれしやがって」とか「アメフトなんて面白いのか」とか思われることだろう。
いやもっと言えば「余計なお世話だ、馬鹿野郎」ってな話だ。
うん、そう思われてもしょうがない。
でも、騙されたと思って1度このイベント、そしてアメフトという競技を観戦してほしい。

なぜ、ここまでゴリ押ししてくるのかって?
単純なんです。
アメフトという競技を知らずに、そして楽しまずに生涯を終えるのは大損。
ここで皆がまた「余計なお世話だ」とつっこむ。
そんな聞こえはしない罵声を感じながらも、私は性懲りもなく繰り返す。
やっぱ、損や。

アメリカ人の国技であることはその名からもみんな察しているだろう。
でも、なぜか世界に広めよう、普及させようとしない。
アメリカの4大スポーツのベースボール、バスケ、アイスホッケーは、五輪競技であったり大きな世界大会がある(一応アメフトも4年に1度世界選手権があるが小規模なもの)。
でも、アメフトに関しては内弁慶のスタンスなのである。
なんでもかんでもビジネス化するのになんで?


    アメリカの小ぶりな陰謀?は考え過ぎか

おそらくである。
彼ら(アメリカ)は、この面白いスポーツを独り占めしようとしてるんじゃないか?
もっとやらしい見方をすれば「この面白さは他の国の奴らにはわからんやろ」って見下している。
どっちゃでもいいが、なんか悔しいし、腹立たしい。
でもこういう上から目線もなんかアメリカらしいちゃあアメリカらしいのだが。


    多くの人がアメフト(NFL)を楽しむ資質がある

じゃあ、やっぱり日本人はアメフトを楽しめないものなのか?
イカーーン、騙されちゃ!

今から、挙げる項目にひとつでもあてはまる人はアメフトにのめり込める人である。

●球技が好き。
●格闘技が好き。
●ゲームが好き。
●戦術論を語るのが好き。
●囲碁や将棋が好き。
●どちらかというと理系。
●分厚い説明書を読むことが苦じゃない。
●郷土愛が強い。

3つ以上の人はもうアメフト通になる資質あり。
2番目と5番目に引っかかる人は特に。

「格闘技は安易やし、言い過ぎやろ」とつっこむ声が聞こえてきました(幻聴か?)。
ここで説得力に欠ける説明をしよう。
ここで問題。
NFLでは、1試合で両チーム合わせて80人くらいがプレイします。
この中で試合を通じてボールに触れる選手は何人くらいいるでしょう。
正解。
20人前後(統計はとってませんがおそらくこれくらい……)。
「他の60人は球技やってへんがな!」って言ってやって下さい。
ハイ、ある意味正解です。
でも、通はボールよりも、この人と人のぶつかり合いやコンタクトを中心にして観戦している。
いわば、球技でありながら、ボール以外のところの闘いが勝負のあやになるという不思議な球技なのである。
では、もう1問。
元アメフト選手の格闘家は?
3人挙げればあなたは格闘技通でもあります。

「囲碁と将棋はこじつけやろ」って声も聞こえてきた。
でも、これは絶対です。
なぜなら、アメフトは“フィールド上の格闘技”とも形容されるが、それ以上に“フィールド上のチェス”と呼ばれることが多い。
体力はもちろん、知力を争う競技でもある。
いや、むしろ本場アメリカでは知力の方を重視する声もある。
監督(ヘッドコーチ)やコーチがいるのは他競技と共通するが、その他にも「コーディネーター」という役職があるのはアメフトくらいだ。
「NFLでは馬鹿は成功しない」「インタビューの受け答えが駄目な奴は大成しない」というのは定説だ(一部面白キャラもいるが、それも計算ずくのような気がする)。
選手にも、運動能力はもちろん知性や知能も求められるし、見られている。
まぁ、どのスポーツの世界でも優れた選手は知性や品格もあることが共通しているんですが。


     スーパーボウルはアメフト抜きにしても見所満載

なんか、1人もアメフトに興味をもった人が増えていないような気がする……
このままじゃ、ヤバイ。
ここで、スーパーボウルというイベントだけにスポットを当てよう。

今年行われるのはテキサス州アーリントンのカウボーイズスタジアムの紹介(開催地は毎年変更)。
収容人数10万人!!!
これだけで驚くことなかれ。
10万人収容の巨大スタジアムなのにドーム……
想像できますか?私はテレビで観てもまだ信じがたい。
町ひとつを屋根尽きにしてしまうようなノリです。
しかも9分で開閉できる(福岡ドームで何分でしたっけ?)。
さらにドームなのに天然芝。

さらさらにさらにすんごいのが……
屋根から吊り下げられた幅50mの4面オーロラビジョン(実はこのビジョン日本社製、鼻高々)。
なんかもう、このスケールは人間の許容を超越しちゃってる。
夢というより「大人の悪ふざけ」である。
じゃあ、これを作ったのは誰?っていったら、確かにこんなものを作りかねないオッチャンである。
その名もジェリー・ジョーンズ。
この名を知らないアメリカ人はいない。
オラオラ系の爺さん。
ナベ恒とアブラモビッチとマイク・キューバンを足して3で割ったような爺さんと言えば想像つきます?


     今年のハーフタイムショーは伝説になるかも……いやなってほしい

スタジアム説明だけでエライ字数を喰ってしまった…
じゃ、全部はしょってスーパーボウルといえば?

やっぱ、ハーフタイムショーでしょ。
まず、試合の前でも後でもなくて真ん中だというのが無茶苦茶だ。
だって、試合の途中にフィールド上にコンサート会場運びこんでしまうって……
ドリフのセットチェンジのノリである。
それを何百倍の規模だから、やっぱりアメリカはスケールがでかい(というより節操ない)。
やりかたは豪快で無茶だが、なんとしてもスーパーボウルを世界最高峰のイベントにしようという意気込みはヒシヒシと伝わってくる。
良い悪いは別にして、「エンターテイメントの国だこらっ!文句あっか?」嫌いじゃない。


   歴代ハーフタイムショーの演者でアメリカ版紅白でもする気か

もちろんここで歌うミュージシャンは、そんじゃそこいらの奴じゃない。
日本では、やっぱりマイケル・ジャクソンのハーフタイムショーが有名なのかな?
確かにあのショーはアメリカでも伝説になりつつある。
ノーギャラで引き受けて寄付に回してもらう、さすがキングオブポップたるゆえん。
妹ジャネットは違う意味で伝説になってしまいましたが……内容割愛

もちろん毎年超大物が。
意外にもイギリスのミュージシャンも多数。
挙げたらきりがないんでやめとこ。
興味のある人はお調べ下さい。
私のお気に入りは06年のローリング・ストーンズ(あんなカッコええ爺らおらんで)。
     

     世界で老若男女問わず愛される奴ら

ほんでもって今年は?
ブラック・アイド・ピーズ!
キッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

音楽の好き好きは人それぞれだから、あまり主観ではものを言いたくないが、今もっとも世界で愛されているグループ。
難しいこと言いません。
幸せになったらええねん。
気持ちよくなったらええねん。

そして今スポーツシーンで彼らの音楽は切っても切り離せないものになりつつある。
アメフトのスタジアム、バスケのアリーナ、頻繁に彼らの曲が流れているのでスポーツファンにとっても聴いたことのある曲が多いはず。

“I Gotta Feeling”
この曲は絶対やるはず。
そして、おそらくかなり大掛かりで面白いパフォーマンスをやるだろう。
それは観てからのお楽しみ(ヒント:彼らはいつも通りなんだけど……)。

“Where Is The Love?”
やらないかもしんないが……
もう何百回聞いたかわからない。
ヒップホップの概念を覆した曲(オーケストラが入る部分はかなりカッコいい)。
そして、「愛」「平和」「戦争」「差別」を懇々と詩に刻む。
そんなものは、ボブデュランやジョンレノンやボブマーリーの二番煎じだと思われるかもしれない。
確かにそうだ。
でも、彼らが歌うからこそ意味がある詩でもあるのだ。
4人グループの彼らなのだが、全員アメリカ人でありながら、実は皆人種が違う。
そんな彼らがひとつになって紡ぎだす曲は、世界各地の、そして人間の匂いがする。
そういう4人が歌うからこそ「愛」の意味が深くなるのではないか。
皮膚の色、眼の色、思想、宗教、、、地球はごっついから千差万別で当然。
それを(自分と違う他者)認め合えるようになったらええなぁ、とアホなり思う今日この頃。
そういう意味で彼ら4人はアメリカ社会の象徴とも言える。
いや、アメリカに限らず、今や国境という壁がどんどん低くなっていっているという意味では、人類のシンボルになってもらいたい。
やっぱ、この曲はやってもらわな困る。
でも、主催者側(アメリカ)からストップがかかりそうな詩でもある。
うーーーん微妙……
もう面倒臭い!
やれったら、やれっ!

私にとって、ブラックアイドピーズとスーパーボウルは、共に青春時代を駆け抜けてきた同士。
どちらも十年以上の付き合いである。
だから、今回彼らがこの大舞台に経つというのは感慨深い。


     先導するつもりが暴走……このパターン何回目や

なんかもう、スポーツブログでもなんでもなくなってしまった……
申し訳ない……
でも、最低それでもいい(居直り……)。
アメフトに興味がなくても、世界一のスポーツイベントの雰囲気、今世界でもっとも脂ののったミュージシャンのショーを満喫。
アメフトがわからなくても充分楽しめるはず。
押し付けがましいのは承知の上でビデオ予約を。
「まぁ観なはれ。損はさせません」。


     日本人唯一のフルタイム・アスレチック・トレーナー磯さん

もひとつ。
この最高の舞台に日本人女性が立ちます。
当然にテレビでも紹介されるはずです。
私にとって彼女は同じ日本人として「誇り」。
しかもトレーナーとして2個チャンピオンリングをもっている。
彼女の活躍も注目(本当のところ彼女は活躍しないほうがいいのですが)。


     今日は徹夜決定
延々と脈略のないこと書き連ねて、ほぼゲームのことを書けなかった。
あぁぁぁ、どうしよう。
ってことで、夜中に自分の復習のためにこの試合の見所を書こう。
どうせ、例年通り興奮で一睡もできんのだから。
ある意味反省文だ。
でも楽しんで書けそう。


     QB?RB?嫌でも目に入る。つべこべ言わず奴らを観とけ

最後に初スーパーの人に、こいつらに注目という選手を。
プレイだけじゃない。
キャラも凄い。
全米トップクラスの人気を誇る2人を紹介(ジータやコービーに負けないくらい)。
スティーラーズの#43トロイ・ポラマル。
パッカーズの#52クレイ・マシューズ。
彼らのビジュアルだけでも楽しめること間違いなし。
ちなみにポラマルのそれには何億円とも言われる保険金がかけられているらしい。

共に守備の選手だが、彼らのプレイが勝敗を分けると言っても過言ではない。
テレビで彼らだけの動きを追っかけるだけでも、NFLの迫力・凄みをいやというほど実感できるでしょう。

日本時間AM8:00
Dont miss it!

posted by uzura176 |19:29 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年11月30日

アメリカでもっとも嫌われる男の大躍進

     アメリカで最も嫌われるアスリート

皆さんはアメリカで最も嫌われている選手は御存知だろうか。
これを知っているのはかなりのスポーツ通であり、アメリカ通である人に違いない。

これは、今年6月に行われた(かなり前で恐縮だが)有名誌のアンケートで発表されたものである。

あなたは誰を予想しますか?
日本人であればとか、サッカー選手ならとか、スポーツに限らずとか、であれば案外出てくるものかもしれない。
しかし、アメリカのスポーツ選手となれば知っている選手もかぎられてくるだろう。

もったいつけるのもこれくらいにしよう。

その選手の名はマイケル・ビック。
アメフトファンに限らず、1度は耳にしたことがある人も多いのでは?
NFL(世界最高峰のアメリカンフットボールリーグ)のフィラデルフィア・イーグルスでQB(クォーターバック)を務める。

さすが、アメフト発祥の国であり、アメリカ1の人気スポーツである。
1位から3位まではNFLの選手が独占である。
この国におけるアメフトの地位の高さが、こんなネガティブなデータでもうかがえる。
ある意味は“嫌い”は好きの裏返しでもあり、注目度が高いということとも考えられる。


     嫌われる訳とは?

なぜ彼が最も嫌われているか?
それは、アスリートとは違う部分で大きな汚点を持っているからに他ならない。
アスリートとしては超がつくほどのスーパースターである。

彼は2007年に闘犬賭博と犬への虐待という罪を犯した。
アメリカでは法で闘犬が禁止されており、もちろん虐待なんてものはもってのほかのである。
事実彼は有罪となり、アスリートとして脂ののった時期に、1年以上も服役することとなった。

しかし、刑に服し出所した彼に対してもアメリカ社会の目は厳しかった。
当然といえば、当然かもしれない。
アメリカは動物愛護精神の強い国でもあり、罪を償ったとはいえ、彼の行った行為は消えるものではない。
ある意味動物への虐待は、人に対する犯罪よりもその印象は強いのかもしれない。
当時は私も彼のファンであり、裏切られた気持ちではらわたが煮えくり返ったものである。


     帰ってきた元スター

しかし昨年、彼はNFLのフィールドに帰ってきた。
世の中の厳しい批判にさらされたまま。
もちろん、彼には厳しい目が向けられたままである。
それが今回のアンケートに反映されていたことは言うまでもない。

そしてNFLという過酷な舞台で、2年というブランクは致命的なものである。
ならず者のレッテルを貼られ、このまま人間失格の烙印をおされたまま消えていくことを誰もが予想していた。

しかし、今年の彼は不死鳥とも言えるプレイでファンを虜にしている。
罪を犯す前から彼はスーパスターであったが、現在のプレイ振りはその当時を凌駕している。


     彼のプレイを表現するのは容易ではない

何が凄いのか?
これは彼のプレイを観るのがてっとり早いのだが、あえて出来える限りここで紹介しよう。

前にも書いたが彼のポジションはQBである。
チームで唯一も言えるパスを投げる選手でもある。
野球でいうとこのピッチャー兼捕手のような花形ポジションである。
もっと言えばチームメイトに指示を出す監督のような役割も求められる。
だからこのポジション選手はボールを投げる能力はもちろんのこと、知的でもなければならない。

必然とも言えるがQBの選手は、体が大きくそしてのろまである。
なぜのろまかというと、基本的にQBに俊敏性は求められないからである。
フィジカルが強いとかスピードに秀でている選手は他のポジションをするが普通だ。

しかし彼はというと、そのQBという概念を覆した男なのである。
パスはさして上手くない、体もQBにしては小さい、知性派というわけでもない(罪を犯したというのとは別の意味で)。
だが、彼にはとんでもない俊敏性とスピードがある。
だからどうなんだ、と言われればそれまでだが……

ちなみに彼の体型は身長183cm体重98kg。
なんだ結構縦も横もあるじゃないか、考える人もいるかもしれないが、NFLのQBではかなり小柄な部類だ。
確かに一般人でこの数字を聞かされると結構メタボ気味の大柄なオッサンを想像するのだが。
もちろんアスリートであるから、かなりシェイプされた100kg弱である。

でも、野球選手やサッカー選手で100キロ近い選手を想像してほしい。
大概の選手はスピード型ではなく、パワー型である。
イチロー選手やメッシやクリロナは何キロ?
あの長身のウサイン・ボルトでさえ100キロあればあんなに速くないはずだ。

だが、ビックのそのスピードは体重なんて概念はないに等しく感じられるものである。
アメフトにはRBというボールを持って走るのが専門のポジションの選手もいるのだが、その選手よりも彼は速いのだ。

はっきり言って彼が出ている試合を観ると、笑ってしまう。
感動するというより、「そんなんありかいな?」という感じである。

QBが走るプレイは「スクランブル」と言う。
その名の通り緊急発進である。
普段は滅多に走ることのないポジションだけに、走ること自体が緊急事態なのである。

でも、彼の場合はその緊急性がまったく感じられない。
むしろ必然のような錯覚さえ感じる。


     更に進化し続けるモンスター

そんなスピードスターQBの彼なのだが、今年はちと違う。
大幅に進化しているのだ。
なんと現時点で彼のQBレーティングがNFLトップなのだ。
このレーティングというのは、野球でいう投手の防御率のようなもの。
当然パスの能力値をあらわした数字なのである。

走るのが異様に速い上に、パス能力も凄いとなれば、鬼に金棒もいいとこである。
バスケだったら、得点王、アシスト王、リバウンド王みたいなもの。

いやそんな数字的なことはむしろどうでもいい。
彼のプレイには魅せられて仕方ないのである。

今週の木曜には、BSで彼の試合の録画中継がある。
1度見てほしい。
スポーツの概念が変わる。
アメフトの概念が変わる。
QBの概念が変わる。
そして何よりアメフトが好きになるのではないだろうか。
なんせ観ていて面白い。
彼はスポーツ観戦の醍醐味を彼は味あわしてくる。


     償うことはできない。でも彼にはやるべきことがある

アメリカ社会は、まだ彼を許していない。
動物愛護団体なんかは、彼を鬼畜扱いしている。
動物好きも彼みたいな者は許せないだろう。
私も彼を許したわけではない。

でも、彼は単に服役しただけではなく、過去の過ちを大いに反省している。
そして悔いている。

罪をスポーツで償うことは不可能である。
だが、彼のプレイを観ていると成長したというだけでは片付けられないようなものがある。

彼には犯罪者というものが一生ついて回るだろう。
一生嫌われ者かもしれない。
それでもいいと思う。

応援しているわけじゃない。
でも、頑張っている彼の姿はいい。
そして彼のプレイは観る者の心を必ずといっていいほど掴む。
それだけは変えようのない事実でもある。

戦前の予想が低かったイーグルスは台風の目となっている。
彼の予想外とも言える活躍があってのものかもしれない。
アメリカ1のダーティーヒーローが2月スーパーボウルでのその雄姿を見せる可能性も0ではない。

posted by uzura176 |23:56 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年04月15日

スポーツファン、アメフトファン、そうじゃない人も必見の映画

     この映画を観ずして何を観る!3Dやなくてええやん

これってスポーツの話?って思われるかもしれませんが、あえて書こう。
今日やっとこさ『しあわせの隠れ場所』を観に行くことができた。
この邦題だから、余計にスポーツとは無縁の話と思われるかもしれません。
でも、れっきとしたスポーツ映画でもある。
しかも、実話を元にされた話で、アメリカでも数週間興行収入1位となった傑作である。
書籍の原作もかなり売れたらしい。
実は、アメリカンフットボール選手の生い立ちを元に作られたノンフィクション作品なのである。


     なぜ『ブラインドサイド』が『しあわせの隠れ場所』か

邦題は、アットホームなイメージしかないが、実際のタイトルは『ブラインドサイド』。
なんか、暗い…… と思われることでしょう。
確かに、日本人にとってはこのタイトルでは、ピンとこないかもしれない。
ただ、アメフトファンであれば、この意味がわかるのではないでしょうか。
そう、主人公でもあるマイケル・オアー選手のポジションがレフトオフェンスタックルというポジションだからである。
このポジションは、一見地味ではあるが、味方の花形クォーターバック(QB)やランニングバック(RB)を守る重要なポジションでもあり、目の肥えたアメフトファンであれば、彼らの動きに非常に注目していることだろう。
『ブラインドサイド』とは、和訳すれば「死角」(ちょっと意味合いが違うかもしれないが)。
QBの死角から、相手ディフェンスが次々と襲いかかる。
その屈強なディフェンス陣から守ることがレフトオフェンスタックルの至上命題なのである。
アメフトが根付いてない日本だからこそ、このタイトルにされてしまったのだろうが(非常に暗いわけのわからん映画に勘違いされそう)、ファンからすれば、そのままがよかったと思う人も多いのかもしれない。
だって、その『ブラインドサイド』というタイトルがストーリー展開にも大きく影響されるのだから。


     もちろん、ただのスポ魂映画じゃない。愛情あふれるヒューマンストーリー

話を映画に戻そう。
この作品で主演女優のサンドラ・ブロック(リー・アン役)がアカデミー主演女優賞を獲得した。
もし、彼女の賞がなければ、日本では上映されていなかった可能性もあるので大感謝である。
確かに、名演であったことは言うまでもない。
彼女の役柄は、主人公のマイケル・オアー(映画ではビック・マイクなど様々な呼ばれ方をするが)を家族として迎え入れるお母さん役である。
路頭に迷うホームレスだったマイケルを家族に招き入れる。
こんな、嘘のような話が日本で考えられるだろうか。
しかもリー・アン一家は白人家庭で(大金持ち)で、マイケルは巨漢の黒人ホームレスである。
肌の色のことを言うのはタブーであることは重々承知であるが、現実的には大きな問題である。
だから、あえてそこを避けて通りたくはない。
そして、リー・アン一家は、偽善意識でもなんでもなく、彼を真の家族として招く。
父親、そしてマイケルと歳の近い娘、小学校低学年の息子、家族全員が実際の家族として接する。
しつこいようだが、嘘のような本当の話だ。

ホームレスだったマイケルは、当然ちゃんとした教育も受けておらず、学力も著しく低い。
そんな彼を、真の親として向き合う両親、そしてそんなことはお構いなく兄として慕うふたりの子供たち。
もうあまりもの慈善精神、家族愛に心打たれること間違いない。
あなたがたとえ大金持ちだったとしても、得体の知れないホームレスで、超巨漢で、しかも肌の色が違う青年(高校生)をいきなり家に入れて、家族として接することができますか?
私が例え彼らのような境遇にあったとしても、なにか恐ろしく、そして嫌なことが起こりそうな予感がして物怖じしてしまうと思う。
だが、実際にそういう家族はアメリカには存在するのだ。
それだけでも、アメフトを知らなくてもこの映画を見る価値はあるのではないだろうか。


      アメリカ人のアメリカンフットボール(国技)に対する心意気

もちろん、マイケルは学校にも行ってなかったので、アメフトのド素人という設定から始まる。
それでも、ハイスクールでメキメキと頭角を現す。
ここで大事なことがある。
アメフトの練習、そして試合のシーンが迫力満点なのである。
さすが、国技であるアメリカが作った映画である。
「ここだけは手が抜けない」という心意気というものがヒシヒシと伝わってくる。

私の大好きなアメフト映画『タイタンズを忘れない』(これも実話)も同様のことが言える。
アメリカ人の作るアメフトシーンは、最高の迫力とリアリティーが満喫できる。
実際テレビでは聞くことができない「トラッシュトーク」などもさながらの雰囲気なのだ。


      無理にとは言わないが、一見の価値ありの映画

でもなんだかんだ言って、この映画は実話を元にした感動ストーリーである。
アメフトファンじゃなくても、肩肘張らず観てほしい。
そして、「家族の意味」「愛の意味」「慈」の意味を嫌というほど味わってほしい。
その中で、アメリカンフットボールの良さも少しだけ知ってほしいというのが私の願いである。


      他人事とは思えないオアーの境遇、そして琴線に触れる

実をゆうと私はこの映画を観ながら、幾度となく涙した。
本当は、マイケル・オアーの生い立ちをシビアに観よう、そしてアメフトファンとして見逃せないと思って観に行ったのだが、彼と私の共通項が少しあったので感情移入してしまったのだ。
私も決して裕福な家に生まれたわけでもなく、そしてオアーの実家同様に私の生まれ育った家には「愛」がなかった。
本当に苦しい時代があった。
今思い出しても、苦しくて虚しくて切なくて仕方ないことがある。
そして、今でも「家庭愛」の意味を見出せなくて辛い。
それが原因と言えば言い訳がましいが、十年以上連れ添った恋人とも怖気づいて家族を持とうとしなかった(自分の卑怯さと情けなさを今頃になって痛感している)。
もちろん、彼女は去って行った……
今では彼女の幸せを願うことくらいしかできないが……

そういう意味では、マイケルは非常にラッキーで恵まれていたのかもしれない。
もちろん、本人の努力もあることは言うまでもないが。

今の時代、私に限らず「愛」や「家庭」に飢えている人は多い。
しかも、経済的には恵まれているはずの日本という国であるにもかかわらず。
本当に一体どういうことなのだろうか?
私は、この解き明かせない命題に一生苦しまなければならないのかもしれない。

この映画は、そういう苦しい思いを抱く人にとって、少しかもしれないが「救い」がある。
だから一介のアメフト映画ということだけでは片付けたくない。


     オアー選手のその後、そしてこれから

最後にその後のオアー選手のことを書こう(ストーリーは大学に入ったところで終わるので気にしないで読んで下さい)。
ミシシッピ大学でも大活躍していたマイケル・オアー選手はからドラフト1巡目4位でボルティモア・レイブンズに加入する。
この年はオフェンスタックル豊作の年だったので、この順位は相当なものである。
そして、そのレイブンズは昨年、スーパーボウル一歩手前のカンファレンス・ファイナルまで駒を進めた。
ルーキーでもあるオアー選手は、1年目から正ポジションを奪い、その大躍進に貢献した。
だから、映画になったんだろう? とは思わないで下さい。
シーズン前からこの原作は発表され、そして映画化されることが決まっていたのだから。
それだけ、このストーリーが全米中で心打たれたことは間違いないし、日本でも同様のことが言えるだろう。
それだけの内容が詰まったストーリーなので、是非観て頂きたい。

そして来年もマイケル・オアー選手、そしてレイブンズから目が離せない。


     みんなに観てほしい! でも困ったことに……

ところが困ったことがある……
もう、この映画は日本での放映が終わる……(だから私も駆け込みで観に行った次第である)。
日本での人気がいかほどのものだったかはわからない。
だからDVD化されるかどうかも定かではない。
私が敏腕プロデューサーなら鉄板と言いたいところだが、そればっかりは私のような弱小者ではいかんともしがたい。
是非、是非DVD化をお願いしたいところである。
もちろん、そうなればなけなしの金をはたいて購入させてもらおう。
ここまでお付き合い頂いた方には、駆け込み観賞でもいいので観に行ってもらいたい。
もし、お時間の都合が合わない場合はDVD化されることを心から願って下さい。
そしてそうなれば、是非ともご賞味あれ!


     やっぱり納得できへんなぁ……このタイトルは

にしても、『しあわせの隠れ場所』はいくらなんでもないでぇ、と思う今日この頃でした。
アメフトの要素ゼロやん!
危うく見逃してしまいそうになってしまった超アメフトファンもいたりして(私がそうだったから)。
『ブラインドサイド』のままでええやん。
かっこええやん。
日本人に伝わらなくてもええやん。
「ブラインド」って言葉まで、日本ではまずいんか?(差別的な意味合いもあるので)

とりあえず、原作を読もう!
これも手に入れるの、大変そうや……
呼んだらまた泣いてしまうんやろなぁ。

posted by uzura176 |04:50 | アメフト | コメント(1) | トラックバック(0)
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2010年02月10日

2日遅れのスーパーボウル回顧。誰かが筋書きを書いたとしか思えない

        スーパーボウルはアメリカ人の夢舞台

2009年NFLシーズンが2月8日のスーパーボウルをもって幕を閉じた。
そのスーパーボウルは、生中継を観戦した人も、地上波の録画中継を観た人も、自ら録画して楽しんだ人も、CS放送で通好みの観戦をした人も、皆セインツの勝利を目撃したことだろう。
これで、心おきなくスーパーボウルのことを書ける。
私は専門家でもなけれゃ、ジャーナリストでもないので好き勝手書かしてもらおう。


        非信教的な私でさえ、神の存在を感じてならなかった

私は神とか運命とか奇跡をあまり信じないほうだ。
そんなものを信じていたら、スポーツ観戦がお祈り行為のようになってしまうからだ(事実そういう側面もあるが)。

でも私は思う。
今回、ニューオリンズ・セインツの勝利は、そういう神がかり的なものを感じずにはいられなかった。
“勝利の女神”は間違いなく、セインツの方に微笑んでいた。
そうでなければ、あの最強インディアナ・コルツ相手に、あんな逆転劇は演じることはできなかった。
しかも点差は2タッチダウン差の31対17。
数字だけ見れば、圧勝の部類に入る。

5年前のハリケーン「カトリーナ」で負った傷は想像を絶する世界だったことはいうまでもなく、今でもその傷跡は残っている。
町の85%が水没し、悲惨な惨劇の中、5年後のこの勝利は“神”が何かを示したに違いない。
「カトリーナ」の後、アメリカの経済危機を端にした世界同時不況も、なにか新しい奇跡を求めていたのかもしれない。


        試合を振り返るの難しいが適当にやっとこう

これじゃ、変な心境宗教ブログのようなので、試合をちゃんと振り返ろう。
NFLファン誰しもがこのオフェンス最強チームのスーパーボウルを点の取り合うハイスコアゲームを予想していた。
しかし、試合はそうならなかった。
通好みの地団駄を踏むような息をのむような展開が続いた。
お互い持ち味を発揮しているにもかかわらずである(にもかかわらず点の取り合いにならなかったのは不思議である)。
なんとも言えない不思議なゲームだった。
言葉で表現するのは非常に難しいが、なにか“フワフワ”浮いたようなそんな感じだろうか。
解説の河口正史氏も試合後、同様のことを試合後も延々と言い続けていた。


          やはりうわつかない方が難しい

試合序盤はやはり初出場のセインツに硬さがあった。
それ乗じたコルツが第1Qであっさり10点を先取してしまう。
セインツ贔屓の私は顔面蒼白で、「これはもしや一方的にやられる?」なんてことも想像した。
スーパーボウル史上初の大差がついたらどうしようとさえ思ってしまった。
しかし、平静を取り戻したセインツは第2Qで2つのFGを決め、しかもディフェンスが奮起して10対6のビハインドで前半を折り返した。

こんなロースコアゲームは、おそらく全米中でも誰も予想していなかったのではないだろうか。
しかも、互いのオフェンスは大きなミスもなく、素晴らしいプレイの連続にもかかわらずである。

ハーフタイムショーの間も、なんか変な気持だった。
これは本当にコルツ対セインツの試合なのか、と。
せっかくのザ・フーのライブコンサートを色々と考えて楽しめなかった……


         いよいよ始まった後半。こっからが見どころ満載

そして、ドラマが巻き起こる後半が始まった。
キックオフはセインツでリターンはコルツである。
ここで、セインツのショーン・ペイトンHCは奇策に打って出た。
というよりも、試合の何日前から決めていたのかもしれない。
試合の後半最初のプレイで、劣勢のチームが苦しまみれにするオンサイド・キックをいきなりしかけてきたのである。
奇襲中の奇襲である。
これにあわてたコルツのスペシャルチームは、その攻撃権をセインツに奪われてしまう(普通はキックする相手からの攻撃)。
私はここでも何か神がかり的なものを感じざるにはいられなかった。
奇襲とはいえ、キッカーが蹴ったボールは決して褒められたものではなかった。
10ヤードに届きそうもなかったし(10ヤードは進まないといけない)、バウンドもイージーなものだった。
しかし、コルツ側のスペシャルチームは動揺し、10ヤード前にボールを触ってしまいしかもヘルメットにあたり、セインツの選手の前に転がった。
これを保持したセインツの攻撃になった。
結果論と言われればそれまでだが、私はこのオンサイド・キックの成功が奇跡の始まりの布石だったような気がする。
この大一番でしかも失敗が許されない場面でこの奇襲をしかけたショーン・ペイトンという男は、只者ではない。
そして、いきなりモメンタムを奪ったセインツはこのシリーズをタッチダウンまでもっていき13対10と逆転する。

その後シリーズでコルツはあっさりタッチダウンを奪い返し再度逆転するのだが、勢いはどう考えてもセインツの方にあった。

そして、コルツの誤算はここでも出た。
DEのフリーニーがガス欠を起こしたのである。
フリーニーと言えば、右足首の怪我で、ここ2週間アメリカ中を出場するか否かで話題をかっさらった選手でもある。
それだけでも彼の存在の大きさがわかるだろう。
試合中はサイドラインに帰る度に痛み止めの注射を足首に打ちながらのプレイ。
幾重に重ねられたテーピング、そして何重にも重ねられた靴下で、その足はまるでギブスを付けたような太さになっていた。
私はセインツを応援していたのだが、それでもプレイをし続けるフリーニーを観て、目頭が熱くなった。
選手生命を懸けてでも“出たい”そして“勝ちたい”それがアメリカ人にとってのスーパーボウルという舞台なのである。
しかし、前半大活躍したフリーニーの姿は、後半見る影もなかった。
2週間まったく練習もできず、本番3時間前に出場決めた選手にはあれが限界だったのだろう。
いや、限界なんてとうに超えていたのに、決して下がろうとしなかったフリーニーに敵ながら感服である。

ただ、後半のコルツディフェンスは飛車を失った状態になってしまいブリーズに好き放題やられてしまったことは言うまでもない。


        そして、ドラマチックな第4Qへ

それでも第3Qを終え、17対16でコルツの1点リード。
ここからドラマが始まった。
セインツのQBブリーズが次々とパスをヒットさせタッチダウンを奪う。
しかも、彼得意のロングパスは一本もなく、まるでショートパスをつなぐ“ウェストコーストオフェンス”のような攻撃でそれを簡潔させてしまうのだからすごい。

5点リードも6点リードも一緒なのでここでセインツはツーポイントコンバージョンにうって出るがこれが失敗……
しかし、この微妙な判定にショーン・ペイトンは“チャレンジ(審判に異議を唱えれるシステム)”
これが見事成功して24対17で、この試合初めてセインツがリードを奪う。
ただの2点ではなく、チャレンジを成功させたということでさらに勢いを増すことになった。

だが、試合残り試合時間は5分39秒。
NFL No1QBペイトン・マニングには十分すぎるほどの時間が残っていた。
ここでのペイトン・マニングのドライブはもう芸術的なものでみるみるうちに相手陣まで攻めいった。

しかし、ここで大大大ビックプレイが飛び出す。
セインツのCBトイレシー・ポーターがインターセプト奪いそのまま走りぬき再度突き放すタッチダウン。
しかも、この時のマッチアップは、相手エースWRレジー・ウェインである。
マニングとウェインという最強コンビから奪ったこのインターセプトは、試合を決めるには十分だった。
これでスコアは31対17。残り時間3分。

それでもわからない。
なぜならペイトン・マニングは歴代NFLQBの中でも1位2位を争うような殿堂入り確実の選手なのだから。

でもやはり、この流れはどうしようもなかった。
最後は敵陣深くまで攻め込むが結局得点を奪えずジ・エンド。

スーパーボウル史上稀に見るアップセットがマイアミで起こった。
そこには、スタジアムにいるファンだけでなく、全米ファンのセインツをそしてニューオリンズを押す力と、アメフトの神の力があったように感じてならない。

こうしてビンス・ロンバルディートロフィーはニューオリンズ・セインツが初めて手にしたのである。
そしてMVPはもちろん、ドリュー・ブリーズ。
パス成功32回はスーパーボウル記録タイということだから誰も異論はないだろう。
通の人は、インターセプトを奪ったポーターや、ディフェンスリーダーのジョナサン・ビルマという人もいるかもしれない。
それでもやっぱりブリーズなのだろう。


       ハートリーが実は影の立役者

でも天の邪鬼の私は、この試合で3本もの40ヤード以上のFGを決めたギャレット・ハートリーが隠れMVPをあげたい。
彼のFGが1本でも外れていたらセインツに流れが来ることはなく、ズルズルと点差を突き放されていったような気がしてならない。
そして、このハートリーという選手、シーズン中の最高記録は38ヤードだから、この3本のFGがどれだけ意義のあったものかわかるだろう。
全然関係ないが、めっさ男前やし。
ちなみに、全米の小学生にアンケートを取ったら、毎回のように最も就きたくない仕事No1はNFLのフィールドゴールのキッカーらしい。
それだけ、プレッシャーのかかる嫌な仕事なんでしょうね。
ハートリーはNFCのチャンピオンシップの決勝FG(40ヤード)を決めたことで「自分の人生はあのキックひとつで変わった」とCS中継で紹介されていました。
あの1本があったから、あの大舞台スーパーボウルでいとも簡単に難しいフィールドゴールを3本も決めることができたんでしょうね。
でも彼をMVPなんて言ってるのは、世界中で私だけのような気もしないでもないですが……


        これで2009年シーズンは終わった。でももう2010年シーズンは始まっている

以上、今年はプロボウルも終わっているのでNFLシーズンが終わったということになる。
誰がセインツの優勝を予想していただろう。
これは、ニューオリンズファンも期待していなかったことだろう。
でも、もしかしたらセインツがロンバルディートロフィーを手中にすることが、もっとも劇的で求められていた結末だったような気がする。

2010年シーズン、今度はどんなドラマがNFLで起こるのだろう。


それでも、人をおかしくさせてしまうのが、NFLそしてアメフトにはある。
それだけは断言できる。
ニューオリンズでは、お祭りがあと1週間近く続くそうだ。
彼らには、バンクーバーオリンピックはもう関係ないのかな。

私は今日からバンクーバー五輪モードに切り替えよう。
スポーツファンってのは、次から次へと忙しい……
また数え切れないドラマが待ってるんやろなぁ。
駄目ブロガーがそれを伝えるのは困難だが、なんとかまぁ暇を見つけて書こうっと。

posted by uzura176 |06:53 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年02月08日

ギリギリになってスーパーボウル展望。もう遅いっちゅうに

         例年通り2月第1日曜は寝れません

アカァァァーーーン!
全然眠れません……
なぜって?
もちろん、あと4時間後に迫ったスーパーボウルの興奮で寝付けない。
もう開き直ってこのまま徹夜を決め込む覚悟を決めました。
じゃないとこんな時間にブログなんて書きません。
いや、実はもうこうなってしまうことは覚悟していたんですけどね。
毎年こんな調子だから。
生粋の日本人なのに……アメリカの血は流れてないけど、ことスーパーボウルになると平常心ではいられなくなる。


        もう始まるのに見どころを書く馬鹿

本来であれば、ここのブログでスーパーボウルの見どころを書きまくろうと思っていた私ですが、ちょっとバタバタしていたのと私の怠慢で書けなかったので、この機を活かそうというわけである。
と言っても、もうゲームはもう4時間後にキックオフ。
何を今さらと思われて当然だが、ここは自己満足ということでひとつご勘弁を。


        真の世界一決定戦なった今年のスーパーボウル

ファンの方でなくとも、対戦カードはもうご存じのはず。
今年のスーパーボウルは久しぶりに、久しぶりにAFC・NFC共に、第1シードが頂上決戦に駒を進めた。
こんなにアップセットがなかった年は何年振りだろう?
これこそが真のチャンピオン決定戦。

改めて対戦カードを。
AFCがインディアナ・コルツ、NFCがニューオリンズ・セインツ。
昨今のNFLと言えば、ディフェンス重視のスタイルが確立されつつあっただけに、このカードは転換期になるのかもしれない。
なぜなら、この2チームは今NFLで最もオフェンス力を誇るチームだからである。
しかも、パスオフェンスがとんでもない破壊力である。
無論、パスオフェンスが強いということは、素晴らしいQBが両チームにいるわけである。
ペイトン・マニング(コルツ#18)とドリュー・ブリーズ(セインツ#9)。

今、No1QBはペイトン・マニングであることは間違いない。
今年、4度目のシーズンMVPで殿堂入り確実と言える名QBである。

対して、ドリュー・ブリーズも負けてない。
4年前、古巣チャージャーズをお払い箱になった彼は、弱小チームセインツを常勝軍団に仕立て上げた。
今やハリケーン「カトリーナ」で傷を負ったニューオリンズの誇りである。
そして、そのカリスマ性だけでなく、実力も超1流になり、ペイトンとそん色ないレベルの選手になった。
それは、シーズンレイティングNo1が示している。
彼がMVPであったとしてもだれも異論を唱えないだろう。

このふたり凄さを説明するのは超難解である。
経験者でもない私であるのでそりゃ、当り前である。
でも一番解かりやすい表現をすれば、2流3流のWRが1流WRにすることができ、1流WRは超1流のWRにしてしまう。
しかも、オフェンスラインのがんばりもさることながら、オーディブル(プレイ直前にプレイを変えること)も完ぺきである。
いわば状況判断もなんの文句のつけどころもないわけである。
さらに、このふたりはインターセプトが非常に少ない。
味方WRは捕れるが空いてセーフティはギリギリに届かないところに投げる能力も長けているわけである。
もう、ケチのつけようがないわけなのである。
全米中でもこの両QBに大注目していて、コルツ対セインツという構図は、イコールペイトン対ブリーズなのでもある。
誰しもが、ノーガードのド突き合いを予想していて、しかも期待しているのである。


        オフェンスが力ある者同士だからこそ違う要素で勝負が決まる

しかし、天の邪鬼な私はこのカードの違う点ばかりに注目して観戦しようと思う。
どうせ、この両チームのハイーパーオフェンスは止めようがないし、単なる足し算で終わらない所がアメフト面白さでもあり、醍醐味である。
攻撃力が互角ということであれば、やはり勝負のあやはディフェンスとスペシャルチームとキッキングチームということになるのだろうか。
実はそれらすべてにセインツやや分があるような気がしてならないのである。

全米の下馬評では7:3から8:2でコルツ有利ということらしいが、それはやはりペイトンの存在と3年前の同じ舞台(マイアミ・ランドシャーク・スタジアム)でコルツがスーパーボウルも制しているということもあるからだろう。
でも、3年前と同じ結末なんて面白くもなんともない(というのは、私見であるが)。


      どちらのディフェンスが上?いやオフェンスにプレッシャーをかけれるの


では、キーになる両チームのディフェンスにも焦点を当ててみよう。
まずは、コルツ。
実はコルツディフェンスがオフェンスに隠れがちだが、かなり強力である。
両DEのフリーニー(#93)、マシス(#98)というのは、NFLのDEユニットでも最強と言っても過言ではない。
ということは、相手QBへのプレッシャーはNFL随一と言ってもいいのである。
このふたりにはさすがのブリーズも苦しめられることも否めないないだろう。
でもでもでもである。
今NFLトップとも言えるフリーニーがAFCチャンピオンシップで足首の靭帯を損傷してしまい出場が微妙なのである。
私は毎日欠かさずESPNのニュースを見ているのだが、連日のように彼が出場するか否かの議論がアメリカでは繰り広げられているわけである。
出るの出ないの?決めるのはなんと試合3時間前らしい。
彼がいるといないのでは、コルツディフェンスが天と地の差があるわけだから注目しないわけにはいかない。
私は厳しいような気がしている。
ランディフェンスに関しては、いつも課題のあるチームであったが今年は改善されつつある。
それでもDEのふたりが強力であることが大前提であるので、決して強いとはいえないだろう。

対してセインツディフェンス。
毎年、オフェンスだけはスーパーボウル級だが、ディフェンスはザルだと言われ続けているチームだが、今年もはっきり言って心もとない。
NFC第1シードながらディフェンスはリーグ26位なのだから、どれだけオフェンスに依存してきたチームかわかるだろう。
だが、実は見逃せない点もある。
勝敗を分けるであろう、ターンオーバーを奪うことに長けているのである。
しかも、今年になってからである。
その中心は、FSのダレン・シャーパー(#42)。
今年のインターセプト9はリーグトップである。
彼だけでなく、他の選手たちもタックルで止めることよりも、相手選手のボールをかき出すことを懸命になっている。
おそらく、ペイトンをサックすることは難しいだろうし、もちろんインターセプトを奪うことも難しい。
でも、ボール保持選手のボールをかき出しファンブルを誘発させまくるようなディフェンスをすれば、ビックプレイの連発ということもあり得るかもしれない。
NFCのチャンピオンシップであのバイキングスから3つものターンオーバーを奪ったディフェンス陣は決して侮れない。
本当なら、ペイトンにプレッシャーをかけてインターセプトを奪いたいところだが、パスを決められた後のトリッピングに要注目である。
しかも、プレイオフであのブレッド・ファーブとカート・ワーナーという重鎮QBを倒してきているので、自信も相当深めているはず。
ターンオーバーを奪えなければ40点は捕られちゃうよ。


       いてまえセインツ!って言ってもアメリカ人には意味わからんやろうなぁ

とここまで、自由気ままに書いてきたわけだが、ここまで読んでくれた人は私がセインツを応援していることは言うまでもないだろう。
試合も黒と金(はないので黄色)を身にまとい観戦する予定なくらいなのだから。
だってそうでしょ。
前評判が低くて、「カトリーナ」復興の象徴でもあり、初めてのスーパーボウル進出でもあり、AFCより力が劣るNFCでもあり、男前で秀才のブリーズ擁するセインツ。
判官びいきの私がセインツを推さないわけがない。
声がガラガラになるまで応援するつもりである。
ペイトンがすごいのはわかっているけど、お手上げのつもりは毛頭ない。
絶対勝ってやる!!!!
スコアは38対35って、勝手にスコアまで予想してやりました。
もちろん、38はセインツ!
ほんでもって、徹夜明けなうえに昼間っから勝利の美酒を飲みまくることを決めている。
負けた時のことは……そんなん考えとらん!

ともかく、セインツを応援しまくって、マイアミにも届くくらいのクラウドノイズを送ってやる。
というか、マイアミもセインツファンに溢れて、セインツフォームみたいな形になったら勝機も見えてくるんですけどね。
アメリカ人は強いほうを押す傾向にあるからそうはならないんでしょうね。
もしかしたら、セインツファンの方が多かったりして……


        地味においしいところをもっていきそうな選手

最後に私のMVP予想はもちろんブリーズ!ではなくて、レジー・ブッシュ(#25)ということにします。
キックオフリターンタッチダウンやパス攻撃と見せかけてのラン攻撃で結構やってくれそうな気がする。
というか、彼がセインツオフェンスのキーマンになるような気がしてなりません(ってオードリーの若林君も言ってました)。

        
        聖者の行進は止まらない!ことを祈る

これで最後の最後。
本当のアメリカンドリームを魅せてくれセインツ!

さぁ、第44回スーパーボウル、ロンバルディートロフィーを掲げるのはどっちだ。

にしても、スーパーボウルってすごいネーミングやなぁ。
だって“スーパー”ってだけでなにもかも伝わってしまうんだから。

posted by uzura176 |04:03 | アメフト | コメント(1) | トラックバック(0)
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2010年01月25日

NFCチャンピオンシップ。こんなに心打たれる試合はそうお目にかかれない

         やっぱり私の心の中のヒーロはファーブあなただ

あのファーブが散った……
だから、泣けたわけじゃない。
試合後半は、勝敗を超越した世界での攻防に息をのみ、そして目に涙が溜まった。

不惑の鉄人のプレイは最後まで、鉄人であった。
交通事故のようなヒットを受けようとも、フィールドに何度も叩きつけられようとも、足に手負いを負いながらも、彼はフィールドに立ち続けた。
こんな凄まじい40歳がこの世にいるだろうか。
30で老いを感じている自分が情けなく恥ずかしい。


         NFCチャンピオンを決める大一番

感傷的な話ばかりしてないで、話を本筋に戻さねば。
今日、LIVE中継でNFLのNFLチャンピオンシップを観戦していた。
いわば、NFCのスーパーボウル進出チーム決定戦である。
ニューオリンズ・セインツ(シード1位)VSミネソタ・バイキングス(シード2位)。


         セインツはミシシッピ市民の“夢”と“誇り”

舞台はセインツホームのルイジアナ・スーパードーム。
そう、あのハリケーン「カトリーナ」で甚大なる被害をもたらし、その被災地でもあり、被災者の避難場所にもなったあのドームである。
今ではそのドームも当時の悲惨な光景を見る影もなく整備されているが、当時屋根ははがれ、空調もきかず、水路も機能しない悲惨な状況であった。
いわば、未だ傷痕が残るミシシッピ州の復興の象徴でもある。
そのスーパードームに満員の6万8000人が詰めかけた。
“クラウドノイズ”は100デシベルを超えていた(ジェット機が横を通過するような騒音らしい)。
モニターで見る限り、確かに空席はひとつもなかった。
ミシシッピ州の人たちも、ニューオリンズ・セインツの躍進と自分たちの復活をダブらせていることは言うまでもない。
ニューオリンズ市民の“誇り”それが“セインツ”なのである。
そして、「聖者の行進」は、最後の最後スーパーボウルまで、その夢の旅路を終わらせなかった。
チーム創設初のスーパーボウル進出である。

そして、その相手が不惑の40を迎えたブレッド・ファーブ率いるミネソタ・バイキングス。
スポーツは筋書きのないドラマと表現されるが、試合前の因縁からしてこのカードにはドラマがふんだんに組み込まれていた。
ちなみに、ファーブの出身地はミシシッピ州で、幼少の頃はニューオリンズ・セインツのファンであったらしい。
ファーブにとってもこの試合は、2度目のチャンピオンズリング獲得以上に思い入れがあった試合だったことだろう。


         こんな試合一生の中でもそうお目にかかれない

戦前の予想通り、試合前半は互いの強力なパスオフェンスが機能し、一進一退の攻防。
互いに2つのタッチダウンを奪い、スコアは14対14。

試合が動いたのは、後半。
順調にドライブを進めるバイキングスであったが、ファンブルやインターセプトでボールポゼッションを失い続ける。
セインツディフェンス陣の予想以上の健闘が光った。
しかしながら、順調であったセインツの強力オフェンスが影を潜める。
前半とは違った意味で、試合のモメンタムが行ったり来たり。
アメフトの醍醐味が存分に味わえるゲームであった。

そして、後半序盤のファーブの左足首の怪我。
悪質にも見えかねないタックルを受け、ファーブは両肩を抱えながらサイドラインに下がった。
そしてセインツの攻撃中、彼はサイドラインで治療を施し(テーピングで足首をグルグル巻きにして)フィールドに帰ってきた。
それでも、常に左足は引きずったままである。
これには、相手セインツファンも少し同情したはずであろう。
これは、もうエースRBであり、NFL史上トップクラスのRBエイドリアン・ピーターソンに頼るしかないと、誰もが思った。
チームの精神的支柱でもあり、エースQBファーブが怪我をした時点で勝負はジ・エンドである。
NFLはそんな状況下で勝てるほど甘くない世界である。


         ファーブという男に常識という文字はない

しかし、ここから誰もが予想しなかった展開に入っていった。
ファーブは、パスを投げ続けたのである。
足を痛めているため、そのモビリティーは下がり(元々動けるタイプのQBではない)、ハードヒットを受け続ける。
そんな苦境に立たされても、ファーブはパスを選ぶ。そんな男だ。
確かに、オフェンスコーディネ―ターがそうしたという意見もあるだろう。
だが、私は彼がコーディネーターに怪我のことを気にせずコール(攻撃を決める)してくれと言っているような気がしてならなかった。

そして、いくつかのインターセプトを食らうことにもなってしまったが、怪我人とは思えないメンタルタフネスで、幾つもの見事なパスをヒットさせていった。
“鉄人”たる所以である。
試合全体を通しても相手セインツディフェンスが、RBピーターソンを狙っていたのは明らかだった。
事実この試合ピーターソンは精彩を欠いていたし、終始狙われ続けた。
この試合、パス攻撃の実力は五分五分。
だから、セインツディフェンスはランディフェンス一本に絞った守りをするシーンが多々あった。
その中で、ファーブの怪我である。
ファーブが怪我してからその傾向は更に顕著になったことは言うまでもない。
しかし、そこを利用し、痛む足をかばいながらもパスを投げ続けたファーブという男に、スポーツマン以上の何かを感じずにはいられなかった。

後半戦ゲームは、もつれにもつれた。
終了間際、バイキングスはフィールドゴールのチャンスをえかけたが、ファーブのパスがインターセプトされ、試合は28対28のタイスコア。


         やはりゲームは劇的な結末に

ゲームは、先に得点を奪った方が勝ちのオーバータイムにもちこされた。
ここでコイントスに勝ったのがセインツ。
オーバータイムのリターン権を奪ったチームは圧倒的に有利である。
それは、数ある歴史が物語っている。
しかし、後半のセインツオフェンスでは、勝負はどちらに転ぶかまったくわからないと言ってもよかった。

オーバータイムのセインツオフェンスは、正に薄氷を踏むを思いでのドライブであった。
“チャレンジ”ができないオーバータイムでは、微妙なプレイは審判の判断によってレビューされる。
ほぼ、ワンプレー毎に行われたそのレビューを観客席もテレビのこちらも固唾を飲んで見守った。
そして、そのレビューほとんどがセインツ優位の結果となり、ついにセインツはフィールドゴール圏内までドライブを進めた。
決して楽なドライブではなかったことは、言うまでもない。
そして、この生きるか死ぬかの場面で、キッカー・ハートリーが40ヤードのフィールドゴールを決め勝負は決した。

スコアは31対28。
点差以上に密度の濃い試合であり、観る者に感激と感動を与えたそんな試合になった。


       NFLを観ない日本人は人生を損しているかもしれない

これこそがNFL、そしてプレーオフである。
私は今シーズン数あるゲームの中で、ベストマッチだと断言できる。
すべてを観たわけではない。でもそう断言できる。
なぜなら、私はこの試合の途中からずっと涙線が緩み、サブイボが出っぱなし状態だったのだから。
こんな試合そうお目にかかれない。
それを生で観れた私はこの上ない幸せ者である。
実は、ファーブ率いるバイキングスに肩入れして観ていた。
それでも、悔しい気持ちややるせない気持ちより、心揺さぶれた気持ちの方が断然上回った。
それは私が言葉に出さなくとも、試合後の両チームの行いを観ていればわかる。
NFLの試合では、勝負が決すると互いに選手が入れ乱れ相手選手を讃え合う。
しかし、このゲームはそれだけに収まらず、両チームの選手が混ざりながら輪を組むシーンが見られた。
これは、非常に稀である。
勝ったチームも負けたチームもこの試合内容に満足していなければできない行為である。
一発勝負で負けた敗者は、相当悔しいに違いないはずなのに。
冒頭に勝敗を超越していたという意味は、こういうシーンが物語っていると私は思う。


          最後まで見過ぎて痛い目にあっちゃった

不覚にも、試合後のセレモニーでAFCのスーパーボウル進出チームを知ってしまった(夕方録画放送を観る予定だったのに……)。
このブログを観ている人を道連れにして申し訳ないが、やはりAFCはシード1位で、シーズンMVPを獲得したQBペイトン・マニング率いるインディアナ・コルツである(多くの人が予想していていたのであろうでお許し下さい)。


          真のチャンピオンは?私は奇跡を信じたい

これで、今年のスーパーボウル進出チームは、AFC、NFCのシード1位チームになり、正にチャンピオン決定戦になったわけである。
今日決まったことだから、正確な統計ではないが、下馬評は確実にコルツにあるだろう。
3年前のスーパーボウルを制し、そして殿堂入り確実のQBが率いるコルツに死角らしい死角はない。
しかも、相手はスーパーボウルに進出すること自体初めてのチーム。
更に言えば、今日の試合を観た限り、セインツにシーズンほどの勢いはない。
もっと言えば、AFCとNFCに実力差があることは、ここ数年のNFLでは顕著である。

でも私は信じている。
ニューオリンズ・セインツが奇跡を起こし、全米の度肝を抜き、そして悲惨で立ち直れない状況からの復活劇を遂げることを。
日本でも“阪神・淡路大地震”から15年が経つ。
町並は元に戻り、何事もなかったかのように思われがちだが、被災者の中には心の傷を抱えた人も多い。
それではミシシッピ州市民も同じである。
今、アメリカ発信の世界大不況は世界を闇に陥れている。
だが、今年セインツが初の栄冠に輝くことで、多くの希望と勇気が世界に発信されれば(私も大阪で被災したひとりとして)、こんなに嬉しいことはない。

セインツよ!ここまで来たらその“聖者の行進”を止めるな!


         ファーブよ!お前は男中の男だ!

そして、今年も夢一歩届かなかったファーブよ。
誰がどう見ても、あなたは衰えが見える老兵には見えない。
毎度お騒がせしている引退発表などせず、もう一度夢にチャレンジしれくれ。
そして世界のオヤジども、アラフォー共に、希望を与えてくれ。

これで終わりにしよう。
2月8日。残念ながら私の家では、BS放送が映らないのでスーパーボウル生観戦はできない。
恵比寿まで足を運びプレイビューイングをしようと心に決めている(やってくれるかのかな……)。
セインツの最後の行進を見届けるために。

今日の試合は嫌でも一生心に残るゲームになるだろう。
そして、2月8日にスーパーボウルも一生心に残るゲームになることを願って、ここでお開きにしよう。
ロンバルディートロフィーは、やっぱり王者コルツ?それとも聖者セインツ?どちらにいくのか……


バンクーバー五輪前のスーパーボウル絶対に絶対に見逃せない!

posted by uzura176 |15:21 | アメフト | コメント(1) | トラックバック(0)
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2010年01月21日

NFLプレーオフ佳境中の佳境。これ観ない人どうかしてる。

        昭和の色男、そしてプロ野球に一石を投じた人物が去る

小林繁氏の急逝には、本当に驚かされました。
世代は違えど、球界を揺るがしたトレード劇、そして悲劇のヒーローであることは言うまでもありません。
心よりお悔やみ申し上げます。
合掌。


        懲りずにNFLモードに突入!

辛い話は横に置いておき、本来のスポーツブログに戻らしてもらおう。
やはりこの時季は否がおうにもNFLの話題になってしまう。
さすがにディビジョナル・プレーオフ4試合を2日で観るのはきつかった。
3時間半×4だから、もうドップリアメフト三昧だった。
でも、苦しいようで止められない。
どっかの製菓メーカーのキャッチフレーズのようだが、これがNFLそしてプレーオフの魔力か。
2試合は生テレビ観戦。
やっぱ、アメフトは録画やダイジェストではどうもしっくりこない。
まぁ、アメフトに限らずスポーツはやっぱ生生生に限る。

来週からはAFC,NFCともにチャンピオンシップ。
殺人的スケジュールは避けれそうだが、今から高揚してしまい、ちょっとテンションを抑えるのに苦労している。


        手遅れだが振り返る。まずはAFCから

これだけ、頑張って観たのだから、ディビジョナル・プレーオフを回顧しよう。
まずはAFC。
シード1位のインディアナ・コルツ対シード5位のボルティモア・レイブンズは、シーズン通りの結果が反映された試合となった。
強力な攻撃のコルツVS鉄壁守備のレイブンズ。
この構図は、ファンなら試合前から予想されていただろうが、やはりその通りの展開となった。
そして軍配が上がったのは、コルツ。
2度のターンオーバーを奪った(#20エド・リードのインターセプト)がファンブルと反則で帳消しになってしまった時点でレイブンズはジ・エンド。
“たら、れば”は言いたくないが、あのふたつのターンオーバーが成立していれば、もっと競った展開になっていただろう。
でも、やっぱりレイブンズの攻撃陣では、そう安々とコルツディフェンスは崩せなかっただろうから、結果は変わらずか。
王朝時代を築きつつあったパッツの牙城を崩したレイブンズに、もうお釣りはなかったということかもしれない。
なんにせよ、やっぱシード1位のコルツ、そしてペイトン・マニングは強い。
ただ、点差以上の実力差はなかったと信じたい。

もうひとつの試合シード2位のサンディエゴ・チャージャーズVSシード6位のニューヨーク・ジェッツは予想だにしない展開に。
いや、唯一勝てる策をジェッツが遂行し、その術中に見事にはまってしまったチャージャーズ。
試合は前半からロースコア。
今季ディフェンスNo1のジェッツにはおあつらえ向きの展開に。
そして、ジェッツの新人QBマーク・サンチェスを過保護なくらい守り、ラン攻撃一辺倒。
これが功を奏するなんてことは、スタジアムのファンもテレビの前のファンも予想していなかったかもしれない。
17対14の3点差で逃げ切ったジェッツが勝つにはあの方法しかなかった。
チャージャーズ3本のPGの失敗が敗因であることは間違いないが、それこそ“たら、れば”になってしまう。
NFLを代表するKキーディングだが、これで蚤の心臓であることが露わになった。
来年の契約が少し心配だ。
というより、今年こそはと活き込んでいたであろうチャージャーズファンの落胆の声が聞こえてきそうだ。
トムリンソンも下降線を辿っているだけに今年は、スーパーを制す数少ないチャンスだったかもしれない……
なんにせよ、ジェッツの大アップセット劇である。


        そしてNFC。どこがこようとも私はスーパーはNFCを推したい

次いでNFC。
シード1位のニューオリンズ・セインツVSシード4位のアリゾナ・カーディナルスの1戦は、シードとは裏腹に下馬評は、昨年スーパーに進出したカーディナルス有利の向きがあった。
そして、この2つのチームの共通点は、強力パスオフェンス。
NFLファンならずとも楽しめる1戦になることは必至であった。
カーディナルス先制。
やはり、大舞台の経験値が足りないセインツは……という雰囲気になったが、そこからが昨年までのセインツとはわけが違った。
ドリュー・ブリーズのプレイアクションからパスは面白いように通る。
そして、それにともない、RBレジー・ブッシュは走るは走る。
もうカーディナルスディフェンスはお手上げ状態。
カーディナルスのカート・ワーナーの奮闘も虚しく、一方的な展開となる。
それに、レイブンズにも共通して言えることだが、ディビジョナル・プレーオフのパッカーズとの死闘でカーディナルスは抜け殻になっていたのかもしれない。
なんにせよ、今季のセインツはホンモノだ。
“カトリーナ”で傷ついた町がひとつになっていることも大きい。
フットボールファンでなくとも肩入れして観てしまう。
初のスーパー進出まであとひとつ。
悲願なるか。

もうひとつの試合、シード2位ミネソタ・バイキングスVSシード3位のダラス・カウボーイズも全米注目の試合だった。
しかも、下馬評は圧倒的にカウボーイズ。
ディビジョナル・プレーオフでイーグルスをコテンパンにやっつけた姿がファンの脳裏に焼き付いていたから尚更である。
ところがこちらもどっこい、バイキングスの用意周到な戦術を前にカウボーイズは成す術なく敗れ去った。
というより、QBブレッド・ファーブの経験値の深さを嫌というほど魅せつけられた試合でもあった。
伊達に2度も引退を撤回をしていない不惑の40男である。
エイドリアン・ピーターソンのランを抑え込まれるも冷静に対処し、ドライブを重ねていった。
しかし、この試合のポイントはバイキングスディフェンスのライン陣である。サックを連発するは、ランをいとも簡単に止めるわで、もうここで勝負ありである。
ディフェンスライン4人の勝利である。
しかも、この試合は4人の中で一番地味な存在だった#91DEレイ・エドワーズが大活躍。
他の3人がプロボウラーだから、もう鬼に金棒である。
勝手ながらこの試合のMVPはエドワーズとさせてもらおう(試合中怪我をしていたのが気がかりだが)。


       そもそも4試合振り返ること自体に無理がある

以上、ざっくり4試合を振り返ってみた。
内容がないのは、4試合もあるということでご勘弁を。
にしても、この4チームがチャンピオンシップに上がってくることを予想できた人は何人いることやら。
ほとんどの人は、コルツ以外は外れだったんじゃないですかねぇ。


      チャンピオンシップはどうなるのか?今年のスーパーボウルのカードは?

これでチャンピオンシップのカードが決まった。
AFCがコルツVSジェッツ。NFCがセインツVSバイキングス。

AFCはほとんどの人が、コルツが勝利し、スーパーボウルに進出すると考えていることでしょう。
私もそう思う。
9分9厘コルツだと思う。
でも何が起こるかわからないのがアメフト、そしてNFL、そしてプレーオフ。
それはチャージャーズが喰われたことでも証明されている。
きちんと見守ろう。

に対して、NFCは困ったカードになっちゃいました。
もちろん、実力が拮抗していることもそうなのだが、私にとってはどちらも思い入れのあるチーム。
勝負事に“どちらも勝ってほしい”は禁句だが、そんな気持ちである。
“ニューオリンズに夢と希望を”の気持ちもあるし、生きる伝説ブレッド・ファーブに、もう一度檜舞台を用意してあげたい気持ちも山々。
なんとか、この2チームでスーパーボウルできないもんですかね……
って、ないこと言っても仕方ない。
私はホームゲームアドバンテージ(セインツ)があったとしてもバイキングス有利と考えている。
なんせ、ラインが強い、そして攻守のバランスがセインツより秀でているように感じてならない。
まぁ、このゲームは5分5分でしょう。
最後の1秒までもつれる、そんなゲームを期待しよう。


      ブログで3000字を超したら誰も最後まで読んでくれんやろ……

以上、スーパーボウルまで2週間チョイ。
この時差に体はボロボロだぁ……
スーパーボウルはパブリックビューイングで楽しもうと思ってます(家で一人小さい画面でチマチマ観てるのも淋しいんで)。
その前に来週のチャンピオンシップ。
ほんの4日だがもう待ち切れん!

posted by uzura176 |05:54 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年01月14日

新年早々出遅れた駄目ブロガー、やっぱりお初はNFLプレイオフで

謹賀新年明けましておめでとうございます。
と言っても、もう2週間が過ぎてしまっていますが……
本年も、この“グータラブログ”よろしくお願い致します。


“今年も”スポーツ狂にとってはスポーツの年である

2010年スポーツ界にはどんなドラマが待っているのでしょうか。
心沸き立つ今日この頃。

これから先の楽しみもつきませんが、実はもう14日も経っていて、その間には数々のドラマがもうありました。
私といえば、大阪に帰省したにも関わらず、スポーツ観戦三昧の日々をおくっていました。
一応京都の神社まで足を運び初詣も済ましてきたが、それは私にとってはオマケみたいなもんだ。

元旦のニューイヤー駅伝から始まって箱根駅伝、高校ラグビー、高校サッカーにライスボウル。
私にとっては、雑煮もおせちもまったく興味がない。
正月はスポーツとともに生き、スポーツと過ごすことが恒例行事になってしまった。

それじゃ、帰る必要ないやん!とお叱りを受けそうなものですが、やはり故郷はいいもんだと実感。
何人かの旧友とも再会することができた。
みんな色々な人生を歩みながらも大きなものを背負っている。
手ぶらの自分が情けなくなってしまった。
親孝行のかけらもせず、炊事洗濯など家事は任せっきり。
三十路を過ぎたオッサンとしては最低中の最低……
オカンが「よう帰ってきたな」と言ってくれたのが唯一の救い。
とうに三下り半を突き付けられてもおかしくないのに、そこが親の偉大さたる所以。
自分が親になることを想像することが、また遠くなってしまった……


       今年一発目のテーマはやっぱりこれを選びたい

とまぁ、色々年末年始のことを超ザックリ書き連ねてきたのだが、どうも新鮮味が足りん。
ここは、日本のスポーツシーンと並行して観戦に観戦を重ねたNFLの話題に行こう。
あっ、ライスボウルの関西大学カイザーズは残念だった……
点差だけ見ると接戦中の接戦のように感じる人も多いだろうが、やはり社会人(鹿島ディアーズ)との力差は歴然としたものだった。
それでも、今年一発目の関西スポーツシーンを盛り上げてくれた関大に賛辞の拍手を。
ついで高校の関大一高も選手権で夢の国立にたどり着いた。
今年のスポーツ界は関大旋風か?なんて思ったり思わなかったり……
でも、故郷大阪の活躍は心の励みになった。
ありがとうと小さい声で言っておこう。

おっと、話脱線。
昨年から何の進歩もしていない悪い癖が出た。
人間年を越したからって、そう簡単に変われるもんちゃいますな。


      NFL熱の高くない日本という国は寂しい国に思える

そうNFLが佳境に入ってきた。
一発勝負のプレイオフに突入。
12チームから早くも8チームに絞られてきた。
2月7日のスーパーボウルに駒を進めるのはどこか。
今から寝れない日々が続きそうだ。
なんせ、アメリカとの時差が時差なもんで、プレイオフ1週目から生観戦しようとして体はボロボロに……
それでも、くそ寒い部屋で一人観ていても、全然寒さを感じさせない試合が続く。
さすが、プレイオフであるとしみじみと実感。

来週からはディビジョナルプレイオフ。
4試合どのカードに注目?と聞かれても答えようがない。
すべて見なさい!としか。
もちろん、ホームゲームアドバンテージはあるが、どのカードも絶対はない。
アウェーのチームは疲れや怪我人も出ているが、先週勝ち進んだ勢いがあることも言うまでもない。

       今季のNFC恐いほどご贔屓チームが勝ち上がる

強いて挙げるならば、NFCの両カードでしょうか。
とういうよりも、この4チームは個人的な思い入れが多いチームばかり揃ってしまったので、どこも応援できないというのが本音。
ニューオリンズ・セインツ(シード1位)VSアリゾナ・カーディナルス(シード4位)
ミネソタ・バイキングス(シード2位)VSダラス・カウボーイズ(シード3位)
ファンの方なら垂涎もんのカードばかりなんでしょうが……

いかんせん、大好きなチームばかり上がってきてしまったもんで。
ずっと応援し続けてきて、結果も伴って喜んでいたのにここで頭を抱えることになってしまった。


       4チームすべてに多くのドラマがある。だから辛い部分もある

セインツは、あの大惨事ハリケーン”カトリーナ“からの軌跡の復活。
そして、NFL最小とも言えるQBブリーズにもたまらなく魅力を感じる。
そして何よりあのゴールドとブラックのユニホームがシブい。

対するカーディナルスは、昨年“アンダードッグ”とまで呼ばれながらスーパーまで駒を進め、史上最高の大波乱劇の一歩手前まで行ったチーム。
そして、このチームのQBは私の崇拝するカート・ワーナー。
スーパーマーケットのレジ打ちのアルバイトからここまで昇りつめた彼のサクセスストーリーは、もうNFLファンの間ではお馴染み。
先日の試合では、とんでもない活躍でとんでもないレーティング。
それでも今年引退をほのめかしている。
彼にとってはアメフト仕事でありながら、生活の一部であって慈善事業や信仰活動にも忙しい。
38歳。まだまだやれるんですが……
引退という文字を聞いてしまうと、やはりちょっと肩入れしてしまう……

でもニューオリンズ市民の気持ちを考えると……
もう結果を待つしかない。


もうひとつのカードも見どころ満載。
バイキングスは、そうあのブレッド・ファーブが電撃移籍し、今年大躍進を遂げたチーム。
今や、NFLのスターエイドリアン・ピーターソンもいるし、古豪復活なるか。
っつうか、もし駄目だった場合ファーブはどうすんの?
もう2度も引退を撤回しているんですが……
2度あることは3度あるか、それとも最高の形で終えるか?見もの。

対するは、“ザ・アメリカンズチーム”ことカウボーイズ。
プレイオフ所詮は圧倒的な力でイーグルスをねじ伏せていた。
あの“スター”マークの久しぶりの復活を予感させた。
やっぱり、伝統あるチームががんばらないとリーグ自体が盛り上がりませんからね。

でもやっぱり、ファーブ率いるバイんキングスを応援しちゃいそう。
これも成るようにしか成らん!
結果を見守るのみである。


          きりがないのでこれっくらいで。今年も楽しみだぁ。

もうこれ以上はやめとこう。
私はブログ書いているのであって、書籍を出版するわけではない。
でも、思い入れが強過ぎて止まらないんですわ。

これからも週1程度にはこのブログを更新していこうと思う次第であります。
本当なもっともっと書きたいし、書きたいことも山のようにあるのですが、いかんせんこればっかりにうつつを抜かすわけにもいきませんので。

ということで、本年も「スポーツ追道」よろしくお願い致します。

posted by uzura176 |21:11 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年12月15日

今年も終わり、もNFLはここからが本番。NFCに要注目!

         関西大学カイザーズに称賛の拍手を

今週は“アメフトファンに寝るまなし”である。

日曜は大学日本一決定戦の甲子園ボウル決勝。
甲子園ボウル全国区元年。
その覇者は立命でもなければ法政でもなければ関学でもなければ早稲田でもない。
古豪関大が日本一に輝いた。
新システム1年目で“超”がつくほどのダークホースの優勝劇。
何か因縁めいたものを感じずにはいられない。

にしても、やっぱりアメフトは“ラン”あって、ナンボの世界だ。
華のあるパスオフェンスやショットガンに目が行きがちだが、オールドスタイルと基本に立ち返った関大は、初代(ってわけでもないが)王者にふさわしい。

ライスボウルではどんなフットボールを見せてくれるのか。
今から楽しみでならん。
あの“ランランラン”が大人たちの社会人にも通用するのか。
予想も書きたいところだが、それは今回はなしということにしておこう。


       アメフトファンに悪人なし、って思い込む 

それよりも、うれしかったことがある。
前作品がおすすめエントリーされていたからではない(あんな駄文おすすめされても恐縮するしかない)。
前回NFLのことを書いた時に思いのほか、多くの方からメッセージを投稿して頂いたのだ。
方針的に返事は遠慮しているのだが、これは何よりうれしかった。
皆さんご贔屓チームがあるようで、予想大会まで展開されていた。
やっぱり観てる人はいっぱいいるんですね。
アメフト、そしてNFLも。
甲子園ボウルやライスボウルの観客の多さを観てたらわかりますもん。

あんなおもろいスポーツがマイナースポーツの域を出ないなんてこの国はどうかしてる。
サッカーも野球も確かに面白い。
でも、全然アメフト負けておません。
スポーツの要素はもちろん、格闘技の要素もあり、そして戦術の醍醐味。
将棋や囲碁やチェスを楽しむ人にはたまらない競技だと思うのだが、いかがだろう。


       今からNFL、若ぶっていうとかなりヤバい

まぁ、グダグダと長い前置きはこれくらいにして、話を進まそう。
とうとうNFLも第14週に入った。
プレーオフに向けて佳境中の佳境。
こっからが面白い試合の連続なのである。
プレーオフ進出を決めたチームは別にして、もうここからは当落線上にいるチームはほとんどノックアウト形式状態。
コンタクトやあたりの激しさも増してきている。
ちなみに怪我人も続々と……怪我のシーンは痛いのと同時に辛い。

私のNFL観戦も全然間に合わない。
今日は気合で3試合(フルとはいいませんが)が観戦してやった。
もう、頭の中は戦術でパンパンである。
そして、全試合のハイライトも(ここまできたらただのヒマ人である)。
でも、“やめられない止まらない”、かっぱえびせんなら肥満必至だが、アメフトを寝る時間を削って観てしまうと、太るというよりも頭の回線がおかしくなって痩せてしまいそうだ。
“アメフトダイエット”とか流行らんかな……とかアホなことを考える今日この頃。
やる奴はデカくなり、観る奴は痩せる。これいかに……


         今日のゲームは予想以上に楽しませてもらった

今日の当たりゲームは、マンデーナイトのニューヨーク・ジャイアンツVSフィラデルフィア・イーグルス。
さすが、マンデーナイト、いやさすがNFC東地区の永遠のライバル同士の対決である。
互いにディフェンスがウリのチームだけにロースコア必至かなと思いながら観戦していたのだが、ところがどっこい、ノーガードのド突き合い、いやシバキ合いとい言った方がいいか。
互いのディフェンス陣が何故か覇気なく、オフェンスにやられたい放題。
結果は……もう言っちゃえ!(楽しみにしてたかたゴメンなさい)イーグルス!
アウェーで、しかも同地区で、しかも宿敵で、しかもディビジョントップを独走と、1勝分どころではない価値のある勝利となった。

今年の、いや今年のイーグルスも手堅く強い。
ほぼ、プレーオフ進出を手中に収めたように思える。
フィラデルフィアは、ボストン、そしてニュヨークあたりは都会やからスポーツの盛り上がりも凄いでんな。
そして、どの地域もどの競技も強い。

今年のイーグルスといえば、やはり目玉は彼しかいないだろう。
そうマイケル・ビック。
知らない方には申し訳ないが、もう説明するのもめんどくさい(ネットや検索やらで調べて下さい)。
そして、彼がNFLに新しい時代を作る風雲児になる可能性がある。

だって、今までありましたか?QBの2人体制って。
しかも、マクナブ・ビックって、どちらも超がつくほどのビックネーム。
ここ数年RBの2人体制や3人体制は当たり前になってきたのだが、QBを1試合で使い分けるチームは、NFL史上初と行ってもいいかもしれない(基本マクナブ9割だが)。

フィラデルフィアは好きなチーム。
是非西地区1位でプレーオフへと願っているのだが、困ったことがある。
八方美人の私は好きな選手も好きなチームも多い。
そして、今季のNFCは好きなチームたちが大躍進しているのだ。
本来であれば、あそこを応援して、あそこは負けろとか意地悪なことも考えてしまうのだが、こうもご贔屓チームが好調だと私はプレーオフどこを応援したらいいのだろう。


            今年のNFCはエグイ

いやはや、今年のNFCは熱い。
ここ10年はAFCの天下だったのに。
なにが熱いって、QBの面白い、いや好きな選手が山ほどいるんだ。

何故かいつも接戦にもかかわらず全勝を守り続けるニューオリンズ・セインツ(QBブリーズ)。今年の台風の目ミネソタ・バイキングス(QBファーブ)昨年、アンダードッグでスーパーまで昇りつめたアリゾナ・カーディナルス(QBワーナー)。そしてさっきのイーグルス(のご両人)と。

ほんまにほんまに好きな選手ばっかや……
こんなうれしい悲鳴自分でも聞いたことがない。

体の小さいことを言い訳にしない男気溢れる男ブリーズ。
私の永遠のヒーロー、ブレッド・ファーブ。
もはや、選手というより人として畏敬の念を抱くワーナー。
そして、黒人QB先駆者のマクナブ、そして“投げるポジションのQB”の概念を変えたビック。

なんちゅう面々なんだ……

はっきり言って、誰に抱かれてもいい!
女性大好きやけど、この5人もそこいら姉ちゃんに全然負けていません。
ってまたアホなことやってしもうた……

でここまでお付き合い頂いた(お暇な、いや根気強い)人たちに聞きたい。

NFCを制するチーム、いやあえてQBは誰か?
予想して観て下さい。

私はやっぱりファーブ、いやワーナーの人徳も捨てがたい、いややっぱ今年はブリーズの年………んんんんんもうきりがない。

ってことで皆さんのご意見聞ければ幸いです。


アカン、眠い!限界だぁ!
暴走もこれくらいにしよう。

みんな大好き、誰が勝っても私はスーパーはNFC応援させてもらいまっせ。
現地で、とはいかんので、とりあえず恵比寿で皆さんと、と考えている今日この頃。

金髪にそめて、紫のパンツをはいて、赤い靴を履いて、緑のクロレラを飲んでいこう!

posted by uzura176 |05:15 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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