2010年07月08日
スペイン対ドイツを堪能。やっぱカーリーヘアは役者が違う
待ちに待った決勝のカードが決まった 2010年南アフリカW杯決勝は、優勝経験のないオランダとスペインというカードになった。 と同時に、世界中の多くのサッカーファンが求めていたカードになったのではないだろうか。 ここ数年の各国リーグやチャンピオンズリーグでは、守備的な戦術が席巻していた。 「内容よりも結果」その考え方は勝負の世界で至極当然のことかもしれない。 しかも、プロの世界、多くのお金が動く世界では尚更だろう。 でも、今回のW杯決勝は、32カ国の中でも、超攻撃的な2チームが最後に歩を進めた。 しかも、どちらも優勝未経験ということで、ことさら特別な大会になったような気がする。 いずれのチームが勝つにせよ、欧州以外の大会で欧州の国が優勝することは初めてのことらしい。 もし、スペインが優勝となると、初戦で負けた(スイスに敗戦)チームが優勝するのも初めてである。 いやはや、初物尽くしで溢れた決勝戦となるようだ。 そんな、時代の目撃者になれることを素直に嬉しく思う。 今日の試合は、今大会の一番の見所だったのではないか 今日行われたドイツ対スペインの話に戻そう。 サッカーの見方はそれぞれで、主観でものを言うのはあまりよくない。 でも、そういうことを抜きにして、この試合は今大会のベストマッチ(まだ2試合残っているが)だったのではないだろうか。 双方の持ち味がいかんなく発揮されたゲームだった。 こんなことを言うと、得点できずに敗れ去ったドイツには失礼だと思う。 でも、ドイツは共に4得点したときのイングランド戦やアルゼンチン戦と同様の調子だったし、力を発揮していたような気がする。 特に守備にかんしては、あれだけスペインにボールを回されても、全く物怖じせず、ことごとくチャンスの芽をつみ、跳ね返していった。 “ゲルマン魂”という言葉は実際にはないらしいが、ドイツ人の気質や忍耐強さをみせつけられたような気がする。 そして、初の決勝に駒を進めたスペイン。 この国は、ドイツとは対照的に国単位の試合にはめっぽう勝負弱い国だったはずだ。 それは、スペインの文化と風土が大きく関係しているようだが、話すと長くなりそうなのでやめておこう。 ユーロ2008の優勝で、この国何かが変わったことは、熱烈なサッカーファンじゃなくとも感じ取ることができる。 日本代表と比較するのもおかしいが、ひとりひとりの実力は言うまでもないが、チームに一体感がある。 これだけ個性的な実力者ばかりの兵ばかりの中で、これだけのチームを作るのは、やはりデル・ボスケ監督である。 今日の試合は、今大会最もスペインらしい闘い方だったのではないだろうか。 守備が屈強なドイツとはいえ、今大会のドイツはインテリジェンスあふれるサッカーを展開していた。 そのドイツ相手に、あれだけのパス回しとボールポゼッションができるのは、世界中を探してもスペインしかないだろう。 この試合は、ワントップで中盤を5枚にしたことが功を奏したような気がする。 もし、ツートップでやっていたら、もっとドイツのカウンターを喰っていたはずだ。 しかし、6割以上のポゼッションで相手に我慢だけを要する闘いをした。 ドイツの速いカウンターや速攻は、これまでのようななりを潜めていたと言わざるえない。 それだけ、ドイツの選手たちはボールを追い回すことで消耗してしまったのではないだろうか。 やはり勝負どころは千両役者がもっていく 勝負を分けた1得点は、誰もが予想しない展開のものだった。 まさか、スペインが普通に蹴ったコーナーキックが得点に結びつくなんて…… 大型選手が揃うドイツに90分間で一瞬の隙ができた。 というよりも、その隙をスペインが作ったような気がしないでもない。 それまでのスペインのセットプレーは、ショートコーナーや直接ゴール前に放り込むのではなく、なにかしらいじくり回してきた。 そんな中、あのコーナーキックだけはいとも簡単にボールを放り込んだ。 そんな当たり前のコーナーキックにドイツ守備陣たちは虚を突かれたのかもしれない。 そして、その値千金のゴールを決めたのが、プジョル。 178cmとセンターバックの中でも小柄だし、ドイツの選手の中に入ればことさらちっちゃい。 そんな彼が、助走を目一杯とってのヘディングは、彼の象徴でもある気合の塊だった。 この試合を彼が決めることを予想できた人はほんの一握りだろう。 サッカーは、戦術やテクニックなど多くが語られる。 そして、今回のドイツ対スペインという対決は、事実上決勝とも言える至極のカードである。 そんな中、勝負を決めたのが気合やファイトであることが面白い。 確かにこの試合には見所がいっぱい詰まっていた。 でも、おいしい所をピッチ上で1番気合の入った者が持っていってしまった。 今大会、世代交代が上手いこといかない国は、ことごとく敗れ去っていった。 4年という周期は、サッカー界ではあまりにも長い。 前回大会旬だった選手が、今大会ではチームのお荷物なんてチームもしばしばあった。 ところが、準決勝の大事な局面で、大仕事をやってのけたのは、チームの中で大ベテランだった。 やっぱり、こういう大きい舞台では、これまでの経験や試練が活きてくるのかもしれない。 オランダVSスペインを予想した人は少ないが…… かくして、決勝のカードは無敵艦隊スペイン対悲願の初優勝(2度決勝に進出している)を目指すオランダとの闘いとなった。 ありきたりの予想だが、やはりユーロ覇者でもあるスペインに分があるように思われる。 でも、日程的にも有利で今回がラストチャンスとも言えるオランダも虎視眈々と狙っていることだろう。 いずれが勝とうが初優勝である。 どうせなら、後世に語り継がれるような攻め合いの試合を観てみたい。 互いにノーガードの打ち合い、3点、4点を奪いあうような試合は、これまでの決勝の歴史でもない。 この両チームにはそれをやる権利と度量と技量がある。 どっちも、1点とって守りきるようなことで納得するような国やないでしょ。 遠い島国から、期待してます。 最後に、私はオレンジ軍団を応援しようと思う。 なぜって? 判官びいきもありますが、欧州の小国が世界を席巻するのって、夢があっていいじゃないですか。 そして、これが本当にラストチャンスだと思うから。 多分いっぱい走りまわされるだろう。 切れずに耐えてがんばってくれ! こんな日に選挙やなんて……やっぱこの国の国技はサッカーじゃない 日曜日の至高の闘い、今から待ちきれない! でも、この国はなぜかこんな大事な日に選挙…… 1週間くらいずらす融通がほしい。 将来、決勝に駒を進めることを目標とする国として。 まぁ、日本国民として、サッカーファンとして選挙も決勝もどっちも参加させてもらいます。
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posted by uzura176 |07:28 |
南アフリカW杯 |
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