2009年06月11日
NBAファイナル第3戦。マジックの逆襲なるか?
スポーツにおけるホームの大きさ NBAファイナル第3戦、アウェーで2連敗を喫したマジックが一矢を報いた。 スコアは、108対104。 最後のブザーが鳴るまでわからない息詰まる展開だった。 これぞ、ファイナル。 点数といい、点差といい、バスケットボールの面白いものが凝縮されていた。 バスケに関心のない方に、是非観てほしい。 そんな、試合だった。 今日のマジックの勝因を挙げると、数限りなくある。 それくらい、ベンチプレーヤーを含める全員が当たりに当たっていた。 しかも、誰かということではなく、まんべんなく皆が自分の仕事を遂行した。 FGが60%を超える確率は、ファイナルというプレッシャーのかかる、しかも後がない状況では秀逸。 そして、マジックが生き返った要因の最も大きい部分は、やはりホームゲームということだろう。 我が家は、落ち着くだけの場所じゃない。 勇気とパワーを与えてくれるところ。 それがスポーツにおけるホームゲームだ。 アウェーで、いいところなしに終わった、大黒柱ハワード、そしてPGのオルストンが水を得た魚のよう。 まるで、別人になったかのように。 私はとても同一人物に見えなかった。 あんなに弱きプレーを終始していた彼らが、今日はリングに向かうのなんの。 オーランドファンには17年前の苦い記憶がある(初ファイナル、スイープでの敗戦)。 今日は、ファン自らがその呪縛をとりはらった。 アメリカのスポーツは、ファンがゲームを楽しむことに原点がある。 でも、今日のマジックファンは、サッカーやラグビーファンのように、選手と共に闘っていた。 それが選手たちやコーチにのりうつり、自信を喪失していた選手たちを蘇らせた。 最もホームの心地よさを感じたのは、選手たち自身だろう。 やはり、バスケはひとりで戦えない 今日のレイカーズは決して悪くなかった。 いや、アウェーにもかかわらず、最後の最後までマジックを苦しめるのだから、やはり強い。 前半はコービー・ブライアントのひとり舞台。 とんでもないショットを立て続けに決める。 決して、相手マークマンが手を抜いていたわけではない。 NBAというバスケ最高峰の舞台でも、手のつけられない選手は何人かいる。 その中のひとりがコービーだ。 でも、そこに落とし穴があった。 今日のマジックは、終始コートにいる5人で戦っていた。 しかも、全員が好調ときている。 だが、レイカーズは前半から接戦を演じる。 それは、コービーの活躍なしにはありえない。 もし、バランスを考えたバスケをしていたら、前半から大差でマジックが優位に立っていたことだろう。 コービーの孤軍奮闘でレイカーズは前半を互角で乗り切る。 でも、ここでのコービーの使い詰めのつけが、後半になって出てしまう。 シーズン中のコービーは前半を抑えて、後半の勝負所で爆発することが多い。 でも、この試合では前半の無理がたたり、後半にガス欠を起こしてしまった。 それが、最後の最後でフリースローを外してしまったり、コービー自身が一番大事な場面でターンオーバーを喫するに至った。 彼を責めることはできない。 最後まであのペースであったら、それは化け物だ。 そんな選手が数年前までいましたが、あの人は“神”だから。 コービーもよく比較対象にされるが、それは酷だ。 レイカーズはコービーのワンマンチームではない。 それは、後半9点差のビハインドから1度追いついたことでもわかる。 ガソールやオドムも他のチームにいけば、エースを張っていてもおかしくない。 もしかしたら、今日の敗因は名将フィル・ジャクソンにあるのかもしれない。 彼はコービーが後半たれることがわかっていた。 でも、出鼻から調子の良いマジックに点差を離されたくなかったから、最初からコービーを酷使するしかなかった。 もし、フィル・ジャクソンが前半からコービー以外の選手を信頼して、ゲームをつくっていれば…… まぁ、こういう“たれ・れば”は言っても仕方ないのですが。 名将も2戦連勝したことで、少し気が抜けていたのかもしれない。 それでも、苦しいマジック 今日のマジックはこれ以上ない出来だった。 そして、地元ファンの後押しもあった。 それでも、点差は4。 しかも、最後までわからない、常にレイカーズのプレッシャーに怯えながらの勝利。 正に、薄氷を踏む想いでとった、やっとこさとった1勝。 これが何を意味するか。 やはり、このファイナルはまだまだレイカーズ優位ということだろう。 しかも、順当にいけばホームゲームが1試合多いレイカーズに分があって当然。 もし、マジックがこのファイナルで番狂わせを起こすとすれば、今日を含め4連勝しかないだろう。 いわば、4勝2敗でしかマジックの栄冠はない。 断言し過ぎの自分が恐いが、1戦目2戦目を観ていて普通のマジックがレイカーズをアウェーで倒すことは考えにくい。 ホームを3つとって、勢いに任せて6戦目まで突っ切る。 どちらを推しているわけでもないが、やっぱり私のような天の邪鬼人間は前評判の低い方に肩入れしてしまう。 7戦目まで観たいけど、マジックが勝つなら6戦で終わりだ。 まぁ、どちらによ、今日のマジックの勝利でもつれることは必至。 長い間、ファイナルを楽しめそうだ。 実は、それが一番の喜びだったりする。 こんな最高の舞台、たった4つで終わったら寂し過ぎだもん。 まだまだ、夢の舞台を観ていたいから。
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posted by uzura176 |02:32 |
バスケットボール |
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コメント投稿者ID :
あれ、テニスのコーナーにバスケットが入ってきた・・・
posted by いいよ | 2009-06-11 13:20
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