2009年06月10日

日本VSサモア観戦記。勝たにゃならん試合だった

昨日は、秩父宮までU20ラグビー世界選手権を観戦しに秩父宮にまで足を運びました。


その前に、というかいきなり話がそれる。
先日、私の友人がこのブログを見て、感想をくれた。
なんと、ダメだしの雨あられ。
やれ「話しているときのようなリズム感がない」だの、「小見出しをいれろ」だの、「です・ます調で読者に媚びるな」だの、ボロクソ。
一応、おすすめエントリーもされていたものだったのだが、ここまで言われるとは……

俺は褒められて伸びるタイプやねんぞっ!

でも、こんな助言は、本当の友じゃないと言ってくれない。
彼は、昔ジャーナリストを志していたということもあって(今は違う職種でめっちゃがんばってます)非常に参考になったし、ありがたかった。
というか、彼のことを書く許可も得てないのに、ここまで書いちゃっていいの?
って、もうあとの祭り!

私は、ここ7年くらい人間関係が希薄で、疎かにしてきたので、知り合ってまだたった3か月くらいの彼が、本心をぶつけてくれたことが、本当に嬉しかった。
逆に、上っ面で褒められても、“あぁ、やっぱりまだ距離あるなぁ”と思っていたかもしれません。

人と人とのつながりって、やっぱり大切。
彼は、いつも自虐的でネガティブ思想の私を叱りつける。
同じ歳やのに……
でも、私も彼に思いっきり毒を吐いているので、お互い様なんですが(しかも大阪弁丸出しなんでかなりたちが悪い)。
こういう本音をぶつけ合える関係、大事にしていこう。

スマン!直。
これっきりやから、今回だけは勘弁してな。
最近、オマエええことあって幸せいっぱいやから、ちょっと仕返しや。
って、彼も忙しい身なので、見てないやろっ、と勝手に決め付けてます。

ほんで、オマエの授けてくれたハードル、今の俺にはちょっと高過ぎるで。
実践していくんは、もちっと時間かかりそうや。
まぁ、気長に温かい目で見守ってくれ。

今度は、オマエの仕事のダメだしいっぱいしたるからな!覚悟しとくんやで。


さぁ、やっとこさ本題に。

プロとアマの決定的な差

当然日本戦を観に行ったのだが、その前のイングランドVSスコットランド戦も観戦してきました。

日本が3戦目にあたるスコットランドと1戦目に完膚なきまで日本を傷めつけてくれたイングランド。
そして、同じ国のライバル関係。
これを観ないわけにいかんでしょ。

体格は五分と五分。
いや、むしろ優勝候補のイングランドより、スコットランドのほうがデカい。
ブレイクダウンの攻防や、走力も決してスコットランドが圧倒されているようにはみえなかった。

でもスコアは、30対7でイングランド。
日本戦の43対0と大差ない(ちょっと無理があるか……)。

現地で観ていても、ラグビーを知らない人がスコアボードを見なければ、どちらが強いかわからなかったはず。
それくらい、両者の実力に決定的な差はなかった。

でも、イングランドの圧勝。

なんでやろ?と思いませんか?

イングランド代表の選手は、全選手が“プロ”。
彼らは、勝負所や力を入れるところをわかっている。
“ほんまに自分ら20歳以下か?”と私は心の中で呟いていた。
20歳以下のくせに老獪でしたたか。
プロの世界でもまれた経験というのは、こういう代表レベルの試合でも、大きな差を生む。
そう感じてならなかった。

ベスト4まで勝ち残れば、また彼らを生で観ることになる。
おそらく、南半球の優勝候補とあたることになると思うが、またしたたかな戦い方をするんでしょうな。

でも、イングランドのラグビーは、ダイナミズムに欠けるという意味で、ラグビーファンから人気がないことも確か。
サッカーで言うと、イタリアや南米の中堅国のような。
そういえば、昔はサッカーもイングランドは見応えのない(ロングボール多用のスタイルでしたよね。)


悔しいを通り越して、歯がゆい……

この日のメインイベント、日本VSサモア戦。
前評判はややサモアだった。

もう、結果は皆さんご存じのはずなので言っちゃおう。
やけっぱちをお許し下さい。

20対29で惜敗……
っつうか、勝てた!!!
惜しいにしろ“敗”がつくことが悔しくてならない。
9点差もついたが、トライ数は4つで同数だったのだから。

これで、日本の決勝トーナメント進出は断たれた。
それどころか、来年の出場権すら危うい状況となった(来年は16→12チームへ)。

試合展開は互角、むしろ日本が押していた。
でも、得点は最初から最後までビハインド。

FW戦では、ブレイクダウンの攻防、スクラム、運動量、モールと、ラインアウト以外はすべて日本が圧倒していた。

ここで、ラグビーに詳しくない方の為に補足を。
ラグビーは、点取りゲームで陣取りゲームだが、えてしてFW戦に優位に立った方が勝利する。
8割以上と言っても過言ではない。
だから、余計に悔しくてならんのです。

でも、負けた。
要はFW以外のバックス陣がいいようにサモアにやられてしまったから。
相手バックスの走力、個人技はとんでもないものだった。
日本バックス陣も低い良いタックルをする場面が幾度かあったが、足を止めれてもボールを殺し切れていない。
だから、つながれる。
そして、いとも簡単にトライを奪われる。

そして、もうひとつの敗因はキックの差。
キックをするポジションとして、スクラムハーフ、スタンドオフというハーフ陣が中心なのですが、まず飛距離が圧倒的に違う。
しかも、正確性まで劣るのだからどうしようもない。
もっと言えば、キック処理までいい加減なプレーが多かった。

キックの重要性は、得点に直結するというより、その次に大事な陣地を奪うということ。
結局のところラグビーは陣取りゲーム。
FW陣がいくら8人で力を終結して、ジリジリ前に出ても、ひとつのキックで不意にしてしまう。
昨日は、そんな展開の繰り返しだった。
FW陣はやりきれない気持ちだったのではないでしょうか。
なにより、観てるこっちが歯がゆいのなんの。


開催国の利点を感じれなかった……

これは、スタンドで観ていて思ったことなんですが、ホームなのに、選手たちの後押しをファンがほとんどできてなかった(私を含め)。

これが、サッカーとの決定的な違いなのかもしれない。
応援はバラバラだし、叫んでいる人もイマイチ的を得たことを言っていない(秩父宮はグランドとピッチが近いので選手にも声が届く)。
「がんばれ!」とか「FW!FW!」って、ラグビーをわかっていない人が、同じ言葉を連呼する。

もちろん、選手は嬉しいだろうが、なにか違うような気がしてならなかった。
選手だけじゃなく、ファンにも改善点がいっぱいある。
これは、ラグビー界全体で考えないといけないのではないでしょうか。

じゃないと、2016年にW杯を招致するって言っても、虚しい結果が待っているはず。

ホームゲームって、もっともっと有利になっておかしくないはず。
選手にばかり文句を言ってないで、ファンも考えねば(これも私を含め)。


土曜日のスコットランド戦は、互いに決勝トーナメント進出の可能性がない“消化試合”になってしまいました。

でも、私は必ず行く。
そして、最後の試合とファンの応援をしっかり見届ける。

スコットランドは日本と同じ0勝2敗とはいえ強い。
格上とまでは言わないが、日本よりよりは確実に力は上だ。

だからこそ、ファンの真価も問われる。

選手たちが頑張るのは当たり前。
じゃ、ファンは?
ファンの力の後押しでラグビー大国スコットランドを倒そう!



直。一応、小見出しのノルマだけは果たしたぞ。
また、新しいダメだしされるんやろなぁ……

posted by uzura176 |15:20 | ラグビー | コメント(0) | トラックバック(0)
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