2009年05月18日

bjリーグファイナル。バスケ界の明るい未来を想う

今日のbjリーグファイナル。

有明に行きたかった……
土曜日大阪が負けちゃったんで、テレビ観戦にしました。

ファイナルのカードは、沖縄ゴールデンキングスVS東京アパッチ。

それにしても、アリーナはすごい雰囲気に包まれていた。
それは、テレビ画面からもひしひしと伝わってきました。
観客数は9358人とのこと。
セミファイナルのときでも、ここまでは入ってなかったような気がする。

沖縄ブースターはアウェーにもかかわらず、飛行機でいっぱい駆けつけていたと思う。
じゃないと、あれだけ客席に“金色”はないはず。
沖縄はシード的には上のはずなのに、アウェーシュチュエーションで同情していたのですが、あのブースターの後押しがあれば、そんな心配は無用だったようですね。

にしても、沖縄ブースターの威力はすごい。
東京で沖縄の匂いを作りあげてしまう。
指笛や独特な三味線リズムの応援。
選手たちには、本当に心強い存在。
選手たちも輝いているけど、ブースターも輝いて見えました。


そして、bjが確固たる地位を築き上げ始めていることを象徴していることがある。
それは、ファイナルとはいえ、多くのテレビ中継をやっていたこと。
CS、BSでは生放送。
そして、地上波でも放送(こちらは深夜の録画放送ですが)。
メディアも協賛企業も、bjの理念に何か感じるものがあるということではないでしょうか。

企業チームじゃなくても、ちゃんと運営できる。
プロリーグって、本来こういう形であるべきなのではないでしょうか。
リーグ、チーム、ファン、地域、協賛企業すべてが一帯になって運営する。
バスケのレベルは、後からついてついてくるもの。
10年経ったbjはどうなっているのでしょう。
もしかしたら、物凄い可能性を秘めているのかもしれない。
見習おうとするプロリーグがいっぱい出てきたら、1スポーツファンとして心の底から喜びたい。


って、またどうでもいい話ばかりしてしまった。
せっかくのファイナル。
ゲームの話をしましょう。

個人的には、今年は大阪の3連覇を止めた沖縄に勝ってもらわないと困る、と思いながら観戦してました。
リーグ戦でも断トツの1位の成績ですしね(昨年はなんと断トツの最下位だったから驚きです)。
しかも、アウェーですし。
そしてなにより、走りまくるスタイルはカッコいい。


そして運命のティップ・オフ。
どちらも序盤、動きは硬い。
そして、ボールも動かない。
疲れもあって体も少し重そう。

いきなり、沖縄のPG澤岻(#1)からのスティールから始まる。

そして、最初からゲームが荒れる。
どちらも、ファイナルという舞台でナーバスになっていることもあり、ボールのないところでの小競り合いが頻繁に行われる。

審判もなんとかいさめようとして、頻繁に笛を吹くが、逆に選手やHCにフラストレーションがたまる悪循環。
東京のHCジョー・ブライアント(レイカーズのコービーの親父さんです)までも、テクニカルファールを取られるような展開。

結果は、もう皆さんご存知だと思うので、先に言ってしまいますが、沖縄ゴールデンキングスが見事4代目チャンピオンになりました。

実況や解説は、好ゲームと頻繁に繰り返していましたが、結果1度もリードも奪われないまま沖縄が逃げ切りました。
一番点差が詰まったのでも4点差。
沖縄の完全勝利だと思います。

そして、勝負の命運を分けたのは、沖縄ガード陣の奮闘。
特にこの試合は、セミファイナルで持ち味を出せず苦しんだ金城(#6)が大活躍。
ほとんどシュートを落とさないし、全選手の中でもコートで一番走り回っていた。

そして、見逃せないのが金城選手や澤岻選手の控えとして出場していた菅原(#13)。
彼のハッスルプレー、そしてルーズボールに対する執着心がチームに流れをもたらしていた。

この日は、前日50点を叩き出し、大阪エヴェッサを倒す原動力になったジェフ・ニュートン(#50)が絶不調。
というよりも、昨日の試合で体力を使い果たしていたのかもしれない。

その大黒柱の不調を他の4人、そして6thマンの菅原選手を合わした皆でカバーしていた。
エースがこんな状況でも、リードを1度も許さなかったということが、沖縄の底力なのではないでしょうか。

そういう意味でも、シーズン(シーズン1位の成績)と合わしても沖縄の完全優勝と言える。

プレーオフMVPはニュートン選手になりましたが、正しくチーム全員で勝ち取った栄冠。

しかも、参入初年度の昨年の最下位からの頂点。
大々下剋上劇。
今年のbjリーグはドラマチックな締めくくりとなりました。

付け加えますと、東京もかなりいいチームでした。
特に外人選手の力がバランスよく、それを見事に使い分けるブライアントHCの手腕も賞賛されていいと思う。
ファイナルに関しては、日本人選手のキーマンとも言えるSGの城宝(#31)のファール・トラブルが非常に痛かった。
相手SGの金城選手が大活躍した分、そこのポジションの差が命運を分けてしまったのかもしれません。
城宝選手は昨年もファイナルで涙を流したが、今日は悔しくて寝れないと思います。
大舞台で本来の力を出せないほど、悔しいことってないでしょうから。

あと、勝負を分けた分岐点はフリースローの差。
バスケの中では地味で面白みに欠けるシーンではあるが、実はこの成功率が勝敗を分けることは非常に多い。
ファイナルでの、沖縄のFT成功率と本数は東京をかなり上回っていた。
もしかしたら、これもブースターの成せる業かもしれない。
そのくらい、沖縄ブースターの相手チームへのフリースローのプレッシャーは強烈です。

東京は、この悔しさをもって、来年もファイナルに来てほしい。
個人的には、大阪VS東京を期待していますが。

いや来年、他の12チームは“ストップ沖縄”がテーマでしょうか。
今年のメンバーがそのまま残るようなことがあれば、やはり沖縄が優勝候補筆頭だと思います。


なんにせよ、4年目のbjは大いに盛り上がった。
いや、年々その勢いは増しているように思えてならない。

1チーム増える5年目も今から楽しみ。

bjリーグはおもしろいし、楽しいし、魅力的だ。

バスケといえば部活のイメージしかない日本。
どうか、bjをとっかかりにしてバスケシーンが盛り上がればと思う。

観てばかりじゃなく、早くやりたい!
と思う膝が壊れている中年のレポートでした。


さぁ、これからはNBAのプレーオフも観なきゃ。
5月はバスケットボールの月、と思っているのは私だけか?

posted by uzura176 |05:32 | バスケットボール | コメント(3) | トラックバック(1)
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2009-05-18 16:39 | 続きを読む
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bjリーグファイナル。バスケ界の明るい未来を想う

コメント投稿者ID :

読み応えあります。素晴らしいファイナルでしたね。

bjファイナルはまさに
自分がガキの頃に妄想してた日本バスケがこうだったらなぁ・・・
が現実になった物だった。

2chで見つけましたが同感です。

posted by ブスJ | 2009-05-18 23:55

沖縄は文句なく強かった

コメント投稿者ID :

 そういえば、昨年もジョー・ブライアントHCは「(うちのチームの)フリースローが少ない。審判がきちんとファウルを取らないからだ」みたいなことを言っていたことを思い出しました。確かにこの試合の審判はおかしかった。沖縄よりの笛だったかもしれません。
 しかし、4~5点差の局面で東京のオフェンスが雑だったのも事実です。青木康平選手の3Pがリングの先端に当たるばかり、インサイドでの小競り合いでオフェンスファウルを取られ、何よりも前半ファウル3つの城宝匡史選手をはじめ、ファウルトラブルに見舞われる選手が多かったのが勝敗を分けたのではないでしょうか。新聞によっては、出だしの7連続得点を詰め切れなかった論調のものもありますが、普段の東京なら7点差くらいは容易に詰められるオフェンス力はあります。(時々ポカをしてさらに突き放されることもありますが)
 それより東京が勝てないのは、選手のコマがそろっていても、円熟味がない、チームとしてほとんど成熟していないことです。11人の戦力を抱えている沖縄は、前日の西地区決勝で大阪に最大17点差をつけられながらも、慌てず攻めて、逆に大阪を慌てさせて自滅に追い込んだのに対して、東京は前述したように、点差を詰めても肝心なところでミスを連発し、ファウルを重ね、挙句の果てには指揮官までブチ切れる、去年から全然成長していない側面まで露呈した印象を受けました。
 東京がリーグを制するには、選手を安易に取り換えるよりも、効率よく補強を行いなおかつリーダーシップのとれる能力の高い選手を獲得することが必要でしょう。

 しかしながら、沖縄の強さにはあっぱれです。初年度は日本人選手、外国人選手ともほとんど機能せず、澤岻直人選手に過度の負担がかかり、ついには澤岻選手自身のミスで勝てた試合を落とすことが多かったものの、ドラフトで菅原洋介選手を獲得したことと、金城茂之選手が大きく成長ことで、澤岻選手の負担を大きく減らすことができたのが、チームを成長させた一因であると思います。
 そして、外国人選手も、大阪の3連覇の原動力でMVPを獲得したジェフ・ニュートン、大分から移ったクリス・エアー、Dリーグでのプレイ歴のあるアンソニー・マクヘンリーの3選手が一人だけ突出することなく、お互いにバランスよく活躍したことも大きいでしょう。西地区決勝では50得点したニュートン選手が、ファイナルでは11得点と調子を落としても、マクヘンリー選手が19得点、エアー選手が17得点とうまく埋め合わせられただけでなく、金城選手(16得点)や澤岻直選手(13得点)も二桁を取れたのも、危なげなく勝てた要因であると思います。

 ただ、個人的には東京に勝ってほしかったです。去年、大阪の優勝をベンチから悔しそうに見ていた光景が目から離れません。今年もデミオン・ベーカー選手が終盤で足を故障して退場、コートを去る時もチームメイトに抱えられながら出ていく姿が痛々しくてたまりませんでした。来年こそは3度目の正直で…
 だからやめられないんだよなあ、かっ○え○せ○じゃないけど。来シーズンもbjリーグを見に行きます!(もちろんJBLも)

posted by 自慢してもいいですか? | 2009-05-19 00:29

観戦してないんですが

コメント投稿者ID :

自分の性格上、観戦するとやりたくなってしまうこともあり、観戦はなかなかしないことがあったのですが、今回読ませてもらい、いろんな試合を見たくなってきました。
試合の緊張感が伝わってきたので!

ただ見るとやはりウズウズしてしまう予感。
その辺は社会人バスケ&朝トレバスケで解消します。

また読ませてもらいますので頑張ってください。

posted by AM4:00 | 2009-05-20 07:07

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