2006年10月26日
NFL偉人伝。1人何役こなす気?しかもキャラ抜群。
野球ばっかにうつつをぬかして、アメフトネタは随分ご無沙汰しています。 今回は気合を入れて書いたろうと考えていたのですが、実はまたYAHOOブログの方からの転載…かなり前に書いたものなので、一応訂正、加筆をしておきました。 今回は、アメリカ人なのに“分身の術”を習得したNFLプレーヤーを紹介。 ピッツバーグ・スティーラーズのストロング・セーフティー(SS)のT・ポラマル。 NFLファンの方ならもうお馴染みです。NFL史上、SSの選手がここまで話題にのぼることはなかったように思う。どうしても目立つのは攻撃側の選手ですから。私はどの競技でも守備に重きを置いて観るので、ディフェンスのスターが出てくることはとてもうれしい。とは言いつつ、ここでは以前、髪型話の時、紹介しただけなんですが… NFLのNo1QBペイトン・マニング曰く「彼はどこにでも顔を出してくる。QBにとって一番厄介な選手」らしい。確かにTVで観ていてもそう感じるのだからQBからしたら手に負えないくらい目障りな存在なのだろう。 アメフトの守備は11人。でも彼がいるだけで12人にも13人にも見える時がある。それくらい縦横無尽にピッチを駆け回り、そこら中に顔を出す。 守備は基本的に役割分担と一人一人が守る区域が決まっている。しかし、彼にはそんな概念さえない。 彼のポジションでもあるSSは、基本的にロングパスのケアと前にいるLBを潜り抜けてくるRBのランを止めるなどの役割がある。アグレッシブな守備より堅実性が求められるポジション。実際、NFLの名SSと言われる選手は結構地味。 彼のポジショニングは毎回と言っていいほど変わる。TV中継では、基本的にスクリメージラインを中心に撮られているので、スナップ直前、後ろのポジションのセーフティーが写ることはかなり稀です。しかし何故か彼は頻繁に映り込んでいる。 なんだったらディフェンスラインの中に紛れ込んでいる時すらある。もし私がディフェンス側のラインメンだったら隣にいるポラマルに気付いて「オマエなんでそこおるねんっ!」と突っ込んでしまいそう(もちろんちゃんとコーディネートされた守備ですが)。 あと、アメフト選手の良し悪しを決める上で、瞬時の判断力がある。特にSSの選手は、ランかパスかで仕事が全然違うので。彼はその能力が非常に優れている。そしてそれを最大限に活かす思い切りの良さも特筆すべきもの(河口氏も絶賛)。 ちょっと褒めすぎかなぁ。 ひとつ気になっているのは、ハインツ・フィールド(ホームスタジアム)で「Polamalu Power」と書かれた横断幕をよく見かける。どういう意味なんでしょ?ポラマルの力?なんじゃそれ。「ウ○ンの力」みたいでかなりカッコ悪い。何とかしたってほしい。本人は気にいってるのかな?アメリカのファンは、ああいうの凝るはずなんやけどなぁ…まさか“Po”をかけただけ? こっからは、今から書くものなんですが、先週のカンザスシティ戦で信じられないことが起こった。 ポラマルが相手QBのパスをインターセプト!いや、これ自体は珍しいことではない(彼がビックプレーする度に驚いていられません)。問題はその後。 アメフトではターンオーバーの瞬間、攻撃権は瞬時に入れ替わります。守備専門のポラマルもインターセプトと同時に攻撃選手に変わるのです。もちろんボールを奪った(インターセプトの当事者)でも彼は、ボールを持って相手陣に走ります。 その時、事件は起こったのです。 ここで彼の髪型が大きくかかわってくる(以前髪型の時に書いたものを参照してください)。なんと、走っている彼に対して、相手選手がヘルメットから出た彼の髪の毛を掴み、引きずり倒したのである。 スポーツの世界(いや、世の中全てだが)では、相手選手の髪の毛を掴むことはタブーのはず(当然です)。格闘技の世界でも立派な反則だし、それをお目にかかることもほとんどない。 でも、NFLのコミッショナーが言うには、これは反則でないらしい…まぁ、アメフトの世界で、ヘルメットから髪の毛が出るほど長髪の選手はいないんですが。タックル限定ですが、ユニホームを引っ張ることが許されるアメフトでは、髪の毛もユニホームの一部として考えられるとのこと。 私なら、次の日朝一に床屋へ直行です。でも、彼は髪の毛をブン回され倒れた後に、すぐに立ち上がったのです。しかも、相手選手や審判に対して、何の憤りや不満の表情を見せずに、しれっとサイドラインに引きあげていった。 カッッコええええええ。NFL有数のスターにもかかわらず、彼はNFLでもトップクラスの紳士なんです(風貌からは信じられないが) 彼自身、いつかこんなこともあるだろう、と想定の内だったようです。あるインタビューで「髪の毛を切る気はないの?掴まれるリスクが高くて危ないと思うのだけど…」との質問に(実際、インタビュアーが心配していたことが起こってしまったわけだが)「ないよ。大学時代からの演技を担いで延ばし続けているのだから。そういうデメリットもあるけど、僕はディフェンスだからそんなに気にしていない。RBだったら別だけどね」と、ジョークまで交えて返していた。 このインタビューを見た時は、いざそういう事態になったら、それなりにキレるんやろなぁ、と思っていたが、彼は自らの言葉通りの対応を取っていた。 プレーにしろ、風貌にしろ、内面にしろ多くの見所がある選手です。 おせっかいを承知の上で言わしてもらいます。見なきゃ損です。
posted by uzura176 |18:56 |
アメフト |
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Re:NFL偉人伝。1人何役こなす気?しかもキャラ抜群。
ジャイアンツvsカウボーイズ、意気込んでNHK-BS1にチャンネル合わせていたのに、迂闊にも寝てしまいました。ショックです(しかも今回は他に再放送がなく、ダブルでショックです)。しかもイーグルスはバッカニアーズにまさかの敗戦ですし、放映は10週目ぐらいまでないし……
しかし、ベアーズやセインツ、勢いに乗ってますね。セインツは第3週のファルコンズ戦を見ましたけど、レジー・ブッシュも新人ながら落ち着いて仕事していましたし、WR、RBと新人とベテランが双方ともいい動きで(作戦も良かった)、このまま地区優勝も狙えそうな感じがしました。
と、そんなことは己のブログで書けよって感じなのですが(笑)。本題に。
ポラマル、男前ですね(顔じゃなく/笑)。
アメフトは見始めたときはボールの行方についつい夢中になってしまって、団子になってる攻守の攻防がいまいちわかりにくかったんですが、慣れてくると、いかにOL、DLが重要かっていうのがよくわかります。
ベンガルズvsパンサーズは結局ベンガルズが勝ちましたけど、ベンガルズのSのチョンボで簡単にTDを許してしまう、なんていうのもありました。
それにしてもロスリスバーガーやマクネアなど、QBの脳震盪が続いて心配ですね。uzura176さんは特にマクネアが心配では。。。ブロンコスにも負けちゃってましたし。
posted by takezoh | 2006-10-26 23:00
Re:takezohさん
お返事遅れて申し訳ありません。
BSの中継は3時終わりになることがほとんどなのできついですよね。LIVEならまだ我慢できますが、録画でその時間帯なのがなんとも歯がゆいです。もっとアメフトが日本でも人気スポーツになってくれればと、甘い期待を抱いているんですが、これっばかりはそう簡単にいかないでしょうね。まぁ、中継があるだけ喜ばなきゃいけないんでしょう。
私は運よくジャイアンツVSカウボーイズ戦を観れました。その代わりにベンガルズVSパンサーズというゴールデンカードは見逃してしまったんですが…
カウボーイズはTOという劇薬が裏目に出てしまっているようです。かなりヤバイ状況になっていました。しかもQBブレッドソーが試合途中に怪我もしていないのに外される始末…崩壊寸前といったところです。でも、それがパッツのブレイディのような劇的な改革になることを祈るくらいしかできません。
それにしても、ジャイアンツは磐石でした。ティキバーバーの引退表明でチームがひとつになったようです。北海道でも同じようなことがあっただけに要注目ですよね。ファイターズよりこっちのジャイアンツの方が実力があるだけに現実味がありそうです。
セインツのブッシュは歴史に名を残すようなRBになる可能性大ですよね。あんなルーキー反則です。セインツのアメリカンドリームもアメリカ人が好みそうなストーリーですよね。
ベアーズのディフェンスは反則です。正直、オフェンスよりディフェンスのほうが得点能力があるんじゃなでしょうか。昨年からお気に入りのチームのひとつです。
私も、最近アメフトネタをかけていませんので。せっかく観たんやったら、戦評でも書こうと思うのですが、もう観戦だけでお腹いっぱいになっちゃっています。プレーーオフまでとっておくと都合の言い訳をしとる次第です。
もうポラマルの話そっちのけですが…彼どうこうよりスティーラーズが心配ですよね。
言い過ぎかもしれませんが、アメフトってたった4~5秒でしかもピッチ中で11組のタイマン(関西出身のtakezohさんならわかっていただけそう)を同時に見るようなもんなんですよね。正直言って、そのタイマンを全部が全部みることなんて不可能なんですよね。でも慣れてくると、どのタイマンがこの攻撃や守備でポイントなのか瞬時にわかってきます。そのキーポイントが結構ライン戦に隠れているもんなんですよね。そのポイントを消化しているtakezohさんは、もう充分アメフト通なんだと思いますよ。
河口さんが言ってましたが、オフェンスラインのスナップの瞬間の姿勢を見ることが、一番パスかランかの判断がつくとコツを言ってました。前傾がランで相手と胸を合わすように後傾時がパスだと。是非注目して見て下さいね。
takezohさんのおっしゃるとおり、相手DFから狙われがちですよね。特にマクネアはプレーオフで怪我をするシーンをよく見かけました。でも、それだけ彼らを潰すことがチームの柱を奪うということなのでしょうね。それが評価の裏返しといったら大袈裟でしょうが。昨年のパーマーを少し思い出してしまいました。
レイブンズはカウボーイズほど心配してませんよ。ブロンコスも強いですしね。
やっぱり、アメフトネタは楽しいです。
posted by uzura176 | 2006-10-29 00:11


