2006年10月20日
スポーツ用語辞典。いきなりNo1からご紹介。
スポーツ界には、数限りないスポーツ用語(専門用語)がある。 スポーツ狂の著者は、覚えている英単語より知っているスポーツ用語の方が確実に多い。自慢するどころか、情けないの一言に尽きます。 単純に言葉通りの意味を成すものだけのものもあるし、違約できたり、柔道の「一本」のように奥深さを醸し出すものもある。ひとつひとつ、どれをとってもおもしろい。 今日はその中のひとつを紹介。 栄えある1回目だからこそ(またもや1回で終わる公算は高いが)、一番好きな用語にしたい。 “Second Effort” スペル合ってるかな…その名の通り、「セカンド エフォート」と読んでください。 アメリカンフットボールの用語です。ただ、この言葉はもっと多くの競技でも使われてもいいような気がします。 直訳すれば、「2番目(2回目)の努力・頑張り」、といったところでしょうか。なんか、こう言ってしまうと間抜けな感じがしないでもないですが… 個人的な解釈を勝手に加えさせてもらうと、1回で諦めるなっ!とも、とれないこともない。 どんな場面で使われるかといいますと、ボールを持って走る選手(RBやWR)がタックルやコンタクトを受けた後、倒れずに踏ん張り、そのコンタクトを受けた後の稼いだ距離を指します(基本的にアメフトでは膝が付いた時点プレーは切れるようになっています)。 陣取りゲームのアメフトでは、この少しの距離がものをいってくる場合が多々あります。 説明下手の私がこれ以上言っても、余計に意味をわからなくしてしまいそうです。アメフトの試合では、頻繁に実況や解説の方が頻繁に使うので、一回見てもらったほうが、どういう時に使うのかわかると思います。 いや、ただこの言葉の意味を説明したいわけではないんです。 私は他の競技でも、“セカンドエフォート”は数多く存在していると考えている。 バスケットボールはシュートの際、相手からファールを受けながらそのシュートを決めれば(あえてねじ込むと言わしてもらいたい)、そのポイントはカウントされ(得点とみなされ)、更に1本のボーナス・フリースローが与えられる。これを「カウント」と言います。 バスケのオフェンスは、相手のファールを誘発した時点で完全なる勝ちなのだが、貪欲にそのプラスアルファを狙いにいく姿勢がなければ“カウント”は奪えない。 これって立派な“セカンドエフォート”なのではないでしょうか。ファールを受けた笛を聞いた時点でプレーヤーはホッとしてしまいます。でも、そこでシュートを諦めない姿勢こそが大事なのです。 サッカーが好きな人であれば、なんでそこで倒れるんだと思うシーンに、何度か出会ったことがあるはずです。 確かに、アメフトとは違いコンタクトプレーには反則の基準が設けられているので、ファールをもらうことに大きな価値はある。実際ペナルティエリアでは大きなボーナスが与えられるわけですから。だが、その場面、ファールで倒れずにもう少し耐え、我慢すれば大チャンスを迎えるシーンだったのに…ということが多いのも事実です。 そういう意味では、引退はしてしまったが、中田英寿選手は観ていて頼もしかった。最終的には倒れても、そのプレーのひとつひとつは、絶対相手選手とのコンタクトには負けないという気質を感じられた。彼のプレーには“セカンドエフォート”が数多く存在した。今の日本人プレーヤーに彼のような“セカンドエフォート”で勝負できる選手はいるだろうか… アメフト同様、コンタクトやハードヒットが売りのラグビーにも、もちろん存在する。 ただ、アメフトと違い、倒れる(膝が地面に付く)たんびに試合が止まるわけではない。 そして、地面に倒れた選手は、ボールに関与してはいけない(ボールから手を離さなければならない)というルールもある。 逆の考え方すると、タックルを受け倒されたのにもかかわらず、諦め悪くボールを固持してしまうと反則を取られてしまうのだ。 それじゃ、“セカンドエフォート”どころじゃないと思われるかもしれません。もちろんアメフトのRBのように相手を引きずって前へ前進することも手です。 でも、もっと凄い手があるんです。倒された後、もう一度立ち上がって走っちゃえばいいんです。 私もラグビーを長らく見てきましたが、実際こんなシーンに出くわすと度肝を抜かれます。だって、タックルで倒された選手は、倒されたショックもあるし、まず、味方にボールだけでも渡すことを第一に考えなければならない。 初めてそんなプレーを見せられたのは、日本代表キャップ記録を持つ元木(神戸製鋼コベルコスティーラーズ所属)が学生の頃。あの当時は「そんなん、ありっ!?」って思ってしまいました。彼のそのスタンスは、それから20年近くたった今も変わりません。 まだまだ書きたい“セカンドエフォート”はあるが、きりがないのでこれくらいにしときます。 結局の所、この単語の最も重要な所は“Second”の部分なのかもしれない。 でも、当たり前のことですが“First”があってこその“Second”なんです。1回目を乗り越えてこそ2回目がある。 1回の失敗やミスや挫折は誰にでもある。でもそれを乗り越えた人間(選手)だけに2回目のチャンスが与えられる。 諦めるな!もう1回チャンスがあるがなっ。 “Second Effort”とはそんな言葉だと私は思っている。いや、そう思いたいだけか? ちょっと飛躍し過ぎて、サブくなってしまったかな…
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posted by uzura176 |06:59 |
スポーツ全般 |
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Re:スポーツ用語辞典。いきなりNo1からご紹介。
コメント投稿者ID :
uzura176さん お邪魔します。
確かに、アメフトではタックルされた後の倒れ方を工夫して、1ヤードでも先にボールを置く努力をしていますね。バスケやサッカーでも、わざとファールをもらいに行くプレーをする選手は、よく見受けられます。
プロスポーツの世界だけに限って考えると、“Second Effort”はプロフェッショナルの証の一つなのかもしれません。
posted by チュー新井 | 2006-10-20 21:22
Re:チュー新井さん
コメント投稿者ID :
こんな個人的私情満点の駄文にまでお付き合いいただきありがとうございます。
アメフトのいいRBは前に倒れることが最低条件ですよね。毎度毎度激しいタックルを受けても、な気ごとを言わずに走る彼らには頭が下がります。そういえば、NFLのRBには問題児があまりいませんよね。癖のあるのはWRが多い。役割やポジションとやっぱり関係あるのかもしれません。
サッカーはシュミレーションへの厳しい対応がなされはじめてきたとはいえ、いまだに目立ちますよね。欺くことを悪とするか美とするか、その辺は国民性やサッカー文化によるところも多いのでしょうか。
バスケも反則狙いのプレーは多いですよね。なにを隠そう私がそういう姑息なプレーヤーでした。せっかく相手の体が空中に浮いているのだから、ぶつかっておいしい想いをしてやろうと…
スポーツの世界だけに限らず”second effort"って言葉は、皆に知ってもらいたいたく、こんな暑っ苦しいものを書いてしまいました。
こんな奇麗事を言っている自分が諦めやすい性格なんもちょっと恐いです…
posted by uzura176 | 2006-10-22 03:20
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