2007年07月17日
日本の3連覇は成らなかった・・・
アメフト母国アメリカからの大金星は目と鼻の先だった。残念でならないし、本当に悔しい・・・
でも、不思議と達成感もある。それは、スタジアムに足を運んだファンもそうだと思うしし、テレビで決勝戦を観戦したファンも同じだと思う。
こんなことを言ってしまうと(アメリカに勝てるはずがないという意味で)日本代表に失礼かもしれない。でも、彼らのプレーや眼光を観たからこそ、こんな気持ちにさせられたと、私は思う。彼らは、多くのものを賭けて戦っていた。そして、本当に勝ちにいっていた。
その結果が延長の末の敗北だった。久しぶりに結果を超越したゲームを魅せられた。しかも、そのゲームがシーズンオフとも言えるアメフトでだ。アメフトファンで本当によかったと思える瞬間だった。
アメリカの一強で、世界的な競技人口の少ないアメフトのワールドカップに何の意味がある、と揶揄されていることも知っている。そのアメリカですら3回目にしてやっと重い腰を上げた。“アメリカ代表”とは名ばかりで“アメリカ人選抜”に近いこともそうだろう。
でも、私は日本代表VSアメリカ代表という歴史上初のカードを観ることができた。それだけでも十分満足だ。
その満足感は、ずっとずっとアメフトが好きだったからこそ得られた。
今思うと日本のアメフトファンは、かなり肩身の狭い想いをしている。なんだったら“アメリカかぶれしやがって”みたいなことだって言われることもある。でも、アメフトの良さが解らない人は昨日の試合を見ようとも思わなかっただろうし、例え偶然お目にかかってもあのゲームの面白さは伝わらないだろう。昨日のゲームは日本のアメフトファンのご褒美なんです。
でも、昨日台風の中集まったファンたちは凄い。台風が接近している中、1万人以上のファンが足を運んだそうです。肩身が狭いとかファンが少ないと言っていたら、彼らに怒られます。本場ほどではないですが、どよめきくらいの“クラウドノイズ”もテレビを通して聞こえてきました。基本的に日本のアメフトはホームアンドアウェーがほとんど存在しないので、もしかしたらこれも日本アメフト史上初のことなんではないでしょうか。できたら自分も参加したかった・・・
試合内容もプレーも敗因も何も振り返らないという、とんでもないコラムになってしまいました。でもそれでいい。興味のない人にその素晴らしさは教えてやんない(って、ただ伝えられないだけなんですが)。
4年後。アメリカよ!首を洗って待っておけ。そして今回以上のメンバーを揃えてこいっ(今回は親族の結婚式という理由で帰った選手もいたようですが)。
日本でのW杯開催に、木下選手のNFLへの挑戦(まだ達成していませんが)と、今年はアメフトファンには嬉しい話題が多い。
“アメフトのルールも知らんの?”と言える日も近い(と勝手に思っている)。
最後に。日本代表の皆さん。あなたちはチャンピオン以上に勇ましく戦った。ありがとう。
posted by uzura176 |01:57 |
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2007年07月09日
引き分けかぁ・・・
試合前は緒戦ということもあって、勝ち点1で御の字と思っていたが、やられ方がやられ方だけに悔いが残りますね。
全て観たわけではないのですが、少し感想を。
まず、相手カタールの印象。サッカー番組でかなりの実力と煽っていただけに、拍子抜けしました。戦術もカウンター攻撃が主で、しかも攻撃は帰化した選手頼み。そのウルグアイから帰化した選手だけがワールドクラスという感じでしょうか。
気候的にも、カタールは日本より有利と考えられていたが、後半はかなりヘバっていました。日本が1点目を奪う前の10分間は、まるで野球の野手のように皆じっとしていました。あれは引いていたのではなく、あれしかやりようがなかったのでしょう。そんな相手に波状攻撃をしかけて、1点しか奪えないのも寂しい話ですが・・・
そして、日本。今日も日本らしいサッカーを見せてくれたと思う。
いや、そこに問題があるような気がしないでもない。久しぶりの公式戦、あのピッチ、そしてあのコンディション。そんな中で、あんなパスサッカーを展開する必要があるのだろうか。確かにはまればいいサッカーだと思うし、そこを大目標にしなければならない。でも、あんなチンタラした相手に対して、綺麗なサッカーで迎え撃つ必要はないのではないか。それが勤勉な日本人の国民性と言ってしまえばそれまでだが。
実際、相手を崩すいいシーンでも、一手ないし二手多いような感じがした。確かに、フィニッシャーが完璧なフリーでゴールを奪うのもいいが、少々無理のあるミドルや早めのクロスがあってもいいような気がする。日本は調子がいい時ほど攻撃が単調になる所があるように思う。
オシムサッカーは日本のサッカーになりつつある。でも、サッカー強国が持ち合わせる“したたかさ”は、まだまだなのかな。
それにしても、オシムさんは前線の選手にドリブラーを置きたがらないですよね。そういう選手は、独りよがりなプレーに走りがちになるからでしょうか。でも、今日みたいにドン引きの相手には、パス回しだけで打開するのは難しい。大久保や田中達也や家長のような相手に喧嘩を売るようなアタックができる選手も観てみたいなぁ。もしかしたら、手の内を隠してる?だけかな。
とまぁ、いつも通り文句ばかりになってしまいましたが、そんなに悲観しているわけでもない。どちらかというと、引き分けは予定通りだと割り切っているくらいですから。
とりあえず、次戦のUAE戦に取り返してもらいましょう。地元とはいえ、ベトナムに完敗するチームにアジア王者が苦戦するわけにはいきませんよね。
今日のMVPは、慣れないポジションの代役をいとも簡単にこなした今野選手としときます。
3日後期待しています。
posted by uzura176 |23:12 |
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2007年07月05日
重度のサボり癖がついてしまった駄目ブロガーです・・・
苦しまみれの言い訳をさせてもらうと、私腰痛で長時間PCと向き合うのがかなり辛くなっています。“寝転びながらでもできるPC”を開発してくれ、と馬鹿な妄想をしているようでは、これからも思いやられます。
スポーツをしていた頃も、腰痛には悩まされ続けていたのですが、スポーツをしなくなってからこんなにも悩まされるとは考えてもいませんでした。激しい運動をしている時の方が負担大なのは当然ですが、むしろ集中していたりアドレナリンが出ている時の方が気にならないものなのでしょうか。
いずれにせよ、大っ嫌いな病院に行かなければならないのは時間の問題・・・腰痛に効く特効薬やエクササイズを御存知の方は是非お教え下さい。
そんな凹み気味の私を喜ばしてくれるニュースが飛び込んできた。
以前から何度かここでも紹介してきたアメフトの木下選手が、NFLアトランタ・ファルコンズのキャンプに参加することが決まった。
アメフトに興味がない方は“キャンプ如きで”と思われるかもしれません。ですが、これは大快挙なんです。なんせ日本人では2人目(1人目は解説でお馴染みの河口さん)。
でも、彼のNFLヨーロッパ(NFLの下部組織)での成績を見ると、キャンプに呼ばれるのも納得です。中々プレーをお目見えする機会はないのですが、スタッツだけ見てもトップクラスの選手であることがわかります。4つものチームからキャンプのお誘いを受けたのには、それ相応の理由がありますよね。
そして彼が選んだチームには、あのマイケル・ヴィックがいる。QBの概念を変えたとも言われるヴィックのチームに、日本人のアメフトに対する概念を変えるであろう木下選手が同じチームでプレーする。何かの因縁を感じずにはいられない。
QBとWR(KR兼PR)とうポジションの違いはあれど、彼らの身体能力やクイックネスには、多くの共通した部分がある。
今やヴィックの代名詞ともなったスクランブル(いやQBドローの方が正しいのかな)。アメフトでQBといえば、唯一ボールを投げるポジションと言ってもいい。そのポジョションの選手なのにパスが苦手でRB並み(以上?)にボールを持って走り回るのですから・・・
そういえば、木下選手が大学生の頃、QBのポジションに入って、似たようなプレーを何度もしていた。相手もわかっているけどやられる。QBドローなんてプレーは、そのくらい圧倒的なスピードを持っていなければ成立しないプレーでもある。そして、木下選手は高校生時代QBをしていたそうです。
この2人が同じユニホームを着るなんて・・・信じ難いことだが、ファンにとってこんなにワクワクすることはない。
とは言っても、木下選手が日本人選手初のNFLプレーヤーへの道のりはかなり険しい。現時点から約半数になるロースター(日本風に言えばベンチ入りでしょうか)に残らなければならない。
アメリカの国技であり、アメリカNo1の人気スポーツでもあり、そのアメリカの最高峰のリーグ。それがNFLでありアメフトである。
そこに、体格に恵まれず、そして身体能力が優れていないと言われる日本人が挑戦するのだから甘いはずがない。
でも、私(そして日本にいるアメフトファン)は信じてやまない。本人は過度の期待をされて迷惑だろうが・・・期待されていないとか、彼の存在を知らない人たちよりはマシだろう。
大丈夫だ。やってくれるはず。私は歴史の目撃者になる。そして、何年も前からそれを想像していた予言者にもなる(変なオカルト教みたいなこと言ってますが)。
ほんのワンプレー出場しただけ、なんて地味な歴史の幕開けではあってほしくない。どうせなら、野茂やイチローそして中田のような、本場の人たちの度肝を抜くようなデビューを飾ってほしい。
昨年大ブレイクしたベアーズのリターナー・へスターだって、ほとんどの人が期待もしていなければ、名前も知られていないような選手だった。
今年のシンデレラボーイは彼であってほしい。
唯一の心配は怪我くらいでしょうか。
いや、もうひとつ。彼に“神風”みたいな、ダサいニックネームをつけられないか・・・かなり心配しております・・・
後乗りでも構いません。どうぞ、皆さん彼に注目して、そして応援しましょう。
posted by uzura176 |07:46 |
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2007年06月16日
終わっちゃいました・・・
杞憂に終わって欲しい予感ほど当たってしまうものです。ホンマ、私にネガティブ予想をさせたら右に出るものはいないような気がする(全く持って自慢になりません)。
結果から言うと、4-0のスイープでスパーズがチャンピオンに。昨年、ヒートの優勝でようやくウェスタンがイースタンに一矢報いたが、やはり西と東の実力差が顕著なことに変わりはなかった。
こういう結末になったのだから、スパーズの勝因とキャブスの敗因を挙げたらいくらでも出てくる。でも、単純明快な答えに集約されている。
スパーズが強くてキャブスが弱かった。
経験の差を挙げる声も多いが、たとえそこがイーブンだったとしても結果は大差ないと私は思う。キャリアという言い訳すら通用しない。それほど、如何ともし難い歴然とした実力さを感じざるえなかった(キャブスを応援していたからこそかもしれませんが)。
スパーズは最高のバスケをした、と私は思わない。確かにあのディフェンス力(チームディフェンス)は他の追随を許さない。でも、ファイナルでのオフェンスはかなり雑にも見えた。ダンカン、パーカー、ジノビリの得点力は説明不要だが、くだらないターンオーバーもかなり目立った。
でも、スパーズの“チーム力”という絶対的な武器が決め手となったように思う。ベンチを含め、かなり個性的な選手が多いはずなのに、誰が出ていてもスターターと同じバスケができる。不思議なものです。なんなら、ベンチメンバーが出ている時の方が、パスもよく回る。
キャブスも、ベンチメンバーが中々充実しているのですが、メンバーチェンジの度に、誰が出てきたのか気になって仕方ない。そこがスパーズとの大きな違いでしょうか。
そして、HCのポポビッチ。今回でNBA4度目の優勝を飾ったHCに言うのもなんですが、やっぱり別格です。4戦目の4Qでファイナル唯一リードを奪われた場面で(完璧にキャブスに流れがいった時)、タイムアウトを取らなかったのにはビックリしました。“私のチームの選手たちは何も言わなくても分かっている”と言わんばかりに。
今季からは、アルゼンチンバスケ界の英雄ジノビリを控えに回しているのを知ったときは、名将が策に溺れたと思っていましたが、スパーズのバスケを見て納得です。ジノビリは1人で打開してそして得点を奪いたいタイプなので、絶対的エースダンカンとパスをさばくことよりも自らのスピードで勝負するパーカーとでは、持ち味が喧嘩するということなのでしょう。ジノビリが最も活きるのは、周りに彼の個性を邪魔しない選手を配置することだと彼は熟知していた。そして、その奇策が(定石から言えばですが)ダンカンやパーカーにも好作用をもたらした。
スターを集めない。スターを無理に併用しない。何か、サッカー日本代表監督の意図することと、非常に類似しているように思います。名将たるもの、常に第一に考えることはバランスなのでしょうか。
キャブスの敗因を探る上で避けて通れないのは、やはりレブロンでしょうか。いや、そこにしか目がいかないこと自体、このチームの弱さなのかもしれない。
でも、やっぱり世間やメディアは10年前の”神“の姿とダブらせたがる。それは、コービーやA・Iやカーターも歩んできた道であって、彼も避けては通れない。そして彼は、それを乗り越えなければならない人間だ。
正直に言おう。私は現時点のレブロンが、“超”がつくほどのプレーヤーだとは思っていない(あくまでも現時点でです)。
それは、マッチアップしていたボウエンが一番わかっているような気がする。彼が今のNBAで(いや、世界でか)No1のディフェンス力を持つことは誰もが認めている。今回のファイナルで、彼は(もちろんチームメイトの協力をえながらですが)レブロンを完璧に抑えたと言っても過言ではない。バスケファンの方であれば、得点の数がほとんど意味を成さないことを知っているでしょう。
その要因はレブロンのアウトサイドシュートの質の低さだと思う。3Pやドライブからのストップシュートは並の選手と大差なかった。外れたシュートの落ち方を見ても、横にずれてしまっている場合がほとんど。ひどい時は体が流れている。4戦のアウトサイドシュートの率は2割を切っていたのではないでしょうか。調子やプレッシャーの問題では片付けられない。
ジョーダンやコービーは、シュートフォームが鮮やかなだけではなく、トップスピードからのストップシュートが洗練されている。
ボウエンは9:1の割合でドライブに備えていた。バスケをしていた方は御存知でしょうが、これは守る方にとってはかなり楽です。世界一のペネトレイトやダンクがあっても、(世界一の)ボウエンからすれば容易いはず。1対1のディフェンスで最も重要なのは、シュートとドライブの騙し合いに如何にして勝つかにある。その駆け引きの時点で後手を踏んでいたレブロンに、ボウエンを倒すことは出来なかったということでしょう。
レブロンファンには怒られるかもしれませんが、これが私の本音です。でも、何を隠そう私こそが彼の大ファンなんです(メルアドに彼の名前を使っているくらいに)。だって、そうじゃないですか。あのスピードとパワー。そして鳥肌もんのダンクを魅せられて嫌いになんてなれますもんか。
これからの期待を込めてボロクソ言わしてもらいました。
完璧なアウトサイドシュートを身につける?あくまでも豪快なドライブやダンクにこだわる?それとも、マジックのようにゲームメイクと得点力を兼ね備えるPGを目指す?どの道を選ぶかは私如きには解らない。でも、彼が進む道、そしてこれからのバスケット人生は見続けたいし、応援したい。
今年はあまりNBAを観戦できなかった。MLB中継ばっかりになったからと言い訳したいとこですが、何かこう惹きつけられるものが少なかったのも事実だと思います(そんな奴がこんな偉そうに語っちゃあいけないですよね)。
今年のファイナル、皆さんはどんな風に思われたのでしょうか。
来年はもっともっと見るぞ!
そして、そういう気持ちにさせてくれ!
posted by uzura176 |04:22 |
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2007年06月11日
またガッツリ休んでしまいました・・・かなり反省・・・
個人的にNBAプレーオフはかなり盛り上がる予定だったのですが、もうファイナルになってしまった。ご贔屓サンズが散ったことで腑抜けになってしまった、と無理からな言い訳でお茶を濁すことにさせてもらいます。
さて、こっからは頭を切り替えてファイナルの展望・・・いや、もう始まちゃってます。
ファンの方はもう第1戦目をご覧になられたことでしょう。結果はイースタンのスパーズがウェスタンのキャブスを完膚なきまで叩いたということになるのでしょうか。7戦(4戦先勝)のうちのひとつとはいえ、あのやられ方はファイナル初出場で、しかも若手中心のメンバー構成のキャブスにとってはあまりにも痛い。自信や手応えを何も感じることができない展開になってしまいました。
キャブスはいい意味でも悪い意味でも“キング”ことレブロン・ジェームスと心中せざるえないチームなのですが、そのレブロンが抑えられた時、手の打ちようがないというのが現状。それを露呈してしまったようなゲームでした。
あの風貌のレブロンが緊張していたとは思わないが、何かプレーに本来の切れを感じることができなかった。
NHKの解説者(あえて名は伏せますが)も彼に強気なプレー(縦へのペネトレイト)を求めていた。彼に限らず、それはメディアにもかなり厳しく言われている。カンファレンスファイナルのピストンズ戦でも、負けた試合は彼の弱気なプレーが敗因とされていた。
私は彼のプレーに精彩が見られないのは、世間やメディアの過剰な期待にあると感じる。
彼のドライブや豪快なダンクは確かに凄い。チームに勢いもつける。ただ、彼本来の姿は、シュート、パス、リバウンドと何でもこなせるオールラウンダーのはずである。今世間が彼に求めているものは、ジョーダンやコービーそして昨年のウェイドのような、得点を取りまくるスタイルなのかもしれない。
確かにエースたるものここぞという時、全てを託される存在でなければならない。ただ、今の彼は常に“自分が“というように見えてしまう。彼の周りには素晴らしいチームメイトがいるにもかかわらずだ。味方に任すときは任せる、というある意味無責任さも今の彼には必要なのかもしれない。
レブロン(キャブス)の話ばかりになってしまっている・・・でも、キングの自信を根こそぎ奪うスパーズディフェンスにスポットを当てるべきだろう。
第1戦で見せたディフェンスは、私がバスケットボールを見てきた中でも最も強烈な印象を与えた。それくらい洗練されたもので、バスケットボールにおける守備の最終形と言っても過言ではない。
レブロンとマッチアップしていたNBA随一のすっぽんディフェンスをするブルース・ボウエンを賞賛すべきであることはわかっている。ただ、私にはその周りを固める4人(バックアップメンバーも含めて)のディフェンスに見惚れてしまった。
ボウエン以外の4人が、常に意識の20%程をレブロンに傾けている。ダブルチーム(1人に2人がマークへ行くこと)やトリプルチームはゲームでもよく見かける。ただ、この試合レブロンは常に1.8チームを受けている状態。ボウエンのディフェンス力を考えると、それはダブルチーム以上だと思う。
そして、レブロンがドライブやペネトレイトを仕掛ける時は、3人も4人も群がってくる。特に、インサイドプレーヤーのダンカンやオベルトやエルソンが3Pラインの外側までレブロンを追っかけ回す姿は鮮烈でした。運動量をいとわないプレーであることは確かだが、それは責任感と無責任の紙一重のプレーでもある。
当然そういう守り方をすれば、他の選手が空く。実際このゲームでもスパーズディフェンスがレブロンのカバーに行って、他の選手をフリーにして、得点を奪われるケースが多かった。
でも、スパーズは知っている。他の選手にフリーで3Pを決められることや簡単にダンクをされることよりも、レブロンに力ずくで突破されることの方が怖いことを。同じ2点や3点でもその重さが違うことを。
シーズン中、レブロンのスーパープレーでキャブスメンバー(ベンチを含めて)が沸きに沸いているシーンをよく見かける。彼のダンクやペネトレイトはチームに活気を与え、チームの士気を上げる。
守備とは、得点を防ぐものである。でも、スパーズディフェンスはそれを第一に考えない。流れや勢いを奪われなければ、少々の得点はくれてやると言わんばかりに。
その老獪さがあるからこそ、今のスパーズの地位があるのかもしれない(ここ10年で3度のチャンピオンに輝いている)。
具体的な内容もないのにダラダラとやってしまいました。
ただ、私はこのままキャブスがレブロンのビックプレーに依存し続けるようならばスイープ(4タテ)もありえると思う。
ここまで来てチームのスタイルは変えるのは難しい。というかほぼ無理だ。でも、それでもやらなきゃならん。スパーズはワンマンチームの潰し方を知っているのだから。
第2戦。もう今日の朝。NHKさんは全て生中継でやりそうな気合(バスケファンはその心意気に感謝しているはず)。
私はレブロンがどれだけボールを動かせるか(回す)か、そしてどれだけチームメイトを信頼できるかに注目しようと思う。幸いにもグッデンやギブソンやヴァレジャオなど、若いにもかかわらず大舞台でも物怖じせず好調な選手が回りに多くいる。
レブロンよ。君はまだ若い。全てを1人で抱え込まなくてもいい。君の力だけでリングを取れる時代はもうちょい先だ。まずは目先の、そして最も堅いバスケをやろう。レブロンの出来如何、なんて言っているマスコミ共の声なんて無視してしまえ。レブロンの力を見せつけなくともキャブスのチーム力を証明すればいい。
キャブスを応援しているの丸出しやな・・・だって、スパーズったら憎たらしいほど強いんですもの。
posted by uzura176 |00:32 |
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2007年05月27日
ウォッカの強さに酔いしれました。
ダービーの牝馬優勝は64年振り。一生に一回遭遇できるか否かの快挙を目撃できたことを嬉しく思います。
数年前、競馬の生産牧場のドキュメンタリー番組を見た事を思い出しました。
それを見て、馬の世界では圧倒的な男(牡馬)社会だということを知った。
仔馬が産まれてまず気になるのは“牡か牝か”らしい。牡だと”ヨッシャー“で、牝だと”あぁあ・・・“ということ。何十年も前の人間社会では、男の子が生まれて”よくやった、でかした“ということもあったという話も聞くが、現代社会ではそんな事も稀だろう。むしろ、そんな事を言う人は時代遅れだと思うし、女性蔑視とも取られかねない。だが、競馬の世界では、今も昔も変わらない。
もちろん、理由があってのことです。
競走馬は大成すれば種牡馬という道が待っている。当然、牝馬にその道はない。年間100頭以上種付けできる種牡馬と1頭しか身篭ることしかできない牝馬。ビックマネーが動く競馬社会ではその生物学的違いは大きい。
必然的に仔馬の値段違ってくる。相場では倍くらいでしょうか。生産牧場は決して恵まれている(裕福)とは限らないので、女の子が産まれた時、落胆する気持ちもわからなくもない。
そして何より、牡馬には”ダービー“という絶対的な目標がある(というよりも夢でしょうか)。
今回のウォッカのように牝馬でも出走する権利はある。だが、競馬関係者は牝馬が生まれてきた時点でその想いを断ち切る。夢を通り越して”無謀”になるからだろう。馬に携わる人がそう思うのだから、一般人の想像を絶することなのでしょう。
もしかしたら、ウォッカはダービーに64年振りに勝つ以前に、その常識を打ち破る出走という“挑戦”をしたことが、最も賞賛されることなのかもしれない。
桜花賞で苦汁をなめたウォッカだが、オークス(牝馬のダービー)に出走すれば、ダービーより圧倒的に勝つ確率が高かったはずだ。いや、むしろオークスに出走するのが筋だ。オークスだって牝馬にとっては一生に一回の大レースなんですから。
そんな全ての常識や概念を打ち破り、決断した馬主さんや厩舎たち英断が、今回の大快挙の立役者とも言える。
それにしても、強かった。男馬たちの間をかいくぐり、そして突き放す姿には惚れ惚れしました。もう自分が男であることが辛くなるくらいに。
競馬で“たられば”なんて言ってはいけないが、ダントツの1番人気フサイチホウオー(7着)が引っかかって(それが敗因と言われています)いなかったとしても、今日のウォッカには敵わなかったのではないでしょうか。男馬たちが青息吐息の中、ブッちぎるあの姿を魅せられたらそう思わざるえない。
ダービーは運と強さを兼ね備えていなければ勝てないと言われる。でも、今回のウォッカは運ではなくチャレンジ精神と、そして絶対的な強さがあったからこそ、この快挙を成し遂げたのである。
ここ数年、女性の社会的地位向上が叫ばれて久しい。私生活でも女性にうだつの上がらない私は、それをかなり実感している・・・
スポーツの世界でもゴルフなどの競技で女性が男性に挑戦したり、台頭に渡り合う時代が来つつある。
ウォッカのダービー制覇は、そんな多くの女性たちにも希望を与えるものだったのではないでしょうか。
ディープインパクトというスターホースが去った今、これからの競馬界を支えるのは間違いなく彼女でしょう。凱旋門賞への挑戦プランもあるそうですが、怪我なく元気に競馬生活をおくってもらうことを切に願います。
馬券も買っていないのに、熱くなってしまった。
もし馬券を買っていたら?
感動はしながらもズッこけていると思う・・・
posted by uzura176 |23:44 |
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2007年05月24日
サッカーのことを書くのは本当に久しぶり。
日本時間早朝(夜半?)3時半からの中継は、かなり堪えた。その前にNBAのプレーオフ(録画中継ですが)までされた日にゃ、もうスポーツオタクの健康を脅かす陰謀があるのかとさえ感じてしまう。
とまぁ、不平不満を言いながらも世界最高峰のサッカーを満喫しました。
結果は御存知の通り、ミランが欧州チャンピオンになりました。
勝負のあやがどこにあったかなど、能書き垂れる前にまず気づいたことから。
世界レベルのサッカーを観るのは、昨年のW杯以来なのですが、たった1年足らずでこうもサッカーのスタイルが守備的になっているとは思いませんでした。90年代初頭からそれは顕著になっていたのは感じていたが、ここまでそれが進行しているとは・・・観続けないとわからないこともあるが、間を置いて気付くこともあるのだと実感しました。
両チームとも1トップの布陣。それ自体は昨今、珍しいことではないが、どちらも中盤の選手が多いのなんの。流動的とはいえ、20人のフィールドプレーヤーのうち14.15人が中盤での潰し合いに。
その前に観ていたせいもあるが、まるでバスケのように感じた。しかも、サッカーでのマンツーマンと言えば、昔は3バックの両スイーパーが相手2トップに対してヘバりつくことを指したが、今では中盤でもそれに負けていない。さらにコンパクトな戦術によって、スペースがかき消されるのでボールをキープするのも大変。あの状況で、流れの中で得点するのは至難の業だということが、結果だけを見てもわかる。
それが現代サッカーと言ってしまえば簡単だが、それを極めた両チームがアテネにまで駒を進めてきたということなのでしょう。
でも、私は勝敗を分けたポイントは、“伝統”“歴史”にあるような気がしました。
サッカー発祥の地イングランド(リヴァプール)とカルチョ(ミラン)の国イタリアの頂上決戦は、それを感じずにいられない。ボスマン判決以降、サッカー界での国境はなくなりつつある。両チームとも各国代表選手が終結した多国籍軍であることも違いない。でも、現代サッカーを組み入れながらも、100年以上に渡る伝統を垣間見せたミランが勝利したような 気がしてならない。
どちらも、1トップに1人のトップ下(シャドウストライカー)に近い布陣を組んできた。これだけでもかなり守備的なことがわかる。
しかもリヴァプールは,FWではあるが生粋のストライカータイプではないカイトと得点力があることは百も承知だが、アタッカータイプでないジェラード。2年前の奇跡には感動もしたが、まるでもう一度その奇跡を起こせ、というようなニュアンスのあるスターティングメンバーだった。
それに対して、ミランは古きよき時代のストライカータイプのインザーギと味方を生かしながらも自分もアタッカーとしての仕事ができるカカ(彼も古きよき時代のファンタジスタタイプとでもいいましょうか)。カカはブラジル人ではあるが、94年のW杯イタリア代表のマッサーロとロベルト・バッジョの組み合わせや98,02年W杯のビエリ、トッティ(デルピエロ)などを彷彿させた。というよりも連想の方が近いか。
システムやフォーメーションや戦術が変わりながらも、攻撃は前の2人で打開し、そして打ち破るイタリアンスタイルが今日のミランにはあった。
そして、あの屈強な守りに関してはもう説明すら必要ないだろう。と言っても、それは昔のものとは一味違うのかもしれない。
今やミランの代名詞ともなった3ボランチ。ピルロ、ガットゥーゾ、アンブロジーニ。そして、攻撃的な選手でありながら献身的な仕事もできるセードルフ(4ボランチ?)。なんと表現していいのかわからないが、ねっとりと絡みついて来ると言いましょうか。もう相手攻撃陣はたまらんでしょうね。
その代表は、やっぱりガットゥーゾでしょうか。あのファイトっぷりは、サッカー選手というよりも格闘家。相手選手をたちの悪いタックルでなぎ倒しておきながらも、審判に“ボールだろう!”と吠えている姿は正に狂犬。ボールに触らなくともサッカー選手として食っていけるのは、世界中探しても彼だけかもしれませんね。
これは私の勝手な思い込みだが、3ボランチにはかなりの思い入れがある。
実は日本が最初にW杯に出場した98年W杯あたりから、ずっと日本サッカーは3ボランチにしろ!と提唱し続けていたからです。その度にサッカーをしている友人やブログの中でも、「非現実的だ」とか「2人でも難しいのに3人なんて」とか「後ろがかり過ぎる」「そんなことやっているチームはいない」とか、数々のお叱りを受けてきた。
ミランというチームが好きなわけではないが、その3ボランチの有効性を証明してくれたことがうれしくてならない。
そして、これからも私は日本サッカーには3ボランチが合う、言い続けると思う。オシムさんがどう考えているはわからないが、ボランチ大国と言っても過言でないほど有能な中盤の選手が揃っているのは世界でも稀だと思う(他のポジションの選手が寂しいことの裏返しかもしれませんが)。
小野や中村剛はピルロ、今野や鈴木にはガットゥーゾといういい見本がいるんですから。
話が反れまくりましたが、さすが決勝だけあってどちらも持ち味が活かされた好ゲームだったと思います。負けたリヴァプールのサッカーがよくなかったとは全く思いません。それは、落ち込みながらも、選手に労いの拍手を贈っていたサポーターの映像を見ても一目瞭然です。
私の言っていることは所詮結果論。サッカーの勝敗は気まぐれなものです。
“いいサッカーをした方が勝つとは限らない”というサッカーの理不尽さは、今も昔も変わらない。
それにしても、真夜中に起きてキックオフを楽しみしていた人は、いきなり人気アイドルが出ていてビックリしたでしょうね。
あんな時間に起きるサッカー馬鹿(すいません。私もなんでお許しを)は、観戦する前にそんなものを欲していないんですよ、テレビ局さん。あの青臭いコメントがなければ、後10分寝れたのに・・・と思った人も多いことでしょう。
「私、好きなタイプはキムタクとジェラードとカカ」なんていう人はいないんですから。もし、そんな奴がいたら「首尾一貫せぇ!」と一喝してやります。
メディアの方々は少し足元を見つめなおして下さい。
来年はどんなカードになるんやろか。今から楽しみ。
posted by uzura176 |23:18 |
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2007年05月20日
野球の話ばっかりになってしまうのですが、昨日偶然にも非常に悲しいシーンを目の当たりにしまったので・・・
イチロー選手の連続盗塁成功記録(ア・リーグ新の45回連続)がついに止まってしまった。
盗塁は、絶対的走者不利ということが定説です。“盗塁”とはよく言ったもので、投手の投球モーションを盗まない限り成功しない。走って次の塁を得るものなのに、走力が100%を占めるわけでない所もまた奥深い。100世界記録保持者のアサファ・パウエルが試みてもほとんどアウトになってしまうだろう。暴論ですが・・・
そんな、成功率の低いものを45回も連続で成功させてきたイチロー選手は、正に野球の神とも言える存在であることに、もう説明はいらないだろう。なんでも、1年以上盗塁でアウトにならなかったらしいです。
でも、記録はいつか途絶えるもの。なにもそれが悲しいわけではない。その理由が腹立たしくてならないのだ。
ファンの方は御存知だと思いますが、厳密に言えば、彼は盗塁を失敗したわけではない。チーム(監督)がヒットランド・ランを試みて、その失敗が記録上、盗塁失敗となってしまったのだ。
エンドランは打者がボールをバットに当てて初めて成立する。それを信じている打者は、ワンテンポ遅らせてスタートを切る(牽制球で刺されるようなリスクはとってはならない)。もし、打者が見逃せば(空振りも含めて)走者は9分9厘アウトになる。なんせ、盗塁とはスタートが命なのですから。もっと厳密言えば、イチロー選手は盗塁すら試みていないのである。
「そんな結果論を言っても始まらない」とお叱りを受けそうですので、その場面を振り返ってみよう。
5-2でマリナーズ3点ビハインドの7回裏、先頭打者のイチロー選手がセンター前ヒットを放ち、ノーアウト一塁。次打者のカウント2ボール1ストライクからの4球目(アウトコースのボールになるストレート)にイチロー選手は盗塁(厳密にはエンドランなのだが)を試み、二塁ベース上でタッチアウト。
これだけの説明だけでも、突っ込みどころ満載である。
まず、3点ビハインドのチームが多くのリスクを背負って、1点奪いにいくなんてことはあってはならない。なんせ、点取りゲームの野球は相手より多く点を奪わなければならないのですから。
この局面でのエンドランは奇襲でもなく、常軌を逸した作戦と言える。序盤ならありえなくもないが、もう7回である。塁を埋め、一気に大量点を狙うのが極々常識的な考えだ。
高校野球であれば、ありえるかもしれませんが(どちらかというと盗塁やエンドランよりも堅い送りバントの方が多い)。
ここでエンドランのサインを出した監督は、まず野球をわかっていないことがわかる。
そして、振る事(空振り)すらしなかった打者。おそらく、サインを見逃していたのでしょうが、野球で飯を食う人間の犯すミスではない。アマチュア野球でも、こんな初歩的なミスをすれば引っ込められます(出続けてましたが)。
もっともっと詳しくやろう。なんせ、一部始終を観ていたのですから。
2ボール1ストライクになるまで、投手のコロン選手はたった3球の間に、イチロー選手に4回もの牽制球を放っている。イチロー選手の足に対して、”超“がつくほどの厳戒態勢である。あまりのしつこさに、スタンドから大ブーイングが起こっていたことからも、その警戒ぶりはうかがえる。
しかも、投球動作はかなりのクイック投法で球種も直球がほとんど。この時点で、盗塁はできない。いや、これでも試みるのは勇敢でもなんでもなく無謀以外のなにものでもない。スマートなイチロー選手であれば、早々と盗塁の選択肢は消したはずである(というか、本人には鼻っから走る選択肢なんてなかったようです)。
ただ、“走れ”のサインが出てしまえば、走らざるえない(それがどんな馬鹿げた作戦でも)。それが、主(監督)に絶対服従の野球のいい所でもあり悲しい所でもある。
イチロー選手の走っている姿だけ見ても、その儚さは滲み出ていた。
基本的には、打者がボールに当てるのを信じて走るしかないエンドラン。イチロー選手は、スタートを切ってから二塁につくまでのほとんどホームプレート付近を見て走っていた(そうしないとならない。ただ横を見ながら走るので必然的に遅くもなる)。純粋な盗塁であれば、ただ無心に2塁ベース目掛けて突進するのですが・・・そして、バッターが見逃したことを見届けた瞬間(一塁二塁間7分目あたり)で諦めてしまった。勿論、悠々アウト・・・
あの時のスタンドには、なんともいえない虚脱感が漂っていた。ファンもその大記録を知っていたでしょうし(本人以上に実況の方が落ち込んでいたのには驚きましたが)。
野球には、数々の記録やスタッツがあるが“連続”とつくものは特別である。だって、そうじゃないですか。1年単位の記録などは、何度でもチャンレンジできる。でも“連続”ものは、その選手にとっても一生に1回あるかないか。また、やり直しましょっ、ってなわけにはいかない。
それを、馬鹿な指揮官や(あのサインを出せば、記録が途絶える可能性が高くなることくらい素人にでも分かるのですが)最低限の仕事すらできないチームメイトによって潰されてしまったのが、悲しくてならない。
せめて、本人が納得できる失敗やミスで記録を終わらせてあげたかった。というのが、ファンの思うところではないでしょうか。
マリナーズの野球を観ていていると、“本当にMLBって世界最高峰のリーグなの”と思うシーンが多々ある。個々の技量が低いわけではない。単に野球がエエ加減なだけだ。2年連続でぶっちぎりの最下位という意識はあるのだろうか。
ファンに対して、失礼な野球、そしてプレーはなしない。これがプロである大鉄則である。そこすら欠けているマリナーズの野球は観ていてあまりいい気がしない。もしかして、それを最も肌で感じているのはイチロー選手なんかな・・・
彼は今年FA権を取得する。このままじゃ、逃げられまっせ、シアトル・マリナーズ。
以上、大記録が途絶えた瞬間のレポートでした。
ああぁ、またあのシーンを思い出したらムカムカしてきた。
posted by uzura176 |01:13 |
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2007年05月14日
続きです。
第一にやること。今回の問題となっている不正のほとんどはお金。まずはその金を返すことからやるべきだ。何もおかしいことはない。もらっちゃいけないものをもらっているんだから。元々、無法地帯なんだから時効なんて言っても認めませんよ。当然不良債権にもしません。使ってもうなくなっていたり、現在伸び悩み活躍していない選手(お給料が少ない)には分割払いでも良しとしましょう。
おそらく、その金額は莫大な(100億はゆうに超える?)ものになるはず。アマ球界に流れたお金も含めたら更にその額は膨らむことだろう。
当然、そのお金は、ことの発端になった球団(企業ですが)に返還されるなんてことはありえません。むしろ、不正なお金を出した側には、また違う意味でペナルティー(罰金や企業名を出さない等)を科さなければならないくらいです。
その集まった膨大なお金は、日本野球基金としてストックする。そして、長い日本野球の歴史で、未だ設立すらされていない“日本野球協会”発足のために使う。
それは、今の権限もお金もないプロ野球機構のようなものではない。野球に興味すらなく、保身しか考えないコミッショナー(現在の)なんてものも、もういらない。
プロもアマも統括し、絶対的な権限をもち、本当の意味で法整備ができる機関である。
日本の国技とも言っても過言ではない野球を支える組織は、強大でなければならない。そして、そんな想像を絶する組織を早急に作るには、途方もない資金が必要だろう。野球界で噴出している裏金・不正金問題は、その資金を捻出するチャンスだと考えてしまってはいけないものでしょうか。
ただ、お金を返すだけで罪を償うことになるのか、という意見もあるかもしれません。
事実、他のスポーツ団体や組織ではもっと厳しいはずだ。
先日、Jリーグでは、川崎フロンターレの我那覇選手が、Jリーグの規則に触れることを知らずに静脈注射(にんにく注射は野球界では問題ないと思いますが)で厳罰を受けました。それを実施したチーム(こちらも規定に引っかかることを知らず)にも1000万円の罰金という厳しいペナルティが科されました。強い協会を持つ組織は、各チームの規則違反に対して厳しく対処することができる。
今の野球界はそんな普通のこともできない。
でも、規定以上のお金を受け取った選手に、長い期間の出場停止などの処分を科すと、それこそプロ野球が即崩壊、というか成り立たなくなるでしょう。それだけ多くの人間(選手)が関わっているだろうから・・・
ただ、せめて不正な金銭の授与に関わった者(選手だけに限らない)の実名と不正額は公表すべきである。社会的地位のある者にとって、それはかなりの羞恥をさらすことになる。その恥と金銭返還をもって今回の処分としたらどうだろうか。ファンもその方が納得すると思う。少なくとも臭いものに蓋をされ続けている現状よりは。
“協会”の必要性を訴えるのには訳がある。プロとアマの垣根を取って、野球界全体から成るピラミッド型を形成することもそうだろう。でも、それだけではない。
2年前、企業スポーツの粋を脱していないプロ野球は、その身勝手な企業理論による合併(実質的には買収)が行われた。その時、立ち上がったのが選手たち。ストライキという手段をもって、企業集団と戦ったことは記憶に新しい。その選手会に多くのファンが賛同し支持した。ただ、雇う側と雇われる側との闘争には、限界があることも確かだろう。
そして、今回の裏金・不正金問題は、以前の構図とは違う。2年前対立した両者は、あいまみえる関係ではなく、共犯の関係にある。選手側までもが加害側になってしまった場合、今の球界にはその不正を問い、是正する者がいない。こんなに悲しいことがあるだろうか。
野球は一体だれのものなんでしょうか。金儲けや広告塔として利用する企業のもの?それとも、野球をして(プレーして)一般の人よりも、何十倍も何百倍も稼ぐ人のもの?
野球を“文化”と捉えるならば、誰しもが楽しむことのできる公共財でなければならないはずだ。一定のものが利用し、そして得をするものなんて、スポーツ(野球)でなければ文化でもない。今回噴出した問題は、野球界がそれを証明している事件だと私は思う。
「野球を守る」ためには、強大な監視機関も必要だ(人気稼業ということを踏まえれば)。唯一のプロ野球の理念とも言える野球憲章は何のために存在するのか・・・存在価値すらなくなりつつあるように感じてなりません。“日本野球協会”は求められているものではなく、不可欠なものである。
現在、プロ野球のシステムや制度を作るのは、12球団の代表が集まるオーナー会議である。私はこれを“お代官会議”と呼んでいる。もちろん野球界の将来を考えるチームもあるだろう。でも、結局は営利目的でしか野球を捉えていない者たちの集会が、野球を守るものになるはずがない。ましてや、江戸の悪代官が絶対的な権力と権限を持ってしまっているのだから、“会議”という言葉さえも虚しく聞こえてしまう。
長々と多くの理想論やきれいごとに終始してきました。ここまで来ると妄想の域に達していると自分でも思います。
でも、そういう所から始まるものなんではないでしょうか。いや、もっと言えば、理念や理想論すら持たずに、今の今までを引っ張ってしまったことが、腐った野球界を作り上げた要因なのではないでしょうか。
常々、私自身もドラフトやFA権の改革を訴えてきたが、もうそんな表面的な制度改革だけでは、今のプロ野球は変われないと思う。ルールや制度を見直しても、また今回のように裏道をつくり、規制の網をかい潜ることは目に見えています。そんな悪循環はもうたくさんです。
ファンはおもしろい野球を見たい、そして楽しみたい、それだけのはず。
私は20年以上楽しんできたプロ野球を、もう今までのように見ることはできない。それでも、野球馬鹿の私は待ち続けると思います。
いつの日か、また幼いころのようにプロ野球を観れることを願いながら・・・
posted by uzura176 |23:06 |
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2007年05月14日
西武ライオンズの裏金問題から端を発した今回の騒動。
氷山の一角とはいえ、少しでもプロ野球の抱える闇社会が垣間見えたことを私は前向きに捉えている。なぜなら、プロ野球が変わるチャンスだと思うから。
でも、その当事者たちや悪行がバレていない者、そしてそれらの根源となる組織は、何事もなかったように振舞っている。また闇社会を維持しようとしているように思えてならない。
なぜそう思うのか?単純明快である。プロ野球は例年通り開幕し、ペナントレースが行われている。こんな大事件、不正が行われていた事実が発覚したというのに・・・
社会には法があり、そのルールを破ったものは罰せられる。そんな極々当たり前の常識すら、プロ野球という組織の中では通用しない。規定で定められた範囲外の契約金を受け取っていたベイスターズのM投手が「野球で頑張って取り返すしかない」という発言だけをとっても、この組織全体が罪(規則を破ったこと)に対する意識の低さを表している。
何も彼を糾弾したいのではない。なぜなら、彼のように規則を犯して金銭を授与した者、そして受け取った者が、今の野球界に数多くいることは想像に難くない。私はもらう側(選手だけに限定しても)だけでも、ゆうに3桁はいるのではないかと・・・
バレていないだけである。そして、バラす気もさらさらない。
ある球団関係者(関係者どころかお偉いさんだが)は悪びれもせず、「今、裏金や不正なお金を全て公表してしまうとプロ野球は消滅してしまう」と言っていた。その言い分には、バレたら信用も組織も全て崩壊してしまうようなことをやっていたという自覚すら感じられない。
大いに結構。不正とお金にまみれた組織をこのまま維持しても、近い未来そうなることは明白である。悪の根源を放置して改革などありえない。まずは“破壊”という作業があってから、初めての“改革”だろう。
何も“野球”を破壊するのではない。あくまでも“野球界”をだ。
良く悪くも、お金が絡む今回の問題は、改革にもってこいの機会なのかもしれない。
今現在、M投手のようなお金(もちろん規定外の)を受け取った選手たちは、何を想いプレーしているのだろうか。見つかっていないからセーフと思いながらプレーしているのか、それともM投手のようにプレーで取り返すと考えているのか、それとも悪びれてすらいないのか・・・大金を手にしたことのない私には分かりかねるが、どれにせよ後ろめたい気持ちを抱えながらしていることだろう。
そんなビクビクしながら(バレたらどうしようと)とプレーしていても面白くもなんともないはず。どうだろう。白状しちゃえば。
なんて簡単にできないだろうから、西武がやったように各チームが外部の人員で構成する委員会を作り、裏だったものを表にする。ここ数年、企業や政治の世界でも常識になりつつある情報公開だ(このような問題がまだまだ隠れ続けている野球界は、世の中の風潮を逆行しているとも言えるのだが)。西武のように調べるだけ調べて核心部分は何も公表しないのでは意味ないが…
どこのチームも、そんな不利益になることに対し首を縦に振るはずがない。だが、それをのむことが、今まで野球を汚し、ファンをだまし続けてきた最低限の償いだと私は思う。
“膿を出す”なんて言葉をすぐに使いたがるが、どうせ自分たちでそんなことができやしない。そんな最も思想があるのであれば、最初から不正や裏金なんてありゃしない。
そして、不正に関わった者全てが罪を認め、そして罰を受ける。ここから始めないと何も進まない。
じゃ、改革とは?そしてどのようにことを進めていくことが望ましいのか・・・
私の個人的な見解(というか願望)は次回へ
posted by uzura176 |02:40 |
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